本日、2学期の始業式が行われ、その場で下記の表彰も行われました。
【 吹奏楽部 】 東京都吹奏楽コンクールB組=銀賞
【 野球部 】 板橋区軟式野球連盟・新人戦=第3位
【 ソフトテニス部 】 区民体育大会・金丸&岩下ペア=第3位
おめでとうございます!
2学期も、すべての部活動のますますの活躍に期待しています。
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いよいよ2学期がスタートしました。 今日から12月下旬まで4ヶ月近くあるこの2学期は、年間で最も長い学期です。 そのように長く続く学校生活を通して、私は皆さんにお願いが一つあります。
それは「授業で学力向上を図ってほしい」ということです。 学力を向上させるためには、家庭学習も欠かせません。 また、塾や家庭教師が、学力を上げる重要な要素になっているという人もいるでしょう。
ただし、先ほども言ったように、連続して送る学校生活が長いということは、それだけ多くの授業を受けるということです。 だとしたら、その授業で学力向上を図れれば、これほど効率的なことはありません。
今から皆さんに、授業で簡単に学力を上げる3つの習慣を教えます。 それは、『あじみこし』の『し=姿勢』とも関連することですが、その習慣を身に付けて毎時間実行すれば、学力は確実に上がります。
まず一番目は、「授業中、常にペンを持つ」という習慣です。
鉛筆、シャーペン、ラインマーカーなど何でも良いので、授業中は常に何かしらのペンを手にしてください。そして、ノートをとるだけでなく、重要なことをメモしたり、マーカーで印を付ける習慣をつけるのです。
次に二番目は、「授業中、元気な声を出す」という習慣です。
先生の質問に答えるときはもちろん、教科書を音読するとき、指名されて「はい」という返事をするとき、さらには始業・終業の挨拶なども、意識して大きく元気な声を出すようにしてください。
そして、三番目は、「顔を上げて授業を受ける」という習慣です。
教科書を見たりノートやメモを取ったりしているとき以外は、常に顔を上げて先生のほうを見るようにしましょう。 窓の外を眺めたり、机に突っ伏したりするなど、論外です。
「ペンを持つ」「元気な声を出す」「顔を上げる」 以上の3つに共通しているのは、「授業に対する前向きな姿勢」です。 したがって、それらを意識するだけで、授業を能動的に受けられるようになります。
授業を能動的に受ければ、同じ授業でも受け身で過ごした50分間に比べ、吸収できる知識の量は増え、理解の度合いも深まります。 ですから、3つの習慣を徹底するだけで、学力は確実に上がるのです。
また、今日はこの後の学活で、担任の先生から板橋区教育委員会・中川教育長のメッセージが配られ読まれます。 『板橋区の子どもたちに育ててほしい3匹のカエル』と題されたメッセージです。
3匹のカエルとは、授業中に「かんがえる」、「まちがえる」、授業を「ふりかえる」をもじったもので、それらもまた学力向上に欠かせない3つの習慣と言えるでしょう。ぜひ、しっかり読んで頭に入れてください。
中川教育長のメッセージの『3匹のカエル』が、授業で学力向上を図る心のあり方なら、私が紹介した「ペンを持つ」「声を出す」「顔を上げる」という3つの習慣は、授業で学力を上げる体のあり方です。
今日からの4ヶ月間、全ての三中生が、全ての授業でこれら3つの習慣を身に付け実践し、学力向上が図られることを願います。
では、Please repeat after me. 授業で学力を上げる3つの習慣を、みんなで復唱してください。 【ペン持て! 声出せ! 顔上げろ!】