水泳部(後期課程)関東大会出場決定!

 6月24、25日に行われました、東京都高等学校選手権水泳大会
(東京辰巳国際水泳場)にて、本校6年生男子が50m自由形にて5位入賞を果たし、7月22〜24日に行われる関東高等学校水泳競技大会への出場を決めました。

詳細以下の通りです。

男子50m自由形 決勝5位 23秒95

※本タイムは8月に開催される全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会への出場権も得ています。

尚、関東大会は栃木県(小山 県立温水プール館)にて開催されます。

インターハイへの出場へ向けて応援よろしくお願いします。

九段コズミックを開催しました

 6月17日(土)に都内の小学生を対象とした理数体験講座「九段コズミック」を開催しました。
 理科では、金属の特性をテーマに、人類と金属の関わりや金属加工の歴史を学んだり、酸化銀や酸化銅などの酸化物から金属を取り出す様子を観察したりした他、融解した金属を鋳型に流し込み、古代の金属鏡造りに挑戦しました。
 数学では、「自然における数の不思議」と題して、素数や数列をセミの繁殖周期や図形マジックなど身近な事象と関連付けて学びました。

<Aさんの感想>
 耳で聞いて学ぶだけでなく、実際に目で見たり、体験したりして学ぶことができて、より深く興味を持つことができました。今まで理科は苦手でしたが、古代の鏡をつくるというなかなかできない体験をすることができて、理科はこんなに楽しいものなんだ、と気付くことができました。金属は、すごく高い温度でしか溶けないものだと思っていたけれど低い温度で解けるものもあり、金属によって解ける温度が様々なのだということを初めて知ることができました。鉄をつくる実験は、普通の公立の中学校ではできないことだと思います。九段中等は、今日のような大掛かりな実験をすることができてすごいな、と思いました。今日は様々なことを知ることができて、とても楽しかったです。

<Bさんの感想>
 私は、初めにやったセミの繁殖周期の計算が楽しかったです。繁殖周期が12年のセミ、13年のセミ、14年のセミを比べると、素数である13年のセミが、約数の数が一番少ないので、100年後のセミの数が最も多いということを知って、驚きました。また、交雑の頻度を考える時は、同じグループになった参加者や九段の生徒と協力して計算できました。終わらなかった部分は、家で続きを計算して求めたいです。最後の図形の問題では、同じ図形を組み合わせたはずなのに、組み合わせ方によって面積が変わることを不思議に思いましたが、様々な図形で試してみると、よくわかりました。今度、違う形でもやってみたいです。今回、九段コズミックに参加できて、とてもよかったです。とても良い経験になりました。

参加して下さった小学生のみなさん、ありがとうございました。

前期女子バスケットボール部千代田区選手権大会結果

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 6月18日に千代田区選手権大会第2回戦が行われ、本校前期女子バスケ部が出場しました。
 相手は前大会優勝の麹町中学校。一時は7点リードする等健闘しましたが、大接戦の末38―45で敗退となりました。この試合にて、3年生は引退となります。これまでも、さらに当日にも多くの方に応援に来ていただきました。暖かい応援がここまでの原動力となりました。ありがとうございました。新チームになりましても、変わらぬご声援よろしくお願いいたします。

 応援に来て下さった皆様、本当にありがとうございました。本当に悔しいゲームでしたが、この悔しさをバネにこれからもバスケットボールを頑張っていきたいと思いますので、今後も女子バスケットボール部の応援をよろしくお願いいたします。(キャプテン)

黒田有彩さんによる特別授業「宇宙と物理」を実施しました

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 6月12日(月)、5年生と6年生物理選択者を対象に、NHK高校講座物理基礎にも出演されていた黒田有彩さんを講師としてお招きし、「宇宙と物理」をテーマに特別授業を実施しました。黒田さんからは、宇宙と物理学に関する最新トピックスや相対性理論に関する興味深いお話の他、黒田さんが学生時代に宇宙に興味を持ったきっかけなどもお話しいただきました。最後に、「努力は夢中に勝てない」というお言葉と共に、何かに夢中になることの大切さを教えていただきました。生徒たちにとって、宇宙を身近に感じると共に、自らを見つめる良い機会になったと思います。

東京都高文連 文芸部門地区大会

 6月11日に、東京都高文連主催の地区大会が行われました。
 今回は、詩と俳句の2部門での参加でした。
 午前中は詩人の高柳誠先生による講演、午後は分科会に分かれて協議と連詩の創作を行いました。各分科会で、本校生徒3名が司会、1名が書記として、会の運営に携わりました。
 閉会式では、優秀な作品が表彰されました。本校生徒では、俳句部門で優秀賞1名、詩部門で生徒賞1名が受賞しました。俳句部門で受賞した生徒1名は、8月に行われる関東大会への出場が決定しました。
 
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29年度 第1回ポエトリー交流会参加

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 本年度もニューヨーク、韓国、沖縄、静岡の生徒たちと詩を通して交流をする「ポエトリー交流会」が行われ、本校の文芸部3名が参加してきました。
 第1回目は「子供のころ」というお題のもと、各生徒が詩を創作し、発表し合いました。
 今度も定期的に交流を続ける予定です。
 以下に当日発表した作品を紹介します。


『言葉』 

みんなの心が見えたらいいな
小学生の私には
漠然とした
そして唯一の願いだった
もし心が見えたなら
その子にぴったりな言葉を掛けられて
友達の心の動きを見て楽しんで
自分の良いところも悪いところもよくわかって
そしてもちろん
気になる子が誰が好きなのかだって
なんでもわかるから
人生はバラ色に染まって
向かうところ敵なし
成長して気付いたのは
鈍感でよかったということ
もし心が見えたなら
人の悲しみも
人の憎しみも
人の悪いところが
鮮明に見えてしまったことだろうから
見えすぎるのは困りもの
わたしはあまのじゃくだ
見えないのは不安で仕方ない
でも何も見えないのを良いことにして
楽しく生きて
笑っていたい


『あの日々』

おばあちゃんが小さいころ
ちいさかったおばあちゃんは おもちゃの乳母車で 
人形の世話にあけくれていたそうだ。
みんなの優しい視線に包まれた日々。


お父さんがが小さいころ
ちいさかったお父さんは 友達と 神社の境内で暗くなるまで遊んでいたそうだ。
夕日に縁どられた日々。


先生が小さいころ
ちいさかった先生は 学校の帰り虫と共に
 大冒険をしていたそうだ。
 木漏れ日を透かして見える日々。


 私が小さいころも
 そんなにかわらない
 テディベアの世話をして
 公園で暗くなるまでかけまわって
 地下を探検して
 ありの巣を訪問して……
 時間なんか気にせずに。
 あの日々。

 小さいころの あのきらきらした日々は 
 忘れかけている人々にも きっとあったのだろう
 むっつりしたクラスメイトにも
向かいのおばさんにも
今、すれ違った人にも。

 だから私は思う
 小さいころの私だったら
 彼女ら、彼らと
 どんなにか素敵な友達になれただろうって



『兄と私』 

兄はいつも「泣き虫」と言ってきた
わたしはいつも「弱虫」と言った
兄はいつもオカシをとった
私はいつもオモチャをとった
兄はいつもイジワルをした
私はいつもツゲグチをした
似ているところもあった
兄はいつも強気だった
私はいつも強気だった
兄はチャーハンが好きだった
私もチャーハンが好きだった
兄は水泳が苦手だった
私も水泳が苦手だった
嫌い、きらい、キライ
と言っても結局スキ
なぐさめてくれたよ
手伝ってくれたよ
守ってくれたよ
教えてくれたよ
叫びたい
私の兄は
世界イチ優しいって・・・・・・

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