最新更新日:2020/10/01 | |
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1月3日(水)校長雑感『冬来たりなば…』
年末は 【年末寒波】という言葉を何回か天気予報で耳にしました。 特に北日本や北陸では低気圧の発達に伴い大荒れの天気となり、大雪の被害も報告されていました。
以来、東京都心でも【新春寒波】と続いています。 冬休み中、特に校庭の部活動を取材していた時には、体が芯まで冷え切ってしまいました。 そんな時、かじかんだ手で何気なく撮影したのが(写真・上)です。 手前のサクラの樹もすっかり葉を落として見るからに寒そうですが、梢に近づいてよく見てみると、つぼみが確実に膨らんできているのがわかります(写真・下)。 冬の厳しい寒さは、すぐそこまで暖かい春がやってきていることの証左であると、小さなつぼみが教えてくれているようです。 使い古された言葉かもしれませんが、【冬来たりなば、春遠からじ】 温室の中で冬を過ごす者は、春の訪れに気づきません。 肌を刺すような北風に耐えた者だけが、春の日差しの暖かさを実感することができます。 サクラ咲く春までもう少し。 3年生の皆さん、頑張りましょう! 校長 武田幸雄 1月2日(火)初夢
写真は、学校から見た富士山です。
穏やかなお正月をお過ごしのことと拝察致します。 さて、私たち現代人の生活様式は、衣・食・住さまざまな面で洋式化されています。 しかし、このお正月だけは【和】を感じる歳時記がたくさん残っています。 初詣、おせち料理、門松、羽子板、振り袖姿 …。 1年を通して見るもの聞くものの多くが【洋】となりつつある今日、せめてお正月ぐらいは【和】の気分に浸ってみるのもよいのではないでしょうか。 1月2日は、そんな【和】を感じる歳時記の一つ「初夢」です。 以下、『日本人のしきたり』(青春出版社)という本から「初夢」について引用しますので、『おりたたみ記事』をクリックしてください。 皆さんが、縁起の良い初夢を見られますように! 校長 武田幸雄 1月1日(月・祝)『元日』
あけましておめでとうございます。 昨年は、本校の教育活動にご支援・ご協力を賜り有り難うございました。 本年も『東京で一番の学校』を目指して奮励努力いたしますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、本日は1年で最初の祝日『元日』です。 1948年(昭和23)、「国民の祝日に関する法律」(祝日法) により【年のはじめを祝う】ことを趣旨に制定されました。 1月1日は海外でも祝日にしている国が多いので、国際的祝日であると言えます。 参考までに「元日」の【元】の字には「一番初め」という意味があります。 「その年の一番初めの日」だから「元日」。 大変わかりやすいですね。 ただし、「元旦」というと、少し意味が違ってきます。 「元旦」の【旦】の字を分解すると、「日」が太陽を、「一」が水平線や地平線(雲という説も)を表しています。 そして、それら(一)から太陽(日)が昇ってくる様を表したのが【旦】なのです。 つまり、「元旦」とは「1月1日(元日)の朝」を意味する言葉なのです。 したがって、「元旦の朝」という重複した言い方や「元旦の夜」といった矛盾した言い方は、間違っていることになります。 【一年の計は元旦にあり】 と言います。 今朝は朝寝坊したという人もいるかと思いますが、なんとか午前中には「一年の計(今年一年の目標や計画)」を立ててみてはどうでしょうか。 校長 武田幸雄 |
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