4月16日(火)本日の授業風景
【写真・上】1年1・2組 英語の授業の様子です。
ALT(アシスタント・ランゲージ・ティーチャー=外国語指導助手)の先生も入られて、英語の挨拶表現を練習しています。 ジェスチャーも大事とのことでしたね(写真は、happy=おめでとう)。
【写真・中】2年3組・音楽の授業の様子です。
発声(発音)練習を行ってから、校歌を歌っています。 中学校に入って1年が経ち、体も一回り大きくなった2年生は、校歌も堂々と歌えるようになっています。 先生からも「一発OK」が出ていました。
【写真・下】3年3組・技術家庭(技術分野)の授業の様子です。
『エネルギーの変換と利用』の学習で、機械の運動を伝える仕組みを取り上げています。 実際に自転車を用いて、ペダルをこいでから後輪が動くまでの仕組みと各部分のはたらきを確認していました。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-16 12:21 up!
4月15日(月)本日の授業風景(3)
1年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
本校では、数学と英語で「習熟度別少人数授業」を導入しています。 これは、簡単に言うと「習熟度別」つまり、学習の理解度を参考に「少人数」つまり、通常の学級編成より少ない人数で行う授業形態です。
学びのエリア小学校(板一小・板八小・中根橋小)のご協力により行った「小学校・まとめテスト」のデータをもとに、グループ編成はすでに春休み中に行いました。 そのおかげで最初の授業から「習熟度別」です。
「少人数」については2クラスを一度合体させ(36+36=72人)それを3グループに分けました(72÷3=24人)。本校では小学校の協力も得ながらこうした授業形態を活用し、学力向上を図っていきます。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-15 13:23 up!
4月15日(月)本日の授業風景(2)
2年2組・道徳の授業の様子です。
道徳は今年度より「特別の教科(道徳科)」となりました。 それに伴い今年度からは、板橋区の公立学校は統一した教科書を使用しています(昨年度までは、学校ごとに副読本や資料を選べました)。
教科書になったことを受けて、本校では早速デジタル教科書も使用しています。 電子黒板に映し出される教科書や、パソコンを活用した動画等を見ていると、それだけでも道徳の時間が大きく変容する気がします。
そして、何よりこれからの道徳の授業に求められているのは「考え、議論する」という過程です。 本日も【よりよく生きる喜び】をテーマにした教材を用いて、自分の意見と友達の意見を比較し、考えを深めました。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-15 13:15 up!
4月15日(月)本日の授業風景(1)
3年2組「総合的な学習の時間」の様子です。
約1ヵ月後の5月17日〜19日にかけ、3年生は2泊3日で京都・奈良方面へ修学旅行に出かけます。 この時間は、その初日に奈良公園で行う班行動の計画を立てていました。
初日の班行動は、実質的には約1時間しか時間をとれません。 その中で、集合時間に遅れないよう班員で相談しながら、見学する神社仏閣を決めています。 途中でおやつを食べる班は、その時間も計算に入れます。
さらに、奈良公園名物の「鹿せんべい」を鹿にあげたい班は、その時間も組み入れます。 短い時間で制約が多いぶん選択肢も限られますが、よく話し合って思い出に残る班行動計画を立ててください。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-15 13:11 up!
4月15日(月)全校朝礼・校長講話
本日の朝礼では、下記の表彰も行いました。
【ソフトテニス部】第4ブロック大会男子団体=第3位
おめでとうございます! 他の部の活躍にも、期待しています。
※校長講話の内容は、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。
校長講話・ここをクリック
全校生徒そろっての朝礼は今年度第1回目なので、今日は板三中で大切にしている基本的生活習慣について話したいと思います。
言うまでもなく学校は勉強する所ですが、その「勉強」は、各教科の学習だけではありません。 いつか社会に出たとき、周囲の信頼を得るために必要とされる一般常識を身につけることも、大事な勉強の一つです。
したがって、今から皆さんに話す基本的生活習慣は、言い方を変えれば「社会的信頼を得るための最低条件」と言えるかもしれません。
そして、本校ではそれらの頭文字をとって【あじみこし】と呼んでいます。 2・3年生はもちろん、私が道徳の授業でお邪魔した中根橋小学校出身の1年生も、覚えているかと思います。
まず【あじみこし】の【あ】は、挨拶の【あ】です。
挨拶は、人間関係の潤滑油と言われます。人とのコミュニケーションの第一歩として、自然な形で気持ち良い挨拶ができる習慣をつけてください。
私も、皆さんに対してそう心がけていますが、気持ちの良い挨拶を自分からするようにしましょう。 最低限、誰かから挨拶されたら、きちんと返すようにしてください。
次に【あじみこし】の【じ】は、時間の【じ】です。
集団生活や人との関わりの中で時間を守らないと、それは他者の大切な時間を奪うことになるということを忘れてはいけません。
日頃からチャイム始業や5分前行動を心がけ、自分にとっても周囲の人にとってもかけがえのない時間、二度と取り戻すことのできない時間を大切にする習慣をつけてください。
【あじみこし】の【み】は、身だしなみの【み】です。
集団生活においては、流行や個性を優先したおしゃれではなく、清潔な身だしなみ、時と場所をわきまえた身だしなみを心がける必要があります。
プライベートな時間・プライベートな空間で楽しむおしゃれと、公的な時間・公的な空間で守るべき身だしなみを区別し、しっかり使い分けられるようにしましょう。
【あじみこし】の【こ】は、言葉遣いの【こ】です。
話す相手、話す場所、話す状況にふさわしい言葉遣いを心がけてください。 言葉には、その人の考えや思いだけでなく、その人の品格が現れます。
少なくとも「ウザい」「キモい」「死ね」「消えろ」など、相手を傷つける言葉、自分の品格をおとしめる言葉は、人に対して絶対に使ってはいけません。
最後に【あじみこし】の【し】は、姿勢の【し】です。
一日の生活の中には、意識して姿勢をつくらなければならない場面もあります。 人の話を聴くとき、授業を受けるとき、食事をするとき、道具を使って作業するとき…。
そうした場面では、それにふさわしい姿勢をつくる必要があります。 そして、その一つ一つに「それが礼儀やマナーだから」「集中力や作業効率が高まるから」「安全を保つため」といった理由があるのです。
【あ】元気な挨拶ができる 【じ】きちんと時間を守れる 【み・こ】その場にふさわしい身だしなみ・言葉遣いができる 【し】正しい姿勢がとれる…。 以上の【あじみこし】は、あらゆる社会で要求されます。
したがって、社会に出たときそれらが身についていなければ、どんな学歴があっても、どれだけ外見を装っても、周囲の信頼は得られません。 ぜひ、日頃から【あじみこし】を意識した学校生活を送りましょう。
【学校日記】 2019-04-15 13:08 up!
4月14日(日)今週の予定(4/15〜20)
※ 写真は、先週の授業風景です。
4月15日(月)【通常授業】 全校朝礼 専門委
16日(火)【通常授業】 個人写真撮影
17日(水)【午前授業】 区中研一斉部会(部活再登校)
18日(木)【通常授業】 全国学力・学習状況調査(3年)
19日(金)【通常授業】 (部活再登校)
20日(土)【土曜授業】 (学校公開)
★ ★ ★ ★ ★
※ 17日(水)は、板橋区立中学校の先生方の研究会があるため、午前授業で給食後に下校となります。
※ 20日(土)は土曜授業で、1〜3時間目まで学校公開です。 時間割等の詳細は、別途配付のプリントをご参照ください。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-14 07:17 up!
4月13日(土)一週間を振り返って
※ 写真は、入学式当日の学校の桜です。
8日(月)に始業式、9日(火)に入学式が行われ、以降は3学年そろっての学校生活がスタートしました。 そして、授業を大事にする本校では、入学式の翌日から給食も含め通常授業となっています。
ただし、まだ時間割は正規のものではなく、多めの学活や新入生歓迎会、身体計測等を設定していました。 そのため、1週間があっという間に過ぎたように感じた人も、大勢いるのではないでしょうか。
一方で、特に大きく環境の変わった1年生の中には、少し疲れを感じている人もいるかもしれません。 また、今週は冷たい雨が降り続く日や、強風の吹き荒れる日があったりと、天気も不安定でした。
環境の変化と天気の変動とで体調を崩さないよう、この週末は意識して体を休めるようにしてください。 そして、週明けからいよいよ本格化する各教科の授業に、万全の状態で臨めるようにしておきましょう。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-13 06:08 up!
4月12日(金)身体計測を実施しました!
本日、全校生徒を対象に身体計測を行いました。
この身体計測は、学校保健法という法律に基づき、必ず行わなければなりません。 他日行う歯科検診や耳鼻科検診等の各種検診とあわせ、健康診断の一部として実施するものです。
本日は、身長(写真・上)体重・視力(同・中)・聴力(同・下)について計測しました。 成長期の中学生とあって、多くの人が身長・体重とも大幅にアップしているようです(一方で、視力は落ちたという人も)。
男女で時間を分けて行いましたが、私が感心したのは「待っている間の態度」です。 計測の順番待ちをしている時、次の計測場所に移動する時、教室で課題に取り組んでいる時、いずれも真面目な態度でした。
【心身ともに】という言い回しがあります。 精神面・身体面が同じ状態であることを表し「心身ともに健康」といった使い方をします。 本日の皆さんを見て私は、まさに「心身ともに成長している」と感じました。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-12 17:24 up!
4月11日(木)本日の授業風景(対面式)
本日5〜6時間目、新入生歓迎会が開かれました。
歓迎会は、大きく前半の対面式と、後半の部活動説明会とに分かれています。 前半の対面式は、吹奏楽部の演奏と2・3年生の温かい拍手に1年生が迎えられて始まりました(写真・上)。
そして、生徒会役員から学校紹介、さらに各委員から専門委員会の仕事説明などが行われました(写真・中)。 一方、、1年生代表の「誓いの言葉」も、とても立派に堂々と述べることができました(同・下)。
後半の部活動紹介では、各部の趣向を凝らした部活紹介に、入部意欲の高まった人も多くいたことでしょう。 委員会も部活動も、まずは挑戦してみることが大事です。 Let's Begin ! まず、やってみましょう!
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-11 16:24 up!
4月11日(木)STEP UP教室 説明会
本校には「STEP UP教室 はとぶえ」という特別支援教室が設置されています。 学習指導等で特別な支援を必要とする生徒が学ぶ教室で、現在は本校も含め区内9校の生徒たちが利用しています。
来年度には、生徒が通う通級指導ではなく、先生が各校を巡回する巡回指導システムに完全移行します。 本日は、その「STEP UP教室 はとぶえ」について、1年生を対象とした説明会を開きました。
1年生にとっては「はとぶえ」で行っている教育活動だけでなく、特別な支援を必要とする友達への接し方や、部活動や行事等でお世話になる「はとぶえ」の先生方のことを知る良い機会になったようです。
保護者の皆様におかれては、STEP UP教室の利用を検討される場合、まず担任の先生に相談されますようお願いいたします。 また、具体的な質問についても、まずは担任までお問い合わせください。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-11 16:22 up!
4月10日(水)本日の授業風景
昨日入学式を終え、いよいよ全校生徒そろっての新年度が始まりました。 本日より給食も開始され午後まで通常授業ですが、各学年とも年度当初の臨時時間割なので、学活の時間を多く設けていました。
【写真・上】1年生・学年集会の様子です。
武道場に全員が集まり、1学年の先生方から一言ずつメッセージをいただいていました。 この他、中学校生活のルールやマナーを確認したり、校内巡りを行ったりしている時間もありました。
【写真・中】2年4組の様子です。
この時間は新しい教科書が配付され、その1冊1冊に記名をしていました。 今はピカピカの教科書ですが、1年後には一生懸命勉強した証として、良い意味でボロボロになっているといいですね。
【写真・下】3年3組の様子です。
このクラスでは、係や委員決めがあっという間に終わってしまったそうです。 さすが3年生ともなると、手際が良いですね。 そのためこの時間は、自己紹介カードを作成していました。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-10 14:24 up! *
4月9日(火)第73回入学式・校長式辞(3)
【写真・上】新入生誓いの言葉(新入生代表・楢村くん)
【写真・下】歓迎の言葉(在校生代表・岡くん)
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校長式辞・ここをクリック
何かをした結果は、失敗より成功が良いに決まっています。しかし、その「何か」が新たな挑戦だったとき、すぐに成功できるとは限りません。むしろ成功は、失敗と再挑戦を繰り返す延長線上にあると言えます。
そう考えると、何かに失敗するということは、何かに挑戦している証(あかし)であると言えるのではないでしょうか。
つまり、GoogleのCM映像は、「失敗者」ではなく「挑戦者」たちの姿を集めていたのです。 【今年も、たくさん失敗できるように】というキャッチコピーは、【今年も、たくさん挑戦できるように】という表現の裏返しだったのです。
たくさん失敗するかもしれないけれど、それと同じ数だけ再挑戦すればよい。 失敗を恐れて現状に甘んじる生き方より、失敗しながら前に進もうとする生き方のほうがよい…。 約1分間のテレビCMから、私はそんなことを教えられた気がしました。
勉強、スポーツ、趣味…。 板三中への入学を機に、あるいは、間もなく元号が「平成」から「令和」に替わるのを機に、皆さんも何か新しいことを始めてみませんか。 そして、ワクワクするような失敗を、たくさん経験しましょう。 それは、皆さんが今までやったことのない何かに、挑戦している証なのですから。
結びに、今日からともに「東京で一番」を目指す新しい仲間に対し、あえて「祝福」の気持ち以上に、「激励」と「期待」の気持ちを込めて次の言葉を送り、私の式辞とさせてもらいます。
失敗してもいい。 挑戦者であれ。 Let’s begin ! そうだ、まず、やってみよう。
平成31年4月9日 板橋区立板橋第三中学校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-09 14:32 up!
4月9日(火)第73回入学式・校長式辞(2)
【写真・上】来賓祝辞(近隣小学校長代表・湯澤様)
【写真・下】来賓祝辞(PTA会長・辻 様)
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校長式辞・ここをクリック
先に述べたことは、いずれも「当たり前のこと」ですが、同時に「毎日繰り返されること」でもあります。 そして、それが何であれ毎日続けるとなると、つい怠けたり誘惑に負けたりして、失敗してしまうこともあるからです。
したがって、「当たり前のことを、当たり前にやる」いえ「やり続ける」ためには、始めから何もかもうまくやることより、たとえ失敗しても諦めず、再びやり直すことが重要になります。
今、私は「失敗しても、再びやり直す」と言いました。
そのことについて、少し前のことになりますが、私はとても興味深いテレビCM(コマーシャル)を見ました。 それは、インターネット関連企業 Google(グーグル)のテレビCMです。 約1分間のそのテレビCMは、冒頭からさまざまな「失敗の瞬間」が映し出されます。
演奏している楽器から、外れた音しか出ない映像。
棒高跳びで踏み切る瞬間、肝心の棒が折れてしまう映像。
大きな凧を揚げようとして、自分が凧に引きずられてしまう映像。
せっかく作った料理を、焦がしてしまう映像。
設計したロボットが、予定と違う動きをする映像。
自転車の練習で、転んだりひっくり返ったりする映像…。
その他、とにかく最初から最後まで、老若男女あらゆる人々の失敗する実際の映像が、次から次へと映し出されていくのです。 いわゆる「ハプニング映像特集」のようで、見ているうちに思わず口元がほころんでしまいました。
ただ、それらの映像を流す目的が、単に笑いを取るためではなかったことに気づいたのは、CMの最後にこんなキャッチコピーが、画面いっぱいに表示されたからです。
【今年も、たくさん失敗できるように】
私はそのキャッチコピーを見た瞬間、このテレビCMの伝えたかったテーマが、やっとわかりました。
※ 続きは『校長式辞(3)』へ。
【学校日記】 2019-04-09 14:30 up!
4月9日(火)第73回入学式・校長式辞(1)
【写真・上】入学式直前の学校
【写真・中】新入生呼名
【写真・下】校長式辞
※校長式辞の内容は、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。
校長式辞・ここをクリック
本日は、本校の第73回入学式に際しまして、ご多用中にもかかわらず、板橋区教育委員会 指導室 指導主事・三原唯嘉(ただよし)様、板橋区議会議員・橋本祐幸(ゆうこう)様、かなざき文子様、鈴木こうすけ様をはじめ大勢のご来賓の皆様にご臨席を賜りました。 新入生と教職員を代表して、心より御礼申し上げます。
また、保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学誠におめでとうございます。 私たち教職員一同は、保護者や地域の皆様のご協力をいただきながら、お預かりしたお子様の指導・支援に全力で当たっていく所存です。 今後とも宜しくお願い申し上げます。
さて、新入生の皆さん、板橋第三中学校への入学、おめでとうございます。
今日皆さんが入学した板三中には、先生や生徒はもちろん、保護者・地域の皆さんも共有している、一つの夢があります。 それは、「板橋第三中学校を、東京で一番の学校にする」という夢です。
皆さんにも、中学校生活で実現したいそれぞれの夢があると思います。 「勉強を頑張って良い成績を取る」「部活動に入って活躍する」「習い事や趣味を上達させる」…。 それらの夢は、ぜひ叶えてください。
ただ、それとは別に、学校に関わるすべての人が力を合わせて叶える夢…「板三中を、東京で一番の学校にする」という夢実現のためにも、皆さんの力を貸してほしいのです。 では、具体的にどうすればよいのでしょうか?
まずは、すべての授業を真剣に受ける、集団生活の決まり事をきちんと守る、係や当番活動など自分に与えられた役割をしっかり果たす…。 そんな「当たり前のことを、当たり前にやる」という姿勢を、身に付けることから始めましょう。
ただし、実はそれが、意外に難しい。
※ 続きは『校長式辞(2)』へ。
【学校日記】 2019-04-09 14:26 up!
4月8日(月)1学期始業式・校長講話
本日1時間目に行った始業式先立ち、着任式の中で異動(転入・転出)された先生方の紹介も行いました。(詳細は、4月1日の記事を参照) また、2・3年生の学級担任等も発表しましたが、こちらは各学年の『学年だより』や、明日発行予定の『校長通信』をご参照ください。
※校長講話の内容は、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。
校長講話・ここをクリック
平成31年度が始まりました。 これからの1年間、こうした儀式的行事や朝礼などの場で、皆さんにはさまざまな話をすると思います。 ただし、例年決まって同じ話をする、節目の日もあります。
1年生が入学する前、つまり、今日1学期の始業式も、そんな節目の日の一つです。 もしかしたら、ちょうど1年前に私が話したことを覚えている3年生も、いるのではないでしょうか。
それは、アメリカ合衆国第35代大統領ジョン・F・ケネディーという人の残した言葉に関する話です。
ケネディー大統領は、1963年、暗殺により46歳という若さでこの世を去りました。 そのため、大統領を務めた期間は3年足らずですが、歴代大統領の中でも偉大な大統領として常に名前の挙がる人です。
そのケネディー大統領は大統領になったとき、後に「Active Citizen」(能動的な市民)と題されるようになった就任演説の中で、次のように国民に訴えかけました。
Ask not what your country can do for you,ask what you can do
for your country.
日本語に訳せば、【国があなたに何をしてくれるのか尋ねてはいけません。 あなた自身が国のために何ができるのかを、問わなければならないのです。】といった意味になります。
すべての人間は、他者との繋がりの中で生きています。 社会や集団、組織の中で、周囲の影響を受けたり、誰かに支えてもらったり、逆に周囲に影響を与えたり、誰かを支えたりしながら生きているのです。
したがって、自分が幸福に暮らしたい、快適な生活を送りたいと願うのであれば、周囲の人々の幸福や、社会全体の快適な暮らしについても考える必要があります。
学校も、小さな社会であり、組織、集団であります。 先のケネディー大統領の演説に出てきた「国」という言葉を「学校」に置き換え、さらに少しアレンジすると、こんなふうに言えると思います。
【2年生・3年生へと進級した今、これからは、学校があなたに何をしてくれるか期待するだけではいけません。 あなた自身が学校のために何ができるかを考え、それを行動に移さなければならないのです。】
言いたいことは、わかりますね。
先生や上級生、友達が、自分のために何かしてくれるのを待っているだけではいけない、ということです。板三中を昨年度以上により良い学校にするために、自分にできることは何かを考え、それを実行してください。
大切なことは、皆さん一人ひとりが受け身ではなく active(能動的)つまり、自ら進んで周囲に働きかけられるようになることなのです。
こうした話は、中学校に入ったばかり、つい数日前まで小学生だった1年生にはできません。だからこそ私は、ケネディー大統領の演説「 Active Citizen 」を、2・3年生しかいない今日この場で紹介しているのです。
教室に落ちているゴミを拾う。 誰に対しても元気な挨拶を心がける。 はがれかかった掲示物を直す。 委員会や係の仕事に全力を注ぐ。 率先して集団生活の決まり事を守る …。
まずは小さなこと、ささやかなことでかまわないので、周囲への心配り、思いやり、奉仕の精神を持ち、具体的な行動に移してください。 やがてその積み重ねが、学校全体の質の向上や、快適な集団生活につながっていくでしょう。
元号が『令和』に替わっても、変わらぬ本校の夢「東京で一番の学校」を実現するため、皆さん一人ひとりがActive Student(能動的な生徒)であってください
【学校日記】 2019-04-08 15:21 up!
4月7日(日)今週の予定(4/8〜13)
※ 写真は、春休みの部活動風景です。
4月 8日(月)【 始業式 】 始業式・着任式(1h)
9日(火) 〈 第73回入学式 〉
10日(水)【通常授業】
11日(木)【通常授業】 新入生歓迎会(午後)
12日(金)【通常授業】 身体計測 保護者会
★ ★ ★ ★ ★
※ 12日(金)の保護者会は15時00分より体育館で全体会を行います。
※ 今週中は臨時時間割です。 詳細は、担任の先生から連絡を受けてください(給食は、10日より始まります)。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-07 09:11 up!
4月6日(土)一週間を振り返って
※ 写真は、春休みの部活動風景です。
「春休み」の「休み」という言葉が恨めしく感じられるほど、先生方が慌ただしく仕事をされていた一週間でした。 昨日と一昨日の記事でもお伝えしたとおり、新年度の準備のためです。
日によっては分刻みで諸会議が設定されていて、昼食をとることさえままならない先生もいらっしゃったようです。 授業はありませんでしたが、先生方は早くもエンジン全開・フル稼働でした。
生徒の皆さんは、どんな春休みでしたか? 夏休みや冬休みほど宿題もないことから、比較的のんびりできたという人もいるかもしれません。 ただし、それが生活リズムの乱れにつながっていませんでしたか?
暦の関係で、新年度は月曜日からのスタートです。 そのため、もしかしたら来週は長く感じられるかもしれません。 この週末は通常の生活リズムを取り戻し、心身ともに万全の状態で新年度を迎えましょう。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-06 07:07 up!
4月6日(金)春休みの部活動
本日も、先生方は新年度に向けた準備で大忙しの一日でした。
写真は、上から順に卓球部 → ソフトテニス部 → サッカー部の活動の様子です。 いずれも顧問の先生方が先に述べた諸準備や会議に追われていたため、午後3時を過ぎてから活動を始めた部もありました。
さて、肝心の生徒の皆さんは、いよいよ週明けからリスタートする学校生活に向け、必要な準備を整えたでしょうか。 その準備は、必ずしも「持ち物」とか「制服」といったモノとは限りません。
明後日から始まる1年間に向け、「よし、やるぞ」という気持ちも整えておく必要があります。 この週末、1年間で自分が何をしたいのか、何をするべきなのか、改めて考えておきましょう。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-05 17:40 up!
4月4日(木)春休みの学校風景
週明けから学校が再開されるのを前に、先生方は大忙しです。 分刻みで開かれる諸会議のほか、新しいクラス編成とそれに伴う教室整備、年度当初に配布するプリント作成など、仕事が途切れることはありません。
そのため、昇降口から職員室に向かう廊下には、生徒向けに写真のような掲示がしてあります。 【4月4日・5日に限り、ここから先に入ることは控えてください。緊急時(震災や不審者など)は除きます】
日付にあるとおり、こうした状況は明日も続きます。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-04 13:06 up!
4月3日(水)春休みの部活動(2)
【写真・上】サッカー部の活動の様子です。
本日は練習試合で区外に出かける予定でしたが、相手校の都合により日程が延期されました。 そのため中庭で、基本的なボールコントロール(トラップ)の練習などに取り組んでいました。
【写真・中】バスケットボール部の活動の様子です。
攻撃3人に対し、守備2人の練習です。 攻撃側は数的有利な状況を生かすように攻めることが、守備側はコート左端に固定されているフリーの攻撃側の選手も意識しつつ守ることが求められていました。
【写真・下】ソフトテニス部の活動の様子です。
本日は、いわゆる「花散らし」の風が校庭に吹いてましたが、そうした強風は「ソフトテニス部泣かせ」の風でもあります。 しかし、自然現象も味方にするべく、風上と風下の両方のコートで練習をしていました。
校長 武田幸雄
【学校日記】 2019-04-04 11:15 up!