最新更新日:2020/10/01 | |
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12月11日(水)第4回iCS推進委員会
本日、今年度の第3回iCS(板橋区コミュニティ・スクール)推進委員会が開かれました。
今回は、まず「新しい教育目標(案)」について熟議していただきました。「新しい教育目標」については、すでに保護者の皆様や生徒、さらに学びのエリア小学校の保護者の皆様にもアンケート調査を行っています。 その結果に教職員の意見も反映させながら【学ぶ・鍛える・思いやる】という案に絞りました。本日、その案に至った経緯や、各項目に込められた意味についてご説明申し上げ、ご意見を伺いました。 また「読み解く力(RS=リーディング・スキル)の育成」「小中一貫教育の推進と発展」をはじめとする次年度の学校運営の基本方針についても熟議していただきました。 そのように重要な案件が続いたため、本日の委員会は長時間にわたりました。 その中でいただいた貴重なご意見は、今後の学校運営に反映させてまいります。 本日は有り難うございました。 校長 武田幸雄 12月11日(水)本日の授業風景木材加工『木製棚づくり』に取り組んでいます。 多くの人が「組み立て(釘打ち)」を行っています。 釘をまっすぐに打つには、写真のように友達と協力することも大事なポイントになっているようでした。 【写真・中】2年4組・理科の授業の様子です。 『回路を流れる電流』の学習です。 直列・並列さまざまな回路を流れる電流を計測する実験に取り組んでいます。 基礎技能を確実に習得するため、設定されたさまざまな回路を次から次へと計測していました。 【写真・下】3年3組・理科の授業の様子です。 『自然環境の調査と保全』の学習です。「『釧路湿原の変化』の原因と、自分にできる乾燥化の防止対策」「外来生物が増える原因と弊害、自分にできる解決策」という課題にグループワークで取り組んでいました。 校長 武田幸雄 12月10日(火)本日の授業風景(3)
2年1・2組 保健体育(女子)の授業の様子です。
本日から『長距離走』に取り組みます。 授業前半は教室で、この種目の評価の観点や、実際に取り組む際に必要となる基礎知識・技能、運動時の体調管理に必要な数値の算出などを確認しました(写真・上)。 それを受け、授業後半は校庭で2分間走を行いました。 だいたい同じぐらいのペースで走れる人で2〜3人のグループを作り、手をつないだ状態で軽くジョギングして体を温めました(写真・下)。 よく「理論と実践は、車の両輪」と言われます。 まずは安心・安全で、自分に合った走法について理解を深めましょう。 そして、その知識を実際の運動に生かすことで、自分の能力を最大限に引き出しましょう。 校長 武田幸雄 12月10日(火)本日の授業風景(2)
1年3・4組 数学(少人数)の授業の様子です。
授業のめあてが【角の表し方を完璧にする】とありました。その中の【璧】の字が○で囲ってあるので先生に理由を尋ねたところ、「【壁】と間違えやすいので、わざわざ辞書で確認したからです」とのことでした。 確かに「完璧」の【璧】は下が「玉」ですが、下が「土」の【壁】と間違えやすい漢字です。 学習していたのは数学の図形問題ですが、その中でも語彙力を高める学習が取り入れられていることを嬉しく思いました。 参考までに【完璧】の【璧】は「古代中国の玉(宝飾品の一種)」を表す漢字です。そして、傷一つついていない【璧】のことを【完璧】というようになったことから「欠点が全くないこと」という意味になりました。そんな意味を知っておくと【璧】と【壁】を書き間違えなくなりますよ。 以上、ミニ・ミーニング・タイム(MMT)でした。 校長 武田幸雄 12月10日(火)本日の授業風景(1)
3年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
『中点連結定理を理解し、活用できる』が授業のめあてです。「三角形の2辺の中点を連結した時に使える定理」が中点連結定理ですが、「活用できる」ようにするには、同じ「理解」でも「深い理解」が必要です。 そこで【どんな四角形でも、各辺の中点を結んでできる四角形は平行四辺形である】ということを、中点連結定理を用いて証明する学習に取り組んでいました。 グループで相談することで、様々な考え方を学べます。 そうして得られた証明法を、代表者が黒板でわかりやすく説明しました。 ちなみに、2年生の皆さん。 現在学習している「平行四辺形」の知識が、3年生のこうした単元でも必要になりますよ。 校長 武田幸雄 12月9日(月)本日の授業風景(3)
3年4組・道徳の時間の様子です。
道徳の授業で扱う内容項目の一つに【友情・信頼】があります。 そして、その中では「異性についての理解を深め、悩みや葛藤も経験しながら人間関係を深めていくこと」とも定めています。 その観点から本日は、教科書の『ゴリラのまねをした彼女を好きになった』という学習材を使用した授業でした。 職場体験で保育園に行ったとき、なかなか泣き止まない園児を変顔やゴリラのまねをしてなだめた女子がいました。そんな彼女を好きになった男子の心情を描いた読み物です。 「人を好きになるとは、どういうことか?」 その問いに対する「正解」は、無いかもしれません。しかし、授業のめあて【相手の内面の良さを理解し、互いに高め合う】は、答えの一つのヒントになりそうですね。 校長 武田幸雄 12月9日(月)本日の授業風景(2)
2年4組・道徳の時間の様子です。
(写真・上)で先生が電子黒板に映し出して説明されているのは、かつて富士山に捨てられていたゴミや不法投棄物の写真です。 先週の道徳の時間、1年生が登山家で社会貢献活動家としても知られる野口健さんを取り上げた学習材『富士山から変えていく』を使用した授業を行っていましたが、2年生も同じ授業をするのでしょうか? …というのは誤解で、【節度・節制】をテーマに「環境美化」について考える授業でした。いよいよ年末も迫り、本校では校内をきれいにして新年を迎えるための大掃除や、美化委員会主催のコンクールが行われます。 「なぜ、私たちは清掃活動を行うのか?」について考えを出し合うことで、校内美化・環境整備へのモチベーションも上がったようです。 校長 武田幸雄 12月9日(月)本日の授業風景(1)
1年4組・道徳の時間の様子です。
中学校で、は肖像権や著作権といった法律の内容については主に社会(公民)の授業で学習します。 また、技術科の教科書「情報に関する技術」や、国語の教科書「情報コラム」でも取り上げています。 一方、新しい学習指導要領では、道徳の授業でも「情報モラルに関する指導を充実すること」としています。本日は、その情報モラルについて【自他の権利と法の遵守】をテーマにした授業です。 教科書より『使っても大丈夫?』という学習材を使用し、SNSへの写真投稿や著作権などについてクイズ形式で考えました。様々な教科で取り上げる「情報モラル」ですが、こうした道徳の授業を通して「法律の意義や役割」「自他の権利」という観点から考えることも大事ですね。 校長 武田幸雄 12月8日(日)今週の予定(12/9〜13)
※ 写真は、先週の授業風景です。
12月 9日(月)【通常授業】 3年・三者面談 10日(火)【通常授業】 〃 11日(水)【通常授業】 iCS推進委員会 12日(木)【通常授業】 13日(金)【通常授業】 ★ ★ ★ ★ ★ ※3年生は10日(火)まで三者面談があるため、午前授業です。 校長 武田幸雄 12月7日(土)一週間を振り返って
※ 写真は、今週の授業風景です。
3日(火)、経済協力開発機構(OECD)が、79か国・地域の15歳(約60万人)を対象に行った「国際学習到達度調査(PISA)」の結果を公表しました。 それによると、特に日本は「読解力」の平均点が落ち、順位も8位から15位に下がったとのことでした。 当日のTVニュースや翌日の新聞各紙は、その事実を「急落」等の表現で衝撃的に報じていました。 そして、いずれも結果分析と対応策の必要性を論じていました。 ただし、本校ではそれを待つまでもなく、すでにRS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成に向け、各教科で様々な取り組みを行っています。 その一環として4月から行っているRSタイム(新聞コラムの書き写し)では、ご家庭での点検・評価をお願いしているところです。 今後とも生徒の読み解く力の育成に、ご協力を宜しくお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 12月6日(金)本日の授業風景『太陽系の天体の特徴』の学習で、写真は金星を確認しているところです。二酸化炭素に覆われた「温室効果」により灼熱地獄と化している金星は、このまま温暖化が進んだ「未来の地球の姿」とも言われています。 【写真・中】2年3・4組 保健体育(女子)の授業の様子です。 教室で保健分野の学習『交通事故によるけがの防止』に取り組んでいます。 授業でも指摘のあったように、中学生の交通事故は自転車の乗車中が多いということなので、皆さんも改めて注意しましょう。 【写真・下】1年2組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。 調理実習『豚肉のしょうが焼き&野菜炒め』に取り組んでいます。肉と野菜とでは焼き方や味付けに違いがあります。そのため写真のように、フライパンも分け役割分担することも、美味しく調理するポイントです。 校長 武田幸雄 12月5日(木)本日の授業風景(3)
3年3組・技術家庭(技術分野)の授業の様子です。
『エネルギー変換に関する技術』の実習で、発電モータや各種ギヤ、フレームなど31種のパーツを使用して『生活をより良くする機械(道具)の模型』の製作を行っています。 製作には「動力伝達の仕組み」や「ギヤシステム」等の基本的な知識が必要です。 例えば、機械が運動を伝える仕組みについて教科書では、自転車を例にこう説明しています。【足でペダルをこぐ往復運動をクランクでスプロケットの回転運動に変え、チェーンで後車輪に運動を伝えて送稿しています】 先生のお話ではRS(読み解く力)を意識して、図と説明文を照らし合わせながら丁寧に読み進め、確実に基礎知識を理解してもらったのだそうです。 さらに今後は、できあがった作品の発表(プレゼンテーション)も行うと話されていました。 その際には「模型は上手に作製できても、その仕組みを説明するとなると苦手な生徒がいるので、WS(正しく書く力)SS(わかりやすく話す力)」を意識して原稿作成に取り組ませたいとのことでした。 校長 武田幸雄 12月5日(木)本日の授業風景(2)
1年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
Unit-8の学習です。 この単元では「Where」で場所を尋ねたり、それに答えたりする言い方も学習します。 そのため先生が取り出したのは、可愛らしいオラフ(Olaf)のぬいぐるみでした。 現在第2作目がヒットしているアニメ映画『アナと雪の女王』に出てくるキャラクターです。 そのオラフを机の上や鞄の中などに移動させながら、先生が質問します。 「 Where's Olaf ?」(オラフは、どこ?) その都度生徒の皆さんは「It's on the desk.」(机の上です)などと答えていました。 何かの「近く」においた場合、同じ「近く」でも「by」と「near」では違いのあることなど、勉強になりましたね。 校長 武田幸雄 12月5日(木)本日の授業風景(1)
2年2組・国語の授業の様子です。
詩『落葉松』(北原白秋)の学習です。 【からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き。】で始まるこの文語定型詩は、以前から教科書に載っていることもあり、保護者の方もご存じではないかと思います。 ひととおりの学習を終えた本日は、発展学習として「詩の情景から連想できる物語」を書いていました。 詩に出てくる人物は何歳で、どんな思いを抱えて「からまつの林」を歩いているのかを物語風にまとめます。 人生に疲れた中年、思春期の悩みを抱える若者などの他、記憶喪失の人物を想定している人もいました。その豊かな発想力に感心すると同時に、多くの人に国語辞典をひく習慣が定着していることも嬉しく思いました。 校長 武田幸雄 12月4日(水)本日の授業風景(3)
2年1組・社会(地理)の授業の様子です。
日本の諸地域の学習も、いよいよ私たちの暮らす『関東地方』に入りました。 本日は、主に「地形・気候」を取り上げていました。 そのうち気候は、同じ関東地方でも内陸と海沿いで異なります。 また、一部の小笠原諸島は熱帯(亜熱帯)に属します。 そこで、先生が電子黒板にアニメ『ドラえもん』の1シーンを映し出してくださいました。 日の光が降り注ぐ熱帯雨林を、ドラえもんやのび太たちが歩いているシーンです(写真・上)。 先生からは「このシーンには、おかしいところがあります。さて、どこでしょう?」との質問。 様々な迷解答、珍解答が出ましたが、正解は上の文にもある「日の光が降り注ぐ」というところでした。 熱帯雨林の地上近くは、日の光が木々の葉に遮られ薄暗いとのことでしたね。 校長 武田幸雄 12月4日(水)本日の授業風景(2)
3年1組・社会(公民)の授業の様子です。
先生は授業の冒頭、その日の新聞から中学生にも注目してほしい記事をピックアップして紹介されます。本日電子黒板に映し出されたのは、1面トップの【『読解力』続落 日本15位】というタイトルの記事です。 保護者の皆様もご存じかと思いますが、昨日発表された「国際学習到着度調査(PISA)」の結果で、タイトルにある事実を衝撃的に受け止めている記事で、特集記事や社説でも詳しく報じていました。 そうした記事を待つまでもなく、すでに本校ではRS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成に向け様々な取り組みをしています。 そのため生徒の皆さんも、いつも以上に興味を抱いた記事のようでした。 校長 武田幸雄 12月4日(水)本日の授業風景(1)小説『少年の日の思い出』(ヘルマン・ヘッセ)の学習です。 本日は、主人公の【僕】が、友人の貴重なチョウを盗んだ直後の場面を読み解いていました。 階段を上がってくる誰かの足音を聞いたときの心情が、小説には【その瞬間に、僕の良心は目覚めた】と書かれています。 しかし、授業では、本当に【僕の良心は目覚めた】のかという視点で自分の意見をまとめていました。 RS(読み解く力)の育成には、このように単に書いてある内容をただ共感的に読むのではなく、批評的に読む習慣を付けることも大事だからです。 また、意見を発表する際にも「目覚めた(目覚めなかった)と思います。 なぜなら…」と、明快な意見を述べた後で、その根拠となる箇所を具体的に引用するなど、RSの育成を意識した手法を用いていました。 しっかり先生を見て発表する態度も、とても堂々としていました。 校長 武田幸雄 12月3日(火)本日の授業風景小説『少年の日の思い出』(ヘルマン・ヘッセ)の学習です。 チョウの収集に夢中になっていた【僕】が、希少なチョウの標本に取り憑かれたかのように過ちを犯してしまう場面を読み取っていました。 【写真・中】2年1組・社会の授業の様子です。 授業の冒頭で取り上げる「今日の新聞記事」のコーナーでは、今年の流行語大賞が決まったことを受け、言葉の変遷を取り上げたコラムが紹介されていました。 RSタイムでも、活用されるかもしれませんね。 【写真・下】3年2組・国語の授業の様子です。 「話す・聞く」学習に特化した小単元『社会との関わりを伝えよう』の学習です。 自分と社会との接点に関するスピーチをする学習ですが、本日は図書館の資料も参考に「スピーチの話題」を決めていました。 校長 武田幸雄 12月2日(月)本日の授業風景(3)
1年2組・道徳の授業の様子です。
2年生と同じ『社会参画・公共の精神』をテーマにした授業です。 教科書から『富士山から変えていく』という学習材を使用しています。 筆者は、登山家で社会貢献活動家としても知られる野口健さんです。 約20年、野口さんは富士山の清掃活動を行っています。 その活動に取り組むきっかけとなった出来事や、始めた当初の実態、現在の状況について記したうえで、皆が力を合わせることの大切さを訴えた文章です。 一人ひとりの小さな行動が積み重なった結果、一度環境の劣化した富士山も再生しつつあります。 授業では、同じようなことが環境問題に限らずないかどうかも話し合いました。 校長 武田幸雄 12月2日(月)本日の授業風景(2)
2年1組・道徳の授業の様子です。
『社会参画・公共の精神』をテーマとした授業です。 教科書から『門掃き』という読み物を使用していました。 門掃き(かどはき)とは、京都に伝わるしきたりの一つで、自分の家の前の道幅半分と、隣家との境界を隣家側に1尺(約30cm)越えて掃き掃除をするというものです。 あえて道幅いっぱいに、隣家との境界も1尺以上越えて掃除しようとしないのには理由があります。 それは、相手の領域に入りすぎて行う親切は、かえって相手に恥をかかすことになるという気配りなのです。 そういった意味で「門掃き」というしきたりは、お互いに気持ちよく生活しようという「暮らしの知恵」と言えるかもしれません。 授業では「身近にできる目配り・気配り」について考え、発表しました。 校長 武田幸雄 |
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