最新更新日:2020/10/01 | |
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2月13日(木)本日の授業風景(2)
3年3組・国語の授業の様子です。
いよいよ都立高一般入試の近づいた3年生は、3年間の総復習を兼ねて様々な文章問題の演習に取り組むことになりました。 それに先立ち、ほとんどの国語の入試問題で出題される「説明文」の読み解き方に関するプリントが配布されました。 題して【RSを高め、説明的な文章を読み解くために】 まず、前の記事で2年生も学習していた「説明文と論説文の違い」を確認したうえで、説明文や論説文で多く用いられる指示語や接続語の読み取り方を復習しました。 指示語の内容を問われた際、どのように探し、どのように答えればよいか? 接続後のもつ役割によって、後ろにどのような内容が述べられている可能性が高いか…? その他にも、説明文を読み解くための具体的なポイントを押さえることができたようです。 国語に限らず他教科の教科書やテスト問題を読み解くうえで活用できるので、この時期の皆さんにとっては有り難い授業でしたね。 校長 武田幸雄 2月13日(木)本日の授業風景(1)
1年3組・理科の授業の様子です。
新しい大きな単元『大地の変化』に入りました。 単元名のとおり、大地の動きの表れである火山や地震、地層などについて学習します。 本日は『火山の姿』を取り上げていました。 まず、日本に100以上ある「活火山」の定義を確認しました。よく、現在活発に活動しているか、最近まで活動していた火山を「活火山」と言います。ただし、ここでいう「最近」は、地球規模の「最近」です。 その「最近」の程度を知ってもらうため、先生が電子黒板で「宇宙の歴史を1年で表すカレンダー」を見せてくださいました。それによると、宇宙誕生を元日の0時0分0秒とすると、地球ができた46億年前は8月、さらにカレンダーをたどると人類の誕生は12月31日午後9時30分。 …と、そんな具合に見ていき、私たち人類の考える「最近」と、地球規模の「最近」は物差しの次元が違うということを実感しました。そして、活火山の定義にある「最近まで活動していた火山」とは「過去1万年以内に噴火した記録がある火山」という定義であることを確認しました。 校長 武田幸雄 2月12日(水)本日の授業風景(2)
3年1・2組 保健体育(女子)の授業の様子です。
本日より2年生がスキー教室に出かけているため(担当の先生が一人不在になるため)、男女とも教室で保健分野の授業です。 女子は『医薬品の正しい使い方』を取り上げていました。 「薬の正しい使用法」については「同じような症状の友達に自分の薬をあげてよいか?」「薬を飲み忘れたら、どうすればよいか?」等、電子黒板を使用しながらクイズ形式で正しい知識を確認していきました。 「薬を飲むときに、何も飲まないでよいか?」という問題では、先生が「ジュースで薬を飲んだらどうなるか」を実験されました(写真・上)。 炭酸のように粉末が泡立つ様子に、多くの人が驚いていました。 また「食間の服用とは、いつのことか?」という問題では「私、語彙力が無いから『食間』の意味が分からないけど、食事をしながら飲むの?」と友達に尋ねている人もいました。 その後「食事と食事の合間のことで、食事を終えてから2時間後が目安」との説明を受けて納得していましたが、それもまた語彙力を高めるMT(ミーニング・タイム)になったようです。 校長 武田幸雄 2月12日(水)本日の授業風景(1)
1年2組・社会(地理)の授業の様子です。
『北アメリカ州』の学習で「多様な民族構成」を取り上げていました。 先生が電子黒板に映し出されているのは、俳優のケイン・コスギさん、デザイナーのアナ・スイさん、元アメリカ大統領のオバマさんなどです。 「○○系アメリカ人」と呼ばれる人々やヒスパニック、ネイティブアメリカンなどの人種・民族を確認しているところでした。 資料集で使われていた「民族のサラダボウル」という言葉の意味も確認しました。 それに対し日本は単一民族であると考えられがちですが、昨年成立したいわゆる『アイヌ新法』とう法律では、北海道のアイヌ民族が日本の先住民族であると明記しています。 あわせて知っておきたいですね。 校長 武田幸雄 2月11日(火・祝)『建国記念の日』
※ 写真は、今週の授業風景です。
今日は『建国記念の日』です。 1967年(昭和42)から始まった祝日ですが、国民の祝日に関する法律(祝日法)では【建国をしのび、国を愛する心を養う】日であるとしています。 では、一体なぜ「建国記念」が2月11日なのでしょうか。 それは、この日が、戦後間もない頃に廃止された紀元節(きげんせつ)という祝日であったことと関係があります。 今から1300年以上前に成立した『日本書紀』という歴史書では、初代天皇(神武天皇)が即位した日を2月11日としており、かつてそのことを祝った日が紀元節だったのです。 英語で「建国の日」は「 National Founding Day(ナショナル・ファウンディング・デイ = 国家創設の日)」ですが、アメリカ合衆国など多くの国は「 Independence Day(インディペンデンス・デイ = 独立記念日)」としています。 また、ドイツは東西ドイツが統一された日が記念日ですし、革命の起きた日を記念日に定めている国もあります。 そして、「建国」であれ「独立」であれ、その日を祝日とするかどうかも国によって異なります。 校長 武田幸雄 2月10日(月)本日の授業風景(3)
1年4組・道徳の時間の様子です。
【友情】をテーマに、教科書の学習材『旗』を使用した授業です。交通事故で約1ヶ月の自宅療養を余儀なくされた少女を励ますため、クラスメイトが自作のクラス旗を少女の家から見える場所に掲げるという話です。 授業では、そのクラス旗を見た時の少女の心情について考えたり意見交換したりしました。ただし、登場人物の心情を考える際、文章に書かれた内容をしっかり読み取らなければならないのは、道徳も国語も同じです。 そこで、早速先生は語彙力を高めるMT(ミーニング・タイム)を設定されました。そして「惰性」「いぶかる」「おずおずと」といった言葉について、担当者を決めて国語辞典で調べてもらいました。 授業では「友達に支えられていること」についても振り返りました。 ささやかなことかもしれませんが、MTで少し語彙力が向上したことも、意味調べをしてくれた人に支えられたことの一つと言えそうですね。 校長 武田幸雄 2月10日(月)本日の授業風景(2)
2年2組・道徳の時間の様子です。
授業前半は「今まで自分が見た景色(自然・人工物)の中で、心を打たれたもの」を班で発表し合っていました。 「皆既日食」や「沖縄の海」などの他「スカイツリーから見た景色」など様々な景色が出されました。 それを受けて後半は、教科書の『樹齢7千年の杉』という学習材を使用して「自然の偉大さ」について考えました。タイトルどおり、著者が屋久島で樹齢7千年の縄文杉を目の当たりにした時の感動を綴った文章です。 美しいものは、人の心を打ちます。 ただし、生命感や神秘性が醸し出す「美」に関しては、やはり人工物は自然に勝てないように思います。 学習材の文章や写真を見て、縄文杉を見に行きたくなりました。 校長 武田幸雄 2月10日(月)本日の授業風景(1)
3年4組・道徳の時間の様子です。
【自己の向上】をテーマに『エゴグラム』に取り組んでいました。よく「自分のことは、自分が一番よく知っている」と言いますが、自分で自覚する「自分」と、他人の見た「自分」とが異なる場合もあります。 その違いは、時に人間関係に悪影響を及ぼしたり、自分を苦しめたりすることにつながりかねません。 そこで、自分の行動パターンを知る「エゴチェック」という質問紙に取り組みました。 その結果から、自分のもつ「大人らしさ」や「子どもらしさ」等の傾向をグラフで表し、今後の向上につなげるためのヒントを得ました。私立高入試で出席者の少ない教室の中、皆さん真剣に取り組んでいました。 校長 武田幸雄 2月9日(日)今週の予定(2/10〜15)
※ 写真は、先週の授業風景です。
2月10日(月)【通常授業】 11日(火) 〈 建国記念の日 〉 12日(水)【通所授業】2年スキー教室 13日(木)【通常授業】 〃 14日(金)【通常授業】 〃 15日(土)【土曜授業】 ★ ★ ★ ★ ★ ※15日(土)の時間割は、別途配付のプリントをご参照ください。 ※3年生の入試関係の日程や注意事項については、各自で確認のうえ学年の指示に従ってください。 校長 武田幸雄 2月8日(土)一週間を振り返って
※ 写真は、今週の授業風景です。
この冬は例年以上の暖冬と言われていますが、今週後半は「今季最強寒波」に覆われたとかで一気に冷え込みました。 『三寒四温』の言葉どおり、気温の変化が大きな1週間だったと言えます。 以前、ある新聞記事で【天気病(気象病)】という言葉を見たことがあります。 天気の変化(急激な寒暖差や気圧変化)が自律神経を不調にし、頭痛やめまい、吐き気などを引き起こすというものでした。 また、自律神経の不調は、身体面だけでなく精神面にも悪影響を及ぼします。 それが「なんとなく食欲がない」「いつもより寝つきが悪い」といった症状となって表れることも、あるようです。 そうなると免疫力も低下して、感染症に罹患する危険性が高まります。 例年のインフルエンザに加え、今季はいわゆる新型肺炎の懸念も広がっています。引き続き「正しく恐れ」ながら、予防に努めてまいりましょう。 校長 武田幸雄 2月7日(金)本日の授業風景(3)
3年2組・社会(公民)の授業の様子です。
公民分野の学習も、いよいよ最終盤にさしかかっています。本日は『現代世界の戦争と平和』を取り上げていました。教科書には、2001年に発生したアメリカ同時多発テロの写真も載っています。 すなわち現代世界の戦争は、「国家対国家」の大規模な武力衝突から、「国家対非国家(テロ組織)」の少人数の武力勢力との対決という構図になったと、教科書では説明していました。 授業では、アフガニスタンの医療活動や灌漑事業に尽力された医師・中村哲さんを紹介する動画を見ました。ご存じのように中村さんは昨年、そのアフガニスタンでテロリストに銃撃され亡くなりました。授業の最後に考えた「どうすればテロをなくせるのか」という問いは、そのまま国際社会の課題でもありますね。 校長 武田幸雄 2月7日(金)本日の授業風景(2)
2年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
図形の学習で『平行四辺形』を取り上げています。この平行四辺形については【2組の対辺はそれぞれ等しい】【2組の対角はそれぞれ等しい】【対角線はそれぞれの中点で交わる】と、3つの定理を学習しました。 その際先生は、RS(読み解く力)育成の視点から「言葉の意味をしっかり押さえること」を重視されました。つまり「なぜ全ての定理に『それぞれ』がついているのか」言い方を変えれば「『それぞれ』が有るのと無いのとでは、意味はどう違ってくるのか」ということです。 「それぞれ」は、複数のものを個別に指す際に使う言葉です。したがって、例えば【2組の対角は等しい】と【2組の対角はそれぞれ等しい】を比べてみると「それぞれ」が有ることによって、対角を1組ずつ明確に分けた言い方にすることができます。 そのため本日も、黒板で証明問題を解いていた○○さんは「2組の辺とその間の角が、それぞれ等しい」と書いていました。これも「それぞれ」が無ければ、数学的に全くおかしな表現になってしまいます。しかし、授業でRSを意識して学んできた皆さんに、そんな心配は全く不要でした。 校長 武田幸雄 2月7日(金)本日の授業風景(1)
1年1組・理科の授業の様子です。
『火山の姿』の学習です。「マグマと火山」について、教科書には【マグマが地表付近まで上昇すると、マグマにとけている水などの物質が気体になることによってマグマが発泡し、地表付近の岩石をふき飛ばして噴火が始まる】という解説が書かれていました。 上記の教科書の解説だけだと「分かったような、分からないような」といった表情の人もいます。そこで先生が「では、今からミニRSタイムです」と、読み解く力に関わる学習であることを予告されました。 そして、以前『物質の状態変化と体積・質量の変化』や『圧力』の単元で学んだことを振り返り「水が気体になると体積はどうなるか」「なぜマグマが発泡するのか」等を生徒の皆さんと一緒に再確認しました。 その結果、噴火の理解が深まっただけでなく、過去の学習内容の復習にもなりました。 このように、既習事項と新たに得た知識を組み合わせて論理的に考えることも、RS育成の大事な要素です。 校長 武田幸雄 2月6日(木)本日の授業風景『幼児の生活と家族』の学習で、調理実習「幼児のおやつ作り」に取り組んでいます。 栄養バランスも考えながら、幼児の食べやすい味付けにした「お好み焼き」を作っていました。 【写真・中】2年1組・社会(地理)の授業の様子です。 『日本の諸地域』の学習も、いよいよ最後の地域『北海道地方』に入りました。 本日は、特に北海道の稲作や畑作についてミニRSタイムを設け、その特徴を教科書や資料集から読み解く学習に取り組んでいました。 【写真・下】1年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。 本日から授業の冒頭で歌う曲が『Puff The Magic Dragon(パフ・ザ・マジック・ドラゴン)』になりました。アメリカの古いフォークソングですが、小学校の音楽の教科書にも載っていたり、子ども向けの音楽番組で取り上げられたりもするので、知っていた人もいるかもしれませんね。 校長 武田幸雄 2月5日(水)本日の授業風景(3)
2年2組・美術の授業の様子です。
『木製なべしき』を制作しています。 例年は、木彫の基礎技能(数種の彫刻刀の使い分け、様々な彫り方)を習得するために使用する教材ですが、今年度は時間の関係もあり、木彫ではなく絵画で使用しています。 デザインは、植物をモチーフにすることが条件です。 また、彩色も施しますが、一部はあえて色を塗らずそのままにしておきます。 ワンポイントに木の素材を残し、デザインした植物との調和美を創り出します。 本日は、特に「マスキング」の技法を学んでいました(写真・下)。 色を塗らない箇所にテープを貼り、きれいに彩色を施す技法です。こうした技法を用いることで、ワンランク上の作品に仕上がりそうです。 校長 武田幸雄 2月5日(水)本日の授業風景(2)
1年3組・国語の授業の様子です。
「書く」学習に特化した単元『印象深く思いを伝えよう』に取り組んでいます。 来年度の新入生に向けたメッセージを300〜400字程度で作成します。 「書く」学習なので、当然WS(ライティング・スキル=正しく書く力)を意識しています。 内容や構成、表現の工夫だけでなく、指示する語句や接続する語句の適切な使い方、主語・述語などの係り受け、原稿用紙の正しい使い方といったことにもこれまで以上に気を配っています。 それらに加え、書くときの姿勢、丁寧な文字、適正な鉛筆の持ち方や筆圧などの注意も与えられていました。 いずれも大事なWSです。 授業を取材していて感心したのは、写真のように多くの人が当たり前のように国語辞典を活用していたことです。これも、全校一斉に取り組んでいるRSタイム効果と言えるかもしれません。こうした習慣は必ず語彙力を高め、ひいてはWS・RSの向上に役立つはずです。 校長 武田幸雄 2月5日(水)本日の授業風景(1)
3年3・4組 数学(少人数)の授業の様子です。
本日は、都立高一般入試の出願日だったため、朝から多くの3年生が志願校へと出かけています。 出願を終えたら学校に戻り授業に参加しますが、いつも以上に「少人数」での授業となっていました。 昨日も紹介した『標本調査』の学習です。 過去の例から言って、皆さんが出願した都立高入試で出題される可能性はありません。 しかし、中学校の数学最後の単元だと思うと、力も入ることでしょう。 授業では、無作為に標本を抽出する方法を確認していました。 乱数さい(正十二面体のさいころ)や表計算ソフトを使用する方法もありますが、次の授業では「乱数表」を使って標本調査をするそうです。 校長 武田幸雄 2月4日(火)本日の授業風景(3)
1年3組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。
調理実習『魚(サケ)のムニエル』に取り組んでいます。「味だけでなく、見た目も美味しそうに焼く」ことが実習のめあてです。そのため魚に小麦粉をまぶす時点から、めあて達成に向けた作業が始まっています。 そして、バターの溶かし方や火加減、表裏の焼く順序、表裏を返すタイミングなど、いくつかのポイントがありました。 また、ムニエルに最適な班オリジナルの付け合わせを作るのも、めあての一つでした。 「野菜サラダ」や「おひたし」などの他「ブロッコリのちょい塩オリーブ」といったお洒落なネーミングの付け合わせもあれば「モッツァレラチーズの何とかかんとか」と、自分たちでも忘れてしまうほど複雑なネーミングの付け合わせを作っている班もありました。 校長 武田幸雄 2月4日(火)本日の授業風景(2)
2年3・4組 保健体育(男子)の授業の様子です。
『サッカー』に取り組んでいます。 本日は、特別ルールでゲームを行っていました。 そのルールとは、シュートで得点を入れた際、チーム全員がハーフウエーラインを越えていなければならないというものです。 そのため、自分のチームが攻めていると見るや、ゴールキーパー(GK)も相手陣内に急いで移動しなければなりません。 先生のお話では「全員攻撃・全員守備」の意識を高めるためのルールなのだそうです。 元パラグアイ代表選手で、2度も世界最優秀GKに選ばれたチラベルトという選手は「得点するGK」として世界的に有名でした。 どうせならGKの人も、チラベルト選手のように積極的にシュートを打ちましょう。 校長 武田幸雄 2月4日(火)本日の授業風景(1)
3年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
【ある選挙の当選予想で、200万人を対象に調査したA社は○○さんの当選を、5万人を対象に調査したB社は△△さんの当選を予想した。 さて、実際に当選したのは、○○さん、△△さんのどちらと思うか?】 上の問題について、多くの人の答えは「○○さん」でした。しかし、海外で実際にあった話として先生が紹介された当選者は「△△さん」。それを受け今度は「より大勢に調査した予想が外れた理由」を考えました。 最後の単元『標本調査』の学習に入ったところです。 標本調査とは、無作為に抽出した集団の一部分を調査し、そこから全体を推測する調査のことです。 内閣支持率などの世論調査は、この方法で行われます。 本日は、調査対象の「数」以上に「偏りのなさ」が大事であることを確認し、無作為抽出の意味と方法を確認しました。 校長 武田幸雄 |
板橋区立板橋第三中学校
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