最新更新日:2020/10/01 | |
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11月30日(土)一週間を振り返って
※ 写真は、今週の授業風景です。
27日(水)、生活に支障が出るほどオンラインゲームなどに没頭する「ゲーム障害」に関する実態調査の結果を、厚労省が発表しました。 今年5月、WHO(世界保健機構)はこの「ゲーム障害」を、ギャンブル依存症などと同じ精神疾患と位置づけています。 調査結果によると、10〜20代のゲーム利用者のうち7%にゲーム依存の症状が見られるとのことでした。 また、休日には12%が一日6時間以上もゲームをしているというデータもありました。 さて、それらの結果をご覧になって、保護者の皆様はどう感じられたでしょうか。 教育現場で多くの子どもたちの実態を間近に見ている身にとっては、驚きよりも「さもありなん」というのが率直な感想です。 前述のとおり「ゲーム障害」は病気の一種です。 多くの中高生がスマホを手にしている現在、お子さんを病気にさせないために必要な予防薬は何なのでしょうか…? ぜひ学校とともにご一考いただければ幸いです。 校長 武田幸雄 11月29日(金)本日の授業風景(3)家庭分野には『家族・家庭と子どもの成長』という学習内容があります。 そして、幼児と触れ合うなどの活動を通して、幼児への関心を深め、かかわり方を工夫できるように指導するよう定めています。 本日は、そんな学習内容に関わる実習として、近隣の保育園にお邪魔して乳幼児とのふれあい体験をさせていただきました。 時間割を変更して、各クラスとも2時間を保育実習(ふれあい交流会)にあてます。 授業で作製した名札と幼児向け絵本を持参しました。 その絵本を読んであげたり、一緒に外遊びを楽しんだりと、園児の可愛らしさもさることながら、園児と触れ合う生徒の皆さんの笑顔が印象的でした。 取材中の私も、園児たちから「おじさん!」と呼ばれて人気?を集めていました。 校長 武田幸雄 11月29日(金)本日の授業風景(2)
1年1・2組 保健体育(男子)の授業の様子です。
本日は、保健分野の学習『ストレス対処と心の健康』を教室で行っています。 現代社会は「ストレス社会」とも言われますが、そのストレスについて「良いか、悪いか」をテーマにディベートを行いました。 「ストレスを乗り越えることで成長できるから良い」「ストレスによって健康を害することもあるから悪い」等、賛否さまざまな意見が出されました。 議論の後で先生が出された結果は「どちらも、正解」。 したがって、大事なことは「ストレスへの対処法」とのことでしたね。 ストレスの原因を取り除くことができれば良いのですが、それができなくても自分に合った気分転換やリラックスの方法を見つけたり、発想の転換をするなどして、ストレスと上手につきあうスキルを身に付けましょう。 校長 武田幸雄 11月29日(金)本日の授業風景(1)
2年4組・理科の授業の様子です。
新しい大きな単元『静電気と電流』に入りました。 空気の乾燥するこれからの季節、不意に「バチッ!」とくる静電気を不快に思う人も多く、店頭では何種類もの「除去グッズ」を見かけるようになりました。 本日は【静電気による現象を、分子の視点で説明できる】をめあてに、いくつかの実験に取り組みました。写真はその一つで、ゴムベルトとローラーの摩擦により起電する「静電高圧発生装置」を使った実験です。 先生が放電用の電極を近づけて「小さなカミナリ」を見せてくださったり(写真・上)、手で触れて帯電すると髪の毛が逆立ったりする様子を観察したりしました(同・下)。 もちろん、実験後はその原理について確認し、めあてを達成したことはいうまでもありません。 校長 武田幸雄 11月28日(木)本日の授業風景(3)
2年3・4組 数学(少人数)の授業の様子です。
『平行と合同』の学習です。 ある問題を解くとき、先生が「今から『共書き』を行います」と宣言されました。 「共書き(ともがき)」とは、学習の要点やまとめ等を先生が読み上げながら黒板に書き(板書)、生徒はそれと同時並行でノートに書き写すという取り組みです。 この授業でも先生が「n角形の」「内角の」「和は」「180°」「かける」「かっこ」「n」「マイナス」「2」「かっこ」「である」=【n角形の内角の和は、180°×(n−2)である】等の定義を、文節に区切ってゆっくりと読み上げながら板書し、生徒はそれを書き取っていました。 今後も本校では、各教科の学習活動に「共書き」を取り入れることで、WS(ライティング・スキル=正しく書く力)の育成と同時にRS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成に役立てる予定です。 校長 武田幸雄 11月28日(木)本日の授業風景(2)
3年2組・理科の授業の様子です。
『エネルギーの保存』の学習で「位置エネルギーから電気エネルギーへの変換効率」を調べる実験に取り組んでいます。まず、滑車のついた発電機と豆電球、電流計、電圧計を導線でつないだ回路をつくりました。 発電機の滑車には、水の入ったペットボトルをおもりとして取り付けます。 そして、1mの高さからおもりを落下させた時の電流・電圧・落下速度を記録し、A【おもりに重力がした仕事】B【発電した電気エネルギー】 C【Aに対して何%の電力量だったか】の3点を求めました。 こうした実験データは「効率よいエネルギー変換」へのヒントを与えてくれます。 現代社会で求められているSDGs(エス・ディー・ジーズ=持続可能な開発目標)の視点からも、意義深い授業だったと思います。 校長 武田幸雄 11月28日(木)本日の授業風景(1)
1年12組・英語(少人数)の授業の様子です。
授業の冒頭で歌う英語の曲が『 Santa Claus Is Coming to Town(サンタが街にやってくる)』になりました。 今も国内外でカバーされているクリスマスソングですが、もうそんな季節になったのですね。 英語の曲でウォーミングアップした後は、デジタル教科書と電子黒板を使って、新しい単元の新出英単語の確認をしました。 先生からは「少しレベルを上げます」という前置きがありました(写真・中)。 デジタル教科書には、読み上げる速度や内容に変化をつけられます。 先生は、音声ガイドを省略し、速度を速めるレベルに設定したようです。 しかし、皆さんしっかりとそのレベルの合わせていたので感心しました。 校長 武田幸雄 11月27日(水)本日の授業風景『内閣のしくみと議院内閣制』の学習です。 先生が電子黒板に映し出されているのは、さる9月11日に発足した第4次安倍第2回改造人事の顔ぶれです。 早くも変わってしまった方も複数おられますが…。 【写真・中】2年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。 Unit-5のリスニング(聴き取り)問題に取り組んでいます。 先生からは「リスニングはポイントとなる単語を押さえることが大事」という前提で、キーワードの見つけ方について解説がありました。 【写真・下】1年1組・社会(地理)の授業の様子です。 『自立の道を歩む東南アジア』の学習です。 MT(ミーニング・タイム)では、重要用語【モノカルチャー経済】の意味で使われていた【依存】という言葉の意味(他に頼って成り立つこと)を辞書で調べました。 校長 武田幸雄 11月26日(火)本日の授業風景(3)
2年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
期末考査の答案用紙が返却されました。 授業のめあては【できるまで、やり直す】とあります。 先生が電子黒板に問題用紙を大きく映し出しながら、解き方のポイントをされていました。 「先生の解説とともに、テストをしっかりやり直す」→「わからなかったところが、わかるようになる」→「勉強が好きになる」→「学力が向上する」という傾向があることは、調査により明らかになっています。 テスト問題の「やり直しプリント」を提出する教科もあるなど、本校では全ての教科でこうした取り組みを重視しています。 大事なことは「次に同じ間違いをしない」ということなのですよ。 校長 武田幸雄 11月26日(火)本日の授業風景(2)
1年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
日常的ないろいろな場面におけるコミュニケーションの仕方を学ぶ『 Daily Scene 』という小単元の学習です。 教材には、インターナショナルスクールに通う少女の日常生活が描かれています。 そのインターナショナルスクールのウェブサイトを参考に、自分の学校(板三中)の英語版ウェブサイトを作成します。 まずALTの先生が、実際にあるインターナショナルスクールの様子を教えてくださいました。 続けて、いよいよウェブサイト作成です。 といっても、ウェブサイトを想定して板三中を3文以上の英語で紹介するというものです。 さて、いったい何人の人が「 Our school is the best in Tokyo.」(私たちの学校は、東京で一番です)と書いてくれるでしょうか? 校長 武田幸雄 11月26日(火)本日の授業風景(1)
3年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。
『相似な図形』の学習です。 「相似な図形」とは、1つの図形を、形を変えずに一定の割合に拡大・縮小して得られる図形のことです。 本日は「三角形の相似条件」を使った証明問題に取り組んでいました。 「三角形の相似条件」は3つありますが【すべて等しい】【それぞれ等しい】など、用語が微妙に異なります。 まずは読み解く力(RS=リーディング・スキル)を活用して、そうした定義の意味を把握しました。 それを活用した証明問題では、わかりやすく話す力(SS=スピーキング・スキル)の育成も兼ねて、担当した問題を全員に説明する方法で答え合わせを行っていました。 定義の意味を読み解き、さらにそれを使ってわかりやすく話そうとすることで、理解も一段と深まっているようです。 校長 武田幸雄 11月25日(月)本日の授業風景(3)
1年3組・道徳の時間の様子です。
『勤労の尊さや意義』をテーマにした授業です。 同じ時間他のクラスでは、一昨日が「勤労感謝の日」だったことを確認し、改めて「勤労とは何か」を問うことから授業を始めていました。 教科書から『役に立つことができるかな』という読み物を使用しています。 消防署で職場体験をした【僕】は、お世話になった消防士や、消防署に行く途中で見た先生の姿から、働くことの意味について考えます。 1年生の皆さんも、夏休みには「職業調べ」に取り組みました。 2年生になると【僕】と同じように職場体験を行います。 そうした活動や本日のような授業を通して、進路を切り開く力を養っていきましょう。 校長 武田幸雄 11月25日(月)本日の授業風景(2)
2年2組・道徳の時間の様子です。
【公正・公平・社会正義】をテーマに、特に「いじめを許さない心」を取り上げた教材『ヨシト』を使用しています。 タカフミの幼なじみのヨシトは、クラスメイトから「空気が読めない」と馬鹿にされています。 そんなヨシトと同じように扱われたくないという思いから、タカフミもなんとなくヨシトを避けるようになります。 しかし、ある出来事をきっかけに、タカフミは自分の考えの間違いに気づくのでした。 授業では、班ごとに「他者に対して『いやだな』と思うこと」をホワイトボードにまとめ発表しました。 そのうえで「そういうところを改めてもらうためには、どうすれば良いか」について考え話し合いました。 人には、自分と異なる他者を排除しようとする面があります。しかし、排除や攻撃は問題の解決にならないどころか、いじめに発展しかねません。公正な社会正義について、考えを深めることができましたね。 校長 武田幸雄 11月25日(月)本日の授業風景(1)
3年1組・道徳の時間の様子です。
【上手な自己PRをするには、どうすればよいかを考える】を授業のめあてに、都立高入試で必要となる自己PRカードの作成に取り組んでいました。 したがって、キャリア教育や進路指導の一環でもあります。 しかし、主な目的が【自己を見つめ、自己の向上を図る】であるため、道徳の時間で取り上げているのです。 まず長所や短所など、自分の特徴を客観的にとらえます。 そのため友達と相談する姿も見られました。 それらを踏まえて作成した自己PRカードの下書きは、先生が一人ずつ丁寧に添削されると同時に、アドバイスを与えてくださいました。 こうした取り組みを通じて【自己の向上】というめあてを達成してください。 校長 武田幸雄 11月24日(日)今週の予定(11/25〜29)
※ 写真は、先週の授業風景です。
11月25日(月)【通常授業】 26日(火)【通常授業】 27日(水)【通常授業】 ( 部活再登校 ) 28日(木)【通常授業】 29日(金)【通常授業】 ( 3年生のみ午前授業 ) ★ ★ ★ ★ ★ ※29日(金)は、進路選択に関連する先生方の会議があるため、3年生のみ4時間授業で給食後に下校します。 校長 武田幸雄 11月23日(土・祝)『勤労感謝の日』
※ 写真は、今週の授業風景です。
今日は『勤労感謝の日』という祝日です。 「国民の祝日に関する法律(祝日法)」によると、【勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう】ことを趣旨に、1948年(昭和23)に制定されました。 では、なぜそれが11月23日なのでしょうか? それは、この日が戦前まで新嘗祭(にいなめさい = その年、新たに穀物が収穫されたことを祝う宮中行事)という祭日だったからと言われています。 かつて穀物を育てるという生産活動には、現在以上に多くの苦労がありました。 それを乗り越えて収穫できたことを祝う気持ちは、汗を流して働いたことへの感謝の気持ちへとつながったことでしょう。 ただ「感謝」といっても、生徒の皆さんはまだ「勤労」そのものに直接関わってはいません。 ですから、皆さんのために働いてくださっているご両親や、周囲の大人の方々に感謝してください。 あるいはまた、自分が毎日、当たり前のようにご飯を食べられていることに感謝する日であってもよいと思います。 いずれにせよ感謝の気持ちは人を謙虚にし、謙虚な姿勢はその人の成長につながるはずです。 校長 武田幸雄 11月22日(金)本日の授業風景(3)
2年3・4組 数学の授業(答案返却&問題解説)の様子です。
この授業で返却された答案用紙も(1)(2)の記事と同様、デジタル採点方式を導入していました。 デジタル採点方式のメリットは、前の記事でお伝えした採点のナビゲーションだけではありません。 むしろそれ以上に、生徒の学習状況を細かく分析できる点にあります。 平均点や得点分布はもちろん、観点別・問題別の正答率も集計できます。 また、PC画面上で全員の解答を一覧にして確認することで「どのような誤答が多いのか」も把握することが可能です。 そうしたデータは、生徒の抱える学習上の課題解決に役立ちます。保護者会でもご説明申し上げましたが、本校の進める「先生の働き方改革」は「先生の教え方改革」です。これからも様々な方策を検討しながら、生徒の学力向上や個に寄り添う指導に役立てたいと思っているところです。 校長 武田幸雄 11月22日(金)本日の授業風景(2)
3年3組・国語の授業(答案返却&問題解説)の様子です。
この期末考査から本校では、一部教科で試験的にデジタル採点方式を導入しています。 前の記事も含め本日取材した授業(学年・教科)のテストは全て、このデジタル採点方式で採点・集計・分析を行いました。 詳しい説明は省略しますが、採点専用のナビゲーション機能を利用して、パソコン(PC)で採点を行います。 答案用紙を一度スキャナで読み取り、それをPC画面上で採点するというのが基本的な方法です。 この方法には、採点に要する時間削減や、採点ミスをなくすのに大きな効果があります。 今回試験的に導入された先生からは「採点時間が削減されたことで、そのぶんの時間を、テスト結果を反映させた授業改善や教材準備に使えるようになった」といった声も聞かれました。 校長 武田幸雄 11月22日(金)本日の授業風景(1)
1年1組・理科の授業の様子です。
昨日まで期末考査だったこともあり、本日は多くの授業で答案返却と問題解説が行われていました。 そこで「本日の授業風景」は、3学年ともその様子を取材させていただきました。 期末考査の時間がそうであったように、答案返却と問題解説の時間も授業であることに変わりありません。 そのため授業の「めあて」が、しっかり黒板に明記されています。 この授業では【自分の答案を見直し、なぜ間違えたのか確認する】とありました。 さらにその下には【勉強不足(覚えていない)】【勉強不足(理解していない)】【問題の勘違い】と大きく3つの理由が例示されていました。 まず失敗の原因を明らかにし、それをもとに改善策を立て次の成功につなげるというのは、テストに限らず大事なことですね。 校長 武田幸雄 11月21日(木)2学期末考査・第3日目
本日は、2学期末考査の第3日目(最終日)です。 数学・社会・美術の3教科のテストが行われました。 なお、考査終了後はセーフティ教室(薬物乱用防止教室)など、給食も含め通常授業に戻りました。
数学のテストのめあては、1年生は【答えを丁寧に書く】2年生は【見直しをする】とありました。 いずれも単純明快ですね。 一方、3年生のめあては【時間を有効に使い、答案の完成度を上げる】です。 そのめあてに込められた意味を、担当の先生に伺いました。 すると「前回のテストでは、時間配分を間違った、答えの単位を間違えた、問われていることに正対していなかった等が原因で、解けたはずの問題が正解にならなかったという人が多くいました。めあてには、そういうミスをなくすという意味が込められています」と教えてくださいました。 3年生の皆さんは、十分その意味を分かっているようなので、得点は人それぞれでも「完成度の高さ」は全員に共通していることでしょう。 校長 武田幸雄 |
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