最新更新日:2020/10/01 | |
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6月6日(土)一週間を振り返って
1日(月)より学校が再開されました。
昨年度分も含めると、約3ヶ月に及んだ臨時休業(休校)でした。その間、サクラがつぼみから満開になった後、ツツジやハナミズキが学校に彩りを添え、今やアジサイが雨に映える季節を迎えています(写真)。 日本には「四季」という言葉があります。暖冬などの影響で、単純に1年間を季節ごとに4分割できない昨今でも「3ヶ月=1つの季節」が過ぎ去ったことを思うと、改めて休校の長かったことを実感します。 そのように長い休校期間中、生徒や保護者の皆様には大変なご心配とご面倒をおかけしたことと思います。この場を借りて改めてお詫び申し上げますとともに、ご家庭でのご支援に感謝申し上げます。 学校は再開しましたが、全校朝礼でも話したとおり「WITHコロナ」という名の闘いは、始まったばかりです(1日・2日の学校HP『学校日記』および『校長通信』を参照)。 今後とも様々な面でご家庭のご理解とご協力をお願いすることになりますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。また、お子さんのことで何かご心配なことがありましたら、遠慮なく学校までお問い合わせください。 校長 武田幸雄 6月5日(金)放課後・個人面談「今、一番不安なことは?」「何か学校に頼みたいことは?」等々、生徒の声に耳を傾け今後の支援に役立てるのが目的です。長時間の密接を避けるため一人あたりの時間は限られますが、生徒全員を対象に行います。 7・8年生はコロナ感染対策として手作りの『板三シールド』を使用しています。理科の実験で使うクランプ付きスタンドなどを2本立て、その間に透明のビニールシートを張って飛沫を防いでいます(写真・上)。 一方9年生は、オンライン会議用アプリZoomを使用しています。別室にいる先生と生徒が、パソコン(PC)画面を通して面談をします。もちろんその目的の一つは、コロナ感染対策です(写真・中・下)。 一方、本校では、今後コロナ第2波や大規模自然災害に備えるだけでなく、よりきめ細やかで効果的な学習支援に資するため、双方向型のオンライン学習指導を導入したいと考えています。 「まずオンライン面談で、そのイメージを持ってもらう」というのも目的の一つです。今後、次世代型の学習支援&教育活動の導入に向け、ご家庭のご理解とご協力も必要となりますので、宜しくお願い申し上げます。 校長 武田幸雄 6月5日(金)本日の授業風景『一日のあいさつ』の学習です。午前中〜日中〜夕方(夜)と英語の挨拶を確認していきました。最後に「では、夜寝る時は?」との先生の問いに「Sleep(眠れ)」との答えも出て、思わず頬が緩みました。 【写真・中】8年1組・社会(地理)の授業の様子です。 何も見ないで、白紙に6大陸(ユーラシア・アフリカ・北アメリカ・南アメリカ・オーストラリア・南極)をかいています。中には、日本列島をオーストラリア大陸とほぼ同じ大きさにかいてしまった人もいましたね。 【写真・下】9年4組・国語の授業の様子です。 文法『文節と連文節』を学習しています。複数の文節をまとめて一つの意味として捉えるのが連文節です。この連文節で文脈を押さえる習慣をつけると、RS(リーディング・スキル=読み解く力)も向上しますよ。 校長 武田幸雄 6月4日(木)本日の授業風景(3)
9年3組・美術の授業の様子です。
特別教室を使用できない美術も、当面は普通教室での授業です。そして、これも他の実技教科と同様、年間指導計画を変更して、普通教室でもできる学習内容を優先的に実施しています。 本日は「鑑賞」の学習でした。授業のめあては【ゲルニカを読み解く】です。『ゲルニカ』は、名匠・ピカソが祖国スペインの古都ゲルニカが無差別爆撃を受けたことへの怒りを込めて描いた作品と言われています。 それにしても、なぜ絵画の鑑賞で「読み解く」がめあてなのでしょうか。実は「美術作品から、時代背景や作者の心情・表現の意図を読み解く」ことは、鑑賞における重要な学習活動なのです。 そのため授業では『ゲルニカ』に描かれた題材の一つ一つを挙げ、その意味するものを適切に表現する学習を行っていました。RS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成は、絵画を使っても図れるのですね。 校長 武田幸雄 6月4日(木)本日の授業風景(2)
8年4組・音楽の授業の様子です。
これも昨日の記事でお伝えしましたが、机や椅子等の共用や発声(歌唱=飛沫感染)等を避けるため、音楽の授業も普通教室で行っています。本日は家庭学習課題にもなっていた『浜辺の歌』を取り上げていました。 音楽の歌唱学習では、我が国の自然や文化・言葉の美しさ等を味わえる歌曲を取り上げることになっています。【あした浜辺をさまよえば…】で始まる『浜辺の歌』もそんな曲の一つです。 ただし、多くの中学生は【あした】を「明日」、同様に2番の歌詞の【ゆうべ】を「昨晩」と解釈してしまいます。そこで、語彙力を高めるMT(ミーニング・タイム)で、歌詞の中でつかわれている言葉の正しい意味【あした=朝】【ゆうべ=夕方】等を確認しました。 これを機に、例えば『赤とんぼ』の中の【夕焼け小焼けの赤とんぼ、負われて見たのは…】を「赤とんぼに追いかけられて見たのは…」などと、『ふるさと』の【うさぎ追いしかの山】を「ウサギが美味しいあの山」などと勘違いしがちな歌詞についても調べて、語彙力を向上させましょう。 校長 武田幸雄 6月4日(木)本日の授業風景(1)
7年1・2組 英語の授業の様子です。
昨日もお伝えしたように、本校では英語と数学の授業で習熟度別少人数の授業形態をとっています。その方法については、昨日の記事『授業風景(3)』をご覧ください。 ただし、この英語の授業でも、コロナ感染予防対策(机や椅子等の共用をしない)を優先させ、当面は習熟度別の少人数グループ編成はしません。しかし、結果として分散登校中は「少人数授業」です。 本日は、中学校の英語の授業における注意点や、アルファベットの書き方などを確認していました。小学校でも英語(外国語活動)の授業がありましたが、いよいよ本格的な英語学習のスタートを意識できたようです。 校長 武田幸雄 6月3日(水)給食開始(2)
食事のスタイルも、コロナ感染予防対策が取られています。
といっても、特段難しいことではありません。昨年度までは、班ごとに座席をつけて友達と並んだり向き合ったりして食事していたやり方を、通常の座席配置のまま前を向いて食べる方法に変更しただけです。 また、飛沫感染を防ぐため、原則として食事中のおしゃべりは禁止です。放送委員会も発足していない現在は「お昼の放送」も流れないため、学年やクラスによっては独自に音楽を流している教室もありました。 先ほど「特段難しいことではない」と言いましたが、友達との会話なしに食事するのは、皆さんにとっては難しいことかもしれませんね。しかし、これも「WITHコロナ」の給食だと思い、当面は我慢してください。 校長 武田幸雄 6月3日(水)給食開始(1)
本日より、給食も始まりました。
コロナ感染防止対策として、給食の配膳方法から食事スタイルに至るまで全校で統一しています。まず配膳方法は、休校前はベルトコンベア方式(全員が並んで少しずつずれながら、当番に盛り付けてもらう)でした。 しかし、その方法だと配膳台の前に密集状況がつくられる可能性が高まるので、ウエイター方式(当番以外は席を離れず、配膳係が一人分ずつセットして運んでくれるのを待つ)に変更しました。 また、当番が2チームとなる分散登校中は、学校の白衣が不足したり使い回しを避けたりするために、エプロンと三角巾を各自で用意してもらっています。もちろん、配膳前の手洗い・消毒も入念に行いました。 校長 武田幸雄 6月3日(水)本日の授業風景(3)
7年3・4組 数学の授業の様子です。
本校では、数学と英語の授業で習熟度別少人数授業を取り入れています。これは、2クラスを一度合体させ、習熟度別に3グループに分けるという授業形態です。 例えば、36人のクラスを2つ合体させると72人になります。それを習熟度別に3つに分けるので、1グループあたり24人編成で授業を受けることになります。これが習熟度別少人数授業の授業形態です。 しかし、これもコロナ感染防止対策で、当面の間少人数教室を使用しない(机や椅子等を共用しない)ことになっています。そのため、しばらくは数学・英語ともに通常の授業(単学級での授業形態)です。 ただ、分散登校中は1クラスの人数が半分なので、7年生の皆さんも「少人数」の雰囲気はつかめるかと思います。 校長 武田幸雄 6月3日(水)本日の授業風景(2)
8年2組・国語の授業の様子です。
7学年の復習を兼ねた授業のめあてが【文法のコツを理解し応用できる】と書かれていました。特に「主語・述語の関係」や「修飾・被修飾の関係」などを取り上げています。「係り受け」と呼ぶ文法学習です。 この「係り受け」は、前の記事でも取り上げたRS(読み解く力)を向上させる上で、重要な項目の一つです。『いつ、誰(何)が、何を、どのように、どうした』といった文の構造を正しく理解していなければ、文の意味そのものも読み解くことができません。 本日は「コツ」の一つが「ツッコミを入れる」という表現で説明されていました。例えば『どうした』という述語に対し『いつ?』『何を?』『どのように?』とテンポ良く「ツッコミを入れる」のだそうです。 イメージは抱きやすかったと思いますが、「なんでやねん!」「んな、アホな!」とお笑い芸人風の「ツッコミ」は入れないでくださいね。 校長 武田幸雄 6月3日(水)本日の授業風景(1)
9年1組・音楽の授業の様子です。
コロナ感染予防対策として、生徒間の机や椅子等の共用を避けるため、特別教室での授業を控えています。そのため、音楽や技術家庭などの実技教科も特別教室を使わず、普通教室で学習を進めます。 特に音楽の場合、飛沫感染を防止するため「発声(歌唱)」や「器楽(アルトリコーダー)演奏」等の実技ができません。担当の先生は、指導計画の見直しや普通教室でできる授業の教材準備にご苦労されています。 本日は、休校中の課題になっていた『花』を取り上げていました。【春のうららの隅田川…】で知られる曲です。その【うらら】や【ながめを何にたとうべき】【げに一刻も】等、歌詞の意味確認も大事な曲です。 そういった点、こうして普通教室で「歌唱無し」で行う授業は、かえって「音楽における言葉(歌詞)の重要性」を再認識できます。RS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成にも役立っているようでした。 校長 武田幸雄 6月2日(火)本日の授業風景
昨日の奇数グループと同様、本日の偶数グループも学活中心の授業です。その中では『板三マスクの作り方』について、板三中YouTubeチャンネルで動画を見ながらの手順確認も行われていました(写真)。
マスクもようやく市場に出回るようになってきましたが、まだ高額な商品もあります。また、今後コロナ感染の第2波がきたとき、再び品薄になる可能性もあります。 板三中YouTubeチャンネルは、下のURLをクリックすれば見られます。また、『板三マスクの作り方』をはじめ過去の配信動画一覧は、板三中YouTubeチャンネルのホーム画面左上・学校名下の【動画】をクリック → 【もっと読み込む】を複数回クリックすれば見ることができます。 校長 武田幸雄 6月2日(火)全校朝礼・校長講話(放送・再掲)
本日は出席番号・偶数グループが、学校再開後の初登校日でした。
分散登校が行われる来週までは、こうして奇数グループと偶数グループが隔日で登校します。したがって、先生方は2日連続で同じ授業を行います。登校しないグループには、具体的な学習課題が出ています。 全校朝礼での校長講話や生活指導主任の先生のお話も、昨日と全く同じ内容を放送により行いました。放送による朝礼の間、生徒たちは間隔を空けた座席で集中して放送に耳を傾けていました(写真)。 ※校長講話の内容は、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください 6月1日(月)本日の授業風景
学校再開初日の臨時時間割は、各学年とも学活の時間に充てました。
全ての学年で「コロナ感染予防上の注意点」「再開した学校での新しい生活様式」「今後の主な予定」等が説明されていました。そのうち「新しい学校生活様式」では、明後日に始まる給食に関する説明もありました。 例えば、給食の配膳はウエイター方式(個別に並んで取りに行くのではなく、当番が配膳してくれるのを自席で待つ)方法に変わります。また、コロナとは関係なく、今年度から牛乳パックの回収方法が変更されます。 8学年の教室では、給食開始後に混乱を来さないよう、それらの変更点を動画で説明していました(写真)。動画は休校中の学習支援に大いに役立ったと思いますが、学校再開後も様々な面で有用活用されそうです。 校長 武田幸雄 6月1日(月)全校朝礼・校長講話(放送)
本日より、分散登校で学校が再開されました。
今週と来週の分散登校期間、本日は出席番号の奇数グループ、明日は偶数グループというように、クラスを2分割しての隔日登校です。密集を避けるため、写真のように全校朝礼も放送により行いました。 その放送朝礼では、私の講話(下記参照)の他、生活指導主任の先生から「学校再開時の注意事項や心構え」等についてお話しがありました。全く同じ内容で、明日も行います。 ※校長講話の内容は、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。 |
板橋区立板橋第三中学校
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