最新更新日:2020/10/01
本日:count up1
昨日:6
総数:86201
TOP

9月8日(火)本日の授業風景(3)

画像1
 9年3組・社会(歴史)の授業の様子です。

 『強まる軍部とおとろえる政党』の学習です。満州事変と「満州国」の建国をめぐり、日本と中国の対立について資料をもとに考察し、日中戦争に至る経過を読みとります。満州国は、当時の中国東北部にありました。

 当時の地図や書簡・年表・写真・グラフなど、先生が用意してくださった豊富な資料を手がかりに、満州とは日本と中国にとって、どのような意味をもつ土地だったか3つ以上考えをまとめ、友達と意見交換しました。

 この満州事変(1931年)から日中戦争を経て、1945年に太平洋戦争が終わるまでを通算して『十五年戦争』と呼ぶ歴史家もいます。その可否はともかく、このあと日本が坂を転がり落ちるように戦争に突き進んだことを思うと【終わりの始まり】だったことは確かかもしれません。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月8日(火)本日の授業風景(2)

画像1
 7年3・4組 数学(少人数)の授業の様子です。

 『文字式の利用』の学習です。授業の冒頭、先生が「君たちは、何秒生きていますか?」と質問されました。「何歳ですか?」と聞かれれば「13(12)歳です」と簡単に答えられますが、何秒で答えるとなると…。

 そこで、13年は何ヶ月か、それは何日か、さらに…というように計算していき、最終的に13歳の7年生は4億435万2000秒生きていることが分かりました。実は先生は、単位換算(数や量・重さなどの単位を、他の単位に換えること)の概念を、具体的な例で分からせたかったのです。

 実際にこの後、xm(メートル)のひもからycm(センチメートル)切り取ったときの残りの長さを計算する際、つい(x−Y)という計算式を立ててしまった人もいました。今後はそうしたミスに気をつけながら、いろいろな数量を文字を使った式で表したり計算したりしていきます。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月8日(火)本日の授業風景(1)

画像1
 8年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。

 本日はALTの先生が入られています。そこで、ALTの先生に送るという設定で、挨拶を除き4文以上のメールを作っています。日常的にメールを打っている中学生ですが、英文となると話は別です。

 メールの内容は、勉強や趣味のことなど「最近自分がしたこと」です。それをもとに、その時の気持ちや先生への質問等をまとめます。できあがった下書きは、ALTの先生にチェックしていただきました。

 日本の若者はメールで「あけおめ(=あけましておめでとう)」などの略語を使いますが、英語のメールでも例えば「ASAP(= as soon as possible)なるべく早く」といった略語を用いるそうです。また、同じ感情を表す絵文字が、日本語と英語で異なっているのも面白かったですね。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月7日(月)本日の授業風景(3)

画像1
 9年4組・道徳の時間の様子です。

 【節度・節制】をテーマにした授業です。道徳の授業でも、情報モラルに関する指導を充実させることが求められています。本日使用していた『ある朝のできごと』も、情報モラルと関連する読み物です。

 日頃から友達とのSNSでのやりとりで、スマホを手放せなくなっている中学生の話です。その中学生が「ながらスマホ」で駅の階段を降りるうちに、足を踏み外してしまうところで話は終わります。

 授業では、まず『インターネット依存度テスト』を使って自分の依存度を知りました。そして、インターネットのメリットとデメリットを挙げ、依存症にならないためにはどうすれば良いか話し合いました。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月7日(月)本日の授業風景(2)

画像1
 8年4組・道徳の時間の様子です。

 今週から来週にかけ、本校では各学年の道徳の時間で【生命の尊さ】をテーマとした授業を行うことになっています。本日8年生は、道徳の教科書から『最後のパートナー』という読み物を使用していました。著者は、引退した盲導犬を引き取るボランティアの方です。

 目の不自由な方のために尽くしてきた盲導犬にも、年齢とともに引退の時が来ます。著者は、そんな引退犬を引き取り、看取るたびに悲しくなり「もう引退犬にはかかわりたくない」と思っていました。

 しかし、あるきっかけを通して、ボランティアを続けることにします。授業では、そのきっかけは何だったのか、そして、そのきっかけが、なぜ、どのように著者の気持ちを変えたのかについて考えを深めました。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月7日(月)本日の授業風景(1)

画像1
 7年2組・道徳の時間の様子です。

 教科書から【勤労】をテーマにした『私は清掃のプロになる』という読み物を使用しています。世界一清潔な空港と言われる羽田空港で、環境マイスターを務める新津春子さんを取り上げた読み物です。

 清掃業務のプロとしてのプライドを持って職務に励んでいた新津さんですが、ある日清掃業の恩師から「あなたの清掃には心がこもっていない」と指摘されます。はじめ新津さんは、その意味が分かりませんでした。

 しかし、仕事中にお客さんから感謝の言葉をいただき、少しずつ「心のこもった仕事」について理解できるようになってきたのだそうです。8年生が先週の道徳で取り上げていた教科書の読み物『そうじの神様が教えてくれたこと』とも関連づけると、さらに考えが深まると思います。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月6日(日)今週の予定(9/7〜11)

画像1画像2
         ※ 写真は、先週の授業風景です。

9月7日(月)【通常授業】英検IBA(8年・6h)

  8日(火)【通常授業】内科検診(9年)

  9日(水)【通常授業】

  10日(木)【通常授業】歯科検診 英検IBA(9年・6h)

  11日(金)【通常授業】

            ★ ★ ★ ★ ★

※7日(月)10日(木)の英検IBAとは、英検のプレテストのようなもので、自分がどの程度の資格レベルかを測るものです。
                          校長 武田幸雄

9月5日(土)第1回土曜ICT学習支援日

画像1
画像2
画像3
 本日、本校初の試みであるICT学習支援日を行いました。

 すでにお知らせしていますが、本校ではコロナ禍を機に次世代型学習支援システムの構築を目的としたプロジェクトチーム(PT)を発足させ、特にICT(情報通信技術)を活用した学習支援策に取り組んでいます。

 その一環である土曜ICT学習支援とは、オンライン会議アプリ等による授業、YouTube動画配信等による授業、eライブラリ等オンライン学習ツールを活用した授業等を行います。

 生徒は在宅で受けるので、厳密には「授業」ではなく「学校による学習支援」です。したがって、受けなかったからといって欠席にもなりません。一方で、希望する生徒は学校のパソコンで受けることもできます。

(写真・下)の9年生は「高校生平和大使」として活動する長崎県の高校生とオンラインでつながり、リアルタイムな対話を通し「戦争と平和」について考えました。今後も本校では、新しい時代に即した学習支援であると同時に、コロナ等の有事にも対応できる学習支援をしてまいります。

                          校長 武田幸雄

9月4日(金)本日の授業風景

画像1
画像2
画像3
【写真・上】7年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。

 リスニング(聴き取り)問題に取り組んでいます。英会話を聞いて、お店で注文した商品の数と合計金額を答えます。英語を正確に聴き取る力はもちろんですが、正確な計算力も必要でしたね。

【写真・中】8年1・2組 保健体育(女子)の授業の様子です。

 密集・密接・密閉の「3密」を避けられることから『ソフトボール』に取り組んでいます。グローブは共有せざるを得ないので、授業の前と後とで、ハンドソープによる十分な手洗いを徹底しています。

【写真・下】9年3・4組 数学(少人数)の授業の様子です。

 『2次方程式』の学習です。2次方程式の問題では、数や図形に関するものなど様々な解を求めなければなりません。そこで本日は、それらの求め方を、友達に分かりやすく解説する演習に取り組んでいました。

                          校長 武田幸雄

9月3日(木)本日の授業風景

画像1
画像2
画像3
【写真・上】9年3組・理科の授業の様子です。

 『遺伝子やDNAに関する研究成果の活用』の学習です。「遺伝子組み換え食品」や「再生医学」など、今日的な科学の話を取り上げています。「遺伝子」という言葉は、新型コロナウイルス研究でも再三出てきます。

【写真・中】8年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。

 動詞の過去形には、play → played のように「(e)d 」を付けるものと、come → came のように不規則に変化するものとがあります。その不規則動詞の過去形について、友達とペアワークで復習していました。

【写真・下】7年3組・国語の授業の様子です。

 『空を見上げて』の学習です。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県女川町の中学生がつむいだ「五・七・五」の言葉に、それに続く「七・七」の言葉が日本各地や海外から届けられた実話をもとにした随筆です。

                          校長 武田幸雄

9月2日(水)本日の授業風景(3)

画像1
 9年1・2組 保健体育(男子)の授業の様子です。

 学校再開後これまで保健体育の授業では、コロナ対策から保健分野の授業を優先的に行ってきました。また、体育実技では密集や密接、用具の共用を避け、自分のペースで取り組める『縄跳び』に取り組みました。

 一方、この2学期からは可能な範囲で球技に取り組むこととなり、担当の先生方が準備を進めてきました。男子はネットを挟んで行う個人種目なので密接を避けられることから『バドミントン』に取り組んでいます。

 授業前後の手洗いの徹底はもちろん、ラケット等の消毒は1時間ごとに先生が行われています。そして、シャトルに影響を及ぼさないよう、真上に向けた大型扇風機を体育館4隅に配置して換気を行っていました。そうした配慮・苦労のもと、ウィズ・コロナの体育実技に取り組んでいます。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月2日(水)本日の授業風景(2)

画像1
 8年4組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。

 衣生活に関する実習『エコバッグ製作』に取り組んでいます。スーパーやコンビニなどでレジ袋が有料化されたことに伴い、常にエコバッグを携行する人が増えました。まさにタイムリーな作品づくりです。

 一方で、被服室ではなく普通教室で実習を行っていることを不思議に思い、担当の先生に理由を伺いました。すると、やはり「コロナ感染対策」とのことでした。被服室は、長テーブル片側に2人ずつ座る、つまり2組が向き合って座る形で作業を続けることになります。

 また、ミシンが2人に1台しかないため、それを使い回すことになります。そうした現状から被服室での実習は難しいと判断され、ミシンを使用しないでも製作できるエコバッグを選ばれたのだそうです。「エコ」の視点に加え「コロナ」の視点からも、タイムリーな選択だったようです。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月2日(水)本日の授業風景(1)

画像1
 7年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。

 Unit-3の学習です。7年生は、1つのユニット(単元)が終わるたびに「単元テスト」を行います。こうしたスモール・ステップのテストには、複数の単元をまとめて行う定期考査とは違った学習効果が望めます。

 本日はその「単元テスト」対策も兼ね、教科書本文をペアで分担して音読していました。会話形式で書かれた本文を登場人物で分担したり、一人が読んだ英文をもう一人が日本語に訳したりします。

 先生が「最高難度」と評した読み方は、ペアの人が言った日本語訳を聞いて、教科書を見ずに英文にするというやり方です。しかし、これまでに20回以上読んだ成果か、多くの人が意外にあっさりクリアしていました。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月1日(火)本日の授業風景(3)

画像1
 9年2組・技術家庭(技術分野)の授業の様子です。

 『エネルギー変換に関する技術』の実習です。「TECH未来」という教材を使用しています。発電モータや各種ギヤ、フレームなど31種のパーツで構成されているため、一見「ブロック玩具」にも見えます。

 しかし、これを使って「動力伝達の仕組み」や「ギヤシステム」を習得する立派な技術科の教材です。本日の授業のめあては【より重いものを持ち上げるギヤシステムを考える】とありました。

 具体的には、水を入れた500mlのペットボトルを持ち上げられるギヤの組み合わせを考え作ります。班の中で2つのパターンを分担してチャレンジするので、教え合い・助け合い学習の側面もあるようでした。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月1日(火)本日の授業風景(2)

画像1
 8年3組・国語の授業の様子です。

 小説『盆土産』(三浦哲郎)を学習しています。東京に出稼ぎに行っている父が、お盆の帰省土産に持って帰ってきた「えびフライ」を通し、家族の絆や何気ない優しさ・温かさを描いた小説です。

 生まれて初めて「えびフライ」を食べた少年(主人公)は、その「えもいわれないうまさ」に驚きます。そして、早死にした母や祖父の墓参りをした際、ふと2人がそれを味わうことなく死んだのではないかと思い【なんとなく墓を上目でしか見られなく】なってしまうのでした。

 授業では、その時の少年の心情を読みとりました。当然【上目(づかい)】がキーワードとなります。そのため数名の人が、とっさに国語辞典で意味を調べていました(写真・下)。こうした習慣が語彙力を高め、RS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成につながるのです。

                          校長 武田幸雄
画像2

9月1日(火)本日の授業風景(1)

画像1
 7年3組・音楽の授業の様子です。

 音楽の学習内容は、大きく「表現」と「鑑賞」とがあります。コロナ感染予防の観点から、これまで飛沫感染等の心配される「表現」の学習を避け、教室での「鑑賞」を中心に取り組んできました。

 しかし、今後は感染予防に配慮しつつ、少しずつ「表現」の学習(実習)にも取り組んでいきます。そして、その「表現」の中には、歌唱活動と器楽活動、そして、創作活動があります。

 本日は、食べ物を音符と手拍子で表現する活動です。例えば、ラーメンなら【♩ ♫】、たこやきなら【♫♫】といった具合です。そのリズムを手拍子で表しながら『くいしんぼうのラップ』というリズム曲の合奏を班ごとに行いました。今後はこの取り組みを「創作」にも発展させます。

                          校長 武田幸雄
画像2

8月31日(月)本日の授業風景(3)

画像1
 8年生「総合的な学習の時間」の様子です(写真は、3組)。

 例年8年生は、夏休みに「職場体験」を行っていますが、今年度はコロナ禍により実施できませんでした。しかしながら、正しい職業観・勤労観を身につける取り組みは、例年並みかそれ以上に行っています。

 前回の「総合」の時間では、職場体験の様子を伝える動画を視聴しました。本日は『職業レディネス・テスト』に取り組んでいます。「職業レディネス」の名のとおり、仕事に就くための準備検査のようなものです。

 質問が多いため、朝礼でも使用しているウェブ会議システムを利用し、先生が1問1問読み上げる形で検査を進めました。この結果をもとに、自分の特性や志向を客観的につかみ、今後の進路学習に役立てます。また、外部講師を招いて、オンラインによる進路講演会も開催する予定です。

                          校長 武田幸雄
画像2

8月31日(月)本日の授業風景(2)

画像1
画像2
画像3
 9年3組・道徳の時間の様子です。前の記事と同様9年生も、校長講話を受け【コロナ感染に関する差別や偏見のない社会の実現】をテーマに、東京都教育委員会をはじめ様々な資料を活用して授業を進めていました。

 まず、実際にコロナに感染し治療を受けている様子を公開した、元プロ野球選手・片岡篤史さんの動画から。医療従事者への感謝の言葉を聞きました。また、日本赤十字社の制作した『新型コロナウイルスの3つの顔』を視聴し、新型コロナウイルスに関する正しい知識を確認しました。

 そのうえで『止めよう差別の感染・広めよう感謝の心』と題したワークシートを使い、なぜ差別や偏見は起きるのか、どうやったらそれを防げるのかの2点について意見交換しました。直前の校長講話を、主体的で対話的に深く掘り下げた9年生に、敬意とともに感謝の念を抱きました。

                          校長 武田幸雄

8月31日(月)本日の授業風景(1)

画像1
 7年4組・道徳の時間の様子です。

 本日の全校朝礼では、新型コロナウイルス感染者への偏見や差別、誹謗・中傷を戒める話をしました(『校長講話』参照)。それを受け各学年の道徳の時間では、差別やいじめ、人権問題について取り上げました。

 7年生のあるクラスでは、何気ない一言が人を傷つける学校生活の身近な例を取り上げていました。別のクラスでは、コロナウイルスの感染者に対する差別・偏見の具体例が取り上げられていました。

 このクラスでは、道徳の教科書より『部活の帰り』という読み物を使用していました。【友情・信頼】をテーマにした読み物ですが、発展的に「お互いの人格を尊重し合う態度の大切さ」についても考えました。

                          校長 武田幸雄
画像2

8月31日(月)全校朝礼(Zoom)校長講話

画像1
 ハンセン病という病気があります。皆さんが使用している社会科・公民分野の教科書『人権の保障を実現するための権利』という単元で分かりやすく説明しているので、一部を引用させてもらいます。

            ★ ★ ★ ★ ★

 【ハンセン病(かつては、らい病とよばれていました)は、感染力も弱く、薬で完全に治る病気ですが、長い間おそろしい伝染病とされていました。わが国は、1907年に、のちに『らい予防法』となる法律を制定し、1996年に廃止するまで患者と元患者を一生にわたって隔離する政策をとってきました。子どもであっても療養所に強制的に入所させられ、本名を名のることも外出することも許されず、また、子どもをもつことも許されませんでした。療養所に入ることは、家族との関係がなくなることでした。】
            ★ ★ ★ ★ ★

※校長講話の続きは、下の『おりたたみ記事』をクリックしてください。
校長講話・ここをクリック
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
板橋区立板橋第三中学校
〒173-0013
住所:東京都板橋区氷川町22-3
TEL:03-3962-8865
FAX:03-5375-5788