最新更新日:2020/10/01
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9月22日(火・祝)『秋分の日』

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        ※ 写真は、先週の授業風景です。

 本日は、祝日『秋分の日』です。『国民の祝日に関する法律』(祝日法)によると、この日は【祖先をうやまい、なくなった方々をしのぶ】日とされています。

 「秋分」は 「夏至(げし)」や「冬至(とうじ)」などと同じ二十四節気のひとつで、毎年9月23日前後です。「春分」 と同様に昼と夜の時間がほぼ同じになりますが、厳密には昼のほうが少し長いそうです。

 この「秋分」がいつになるかは太陽の位置と関係するため、正式な日にちは国立天文台が天文学上の計算によって算出し、それを総理大臣をはじめとする国務大臣の会議(閣議)で承認することになっています。

 天文学上の計算ですから、ずっと先の「秋分」まで算出可能です。しかし、前年の2月に閣議決定が発表されるため、再来年(2022年 )の『秋分の日』はまだ正式には決定されていません。

 さて、【暑さ寒さも彼岸まで】と言います。「冬の寒さは春のお彼岸 = 『春分の日』の頃までに、また、夏の暑さは秋のお彼岸 = 『秋分の日』の頃までに和らぎ、ともに過ごしやすくなる」といった意味です。

 その言葉どおり、このところ朝晩を中心にめっきり秋めいてきました。過ごしやすくなった季節を迎え、コロナ禍さえなければ「行楽の秋」としたいところですが、当面は家で「読書の秋」が良いかもしれません。

                          校長 武田幸雄

9月21日(月・祝)『敬老の日』

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         ※ 写真は、先週の授業風景です。

 今日は『敬老の日』です。『国民の祝日に関する法律』(祝日法)によると、この日は【多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う】ことを趣旨として、1966年(昭和41)に制定されました。

 2003年(平成15)までは9月15日でしたが、祝日法の改正(ハッピーマンデーの導入)に伴い、翌年から9月の第3月曜日に変更されました。では、なぜもとは9月15日だったのでしょうか?

 聖徳太子(飛鳥時代の皇族・政治家)が、大阪に日本で最初の悲田院(ひでんいん = 貧しい人や身寄りのない人を救うための施設)を建てた日にちなんでいるという説もありますが、定かではありません。

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9月20日(日)今週の予定(9/21〜25)

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         ※ 写真は、先週の授業風景です。

9月21日(月・祝)  〈 敬 老 の 日 〉

  22日(火・祝)  〈 秋 分 の 日 〉

  23日(水)【通常授業】 6h授業

  24日(木)【通常授業】

  25日(金)【通常授業】 生徒会立会演説会(6h)

            ★ ★ ★ ★ ★

※23日(水)は6時間授業です。時間割は各クラスで確認してください。

                          校長 武田幸雄

9月19日(土)本日の土曜授業風景

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【写真・上】9年2組・音楽の授業の様子です。

 「鑑賞」の学習で『ロマン派の特徴をとらえる』が授業のめあてです。教材DVDからシューマン『子どもの情景』より『トロイメライ(夢)』が流れると、タイトルどおりついコックリという姿も見られました。

【写真・中】8年3組・技術家庭(技術分野)の授業の様子です。

 『生物育成に関する技術』の実習で『デスクプラント・ライト』の製作が始まりました。養液栽培によりベビーリーフを育てます。本日は、まずスタンドとライトの組み立てを行っていました。

【写真・下】7年2組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。

 『食品添加物』について学習しています。まず、いくつかの食品の原材料を見て、その食品が何かを考えました。そして、食品添加物の使用目的や利点・問題点などをワークシートにまとめました。
                          校長 武田幸雄

9月18日(金)本日の授業風景(3)

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 7年4組・美術の授業の様子です。

 7年生は、近いうち『絵文字』に取り組みます。その事前学習として『文字の形の特徴や役割』を学習していました。今回は、特に「明朝体」と「ゴシック体」を取り上げています。

 (写真・上)で電子黒板に映し出されているのは、一時停止の道路標識です。ただし、書かれている【止まれ】の文字の書体が変わります。どれが見やすいか先生が尋ねると、皆さん「明朝体」より「(丸)ゴシック」を選びました。

 一方「明朝体」で書かれている小説の一節と、同じ部分が「ポップ体」等のデザイン文字で書かれているものとを比べると、今度は「明朝体」の方が圧倒的多数でした。そうした事例を確認しながら、それぞれの字体の特徴と、その特長を生かした用途をワークシートにまとめました。

                          校長 武田幸雄
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9月18日(金)本日の授業風景(2)

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 9年2組・国語の授業の様子です。

 古文『君待つと』の学習に入りました。「日本三大和歌集」と言われる『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』の中から、それぞれ数首ずつ取り上げた和歌を読み味わいます。

 授業の冒頭、特に『万葉集』の和歌と『古今和歌集』『新古今和歌集』の和歌との特徴的な違いを先生が説明されました。江戸期の研究者によって提唱された「ますらをぶり(男性的で力強い歌風)」と「たをやめぶり(女性的でしなやかな歌風)」の違いです。

 「男らしさ・女らしさ」という言葉が死語になりつつある現代の若者には、あまり馴染まない言葉かもしれません。しかし、古文用語として理解し「素朴でおおらかな歌風」「繊細で技巧的な歌風」と捉えましょう。

                          校長 武田幸雄
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9月18日(金)本日の授業風景(1)

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 8年1組・社会(歴史)の授業の様子です。

 『武家政権の内と外』の学習です。本日は『琉球とアイヌの人々がつなぐ交易』を取り上げていました。平安〜安土桃山時代の琉球王国やアイヌの人々が、周辺諸国とどんな関係を築いていたかを学びます。

 その中で、当時は津軽半島(青森県)の十三湊(とさみなと)が、アイヌの人々との交易地となり、北方産の鮭(サケ)などが日本海交通によって京都まで運ばれていることも資料で確認しました。

 実は、その鮭についてこの8月、アイヌ民族の子孫でつくる団体が鮭の漁業権を求めて国などを相手に提訴しました。アイヌ民族が伝統的に占有してきた土地や資源を利用する「先住権」をめぐる初めての訴訟です。私も本日の授業で学んだことを踏まえ、裁判を見守りたいと思います。

                          校長 武田幸雄
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9月17日(木)本日の授業風景(3)

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 7年4組・音楽の授業の様子です。

 これまで音楽の授業では、コロナ感染予防対策として「鑑賞」に関する活動を優先的に行ってきました。しかし、手拍子によるリズム表現など、飛沫感染を避ける形で徐々に「表現」に関する活動も始めています。

 改正された板橋区の感染予防ガイドラインでは、音楽の歌唱活動について【できるだけ一人ひとりの間隔を空け、人がいる方向に口が向かないようにすること】と定めています。

 そのため、前の人と重ならないよう座席を斜めに配置して歌唱の実技に取り組んでいました。先生のお話によると、今後は『校歌』の実技テストも行うそうですが、その際にも別室で一人ずつ行い、マスクを外す際には通称「板三シールド(透明ビニールの仕切り)」を設置するそうです。

                          校長 武田幸雄
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9月17日(木)本日の授業風景(2)

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 9年4組・社会(歴史)の授業の様子です。

 『近代後半のまとめレポート』作成に取り組んでいます。レポートの題材は、1910〜1945年の国内外の出来事や人物の言動から、同世代の人間と語り合いたいこと、次世代に語り継ぎたい歴史的事象を選びます。

 「なぜ、その事象を選んだのか」「前史にさかのぼるその事象の成因や、その事象が後世に与えた影響」等を、様々な資料で説明します。その際には、インターネット検索や先生からお借りした資料が欠かせません。

 「第1次世界大戦と世界恐慌に対して各国のとった対策と効果」「日中戦争から太平洋戦争への経緯と各国の立場、そして、これからの日本」といった具合に、かなり専門的な題材ばかりです。そうしたレポート作成に真剣に向き合う皆さんの集中力が、とても印象的な授業でした。

                          校長 武田幸雄
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9月17日(木)本日の授業風景(1)

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 8年3組・理科の授業の様子です。

 『物質どうしの化学変化』の学習です。前回の授業までに「鉄と硫黄の反応による変化」を調べる実験に取り組みました。安全には十分配慮して行いましたが、実験の際に発生した硫化水素のにおい(いわゆる『温泉のにおい』『卵の腐ったにおい』)が忘れられない人もいるようです。

 今後は、それらの化学変化を「化学反応式」で表します。物質を原子の記号で表したものが「化学式」、その化学式を組み合わせて化学変化の様子を式で表したものが「化学反応式」です。

 そのため周期表の覚え方の語呂合わせ【水兵 リーベ 僕の舟 名前がある(七曲がり)シップス クラークか…】を皆で暗唱し、原子の記号を確認しました。私の中学生時代から変わらない語呂合わせですが、さすがに最近は、ラップのリズムでさらに覚えやすくしている人もいるそうですよ。

                          校長 武田幸雄
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9月16日(水)本日の授業風景(3)

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 9年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。

 『関数 y=ax² 』の学習です。昨日とは別のグループにお邪魔しました。電子黒板には、メモリのついた斜面を転がるボールと、1秒ごとの位置を記録した図が映し出されています。

 それをもとに、スタートから x 秒間に転がる距離を y mとした上で y=ax² の関係について考えます。…と、今まさに9年生は、理科の授業で「斜面を下る台車の運動」を学習(実験)したばかりです。

 【運動の向きに一定の力がはたらき続けるとき、物体の速さは一定の割合で加速する】という実験から得た知識を、数学で生かすことができましたね。また、発展的に、これも理科で学んだ自由落下も取り上げました。

 物体が落下し始めてから経過した時間をx秒、落下した距離をymとした関数式を、先生が教えてくださいました。それに基づいて東京スカイツリーから落とした物体が、地面につくまでの時間を計算しました。(写真・下)は、皆で目を閉じて、そのイメージを広げているところです。

                          校長 武田幸雄
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9月16日(水)本日の授業風景(2)

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 7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。

 新しい大きな章『方程式』に入りました。小学校の「算数」から、中学校の「数学」に変わったことを実感する言葉の一つですね。8・9年生でも「連立方程式」や「2次方程式」を学習します。

 本日は、主に先生が用意された動画を活用しながら「方程式」の定義を確認しました。教科書では【式の中の文字に代入する値によって、成り立ったり成り立たなかったりする等式】と説明しています。

 では、語彙力を高めるMT(ミーニング・タイム)です。「方程式」は比喩的に「勝利の方程式」などと使うこともあります。「そうなるための決まったやり方・パターン」といった意味です。

 例えば、プロ野球では、途中までリードしているチームが、2番手以降の決まった投手の継投で勝ちきるパターンを「勝利の方程式」と言っています。「野球選手が数学の問題を解いている」わけではありません。

                          校長 武田幸雄
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9月16日(水)本日の授業風景(1)

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 8年4組・国語の授業の様子です。

 古文『扇の的(平家物語)』の学習です。屋島の戦いにおいて源氏の那須与一は、海に浮かぶ平氏の舟に掲げられた扇を見事に矢で射貫きました。その興趣に敵方である平氏の武士が一人、舟で舞を舞います。

 それを主君の命により、与一は再び矢で射倒してしまいます。その行為の是非について、2グループに分かれて討論していました。「ここは戦場なのだから仕方ない(賛成)」「戦意はなく、称賛の気持ちで舞った相手を射るのは良くない(反対)」等の意見が交わされました。

 ただし、この学習の目的は「是非」に決着をつけることではありません。明確な理由を示しながら、論理的に自分の意見を述べられるようにすることが目的です。本校で取り組むSS(スピーキング・スキル=分かりやすく話す力)を意識した発展的な学習活動でした。
                          校長 武田幸雄

9月15日(火)本日の授業風景(3)

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 9年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。

 『関数 y=ax²』の学習です。本日は、関数 y=ax² では変化の割合がどうなるかを取り上げています。「変化の割合」は、8年生の『1次関数』で学習しました。まさか、忘れていないでしょうね?

 というわけで、先生がMT(ミーニング・タイム)を設けられ、改めて【 x の増加量に対する y の増加量の割合】という定義と、計算式を確認しました。その定義に従って例題を解いたのですが、先生が発展的に「さらに簡単に正解を求められる方法」を教えてくださいました。

 ただし、簡単には教えてくださいません。「なぜ、その方法が成り立つのかを証明せよ」という条件付きです。皆さん、悪戦苦闘しながら取り組んだ分、最後に先生が証明を完成してくださった際には、大いに納得顔でした。結果だけでなく過程を学ぶことで、理解も深まったことでしょう。

                          校長 武田幸雄
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9月15日(火)本日の授業風景(2)

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 7年1組・理科の授業の様子です。

 『身のまわりの物質とその性質』の学習で「白い粉末の見分け方」について実験を行っていました。白砂糖やデンプン、食塩など、見ただけでは見分けにくい粉末状の物質の種類を知る方法を探ります。

 粒の様子や手触りの違いの他、試験管の水と混ぜた時の溶ける様子が「溶けたか、溶け残ったか」アルミ箔の容器に入れて火で熱した時の様子が「変わらないか、(溶けて)焦げたか」等を記録し考察しました。

 ところで、本日のような実験ではガスバーナーを使用します。火が風であおられるといけないので、外に面した窓は閉めておかなければなりません。しかし、実験前に基礎技能をしっかり身につけていたので、円滑に操作できています。そのため短時間で窓の開放・換気ができました。

                          校長 武田幸雄
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9月15日(火)本日の授業風景(1)

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 8年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。

 英語による自己表現活動(スピーチ)に取り組んでいます。今回のテーマは『将来の夢』です。ALTの先生も入られているので、効果的なスピーチの仕方などの具体的なアドバイスを受けられます。

 本日は、スピーチ原稿の基本的な文章構成について確認していました。まず「 I want to be …」(私は…になりたい)で将来の夢を述べ、その理由や夢を実現するために取り組んでいることなどを続けます。

 取材中「特に夢がない場合、どうすればいいの?」と、友達にささやいている人がいました。そんな場合、せっかく8年生は「総合的な学習の時間」等でキャリア教育に取り組んでいるのですから、とりあえず「あこがれの職業」について原稿を作成してみたらどうでしょうか。

                          校長 武田幸雄
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9月14日(月)本日の授業風景(3)

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 7年生・道徳の時間の様子です。

 教室の電子黒板には、一人の修道女や、ベッドに横たわるやせ細った人々の写真が映し出されています。修道女の名前は、マザー・テレサ。やせ細った人々がいるのは、マザーが設立した「死を待つ人の家」です。

 私の講話を受け、道徳の教科書から『あふれる愛』という読み物を使用していました。インドのコルカタで貧困救済に尽くしたマザーが「死を待つ人の家」をつくろうとした経緯や、その思いが描かれています。

 授業では、そんなマザーの生き方や「望まれて生まれてきた大切な命」について考えました。そうした中、あるクラスの△△さんが、次のような考えを書いていました。(本人の許可を得て掲載。一部漢字に書き換え)

 【私は、命について人一倍理解しているつもりです。母が、癌のステージ4で私を産み落としてくれて、自分の命を犠牲にしてまでも私を産んでくれたことに感謝しています。マザー・テレサみたいなことをしていても、たくさんの人に語り継がれないことが悔しいですが、自分の中では一生語り継いでいきたいと思います。今日の校長先生の話の中に出てきた『人は、人に生かされている』という言葉の意味を、改めて考えてみようと思いました。】
                          校長 武田幸雄
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9月14日(月)本日の授業風景(2)

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 9年生・道徳の時間の様子です。

 「命に値段をつけるとしたら、いくらになるでしょうか?」 あるクラスは、そんな質問から授業がスタートしました。「100億円」「プライスレス(値段はつけられない)」まで、人により意見は様々です。

 その後で先生が見せてくださったのは、科学的な分析による人体の成分表です。例えば、体重60kgの人は、水分4リットル、炭素20kg…といった具合で、それらをお金に換算するとたった3000円なのだとか!

 そんな種明かしをした上で先生が「しかし、命の価値にそんな計算は成り立ちませんよね」と確認され、その後は「かけがえのない命」「命の連続性」について考えを深めました。あるクラスの○○さんは、命に値段や優先順位はつけられないとした上で、次のような感想を述べていました。

【この世の全ての人が、私の大切な人だと思った】
                          校長 武田幸雄
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9月14日(月)本日の授業風景(1)

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 本日の道徳の時間は、朝礼での校長講話を受け、全学年とも【生命の尊厳】をテーマとしました。写真は、8年生・道徳の時間の様子です。

 あるクラスでは、全員が机に突っ伏していました。まさか、私の講話が睡眠導入剤になってしまったのでしょうか? 実は、友達の考えが分からないようにして、先生の質問に挙手で答えていたのです。

 「自分は命を【A】大切にしている【B】少し大切にしている【C】あまり大切にしていない」同様に「社会の人々」についても【ABC】のいずれかで答えてもらいます。すると「自分」は【A・B】の割合が大多数だったのに対し「社会の人々」では【C】の割合が増えてしまいました。

 「なぜ、そう思うのか?」について意見交換した後、教科書より『体験ナースをとおして』という読み物を活用し、母親と胎児の結びつきについて考えました。父・母・祖父母どの立場からでも構いませんので、ぜひご家庭でもお子さんが生まれたときの話を聞かせてあげてください。

                          校長 武田幸雄
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9月14日(月)全校朝礼(Zoom)校長講話

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 2ヶ月ほど前、三浦春馬さんという人気俳優が、30歳という若さでこの世を去りました。報道によると自殺であるとのことです。

 この私でさえ、生前に撮影されたドラマなどの映像を見るにつけ切ない気持ちになるのですから、ファンはなおさらでしょう。今なおSNS上ではその死を嘆く声や、追悼式の開催を求める声が後を絶たないそうです。

 さて、その三浦さんの約2倍、60年近くにわたる人生で、私は今までに1度だけ死にかけたことがあります。ただし、当の私自身にその記憶はありません。なぜなら、それは私が生まれた時だったからです。

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