最新更新日:2020/10/01 | |
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9月10日(木)本日の授業風景(1)
7年3組・国語の授業の様子です。
小説『星の花が降るころに』(安東みきえ)の学習です。中学生になり、小学生時代の親友と疎遠になった主人公の【私】が、思春期特有の悩みを抱えながらも一歩前に踏み出すまでの様子を描いた作品です。 教科書のための書き下ろし作品なので、おそらく今頃の中学1年生(本校では7年生)の日常生活を想定しているのでしょう。現在の自分と作品中の【私】とが、重なっている人もいるかと思います。 しかし、ある場面での【私】の心情を尋ねた先生の質問に、手を挙げる人がほとんどいません。その一方で多くの人が、ノートにはしっかり書けています。「分かっていても挙手しない」というのも思春期特有の反応かもしれませんが、主人公【私】のように一歩前に踏み出しましょう。 校長 武田幸雄 9月9日(水)RS研究授業風景(3)
7年1組・美術の授業の様子です。
7年生は、4cm×15cmの短冊を使った栞(しおり=ブックマーク)づくりに取り組みました。本日は、完成した友達の作品の「鑑賞シート」を作成します。これまでもRS育成を意識して、芸術作品と鑑賞文を照合させる活動に取り組んでいますが、本日は鑑賞文を自分で書くわけです。 「鑑賞シート」には、友達の作品と「作品表」を見て気づいたこと・感じたこと等をまとめます。その際、先生からはWSを意識して「100字程度にまとめること」「2文以上書くこと」「適切な『つなぎ言葉』で文と文をつなげること」の3つの条件が示されました。 ただ「書きなさい」という指示だけでは、1文が異様に長くなり、主語と述語が一致しない文などを書いてしまうことがあります。また、単語の羅列で終わり、伝えたいことが伝わらない文になることもあります。 しかし、先のような指示があるだけで、自然に「正しい文・分かりやすい文を書く」習慣が身につきます。そして、その習慣は、WSだけでなくSSやRSの育成にも必ず役立つことでしょう。 校長 武田幸雄 9月9日(水)RS研究授業風景(2)
9年2組・技術家庭(技術分野)の授業の様子です。
『エネルギー変換に関する技術』の実習です。「TECH未来」という教材を使用しています。発電モータや各種ギヤ、フレームなど31種のパーツを組み合わせ、様々な目的に応じた作品をつくります。 本日は、これまでの実習から「速く走れる車」「重いものを運べる車」「急な坂を上れる車」について、それぞれどのような設計にすればよいかを文章に書き起こす学習に取り組みました。 本校では、RSだけでなくWS(ライティング・スキル=正しく書く力)SS(スピーキング・スキル=分かりやすく話す力)の育成も図っています。そのため目的に応じたパーツを選んで「作る」だけでなく、その組み合わせを「正しく、分かりやすく書く」ことも重要視しています。 今後は、動画や先生の実演等で身につけた「技能」を、自転車の動力伝達の例などにより教科書ではどう説明しているかを読み解き、RS育成に役立てるそうです。そうした活動に取り組むことで「技能」と「知識」がしっかり結びつくことでしょう。 校長 武田幸雄 9月9日(水)RS研究授業風景(1)
何回かお知らせしていますが、本校では全教科の授業でRS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成を図り、学力向上を目指す研究に取り組んでいます。本日は、その研究授業が行われました。
写真は、9年3・4組 英語の授業の様子です。 Unit-4の学習です。教科書には『 This Week's Evacuation Drill(今週の避難訓練)』というタイトルのお知らせプリントが掲載されています。外国人の生徒向けなので、英語で書かれています。 英文の訳をノートに書く際には「共書き」しました。「共書き」とは、先生が読み上げながら黒板に書いた内容を、同じペースでノートに書き取る取り組みです。それにより、文節の区切りや意味のまとまり、重要なポイント等を押さえることができ、結果としてRS育成に役立ちます。 また、お知らせには、緊急事態が起きた時どうすれば良いかが書かれています。例えば【Wait in a safe place until it stops.】(それが止まるまで、安全な場所で待機しなさい)といった指示もありました。 では、この場合の【 it(それ)】とは、具体的に何を指しているのでしょうか? 英語や日本語でそれを答えるのも、RS育成に資する学習活動です。その他、語彙力を高めるMT(ミーニング・タイム)の中で「疑問詞」など言葉の意味を正しく表現する活動にも取り組みました。 校長 武田幸雄 9月9日(水)本日の授業風景『物体のいろいろな運動』の学習です。記録タイマーを使い、斜面を下る台車の運動を記録する実験に取り組んでいました。記録テープに刻印されたデータから、瞬間の速さがどう変化するかを調べます。 【写真・中】8年3組・国語の授業の様子です。 古文『扇の的(平家物語)』に入りました。屋島の戦いにおいて源氏の那須与一が、海に浮かぶ平氏の舟に掲げられた扇を矢で射貫く場面です。すでに歴史の授業で学習したこととも関連づけると、学びが深まります。 【写真・下】7年1・2組 数学(少人数)の授業の様子です。 いろいろな文字式を、分配法則を使って解く演習です。簡単な文字式であれば、無理に途中式を書かない方が効率的な場合もあります。実際に取り組んでみると、多くの人がすらすら暗算で解いていました。 校長 武田幸雄 9月8日(火)本日の授業風景(3)
9年3組・社会(歴史)の授業の様子です。
『強まる軍部とおとろえる政党』の学習です。満州事変と「満州国」の建国をめぐり、日本と中国の対立について資料をもとに考察し、日中戦争に至る経過を読みとります。満州国は、当時の中国東北部にありました。 当時の地図や書簡・年表・写真・グラフなど、先生が用意してくださった豊富な資料を手がかりに、満州とは日本と中国にとって、どのような意味をもつ土地だったか3つ以上考えをまとめ、友達と意見交換しました。 この満州事変(1931年)から日中戦争を経て、1945年に太平洋戦争が終わるまでを通算して『十五年戦争』と呼ぶ歴史家もいます。その可否はともかく、このあと日本が坂を転がり落ちるように戦争に突き進んだことを思うと【終わりの始まり】だったことは確かかもしれません。 校長 武田幸雄 9月8日(火)本日の授業風景(2)
7年3・4組 数学(少人数)の授業の様子です。
『文字式の利用』の学習です。授業の冒頭、先生が「君たちは、何秒生きていますか?」と質問されました。「何歳ですか?」と聞かれれば「13(12)歳です」と簡単に答えられますが、何秒で答えるとなると…。 そこで、13年は何ヶ月か、それは何日か、さらに…というように計算していき、最終的に13歳の7年生は4億435万2000秒生きていることが分かりました。実は先生は、単位換算(数や量・重さなどの単位を、他の単位に換えること)の概念を、具体的な例で分からせたかったのです。 実際にこの後、xm(メートル)のひもからycm(センチメートル)切り取ったときの残りの長さを計算する際、つい(x−Y)という計算式を立ててしまった人もいました。今後はそうしたミスに気をつけながら、いろいろな数量を文字を使った式で表したり計算したりしていきます。 校長 武田幸雄 9月8日(火)本日の授業風景(1)
8年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
本日はALTの先生が入られています。そこで、ALTの先生に送るという設定で、挨拶を除き4文以上のメールを作っています。日常的にメールを打っている中学生ですが、英文となると話は別です。 メールの内容は、勉強や趣味のことなど「最近自分がしたこと」です。それをもとに、その時の気持ちや先生への質問等をまとめます。できあがった下書きは、ALTの先生にチェックしていただきました。 日本の若者はメールで「あけおめ(=あけましておめでとう)」などの略語を使いますが、英語のメールでも例えば「ASAP(= as soon as possible)なるべく早く」といった略語を用いるそうです。また、同じ感情を表す絵文字が、日本語と英語で異なっているのも面白かったですね。 校長 武田幸雄 9月7日(月)本日の授業風景(3)
9年4組・道徳の時間の様子です。
【節度・節制】をテーマにした授業です。道徳の授業でも、情報モラルに関する指導を充実させることが求められています。本日使用していた『ある朝のできごと』も、情報モラルと関連する読み物です。 日頃から友達とのSNSでのやりとりで、スマホを手放せなくなっている中学生の話です。その中学生が「ながらスマホ」で駅の階段を降りるうちに、足を踏み外してしまうところで話は終わります。 授業では、まず『インターネット依存度テスト』を使って自分の依存度を知りました。そして、インターネットのメリットとデメリットを挙げ、依存症にならないためにはどうすれば良いか話し合いました。 校長 武田幸雄 9月7日(月)本日の授業風景(2)
8年4組・道徳の時間の様子です。
今週から来週にかけ、本校では各学年の道徳の時間で【生命の尊さ】をテーマとした授業を行うことになっています。本日8年生は、道徳の教科書から『最後のパートナー』という読み物を使用していました。著者は、引退した盲導犬を引き取るボランティアの方です。 目の不自由な方のために尽くしてきた盲導犬にも、年齢とともに引退の時が来ます。著者は、そんな引退犬を引き取り、看取るたびに悲しくなり「もう引退犬にはかかわりたくない」と思っていました。 しかし、あるきっかけを通して、ボランティアを続けることにします。授業では、そのきっかけは何だったのか、そして、そのきっかけが、なぜ、どのように著者の気持ちを変えたのかについて考えを深めました。 校長 武田幸雄 9月7日(月)本日の授業風景(1)
7年2組・道徳の時間の様子です。
教科書から【勤労】をテーマにした『私は清掃のプロになる』という読み物を使用しています。世界一清潔な空港と言われる羽田空港で、環境マイスターを務める新津春子さんを取り上げた読み物です。 清掃業務のプロとしてのプライドを持って職務に励んでいた新津さんですが、ある日清掃業の恩師から「あなたの清掃には心がこもっていない」と指摘されます。はじめ新津さんは、その意味が分かりませんでした。 しかし、仕事中にお客さんから感謝の言葉をいただき、少しずつ「心のこもった仕事」について理解できるようになってきたのだそうです。8年生が先週の道徳で取り上げていた教科書の読み物『そうじの神様が教えてくれたこと』とも関連づけると、さらに考えが深まると思います。 校長 武田幸雄 9月6日(日)今週の予定(9/7〜11)
※ 写真は、先週の授業風景です。
9月7日(月)【通常授業】英検IBA(8年・6h) 8日(火)【通常授業】内科検診(9年) 9日(水)【通常授業】 10日(木)【通常授業】歯科検診 英検IBA(9年・6h) 11日(金)【通常授業】 ★ ★ ★ ★ ★ ※7日(月)10日(木)の英検IBAとは、英検のプレテストのようなもので、自分がどの程度の資格レベルかを測るものです。 校長 武田幸雄 9月5日(土)第1回土曜ICT学習支援日すでにお知らせしていますが、本校ではコロナ禍を機に次世代型学習支援システムの構築を目的としたプロジェクトチーム(PT)を発足させ、特にICT(情報通信技術)を活用した学習支援策に取り組んでいます。 その一環である土曜ICT学習支援とは、オンライン会議アプリ等による授業、YouTube動画配信等による授業、eライブラリ等オンライン学習ツールを活用した授業等を行います。 生徒は在宅で受けるので、厳密には「授業」ではなく「学校による学習支援」です。したがって、受けなかったからといって欠席にもなりません。一方で、希望する生徒は学校のパソコンで受けることもできます。 (写真・下)の9年生は「高校生平和大使」として活動する長崎県の高校生とオンラインでつながり、リアルタイムな対話を通し「戦争と平和」について考えました。今後も本校では、新しい時代に即した学習支援であると同時に、コロナ等の有事にも対応できる学習支援をしてまいります。 校長 武田幸雄 9月4日(金)本日の授業風景リスニング(聴き取り)問題に取り組んでいます。英会話を聞いて、お店で注文した商品の数と合計金額を答えます。英語を正確に聴き取る力はもちろんですが、正確な計算力も必要でしたね。 【写真・中】8年1・2組 保健体育(女子)の授業の様子です。 密集・密接・密閉の「3密」を避けられることから『ソフトボール』に取り組んでいます。グローブは共有せざるを得ないので、授業の前と後とで、ハンドソープによる十分な手洗いを徹底しています。 【写真・下】9年3・4組 数学(少人数)の授業の様子です。 『2次方程式』の学習です。2次方程式の問題では、数や図形に関するものなど様々な解を求めなければなりません。そこで本日は、それらの求め方を、友達に分かりやすく解説する演習に取り組んでいました。 校長 武田幸雄 9月3日(木)本日の授業風景『遺伝子やDNAに関する研究成果の活用』の学習です。「遺伝子組み換え食品」や「再生医学」など、今日的な科学の話を取り上げています。「遺伝子」という言葉は、新型コロナウイルス研究でも再三出てきます。 【写真・中】8年1・2組 英語(少人数)の授業の様子です。 動詞の過去形には、play → played のように「(e)d 」を付けるものと、come → came のように不規則に変化するものとがあります。その不規則動詞の過去形について、友達とペアワークで復習していました。 【写真・下】7年3組・国語の授業の様子です。 『空を見上げて』の学習です。東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県女川町の中学生がつむいだ「五・七・五」の言葉に、それに続く「七・七」の言葉が日本各地や海外から届けられた実話をもとにした随筆です。 校長 武田幸雄 9月2日(水)本日の授業風景(3)
9年1・2組 保健体育(男子)の授業の様子です。
学校再開後これまで保健体育の授業では、コロナ対策から保健分野の授業を優先的に行ってきました。また、体育実技では密集や密接、用具の共用を避け、自分のペースで取り組める『縄跳び』に取り組みました。 一方、この2学期からは可能な範囲で球技に取り組むこととなり、担当の先生方が準備を進めてきました。男子はネットを挟んで行う個人種目なので密接を避けられることから『バドミントン』に取り組んでいます。 授業前後の手洗いの徹底はもちろん、ラケット等の消毒は1時間ごとに先生が行われています。そして、シャトルに影響を及ぼさないよう、真上に向けた大型扇風機を体育館4隅に配置して換気を行っていました。そうした配慮・苦労のもと、ウィズ・コロナの体育実技に取り組んでいます。 校長 武田幸雄 9月2日(水)本日の授業風景(2)
8年4組・技術家庭(家庭分野)の授業の様子です。
衣生活に関する実習『エコバッグ製作』に取り組んでいます。スーパーやコンビニなどでレジ袋が有料化されたことに伴い、常にエコバッグを携行する人が増えました。まさにタイムリーな作品づくりです。 一方で、被服室ではなく普通教室で実習を行っていることを不思議に思い、担当の先生に理由を伺いました。すると、やはり「コロナ感染対策」とのことでした。被服室は、長テーブル片側に2人ずつ座る、つまり2組が向き合って座る形で作業を続けることになります。 また、ミシンが2人に1台しかないため、それを使い回すことになります。そうした現状から被服室での実習は難しいと判断され、ミシンを使用しないでも製作できるエコバッグを選ばれたのだそうです。「エコ」の視点に加え「コロナ」の視点からも、タイムリーな選択だったようです。 校長 武田幸雄 9月2日(水)本日の授業風景(1)
7年3・4組 英語(少人数)の授業の様子です。
Unit-3の学習です。7年生は、1つのユニット(単元)が終わるたびに「単元テスト」を行います。こうしたスモール・ステップのテストには、複数の単元をまとめて行う定期考査とは違った学習効果が望めます。 本日はその「単元テスト」対策も兼ね、教科書本文をペアで分担して音読していました。会話形式で書かれた本文を登場人物で分担したり、一人が読んだ英文をもう一人が日本語に訳したりします。 先生が「最高難度」と評した読み方は、ペアの人が言った日本語訳を聞いて、教科書を見ずに英文にするというやり方です。しかし、これまでに20回以上読んだ成果か、多くの人が意外にあっさりクリアしていました。 校長 武田幸雄 9月1日(火)本日の授業風景(3)
9年2組・技術家庭(技術分野)の授業の様子です。
『エネルギー変換に関する技術』の実習です。「TECH未来」という教材を使用しています。発電モータや各種ギヤ、フレームなど31種のパーツで構成されているため、一見「ブロック玩具」にも見えます。 しかし、これを使って「動力伝達の仕組み」や「ギヤシステム」を習得する立派な技術科の教材です。本日の授業のめあては【より重いものを持ち上げるギヤシステムを考える】とありました。 具体的には、水を入れた500mlのペットボトルを持ち上げられるギヤの組み合わせを考え作ります。班の中で2つのパターンを分担してチャレンジするので、教え合い・助け合い学習の側面もあるようでした。 校長 武田幸雄 9月1日(火)本日の授業風景(2)
8年3組・国語の授業の様子です。
小説『盆土産』(三浦哲郎)を学習しています。東京に出稼ぎに行っている父が、お盆の帰省土産に持って帰ってきた「えびフライ」を通し、家族の絆や何気ない優しさ・温かさを描いた小説です。 生まれて初めて「えびフライ」を食べた少年(主人公)は、その「えもいわれないうまさ」に驚きます。そして、早死にした母や祖父の墓参りをした際、ふと2人がそれを味わうことなく死んだのではないかと思い【なんとなく墓を上目でしか見られなく】なってしまうのでした。 授業では、その時の少年の心情を読みとりました。当然【上目(づかい)】がキーワードとなります。そのため数名の人が、とっさに国語辞典で意味を調べていました(写真・下)。こうした習慣が語彙力を高め、RS(リーディング・スキル=読み解く力)の育成につながるのです。 校長 武田幸雄 |
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