最新更新日:2020/10/01
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10月1日(木)本日の授業風景(3)

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 8年1組・理科の授業の様子です。

 この記事にあるような授業風景の写真は、国語の授業や総合的な学習の時間で『百人一首かるた』に取り組んでいる場面を連想します。しかし、この授業は『化学式のマスター』をめあてとした理科の授業です。

 では、なぜ『かるた』のような光景なのでしょう? そのわけは、めあての横に書かれた【 with神経衰弱】にありました。机の上に裏返しに置かれたカードを2枚めくり、その組み合わせが正しければカードを取ることが出来るという点が、神経衰弱のルールと同じです。

 ただし、そのカードはトランプではなく「A・原子の名前」「a・原子の記号」「B・物質をつくる分子」「b・化学式」が書かれた紙なのです。組み合わせはAとa、Bとbが合致しなければいけません。神経衰弱の要素もあるので四苦八苦しながらも、楽しそうに取り組んでいました。

                          校長 武田幸雄
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10月1日(木)本日の授業風景(2)

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 7年3組・国語の授業の様子です。

 俳優・作家として活躍された米倉斉加年さん(故人)が、ご自身の体験をもとに著した物語『大人になれなかった弟たちに……』の学習です。太平洋戦争末期の、食糧難の時代のお話です。

 主人公の【僕】には、生まれたばかりの弟【ヒロユキ】がいました。その弟のための配給のミルクを【僕】はひもじさから盗み飲みしてしまいます。やがて【ヒロユキ】は、栄養失調で幼い命を落とします…。

 本日は物語の最後の部分を読み、なぜ弟の名前(ヒロユキ)や原爆が投下された地名(ヒロシマ・ナガサキ)が片仮名書きなのかを考えました。多くの人が難しく考えすぎてしまったのか、なかなか手が挙がりません。

 では、身近なところから単純に考えたらどうでしょう。私たちが人の名前や地名を片仮名で表記するのは、どういうときでしょうか? それを手がかりに考えていけば、作者の意図にたどり着けるかもしれませんよ。

                          校長 武田幸雄
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10月1日(木)本日の授業風景(1)

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 9年4組・国語の授業の様子です。

 古文「夏草〜『おくのほそ道』から」(松尾芭蕉)の学習です。『おくの細道』は、江戸時代の俳人・松尾芭蕉が、150日以上にわたる旅の様子を誹諧(俳句)をまじえて記した紀行文です。

 本日の授業のめあては【平泉で芭蕉が感じた無常感が分かる】とありました。「無常観」とは「全てのものは移り変わり永遠などない(人生は、はかないもの)」とする考え方(見方)です。

 芭蕉が訪れたとき奥州平泉は、藤原氏が三代にわたって築いた栄華や、源義経の家来が立てた功名も、名残すら感じられないほど朽ちていました。その様子に芭蕉は涙を流し『夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡』の句を残したのですが、そんな芭蕉の心情を古文と句から読み解きました。

                          校長 武田幸雄
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