学校給食週間1日目:日本で最初とされる給食
1月25日(月)給食こんだて
【玄米入りご飯、鮭の塩焼き、白菜の浅漬け、具だくさん豚汁、牛乳】 学校給食は、明治22年に貧しい子どもを救済する目的で始められました。戦争で一時中断されましたが、戦後の昭和21年12月24日から試験給食が行われました。文部科学賞ではこれを記念して、冬休みと重ならない1月24〜30日を全国学校給食週間としています。 学校給食週間の一日目は、日本で最初の給食とされた食事を再現したメニューです。 今から約130年前、山形県鶴岡市の小学校で昼食を持ってこられない子供たちに「にぎりめし、焼き魚、漬物」を出したことが給食の始まりといわれています。 現在ではお米の表面を削って精米した白いご飯がよく食べられていますが、昔は表面を削らない玄米が食べられていました。 玄米はうすい茶色で、プチプチした食感が特徴です。精米と比べて「食物せんい」や「ビタミンB1」などが多く含まれています。 子どもたちが食べやすいように、玄米と白米を混ぜて使いました。 子どもたちは、昔の人々が食べていたご飯に興味津々でした。 給食で世界の料理を味わおう「フランス」
1月18日(月)給食こんだて
【クロックムッシュ、サラダニソワーズ、ブイヤベース、ネーブルオレンジ、牛乳】 クロックムッシュは今から約100年前にパリの劇場近くのカフェで考えられたといわれています。手軽に食べられる食事として今も愛されている料理です。 クロックとは、日本でいう「カリッと」という意味があり、給食でもパンをカリッと焼き上げました。 サラダの「ニソワーズ」は「ニース風」という意味で、ニースはフランスの南側にある町の名前です。オリーブやアンチョビを使うのがニース風サラダの特徴だそうです。今回は、オリーブとアンチョビの代わりにツナを使って本場の味を再現しました。 オリーブの風味の効いた大人味のサラダに仕上がりました。 ブイヤベースはフランスを代表する魚介のスープです。 ブイヤベースの生まれたマルセイユという町では、なんと法律で中に入れる魚や正しい食べ方が決まっているそうです。 初めてのオリーブの風味に驚いた子もいたようですが、みんなで外国の味を楽しみました。 校庭開放について(1〜3月)
令和2年度の校庭開放は中止です。よろしくお願いいたします。
七草と鏡開きの行事食
1月12日(火)給食こんだて
【ご飯、じゃがいものそぼろ煮、七草風すまし汁、栗入りあんころもち、牛乳】 1月7日は「七草の節句」、1月11日は「鏡開き」です。 七草の節句に春の七草の入ったおかゆを食べると、一年間病気にならず、健康でいられると言われています。 また、七草がゆを食べることで、味が濃いめのお正月料理を食べてきた胃を休ませる意味もあるそうです。 春の七草とは 「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」です。 給食では、子どもたちの健康を願って、すまし汁に「せり、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)」を入れました。 鏡開きでは、神様にお供えした鏡餅を下げて食べることで、一年間健康に過ごせるように願います。 給食では、悪いものを祓う力があるとされる小豆とおめでたい栗を使って、豪華なあんころもちを作りました。 小豆が苦手な子もいますが、料理に込められた願いを感じて、少しでも食べてほしいと考えています。 久しぶりの給食を子どもたちは笑顔で食べていました。 3学期も学校給食に、ご理解ご協力よろしくお願いいたします。 2学期最後の給食!クリスマスメニュー
12月24日(木)給食こんだて
【チキンライス、オニオンドレサラダ、マセドアンスープ、セレクトパンナコッタ、牛乳】 今日は、クリスマスのごちそうをイメージして、麹町小特製のスペシャルメニューを作りました。 チキンライスを飾る星はパプリカとピーマンです。調理員さん達が朝から1つずつ丁寧に型抜きしてくれました。 また、クリスマス特別デザートは手作りのセレクトパンナコッタです。 事前にアンケートを行い、「ストロベリーソース」と「アプリコットソース」のどちらかを選びました。 麹町小のみんなが選んだ結果は・・・ ・ストロベリーソース:430名 ・アプリコットソース:174名 全体的にストロベリーが多く、上の学年や大人でアプリコットを選んだ人が多かったようです。 アンケートをとった時から子どもたちは楽しみにしていたようで、嬉しそうに食べている様子が見られました。 2学期も本校の学校給食にご理解、ご協力いただきありがとうございました。 3学期も、給食室全員で衛生管理を徹底し、安全で安心でおいしい給食を提供できるように努めてまいります。 冬至の行事食
12月21日(月)給食こんだて
【れんこんそぼろご飯、かぼちゃの甘煮、にんじんとだいこんのみそ汁、みかん、牛乳】 今年の冬至は、12月21日です。冬至は、一年の中で一番夜が長い日のことです。昔から冬至にかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ると風邪をひかないと伝えられてきました。 また、冬至に「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めるといわれ、れんこんやきんかんなどの「ん」の多くつく食べ物が好んで食べられました。 今日の給食では、「れんこん」「にんじん」「だいこん」「なんきん」「みかん」を出しました。 「なんきん」とはかぼちゃのことです。かぼちゃを漢字で「南瓜」と書くため「なんきん」とも呼びます。かぼちゃにはビタミンAが多く含まれており、風邪などの菌が体に入らないように防いでくれるはたらきがあります。 たくさんの材料を一度に煮る給食では、食材の重みで煮崩れしやすいのですが、きれいな形で仕上げるために、調理員さんがじっくり丁寧にかぼちゃを煮てくれました。 「かぼちゃの甘煮がおいしかった!」と帰り際に伝えてくれた子が多くいました。 中には授業で行っている日記に書いてくれた子もいたようです。 給食で世界の料理を味わおう「ロシア」
12月16日(水)給食こんだて
【ピロシキ風サンド、ボルシチ、フルーツヨーグルト、牛乳】 ピロシキは、日本でいう「おにぎり」のような存在で、パン生地の中に色々な具材を詰めます。日本のピロシキは油で揚げたものが多いですが、ロシアではオーブンで焼いたものが一般的だそうです。給食では、具を手作りし、パンでサンドしてからオーブンで焼きました。 ボルシチはロシアを代表する料理の一つです。今回は、ビーツという赤かぶを使って本格的に作りました。 赤い色がきれいに出るように、最後に鍋に入れるのがポイントです。 ロシアでは、ヨーグルトなどの乳製品をよく食べます。スーパーなどにはたくさんの種類が並んでいるそうです。給食では、食べやすいように果物と一緒にデザートにしました。 1年生のあるクラスは午前中にロシアの物語を学んだそうで、勉強と給食の両方からロシアを楽しんだと教えてくれました。 色々な面から世界を知ることができるのはステキですね。 青森県の郷土料理
12月11日(金)給食こんだて
【ご飯、イカのスタミナ揚げ、おひたし、せんべい汁、りんご、牛乳】 せんべい汁は、青森県八戸地方の郷土料理です。 せんべい汁の歴史はとても長く、今から約200年前から八戸地方で食べられていたそうです。 せんべい汁専用の硬く焼いたせんべいをおつゆで煮込むことでもっちりとした食感にするのが本場の食べ方だそうで、給食でも30分しっかり煮込みました。 また、今日の給食は青森県の特産品をたくさん使いました。 青森県といえばりんごが有名です。りんごの生産量が日本一なのはもちろんのこと、日本で作られているりんごの約60%が青森県で作られているそうです。 さらに、青森県は漁業も盛んで、八戸港のイカの水揚げが有名です。生産量が日本一のにんにくと組み合わせて、スタミナたっぷりのからあげにしました。 青森県のおいしいものをぎゅっと集めたメニューを子どもたちは楽しんでいる様子でした。 「汁のせんべいがおいしいかったです!」と笑顔で伝えてくれた子もいました。 5年生 校外学習 アーティゾン美術館図工の学習の一環で、各クラスに1名の学芸員さんが引率してくださり、絵画や彫刻の解説をしてくださいました。 子どもたちも意欲的に学芸員さんに質問したり、熱心にメモを取ったりしていて、学芸員さんたちも驚くほどでした。貴重な機会を生かし、充実した時間を過ごせました。 4年生 校外学習中央防波堤埋め立て処分場では、その広さに驚き、ごみ処理の様々な工夫について学びました。 本所防災館では、煙体験や都市型水害体験を通して、防災について学びました。 4年生 八景島シーパラダイス
11月17日に八景島シーパラダイスへ行ってきました。
島の中をグループで行動することに挑戦。 事前に話し合っていた行程を基に、生き物とふれあい、アトラクションやショーを楽しんできました。 3年生 校外学習ご協力いただいた、小金井公園・江戸東京たてもの園にみなさん、ありがとうございました。 「和食の日」特別こんだて
11月30日(月)給食こんだて
【ご飯、ブリの照り焼き、野菜の塩昆布和え、かきたま汁、りんご、牛乳】 11月24日は「いいにほんしょく」の語呂合わせで「和食の日」です。 和食は、日本の自然や歴史から生まれ、昔から受け継いできた食の文化です。 四季のある日本ならではの旬を大切にする気持ちや出汁のうま味を活かした料理などが世界的に注目され、世界遺産に登録されました。 給食では、うま味を大切にしています。 和食の時は「かつお節」「昆布」「煮干し」で天然の出汁をとっています。 今回は、かつお節で出汁をとった汁物と昆布のうま味を活かした和え物を作りました。 子どもたちは、いつも以上に味わって食べ、和食のうま味を楽しんでいました。 給食と合わせて、2階の掲示板で出汁に使う食材を紹介しています。 自分たちが住んでいる日本の伝統的な文化を大切にしていきたいですね。 長崎県の郷土料理
11月27日(金)給食こんだて
【長崎ちゃんぽん、浦上そぼろスティック、わかめときゅうりのサラダ、牛乳】 長崎ちゃんぽんは、長崎県を代表する料理です。 長崎市の中華料理店で生まれたとされ、太い麺と濃厚なスープ、たくさんの具がのっているのが特徴です。 ちゃんぽんの名前の由来は諸説あり、給食時間の放送でクイズを行いました。答えは、司書さんが「食育の本棚」に飾ってくれた郷土料理の本に書かれていました。 給食では、鶏ガラと豚骨をじっくり煮込んでこだわりのスープを作りました。 浦上そぼろは、長崎県浦上地区に伝わる郷土料理です。 長崎県は昔から外国と交流が多くあり、キリスト教を伝えに来たポルトガル人が、当時日本であまり食べられていなかった豚肉を広めるために作ったといわれています。 本来は炒め物ですが、食べやすいようにスティックにしました。 「スープがおいしい!」と子どもたちは本格的な味を楽しんでいる様子でした。 校庭開放について
校庭開放は、12月までは中止です。1月以降の予定は、決まり次第お知らせいたします。
3年生 消防写生会
11月12日(木)に3年生は、消防写生会で麹町消防署に行ってきました。気温が低い中、本物の消防車や消防士さんを前に黙々と写生をする子供たちの姿が印象的でした。3学期には、社会科の学習の中で消防士さんについて改めて学習をする予定です。今回の写生会を通して、実際に見学できたことを学びに生かしていきます。
ご協力いただいた麹町消防署のみなさん、ありがとうございました。 音楽会特別こんだて【6年生】
11月6日(金)給食こんだて
【カリーヴルストドック、ジャーマンポテト、かぶとベーコンのスープ、牛乳】 音楽会特別こんだて最終日は、6年生のリコーダー合奏「ジャーマンジャズ」にちなんだ献立です。 「ジャーマン」とは「ドイツ風の」という意味があることから、給食ではドイツの料理を作りました。 ドイツといえばソーセージが有名です。ソーセージのことをドイツ語で「ヴルスト」と言います。カリーヴルストは、ベルリンの名物料理で、焼いたソーセージにケチャップソースとカレー粉をたっぷりかけて食べます。 今回は、食べやすいようにパンに挟みました。 ジャーマンポテトは、ドイツで定番の家庭料理です。ドイツでは「ベーコンとジャガイモ」という意味で「シュペックカルトッフェルン」と呼ぶそうです。 ドイツ風の音楽とはどのような感じなのでしょうか。演奏が楽しみですね。 音楽会特別こんだて【4年生】
11月5日(木)給食こんだて
【ごはん、キャベツとしいたけのハンバーグ、おひたし、なめこのみそ汁、みかん、牛乳】 音楽会特別こんだて5日目は、4年生のボイスリズム「野菜の気持ち」にちなんだ献立です。 ボイスリズムは、色々な言葉を重ねて曲にしていくそうです。 給食では、「野菜の気持ち」に登場する野菜達を使った「野菜の気持ちランチ」を作りました。 今回使ったのは「キャベツ」「しいたけ」「なめこのみそ汁」です。 キャベツは刻んでハンバーグの中に練りこみ、しいたけは特製ソースにして上からかけました。 みそ汁には、なめこをたっぷり使っています。 また、「いよかん」「ぽんかん」「きんかん」など、みかんの仲間がたくさん出てくることから、旬のみかんをデザートにしました。 4年生達は、「なめこのみそ汁だ〜」「しいたけ入ってる!」と特製ランチに興味津々の様子でした。 曲の中でどのように野菜が登場するのか、今から楽しみですね。 音楽会特別こんだて【5年生】
11月4日(水)給食こんだて
【ビビンバ、わかめスープ、宇宙のフルーツポンチ、牛乳】 音楽会特別こんだて4日目は、5年生の合唱曲「COSMOS」にちなんだ献立です。 給食では、「COSMOS」の中で歌われる宇宙をイメージしたフルーツポンチを作りました。 紫色のゼリーはぶどうゼリー、白色の星は米粉のマカロニです。 宇宙を表現した青みがかったゼリーは、紅芋パウダーの天然の色です。給食室の鉄製の回転釜で作ることで、青みがかった色になります。 みかんを混ぜて少し待つと、みかんの酸に反応して色がピンク色に変化していく不思議なゼリーです。 色の変化を楽しめるように、みかんとゼリーを分けて各教室に配りました。 子どもたちは、「ゼリーの色が変化してる!」「星が入ってる!」と特別なフルーツポンチを楽しんでいました。 5年生の歌声が今から楽しみですね。 音楽会特別こんだて【3年生】
11月2日(月)給食こんだて
【ご飯、鶏肉とじゃがいもの揚げ煮、大根のすまし汁、こめこ雁月、牛乳】 音楽会特別こんだて3日目は、3年生が歌う滝廉太郎の歌曲「雁」にちなんだ献立です。 雁月は、岩手県などの東北地方でよく食べられている蒸しパンです。 黒い点は黒ゴマでつけることが多いですが、今回は紅茶の葉を使いました。また、よりもっちりするように米粉で作っています。 名前の由来は、丸い蒸しパンに黒い点々がついている形が「満月を背に飛んでいる雁のようだ」ということから「雁月(がんづき)」と名付けられたそうです。 まさに、「雁」の歌詞にある「つきの あかりに くろい がん」という部分の風景を表していますね。 3年生達は「歌詞と一緒だ!」と嬉しそうに雁月を食べていました。 どのような歌声を響かせてくれるのか、今から楽しみですね。 |
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