嬬恋自然体験交流教室3日目![]() ![]() 早いもので、5年生の嬬恋自然体験交流教室も最終日となりました。2日目の夜半から雨が降り始め、朝の気温は8度と冷え込みました。深い霧に包まれ、浅間山の姿も全く見えません。 今日は、軽井沢にある星野リゾートピッキオで、ネイチャーガイドさんのお話を聴きながら、山道を歩きました。植物や木の実に触れてにおいをかいだり、樹に残されたクマの爪痕に驚いたり、巣箱で眠っているムササビのライブ映像を見たりして、山の動植物に親しみました。 3日間、5年生は、一人一人が自分の行動をよく考え、楽しむときは全力で楽しみ、素早く協力して、メリハリのある生活を送ることができました。高学年としての大きな成長を感じ、とても嬉しかったです。準備や健康管理にご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。ご自宅で、おみやげ話をたくさん聞いてください。 十五夜の行事食![]() ![]() ![]() 【里芋ご飯、鮭の西京焼き、おひたし、団子汁、巨峰、牛乳】 今年の十五夜は、9月29日です。 十五夜とは、旧暦で8月15日に行われるお月見のことをいいます。 この時期は一年の中で最も空が澄み渡り、月が明るく、きれいに見えるとされていたため、平安時代からお月見の宴がされていたそうです。 また、十五夜には、これからの秋の実りに感謝する意味もあり、すすきや秋の七草を飾ったり、団子やこの時期にとれる「里芋」をお供えしたりします。 十五夜は里芋をお供えことから、「いも名月」とも呼ばれているそうです。 給食では、いも名月にちなんで作った、里芋ごはんが大人気でした。 校内では、給食委員会の行事食紹介だけでなく、放送委員会による全国の月見団子紹介や図書室での月に関連した本の掲示など、十五夜について知るきっかけがたくさんありました。 学校全体で日本の伝統的な文化を学ぶ麹町小はとても素敵だなと思いました。 お彼岸の行事食![]() ![]() 【ご飯、じゃがいものそぼろ煮、大根のすまし汁、小松菜あんころもち、牛乳】 「秋分の日」とその前後3日間を合わせた7日間を秋のお彼岸といいます。 お彼岸はこの世とあの世が繋がりやすくなっている時期で、お墓参りなどをしてご先祖様へ感謝の気持ちを伝えます。 ご先祖様へお供えする食べ物といえば「おはぎ」が有名です。 おはぎに使われるあずきは、昔から悪いものを祓う力があるとされてきました。 おはぎには季節によって様々な名前があるのをご存じでしょうか。 秋の「おはぎ」、春の「ぼたもち」はそれぞれの季節の花にちなんでつけられました。 夏は「夜舟(よふね)」、冬は「北窓(きたまど)」と呼びます。 季節に合わせて名前が変わるなんてすてきですね。 給食では、あずきを使ったデザートである、あんころもちを手作りしました。 東京都江戸川区産の小松菜を使ってきれいな緑色に仕上げています。 つぶあんも給食室で炊いた、こだわりの一品です。 子どもたちは「おもちがおいしいです!」「おもちの色がキレイでした。」など、手作りのデザートを味わっていました。 給食を通して、日本の伝統的な文化に触れてほしいと考えています。 給食で世界の料理を味わおう「ケニア」![]() ![]() ![]() 【ピラウ、カチュンバリ、ムチュウジワクク、カフェオレプリン、牛乳】 ケニアは、アフリカ大陸の東側にある国です。 発展した都市である首都のナイロビや大自然のサバンナ平原など、様々な地域があります。 今回の給食は、麹町小にいるケニアに住んだことのある先生にケニアで食べておいしかった料理を教えていただきました。 再現するにあたり、栄養士がケニア料理屋さんに食べに行って味を研究したこだわりメニューです。 ピラウは、日本でいう「ピラフ」のことで、肉と野菜をスパイスで炒めてごはんに炊きこみます。 給食では、スパイスを4種類使って本格的な味わいに仕上げました。 カチュンバリは、トマトを使ったケニアの代表的なサラダです。 本場では、たっぷりのトマトと赤玉ねぎを使うのですが、給食ではキャベツを混ぜて子ども達も食べやすいように工夫しています。 ムチュウジワククは、鶏肉とトマトを煮込んだシチューです。 ケニアの言葉で「ムチュウジ」は「シチュー」、「クク」は「鶏肉」という意味だそうです。 デザートはケニアの特産品であるコーヒー豆にちなんでカフェオレプリンを作りました。少し大人の味ですが、牛乳と生クリームでまろやかにしています。 給食時間には、給食委員会の子ども達がケニアに住んだことのある先生にインタビューした様子を放送で全校に流しました。 世界の食文化にみんな興味津々でした。 給食で!日本全国味めぐり〜埼玉県〜![]() ![]() 【かて飯、ゼリーフライ、五色和え、豆腐と小松菜のすまし汁】 「かてめし」は、埼玉県秩父地域に昔から伝わる料理で、混ぜ合わせるという意味の「糅(か)てる」が語源です。 昔、山が多い秩父地域では、田んぼが作れずお米があまり収穫できませんでした。そのため、季節の野菜や山菜、きのこなどを混ぜて量を増やして食べたことから、この名前がついたといわれています。 今では、お祝い事などの特別な時に食べられているそうです。 「ゼリーフライ」は、おからとジャガイモ、ねぎをよく混ぜて、油で揚げた、埼玉県行田市の名物料理です。名前の由来は、「小判型」をしていることから、「銭(ぜに)フライ」と呼ばれ、それがなまって「ゼリーフライ」となったそうです。 給食室では、35kgのジャガイモをゆでてつぶし、他の材料を混ぜて一つずつ丁寧に丸めて作りました。 特にジャガイモをつぶすのはとっても大変! 全身を使って大きなマッシャーでつぶします。 前日から「ゼリーって何だ!?」と子ども達がワクワクしている様子でした。 お昼の放送で名前の理由を知って、驚いている子が多かったです。 嬬恋自然体験交流教室2日目![]() ![]() 5年生の嬬恋自然体験交流教室、2日目を迎えました。今日も晴天に恵まれ、地元の方にも「こんなに浅間山がきれいに見えることは珍しい」と言われるほどでした。 今日は、まずジャガイモを収穫する農業体験を行いました。今年は天候の影響で作物の育ちがよくないとのことでしたが、それでも大きなジャガイモをたくさん収穫することができました。昨日のリンゴとともに、自宅に宅配便で送ります。 その後、鬼押出し園を散策し、溶岩の様子や自生するヒカリゴケを観察しました。鎌原観音堂では、浅間山噴火による被害や復興の過程について、当時生き残った93名の村人の子孫に当たる語り部の方から、じっくりお話を伺うことができました。 今日は盛りだくさんな一日だったので、子供たちは就寝時刻とともに熟睡できると思います。明日は少しお天気が心配ですが、安全に気を付けて帰校します。 嬬恋自然体験交流教室1日目![]() ![]() 今日から、5年生と2泊3日の嬬恋自然体験交流教室に出発しました。 さわやかな晴天に恵まれ、まさに自然体験日和。はじめに、松井農園で6種類のリンゴを味わった後、お気に入りの品種を一つおみやげに選びました。続いて白糸の滝を訪れ、マイナスイオンたっぷりの空気を深呼吸しました。バスの車窓からは、妙義山や浅間山の美しい姿を眺めることができました。 今夜は、夕食の後、星空観察とナイトレクを楽しむ予定です。東京よりはかなり気温が低いので、かぜをひかないように気を付けたいと思います。 |
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