課外授業「サブカルチャーから視点を養う。漫画・アニメ×教科」

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九段探究プランの一環として、12月2日(月)と12月3日(火)に標記の課外授業を開催しました。

第一夜:漫画に描かれる世界観
漫画『チ。-地球の運動について-』(魚豊,小学館,2020-2022,全8巻)を題材に、世界史・天文学・数学・文学の4つの視点から作品に描かれるテーマを掘り下げました。
有志生徒30名が図書室に集まり、5年生代表生徒と3人の教員による解説後、「理性と感性」「科学と信仰」「コペルニクス的転回」など、作品のテーマやキャラクターの葛藤について考えました。

第二夜:アニメ版主題歌に見る宇宙観
アニメ版主題歌を題材に、音楽・詩・哲学の視点から楽曲の表現を考察しました。
アーティストのバックグラウンド、音楽や歌詞の分析、ギリシア哲学との関係などをもとに、「知」の発見について議論しました。

表象文化の探究を通して、あらたな視点を獲得する2日間になりました。

1人の生徒の声を紹介します。
「この世は1つの学問でできている。それ自体は何らかの形を確かに持っていて学問というツールで掘り明かすことができる。それを分割したものが教科であり…視点が多すぎるがゆえのいろんな見方。」
「この講義自体は、学問を"する本質"と"それ自体の本質"が五感でわかる。そもそもこれ自体が授業であるべきとも感じられる。 実際に残って謎を解く講義なんかも聞いてみたいが、今後あるなら必ずいく。」

本校では、今後もこのような探究プログラムを通して、生徒が主体的に考え、学ぶ場を提供します。

令和6年度 海外大学派遣研修報告会

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11/30(土)に、UCLA、バンガー大学の海外派遣研修報告会を実施しました。両研修について、担当者から実践内容を説明し、参加生徒は、研修を通して体験したことや学んだことについて英語での発表を行いました。生徒たちは、オリジナリティあふれる内容で堂々と発表し、英語の面でも、それ以外の様々な面でも大きく成長した姿を見せてくれました。

また、今回は、校内関係者だけでなく、研修に興味のある小学生の皆様、その保護者の方々などにも多数ご参加いただきました。お越しいただきありがとうございました。
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