課外授業「サブカルチャーから視点を養う。漫画・アニメ×教科」第一夜:漫画に描かれる世界観 漫画『チ。-地球の運動について-』(魚豊,小学館,2020-2022,全8巻)を題材に、世界史・天文学・数学・文学の4つの視点から作品に描かれるテーマを掘り下げました。 有志生徒30名が図書室に集まり、5年生代表生徒と3人の教員による解説後、「理性と感性」「科学と信仰」「コペルニクス的転回」など、作品のテーマやキャラクターの葛藤について考えました。 第二夜:アニメ版主題歌に見る宇宙観 アニメ版主題歌を題材に、音楽・詩・哲学の視点から楽曲の表現を考察しました。 アーティストのバックグラウンド、音楽や歌詞の分析、ギリシア哲学との関係などをもとに、「知」の発見について議論しました。 表象文化の探究を通して、あらたな視点を獲得する2日間になりました。 1人の生徒の声を紹介します。 「この世は1つの学問でできている。それ自体は何らかの形を確かに持っていて学問というツールで掘り明かすことができる。それを分割したものが教科であり…視点が多すぎるがゆえのいろんな見方。」 「この講義自体は、学問を"する本質"と"それ自体の本質"が五感でわかる。そもそもこれ自体が授業であるべきとも感じられる。 実際に残って謎を解く講義なんかも聞いてみたいが、今後あるなら必ずいく。」 本校では、今後もこのような探究プログラムを通して、生徒が主体的に考え、学ぶ場を提供します。 令和6年度 海外大学派遣研修報告会また、今回は、校内関係者だけでなく、研修に興味のある小学生の皆様、その保護者の方々などにも多数ご参加いただきました。お越しいただきありがとうございました。 |
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