給食で世界の料理を味わおう「ポルトガル」

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令和5年7月14日(金)給食こんだて
【トマトライス、パスティス・デ・バカリャウ、キャベツのレモンドレサラダ、ソッパ・デ・ペドラ、牛乳】

今年は、日本とポルトガルの交流が始まって480周年です。

今日の献立は、昨年まで麹町小学校の近くにあったポルトガル大使館の方々に教えていただき、栄養士が給食用に考えたこだわりのレシピです。

ポルトガルでは、「バカリャウ」というタラを塩づけにして干した保存食が有名です。ポルトガルを代表する食べ物となっています。
「パスティス・デ・バカリャウ」は、バカリャウを使ったコロッケのことで、細長い形をスプーンで作るのが特徴です。日本でバカリャウを買うのは難しいため、給食では生のタラで作りました。

ポルトガルでポピュラーなお米料理である「トマトライス」と一緒に食べることが多いと聞き、取り入れました。

ソッパ・デ・ペドラは「石のスープ」という意味です。
具だくさんのスープで、名前の由来はポルトガルに伝わる民話がもとになっています。旅人がスープを作るために鍋で石を煮ながら「〇〇があれば、もっとおいしくなるのに・・」と話すのを聞いた村人達が、次々に材料をなべに入れて、最後にみんなでおいしいスープを食べたという話だそうです。

昔ポルトガルの人が上陸した種子島にある西之表市の給食センターでは、480周年を記念して給食でポルトガル料理を作ったそうです。その際、なんと本校の給食レシピを参考にトマトライスとソッパ・デ・ペドラを作ってくださいました。

ポルトガルに縁のある土地の小学生達と同じ料理を味わうという体験に子供たちはとても楽しそうに給食を食べていました。
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