少雪暖冬、そして最後は新型感染症による臨時休校と、記録にも記憶にも残る中での年度の最終日となりました。
　保護者の皆様、地域の皆様、多くの卒業生の皆様より、まつのやま学園の教育活動へのご理解とご厚情のいただき大変ありがとうございました。HPで一年間を振り返ると様々なことがあったと、今さらながらに感心しています。
　明日から まつのやま学園開校４年目の新たな一年が始まります。その期待でワクワクしています。無限の可能性を持った未来ある子どもたちと松之山地域の、そして、浦田中学校 松之山中学校全卒業生の母校である「まつのやま学園」としてますます発展するよう、良きサポーターであり続けようと気持ちを新たにしています。ありがとうございました。

　３月２４日（火）に令和元年修了式を行いました。
　当学園も新型コロナウイルス感染症対応のため、臨時休校や様々な行事の自粛や縮小を講じ感染拡大防止に努めている中、修了式も児童生徒と教職員のみで行いました。
　小学部課程修了６年生１０名、ホップ期修了４年生６名、ステップ期修了７年生７名の児童生徒が立派に修了証をいただきました。
　会場も体育館から多目的室に変更して実施しましたが、あたたかな中にも凛とした雰囲気が流れ、お子さんたち一人一人の真剣な気持ちが伝わってきました。
　式の後半は、１年生から８年生が一年を振り返り、自分の成長と来年度の抱負を発表しました。３週間見ない間に一回り体が成長した子どもたち。しかし、それ以上に発表している子どもたちの堂々とした姿には、一年の成長を感じました。

　本日、新型コロナウィイルスの影響もあり時間短縮・来賓不在での開催となりましたが、まつのやま学園３回目の卒業証書授与式が多目的室で行われました。代表生徒による心に響く送辞・答辞。全校で歌う最後の合唱となる『旅立ちの日に』。どれもが感動的で、９年生の新たなる門出を祝う素晴らしい式となりました。最後にピロテイで見送りが行われましたが、お互いの「ありがとうございました。」のあいさつで締めくくりました。卒業生の益々のご活躍を心から祈っています。本当にお世話になりました。

２６日（水）、オリンピアン星瑞枝さんを招いての特別授業が行われました。まつのやま学園には、３回目の訪問ですが、当日は現在拠点にしている群馬県から来てくださいました。先週の国体では、大回転競技で準優勝とまだ現役バリバリ。講習は、キメ細やかにポジションやテクニックについて、本当に丁寧にご指導くださいました。天気も心配されましたが、雨も当たらず充実したスキー学習でした。

　2月23日、吉田クロスカントリー競技場で中越学童親善クロスカントリースキー大会（兼　県スキー大会）が開催されました。スキー課外の活動として5・6年生から４名の選手が参加しました。
　男子は３kmクラシカル、女子は２kmクラシカルでレースが行われました。小雪の中でも懸命に練習を続けた成果が出て、３名が入賞しました。

　　　6年女子2ｋｍクラシカル　3位　福原　優香（県スキー大会　3位）
　　　5年男子3ｋｍクラシカル　3位　樋口　幹都（兼スキー大会　4位）
　　　5年女子2ｋｍクラシカル　4位　福原　悠愛（兼スキー大会　4位）

２月２１日（金）赤倉観光リゾートスキー場で信越学童親善スキー大会が行われ、学園からは、課外活動として５・６年生３名、松之山温泉ジュニアとして４年生１名が参加しました。
レースは１本のみということで、４名の子どもたちは皆集中してレースに臨み、全員しっかりと滑りきることができました。
入賞したみなさん、おめでとうございました！！

　　　　　　　　　男子ジャイアントスラローム　高澤　暁斗　　５位
　　　　　　　　　女子ジャイアントスラローム　高橋　恵梨花　５位

１７日、音楽科の石井宥輔先生と長野県の筑北中学校からお越しいただいた柳澤大紀先生のデュオコンサートが行われました。学生時代一緒に学んでいた縁で実現した演奏ですが、そのクオリティの高さにみんな驚きでした。ルパン３世や津軽海峡冬景色など、みんなが知っている曲などもあり、本当に楽しいものでした。行伸さん、絢さんの共演も素晴らしかったです。ブラボー！

１４日、オリンピック銅メダリスト小野塚彩那さんの特別授業が行われました。後ろ向きに滑ったり、ジャンプしたり、ポールをやったりと普段できないような練習を一緒に滑りながら、ご指導くださいました。閉講式では、銅メダルを実際に見せていただいたり、触らせていただいたりと子どもたちも大興奮でした。最後に記念撮影やサインもしてもらい、本当に楽しく貴重な体験でした。またぜひ呼んでくださいというお言葉もいただきました。彩那さんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。

スキー学習の特別講師として、開校初年度からオリンピアン・アスリートの先生方をお呼びする特別招聘事業を今年度も実施します。その第一弾として、ソチオリンピックハーフパイプ銅メダリストの小野塚彩那さんを明日お迎えして行うことになりました。数日前までフリーライドの世界ツアーに参戦するため、カナダに遠征されていましたが、そんな多忙な過密スケジュールの合間を縫って来ていただきます。明日の対象は５・６年生。本当に楽しみです。今後、昨年もお出でいただいた星瑞枝さん（２月26日）、清水久之さん（３月５日）、恩田祐一さん（３月６日）からも来ていただくことが決定しています。保護者、地域の皆さんもお時間がございましたら、スキー場に足をお運びください。

全中スキー県選手団解団式が行われました。どの競技でも善戦した県の選手たちは、昨年から休日や祝日も返上で合宿や練習に明け暮れた日々を送ってきました。長い間本当にお疲れ様でした。競技を通して自己鍛練はもとより、支えてくれる多くの人々の思いに触れ成長できたことと思います。今年は学園から一人のアルペン選手が参加しましたが、当学園の選手は８年生なので次年度もまた挑戦できます。同学年に仲間もいます。また、下学年には後に続く生徒もいます。今シーズンはまだまだ続きます、児童生徒全員でスノースポーツを楽しむ中で、こうした選手が出ることも学園の励みとしたいと思います。

ゴール付近で学園ののぼり旗を立て、応援部隊が見守る中、心美さんがゴールする瞬間です。無事２本ともゴールすることができました。ゴール後、応援部隊が駆け寄り、その健闘を讃えました。学園の代表、新潟県の代表として、堂々の滑りをしてくれました。本当にお疲れ様でした。

朝８時20分に学園を出発し、10時くらいに到着しました。１本目の競技には間に合いませんでしたが、２本目の競技まで、全員でゲレンデを滑りました。天気が最高で、斜面から眺める景色は絶景でした。

昨日、長野県野沢温泉スキー場にて全中スキー開会式並びに新潟県選手団結団式が行われました。（新潟日報にも記事が掲載）学園長も激励に駆けつけました。心美さんの出場する大回転競技は、明日行われますが、８年生とアルペン部の生徒が応援に駆けつける予定です。昨日からの猛烈な雪でコンディションは十分だと思われます。雪・寒さに負けない熱い滑りが期待されます。その熱い滑りに負けない、皆さんの熱い応援・激励をお願いします。

恵みの雪で絶好のコンディションとなっています。競技の部に参加する選手は、８時半に雪椿３階に集合して、出欠確認、健康チェック、ビブ配布、全体指導、準備運動を行いました。これから９時のリフト乗車に向けて、雪椿を出発です。頑張れ、松之山雪ん子たち！

１月２７日（月）、市内のＡＬＴ５名、国際交流員１名を迎え、全校でＥ＋タイムを楽しみました。
小学部は、一緒にジャンケンジェンカをしたり、給食を一緒に食べたりしました。
中学部は、室内ペタングをしたり、柔道をしたりしました。
ペタングでは、英語を使ってゲームを進めながらコミュニケーションをとりました。
柔道では、副学園長が講師となり、ＡＬＴの皆さんに礼儀作法、道着の着方、受け身の仕方、抑え込みの仕方を教えました。中学部の生徒は、英語を使いながら道着を着る補助をしたり、技の相手をしたりしました。
まつのやま学園の生徒は、物おじすることなく、積極的にＡＬＴとコミュニケーションをとり楽しんでいましたし、ＡＬＴの皆さんも初めて体験するゲームをしたり、日本の文化に触れたりすることを楽しんでいました。

１月２５日（土）に宮島学園の８年生と交流会を行いました。
対面式の後、チャレンジ班でグラウンドに出て雪遊びを行いました。
雪が少ない中でしたが、みんな工夫して遊び、楽しんでいました。
午後からは、温泉スキー場に移動し、スキー体験をしてもらいました。
宮島学園の生徒は、ほぼ初めてのスキー。スキー協会の方とまつのやま学園の８年生が先生となり教えることで、宮島学園の生徒もめきめきと上達していきました。
その日は、ステップ期を中心に親子でSNOW-SPORTSに親しむ機会も設定しました。自由自在にスノーアクティビティーを使いこなす子どもたちの姿に、家の人と共に感心しました。
宮島学園の生徒にとっては雪国の楽しい思い出、ステップ期の児童にとっては親子での楽しい思い出ができた一日となりました。

今日から2泊3日で、広島県廿日市市立宮島小・中学校（宮島学園）の8年生が交流活動に来ました。宮島学園は、まつのやま学園と同じ小中一貫校です。9月には、まつのやま学園の9年生が修学旅行で宮島学園を訪問し、9年生同士で学校紹介をしあったり、厳島神社などを案内してもらったりしました。
今日は、中学部の生徒が歓迎のセレモニーを企画しました。
明日は、学園の子どもたちと一緒にスキー・スノーアクティビティーを体験してもらう予定です。
例年よりも小雪ですが、雪に親しみ、まつのやま学園の子どもたちとたくさんの思い出を作っていってほしいと思います。

今日の８年生のまつのやまタイムは、明日から来られる広島県の宮島学園８年生との交流授業で、米粉を使ったお菓子作りをするということで、そのリハーサルを行いました。作るのは、クッキーとホットケーキ。クッキーは、最初普通の油を使って作りましたが、試食するとガリガリ！バリバリ！？かたくて、試食した先生方もリアクションに困るような状況でした。ところが、バターで揚げると歯ごたえが見違えるほど改善。米粉の独特の歯ざわりがなんとも言えない食感に激変しました。ホットケーキは、バッチリ！明日は、きっと宮島学園の生徒さんと楽しいひと時が過ごせことでしょう。ホットケーキを食べて、心がホットになりますね。

今日から学校給食週間が始まりました。
今年のテーマは 「オリ・パラだけじゃないよ！２０２０」 です。
火曜日は、「はやぶさ２が地球に帰還予定」…はやぶさ２が打ち上げられた種子島宇宙センターにちなみ、鹿児島の家庭料理「さつますもじ（ちらし寿司）」などが献立でした。給食週間は、いつも以上に工夫を凝らした献立です。夕食の話題とされてはいかがでしょうか。

また、今日から「松之山いきいき週間」が始まりました。
「就寝時刻、起床時刻、メディア」の３項目について、子どもたちが意識をしながら生活します。ご家庭でも適切に声掛けをしていただけると助かります。
今日は、久しぶりのまとまった降雪です。いよいよ松之山の冬も本番となってきました。生活のリズムを整えて、元気の過ごしましょう。

　小雪の中松之山温泉スキー場で行われたスキーアルペン競技県大会が終わりました。
　競技を終えた後には、全中出場の切符を手にした生徒、次の大会や次年度の本大会を見据える生徒、本大会を最後に引退をする生徒と三者三様の姿がありました。
　この三人の生徒を見て感じたことがあります。一つは、仲間の躍進を喜び互いにこれまでの頑張りを賞賛し合えていること、一つは、アルペン競技を通して自己鍛練でき、人間力が向上したこと、一つは、周囲の人々の存在に気付きその対応力とともに社会性が高まったことなどです。
　本大会をもって引退を決意した生徒が自身のこれまでを振り返り、自分の言葉できちんとコーチに挨拶をする姿に、彼の人としての成長を感じ涙が溢れました。彼はずっと競技を続けました。最後となったSLの滑走は一生忘れずにいたいと思える勇姿でした。これからもスキーを愛し、スキーを一生楽しむことも約束できて嬉しかったです。無限の可能性を秘めた子どもたち、それぞれの歩む道にエールを送り続けたいと思います。