人生初!似顔絵(牧野)

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私は作家さん達が作るハンドメイド雑貨が大好きです。以前記事にも書きましたが、イベントがあるたびに、出かけています。そんなイベントには、雑貨だけでなく、いろんな方が出店されています。

その中には、似顔絵を描く作家さんもいます。私は、前からその作家さんのファンで、紙ものの雑貨を買わせていただいていましたが、つい最近、念願だった似顔絵を、その作家さんに描いてもらう機会がありました!
写真がその似顔絵です。美化されていると感じるかもしれませんが(笑)、私が好きな作家さんに描いてもらえただけで、とっても嬉しいです!

この似顔絵、作家さんはなんと3分で描いてしまいます。本当にあっという間でした。

この作家さんのような温かみのある絵、私も描けるようになりたいです。先生になった時に、文字ばっかりのプリントの中、こんな雰囲気の挿し絵が少しあるだけで、子どもがプリントから受ける印象は変わるのではないかと思います。その絵は決して上手でなくてもいいんです。味が出ていれば良いと思います。

あまり大きな特技がない私は、随所に小技をはさみ、自分の味を出していきたいと思います(笑)(牧野)

拙著紹介1

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 春休みを利用して、新年度に向けて書籍から学ぶことはいかがでしょう。

 拙著を紹介させていただきます。その1です。

 「玉置流・学校が元気になるICT活用術―ICTは学校力向上ツール」(単著・プラネクサス)

 「大西流・授業の見方 ―授業を見る目を高めるノウハウ25」(共著・プラネクサス)

 「学校を応援する人のための学校がよくわかる本(1)【組織・しくみ編】」(単著・プラネクサス)

 この3冊はいかがでしょうか。書籍の内容は、それぞれのタイトルをクリックしていただくと、目次掲載ページに飛ぶようになっています。

【20160322参加】文部科学省・小中一貫教育に関する調査研究協力者会議(第5回)

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 3月22日(火)、文部科学省に出向き、「小中一貫教育に関する調査研究協力者会議(第5回)」に委員として参加しました。

 今回は事務局から「小中一貫の教育課程編成に関わる手引」の執筆方針や目次案が提示されました。それをもとに2時間余の協議を行いました。

 手引きは、5月末にはとりまとめ予定とのことです。4月からはかなりのスピードで審議が進みそうです。そして宿題も届きそうです。(玉置)

散歩日和(渡部)

今日はいい天気だったので散歩に出かけてみました!
散歩と言っても私が通っていた小学校近くの神社までですが…
散歩のコースは私が小学生だった頃の通学路です。小学生のときは小学校までなかなか距離があると勝手に思い込んでいましたが(実際は全然遠くありません)今歩いてみるとあっという間でした。
歩きながら、ここで友だちとおしゃべりしていたなとか、緑のおばさんがよくここに立っていたなとか。
それから、地下道でセミを放つ男子がいたなとか(笑)
(その時の地下道はパニック状態です)
懐かしい気持ちになりました。
本当にいい天気でお散歩日和な日でした!
また散歩にでかけたいと思います。
(渡部)

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【20160317相談】飛島村教育委員会にて

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 3月17日(木)は、飛島村教育委員会にて、小中一貫教育校である飛島学園のさらなる充実と発展のために相談を受けました。

 この1月から文部科学省「小中一貫教育に関する調査研究協力者会議」に出席していることもあり、最新の情報を伝えながら、今後の関わりについて考えることを述べさせていただきました。

 写真は飛島村役場と教育委員会が置かれている建物です。さすが日本一裕福と言われる村の施設でした。

 このあと、津島市立南小学校へ向かい、授業アドバイスについての相談を受けました。(玉置)

【20160313進行】タブレット端末活用セミナー(福岡)

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 3月13日(日)、前日の新宿から移動して、福岡で開催された「タブレット端末活用セミナー ミライシード×Classi2016製品発表会」に登壇しました。
 
 同様にシンポジウムの進行を仰せつかり、福岡会場でも「ミライシードで授業がどう変わる?  ~ICTによる新しい学びへの挑戦~」というテーマにそって、シンポジストに発言をしてもらいました。

 どのような子供を育てたいのか、どのような授業をしたいのかを話し合いの中心に置き、シンポジストにかなりの突っ込みを入れました。厳しい質問をさせてもらいましたが、開発されたシステムによって、授業観を変えることなく、願いが実現できるというよさがクローズアップできたと思います。(玉置)

犬の散歩(玉置)

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 昨日の牧野さんの記事に刺激を受けて、我が愛犬との散歩の様子を写真に撮りました。

 このように主人を引っ張って歩かせるような散歩はよくないそうで、犬のためにもリーダーウォーク(犬が飼い主から付かず離れず寄り添って歩く)させなくてはいけません。以前はできていたのですが、あまり散歩をしていない私は、愛犬に乗り越えられたのかもしれません。(玉置)

犬の散歩(牧野)

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春休み、家でゆっくりする日が多いため、空(愛犬)の散歩に行くようにしています。

散歩と行っても、家の近くをぐるっと一周するだけで、五分ぐらいです。短いかなと思う時もありますが、空が短い足をせっせと動かしているのを見ると、このぐらいでいいかと思ってしまいます。(笑)

散歩が短いのには、もう一つ訳があります。それは、空がすぐに家に帰りたがるからです。

いつものコースを散歩していると、あと家まで100メートルのところで、空が急に走り出します。早く家に帰ろうと思って走るのです。

空が走って私より前を行ったら、家がどこかなんて分からないだろうから、ちょっと任せてみようと思ったことがありました。すると、ちゃんと家の入り口に入ったのです。初めて気づいた時にはびっくりしましたが、今ではその姿がかわいくて仕方ありません。

せっかくの春休み、空と過ごす毎日も大切にしたいと思っています。(牧野)

【20160312進行】タブレット端末活用セミナー(東京)

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 3月12日、新宿で開催された「タブレット端末活用セミナー ミライシード×Classi2016製品発表会」で登壇しました。
 
 シンポジウムの進行を仰せつかり、「ミライシードで授業がどう変わる?  ~ICTによる新しい学びへの挑戦~」というテーマにそって、シンポジストに発言をしてもらいました。

 進行で心がけたのは、「どう変わるのか」を明確にすることです。シンポジストは、すでにこのミライシードという製品を使って授業実践をしておられる方ばかりです。聴き手は、前半のプログラムでこの製品を触ったばかりですので、大きなギャップがあります。シンポジストだけがわかる話にならないように留意しました。授業の本質に迫る良い話し合いができたと思っています。(玉置)

尾木ママの講演会(牧野)

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 3月12日に、刈谷で行われた尾木ママの講演会に行ってきました。これは、ゼミ生の1人でもある友達が、誘ってくれて実現したものです。

 初めてお会いした尾木ママは、テレビで見ている通り、お茶目で優しい方でした。講演中も、お客さんとコミュニケーションをとることを忘れず、たくさんの笑いも引き出していました。

 いつもは玉置先生に計画していただいて、講演会などに参加している身なので、このような自主的な学びを、もっと増やしていきたいと思いました。(牧野)

尾木直樹先生の講演会(渡部)

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 3月12日に刈谷市総合文化センターで行われた尾木直樹先生の講演会に行きました。尾木先生のお話は会場のお客さんを巻き込みながらのとても楽しいお話でした。

 一番最初のお話は広島県での進路指導ミスについてのお話でした。改めて子どもたちを育てる教師という仕事の責任を感じるお話でした。

 今回は「みんなでつくろう!子どもが育つ地域社会」というテーマでしたが、それ以外のお話もたくさんお聞きすることができ、とても貴重な経験となりました。

 この講演会のことを知ったのは毎週土曜日に届く地域の新聞に書いてあったからです。
今までの私なら気にも留めなかったかもしれません。しかし、ゼミで様々な先生方のお話を聞く中で尾木先生のお話も聞いてみたいと思うようになったのだと思います。

 これからもいろいろな先生方のお話を聞いて様々な考え方を学びたいと思います。(渡部)

特別講座を受講して<2>(佐藤)

 2月27日(土)に大学で教育実践養成講座がありました。「教師の生き甲斐と教科指導等」というタイトルで、加納中学校の西門純先生に来ていただきました。今回もなかなかお聞きすることのできない貴重なお話が多かったです。

 まず、自分の経験からどんな教師が良かったのかを振り返りました。勉強以外のことでも相談に乗ってくれる。常に新しい知識を自分の中に入れてくれる。力をつけようと厳しく授業をしてくれる。名前を覚えてくれている。この背景には”我が子のように愛情を注いでいたか”がポイントになってきます。教師は一日を共に過ごす時間が保護者よりも長くなります。だからこそ、人間性豊かで、誰からも信頼され確かな(1)授業力(2)学級経営力(3)生徒を理解する力(4)家庭・地域と連携する力(5)事務処理力に加えて、使命感・責任感を身につけている教師であることが求められます。どの子どもも必ず成長するということを理解し、まず気持ちを受容し毅然とした態度で接することを心掛けたいです。「できた」のは子どもの頑張り、「できない」のは教師の責任と西門先生もおっしゃっていたように、子どもに教えて考えさせ、できるようにすることが目的であることを見失わないようにしたいです。
 ここで特に取り上げられていたのが(2)学級経営力です。子どもが40人いれば40通りの個に応じた指導が必要になります。その根底には担任の生き方があります。学級目標、つまり学級の進むべき方向と一致するどうかは学級開きの際の担任の第一声にかかっています。集団を育て個を鍛えることで、子どもの人間力が育つことを意識しなければならないと感じました。

 次に教科指導については、確かな学力が身に付いてなおかつ楽しい授業について考えていきました。
(1)教師と子どもの間に信頼関係がある
(2)自分の力を出し切れる
(3)学習規律を守れる集団である
(4)進め方がスムーズである
(5)身に付けさせたいことがハッキリしている
(6)本時のねらいと出口が明確である
(7)指導・援助・評価に意図がある
教師という仕事はチョーク1本で給料をいただいています。その授業で勝負するのだから、教科のプロを志す者として教科について語れるように今から専門性を高めていかなければならないことを痛感しました。

 最後に西門先生からこんなお言葉をいただきました。
「教師は五者たれ」(1)学者[専門分野](2)医者[よく見て](3)易者[成長へ導く](4)役者[演じ切る](5)芸者[一芸に秀でる]
時と場合によって立場を変えていかなければなりませんが、子どものことを常に考えた言動ができる教師を目指したと強く思いました。自分の中のモチベーションが高まった、本当に充実した時間でした。無駄にしないように自分の中にしっかり留めて生かせるようにしたいです。(佐藤)
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日の出小学校道徳授業参観(浦)

 3月10日、弥富市立日の出小学校にて6年生の道徳の授業を参観させていただきました。

 先生の範読の仕方、ゆさぶる発問、児童の発言を広げる一言など、工夫が多くある授業で、その中で私は児童の発言を聞くときの先生の様子に注目しました。

 授業中、児童の発言をメモをする時に先生は話している子はもちろん、学級全体を見渡しながらメモをしていました。それが児童の話しやすさにも繋がっているように思います。

 私は教育実習を通して、授業中学級の様子を把握しながら進めることは簡単なことではありませんし、児童が話している時に他の児童の表情も見ることはさらに難しいことだと感じました。

 しかし、授業中の児童の表情を確認することは、授業の内容をより濃くするため、児童との信頼関係を築くために必要なことであると強く思いました。

 改めて、道徳の授業は先生の個性、学級の様子が現れるものだと思いました。見せていただいた学級は、とても雰囲気が良く、児童の先生に対する信頼感が分かる学級だったように思いました。その理由は、先生が児童をしっかりと見、理解しているからだと考えます。

 その後の研究協議会では玉置先生のご指導のもと、グループで「3+1」の授業検討をしました。「3+1」は3つの良かったこと、1つの改善点をグループで絞り、順に発表していくというものです。

 先生方に混ざり、話し合いに参加させていただいたことはとても貴重な経験でしたし、私が気付くことがなかった良い点や改善点、新たな見方、考え方ができるようになりました。

今回も学びが多くありました。実際の授業を見せていただくことで、私も教師となり授業をしたいと思え、教採に向けての意欲にも繋がりました。このような機会をいただき、本当にありがとうございました。(浦)
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【20160311指導】三重県教育委員会主催第5回授業実践研修

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 3月11日、三重県総合教育センターで開催されました「授業実践研修」で講師を務めてきました。

 参加者は、1年間にわたって三重県内の初任者、5年目、10年目教師の授業づくりを指導されてこられたチューターの皆さんです。

 「授業研究力を高めるための講義をしていただきたい」という依頼を受けて、二つの授業検討法(3+1、3シーン)を体験していただき、進行役としての留意点を話しました。

 日頃から授業指導をされておられる皆さんですから、鋭い意見が続出し、意見交流をする中で、授業を見るときの視点をはじめ、分岐点の見極めなど、皆さん自身で学んでいただけたと思います。こちらが大いに学ばせていただきました。(玉置)

防災訓練とお餅つき(杉下)

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 少し前になりますが、先日関市にて行われた外国人のための防災訓練に参加してきました。

 日本語を喋れる人ばかりではないため、英語通訳の方がついて進められました。

 内容は全てゲーム形式。いすとりゲームのような形で、歩き回っている中、突然、災害時に鳴る音(地震、津波等)を流し、それに反応してとるべき行動をとる(近くの椅子に隠れる、上る等)というものや、たくさんの絵の中から災害時に持っていきたいものを5分以内で決めて見せ合うというものがありました。言葉が分からなくても、外国人の方々は熱心に、楽しく参加してみえ、内容も理解した様子でした。災害の多い日本で、防災に関する知識を身につけておくことはとても大切です。このような機会に防災について学ぶことは良いことだなあと思いました。

 また、これは外国人に限らず、学校でも応用できると思います。外国籍の子どもがクラスにいる場合はもちろん、小学生の子どもも楽しくわかりやすく防災の知識を得ることができるため、ぜひ実践したいと思いました。

 訓練の後は異文化交流として、日本のお餅つきを体験しました。皆さんつきたての美味しいお餅に大満足。ベトナムの方は正月のお餅つきに似た文化があるとのこと。慣れた手つきでお餅をついていました。(杉下)

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【20160310指導】弥冨市立日の出小学校

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 3月10日(木)午後に弥冨市立日の出小学校を訪問しました。今年度3回目の現職教育での講師です。

 6年生の道徳授業を見せていただきました。「授業アドバイスツール」を持参し、ポイントとなる授業シーンを記録しながらの観察です。

 長い読み物教材にもかかわらず、教師の豊かな朗読、適度な小発問、子供との関係性で、どの子をみても集中していました。

 話し合いに入ると、次から次へ挙手があり、発言が続きました。それぞれの発言をもとに深掘りをしてほしいと思った瞬間に、ゆさぶり発問がありました。さらに深く考える子供たちを見ることもできました。

 短く導入、朗読の中での小発問、発問数の限定、ゆさぶりなど、私が前回の訪問で話した道徳授業の在り方にしたがってやっていただいた授業で、助言して良かったと思えた授業でした。

 今日の訪問でいただいた依頼は、よりよい授業検討法のレクチャーです。検討会では「3+1」を体験していただきました。5つのグループとも、質の高い話し合いがされていて、発表もシャープで、私は今後のことを踏まえて、検討会の進め方、付箋の価値、改善点の生かし方などを話し、最後は、さらなる高見を目指すための道徳授業助言をしました。

 終了後、授業者や校長らと懇談。検討会で話せなかった授業のよさをいくつか話し、良い授業を提案していただいたことを嬉しく思うことを伝えました。アドバイスツールは皆さんから絶賛されましたた。自分は、このツールのよさを生かすためには、もっと実践を重ねなければと決意した日でもありました。(玉置)
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特別記事(お母さんの学びメモ「第3回 授業深掘りセミナー」)

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 昨日(3月15日)で、第3回授業深掘りセミナーに参加したゼミ生・準ゼミ生の記事発信が完了しました。今回は、保護者の立場で深掘りセミナーに参加された前小牧中学校PTA会長の斎藤早苗さんに許可を得て、「お母さんの学びメモ」をここに掲載させていただきました。このときのセミナーに参加したゼミ生には、特に参考となると思います。ありがとうございました。(玉置)

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お母さんの学びメモ「第3回 授業深掘りセミナー」
斎藤 早苗·2016年3月11日
2/27(土)「第3回 授業深掘りセミナー」でのお母さんの学びをメモしておきます。

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・模擬授業1: 国語 伊藤 彰敏先生
・模擬授業2: 小6理科 野木森 広先生
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●「考える」ことを考えた授業
伊藤先生の国語の授業も、野木森先生の理科の授業でも、「考える」ということをずっと考えさせられる授業だった。

2つの授業を通して私が感じたのは「先生方が、子どもに付けたい力として念頭におかれているのは『考える力』だな」ということだ。

国語では、ユニークな教材を扱いながら(トイレの話とはビックリした)、予想外の発問の連発(知られていないことや考えたこともなかったようなこと)で、正解がわからないからじっくりと考えた。

みんなが同じように「初めて考える」状態だったので、「間違っていたら恥ずかしい」という気持ちを持つことなく、頭をフル回転させて、適度な緊張感と静かな時間を共有できた。

あとで振り返ると、「沈思黙考」の字のごとくだなぁと感じた。
十分に考えさせて、それぞれの意見を全体で共有する場面では、子ども役に「どうしてそう思うのか」という根拠を示させる。
最初に意見を聞いただけでは「?」と思うようなことでも、その人なりの根拠を聞くと、「なるほど、そんな考え方もあるんだ」と妙に素直に受け入れられる。
根拠が示せるようになるためには、じっくり考える必要がある。そして、言葉を取捨選択する必要もある。
たくさんの言葉を獲得すること、適切に使えることなど、伊藤先生が言葉を大切にされていることを感じた。

理科では、子どもが大好きな「実験」。見ている方もワクワクする。
ペアでわいわいやりながらも、ここでも「考えることの大切さ」が見えた。

実験は、予想を立てて、それを実験してみて、結果から何がわかるのかを考えるという流れだ。

野木森先生が振り返りのトークセッションで指摘されていたことの中で、「『考えたことが正しいかどうかを実験で見つける』パターンと『実験してそれはどういうことなのかを考える』パターンと、『考える』には2パターンある」というお話があり、「おぉ〜たしかにそうだ」と共感した。

子ども役の皆さんは、ただやみくもに実験を繰り返していたのではなく、「こうしたらこうなるかな?」という見通しを持って実験をしていた。また一方では、「こんな結果になったけど、これはどうしてだ?」という疑問もわいてきて、お隣の人と積極的に意見交換をしていた。まさに2パターンの「考える」があった。

「考える」ことや「思考力」は大切!とよく言われる。そのとおりだと思う。
でも、なんとなく漠然としていて、具体的なイメージがわきにくい。思い浮かぶのは「う〜ん」というポーズで知られるロダンの「考える人」かな(泣)
そんな「『考える』ことを考えていた」今回のセミナーだったが、それぞれの模擬授業で、ちょっぴりその形が見えたような気がした。(考えたような気になっているだけかもしれないが・・・)

スピード感のある授業もありつつ、じっくり考える静かな授業もある。授業って奥が深いな〜と思った。

【おまけ】
今回の子ども役は「国語」の授業。
トイレつながりで「かわや」の話題になり、「漢字で書いてみてください」となった。
自信はなかったが、なんと正解していて、一番最初に「○」をもらったことが超うれしくて、ほめられるとうれしい子どもの気持ちを実感した(笑)

特別講座を受講して<1>(佐藤)

 2月13日(土)、大学で教育実践養成講座がありました。『未来を担う子供たちのために〜教師を志すみなさんへ〜』というタイトルで、岐阜市立長良小学校の小出直弘先生のお話を聞きました。岐阜県の教育ビジョンより3つの求められる教師像から、教師に大切な資質や心構えを学びました。

(1)誰一人悲しい思いをさせない、愛情と使命感あふれる教師
 子どもから信頼される教師であるためには、子ども一人一人を心から信頼しなければなりません。子どもの行動には何らかの理由や思いがあるはずので、まずじっくり話を聞くようにしたいです。また、「感化の教育」と呼ばれるように、自分の姿で示すことは基本になります。姿で示すということは、子どもに課したことは自分にも課しているかどうかが大切になってきます。正直、今の自分の行動を振り返ると、まだまだ至らないところばかりで、日々の生活の中でもっと目的意識をもって過ごさなければならないと強く感じました。そして、小出先生の講話の中で特に印象に残っている言葉があります。それは「教師が頑張れば頑張る程子どもは返してくれる」という言葉です。どんな子どもを育てたいのか、今から具体的なイメージをしていきたいです。

(2)指導法を工夫し、児童生徒に確かな学力をつける教師
「腹を空かせた子どもに賢くない親は魚を与える。賢い親は魚の捕まえ方を教える。」
こんな言葉があるように、子どもは発見することで自分のものにしていきます。実際に「じどう車くらべ(小学校1年生下)」を例に考えていきましたが、自分がパッと短時間で思い付いた授業展開は、小学校1年生の児童には難し過ぎました。どうしたら分かりやすい授業ができるのかを考えて教材研究を行い、工夫に工夫を重ね子どもたちに考えさせることで、扱う教材の奥深さに触れられるようにしたいです。

(3)幅広い教養と高い専門性をもち、常に学び続ける教師
 ここでは特に「聞く力」について取り上げられました。教育実習では全く意識したことがありませんでしたが、教師の立ち位置によっても子どもの聞く姿勢が大きく変わることに驚きました。クラス全員に伝えたいことは教卓前の真ん中で、全体を見渡す時は教室の端から、子どもに大きな声で話してほしい時は子どもと対角線の位置でというように、立ち位置1つにも念入りに工夫を凝らし、どうしたら子どもの「聞く力」を育てられるのか。正解がある訳ではないかもしれませんが、自分なりのルールとして確立するためには、やはり教師自身が考え続けることが重要だと改めて分かりました。

以上のように、現職の先生のお話は大変参考になりました。教員採用試験に向けて、先の自分が教壇に立つ日に向けて、今回学んだことを自分なりに考え直そうと思います。(佐藤)
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授業深掘りセミナーに参加して(河合・準ゼミ生)

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 2月27日、授業深掘りセミナーに参加しました。

 前半は伊藤先生の国語の授業でした。語感を磨くことをねらいとした授業で、「トイレ」という言葉の他にどのような言葉があるのか子ども役に答えてもらい、それを臭い順に並べさせたり、根拠を答えさせたりして、言葉によって感じ方が違うということに気づかせていました。

 最後には本の紹介と次回の予告がありました。教科書を使わない授業をしていたのが、とてもいいなと思いました。また、子どもが興味を持ち、かつイメージしやすいネタであったため、国語があまり好きでない僕でも楽しんで授業を聞くことができました。子どもたちにとっては、とても楽しんで考えることができる授業ではないのかなと思いました。

 数学は答えが一つしかないのに国語は答えがたくさんあります。なぜそうなのか自分で根拠をもって答えることが大切なのだと思いました。ただ線引いて覚えろは授業ではないと思います(僕の時は覚えろという先生が多かったです)。とても参考になる授業でした。改めて言語は面白いと思いました。

 後半は野木森先生の理科の授業でした。ものの燃え方をテーマにした授業で、30分間の設定でしたが、その中でも自分たちで考えた様々な実験をして考える授業でした。

 前回の復習がありましたが、記憶が戻ってくるのでこれは絶対入れたほうがいいと思います。今日は何やるのだろう?とワクワクする気持ちが高まりやすくもなると思います。

 動画を使って実験を見せるのは前に出て実演するよりスムーズにいくので、とても参考になりました。子どもたちにペアでやってみたい実験を考えてやらせることは、まさに思考力がつく授業だとも思いました。

 野木森先生の授業で、1番参考になったのはペアを変えてどんな実験をしたのかを交流し合う時間を設けたことです。なるほど、全体で発表ことではなく、こういう方法もあったのだと思いました。それに結論が導きやすくなると思います。実験後の部分もぜひ見たいと思いました。

 玉置先生と面談する機会があり、ゼミに入れなくても、何かの機会に勉強したいと話したことから、今回の機会を与えていただきました。とても感謝しています。(河合)

授業深掘りセミナーに参加して(山口・準ゼミ生)

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 大学も集中講義なども終わり、本格的に春休みに入りました。教員採用試験に向けて机に向かって最近は生の授業を見れていないなと感じ始めたころにまた授業深堀りセミナーに参加させていただきました。

 伊藤先生の国語(トイレからの語感)と野木森先生の理科(燃焼実験箱)の模擬授業を参加、参観させていただき、前回とはまた違ったものを学ぶことができたと思います。今日の深掘りセミナーでは一貫して、「直感は根拠の上に成り立っている」ことだったと思います。どうしてその疑問が出てくるのか、何を知りたいのか、何がわかっているのかを明確にしていくことは大切だと思いました。

 国語では、辞書によって新語の違いで、久しぶりに日本語の面白さに気付き直すことが出来たかなと思います。理科では、考えたことから見つけたことにもっていくのか、見つけたことから考えたことにもっていくのか、その道中でも展開が大きく変わっていくことが分かりました。

 如何にして仕掛けを順番に展開して授業を進めていくのか、先生方の大好きな「電車道」に今日も落ち着きました。次回は玉置先生の数学か道徳なので楽しみです。(山口)
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