2月13日春日井市立出川小学校での学び(加藤奨・大久保・杉山)

画像1
 こんにちは、玉置ゼミ4期の加藤奨基です。2月13日に、春日井市立出川小学校へ見学をさせていただきました。出川小学校はかなり新しい学校で、交通の便も良く、とても立派な佇まいの校舎でした。また、ICTの活用に非常に力を入れているのが特徴で、クラスに一台のPC、実物投影機、実験的に導入されているクラス用プリンターなどがあります。機材の導入や学習机の大型化に伴い、教室の横幅も既存のものより2m大きなっていました。

 近頃のICTの導入に伴ってしばしば問題視されているのが、導入したけれど活用率が上がらない、という問題です。その問題において、出川小学校でのICT活用率は(自分が今まで見た中で)最高でした。どのクラスもプロジェクターを活用し、必要に応じてタブレットや手書きノート、ホワイトボードを使い分けている授業がとても多かったです。4月から真似したいICTの活用方法をたくさん学ばせていただきました。
 
 実際の子どもの様子を見て、特に感じたことが、下を向いている子どもが非常に少ないことです。やはり、ICTを活用して子どもの考えるポイント(教科書、キーワードなど)を前面に映しておくだけでも、かなり効果があるのだと感じました。校長先生のお話にもあったように、視覚優位の子どもが多い中で、ICTを利用して子どもの授業参加率をぐんと上げる、とても有力な方法だと思います。
 
 このような学びの形の中で、出川小学校の先生方が大切にしていることが、ICTを日常的に使っていくことです。一部の時間にだけ使う教具にするのではなく、子どもが毎授業の振り返りを記録したり、その場ですぐに情報収集して共有したりなど、子どもが主体的に学ぶ時間を増やしていきます。しかし、そのためにはしっかりとした学習規律が必要です。これも校長先生が仰っていたことですが、子どもに主体的にICTを扱わせるために、ICT(スマホなど)は遊び道具ではない、という意識を子どもにどう持たせていくかが課題です。自分としても、そのような意識は子どもの家庭環境にも大きく依ると思うので、まずは学校でICTを日常的に用いるところから始め、大事にならないうちに細かく学習規律を教えていくしかないように思います。

 自分は4月から春日井市の教員になります。春日井市ではICTが学校環境に積極的に導入されています。今回出川小学校でICTを用いた学校活動の実態を間近に見させていただいて、かなりイメージを持つことができました。また、その課題に対しても知ることができました。見学させていただいた出川小学校の校長先生をはじめとする皆様、本来なかったはずの機会をくださった玉置先生、本当にありがとうございました。(加藤)

***

 こんにちは!玉置ゼミ5期生の大久保です!今回は、2月13日に春日井市立出川小学校の授業を参観させていただきました。そこで学んだことを書いていきます。

 出川小学校では、色々な授業を見せていただきました。校長先生から「自分の見たい授業をみていいよ」と言っていただきました。後々、玉置先生が言っていたことがとても頭に残っています。

 それは、全ての授業を好きな時間にみてもいいというのは、すごいこと。普通なら参観者には、時間を指定して見に来させたりする。ということです。私は好きな授業を見てもいいというのを、何も考えずに受け止めていましたが、玉置先生からの言葉で考えは変わりました。

 全ての先生が、高い質の授業を行っているという事実があるからこそ、校長先生の言葉があったのだと思います。授業を実際に見ても、全ての先生が楽しそうに授業をしていて、児童との距離感もよく、勉強になる授業しかありませんでした。

 もう一点学んだことがあります。授業参観後、校長先生からICT活用について様々なことを教えていただきました。ICT活用は、単なる手段であり、目的はICT活用による日常授業の改善だということを初めに教えていただきました。

 PCの1人1台が進み、教師の知識がないままでは、ICT活用が目的になってしまうかもしれません。なので、ICTは手段であるという考えは、今後しっかりと胸に刻んでおかなければならない、根幹になる考えだと感じました。

 私はICTについてまだまだ勉強不足なので、出川小学校で学んだことを生かして、さらに学びを深めていき、私の力にしていきたいです。

 今回このような場を設けていただいた出川小学校の水谷校長先生はじめ、全先生方ありがとうございました。そして、貴重な機会を与えていただいた玉置先生、ありがとうございました。(大久保)

***

 こんにちは。5期生の杉山です。今回は、2月12日に春日井市立出川小学校での授業を拝見した時からの学びを記します。

 まず、出川小学校は、ICTの活用にとても力を入れている学校で、全クラスに1台のパソコンとスクリーン、実物投影機、コピー機が完備されていました。また、機材や学習机が大きくなったことから、教室の横幅が普通の教室よりも2m広く、とても広々と伸び伸びと学習できるような環境であるなあと思いました。

 どのクラスも、ただICTを置いてあるだけという状況ではなく、必要に応じて様々な用途でICTを活用していて、児童と教師が一つになって、とても楽しそうで学びがたくさんある授業ばかりでした。授業中の児童の様子を見ていても、みんなの視線がスクリーンに集まっていて、真剣に授業を聞いていました。だからこそ、授業中での意見交流や挙手発言が円滑に進むのだと思います。

 その後の校長先生のお話では、学びの大半が視覚から入るということで、そう言った意味ではやはりICTを有効活用することは、とても子供たちにとって効果的であると感じました。出川小学校の先生方は、普段からICTを子供たちにどのように活用させるか、ただの道具にならないためにはどうするのか、また、主体性を子供たちに持たせた上でのICTの活用だったりと、課題が多く難しい側面も多いですが。これからの情報化の時代、教育現場におけるICTの活用は無限の可能性があるものだと思っているので、私自身まだICTの活用に関してほとんど知識がない中、このようなたくさんの実践を間近で見ることができ、本当に参考になりました。

 今後は子供一人一人がICT機器を持つ時代、教師がICTの知識をよりたくさんつけていかねばならないことを再認識することのできるとても良い機会になりました。このような機会を与えてくださった水谷校長先生始め出川小学校教職員の方々、玉置先生など、多くの方にお礼申し上げます。ありがとうございました。(杉山)

2月8日教師力アップセミナー(山本良和先生)に参加しての学び(矢崎・古川)

 こんにちは。5期生の矢崎です。今回は2/8に行われた教師力アップセミナーの学びについて書かせていただきます。

 今回は山本良和先生に講演をしていただきました。私は、大の算数嫌いです。今回のセミナーが算数授業だったので、こんな算数嫌いの私でもついていけるのか不安でした。しかし、そんな不安も山本先生の模擬授業を受けてなくなりました。

 山本先生が行ってくださった模擬授業は私が今まで受けたことのないものでした。例えば、板書は左から右ではなく、真ん中から左右に広がっていき、板書が完成した時、子どもが今日自分は「なにを学んだか」ではなく、「何をどう考え、その考えがどのように変わっていたか」がわかるようになっていました。

 その「自分が変わった」という感覚が子どもから芽生えることが重要であると山本先生はおっしゃいました。だから、教師は、授業の終わりに「自分が変わった」と子どもが思える「環境」を作るのが仕事だと。

 山本先生はその「環境」を作るために「しかけ」をたくさん用意していらっしゃいました。子どもが自分の考えを持てるように、子どもに考えを聞く場面を多く設けていらっしゃいました。さらに、他の人の考えを受け身で聞くのではなく、どのように考えているのか想像し、発表させる場面も多くありました。

 山本先生の授業は子どもたちが常に自分の考えを他の人の考えも織り交ぜながらクルクルと螺旋階段を登ったり降りたりするように巡らせざるおえない授業でした。私自身も授業を受けていて、頭の中で考えをグルグルと常に巡らせていました。

 また、山本先生は子どもの言葉に敏感に反応し、その言葉から新たな課題を提示していらっしゃいました。子どもが「だったりとか…」と曖昧な答え方をすれば、「だったりってことは他にもあるの?」と切り返して、新たな課題に繋げていらっしゃいました。山本先生は子どもから授業の材料を拾い集める達人だなと感じました。

「しかけ」だけではなく、「しこみ」も抜かりがありませんでした。「しこみ」は日々の授業の中に教師が意識的に取り込む授業作りの手立てです。その「しこみ」がなくては子どもから問題意識を持つことはありません。だから、子どもたちにどのような姿になってほしいかと考え、その姿をブラすことなく目指し続けていく必要があるのだとわかりました。

 山本先生の講演を受けて、今まで当たり前だったことが決して当たり前のことというわけではないという事が分かりました。だからといって、すぐに山本先生のような授業ができるわけではありません。

 まず、子どもにどんな姿になってほしいかという理想像を持ち、それを実現するために子どもから学ぶという姿勢を忘れない教師になり、スタンダードな授業のやり方をマスターし、ステップアップできるようにしたいと思いました。(矢崎)

******

 こんにちは、五期生の古川です。今回は先日行われた教師力アップセミナーに参加させて頂いた際の学びついて書いていきたいと思います。

 今回は筑波大学附属小学校の山本先生が模擬授業をして下さりました。先生の仕組んだ「しかけ」、「しこみ」にどんどん引き込まれ、学びはもちろん、とても楽しく授業を受けることができました。

 個性を把握しないと授業はできない、この言葉通り、最初にした何気ない質問の挙手の仕方からも参加者の心情を読み取っていき、そこから価値づけをしていました。その様子を見て、授業から学級経営をしていく、人間を育てていくというところにとても納得をさせられました。そして、些細な言動一つひとつに意図を持たなければならないことを痛感させられました。

 また、山本先生は子どもが表現することを大切にされていました。毎授業最低10回は表現させるという言葉通り、参加していて本当に沢山表現する機会がありました。「今、〇〇さんは私の顔をびゅっと見たね。何か言いたいことがあったの?」と参加者の表情を読み取り、そこから「今〇〇さんは何を考えてたんだと思う?」と違う参加者に考えさせたり、思いついたことをジェスチャーだけで表現させたり、何気ない参加者の言動から全体共通の問題意識に繋げていました。友達の考えを解釈することは考えを共有すること、気づきの追体験になります。私も子ども同士を繋ぐこと、そして一人ひとりが表現する機会を沢山つくることができる様な働き掛けをできるようより一層勉強していきたいと思いました。

 他にも言語活動は算数において手段であり、表現する方法は他にもあるということに気付かされると共に、あえて喋らないということで聴きたくなる、見たくなるという場の演出の一つにもなるということにも気付かされました。

 授業をつくるにあたって、大切なことも教えて頂きました。できないものをできるに変容させるような授業にすること。わざと子どもをつまづかせ、起き上がる力をつくる過程、「しかけ」をつくり、そこから問題意識を統一させるということ。その為にも、偶然ではなく、どこでやっても必然として現れる「素直な子どもの反応」を想定し「しかけ」をつくっておくこと必要なのだと学びました。教材研究をするとき、子どもだったらどう考えるのか?ということを思い込みを捨て、自分自身が考えることの重要性を再認識させられました。今度、教材研究をする際にはその点をしっかりと頭に留め、行なっていきたいと思います。

 最後に、今回ここには書ききれないくらい沢山の学びを頂いきました。このような学びの場を与えて下さった山本先生を始め、玉置先生、関係者の皆様、ありがとうございました。(古川)
画像1

初任者研修番外編に参加させていただきました!(安藤・加藤奨基)

画像1
 こんにちは、4期の加藤奨基です。2月8日に、4月から行われる初任者研修の番外編(第0回)として、玉置ゼミ1期生の先生方から現場のリアルなお話やアドバイスをお聞きしました。主催していただいた酒井先生、松井さん、中田さん、牧野さん、堀江さん、お忙しい中本当にありがとうございます。

 今回の初任者研修の感想としては、「春から、何とかなりそうだ!」です。もちろん、始めからそう感じていたわけではありません。酒井先生や1期生のみなさんのお話を聞くことで、何となくぼやぼやとしていた春からのイメージが、かなりシャープになりました。
 
 特に、学級開きと授業の準備・研究については、殆ど未知の世界だったので、得るものはとても大きかったです。1期生の先生方のアドバイスにあったように、今、学級開きの本を読んでいます。イメージが湧いた分、スラスラ読むことができるので積んでしまうこともなく読破できています。この調子で、4月からのイメージをもっと膨らませていきたいです。4期生のみなさん、野中先生の「教師1年目の教科書(水色)」がおすすめだそうですよ!
 
 授業準備・研究に関しては、1週間分を土日にまとめて行うということが多いのかなと感じました。ノートを2冊(自分用、子どものノート用)用意したり、板書を考えて授業の流れをイメージしておくことで時間を節約したりする方法は初耳でした。また、どの先生も力を入れる科目を1、2種類に絞って注力されていました。自分だったら、国語と道徳かなと思います。いや、算数もいいかもしれません。
 
 タブレットの効果的な使い方も教えていただきました。先の板書計画に関連して、タブレットに何も書いていない黒板を画像として入れておくことで、後からタブレットで書き込むことのできる無限黒板や、プロジェクターなどにスマホの画面を映すことで画像を授業に生かしやすくすることなどをお聞きしました。ワードやパワポが初めから導入されているタブレットもあるそうなので、よく吟味して取り入れたいと思います。4月から勤務先になる春日井市はタブレット完全導入とのことですが、やっぱり、自分のものが欲しくなってしまいますね。現場のタブレットとよく相談して決めたいです。

 記事の最初にも書かせていただきましたが、今回のお話を聞いて、自分が今何をするとよいのか、4月からどんなことがあるのかがとても明確になりました。また、これは4期生同士でも話していたことですが、2月上旬という時期もピッタリだと感じました。残り約1か月、何かもうあとワンアクション起こせる時期です。そんなベストな時期にベストな内容をお聞きすることができて、本当に幸せです。繰り返しになりますが、主催していただいた酒井先生、お話していただいた松井さん、中田さん、牧野さん、堀江さん、お忙しい中本当にありがとうございました。(加藤)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんにちは。4期生の安藤優里です。2月8日に、春から教師として教壇に立つ私たち4期生に、酒井先生が初任者研修(番外編)を開催してくださいましたので、そこでの学びを記事にまとめさせて頂きたいと思います。

 私は4月が近づくにつれ、ついに教師になるんだ!というワクワク感と、うまくやれるだろうか、という不安な気持ちが増してきたこの頃ですが、そんな時に、酒井先生が、現場の先生方の実際のお話をお聞きできる機会を設けてくださって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。先輩方も日々お忙しい中、私たちのため参加してくださって本当にありがとうございます。先輩方のお話を聞いて、心構えができましたし、現場に出たら、先生方に相談しながら頑張ろう、と不安が和らぎました。また、今しておくといいことも分かったので、自分で本を読むなど、できることをして、4月からに備えたいと思います。

 いつも感じていることではありますが、玉置ゼミに入って、酒井先生をはじめ、本当に良くしてくださる方々や、面倒見の良い先輩方に出会わせて頂けました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 酒井先生、堀江さん、中田さん、牧野さん、松井さん、ありがとうございました。
来年から玉置ゼミで学んだことを胸に、精一杯頑張ります!(安藤)

2月8日初任者研修「番外編」での学び(加藤諒太・中澤・安部)

画像1
 こんにちは。4期生の加藤諒太、中澤、安部です。2月8日に教師力アップセミナー後に酒井先生主催の「初任者研修 番外編」に参加させていただきました。お忙しい中、1期生4人の先輩方にお越しいただきました。

***

 こんにちは!4期生の加藤諒太です!今回は、2月8日の午後に参加させて頂いた、先輩たちとのお話について書きたいと思います。

 現場で働かれている先輩方のお話は、4月現場に入る私たちにとってとても心強いものとなりました。職場での立ち振る舞い、授業の作り方、現場に出るための心構えなど沢山の財産となるお話を頂きました。

 中でも、大切だと改めて気付かせて頂いたことは、初任者として学ぼうとする姿勢の大切さです。現場に出て、なにもわからない中で、教えてもらうのを待つばかりでは難しいこともあるそうです。メモを取ったり、自ら相談しに行ったりと、学ぼうとする意欲的な姿勢が大切であると先輩方はおっしゃっていました。その上で、酒井先生から指導を頂いた「報連相」を大切にしていきたいです。松井先生がおっしゃっていた様に、「1年目だから‥」と言う言葉に甘えず、私も一人前の教師になれる様、必死に頑張りたいと言う思いが強まりました。

 また、先輩方のお話から、これからより意識していきたいと思ったのは学級開きについてです。どの先輩方も自分が教師としてこうしていきたいと言うことを子どもたちに伝えることが大切だとおっしゃっていました。学級目標を決める際にも、子どもたちの言葉で作るためには、教師の言葉が重要になると中田先生もおっしゃっていました。牧野先生も自分の大切にしていることを伝えるとおっしゃっていて、子どもたちと自分自身の考えを共有することは学級を作るにあたって大切なことなのだと学びました。

 そして、4月までの準備という点に関しての相談では、堀江先生から字をきれいに書ける様に練習をしたというお話を頂きました。私自身、書き順というものが苦手で、今アプリを使って練習しているのですが、より力を入れてやっていかなければならないなと強く心に思いました。堀江先生の様に自身の苦手と向き合い、特訓して4月を迎えたいと思います!!

 今回の相談会を通して、とても多くのことを学べた上に、4月に向けた心構えを確かにすることができました。不安も沢山ありましたが、先輩方のお言葉こら心強さが増し、いまではやってやる!という気持ちでいっぱいです。

 この様な機会をご用意してくださった酒井先生、1期生の松井先生、中田先生、牧野先生、堀江先生、本当にありがとうございました。
(加藤諒太)

****************************************

 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は2月8日に行われた、教師力アップセミナー番外編、一期生の皆様との初任者研修会について書いていきたいと思います。

 今回新たに学び得たことは、まず先を意識するということです。一回の授業を考えるときに、その次の授業ではどのようなことをやるのか、その授業のために今回やるべきことは何かを考えることが大切であることを学びました。この話を一期生の皆様がおっしゃったときに、私は以前松井先生が、二週間ごとに見通して計画をしてきたという話を思い出しました。今思えばすごいことをしていらっしゃったとつい思ってしまいます。先を見通した行動を考え実践していきたいと思います。

 次にゼミで学んだことを過信しないという話も新鮮でした。ゼミのパイオニアである一期生の皆様ですら、現場に立つと、孤独感を感じ、ゼミで学んだことが通用しないと感じてきたと今回話を聞きました。私はゼミを崇拝する以上にゼミによって人格が変わった身であるため、このことが致命的になると予想していたとはいえ、恐怖を感じています。しかし、ゼミで学んだことを適応させていくイロハも学んでいるため、なんとかなると考えて行動していきたいと思っています。

 最後に一期生の皆様の仲の良さについてです。一期生が大学を卒業した後に四期生が結成されたため、一期生と四期生との直接的な関わりは今回が初めてになります。その結果、一期生の皆様がお互いの顔を見ながら話し合う姿を見て、一期生の皆様の仲の良さを痛感させられました。私は正直、四期生の仲の良さ、チームワークは一期生にも負けないと、競うわけではありませんが考えていましたが、まだまだ四期生は仲を深めることができると考えました。

 一期生の皆様。本当にお忙しいなか、わざわざ私達のために時間を作っていただき、本当にありがとうございます。今後もよろしくお願い致します。

 追伸。写真に写っている中澤をご覧ください。良い顔で笑っていると思います。二年間の本当の変化です。ありがとうございます。(中澤)

*********************************************

 こんにちは。4期生の安部です。

 まずは、会を開催してくださった、酒井先生、そして、お忙しい中、お越しいただき、お時間をつくっていただいた、1期生の松井さん、牧野さん、中田さん、堀江さん、本当にありがとうございました。

 先輩方のお話を聞いて、感じたことはたくさんありますが、ここでは、1つに絞って書かせていただきます。

 4月教壇に立つまでも、立ってからも、自分が教師としてできることをその時点で精一杯やるということです。私は卒業を控えた今の時期、学生最後だからととりあえず遊びたいという気持ちとこのままで4月から大丈夫かなという気持ちの2つが入り混じっていました。しかし、先輩方のお話を聞くと、「3月は本を20冊読むようにしていた」や「先生になったときに必要な物を買い揃えておく」や「字が少しでもきれいに書けるように練習しておく」など、それぞれが何らかの努力をしていました。

 さらに、教員になった現在も、「こういう授業にしたいというビジョンだけはどの教科ももって、授業に臨むようにしている」や「先を見通して授業ができるように、1つの単元をまとめて教材研究をするようにしている」など、それぞれ個々で自分なりに努力されているとがわかりました。

 私はこれらの話を聞いて、教師の卵である学生、新人教師、ベテランの先生など立場は違っても教師として今できる精一杯、学び続けることが大切なんだということに改めて気がつくことができました。

 まだまだたくさんのことを教えていただきました。4期生のみんな、また伝えますね!

 酒井先生、1期生の先輩方、本当にありがとうございました。(安部)

2月8日 教師力アップセミナー(山本先生)からの学び (安藤、加藤奨基)

画像1
 こんにちは、玉置ゼミ4期の加藤奨基です。2月8日に大口中学校にて、山本良和先生による教師力アップセミナーに参加させていただきました。筑波大附属小の算数科の先生ということだったので、ゼミ同期の竹内君にもぜひ見てもらいたかったなと思います。

 山本先生に最も学ばせていただいたことは、教師としてのプロ意識です。もちろん、一度の授業内での子どもの自己表現量の多さや、子どもがついつい考え、話したくなる働きかけなど学びとれる技術も多くありました。しかし、自分は特に、先生のプロ意識が参考になりました。
 
 山本先生のプロ意識とは、先生の仰っていた「しかけ」にあると思います。この「しかけ」とは、教師が働きかけた時、どんな子どもでも、どんな場所でも、どんな時でも子どもが動く授業デザインのことです。以前に玉置先生が仰っていた言葉をお借りすると、汎用性があるということだと思います。確かに、子どもの実態に合わせた授業作りもとても大切だと思います。自分も教育実習で、目の前の子どもの学力や興味関心に合わせた授業を考えていました。山本先生はそのような現場での意識から、もうワンランク上の、授業実践者としての世界に立っておられるのだと感じました。

 自分も4月から現場に立ちますが、まずは目の前の子どもに合わせた授業作りだと思います。しかし、長年教師を続けていく中で、もし機会があれば、山本先生や玉置先生のように汎用性のある、しかける授業をデザインしてみたいなと思いました。まだまだ、ずっと先のことではありますが、そのような世界もあるのだと知ることができました。今回学ばせていただいた技術や心構えを生かして、目の前のことから一歩ずつがんばっていきたいです。山本先生、教師力アップセミナー関係者のみなさま、今回もありがとうございました。(加藤)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 こんにちは。4期生の安藤優里です。今回は、2月8日に大口中学校で行われた山本良和先生の教師力アップセミナーで学んだことを記事にしたいと思います。

 まず驚いたことは、授業は一般的に、「めあて」と呼ばれる教師からの問題提示を行い、課題解決に向かっていきますが、それは「教師の目線のめあてであって、子どものめあてにはなっていない」という山本先生の言葉です。山本先生の授業には、めあてもまとめもありませんでした。私が今まで受けてきた授業は、「めあて→解決→まとめ」が授業の基本で、それが普通、最適とさえ思っていました。

 しかし、山本先生の「しかけ」と「しこみ」の模擬授業を受けて、その固定観念が見事に覆されました。山本先生の授業は、教師目線の「めあて」ではなく、子どもご問題意識を持って授業が展開していきます。めあて・まとめがなくても、山本先生の「しかけ」によって、常に自分の中に疑問や目標が沸き上がって、思考し続けた授業でした。

 山本先生の授業は、一言で言うと「他の人の意見が気になる授業、自分の考え方が変わる授業」です。

 なぜそんなことが可能になるのか、その秘密は、「どうしてAさんは先生の方を見たのかな?何か言いたいことがあるんだよね」というしかけにあると感じました。「Aさんは何が言いと思いますか?」と当人のAさんにあえて話をさせないことで、「Aさんは何が言いたいのかな」と人の意見が気になります。そして、「どんなことが隠れているのだろう」「何か決まりがあるのかもしれない」子ども自身が課題意識を持ち、自分の予想を立て、まわりと交流したくなる…と、全員が授業に参加することに繋がっていました。
人の意見が気になる、聞きたくなる授業を作ることは、子ども同士を自然に繋ぐことになる、すごいしかけだと思いました。

 そして、授業の中で10回は自己表現させることで、山本先生は、授業を通して、子どもに学力をつけさせるだけでなく、算数を通して「人間を作る」ことを大切にされていました。それは初めのうちは授業をすることで精一杯で、簡単にできることではないと思いますが、そんな授業を私も目指したいです。

 そのために必要なことは、念入りな教材研究の上で、授業の中で子どもの表情などをよく見て、その子の個性を価値付け、まわりに認めてもらえる環境を作ることだと今回学ぶことができたので、来年度からの授業デザインに生かしていきます。

 今回で今年度の教師力アップセミナーも最後となりましたが、今年も、素晴らしい先生方のお話をお聞きすることができる、貴重な学びの機会でした。来年から私も晴れて教壇に立つことになりました。このセミナーで学んだことを思い出して、現場の子どもたちに合った授業づくりに励みたいと思います。今回ご講演くださった山本先生、そして玉置先生はじめ、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。(安藤)

2月8日教師力アップセミナー(山本良和先生)での学び(酒井・北神)

 こんにちは。5期生の酒井と北神です。今回は2月8日に行われた今年度最後の教師力アップセミナーでの学びを書かせていただきます。

***********

 5期生の酒井です!朝起きたら雪が降っていました!今シーズン初の雪にテンションが上がっています!!

 さて、本題に戻って教師力アップセミナーでの学びを振り返ります。今回の教科は算数でした。教育実習で最も授業をさせていただいた教科ですがその分全員に参加してもらう難しさを何度も味わいとても苦戦しました。自分の授業を振り返って、次授業する時はこのようにしたい!真似したい!と感じるポイントがいくつもありました。今回はその中の2つについて書かせていただきます。

 1つ目は1回の授業で1人10回は話す機会を作っている、という山本先生のお言葉です。なにも挙手して話すだけが発言でないとも山本先生はおっしゃっていました。どのような話す機会を作っているか気をつけて見ていると自分の問いかけに対して反応を見せた児童に対してなにか言いたいことあるの?と尋ねたり、一斉に自分が書いたことを立って言わせたり、隣同士や周りと確認する時間を設けたりと本当にたくさんのパターンで子ども達の話す機会を生み出していらっしゃいました。そのおかげか先生はほとんど話さず児童の言葉で授業がどんどん進んでいて観ているだけの私もワクワクするほどの展開でした。

 山本先生がその様子を、どのクラスもこうしたら子どもがこう動く、という「しかけ」だと説明していてそれにもとても驚きました。

 2つ目は話さないが聞きたい気持ちを高めるという工夫です。問題を考える過程で面白みのある現象に気がつく場面がありました。その際気付いたことある人に挙手を求めみんなに話すという流れを私だったらしてしまいます。ですが山本先生はそんなことはしませんでした。気付いた表示をした子どもに「話さずにみんなに教えられる?」と仰ったのです。初めこの言葉を聞いた時どういうことかよく分かりませんでした。ですがこの言葉の後の子ども達は一気に聞く気持ちが高まっているように見えました。ジェスチャーの意味を読み取ろうと目と脳をフル回転させて授業に参加するからだと考えられます。もしそれで分からなくても次の言葉の説明が聞きたい気持ちが高まるので学びに向かう力が大きくなるでしょう。このように聞きたくなるように仕込まれた授業こそ対話的かつ主体的に学ぶ時間になるのだろうなと感じました。

 授業を観ていても講話を聞いていてもあのような発想はどこからやってくるのだろう、真似るだけでは空回りしそうだな、やっぱりすごい人は違うな…と思っていました。しかし山本先生はあるゼミ生の質問に対し、最初はスタンダードでいいと思う。いかにそこから早く脱却するかが重要。スタンダード授業は決して最後ではない。と仰っているのを聞いて感銘を受けました。と同時に教師が向上心を持って学び続ける必要性を改めて感じ、教師という仕事の新たな面白みを発見することもできました。

 今回の教師力アップセミナーも教師になりたい気持ちが高まる大変有意義なものでした。講演してくださった山本先生、このような機会を設けてくださった先生方本当にありがとうございました。(酒井)

**********

 こんにちは!五期生の北神です。今回は教師力アップセミナーでの学びについて書きます。

 山本先生の授業を子ども役として受けさせて頂きました。これほどわくわくしながら算数の授業を受けたのは久しぶりです。気がついたらとても夢中になっていました。

 まず、「対話的な学び」について考えさせられました。私は、グループワークやペアワークを取り入れた授業をすれば、それを達成することができると考えていました。しかし、今回の模擬授業を通して、子どもは、本当に疑問に思ったことや興味を持ったことであれば、教師がグループワークやペアワークをするように指示をしなくても自然と話すということに気がつきました。模擬授業での私のペアは、今回初めてお会いした方でしたが、何回も自然と対話をしていました。

 山本先生は、「○○さんは何か言いたそうです。何を言いたいのでしょうか。」と他の人がどう思うかを考えさせたり、話すことを禁止してジェスチャーだけで説明させたりするよう指示をされることが何回かありました。最初から、気がついた子どもを指名すると、他の子どもは他人事のようになってしまいますが、他の人が何を考えているのかを考えると、発見したことが自分のことのように思えてさらに考えようとします。

 また、ジェスチャーだけで説明させることも言語活動の一つだとおっしゃっていました。確かに、ジェスチャーだけの説明だと、相手が何を伝えようとしているのかより真剣に考えていました。

 山本先生の授業は、まさに「主体的・対話的で深い学び」ができるものでした。疑問や問いである「思考のめあて(〜かな)」を持ち、対話や振り返りを通して、自分の考えを「決め直す」ということを何度も繰り返す授業が、「主体的・対話的で深い学び」に繋がるということを学びました。だから、山本先生の授業には、「めあて」と「まとめ」がありません。私が今まで受けてきた授業は、はじめに「めあて」があり、最後に「まとめ」があることは当たり前だったので驚きましたが、山本先生の話をお聞きして、それは教師の「めあて」であり、「まとめ」だということに気がつかされました。教師は、子ども達の素直な疑問や問いを授業の中で何度も引き出すために、しかけやしこみをすることが大切だと学びました。

 私も山本先生のような授業ができるようになりたいです。しかし、山本先生は、これから教師になる私達にとって大切なことは、まず、ベーシックなスタイルの授業ができるようになることだとおっしゃっていました。その上で、いかに早くベーシックなスタイルの授業から抜け出すことができるのかが重要だそうです。今回学んだことを生かし、本当の意味での「主体的・対話的で深い学び」ができる授業を目指していきたいです。

 今回もとても充実した学びをすることができました。このような機会を与えて頂き、山本先生をはじめ、玉置先生、酒井先生、関係者の皆様、ありがとうございました。(北神)
画像1

2月2日(日)教師力向上講演での学び 愛知教育会館にて(古川・遠藤)

画像1
 こんにちは、五期生の古川です。今回は先日行われた教師力向上講演の玉置先生の講座に参加させて頂いた時の学びついて書いていきたいと思います。

 今回、様々な教師として大切な作法について教えて頂きました。その中でも特に印象に残っているものがあります。ま

 ず指示の出し方についてです。同時に二つ三つも指示を与えないという「一時に一事の原則」を大切にすることで全体で共通意識を持って、確認しながら進めることができます。それは安心して活動をすることにも繋がります。また、指示を出すとき、なぜその指示をするのか意味を説明することも重要であるということを改めて考えさせられました。ただ指示を受けたから、行うのと本人が目的を持って行うのでは、やる気も行動の質も大きく異なります。

 私は災害に遭った地域の子どもに安全な場所で思いっきり遊べる場を提供するボランティア活動に参加しています。その関係で子どもの前に立って話をする機会があります。しかしついつい、一文が長くなってしまったり、なぜそれをするのかという意図がきちんと伝えきれていなかったりします。何かを伝える前に何を伝えたいか、なぜそうして欲しいのかを自分自身で考え整理し、言葉を短く切って話す様により一層意識していきたいと思いました。

 これまで受けてきた玉置先生の授業やセミナーと重複する部分もありました。しかし、再度聞くことでより理解が深まったり、新たな視点で考えることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。現在、教員採用試験まで半年を切り、面接練習なども少しずつ動き出しています。このような機会を大切にし、教員になったとき、自分が大切にしたいことは何かということにしっかりと向き合っていきたいです。

 最後にこの講演を通し、様々なことを考えることができました。この様な機会を与えて下さった玉置先生、ありがとうございました。(古川)

***

 こんにちは。五期生の遠藤です。今日は、2月2日に愛知県教育会館にて行われた講義での学びについてまとめたいと思います。

 今回私が最も印象に残ったのは、良い授業をするための様々な方法についてと、情報化する社会に対応する新しい教育についてです。

 まず、授業技術についてです。「その授業が終わった時に、子どもからどんな言葉を引き出すことが出来たら、その授業は成功なのか考える。」ということの大切さを学んだ時、私は去年の教育実習を思い返しました。指導案を書きながら気にしていたのは、時間が足りるか、どのように子どもを指名するか等形式的な事ばかりでした。最後に子どもからどんな言葉を出したいか、という最終目標が定まっていなかったことに気付き、見通しのない授業になってしまっていたと反省しました。今後は、子どもの姿を中心に授業を考え、「なぜその事を間違えたのか」子どもの立場になって考えるよう心がけたいです。

 次に、予測困難な社会に向けた新しい教育についてです。玉置先生はセミナーの中で、アレクサがAmazonの購入履歴等を反映した対応をしてくれる、というお話を紹介されていました。また、簡単な計算問題や、歴史上の人物名を聞くとすぐに答えてくれる姿から、「知識を問うだけの授業を繰り返す教室では、誰よりも先にアレクサが挙手する。」と仰っていました。

 私はそのお話を聞いて、本当にその通りだと感じると共に、それは教師にも言えることだと思いました。つまり、知識をただ教え込むだけの教師ならば、いずれはアレクサに追い越されてしまうのだと感じたのです。答えだけを述べる事が出来るアレクサには、何故そう感じたのか、そう考えたのか説明することも、問いかけることも出来ません。私たちがこれから目指すのは、知識だけを重んじるのではなく、子ども一人一人の興味関心を刺激し、子どもに疑問を持たせることのできるような教員なのだと感じました。

 今回の講義で最も重要だと感じたキーワードは、「物分かりの悪い教師」です。これは、ここまで紹介した2つのお話にも大きく関わっています。物分かりの良すぎる教師は、子どもが何となく言ったことにすぐ付け足しをして答えにしたり、子どもの行動に勝手に意味づけをしてしまいます。そうではなくて、「今言ったことはどういうこと?」「どうしてお話を聞きながら首を捻ったの?」というように子どもに問いかけ、子どもの口から説明をさせるよう導くのが物わかりの悪い教師なのだと思います。こうした物分かりの悪い教師を目指すことで、授業の最後に子どもに言って欲しいことを、先に教師が言ってしまうという失敗を防ぐことが出来ると思います。

 更に、この「物分かりの悪い教師」になることは、アレクサにはまず不可能だと思います。アレクサは、「これは何?」と聞かれて答えを教えるか、「すみません、よくわかりません。」と答えることしか出来ません。「これは何?」と聞かれて、「あなたは何だと思った?」「どうしたら調べることが出来るかな。考えてみよう。」と返せるような、アレクサには出来ない事のできる教師になりたいと感じました。

 大切な学びと、教師としての心がけや姿、学校の仕組みについて学ばせて頂いた玉置先生、このような場を設けて下さった関係者の皆様、本当にありがとうございました。(遠藤)

2月8日 教師力アップセミナーからの学び(木下・大久保)

画像1
 こんには!5期生の木下と大久保です!今回は、2月8日の教師力アップセミナーで、山本先生の授業から学んだことを書いていきます。

*****

 こんにちは。5期生の木下です。今日は2月8日に大口中学校で行われた教師力アップセミナーについて書きたいと思います。今回は山本良和先生をお迎えして「算数授業のしかけとしこみ」という内容でした。セミナーの中では自分たちゼミ生が児童役になって、山本先生の模擬授業をうけさせていただくこともできました。

 山本先生の模擬授業は感動する場面が何回もあり、とても印象的だったので今回は模擬授業の中で特に学びになった2つのことを書きたいと思います。

 1つ目は、自然と児童が話してしまう授業であったことです。山本先生が「じゃあ隣同士で話してみよう。」などと声をかけなくても多くの児童が周りと話す場面が何度もあり、実際に自分もつい声が出てしまっていたことに驚きました。自分が伝えたいと強く思っているからであり、これこそ主体的で対話的な授業であることを学びました。自分が実習先で授業をした際にはこのような場面は見られず、私の「では隣同士で〜分まで話してみましょう。」という声かけで児童たちが話し始めていました。今回の山本先生の模擬授業では「うわ、また思わず声が出てしまった!話してしまった!」と何度も感じる場面があり、私もつい児童たちが話してしまうような、声を出したくなるような授業をつくりたいなと強く思いました。
 
 2つ目は、山本先生の模擬授業こそ私が卒論のテーマにもしている「全員参加の授業」であったことです。山本先生が児童と児童をつなぐことで全員が参加した模擬授業になっていました。児童と児童をつなぐ場面では、「数字をかけた人から立って、自分の数をせーので言おう。」という児童に表現する機会を与える声かけや「〜さん今何か言いたそうな顔をしたね。〜さんは何を言おうとしたのだろう。」という全員で想像をさせる声かけなど児童の中にお客さんを作らない工夫がいくつもみられました。ここでは、先述の「〜さん今何か言いたそうな顔をしたね。」のような声かけをするためにも、児童をよく観察する大切さもあらためて学ぶことができました。
 
 今まで多くの授業を受けてきましたが、今回の山本先生の模擬授業は今までにない授業スタイルでとても刺激的でした。また、自分の卒論テーマにもつなげることができるセミナーにもなりました。山本先生、ありがとうございました。(木下)

*****

 こんにちは!玉置ゼミ5期生の大久保です!2月8日にあった教師力アップセミナーで、山本先生の授業から学んだことを書いていきます。

 初めの時間を使って、山本先生は授業の考え方を教えてくださいました。児童には、児童の問題意識である「疑問や問いの気付き」、「問題の設定」といった学習過程が45分の中に何度もあるということ。教師には「問題提示」「課題把握」といった45分のスパンでやらなければいけないことがあるということを教えていただきました。また授業のめあては大切であり、めあてとまとめは関連させなければならない、「〜のことを考えよう」というめあてでは、教師が児童にさせている状態になるので、いけないということも教えていただきました。

 そこから、山本先生の算数の授業が始まりました。授業を通して学んだことは、2つあります。

 1つ目は、児童の言葉で繋ぐということです。山本先生が話した後、児童の顔をよく見て、「今Aさんが言いたそうにしていました。Aさんほ言いたいこと、Bさん当ててみて。」と児童の思考を他の児童へと繋いでいました。この手法は、とても面白いと思いました。児童は、他の児童が考えたことに、一生懸命思考を巡らせ、理解しようとします。そういった、他の児童を理解しようという考えは、学級経営にも繋がっていくと思います。とても勉強になりました。

 2つ目は、主体的な概念は教師を超えるということです。これは、山本先生が仰っていた言葉です。

 子どもが問題意識を持つことで、教師が予想していた発言を超えた発言をしてくるのだそうです。教師は、そういった発言を無駄にするのではなく、子どもの姿から学ぶ姿勢が必要ということも教えていただきました。児童が主体的になるように授業を考えていくのは、とても難しいことだとは思いますが、今後も多くのセミナーに参加して、少しでも自分の力にしていきたいです。

 講演してくださった山本先生、教師力アップセミナー関係者の皆様ありがとうございました。(大久保)

感動!柳卒業演舞(玉置)

画像1
 2月23日(祝)、本学体育館で行われた「第16代目 柳 卒業演舞」を見てきました。

 感動!感動!感動!の連続でした。

 我が4期ゼミ生の3人(井上君、秋田さん、山田さん)を始め、柳の皆さんは大学時代の多くの時間を費やして、侃々諤々しながら、こうした素晴らしい演舞を創りあげてきたんだな、と羨ましい気持ちになりました。そして40数年の過去になる自分の大学時代、落語研究会に所属し、多くの時間をかけて落語会の企画運営や落語の稽古に熱中していた青春時代を思い出しました。

 たくさんの方々が体育館に集まってきていること(中には2期ゼミ生の古川さん、牧野さん、白井さんもいました)に驚きました。また柳の代表者がそのことに深く感謝している姿勢にも感動しました。おかげさまで良い時間となりました。

 また、写真のように久しぶりに(笑)4期生の関口さん、高桑さん、高橋さんとも出会え、足を運んでよかったなあと思いました。

 そうそう立川談慶師匠が、「自分の時間を費やして会いたいと思えるのは、日頃の人間関係の答え合わせです」と書いておられました。今日はこの言葉が心に浮かんだ日でもありました。(玉置)

 

2月8日教師力アップセミナー(山本良和先生)での学び (中江・伊藤)

画像1
 こんにちは!6期生の中江と伊藤です。写真はカメラを向けられて表情が固くなる伊藤とその様子を笑う中江です(笑)。
 
 さて、今回は2月8日の教師力アップセミナーに参加させていただいて私たちが学んだことを記事にしたいと思います。


***********

 6期生の中江です。今回、教師力アップセミナーに参加させていただいたのは2回目でした。今年度最後の教師力アップセミナーだったため参加することができてとても嬉しく思っています。講演をしてくださった山本先生の模擬授業では児童役をさせていただいたのですが、授業が進んでいくうちにたくさんの発見を体験することができてとてもわくわくしていました。まるで小学生にもどったかのような気持ちで参加していました。山本先生の講演から多くのテクニックを学びました。今回の記事では特に印象に残ったことを3つにしぼってまとめました。

 まず1つ目に、模擬授業の中でのジェスチャーで子どもに自分の発見を説明させるという共有の仕方が印象に残っています。何かに気づいてその発見に感動すると他の仲間に伝えたいと感じて言葉が先走ってしまうものだと思います。しかし、そこで音声言語をつかわずに伝えることで伝えられる側は解釈しようとして相手をしっかり見ることができるのだと学びました。また、その発見が自分と同じように体験として相手に伝わります。共有しあうことで子どもが「おもしろい!」と感じることにつながっていくのだと思いました。

 2つ目は、教師の授業に対する意識についてです。子どもが楽しいと感じる授業とはどのようにつくればよいのか。これは教師にとって求め続ける課題ではないでしょうか。山本先生は、授業が楽しいということは子どもが授業を受ける前の自分と授業を受けた後の自分に変化を感じて楽しいと思うのであるとおっしゃっていました。それを実現させるには授業の中で教師が子どもの個性を把握し働きかけていくことが大事であると感じました。教師が表面的な捉え方で授業をしてしまっては子どもは楽しいと感じることはできません。楽しい授業をつくるには教師の意識から変えなければいけないと学びました。

 3つ目は、山本先生の授業には「めあて」と「まとめ」がないことです。これまで私が参観させていただいてきた算数科の授業では最初に「めあて」の確認があり、子どもに認識させて最後に「まとめ」をする流れのものが多かったです。そのため「めあて」と「まとめ」がない授業に驚きを感じていましたが、子どもたちが自分で課題を見つけ問題意識をもつことで子どもにとって本当の意味での学びにつながるのではないでしょうか。授業に「めあて」があり「まとめ」があり、それを子どもに伝えるのが当然だと考えていましたが子ども自身が授業の中で目的を見つけられるように教師がしかけていくことが必要だと思いました。

 このような学びの機会を設けていただいたことに感謝しています。知識がまだまだ浅い私ですが、学んだことをしっかり活かしていけるようにこれからも学び続けていこうと思います。教師力アップセミナーを運営してくださっている皆様、山本先生、貴重な経験をさせていただいてありがとうございます。(中江)

***********

<プロローグ>
 伊藤幹太これは私の名前である。大学生になって2度目の春休み、2ヶ月という時間があるのにも関わらず、毎日変化のない退屈な日々を繰り返し、私の中の時は止まっていた。そんな中、初めての教師力セミナーで山本良和先生の授業を体験し、作り込まれた授業工夫を学び衝撃を受け伊藤幹太の時が再度動き出したのであった。

 こんにちは玉置ゼミ6期生の伊藤幹太です。前文では一度小説のプロローグ的なものを書きたいと思い、少しユーモアを加えて書いてしまいました。すみません。しかし、ここからは、2月8日の教師力アップセミナーを受け学んだことを真剣に書きたいと思います。

 山本先生の授業は驚くべき点がたくさんあり学ぶものが多くありました。全部書くと切がないので、作り込まれた授業工夫について学ぶことの面白さとは何かということを織り交ぜながら書きたいと思います。まず最初に驚いた点が、授業の中で児童役の学生が話したそうな顔をしていると、「〇〇さんなにか言いたそうな顔をしているね」といいます。そして学生が口をひらこうとすると「ちょっとまって!!いっちゃだめ!」といいます。さらに「〇〇さんが何を言いたいかわかる人はいるかな?」と問いかけます。また、黒板やプリントを見てなにか、気付いた人に対して、「それを説明してください。ただし、ジェスチャーのみで表現してください」といいます。

 私が今まで受けてきた授業では、話したい子が挙手をして、あたったら発表する、気付いたらみんなに声を出して発表する、というものばかりでした。そのためなぜこのように発表したい子をとめたり、ジェスチャーで表現させるのだろうと疑問に思っていました。その疑問は、授業後の解説で明らかになりました。山本先生はこのように言っていました。言いたいことがある子の意見を言わせないことで、周りの児童はその子の言いたいことがとても気になる。そして必死に考えようとする。あえてジェスチャーをさせるのも同じで、その子の伝えたいことを周りの児童は考えようとする。つまり、児童に考えてくださいと言わなくても自然と主体的に考えて授業に参加させることができる。

 また、「気付き」が生まれた子が発表するだけでは、その子だけの「気付き」になってしまう。しかし、「気付き」が生まれた子の思考を考えることにより、一人の「気付き」がクラス全体に広がる。そして、授業の前にできなかったことが、できるようになることで、成長したことを実感することができる。そこに学ぶことの面白さがある。とおっしゃっていました。このことにとても感動し、そのような綿密に作り込まれた授業工夫に驚かされました。

<あとがき>
 子供が尻が椅子から離れるくらいに前のめりになって主体的に参加するような面白く学べる授業を作ることができる先生になりたいと思って、大学に入ってきました。教師力アップセミナーはその目標に直結するような学べる機会で、今このように学べる機会があることに幸せを感じました。そのような機会をくださった教師力アップセミナーを運営してくださっている皆様、山本先生ありがとうございます。(伊藤)



2月8日教師力アップセミナー(山本良和先生)での学び(加藤諒太・中澤・安部)

画像1
 こんにちは。4期生の加藤諒太、中澤、安部です。2月8日教師力アップセミナーでの学びを書かせていただきます。

***

 こんにちは!4期生の加藤諒太です。今回は、2月8日に行われた教師力アップセミナーでの山本良和先生からの学びについて書きたいと思います。

 今回のセミナーでは、山本良和先生が算数模擬授業を通して、主体的・対話的な深い学びとは何かを示して頂けました。

 模擬授業では、最初から驚きがありました。山本先生の「私は何年生の担当に見えますか」という質問です。1年生だと思う人、2年生だと思う人‥という山本先生の声に合わせて私たちは手を上げていきました。何故この様なことをするかというと、子供の個性、特徴を探るためです。堂々と挙げる子は発言をする子、肘を曲げて挙げている子は自信のない子など、今後の意図的指名のための材料集めだそうです。これを知った時なるほど、と思いました。確かに、初めて会う子どもたちは誰がよく発言する子で誰が苦手な子かということはわかりません。授業の中で探っていくしかないのかなと私は考えていましたが、自己紹介の時にも使える様な質問でも探ることができると知り、とても良い学びとなりました。是非、4月の学級開きでも使わせて頂きたいと思います!

 授業の中では、子どもたちを主体的・対話的にする仕掛けが沢山詰まっていました。まず、最初にすることは問題意識を共有していくということです。首を傾げた子を当て、この子がなにも考えているかわかると発問します。すると他の子どもたちも同じように考え出します。次に、「では言葉を使わずに伝えてみて」と発問します。それをみて子どもたちは、こうではないか、ああではないかと考えだし、自然に対話が始まります。この過程の中で、子どもたちが自然に主体的、対話的になっていくということを子ども役をした自身の感覚から感じました。よく、玉置先生が子どもたちをつないでいくことで対話が生まれていくとおっしゃっていましたが、それに似た発想で、意識を共有することで子どもたちをつなげていました。また、このような形をとることで、1人の子どもの気づきを全員が追体験できるそうです。人に教えてもらうのではなく、自分で発見した喜びを全員が感じられることができ、変容の喜びを感じられることから、その教科を好きになるとおっしゃっていました。

 また、山本先生は、言葉を使わずに伝えるということも言語活動あるということや、板書はなにも左から右でなくても良いなど、従来の型や固定概念に縛られないことの重要性について話されていました。新しい授業ということは新しい概念で今まであったものだけに縛られてはいけないということです。その中でもちろんスタンダードは大切だというお話を頂きました。そこから胴早く抜け出すか、そこが大切だともおっしゃっていました。自分自身、4月から教師として現場に入っていく中で、たくさんの先生方からご指導を頂いて、安定した授業を行えるようにしていきたいと思います。しかしその上で、山本先生の言葉通り、こうしたらもっと良くなるのではないか、こうしたら子どもたちは楽しめるのではないか、といったような新しいことへの挑戦を忘れずにしていきたいと考えています。

 僕の文章力では伝えきれないほど大きな学びを今日はできたと思います。自身の体験や、振り返りを通してさらにこれからも成長していきたいと強く思いました。子どもが困らない授業を作るのではなく、山本先生がおっしゃっていたように、子どもが困るが、起き上がる過程を保証できる授業を作れる教師になりたいと思います!

 このような機会を用意してくださった玉置先生をはじめ、多くの先生方、ありがとうございました。(加藤諒太)

*********************

 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は2月8日に行われた教師力アップセミナーについて、新たに学び得たことを二つ記していきたいと思います。

 一つ目は、主体的で対話的な深い学びについての解釈についてです。私はこれまで、授業の中で自己選択をする機会を設けること、話し合いの中で相手の考えを取り入れていく話し合いになること、教科における見方考え方を明らかにすることが、主体的で対話的な深い学びであると学んできました。ところが今回学んだことは新しい発想でした。

 模擬授業の中で自分の考えを伝えるときに、せんせいによって話さずにジェスチャーで伝えよという指示が入りました。その結果ジェスチャーだけでは伝えられない、伝えたくても伝えられないという気持ちになりました。そこで言葉を使って説明しました。伝えたいから伝える、これが主体的で対話的ではなかろうかと先生はおっしゃっていました。私はこの発想はあらゆる学習活動を発展することにつながると考えました。

 二つ目は、授業における子どもを観る力についてです。模擬授業の中で先生は、

1,子どもの挙手の仕方で、発言する子を把握すること
2,話したそうにしている子に注目させて、その子がどんな考えでも、その子がなにを考えたのかをみんなに考えさせることで思考力を養わせようとしていること

 など、まさに子どもを主としている教師の振る舞いをしていて、度肝を抜かしました。私は今回のセミナーを通して、教師は職人であると改めて認識しました。

 今回の学びを通して、教師力を養うことで、人とのつながり、生きる力を養うことにつながると個人的に感じました。山本先生をはじめ、多くの先生方に感謝の気持ちを抱きます。

 さて、今回をもちまして、在学中での教師力アップセミナーの参加が終了しました。この二年間での心身の変化は、言葉で言い尽くせず、目に見えてよくわかるものだったと振り返って思います。酒井先生、大西さん、斉藤さんとはこのセミナーで初めて出会い、出会ったことから私の人生は大きく変わることになりました。本当に感謝をどう伝えればいいのかわからなくなるほどです。だからこそ、ご健在のうちに、皆様と出会ったことで、このような結果を残したと証明することが、何よりの証になると思い、生きていこうと、既にしています。本当にありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。(中澤)

********************

 こんにちは。4期生の安部です。今回は算数の授業で有名でいらっしゃる、山本良和先生が来てくださいました。模擬授業をされるということで、とても楽しみしていました。
実際に私たちは、子ども役をやらせていただきましたが、今まで受けてきた、和田先生や玉置先生とはまた少し違って、初めて味わう感覚の授業でした。

 山本先生のお言葉で印象的だったのが「算数を通して人間を育てる」というものです。これは、算数という教科に特化する、ということではなく、授業を通して子どもを人として育てるという意味です。それを象徴するのが、授業を受けている子どもの言葉、表情を拾い、問や疑問を投げかけるだけで授業を展開しているという事実です。授業が終わり、指導案が配られたとき、驚きました。それはなぜかというと、私たちは思ったことを素直に言って、やってみたいように計算し、規則性を見出してきたのに、それは全て山本先生があらかじめ予想していた通りだったからです。まるで手品を仕掛けられているような不思議な感覚でした。

 一度の授業では、山本先生がされていた、仕掛けと仕込みを全て見つけることができませんでした。しかし、このような授業の考え方がこれから大切になっていくのではないか、と新たな発見をすることができました。山本先生の書籍をたくさん読ませていただき、少しでも現場で実践できるように努めたいと思います。

 山本先生、関係者の皆様、ありがとうございました(安部)

2月8日教師力アップセミナー(山本良和先生)での学び(長谷川・二村)

画像1
 こんにちは!5期生の長谷川と二村です!今回は2月8日に大口中学校で行われた教師力アップセミナーについて書かせていただきます。

************

 こんにちは!5期生の長谷川です。2月8日の教師力アップセミナーで、山本先生に算数授業の「しかけ」と「しこみ」のテーマのもと、模擬授業をして頂きました。山本先生は授業の中で「観客をつくらない」ために、沢山の「しかけ」や「しこみ」を実践してくださったので、その中の2つをまとめます。
 
 まず、山本先生は授業の中で観客を作らないために子どもに「決定させる」指示を何度も出していました。決定することで自分の意見と違う人がいれば、話し合う必要があります。決定することで、自分の主張を相手に伝えたくなります。子どもたちに、決定させることで必然的に話し合いがしたくなる環境を作り出していました。

 また、決定したことは挙手をして意思表示をする場を設けていました。そして、番号を選択する発問であれば、番号順に聞いていくのではなく、一斉に自分の思う番号を指で表示する方法をとります。そうすることで、思考をせず、なんとなく他人の意見を合わせて手を挙げることはできなくなり、自分で決めざるを得ない環境を作り出していました。

 子どもは、授業の内容に興味がなかったり、分からなくなったりすると、なんとなく手をあげとけばいいか、という気持ちになると思います。私は、そのような子どもをそのままにしておくのではなく、まずは、自分で決定させて授業に巻き込みたいと思います。そして、教師は子どもたちが決定したことを通して、意思表示や発表、仲間と話し合いをする場を設けて自然と授業に参加できるような環境を作り出すことが必要だと感じました。

 次に、山本先生は「NOボイス」という、しかけをすることで、子どもが聞きたくなる演出を行っていました。これは、声を出さず、ジェスチャーのみで発表を行う方法です。黒板の前に出た発表者は話すことなく、必死になって動作で何かを伝えようとします。そのため、聞く側としては、しっかり見なきゃ!え、何を言っているのか分からない!聞きたい!知りたい!という気持ちになります。人間の心理を上手く使った授業技術だと感じました。また、NOボイスにすることで、言葉だけの発表で分かったフリをしている子どもを作らないようにすることができたり、さらに、子どもたちに追体験をさせることができたりします。私は数学の問題が解けた!分かった!という爽快感がたまらなく好きです。追体験とは、この感覚を全員に体感させることができるようになるのです。山本先生は、まさに、この体験や瞬間こそ、算数が楽しくなり、算数が好きになるきっかけに繋がるのだと仰っていました。

 1つひとつの指示や「しかけ」「しこみ」の裏には、しっかりとした意図があり、そのような意図があったのか!と感じることばかりでした。常にワクワクが止まらなく、もっと授業を受けたい!と思える素敵な模擬授業や、セミナーに参加させて頂けたことに感謝します。山本先生、関係者の皆様、ありがとうございました。(長谷川)

************

 こんにちは!5期生の二村です!2月8日に行われた教師力アップセミナーの講演について書かせていただきます。

 今回は山本良和先生がしかけとしこみをテーマに算数の模擬授業と講演をしてくださいました。

 小学生の頃から算数がとても苦手だったので、山本先生の模擬授業で生徒役をやらせていただけると聞き、どのように引き込まれていくのだろうととても楽しみにしていました。

 山本先生は子どもに意見を聞く時、YESかNOを体を使って丸バツで表現させたり、数字が書けたら起立させ、書いた数を表現させるなど、自分の意見を決定させる場面をたくさん作られていました。それにより子どもたちに授業に参加していることを自覚させ、お客さんを作らない授業をされていました。

 また子どもの様子を口に出しているのがとても印象的で、「今うなずいたね」「私を見たね」「〇〇さんと〇〇さんは何か話し始めましたよ」「左の方を指さしてますよ」など細かい動作も見落とさず、子どもの様子を見て全部発問につなげていました。山本先生が子どもと子どもをつなぐ役目をされていて、先生自身は多く話さず、子どもたちの言葉を大切にして授業を展開されていました。何気なくしていることでも、それを行うために、子どもたちの様子をよく見て少しの反応も見逃さない観察力があるからこそだと感じました。

 最初に自分の意見を決定させることをきっかけに子どもたちは問題意識を持ち、相手に伝えたい!と自然と話し始めていました。これが主体的な対話であることを学び、しこみをすることで必然的にその対話を生み出している山本先生の技術力を体感し、私もこういう授業ができるようになりたいと強く思いました。

 実際に受けてみて、自然と隣の人に話したくなる感覚がとても楽しく、ワクワクした感情が終始収まりませんでした。他の人の考え方を追体験する過程が今までの自分の中にはなくすごく新鮮でした。また追体験をすることで、その人の考え方を知りたい!聞きたい!と自然となるのを実感して、このように聞きたくなる場を演出する方法もあることを学びました。素晴らしい授業をしてくださった山本先生、とても貴重な機会を設けてくださった関係者の皆様ありがとうございました。(二村)

2月8日教師力アップセミナー(山本良和先生)に参加して(池戸・松浦)

画像1
 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!今回は2月8日に参加させていただいた教師力アップセミナーについての記事を書いていきたいと思います!

 今回の先生は筑波大学附属小学校の山本先生で「算数授業のしかけとしこみ」について講義をしていただきました。
 
 このセミナーで僕はここには書ききれないくらい多くの事を学ばせていただいたのですが、ここでは2つに絞って書いていきます。

 一つ目は山本先生がおっしゃった「対話的であるとは話し合う目的、つまり問題意識を子ども間で共有しているということである。」という言葉について、模擬授業内で山本先生は「〜君は今、何を考えたと思う?」といった発問をし、子どもに他の子どものことを理解させるということを多く実践しており、また子ども同士での話し合いの機会も多く設けることで子どもたちは対話的になり、全員参加型の授業を完成させていました。
 
 問題意識を子どもたちが持っていないまま授業を進めていては子どもたちは何のために学んでいるのかが分からず、学びも少なくなってしまいます。そこでしっかりとした問題意識を子どもに持たせ、またそれを共有させ合うことが大切になるということを学ぶことができました。
 
 二つ目は授業は最初に何をやるか分からないから面白いということです。今まで僕は授業において、導入でその日に勉強する課題を提示し、それにそった学習を展開していくという授業展開を学習していました。ですが、山本先生の授業では最初に提示されたのは「山本先生と運試しをしよう。」という題名だけで課題は提示せず、その言葉のまま子どもたちは運試しをしていったらいつのまにか整数の勉強をしていました。また、子どもたちは遊んでいる感覚で授業が進んでいるので主体的に授業に参加することができていました。

 この授業を受けさせていただいて僕は自分も子どもたちが楽しみながら授業に参加し、学ぶための授業ではなく、いつの間にか学んでいる授業を目指していきたいと思いました。
 
 この教師力アップセミナーでは自分の考えの中では革新的なことを多く学ばせていただきました!この学んだことを自分の力にしていけるよう頑張っていきたいと思います!山本先生、このセミナーを運営していただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました!(池戸)
 
***

 こんにちは!6期生の松浦です。今回は2月8日に大口中学校で行われた教師力アップセミナーについて、書きたいと思います。
 
 私が特に印象的に思ったことは大きく2つあります。1つ目は算数授業の楽しさとは何か、ということです。山本先生は、算数授業の楽しさはは変容することだとおっしゃっていました。授業の中で自分の考えがどんどん変わっていったり、授業を通してできるようになったことを自覚することが、子どもたちが楽しいと思えるポイントであると知りました。

 そこで山本先生が実践されていた「仕掛け」として、子どもたちをあえて躓かせることで、起き上がる過程を身につけさせ、それがより深い学びにつながるということや、子ども自身に問題意識を持たせることで主体的な授業を作り上げるということを学びました。「主体的」という概念に関して、山本先生の講演から私が特に大切だと思ったのが、主体的とは子どもが教師を乗り越えることであり、そのために教師は子どもの姿から学ぶという気持ちを常に持ち続けるということです。

 私は来年度の教育実習があるので、このことを特に大切にしたいと思いました。不安なことや上手くいかないことがあっても、目の前の子どもたちから目を逸らさず、子どもたちから学ぶ姿勢を忘れずに臨みたいです。

 2つ目は、授業を通して人間を育てるということです。私は、山本先生の講演を受けるまで、授業はその時間で身につけさせたい教科の力を育てるものだと認識していました。しかし、山本先生の講演の中で、子どもたちに主体的な力を身につけさせたいのであれば、まずは授業から学級経営をしていく、授業を通して価値付けをし、人間を育てていくという教師の意識改革が必要であると知りました。山本先生は授業の初めに何気ない質問をして、その時の挙手の仕方から子どもの積極性を見抜いたり、全員に最低10回は声を出す場面を作って自己表現をする機会を作ったりしていました。授業の中で子どもに「喋らずに説明して」と伝え、ジェスチャーで説明させるという場面は特に印象的でした。ただ話を聞いているだけでは「分かったつもり」になってしまうことでも、「ジェスチャーで」と指示することで、全員がちゃんと聞きたくなるような場を演出されていました。それが追体験になり、「わかる!」という変容が見える瞬間になります。このような「仕込み」が授業を楽しくさせ、人間を育てることにも繋がっていくと分かりました。
 
 子どもたちの素直な反応を上手く利用して、「仕掛け」をすることで、偶然ではなく、必然的に子どもたちから問題意識を持つようになり、変容する姿を肯定的に価値付けする「仕込み」によって、主体的で対話的な授業を作ることができると学びました。

 今回のセミナーでは、その他にも教材研究や板書計画など、様々なテクニックを学ばせて頂きました。山本先生、関係者の方々、ありがとうございました!!!(松浦)

2月8日教師力アップセミナー(山本良和先生)での学び(生田・二宮)

画像1
 こんにちは!5期生の生田朋也です。最近は黒糖かりんとうにハマっていてバイトの休憩中やゼミ終わった後によく食べています。

 今回は2/8(土)に行われた、教師力アップセミナー筑波大学附属小学校 山本良和先生の算数の「しかけ」と「しこみ」ということで、講演と模擬授業で学んだこと感じたことを書いて行こうと思います。

 山本先生の講演と模擬授業は大変楽しんでしまいました。自分は同じ5期生の二宮くんの講演記録のサポート役だったのにも関わらず、小学生の頃に戻ったように授業に夢中になってしまいました。

 山本先生の模擬授業はとにかく「しかけ」が沢山あり、5期生の酒井さんと「すごくワクワクするね」と話していました。

 そして自分は山本先生から次のような3つのポイントを学びました。1つめはとにかく自分の選んだ数字、記号そして考え、など自分を表現することで全員参加させる。お客さんをつくらない。

 2つめは生徒のちょっとした仕草、様子を見逃さない。これは模擬授業中でもそうでした。山本先生は生徒役のうなずき、何か言い出そうな生徒を見逃さず、つっこんでいました。

 3つめは子どもに考え説明させる。これは少し詳しく書いて行こうと思います。これは今回1番印象にのこりました。山本先生自体ほとんど答え、説明を話すことはあまりなかったのです。ほとんど子ども役の人が話していました。この姿は目指すべき姿だとおもいます。具体的にやっていらっしゃったのは、まず発表したいことがある人はサイレントでみんなに伝え、他の人がその人が何を伝えたかったのか説明するというものです。これは喋らず説明するこで、他のみんなが必死に解釈しよう聞く姿勢が生まれるからです。わからないからききたくなる。まさしく興味を引き出している姿でした。そして音声だと聞いてわかったつもりになってしまいます。サイレントにすることで思考をはたらかせ、答えだけきいてそこで終わってしまわないような工夫が大切なんだなとかんじました。

 今回の山本先生のお話、講演、模擬授業はもっと聞きたい、勉強したいと強く感じるものでした。まずは山本先生の書籍に手を伸ばし、山本先生のやり方、工夫、考えを盗んでみたいと思いました。またお話を聞ける機会があったら是非聞きたいです。山本先生はじめ、教師力アップセミナー関係者の皆様、ありがとうございました。(生田)

******

 こんにちは、この記事を書いた日に年齢を一つ重ねました、五期生の二宮です。今までの自分を変えて、その変化を楽しめる一年にしたいと考えています。(笑)

 さて、今日は2月7日に参加させていただいた山本先生が講演の教師力アップセミナーで学んだことを二点書いていきたいと思います。

 一点目は「主体的・対話的で深い学び」の対話についてです。模擬授業の中で山本先生は「喋らずに説明しなさい。」とジェスチャーを使ったりホワイトボードを指差して自分の考えを伝えさせることを指示されていましたが「対話」が口で伝えるだけではないことを学びました。

 例えば模擬授業の中であれば、「喋らず発表できる人?」とジェスチャーで発表させ、別の児童役に口で説明させたり、立方体の展開図を考える時にその根拠をジェスチャーで表現したりするなど子どもが相手の考えを知りたいから必然的に聴く状況を作り、対話を生み出すきっかけになるということを思いました。ジェスチャーが自然に使える場面は、自分の専科である英語にはあると思っていましたが算数でも、使える場面があるとわかったので授業で仕掛けて対話を生み出したいと思いました。

 二点目は「もし〜〜なら……。」と発問することについてです。運試しと言って授業の導入をした後、山本先生は「もし、もう一度数を書いていいならラッキーセブンは他にもあるのかな。」と板書に起こしていました。授業の課題はこちらから提示すると主体的ではなく、やらさせれることになってしまいますが、このように尋ねることで自分なりの問題意識を持つことができ、全員参加につながるように感じました。教師の目線で課題を提示することは、授業の出来はさておき、自分も実習でしましたが、これでは子どもに問いや疑問を持たせることはできず主体性は生まれないなとわかったので、自分でも発問の仕方を見つけ算数だけでなく、すべての授業で活かしていけるようにしたいです。

 今回初めて文字記録をさせていただいて普通に講演を聞いたり、模擬授業で生徒役をしたりするより、授業の流れがよくわかり、変化に気づくことができました。聴きながら文字を起こすのでとても大変でしたが面白くもあると自分にとって新しい発見をしました。関係者の皆様、講演をしてくださった山本先生ありがとうございました。(二宮)

【20200218指導助言】豊中市立第一中学校(玉置)

 校長先生にお迎えをいただき豊中市立第一中学校へ12時前に着。お弁当をいただき、研究主任と授業者から説明を受ける。

 14時15分から保健体育の授業参観。日頃から指導がきっちり出来ていることがよくわかる授業で、授業者の指示は実に短い。言い直しもなし。あっという間に終わる指導言。もちろん生徒はよく聞いていて、素早い動き。技の学び合いをするポイント説明後、グループ活動開始。ここまでは実に見事。

 側方倒立回転をそれぞれのグループで習得していく場面では、級友の運動を見てコメントするのが、生徒にとっては実に難しく、関わり合いはしっかりできているのだが、ねらいとするところまでは残念ながら達せず。

 動画撮影をしての振り返り、グループでの振り返りもしっかりできている。グループ活動での指導充実が今後の課題のみ。

 研究協議会は、以前に僕が提案したワールドカフェ方式。先生方の同僚性が随所に感じられて、先生方が学んでおられるな、と感じることができた時間。

 35分間の時間をいただき、僕から指導助言。この学校が心がけている授業作りの3視点「子どもが惹き付けられる、子どもが考え始める、子どもの声が聞こえる」を常に意識して地道に積み上げることがさらなる授業の充実に繋がると伝える。もちろん授業写真も多用。この学校は、僕の指導助言を受けて、いつも何らかの動きがある。だからこそ関わらせていただこうと正直思う。(玉置)

 ※仕事日記より
画像1

2月6日味岡小学校での学び(酒井・北神)

画像1
 こんにちは。5期生の酒井と北神です。2月6日に味岡小学校で授業及び分科会に参加させて頂きました。今回はそこでの学びを書かせて頂きます。

********

 改めましてこんにちは。最近花粉の到来を感じている5期生の酒井です(笑)。私は午前中に参観させいただいたことからの学びのうち特に印象に残っている2つのことについて書かせていただきます。

 1つ目は学習規律についてです。観させていただいた多くのクラスが入った瞬間から学習規律の浸透に圧巻される空気感でした。例えば4年生の音楽の授業は先生がひとこというだけで子どもたち主体での発声練習が始まったり、2年生の算数の授業の際には先生が「〜について考えてみましょう。1人でもお隣さんとでも、グループでもいいよ。」と仰ったすぐ後から自然と周りの子とああでもないこうでもないと言いながら考える姿が見られたりしていました。

 1年生のクラスでも誰かが話している時には真剣な眼差しでその人の方を見つめていたり、プリントが配られたらすぐ名前を書いていたりしました。基礎が確実に定着している様子が1年生でも見られとても驚きました。

 学習規律が整っていると教師は最小限の指示で抑えることができ子どもたちが主体的に活動できる時間、授業をつくりあげる時間を十分にとることができると考えられます。私は授業は子どもたちが主となり教師のサポートのもとで作り上げられるものだと思っているので学習規律を整えることはそんな授業を行う上で必要不可欠だと改めて感じました。

 2つ目は児童のつぶやきについてです。今回参観させていただく上で私が意識したのは子どもから発せられる言葉です。発表の際はもちろんですがペアやグループでの交流の際や発表を聴いている時でるつぶやきも立派な発言だと捉えています。

 2年生の算数で早々と答えを書き終えている児童Aさんがいました。その児童の隣の児童Bさんと斜め前Cさんの児童も一緒に考えていたので同じ答えを書いていました。1人で考えていた前方にいた児童Dさんが書き終える頃Aさんは周りの児童と自分の答えが違うことに気が付きどういうこと?と呟いていました。それをきいたDさんは後ろを向いて「だってね…」の説明し始めました。Aさんは「そういうことか!なるほど!」と言って答えを書き直していました。「どうして?」と思ったことをきちんと声に出して言えて、その呟きを聞いて考えを伝えられる実際の場面を見ることができた瞬間でした。

 この他にも「分からない」や「今日ちょっと混乱ぎみだね」などたくさんのつぶやきを耳にする内にこう言ったつぶやきを最大限に活かした授業ができたらなあと思うようになりました。加えて安心して呟ける雰囲気や関係づくり、自分や子ども達がつぶやきを拾い合えるような耳や心を育むためにはどうすべきか知りたくなりました。

 丁度1年前も参観させていただいた味岡小学校でしたが何度訪れてもたくさんのことを吸収できる素晴らしい学校でした。有意義な時間をありがとうございました。(酒井)

********

 こんにちは!五期生の北神です。2月6日に味岡小学校で授業を見せて頂きました。今回はそこでの学びについて書きます。

 味岡小学校で学ばせて頂くのは今回で三回目ですが、いつどのクラスを見せて頂いても、子ども達は先生や友達の話をすごくしっかりと聞いているなと感じます。また、少ない先生の指示で授業が進んでいます。これは、学習規律がしっかりしているからであり、普段からの積み重ねがあるからこそだと学びました。

 少人数で授業が行われている教室では、時計の読み方について学習しており、一人の先生に対してニ人の子どもが学んでいました。少ない人数だと、一対一での指導になりがちです。しかし、その先生は、一人の子どもが発言した後に「これでいい?」ともう一人の子どもに確認し、子ども達の表情を見ながら二人の子どもを繋ぐように指導されていました。少人数であっても通常の授業と同じように、教師は子ども達を繋げることが大事だと学びました。

 6年生の教室では、社会科で、一つの国について調べる学習をしていました。安倍さんが、押さえて欲しいことに加えて、自分が関心をもって調べたいことを書くことができるプリントの構成に気がつきました。私は、一つの国について知るだけではなく、一つの地域について知りたい時にはどんなことを調べると良いのかを学ぶことも大事だと思っています。だから、どの国でも変わらずに知ってほしいことを項目としてあげてどんなことを調べると良いか教え、さらに、子ども達の関心も大切にしているこの方法はすごく良いなと思いました。それに気がつくことができる安倍さんもさすがだと思います。私も一年後にはそれぐらい授業を見る力をつけられるよう頑張りたいです。

 体育館では、体育で、4、5人のグループに分かれ、ボールを投げてコーンを動かすゲームをしていました。グループの人数が少なく、一グループにつきボールがいくつかあるため、子ども達の待ち時間が少なくて常に動いていました。どんなに質の高い授業でも運動量が少ないと力をつけることは難しいため、運動量が多くなるように教材やグループの人数を工夫する必要があるということを学びました。

 提案授業は、苦手だと感じる人が多い算数の単元の授業でしたが、教師主体の授業ではなく、子ども達とのやりとりを大切にされている授業でした。授業を見せて頂いて、授業の最後に子ども達に何を言わせたいか、どうなってほしいかということから授業を考えていく重要さを改めて感じました。そのために、ICTを使ったり教材を用意したりするということを忘れないようにしたいです。また、子ども達がどこまで理解しているのかを把握し、子ども達の理解度に合わせて授業を考えることも大事だと学びました。そのためには、教材研究を十分に行い、何通りか指導方法を考える必要があるなと思いました。

 玉置先生、味岡小学校の先生方、貴重な学びをさせて頂きありがとうございました。(北神)

2月6日味岡小学校での学び(葛山・中西)

画像1
 こんにちは!準ゼミ生として特別に参加させていただきました!教育学部3年の葛山といいます。今回は味岡小学校での指導助言についての学びを書かせていただきます。

 授業を1つ1つ見させていただく中で驚いたのは、タブレットPCやディスプレイを使った授業がいたるところで行われているということです。1人1台のPC設置がすぐそこの時代まで近づいているのだということの実感が湧きました。この意識を3年生最後に持つことができたのはとてもよかったと思いました。

 今回、提案授業を2つ見せていただきました。特に印象に残った1年生の算数の授業について書いていきます。授業は、100円でチョコ(20円)、アメ(30円)、グミ(40円)、ビスケット(50円)を好きな組み合わせで買うというものでした。この授業で、私が授業者の白井先生の真似をしたいと思ったところは、児童の発言を掘り下げていたところです。

 白井先生の「いくらお金はありましたか?」という問いに対して「10枚!」という児童の声が聞こえました。それに対して「違うよ!」という別の児童の声も聞こえます。そうすると白井先生は「何が10枚?」と質問されました。児童は「10円玉が10枚!」と答えます。その後に白井先生が「他の言い方した人?」と問い、「10円玉全部あわせて100円」と児童が答えました。「どっちが合ってるの?」と白井先生。「どっちも合ってるけどお金に関係するときは100円がいい」と、最後に結論が児童から出ました。

 私はこれを見ていてびっくりしてしまいました。正確には白井先生の授業を見てメモを取り、それを見返していたときに気づきました。何に驚いたかというと、子どもの発言で結論までたどり着いているということです。ここで白井先生が行ったのは3つです。
 「『10枚!』の主語を補う」「『違うよ!』という児童の言葉の何が『違う』のかを明らかにする質問をする」「最初の問いに対して、考え方(10円が10枚もしくは100円)の統一を促す質問をする」の3つです。
 
 私は教育実習で小学校1年生を担当していました。児童の発言だけで1つの問いを結論まで持っていくことの難しさを実感していました。それをこのような形で導いているのを見て、自分にも生かしていきたいと感じました。
 
 また、2つの提案授業の反省として玉置先生がおっしゃっていたことを自分なりに解釈しました。それは「ゴールの設定」と「優先順位は線分図→関係図」の2点でした。

 「授業の最後に子どもになってほしい姿はなんだ」と自分に問いかけながら授業をすることが重要だと学びました。100円を使って買い物をするということは100円を使い切るということではありません。買い物をして余ったおつりも100円を構成する要素として教える必要があります。子どもの最終地点を意識して授業を作ることの大切さを知りました。

 見せていただいた2つ目の授業では、児童が線分図と関係図を、タブレットPCを用いて描いていました。線分図と関係図を授業で両方用いるのであれば、線分図で倍数の「関係」がどうなっているのか把握し、関係図でその「関係」を表すことが適切です。ただ「図で書いてみて!」というだけではよくない。図の書き方を指定するだけでは不十分。大切なのは、人の思考の流れを考えてどの図を書くことが適切なのか理解した上で、適切な図の、書き方を提示することだと学びました。

 毎回毎回新しい発見ばかりで、特別に参加させていただいてることに感謝しかありません。玉置先生はじめ味岡小学校校長先生、白井先生、菅原先生ならびに先生方、貴重な経験を本当にありがとうこざいました。(葛山)


※※※※※

 こんにちは。5期生の中西です。2月6日の味岡小学校での学びを書かせていただきます。

 今回の味岡小学校での授業を見させていただいて感じたことは「授業規律」についてです。授業中に他ごとをしないで先生の話をしっかり聞いている姿や自然とつぶやきが子どもの口からでてくる姿が印象的でした。味岡小学校では授業規律が全クラスでしっかりしていました。昨年の今頃に初めて味岡小学校の授業を見させていただいたときは、授業規律がしっかりしているのは当たり前のことなんだなと思っていたのですが、いざ教育実習で自分が授業を行ってみると、クラス全員の子どもが集中して取り組むことの難しさを感じました。授業規律はすぐに身につくものではなく、先生の日頃の指導によって身につくものだと思います。学び合いで有名な味岡小学校は学び合いができる環境、つまり授業規律がしっかりとしていることが前提に行われているということを学びました。

 教材研究や指導案を作成していくなかで最も大切なことは、「この授業が上手くいったら、子どもからどんなことを言わせたいか」を意識することだと玉置先生のお話から学びました。これを意識していくと、どんな問い掛けや発問が必要か、どんな活動を取り入れていくかなど、よりねらいに迫る授業を行っていくことができます。教師が逆思考で授業を考え組み立てていくことが、子どもたちにとってより深い学びにつながるとしりました。

 今回もたくさんの学びを得ることができました。このような学びの場を与えてくださった玉置先生はじめ味岡小学校の先生方、ありがとうございました。(中西)

2月6日 味岡小学校での学び(安部・加藤奨基)

画像1
 こんにちは。4期生の安部と加藤奨基です。2月6日、味岡小学校にて一日授業見学をさせていただきました。学んだことを書きたいと思います。

***

 こんにちは。4期生の安部です。まず、2時間目と3時間目は、色々な教室を回り、授業の様子を見させていただきました。玉置先生が言われたように、どのクラスも先生と子どもたちの関係がしっかりとできていて、主体的に学ぶ子どもの姿がありました。また、とても興味深かったのが、ほとんどのクラスでICTを活用しているということです。特に、国語の授業でスクリーンに教科書を映し、子どもの意見を専用のペンで直接描いているが印象的でした。国語の文章読解では、文章を追うことに必死で、友達の意見を聞く際、どうしても目線が下がってしまいます。したがって、黒板に教科書を映し、子どもの意見を反映させることで、全員が前を向いて考えることがでるのはとても良い方法だなと思いました。

 今まで、授業でのICT活用は、子どもが個人で操作することが多いと思っていました。しかし、味岡小学校では、2人で一つのタブレット、黒板に映されたスクリーン、TV画面で動画を見せるなど、子どもが一人で作業する以外に、様々な方法でICTを活用していました。ICTの活用はこれからますます広がっていくと思われるため、有効活用できる方法を私もよく考えていきたいと思います。

 また、4時間目、5時間目の研究授業では、教材研究の大切さを学ぶことができました。

 4時間目に授業をされた白井先生はゼミの玉置ゼミの先輩であったため、とても楽しみにしていました。今回、初めて見させていただきましたが、導入から子どもの興味を引くような教具の提示、温かい言葉がけ、考えが深まっていくように意図的指名をするなど、玉置先生がいつも言われる、授業の基本はしっかりできているのが私でもよくわかりました。3年目でこのレベルまでいけるのか、ととても驚きました。

 そして、教材研究で学んだことは、授業の中で行われる一つ一つ学習活動がすべてねらいにつながるものでなくてはならないということです。

 今回でいえば、「100までの数や100を少し超える数を10がいくつという見方でとらえる」、「100までの数や100を超える数を分解して組み合わせることができる」という2つのねらいがあります。だから、最初の導入や途中のワークシートで子どもが作業をする際に、10円玉を意識させ、子どもが自然に10円玉を分解したり、組み合わせたりするように仕込む必要がありました。

 1年生なので、子どもたちは先生の言われた通りに素直に作業に取り組みます。中にはワークシート上の段と下の段を組み合わせ、200円で1番いい買い物をしようと考えている子どもいました。考え方そのものは本時の授業の上回っているため、素晴らしいのですが、ねらいとは逸れてしまいました。教師自身がねらいを意識することの大切さを改めて実感しました。

 1年生ということもあり、子どもとのやりとり、指示の出し方などとても難しいなと感じました。今日学んだことをこれからに十分活かしていきたいです。

 玉置先生、味岡小学校の先生方、ありがとうございました。(安部)

━━━━━━━━━━━━━

 こんにちは、玉置ゼミ4期の加藤奨基です。2月6日に、お世話になっている味岡小学校にて、一日学校見学と玉置先生による講演に参加させていただきました。そこからの学びを記事にしたいと思います。

 普段は学習チューターとして参加させていただいている味岡小学校ですが、改めて学校全体を見ると、どのクラスも先生方と子どもたちの関係性がとても良く、雰囲気の良い学級ばかりでした。このような雰囲気の中で、約一年間インターンシップをさせていただけたことが本当に幸せです。

 また、自分はクラスの様子だけでなく、味岡小学校の職員の皆さんの雰囲気もとても好きです。こんな先生方と一緒に働けたらいいな、といつも思うことができました。味岡小学校の校長先生をはじめとする先生方、一年間本当にありがとうございました。

 玉置先生のご講話では、新しいキーワードがありました。「GIGAスクール構想」と「BYOD」という二つのキーワードです。

 GIGAスクール構想とは、2023年までに全国の子どもに一人一台タブレットを配布し、その使用に耐えられるよう新たにネット回線も引き直すという試みです。また、これに合わせて教科書の電子化も進み、子どもの個別最適化学習がより深まります。新たなツールにより個別学習化が進みますが、やはり、大切なのは対面する教育である「繋がる力」です。タブレットなどにより子どもの学習時間を濃密に短縮し、できた時間でいかにして対話し深められるか、「繋がる力」を育てることができるかが新しい時代を生きる教師の役割だと学びました。

 次に、BYODとは、Bring Your Own Device、つまり、個人所有の学習端末のことです。現在は国から与えられたタブレット端末を子どもは学校で使用する動きですが、もっと先の未来では、子どもが各家庭で使っている端末を学校に持ち込んで学習を深めます。驚いたことに、この試みに関して日本は世界に大きく遅れており、世界ではこのBYODが基本の動きになっているそうです。この試みに関しては、端末ごとの仕様の違いや家庭間の差など、考えるべき問題点のほうが多いのではないかと思います。

 以上二点が、今回の玉置先生のご講話の中で特に印象深かったキーワードになります。これらのお話を聞いて、学校教育全体が大きく変わりつつあるのだと、改めて感じます。その過渡期に教員となる自分は、今まで現場で培われてきた大切なものと、これから必要となる大切なものの二つをうまく吸収していかなければなりません。今考えるだけでも大変そうですが、きっとやりがいのあることだと思います。四月から教師として、できることを最大限がんばりながら、できることの範囲をどんどん広げていきたいです。
 
 ご講話いただいた玉置先生、いつも温かく迎えてくださる味岡小学校の先生方、今回もありがとうございました。(加藤)

2月2日(日)教師力向上講演愛知教育会館にて(生田・中西)

画像1
 こんにちは!5期生の生田と中西です!今回は2/2(日)に愛知教育会館にて行われた教師力向上講演での玉置先生の講演会で学んだことについて書いていこうと思います。

***

 こんにちは!5期生の生田朋也です。

 最近は名古屋市のインターンシップで岐阜と名古屋を行ったり来たりと忙しい日々ですが、子どもと遊ぶと疲れがリセットされます。
「今を頑張れ。プレーをつなげ」
 昔監督に言われ続けた言葉です。現場に立つためにも「今」を頑張っていきたいです。

 さて、今回は愛知教育会館で行われた「教師力向上講演」に参加させていただきました。そしてそこで玉置先生の「教師としての大切な作法」を学びました。今回はそこで学んで印象に残ったことについて書いていこうと思います。

 今回玉置先生の講演会ということで、内容は玉置先生がいつもゼミでも大切にされていることでした。基本的な事ばかりでしたが、意外と気づかないうちにだれもがやってしまうポイントを的確に説明してくださいました。その中でも「物わかりが悪い教師になれ」は自分にとって今日聞いたなかで1番大切にしたいなと思いました。
 
 自分は小学校教育実習で授業をやってきたわけですが、結論を言うととっても単調な授業でした。楽しく、盛り上がった部分はあります。しかしその授業で学ばせたい1番大切な場面でどうも単調でした。それはなぜか。

 自分は教材研究をやっているためどうしても子どもに答えを求めようとしてしまい、やけに物わかりがよく、答えを半ば無理矢理引き出そうとしていたからです。子どもの曖昧な答えに自分が付け足してしまっていたのです。子どもからは恐らく「多少わからなくても生田先生が自分の言いたいことわかってくれる」と思われていたことでしょう。これでは子どもの思考は働きませんよね。あえて物わかりの悪い先生になることによって、子どもにその授業で一番大切な所を委ねたり、より思考が働くような授業を展開していきたいと思いました。
 
 そして玉置先生が教えてくださったABCDの原則
A=当たり前のことを
B=馬鹿にしないで
C=ちゃんとやれる人こそ
D=できる人

 これはわかりやすくて、本当に大事なことを突いていると思います。これは自分の中学校教育実習先にも貼っていました。玉置先生が考えたなんて本当に驚きでした。他の大学の教育学部のやつに自慢したいです。
 
 今回は教師として基本のことではありましたが、玉置先生がいつも私たちに言ってくれていることをギュッと詰め込んだ内容で、改めて自分の中に刻むことができました。どれもやってみたいことばかりで、明日からのインターンにでも実践できるものはしてみたいと思いました。玉置先生ありがとうございました。(生田)

※※※※※

 こんにちは。5期生の中西です。2月2日に愛知県教育会館で行われた玉置先生の講演から学んだことを書かせていただきます。

 今回は「教師として大切な作法」という内容でした。私が最も印象に残ったことは、「物わかりが悪い教師になれ」という言葉です。子どもの言葉を、教師側が意図した正しい答えに言い換えてしまうことがあります。

 実は私が教育実習で授業を行ったときに、担当の先生からご指摘を受けました。小学校6年生の場合の数という単元で、子どもが「たぶん12通りだと思います」と答えたことに対し私は「そうだね。12通りだね」と言ってしまいました。「たぶん」と付け加えているということは、どこかで迷いがあったり自信がなかったり、どこか疑問に思ったりすることがあるはずです。12通りで正解であったとしても、「どうして、『たぶん』をつけたのかな?」と聞いてあげることで今その子がどんなことを思っているかをクラス全体で共有することができます。疑問に思っていることがあれば、今度は周りの子同士で相談したり、他の子を指名してつなげたりしていくこともできます。対話の場面を増やしていくことにつながるので、授業での物わかりが悪い教師となることをしっかり意識していくことが大切だと学びました。

 玉置先生がよくおっしゃられる「ABCDの原則」A=当たり前のことを B=馬鹿にしないで C=ちゃんとやれる人こそ D=できる人、は人としてとても大切なことだと思います。慣れがでてきてしまうと、さぼりがちになってしまいますが、教師として授業を行う前の教材研究など当たり前のことを馬鹿にしないでしっかり行うことを心掛けていきたいと思いました。

 今回もたくさんの学びを得ることができました。このような場を与えてくださった玉置先生はじめ関係者の皆さま、ありがとうございました。(中西)

2月2日愛知県教育会館での学び(木下・長谷川)

 こんにちは!5期生の長谷川です。今回は2月2日に愛知県教育会館で、玉置先生に「教師として大切な作法」について講義をして頂きました。1度は聞いたことのある内容も幾つかありましたが、何度聞いても為になることばかりでした。今回はその中でも新たに学び得たことをまとめます。

 私が今回新たに学んだことは「子どもの立場に立って考える」ことです。例えば、テスト1週間前。教師は覚えた方が点数とれるよ!という資料やプリントを子どもたちにたくさん配布します。教師側の思いとしては「少しでも点数が取れるように」と、子どもたちの為を思ってプリントを配布しているつもりです。しかし、子どもたちの立場に立って考えると、「テスト直前に大量のプリントをもらっても、やることが多く結局のところ何を勉強したら良いのか分からなくなってしまう。」ということが本音だと思います。きっと皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

 したがって、教師は子どもたちの為に、と思ってやるのではなく、子どもたちの立場に立って考えることで、本当は子どもたちが何をして欲しいのか、何を求めているのか、が分かるようになるのではないかと思いました。

 また、今回の例であれば、テスト直前に大量の資料やプリントを渡すことは、子どもたちのためではないとすれば、プリントはいつ渡すべきか、どの授業で渡すべきか、などと考えて計画立てて進めることができるようになります。
 
 私は塾でアルバイトをしているので今回のことを参考に、中学生の学年末テストに向けて、生徒の立場になって考え、計画立てて進めていこうと思います!そして、教師になった際も、子どもたちからの視点や考えを大切にした教師でありたいと思います。

 今回も新たな学びをさせて頂きました。玉置先生、ありがとうございました。(長谷川)

********

 こんにちは、5期生の木下です。今日は2月2日に愛知県教育会館で行われた玉置先生の講演「教師として大切な作法」に参加させていただいた時のことについて書きます。
 
 今回の講演では玉置先生が他のセミナーでおっしゃっていたことや、普段の学校の講義の中でおっしゃっていたこと(ABCDの法則、物わかりが悪い教師になれ、児童生徒の出力場面を増やせなど)がいくつか登場し、自分の中でより深めることができました。その中でも、特に心に響いた2つのことについて内容について書きたいと思います。
 
 1つ目は、児童に「ゴミを拾いなさい。」と言う時にただ「ゴミを拾いなさい。」と言うのではなく、「みんなが過ごしやすいようにするにはどうする?」と趣意を考えさせて、最終的に「ゴミを10個前に持ってきてください。」と指示を出すことが良いことを学びました。この指示を出すことで、児童は必ず10個以上ゴミを拾って持ってくると言うのです。

 これは、以前セミナーの中でも玉置先生がおっしゃっていたことがあり、今回自分の中で深めることができたことの1つです。私は週に一回学校ボランティアに行かせていただいており、偶然ゴミ拾いを児童にさせる場面を見ることができました。この時先生は、玉置先生が良い指示であるとおっしゃっていたように「じゃあゴミを10個拾って先生に見せにきて!」と指示を出されました。実際に先生がこのように指示を出されていることにも感動したのに加えて、児童たちが周りの友達と競うようにゴミを拾っている姿を見ることができ、とても感動しました。

 2つ目は、「トップダウン」という言葉です。これは「トップが下に降りる」という意味で具体的な例として、教師が子供の立場に降りることや会社のトップが社員の立場に降りるということが挙げられます。トップダウンの良さは、私が夏まで所属していたよさこいサークルの中でもよく感じることでした。具体的には、チームの状況が悪くなってしまった時に、サークルの中で長と呼ばれる幹部の人たちが、他の仲間の声を個人的に聞いたり、全員でのミーティングを開くことでチームがより良い方向に向かっていったことを実際に感じることができました。いろいろな場面で良さを感じることができる「トップダウン」という考え方は素敵だなあとあらためて感じ、心に響きました。

 自分の中で多くのことを深めることができたセミナーになりました。講演をしていただいた玉置先生、ありがとうございました!(木下)
画像1
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31