2021年1月31日仕事日記

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 本当に開催されるのかと思って、数日前に事務局へ確認した本日のセミナー。感染防止に努めて行いますとの返事で、車で愛知県教育会館へ向かう。

 公益財団法人 愛知県教育・スポーツ振興財団主催の教員人材銀行登録者資質向上事業「教職パワーアップセミナー 土日2日間午前・午後開催」で「教員としての大切な作法」と題して1時間。今回で連続6年目講師。愛知県にも緊急事態宣言が発令されて、参加辞退者が多くなったとのこと。それでも12名の方の参加あり。

 他の講座内容を見て、「GIGAスクール構想」と「令和の日本型学校教育」についても、僕が触れておくべきだと考え、急遽プレゼンを追加。

 例によって、時々、参加者に考えを聞きながら展開。やはり、やりとりをいれることは正解。

 聞くところによると、こうして外部から講師を招いての運営は今年度が最後となるらしい。となると、今年度も講師指名をいただけたことはますます光栄。

 帰路にEDUCOM愛知本社に寄り、お届け物と返却物をポストに入れる。帰宅して横になったらそのまま記憶なし状態に。

 ゼミ生の「心の天気」を見るのは、僕にとっては完全習慣化。となると入力忘れのゼミ生が気になる(笑)。入力が続くゼミ生にはある特徴があることがわかりかけてきたので、特定のゼミ生にちょっとしたお勧め。変化が生まれるかどうか。楽しみ。

 通知表所見集本の原稿書き。かなりのところまで進んだ。届いている原稿整理を考えると、完了まではまだまだ。

1月31日教職パワーアップセミナー(玉置)

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 愛知県はコロナ禍で緊急事態宣言が出されていますが、学びを止めてはいけません。感染防止策をしっかりとられた会場で、登録講師の皆さんを対象として教職パワーアップセミナーが今年度も行われました。私は二日目の最初の講座を担当しました。

 「教師としての大切な作法」と題して、最新情報も入れ込みながら60分間の講義をしました。

 連続6年、講師をさせていただいていることはとても光栄なこと。ただし、様々な事情により来年度は形を変えての開催になりそうとのこと。ここでのこの講義は最終回と勝手に思い、いつも以上に濃密な時間としたつもり。

2021年1月30日仕事日記

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 早々に宮野さんから昨日の卒業論文発表会の振り返り記事が届く。指示をすると、どのようなことも即応の宮野さん。素晴らしい。

 10時に斎藤さんとお会いして5期ゼミ生へのプレゼントをいただく。いただいたのは恒例の多賀一郎先生のDVD。久しぶりの対面で近況報告。卒論発表での5期ゼミ生の姿から、成長ぶりを認めていただけたのは指導者としてとても嬉しいこと。

 ラクイチ中学校数学校正の件で、いくつかの連絡。冷静になってみると、自分の思い込みがあることに気づき、訂正や追加連絡をいくつか。追い込まれているが、焦ってはいけない。

 通知表所見集本の原稿書きを必死。仕事日記では「原稿書き=必死」というフレーズが多くなっていて、この状況をなんとか脱出しなければならない(泣)。

 NHKTVで「伝説のコンサート“山口百恵 1980.10.5 日本武道館”」を観る。41年前の映像。あのころを様々思い出しながらの2時間30分。

 38冊目となる拙著「先生のための話し方の技術」(玉置崇・菱田さつき共著、明治図書)の著者献本3冊届く。いつかは教師のための話し方本を書いておきたいと思っていたことが、スピーチコンサルタント・菱田さんとの共著で実現したことがなりより嬉しい。自信作。

※山口百恵さんの写真はNHKサイトから。
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卒業研究発表会を終えて(宮野)

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 こんにちは、5期生の宮野です。今回は、卒論発表会を通しての学びについて書かせていただきます。

 わたしは気になる子供を伸ばす教師の働きかけと支えるクラスづくりというテーマで研究を行いました。その中で、気になる子どもは、不適切な行動によって、自分を見てほしい・助けて欲しいと訴えているのだと分かりました。どんな子どもにも、良さがあり1人1人が抱えている背景や思いも違います。どうして、その行動をしてしまうのか、何に困っているのかを、子供と向き合う中で明らかにし、受け止め、本来のその子の良さが光るように働きかけていくことが大切だと学びました。このことを忘れず、1人1人の子どもと向き合っていきたいです。

 また、5期生のみんなの発表を聞き、14通りの学びを得ることができました。どれも興味深くもっと知りたいと思える内容で、しっかりみんなの卒論に目を通して、4月に備えたいと思いました。改めて、玉置ゼミで、この5期生の仲間たちと学べたことを幸せに思えた1日になりました。働く場所は違えど、これからもゼミのみんなと、学び合い繋がりあっていたいです。

 お忙しいところ私たちのために駆けつけ、学びと温かい言葉を与えてくださった、大西先生・斉藤さん、このようなコロナ禍の中、私たちのために発表の場を設けてくださった玉置先生、そして、たくさん準備をしてスムーズに会を運営してくれた6期生の皆さん、私たちの発表を真剣な眼差しで聴き、沢山質問をしてくれた7期生の皆さん、多くの学びをくれた5期生のみんな、ありがとうございました!(宮野)

※宮野さんの卒業論文レジュメはここをクリックしてお読みください

「先生のための「話し方」の技術」発刊(玉置)

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 「先生のための「話し方」の技術」(玉置崇・菱田さつき共著、明治図書)が発刊されました。

 私が日頃から意識している話すことについての様々な知見をわかりやすくまとめました。また共著者の菱田さんは、スピーチコンサルタントをされておられますので、経験を踏まえた話すこと、聞くことのコツをしっかりと書かれています。ぜひお求めくださいませ。

 以下は明治図書サイトの案内文です。

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 あなたの言葉は、本当に子どもに届いていますか?

 授業名人とスピーチコンサルタントによるスペシャルコラボ企画。話し上手・聞き上手になるための基礎基本から、記憶に残るフレーズの使い方、無駄な言葉の削り方など教室で即使える実践的なスキルまで、先生に特化した話術の教科書です。

第1章 あなたはどれくらい意識できていますか? 「話し上手」「聞き上手」になるための基礎知識
第2章 話し上手は聞き上手! 教室で役に立つ「聞く」技術
第3章 実践しよう! 「話す」技術の使い方
第4章 これができればあなたも一流! もっと話し上手になるための「応用」技術
第5章 玉置崇×菱田さつき 対談 「話し方」の技術

2021年1月29日仕事日記

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 今日もいくつかの依頼が届く。大学の学年暦が発表されたので、まずは年間計画を入力して、依頼日時を確認しながらいくつかの返答。

 27日のEDUCOMのみなさんとゼミ生との座談会記事をslackでEDUCOMのみなさんにお伝え。喜んでいただくリアクションが続き、嬉しい限り。

 先日、長崎市教育委員会から依頼を受けたオンライン講演「学校力を高める働き方改革」の感想が届く。とっても励みになる感想ばかり。c4thの活用を話したことも大いに評価していただき、新ネタだったが自信がつく。

 12時45分にzoomを開く。次から次へ入室してくる5・6・7期生、ゲストの大西貞憲さんと齋藤早苗さん。そして1年生でありながら玉置ゼミ卒業論文発表会に興味を持ってくれている1年生。

 13時から玉置ゼミ5期生卒業論文発表会オンライン開催。6期生の進行はスムーズ。5期生もオンライン発表は手慣れた感じ。ポイントを突く良い質問。大西貞憲さんと齋藤早苗さんからは、よさを認めていただきながら、将来のことを踏まえての貴重な助言。今年度もゼミの伝統を継承する良い発表会になった。指導者として満足。ちなみに5期生の卒業論文テーマとレジュメはここでご覧いただける

 17時からオンライン交流会開催。名桐君、松浦さんの名コンビによる工夫された展開で、オンラインでもこんなに楽しめるとは!まったくの想像以上。先輩たちを尊敬し、つながりを大切にしたいという思いにあふれた時間。卒論発表会同様に感激。

 卒業論文発表会集合写真はさっそく研究室HPに掲載。みんないい顔をしている。

 ラクイチ数学原稿追い込み。編集部からの指示を鈴木先生、水川先生に連絡。

 研究室HP記事は和田裕枝先生から学ぶシリーズ第3弾。杉山君が和田先生の言葉に救われるという感想を添えて発信してくれた。

和田裕枝先生から学ぶ(杉山)

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 今回は和田先生にお越しいただき、教員生活の第一歩の歩み方を伝授して頂きました。

 4月から生徒たちと関わるにあたって不安でいっぱいで、どんな活動をしようか、どうやったら生徒たちに有効であるかをずっと考えていて、その全てを完璧にせねばならないと思い込んでいました。

 しかし、今回の和田先生の「最初から完璧である必要はない。スローペースで確実にゆっくりと成長すれば良い」というお言葉に救われました。また、様々な場面においての児童生徒との関わり方や、授業法も指導していただきました。長年教壇に立たれた和田先生の、とても濃密で実践的なご指導をしっかりと胸に刻んで、教壇に立つ決意です。(杉山)

※写真は林文通先生から提供していただきました(玉置)。

2021年1月28日仕事日記

 本日は、今年度2回目となる東員町立東員第一中学校訪問。7時30分ごろに家を出て、学校へ向かう。学校近くのファミレスで朝食。届いている本日の予定や指導案を見て、事前勉強。

 10時20分ごろ学校到着。研究主任と打合せ、本日の僕への要望をお聞きする。すでに来年度の研究方針も出来ていて、来年度も関わってほしいとの依頼。4年目となる関わりは有り難いこと。

 来年度の町教委方針に「読解力の育成」が入り、学校はそれを受けて、国語を研究の軸にしたいとのこと。3時間目は国語授業参観。生徒がよく鍛えられていて、考え話し合うことが楽しいといった感じの生徒多し。「見方・考え方」を育てているかに焦点をあてて参観。授業後、「一生役立つことを身に付けさせる」観点で助言。

 4限は全ての学級の授業参観。わずかな時間だが参観すると気づくことあり。特に数学の先生には板書に残すべきこと、美術の先生にはポイント解説の方法について伝授。

 給食をいただき、研究協議会後の助言のために資料整理。

 5時間目は授業アドバイスツールを活用しながらの社会科授業参観。知識部分をオリジナルプレゼンでコンパクトに説明。課題を明確にして話し合いの時間を多く生み出す工夫が毎時間されていることがよくわかる授業。授業アドバイスツールで助言に活用できる場面をしっかり記録できた。使えば使うほどよさを感じるアドバイスツール。

 先生方の1時間余の研究協議。その方法も実に工夫されている。ワールドカフェ方式を取り入れ、さらにそれぞれのセクションで目標が提示されるという展開。

 僕の指導助言は、かつての自身の大失敗の授業の思い出語りから。教材研究不足(授業者の論理が先行しすぎ)、生徒の課題に出来なかった苦い経験を最初に語り、今日の授業でもそれを感じたと話す。あとは授業アドバイスツールでの動画を使って、場面ごとに助言。

 学習評価についての助言依頼もあったので、学習評価の概要、ふりかえり、心の天気・学びの天気の価値、そして読解力の育成へつなげて45分間の助言終了。

 校長室で少々の情報交換後、学校を出る。1時間弱で帰宅。

 20時から6期生・名桐君とzoom懇談。彼の悩みを聞いて助言。大学の学年暦が出されたのでスケジュール入力。ラクイチ数学のコラムを書いて、再度、編集部へ確認メール送信。

 研究室HP記事は27日開催のゼミ生有志とEDUCOMの皆さんとの座談会の記録第1弾。7期生の下野さん、吉久さん、高橋さんが、スクールライフノートを始めてわずかな期間で感じた率直な感想を書いてくれた。

1月27日 EDUCOMさんとの懇親会での学び(下野・吉久・高橋)

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 こんにちは!7期生の下野です。1月27日にSLN(スクールライフノート)にいて、EDUCOMの皆様とゼミ生の懇親会が催されました。ブレイクアウトルームでの話し合いもあり、少人数で談笑しながら、学びを深めることができました!

 今回、SLNについてEDUCOMの皆様がどういった想いで携わっていらっしゃるのかを知り胸が熱くなりました。そして、そういった想いを踏まえ、自分が教壇に立った時どういったアイディアを思いつくだろうかと胸が踊りました。

 SLNは、コミュニケーションの入り口です。懇親会での度々出できた「天気の基準は人それぞれ」もまた新しい担任の先生と子ども達を繋ぐコミュニケーションツールだと考えられます。「入力し忘れ」や「心が疲れてしまって、入力さえもできない」といった心の天気の空白もコミュニケーションへと繋がります。「毎日心に素直になることで、子どもが教師に意思表示の出来るツール」これが、SLNだと私は位置づけます。どんな形であれ、それは子ども達の心の表れです。そして、それを汲み取ることのできる、子どもをよく見る教師に私はなりたいです。

 私達が教師となるときには、「一人一台」のそのまたさらに先、「一人ひとりが使いこなせる一台」になっていることかと思います。その一台が子どもと教師を繋ぐ一台にもなる取り組みにEDUCOMの皆様は尽力されています。私達のような学生視点と教育を学んだ上での視点を持ち合わせる大学生だからこそ、考えつくアイディアもあることと思います。「一人一台」のその先を見据えた視野がまたひとつ広がりました。

 改めまして、お話をしてくださいましたEDUCOMの皆様、こういった機会を設けてくださった玉置先生、同じグループだったゼミの先輩方、本当にありがとうございました!(下野)


 こんにちは!7期生の吉久明日実です。1月27日にEDUCOM様の座談会に参加させていただきました。「SLN(スクールライフノート)どう生かす?どう活用する?もし自分が学生だったら?教師だったら?」というテーマで、少人数グループで話し合いました。初めてこのような場に参加させていただいたので緊張していたのですが、皆様のご意見をお聞きすることで新たな気づきがたくさんあり、とても貴重な時間を過ごすことができました。

 私のグループでは、SLNをどのように生かし、活用するのかを学生の視点から考え、次に教師の視点で考えました。私は実際にSLNを利用しているのですが、毎日の入力を忘れてしまったり、どの天気を選択するのか悩んで忘れてしまったりすることがありました。私のこの感想から、コメント機能の活用や、教師とのコミュニケーションツールがあればよいのではないかという様々なご意見が瞬時に飛び交い、ただただすごい!と思いました。

 このように実際に利用した感想から、学生の視点、教師の視点に立ち、よりよくなるように話し合いをなされて出来上がっていくSLN、EDUCOMの皆様、先輩方の姿を見て、感銘を受けました。それと同時に、私はその姿に触発され、自己を振り返りながら、もっと自分なりの考え、いい方法があるのではないかと改めて思わせられました。

 私が実際教育現場に立った時、天気の定義は人によって様々ですが、その選んだ天気にはその人の素直な気持ちが表れていると思うので、教師自身も素直な気持ちで温かい反応を子どもにしたいと思いました。天気の変化にも気付き、子どもたちに寄り添うことのできるような教師になりたいです。
 
 改めて、座談会を開いてくださったEDUCOMの皆様、また、このような機会を設けてくださった玉置先生、ゼミの先輩方ありがとうございました。一緒に学ばせていただいて嬉しかったです。拙い文章ですが、最後までお読み下さいましてありがとうございます。(吉久)

 こんにちは!7期生の高橋です。1月27日にEDUCOM様の座談会に参加させていただきました。今回の座談会では「SLN(心の天気)をどう生かすのか」という議題で学生、教師の視点でグループになり話し合いをさせていただきました。初めての座談会でEDUCOM様の開発側のお話を聞かせて頂き、さらに考えの視野が広がり、貴重なお話を聞かせていただきました。
 
 話し合いの中では、学生の立場で見たSLNの現状について、主にコメント機能のことについて話し合いました。私自身も心の天気を一か月程入力してみた感想として天気は感覚で気軽に押すことができるけれどもコメントは独り言のようなものを書けばいいのか先生に話すように書けばいいのかがわからなくなることがあり、天気だけ入力することがありました。しかし、コメント機能は、児童生徒との新たなコミュニケーションの場となるためうまく活用していきたいという話し合いになりました。そして、どうすればコメントを書くようになるのかという問いには、先生からのコメントがあるとまたコメントを書こうという気持ちになるという意見が出ました。

 また、教師の視点では、学生の視点で出た「先生からのコメントがあると嬉しい」という意見からコメントへのリアクションについて話し合いました。ある事例では教師のリアクションがなく生徒からの一方的な発信だったためSLNが習慣になる前にうまくいかなくなってしまったそうです。やはり、誰でも自分の話に耳を傾けてくれると嬉しくなります。私自身も玉置先生からの思いがけないリアクションが嬉しく、直接お話しする機会はまだあまりないですが距離の縮まりを感じています。そのため、短いコメントでもコミュニケーションをとることが大切だと感じました。
 
 このような話し合いの中で、教育にはコミュニケーションが一番大切だと改めて感じました。そして、SLNでは教師と生徒のコミュニケーションの場を新たに作ることができると思いました。新たな教育へ向けての活動に少しでも触れることができてとても嬉しいです。私は、新しいことに柔軟に対応し、子どもにとって学びやすく、生活しやすい環境を整えることのできる教師になりたいと思いました。そのためにも、日常の出来事を敏感に捉え、たくさんの人の話を聞き自分に取り込んでいくことを大切にしたいです。
 
 改めて、座談会を開いてくださったEDUCOMの皆様、このような機会を設けてくださった玉置先生、先輩方ありがとうございました!貴重な経験になりました。また、機会がありましたらよろしくお願いします。(高橋)

2021年1月27日仕事日記

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 7時30分ごろ家を出て大学へ向かう。研究室着は8時20分ごろ。いつものルーティンでアロマを焚き、美味しいコーヒーを楽しむ一時。

 9時から福田先生、学部長、実習課長、僕とで来年度からのフレンドシップについての話し合い。次の段階を決めて1時間ほどで終了。今日の大学での大きな仕事が一つ完了。

 教育実習課で次回実習委員会についての打合せ。僕がやるべきことを確認。

 研究室で下準備をしてきた成績入力作業開始。ゼミ生・宮野さん来研。インターンシップ先で授業をして、とても褒められた報告を聞く。指導者としての喜び。ゼミ生・松浦さん来研。ある依頼を再度伝え、動き出してくれるようにお願い。

 13時からEDUCOMの皆さんとゼミ生有志とで、スクールライフノート(心の天気・学びの天気)についての懇談会。3つのブレイクアウトルームでの話し合いを僕は渡り歩いて聞く。ときどきコメント。こういう会もいいなあというのが正直な感想。ゼミ生には、特に松本部長と伊藤部長を紹介して、スクールWebアシストの開発秘話を紹介。14時に終了。

 成績確定作業の続き。15時過ぎ、最終確認で教務課へ。文書提出も終了して、今日の大学での大きな仕事二つ目完了して大学を出る。

 途中で久しぶりにスタバで新作を楽しむ。これも美味しい!

 「心の天気」のひとことを見て、何人かとslackでやりとり。これも楽しい。

 19時から教育事務所面接で卒論発表会ライブ発表できない二宮君、北神さんの発表録画。無事収録。

 21時からゼミ生・矢崎さんとzoomでつながり、ある題材で授業をするとしたらどうするかという話し合い。このような時間にゼミ生といわゆる教材研究談義ができることも、この立場だからこそ。次の展開を考えて30分ほどで終了。

 ATEM Miniを通してchromebook音声出力で、またまた悩む。いろいろと調べてみると、どうしても解決できない。ひょっとしたら接続コードの相性が悪いのか?

 研究室HP記事は和田先生からの学ぶシリーズの第3弾。二宮君が一番インパクトを受けたことを発信。 

 

和田裕枝先生から学ぶ(二宮)

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 和田先生のお話をたくさん聞いて、大切にしたい言葉がたくさんできました。本当にありがとうございました。今日の学びは忘れずに大きな経験値にします。

 その中から、自分が教員生活の中で一番大切にしたいことは自分の仕掛けをたくさんすることにしようと思いました。頂いた資料にもあった「仕掛けるのは先に生まれた人、つまり先生」と言う言葉が「友達から褒められるシチュエーションを設定」と言うものに大きくつながる様に思ったからです。

 子ども一人一人、それぞれがレベルアップするように自分自身もレベルアップを重ねて仕掛けを重ねて子ども同士が褒め合う環境を作っていきたいです。(二宮)

※写真は林文通先生から提供していただきました(玉置)。

1月の講演(25日、26日)

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メモ的な記事。

1月25日 長崎市教育委員会講演「学校力を高める働き方改革」(オンライン)

1月26日 恵那市教育委員会講演「心の天気・学びの天気のよさを語る」(オンライン)

2021年1月26日仕事日記

 久しぶりの喫茶店でモーニング。とはいえ、飲食が終わればすぐに店を出ようという気持ちに。長居は無用という感覚になりつつある。

 4月からも引き続き連載させていただける小学館総合教育技術の「笑顔でつながる学校づくり」の取材をオンラインで受ける。10時から1時間ほど。ライターの林さんには、これまでは東京から名古屋まで来ていただいていたが、コロナが去ってもオンラインで十分と判断。今後、様々なことが変わっていくことを感じるこの頃。

 13時30分からEDUCOMの吉岡さん、鈴木さんの手ほどきを受けて、SWAとH&Sの連携を理解する。

 16時から恵那市の各学校とzoomで繋がる。EDUCOMの操作説明後に、僕が「心の天気・学びの天気のよさを語る」と題して講演。同様な内容で何度目か話しているので、よりシャープな話ができるようになったと自己評価。

 年末・年始にかけて必死に執筆した書籍「学校が元気になる次世代学校ICTシステム活用術〜情報機器を眠らせない全校体制の進め方〜」(仮称)の原稿。編集部でまずは構成そのものを検討していただき、本日、提案が届く。なるほど!これはいい、という案ですぐに了解。4月1日発刊にむけて、さらに加速。

 早朝から夜遅くまで、成績確定のための作業を必死。ようやく完成。他の資料をもとに明日最終決定のつもり。

 研究室HP記事は和田先生からの学びシリーズ第2弾。宮野さんの「学びの天気」から転載。褒めることへ言及。
 

和田裕枝先生から学ぶ(宮野)

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 和田先生から、具体的で実践的な話を沢山いただき、教師になった際、この日に学んだことを何度も思い出したいと思いました。

 どの話にも共通して、子供を褒められるように、また子供同士で褒め合えるようにするための工夫があり、私もその考え方を大切にしたいと思いました。

 一昨日から地元の小学校でインターンをさせていただいており、褒め方や価値づけの言葉で、悩んでいたので、今日先生から教えていただいた、どこがいいと思ったのか自分の中で整理してから、具体的に褒めることを、明日から実践したいと思います。また、1人1人の子供たちとコミュニケーションを取り、あなたのことが好きとアピールしていきたいと思います。

 和田先生、本日は、お忙しいところ貴重な学びの場をいただきありがとうございました。玉置先生、このような機会を与えてくださり、ありがとうございました。(宮野)

※写真は林文通先生から提供していただきました。(玉置)

2021年1月25日仕事日記

 7時30分ごろ家を出て大学へ向かう。まず研究費関係文書提出。今年度の研究費執行は終了。

 ほぼ1年前から使えない状態になっていた研究室プリンタ。土日で何度も基盤を洗浄した成果をみるために、さっそく装着。ところがどうにもこうにもはまらない。壊れてもしかたがないと思い、強引に入れ込むがそれもできず(泣)。ふとYouTubeで装着動画が流れているのではと思い検索。この判断は大正解。実にわかりやすい動画があって、無事装着完了。すべて新品のインクにして、プリント状態を見る。何度もヘッド清掃をした成果、無事プリンタ復活!これだけでとても気分がいい。

 マナログで15回分のレポートを読み直し成績確定作業。当然、時間がかかる作業だがいたしかたない。12時まで継続。

 帰宅。14時30分から長崎市教育委員会依頼のオンライン講演。聞き手は各校の服務規律推進委員担当者の皆さん。演題は「学校力を高める働き方改革」。1時間20分の講演。働き方改革をテーマでこれだけ長く話したのは初めて。時折指名しながらの展開。現場の実態を踏まえての話ができたつもり。

 自宅でもレポート読みをしながら成績確定作業。EDUCOMからスクールライフノートの採用地区が広がってきているという情報をもらい喜び。

 4月から連載3年目に入る小学館総合教育技術「笑顔でつながる学校づくり」。4月からのテーマを考えて、ライターの林さんに送信。

 研究室HP記事は、1月20日に行った特別ゼミ「和田裕枝先生から学ぶ」での「学びの天気」から記事として転載。まずは7期生の久野さんの記事。端的な指示の根本をまとめている。

和田裕枝先生から学ぶ(久野)

 和田先生のお話を聞いて、たくさん学びを自分の中に取り入れることができました。

 最も印象に残っているのは、「ひとつの指示は15〜20秒に収める」ということです。指示が上手く通らないとき、聞いていない児童・生徒が悪いのではなく、教師の指示の仕方にも責任があるということにはっとしました。確かに、大人でも、長いばかりで要点が曖昧な指示など聞きたいとは思いません。短く簡潔に済ますことが重要です。具体的には、15〜20秒だと和田先生が示してくださったので、常にストップウォッチを頭の中に用意し、毎日、日常会話のなかから、短く簡潔な話し方を気をつけたいと思います。

 本日は貴重な機会をありがとうございました。(久野)

※写真は林文通先生から提供していただきました。(玉置)

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2021年1月24日仕事日記

 2月3日は愛知地区教務主任者会で講演をする予定だったが、緊急事態宣言が出たことから、集合研修は中止。とはいえ、オンラインでのライブ講演は困難点があるとのことで、僕が動画を作って、参加者限定公開をすることに決定。今日はそのためのプレゼンと動画づくり。演題は「GIGAスクール構想を具現化する教務主任の在り方」。50分ほどの動画が完成。

 いつもより間隔を縮めて床屋さんへ。オンライン授業についていろいろと聞かれる。
 
 15時から17時まで、豊福先生、芳賀先生ら登場の「デジタル・シティズンシップ 新年早々ものモウす オンライン・シンポジウム」に参加。構成がよくて、論議も面白くあっという間の2時間。考えること多し。

 研究室HP記事は、下野さんの初の模擬授業経験談。本格的ゼミはまだ始まっていないが、すでに先輩ゼミに参加して積極的に学んでいる成果が出たようでなりより。

初めての模擬授業(下野)

 こんにちは!7期生の下野です。

 高校生の時には、想像もしなかったのですが、大学生はもう春休みです(笑)びっくりですよね、ながーいながーい春休みの幕開けです。そんな時間が盛りだくさんの春休みですが、何をしようかなと思った時、まずは後期の授業の復習から取り掛かろうと思いました!そこで、今回の記事では今年の年明けに行った模擬授業について振り返ろうと思います。

 初等教科教育法(図画工作)の講義にて、入学して初めて模擬授業を経験しました。今まで私は模擬授業を経験したことがありませんでした。指名されなかったのもありますが、無意識に避けていたのかもしれません。

 それがなんだか2021年となって、気持ちが落ち着いたのかグループのみんなに「もし、みんなが賛成してくれるのであれば、模擬授業をやらせて欲しい。」と打診していました。グループのみんなの賛成と後押しもあり、急遽私が授業者に。(提出資料では、全員で授業を回すといった算段でした。)

 初めての模擬授業。それはそれはもう緊張しました。時たま、頭が真っ白になるのを必死に考え、絶対に沈黙を作らないぞと思っていました。年末に、玉置先生のご講演で学んだ「意図的指名」も意識しました。

 結果は、大好評!!!!まだまだ未熟な点や、荒削りではありましたが、先生からも生徒役のみんなからもお褒めの言葉を頂きました。嬉しかったです。自分の授業をこんなにも笑顔で受けてくれるんだ、楽しいなと思いました。反省点としては、「子どもに聞いて欲しい箇所は、もっと落ち着いて。メリハリを持って授業を展開する」といった点です。これは、匿名の振り返りシートの意見でハッとさせられたものです。盛り上げる、楽しむことばかりに気持ちがはやってしまっていました。子どもに的確に指示を出す際の心構えを学ぶことができました。

 初めての模擬授業は、自分にはなまるをあげたいところですが、やっぱり自分に厳しくと思い直して「二重丸」にしておこうと思います(笑)(下野)
先程、授業者に立候補した理由を「2021年になって気持ちが落ち着いたのか」と綴りましたが、玉置ゼミに入ったからだと思います。年末のご講演、特別授業と本格ゼミが始動していない中でも、沢山の学びを吸収しました。模擬授業の機会がそこにあるのならば、挑戦してみたい!学んだことを今の私でどれだけ実践出来るかやってみたい!と思いました。また、模擬授業を経験して分かったことですが、先輩方の授業から盗める技術が沢山沢山あったのだなと思いました。私は、ゼミ見学にて5期生の先輩方の授業に参加させて頂いたことがあります。今こうして、玉置先生の教えや、自分が模擬授業を経験し、いかに先輩方の授業が素晴らしいかを実感しています。

先輩方の様な授業がしたい、そしてそこに私らしさも加えた授業を、と今は意気込み充分です。気持ちだけが先行してしまわないように、しっかり一つひとつの出力を大切にして成長していこうと思います。模擬授業という実践で学んだことは、数知れず、こういった機会を今後も大切にしていきたいと思います。(下野)

※写真は林文通先生から提供していただきました。(玉置)
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2021年1月23日仕事日記

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 授業アドバイスツールについてRITL事務局宛にある打診。即快諾をいただき、次なる展開へ。

 これまで撮りためていた授業アドバイスツールの動画ファイルを保存し、その中から今後活用できそうな動画のみに整理。

 研究室プリンターの基板を湯の中にいれて洗浄。昨日から何度も行っているが、未だに滲み出てくるインク。こうなっていると徹底的にやってやろうという気持ちになる。

 2月2日は北設楽郡教務主任・校務主任研修会へ出かける。そのときのプレゼン作成。資料データを送付。

 10時から1時間30分ほど、小西先生と矢崎さんと木下さんと僕がzoomでつながる。小西先生のリクエストに応えて、我がゼミ精鋭の二人が応答。指導者として眩しいゼミ生の姿。

 13時から16時まで文部科学省遠隔教育事業・南信州遠隔教育セミナー(オンライン)参加。

 堀田龍也先生のGIGAスクール構想についての講演、長野県の遠隔教育実践報告など、参考になる内容ばかり。関わらせていただいている恵那市へ伝えたいという情報が次から次へ。

 19時からzoomで、鈴木中人さんから2回目となる「いのちの授業」セミナーについての相談を受ける。まずは我がゼミ生に協力をしてもらい、試行することに決定。

 20時から「オンライン・いのちびと人間塾」で、僕はゲストで登場。「いのちの大切さを実感したとき」と題して1時間の話。それをもとに参加者から質問をいただき応答。その中で、自分の試みをいっぱい話すことが出来て、自分をメタ認知。たくさんのみなさんに支えてもらってここまで歩むことができたことを強く自覚。感謝の言葉しか出ない。

 2時間のセミナー後は、有志でzoom懇親会。23時まで盛り上げる。参加者のお一人のある教育長は、スクールライフノートをご存じで感激。詳しくお聞きすると、すべての小中学校へ導入されるとのこと。

 研究室HP記事は岡崎市立額田中学校の校長先生、研究主任から学ぶシリーズの第3弾。宮野さん、遠藤さんが発信。さすが4年生という内容。

 FBに「いのちびと人間塾」主催の鈴木さんが次のように書いてくれた。あまりにも嬉しいので、ここで紹介。

 「オンライン・いのちびと人間塾」(第2期・4回目)を開催。ゲストは、あの玉置崇先生です! 大学教授、落語家、授業づくりの達人、ICT教育の先達、愛されるおじさん?…。なるほど&笑いの玉置ワールドをすっかり堪能です。

「発信し続ける」「意味の喪失」「こころの天気」「つながり」「スクールライフノート」「即時評価」…。考える、やってみる、楽しみながら。今の時代にこそ、その大切さを実感。さすが、玉置大師匠!! ありがとうございました。


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1/15 額田中学校 校長先生・永井先生からの学び(宮野・遠藤)

 こんにちは!5期生の、宮野です。本日は、額田中学校の校長先生と永井先生から、学び合いについて沢山の貴重なお話を伺うことができました。

 その中でも印象に残った言葉が、校長先生が仰っていた、教師の仕事は、子供を幸せに、そして、自信をつけさせることだということです。額田中学校では、子供たちは、CRSーC(challenge)R(respect)S(smile)を合言葉に、学習に取り組んでいると伺いました。これは、幸せに生きていくために、とても大切な要素だと思います。また、お互いにこの要素を意識することで、認め合える雰囲気が生まれ、自分自身に自信が持てるきっかけが、沢山作れるようになると感じました。私も教師になった時、この合言葉を子供に伝え、共にその価値を感じることができる授業を作っていきたいと思いました。
 
 また、永井先生は、挙手は重要視しなくていい、子供の発言や様子をしっかり見聞きし、意図的指名して、子どもたちに活躍の場を沢山作ってあげることが大切だと仰っていました。実習へ行った際も、ゼミで模擬授業をする際も、どうしても挙手にこだわってしまう自分がいたように思います。これからは、1人1人の子供をよく見聞きし、意図的指名で子供の意見を繋いでいくことを、意識したいと思いました。
 
 本日は、お忙しいところ、貴重なお時間を作っていただいた額田中学校の校長先生、永井先生、そしてこのような学びの場を作ってくださった玉置先生、ともに学んだゼミの仲間たち、ありがとうございました。(宮野)

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 こんにちは!五期生の遠藤です。今日は1/15に額田中学校の先生方にお聞きした学び合いについての気付きをまとめたいと思います。

 私は小学校の教育実習で学び合いのような取り組みを行おうとし、失敗しました。授業を振り返ってみると、子どもに話しかけすぎたことと、活動に消極的な子に関わりすぎたことが原因だったように思います。だからといって、ただ黙って見守るだけというのも違う気がして、モヤモヤとした気持ちが残っていました。

 その疑問について永井先生は、「揺さぶりの声かけ」をするよう助言して下さいました。手を出しすぎて話し合いの道筋を教師が固めてしまっては、学び合いになりません。子ども自身が達成感を得られるように、アクセントになるような一言をかけるイメージで接すると、子どもの力で学び合いが進むのだそうです。

 確かに私は、自分が想定した話し合いの形から脱線しそうになっているグループにばかり話しかけていました。それでは、私の考えの押し付けになってしまい、子どもの疑問や発見は生まれづらくなると気付きました。

 また、話し合いに消極的な子どもについては、校長先生がおっしゃっていた「学ぶ意欲に火をつける」というお話が印象に残りました。学びたいという強い気持ちになった子どもは、発言は少なくとも、ノートや身振り、表情で積極的に参加を始める。その姿勢をしっかりキャッチして、うまく子ども同士を繋ぐことで、子どもたちの力で活動を進めていけるのだと学びました。普段の机間指導の際は手元にきちんと気を配っていたのに、話し合いとなると発言にばかり注目していたことを思い出し、反省しました。

 子どもたちが互いに「わからない」「困った」を言い合えるような、自然と互いを尊重して信頼できる学級づくりを目指して、4月から頑張りたいと改めて思いました。校長先生、永井先生、玉置先生、お忙しいところ貴重な学びの機会をありがとうございました。(遠藤)

※写真は林文通先生から提供いただきました(玉置)。
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