2021年5月27日第1回オンラインセミナー「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」

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 19時30分から初オンラインセミナー「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」開催。

 主催は僕と和田裕枝先生。現役教師を運営者にして、牧野さん、吉田君、早川君、長谷川さん、竹内君の5人。この5人が「困った」を出してくれて、それについて対応を含めて話し合うという無料セミナー。記録はゼミ生の下野さん。

 数人の視聴者を交えて、まさにタイトル通りの展開の1時間30分。このセミナーは間違いなくニーズがある手応えを得て、さっそく来月開催を決める。ちなみに6月24日(木)19時30分から。

 第1回で話題になった「学級経営の困った」は次の通り。

○ 子どもたちの言葉で、少しトゲがある言い方をする子ども(日頃の会話)が多く、どう指導したら効果的か迷ってます。

○ 飾りにならない学級目標の活かし方、学級目標は決めたが、その掲示は作るべき?(自分自身、掲示物を作る目的がはっきりしない)

○ 発問に対して、何を答えたり、書いたりすればいいかが分からない子どもへの声かけ。

○ 宿題忘れが多い子どもに、どのようなアプローチをしたらいいのか。

2021年5月27日仕事日記

 金子さんの「児童養護施設実習を終えて」の記事を発信。保育専修の水谷先生や教育実習課のみなさんに知らせる。さっそく水谷先生と梅本先生から返信ありで、金子さんに転送。大喜びの表情がslackメッセージからもよく伝わってくる。

 10時から「教育課程論」のオンライン。すでに説明動画と資料でメイン講義は終えているため、今回のテーマとした「キャリア教育」の深掘りを発言指名をしながら展開。真のキャリア教育を実現するためのアイデアがいくつか出る。

 EDUCOM愛知本社で行われている小牧市サポーター研修に顔出し。次回の研修講師の一人が自分であることもあって、研修の雰囲気を掴んでおこうという意図。とても良い雰囲気で行われていて、講師として力が入る。

 昼食は久しぶりに入るラーメン屋さん。「さきがけ」はやはり美味しい。

 お菓子を買って、いきいき介護センターへ向かう。これまでの施設横にビルが建っていて驚き。センター内もすっかりリニューアルされていて、多くの利用者さんにもビックリ。

 林施設長さんに先日の動画出演のお礼を渡して、大学の関係者に大好評の映像になったことを報告。「みなさんのおかげで褒められました」とも伝達。

 初セミナーのためのプレゼンづくり。運営者から寄せられた質問をシートに整理。

 19時30分から初オンラインセミナー「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」開催。

 主催は僕と和田裕枝先生。現役教師を運営者にして、牧野さん、吉田君、早川君、長谷川さん、竹内君の5人。この5人が「困った」を出してくれて、それについて対応を含めて話し合うという無料セミナー。記録はゼミ生の下野さん。

 数人の視聴者を交えて、まさにタイトル通りの展開の1時間30分。このセミナーは間違いなくニーズがある手応えを得て、さっそく来月開催を決める。ちなみに6月24日(木)19時30分から。

 研究室HP記事は松浦さんの「ぜひ、読んでください」。志賀内泰弘さんが書かれた本を読んでの感想。志賀内さんから、すでに「皆さんに読んでほしいなあ」とコメントが届いている記事。皆さんもぜひ!

ぜひ、読んでください!(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です。今回は志賀内泰弘さんの『人生にエールを。はげまし、はげまされ』を読んで、私が感じたことをまとめます。

 この本を読んで、まず心がじーんとしました。上手く言葉で言い表せない感情で、的確な表現ができないのですが、本を読む前の自分と読んだ後の自分ではかなり違うと思いました。新型コロナウイルスという恐ろしい敵と、必死に闘ってくださっている医療従事者の方の現実を、少し知ることができました。新聞やニュースで毎日目にしていることですが、私の近くには医療現場に勤めている人はいないこともあって、どこか自分とは遠いところで頑張ってくださっているイメージでした。

 この本を読んだことで、医療従事者の方はもちろん、その家族の方の思いや現実を知ることができて、とても考えさせられました。世界中の人に読んでもらいたいくらいです。今、必死に闘ってくださっている方々の現実をより多くの人に知ってもらいたいです。

 自分にできることは沢山あるのだと思いました。私はずっと、自分にできることはひたすら自粛することだけだと思っていました。でもそれは少し違うみたいです。自分が感染しないことが、自分にできる一番のことだとは思いますが、それだけではありません。自粛しながらも、毎日を明るく楽しいものにしていくために、私にできることは沢山あります。家族やリモートで繋がれる友達、この記事を読んでくださっている方々など、少しでも多くの人の生活を明るくできないかな、と思います。

 志賀内さんは、農家の方の応援も兼ねて、友人・知人100名の方に100本ずつお花を贈られたそうです。そして、そのお返しは要らないから他の友人に「恩送り」をしてください、と伝えたそうです。誰かが動き出せば、その思いやエールがどんどんと繋がっていって、大きな輪ができるのだと思いました。

 私も、今の自分にできることを何か始めたいなと思います。学生でお金もない立場で何ができるんだろうと悩んだ結果、この本を少しでも多くの人に読んでもらえるように広めようと思いました。だから、この記事を書いています!新型コロナウイルスをみんなで乗り越えるために、感謝の気持ちと思いやりを忘れず、明るく楽しい毎日を過ごしていきたいです。
 
 また、この本の売上の一部は支援金として医療従事者の方々に寄付されるそうです。ぜひ、読んでみてください!心が温まります。(松浦)

2021年5月26日仕事日記

 8時少し前に研究室着。6期生ゼミでの活用資料印刷。

 9時から28日5限に道徳授業をする松浦さんと教材研究。松浦さんは、あるべき方向はわかっているが、それを具現化するための授業技術は当然のことだが知らない。そこで具体的に伝授。僕もこの題材なら自信をもって授業がやれると言えるほど、教材研究が進んだ。そして授業に向かう学生にどのような指導をすべきかを新たに掴むことができた貴重な90分間。松浦さんに感謝。

 10時40分から6期生ゼミ。教採過去問のあと、追質問を連続させる面接指導。ゆるがない教育観が持てるようになってきている6期生。よし!という手応えあり。

 12時30分から、自己点検評価の説明会出席。13時から教職専修会議出席。14時から教授会。16時45分ごろ退室して、情報課で6月6日(日)教育フォーラム2021の撮影・発信の打合せ。18時30分ごろまで。

 昨日作成した介護体験代替映像について高評価をいただき、嬉しい限り。協力していただいた朋優の3名の方々に改めて感謝。

 研究室に戻り、自己評価表作成して学部長へ提出。19時30分ごろ、ヘトヘト状態(泣)で大学を出る。外食で初めて入るお店へ。

 帰宅。ちょっと横になったら、今日も爆睡。息つく暇がなかった今日を振り返り、よくがんばった!と自分を褒める。

 今日の研究室HP記事も、ぜひとも皆さんに読んでいただきたい内容。6期生の金子さんの児童養護施設実習体験録。養護施設の本質を学生目線でしっかり語っている。
 

 

児童養護施設での実習を終えて(金子)

 こんにちは、6期生の金子です。暖かい季節がやってきました。大学生活最後の夏、一生懸命に突き進みたいと思います!

 さて、私は先日10日間の児童養護施設での実習を終えました。初めての児童養護施設での実習は緊張しましたが、貴重な体験ができて自分を見つめ直す新たな学びの機会となりました。

 児童養護施設実習と小学校や幼稚園での実習と違うところは、家庭生活を共にするということでした。これまでの実習先では、生活の中の社会という面が強かったと思います。児童養護施設では、衣食住を共にし、なかなか見ることの出来ない子どもの姿を見ることが出来ました。その点がこれまでの実習とは違ったため、今回の実習では自分の家庭について考えさせられました。

 私の母は、私が大学で一人暮らしをする前の高校生まで、毎日朝学校に行く時は玄関の外まで出て行ってらっしゃいと声をかけてくれました。喧嘩をして、私が無視をしたこともありました。大学に入って母の温かさに気づき、私がもし家庭を持ったら子どもに同じようにしたいと思っていました。実習中は毎日子どもたちが学校に行くのを見送りました。食器を洗い、掃除をしながら子どもたちを見送るのはバタバタで、母がしてくれたことは簡単なことではなかったことに改めて気づきました。また、笑顔で学校に向かう子ども達の様子はこちらまで笑顔になれるくらい嬉しかったです。母の偉大さと、ありがたさ、そして母の気持ちが少しわかったような気がしました。(笑)

 そして、将来子どもに携わりたいと思っている身として施設で生活する子どもたちの実態を知ることが出来たのは本当にいい経験でした。施設の職員さんから施設にいるのは支援が必要な子どものわずか3%で、残りの97%の子どもたちが地域に隠れているとお話を頂きました。その話を聞いて、教師として子どもたちが笑顔で過ごせるように努めたいと改めて強く思いました。難しい問題であるため、具体的な方法などはまた考えていきます。

 施設長さんが、「僕達は子どもたちの辛い記憶を過去にしてあげる仕事」とおっしゃっていました。職員の皆様の意思や行動から子どもが前向きに生きることができるように働きかけているのが伝わる10日間でした。その他にも考えたことや学んだことは沢山あります。教育についてだけではなく家庭生活についても考えることのできた貴重な実習となりました。学びを今後の生活に活かしていきます。

 最後に、教員採用試験までのこり2ヶ月を切りました。気を抜かず走り続けます!(金子)

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2021年5月25日仕事日記

 久しぶりにいつもの喫茶店でモーニング。なんとなく気忙しい朝。

 帰宅して、昨日の仕事日記書き。藤山台中学校での写真や助言を整理して発信。昨日のプレゼン資料は藤山台中校長へ送信。

 6月6日開催の本学教育フォーラム2021のいくつかの段取り。皆さんのご配慮がありがたい。明日の教授会での追加資料も届く。明日も実習委員長として、様々なお願いをしなければいけない状況。いつまでこうした状況が続くのだろうか。

 第6回目となる「教育課程論」「教師論」の説明動画や資料を作成して、ユニバーサルパスポートで学生へ連絡。大学からオープンキャンパス情報をコンビニのファミマで掲示するとの連絡。さっそく研究室HPで紹介

 15時から株式会社朋優・介護支援センターやディサービスにお勤めの3人の方の協力を得て、大学の実習「介護等社会体験」の代替映像づくり。ほぼ1時間。やはり本物の方の話は違う。完成した映像を関係者に知らせる。きっと満足していただけるものだと思う。

 18時30分頃、NHK名古屋放送局番組で、春日井市立高森台中学校のICT活用映像が流れる。昨日の中日新聞とは違い、GIGAスクール構想で目指している実例がしっかり伝わる映像。視聴後、すぐに水谷校長へ「良い内容でしたね。子どものコメントも文句なしです!GIGAが自我につながるというまとめもいいですね」とコメント送信。

 NHKプロフェッショナルは夜間中学教師が取り上げられた。子どもに寄り添うとはこういうことなのだという好例。

 連載2回目の「新教育ライブラリPremier」の原稿書き(「時間が増える!仕事のワザ」が依頼事項)。今回は「年間を見通して、一気にやれる仕事はやってしまおう」という提案。完成して送信。
 
 今日も講演依頼が3本。ありがたいことだが、コロナ禍はこの先どうなるかわからず、どう返答して良いかと悩む。

 研究室HP記事は、「命の授業は種まきだ」という池戸さんの「いのちの授業オンラインセミナー」運営者としての熱い思い。毎日、必ず目を通していただきたい記事発信が続いている我がゼミ。学生を誇りに思う。

命の授業は種まきだ(7期生池戸)

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 こんにちは!7期生の池戸です!!本日は5月15日にオンラインで行われた鈴木中人さん×玉置ゼミによる命のセミナー第2回目での学びを振り返ります。前回に引き続き、鈴木中人さん・玉置先生・ゼミ生4人で語り合い考えることができました。今回は第1回での学びをもとに命の授業をより実践的に考えました。

 鈴木中人さん流命の授業はアプローチの仕方が『生きること→死ぬこと』でした。命を感じることその中には愛情が存在し、人は誰もが親から生まれ、親から名前をつけてもらう。つまり名前は親がくれた一番最初の愛情の原点である。この言葉を聞いて私自身気付かされました。命の授業を考える時に、どうしても『死』にばかり矢印が向いてしまい苦手意識を持ちますが誕生日物語だって立派な命の授業なのだとハッとされられました。

 そして玉置先生が紹介してくださったのは新井満さん流アプローチの仕方『死ぬこと→生きること』でした。死の模擬体験をして考えさせる。大切な人や物の絵を実際に燃やして消えていく瞬間を見守ることで死ぬってこういうことなんだよと伝える。つまり『死ぬことは別れること。生きることは再会すること。』複雑なアプローチではなく単純だからこそ響くものがありました。
 
 命の授業で教師が大切にするべきなのは、子供たちが「死んだらどうなるか」という結果ではなく、命に向き合ったことで「どう生きるか」を考える機会を与えることです。命の授業≠死別体験ではないからこそ、命と向き合うプロセスを大事にしていがなければいけません。私は今回の学びを通して、教師は自分が行う命の授業を通して子供たちと共に命と向き合い、考え、命の授業のあり方の答えを見つけていけば良いと思いました。なぜなら今教師をやっている方も、自分も、目の前の子供たちも誰も死を経験している人なんていないからです!死ぬことがどういうことなのか。これは生きている間ずっと向き合い続けることなのではないでしょうか。いや、向き合い続けなければいけないのです。

 今回の命のセミナーで私自身、命の授業を受けている気持ちになり様々なことを考えました。自分が生まれた時のこと、名前に込められた想いをもう一度親に聞いてみたいと思うと共に産んでくれてありがとう。と伝えたくなりました。こうやって命の授業が積み重なることで人は生きることに価値づけができるのです。指導する教師も命の授業は種まきだと前向きに向き合い続けることが大切ですね。

 長くなりましたが、今回も素晴らしい学びの機会でした。次回で最後だと思うと少し寂しいです。『命』を考える。これは永遠のテーマだからこそ深まりますね。最後となる第3回もぜひ多くの人に参加していただき共に考えたいです!!6/5お待ちしてます!(7期生池戸)

本学オープンキャンパス情報

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 本日(5月25日)より、愛知・岐阜地区のファミリーマート200店舗においても、本学オープンキャンパスのお知らせをしています。

 オープンキャンパス参加希望の方は、こちらからどうぞ

2021年5月24日春日井市立藤山台中学校指導助言

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 9時に家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。依頼を受けての継続訪問の1回目。校長先生に今日の僕の話に期待されていることを確認。今日は学習指導要領の再確認とその実際について。そして「心の天気・学びの天気」の価値付けと決定。

 3限、4限といくつかの授業参観。どの教室も落ち着いていて、教師と生徒の関係もよい。下駄箱も整然としていて、とても気持ちのよい学校。ボックス型の校舎のつくりという言葉は初めて聞いた。なるほど!校舎の全体像を掴むのは大変(笑)。

 高森台中の水谷校長が来校。この学校との縁を作っていただいた方。今朝の新聞を話題にする。

 5限は数学授業参観。授業アドバイスツールでポイント撮影。授業開始時の生徒のノリがいい。この生徒ならもっともっと高見を望んでもよいと判断。準備がしっかりされて、ICTもごく普通に使われている授業展開。

 授業参観を終えて、写真整理。すでに端末は日常化されていることに改めて感心。(掲載写真参照)。体育の授業にも端末持参することは普通で、外への端末持ち出し、ドリル学習の取組を見ていても、操作に関わる指示はいっさい聞くことがなかった。まさに日常化の証。どうして、このような状況になったかを、校長先生や教務主任、ICT活用推進者にヒアリング。このことについてはいずれ文章化したい。今回は秘密(笑)。

 研究協議会後、「主体的・対話的で深い学びを実現するために」と題して、大急ぎで40分間話す。終了後、校長室で授業者に助言、体育科からの質問を受けて1時間余。

 助言をしながら自分なりの課題としてとらえたのは、「授業の目標設定」と「学習評価」との関係。先日の算数・数学授業創りmathで鈴木先生が言われた「評価文は子どもにわかる言葉でないといけない」を思い出す。しばらくの研究項目の一つになった。

2021年5月24日仕事日記

 コンビニで朝食パン購入。自宅モーニングでゆったり。今日もアレクサにジャズを依頼。

 いくつかのメール返信。中日新聞朝刊に春日井市立出川小学校などのGIGAスクール構想関連記事掲載あり。うむ、出川小など春日井市全体の地に着いた先進的な取組が書かれていないのが残念。

 9時に家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。依頼を受けての継続訪問の1回目。校長先生に今日の僕の話に期待されていることを確認。今日は学習指導要領の再確認とその実際について。そして「心の天気・学びの天気」の価値付けと決定。

 3限、4限といくつかの授業参観。どの教室も落ち着いていて、教師と生徒の関係もよい。下駄箱も整然としていて、とても気持ちのよい学校。ボックス型の校舎のつくりという言葉は初めて聞いた。なるほど!

 5限は数学授業参観。授業アドバイスツールでポイント撮影。授業開始時の生徒のノリがいい。この生徒ならもっともっと高見を望んでもよいと判断。準備がしっかりされて、ICTもごく普通に使われている授業展開。

 授業参観を終えて、写真整理。すでに端末は日常化されていることに改めて感心。体育の授業にも端末持参することは普通で、外への端末持ち出し、ドリル学習の取組を見ていても、操作に関わる指示はいっさい聞くことがなかった。まさに日常化の証。どうして、このような状況になったかを、校長先生や教務主任、ICT活用推進者にヒアリング。このことについてはいずれ文章化したい。今回は秘密(笑)。

 研究協議会後、「主体的・対話的で深い学びを実現するために」と題して、大急ぎで40分間話す。終了後、校長室で授業者に助言、体育科からの質問を受けて1時間余。

 18時頃、帰宅。早朝に発信したことの返信がたくさんあって、その処理。気を緩めたらいつしか爆睡(笑)。

 研究室HP記事は下野さんが「生きるって」と題してカミングアウトしてくれた。とても重要な内容。ご一読を。

生きるって (下野)

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こんにちは、7期生の下野です。
今回は、「生きるってなんだ」ということについて綴りたいと思います。

私は、18歳の頃に命を投げ出そうとした経験があります。原因は、自分ではもう良く覚えていません。思い出したくないのか、思い出せないのか、当時はもう何もかもが嫌になってしまったのだと思います。

2020年、子どもの自殺は過去最多となりました。
子ども達は、ストレスフルな学校という場で生活しています。小学校も中学校も高校も大学も専門学校も学校という場所は、ストレスフルです。
勿論、ストレスを感じず毎日を学校で楽しく過ごす子どももいます。しかし、そんな子であっても嫌なことや困ったことは襲ってきます。人生ですから。 

社会人と違って、子ども達は金銭面や時間の面等、全てに自由が効きません。精神的にも身体的にも未熟であり、思春期も訪れ、子ども達は大人が想像を絶する程の考え事を抱えています。

さて、話は戻りますが、私が命を投げ出そうとした時。周りの言葉は耳に入りませんでした。
何を言われても何も響かず、何を頑張ろうとしたって誰も見ていてくれないと思っていました。そう勘違いしていました。

死のうとした時、虹が見えました。
私は、人生の節目に虹が見えます。聖徳の入試の日、高校の卒業式、大学の入学式。
ああ、まだ生きなきゃいけないのかなと思いました。また虹が見たいと思いました。
ほんの些細なことです。あの時虹が見えなかったら、私は今ここにいないかもしれません。

今は、こうして過去のことも発信できるようになりました。家族の温かさを改めて感じました。大切な人にも沢山出逢いました。
一生懸命勉強し、何かを考え、知り学び、仲間がいる。
当時の私にはこんな素敵な未来が待ち構えていることは想像がつきませんでした。

生きるってしんどいけれど、面白いです。
未来のことなんて誰にもわかりませんから。
どれだけ辛くても、生きていればまた戻って来れます。どうか耐えて。逃げればいい、それは逃げじゃなくて自分を守ることだから。どうか死なないで。

今の悩み苦しむ子ども達に伝えたいことです。


最後に、当時、私が心を動かされた本を紹介したいと思います。

鴻上尚史氏の「孤独と不安のレッスン」です。

この本は本当の孤独と前向きの不安を見つけ、それを楽しみ共に生きられるようになるための練習帳

という書き出しで始まります。

そして、最後は

 本物の孤独が深く、前向きの不安が強ければ強いほど、素敵に生きていけますように。そして、死なないように。

と締められます。

一度は、本気で死と向き合った人間です。
綺麗事が届かないことは自分自身が良くわかっています。
それでも尚、教師を目指そうとした私が生き証人として子ども達の前に立つことのを意味を考えながら、日々をこれからも生きたいと思います。
人と人との繋がりを大切に、笑顔の発信源となれるように。

(下野)

2021年5月23日仕事日記

 スマホ充電コードを指しても反応が鈍い。コード断線の可能性が大と考えて、散歩を兼ねて徒歩で家電製品店へ。コードを変えてみると無事充電開始。こうしたちょっとしたことでも嬉しい(笑)。

 数学教育8月号原稿書きが完了。今週の講義準備。「教育課程論」は進路指導がテーマ。昨年度の説明動画を確認。「教師論」は算数・数学科教育がテーマ。昨年度のプレゼンシートを少し入れ替える。説明動画作成は明日にすることに決めて、いくつかすべき事柄があるが、今日はのんびりすることに。

 研究室HP記事は今井さんのNATTO2。お勧め製品紹介。ぜひどうぞ。

NATTO2(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。先日、私の納豆愛について語らせていただきました。その続きになります!今回は、おすすめ納豆を紹介します。ちなみに、私は大粒派なので、今回紹介するものは、全て大粒納豆になります!

 最初は、ランキングにしようと思ったのですが、それぞれに良さがあるので、順位を決められませんでした笑
 いまいみうの正直レビューということでおすすめ納豆を3つご紹介します!!

 一つ目!
◉北海道産大豆大粒納豆 45g×3 たれ・からし付
○栄養成分表示
(商品全体 単位量 1パック 49.7 g あたり )
エネルギー:95kcal
たんぱく質:7.1g
脂質:4.3g
炭水化物:6.9g
食塩相当量:0.5g

・こちらは、コープさんで販売されております大粒納豆になります。
・私の推しポイントは、大豆1粒1粒が大きいところです。紹介する3つの納豆の中で1番大きいと思います。
・また、コープに行けば売っているので、手に入りやすいという点があります!

 続いて!2つ目!
◉北海道大粒 45g×2 たれ・からし付
○栄養成分表示
(商品全体 単位量 1パック 51.1g あたり )
エネルギー:91kcal
たんぱく質:7.6g
脂質:4.6g
炭水化物:6.0g
食塩相当量:0.59g

・こちらは、あづま食品さんから出ている大粒納豆になります。
・この納豆の推しポイントは、大豆の味を感じられるところです。たれの味に負けることなく、感じられる大豆の味が美味しいです。
・少し残念なのは、2パックで他のものと同じくらいの価格なので、少しお高いということですかね。

 最後に3つ目!
◉都納豆 80g
○栄養成分表示
(商品全体 単位量 1パック 80g あたり )
エネルギー:160kcal
たんぱく質:13.2g
脂質:8.0g
炭水化物:9.7g

・こちらは、小杉食品さんから出ている大粒納豆です。
・前回の「NATTO」の記事で母が買ってきた少し変わった納豆というのはコレのことです!
・写真を見てもらうとわかるように、私たちの知っているパックの納豆ではないのです。あ、これは本格的なやつだと感じられるやつです笑
・内容量が80gと、普通の納豆1パックの倍くらいあるので、納豆好きには、大満足の量なのです。でも、食べすぎると髪の毛が抜けるので、最近は1つを2日に分けて食べております笑
・たれやからしは付いてないのですが、醤油でも美味しくいただけます。ちなみに、「おかめ納豆のたれ」という商品があるので、それを買えば解決です。←置いてあるスーパー少ないと思います。
・この納豆は、本当に美味しいのですが、最大の懸念点が、売っている店が全然ない!ということです!1パックだし、他のものと比べると、少しお高めなので、買う人も少ないのだと思います。近所のスーパーで見つけると大体割引されており、次見に行った時には、、、、、。という感じです笑
・なぜか祖母の家の近くのスーパーには、置いてあるので、祖母の家に遊びに行った時は、毎回大量買いしてます笑
・絶滅危惧種なわけです!この記事を見た方!スーパーで都納豆を見かけたら、買ってみてください!笑
・都納豆が広まって、スーパーに常に置かれる商品にならないかしら〜という期待を込めながら、この記事を書いております笑

 以上!私のおすすめ納豆正直レビューでした!!

P.S.私は今日も納豆を食べます。ちなみに、からしは入れる派です。沢山混ぜない派です。(今井) 

お勧めオンラインフォーラム【実践エピソードで納得 本当に役立つ一人一台端末活用の秘訣!】

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 お勧めオンラインフォーラムです。

 「実践エピソードで納得 本当に役立つ一人一台端末活用の秘訣!」を6月20日(日)午後に開催します。

 私(玉置)がすべてのセクションを進行します。ということは(笑)、ゲストとのありふれたやりとりはありません。緊張感溢れる対談を楽しみにして、ご参加ください。看板通りのフォーラムです。

 お申し込みは、こちらから

 詳細はこちらからご覧いただけます。各セッションもタイトルに偽りなしの面白さを保障します。たくさんの方のご視聴をお待ちしています。

 ちなみにゲストには、かつてのゼミ生2名も参加してくれます。

新刊「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集」中学校各学年

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 2021年5月21日、「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校1学年(各学年)」(玉置崇編著・明治図書)が発刊されました。お陰様で、単著・編著書合わせて、42冊を世に出すことができました。購入していただくと、全ての通知表文例が無料ダウンロードしていただけます!

 以下は、明治図書サイトから。

 この1冊で通知表作成はラクラク&カンペキ!

 2021年度全面実施の新学習指導要領の「3観点の学習評価」に対応した、最新の通知表所見文例集。ネガティブ面をポジティブに変換した「生徒を励ます文例」を豊富に収録しています。特典として全ての文例を無料ダウンロード可能で、実際の所見作成がより効率的に!

2021年5月22日仕事日記

 早朝、返信をしなければいけないメールをチェックすると10通を超えていて、申し訳ないことをしていることを自覚。まずは今日はここから仕事開始。すべて終えたとろろで脱力。

 新たな書籍執筆の相談もあり。新分野へのお誘いに魅力を感じて承諾。

 嬉しい書籍が届く。皆さんの協力で発刊できた「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年」(玉置崇編著・明治図書)。新学習指導要領の「3観点の学習評価」に対応。購入していただくと、全ての文例が無料ダウンロードできる特典付き。たくさんの方が手元に置いていただけるように、まずはPRから頑張ろう!

 14時から「算数・数学創りmath」の5月例会にオンライン参加。話題は「学習評価」。特に「主体的に学習に取り組む態度」について意見交流。理念と実際の距離を縮めるための方法などを話し合う。手元に届いた新刊を話題にすればよかったと後悔(笑)。

 研究室HP記事は、今井さんの「NATTO」。愛する納豆のことが切々と書かれている。食べ過ぎると・・・。
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NATTO(今井)

 こんにちは。7期生の今井美羽です。最近、暖かいを通り越して、暑い!という日が増えましたね✌✌外を歩いていても、夏がきたなという匂いがしますね!!では、本日も参りましょう!「みうのひとりごと」

 今日の話題は、私が愛してやまない「納豆」についてのお話です、正直、ひとりごとにしたくないくらいです!私の愛よ!みんなに伝われ〜!

 始まりは、幼少期〜小学校低学年頃。私は熱をよく出していました。保育園が嫌いでした。食が細く、給食が大嫌いでした。特に嫌いなのは食パン。今考えると、おそらくあの熱は知恵熱だったんだろうと思います笑
 人間って嫌なことがあると熱も出せちゃうんですね笑 私の保育園の出席ノートには、赤い猫ちゃんのスタンプが沢山いました。
 熱をよく出していた私は、小学生の時毎年インフルエンザにかかっていました。この幼少期〜小学校低学年にかけての、発熱期(笑)の中で、熱が治りかけた頃、必ず食べたくなるものがあったのです。それが「納豆」でした。
 食欲が少し湧いてきて、「何食べたい?」と聞かれると大体「納豆」と答えていました。

 そこから、小、中、高と納豆はあったら食べるというくらいの感覚で好きでした。そして、大学に入ってから、お母さんが割引されていた少し変わった納豆を買ってきました。その納豆がとても美味しくて、気づいたら納豆の沼にハマっていました。今ではほとんど毎日食べていました。

 一年ほど前、なぜか髪の毛が異常なほど抜けるという時期があったのです。コロナのストレスなのか、抜け替わる時期だったのかわからないのですが、もうハゲるの私?と思うくらい抜けたんです。笑笑
 その時期、私は納豆が好きすぎて昼も夜も納豆を食べていたんです。もしかして、、、、と思って、ネットで調べてみたんです。笑「納豆 食べすぎ」と。
 ネット情報なので、信憑性は低いですが、出てきました。納豆食べすぎによる弊害として、「脱毛」と、、、。笑笑
 何事も過剰になることは、良くないと学びました。その日から1日1個以上は食べないようにしました。本当に納豆が原因だったのかわかりませんが、その後、髪の毛が抜けすぎることはなくなりました。

 今でも毎日毎日納豆を食べてます。毎日食べても飽きません。私の家の冷蔵庫に納豆がない日はありません。それくらい、納豆が大好きです!!この記事で、私の納豆愛が伝われば幸いです。

 長くなってしまったので、この続きは、次の記事で!!
 次回予告:私のおすすめ納豆。

p.s.やったことある人も多いとは思いますが、おすすめの食べ方は、「キムチ納豆」です。
個人的に、酢を入れて食べるのもおすすめです✌✌✌(今井)

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2021年5月21日棚園さんとの交流会が義父新聞に掲載されました

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 ここのところ、7期生が発信している「漫画家・棚園正一さんを招いての交流会」の義父新聞に本日(2021年5月21日)に掲載されました。

 記者の村瀬さんが書いていただいた記事です。貴重な機会となりました。ありがとうございました。

 記事は、ここをクリックしてお読みいただけます。

2021年5月21日仕事日記

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 昨晩から続く強雨。警報が出ていて、心配しながら大学へ向かう。途中のコンビニで岐阜新聞購入。記者の村瀬さんから「本日付で先日の交流会の記事が掲載されます」と連絡があり、楽しみにして手に入れる。とても嬉しい記事。紙面はこちらでぜひお読みください

 8時過ぎに研究室着。いつものルーティン。岐阜県には緊急事態宣言が出されないようなので、6月22日学校ふれあい体験、7月1日教育実践観察は行う方向で、縮小案を作り、まずは教育実習課の皆様へ提案。

 10時から第5回「教師論」オンライン講義。今回は社会科教育がテーマ。学生に問いかけたのは「社会科は暗記教科なのか」「有田和正先生の授業観を紹介し、コンビニではてなを起こすための質問」「佐藤正寿先生の選挙授業を紹介して、若者の投票率が低いことの要因と改善策」の三つ。良い発問を重ねることができたと自負。

 学校ふれあい体験のことで、まずは加藤先生に相談。良い指摘もあり、それを持って実習課へ行き、相談。ほぼ方向性を固めたところで、研究室に戻り、情報整理。事務局長にも相談に行き、貴重な情報をいただく。

 拙著「教師のための話し方の技術」「落語家直伝 うまい!授業のつくりかた」を購入しに来てくれた学生あり。感謝の気持ちを込めて、学生特別価格で渡す。

 14時から、もう一つの「教師論」。午前と同様。こちらも盛り上がる。

 15時から看護学部生を対象に「生徒指導論」。生徒指導においては、大きく「治療的予防」と「教育的予防」があることを押さえる。保健室ロールプレイは、「彼の気持ちがわからないと泣きじゃくる女子中学生」への対応。

 研究室に戻り、添削依頼を受けた小論文15本に赤入れ。必死!17時過ぎに完了して大学を出る。

 研究室HP記事は、棚園正一さんとの交流会での学びの最終回。岡君、久野さん、吉久さんの熱い学び記録。長文ですが、ぜひご一読を。

5月14日 TT交流会(岡、久野、吉久)

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 こんにちは!梅雨が始まって外に出なくなりそうなので、頑張って体を動かそうと思っている岡です!

 5月14日(金)に行った、「棚園先生×玉置ゼミ TT兄弟ならぬ!?TT交流会」での学びについて岡、久野、吉久の3名の学びを載せさせていただきます!

[岡]
 こんにちは、7期生の岡倖太郎です!今回は「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友達」の著者である棚園先生をお呼びして、「棚園先生×玉置先生 TT兄弟ならぬTT交流会!!!」を開催しました。

 この交流会を通して、自分が感じたことについて少しお話しさせていただきたいと思います。

 まず、私がこの交流会を通して、1番強く感じたことは、どんな子どもに対しても変わらず普通に接するということです。棚園先生のお話の中で1番学校の先生に何をして欲しかったですがという問いに対して、なにをしてほしいとかではなく、ただ学校に来てる来てない関係なく、普通に接して欲しかったというお話がありました。

 私のイメージでは不登校になった子には手厚い支援が必要だと感じていました。しかし、そのような子どもの立場になると逆にその扱い方に恥ずかしさなどを覚えるという意見を頂きました。だからこそ、学校に来るこないに関わらず、どの子どもにも接していくべきだなと感じました。たしかに、世の中では人は皆平等とよく言われています。その中で確かに学校に来てない子だけを特別な目で見ることもよくないと感じました。そのため、難しいとは思いますが先生として将来は全ての子どもを同じ扱いすることが大切だなと感じました。

 次に感じたことは、子どもには諦めずに接し続けるということです。玉置先生からのお話でもあったのですが、子どもはふとした瞬間に顔を上げることがあるという話でした。だからこそ、教師は諦めずに子どもと接していくことが大切だと感じました。

 以上の2つの話よりやはり不登校の問題は本当に難しい問題だなと思いました。特別に接してしまうと子どもにとって苦痛になり、それからといってあまり関わらすぎると、ふと子どもが顔を上げた瞬間に子どもを拾えないことがあるということでここの微妙なバランスがとても難しいと思いました。

 だからこそ、私がこの会から考えたことは結局は子ども1人1人と真剣に向き合っていくことが大切だなと思いました。真剣に向き合えば、いつか子どもが顔を上げた時に拾えるし、子どももこの気持ちを感じてくれれば恥ずかしいという思いの方に傾くことも少ないのではないかと思いました。

 貴重なお話をしてくださった棚園先生、このような機会を設けてくださった玉置先生、本当にありがとうございました!

[久野]
 こんにちは、7期生の久野です。「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」の著者である棚園先生をお呼びして、交流会をしました。その名もTT交流会!(玉置ゼミのT×棚園先生のT!)

 吸収したい学びが多すぎて、頭がいっぱいいっぱいです。そんな幸せな悩みを噛み締めて、学んだことをゆっくり着実に自分のものとしていきたいです。たくさんの学びの中で、特に私の心に残ったものを紹介します。

 昨日まで、不登校になったことがある棚園先生は、そうでない私とは全く異なった考え方を持っているのだと思っていました。しかし、今日の棚園先生のお話はわたしにも共感できるものばかりでした。

 私はこれまで、不登校児はそうでない子どもと違う価値観を持っているのだと思っていました。無意識に、差別的な見方をしていたのだと思います。だからこそ、不登校児の感じ方を知らなければ、と考えていました。今回の交流会で、その考えは全く覆りました。
不登校だから、そうでないから、に関係なく、私たちは、一人一人違うけど近い感覚を持っていて、共感し合うことができる存在なのです。

 初歩的ではありますが、そんなことを実感しました。教師になろうとする身が、差別的な見方をしていたことに気づき、恥ずかしくなりました。

 棚園先生は、「学校来てる・来てないに関わらず、普通の子として、普通に、気楽に接してほしい」とおっしゃっていました。これからは、不登校だから、困っている生徒だから、などといったフィルターをかけたりせず、誰に対しても、共感し合える一人の他者として接したいと思います。

 今回の交流会がなければ、この気づきは得られませんでした。そのまま教師になり、棚橋くんを異端な存在だと特別視し、苦しめてしまっていただろうと思います。棚園先生とお会いし、自分の意識を変えられることができ、本当に良かったと思います。

 お越しくださった棚園先生、貴重な機会を設けてくださった玉置先生、ありがとうございました!

[吉久]
 こんにちは。7期生の吉久です。今回は、「棚園先生×玉置先生 TT兄弟ならぬTT交流会!!!」を開催しました。

 棚園先生は「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友達」という漫画を描かれた方です!このような方と実際にお会いして、玉置ゼミでお話することができてとても嬉しいです。学びを深める貴重な時間となりました。ありがとうございました。

 今回の交流会を通して、私が特に印象に残ったことを2つお話ししたいと思います。

 一つ目は、「寄り添う」ことの大切さです。

 不登校の子どもとの関わり方について、その子の今後の目的などを提案するのではなく、ただそばにいて、子どものことを信じることが大切だと思いました。安心感を得られたら、その後は何かしらの行動を欠かさずに続けていきたいです。反応がなくてもいつか「ふと顔をあげたとき」、その瞬間に立ち会えるまで粘り続けようと思います。不登校の子どもに限らず、一人一人の子どもに違ったアプローチをし、それぞれの心の拠り所となれる教師でありたいと思います。

 子どもとの関わり方を考えていると、教師という人は子どもにとって良くも悪くも影響を与えているということをひしひしと感じました。

 二つ目は、「人生のターニングポイント」についてです。

 人生のターニングポイントはいくつかあるなかで何が一番のターニングポイントだろうと気になっていたところ、棚園先生は「三か月に一回程あるので決められない」とおっしゃられたので、私は驚いてしまいました。それほどに人生のターニングポイントはあるのかと。

 お話をお聞きして「なるほど!」と思いました。確かにターニングポイントにはプラスもマイナスもあって、もしかしたら自分自身気づいていないだけでたくさんあるのかもしれないです。

 私自身のターニングポイントを振り返ってみました。辛いことも楽しいこともありました。でも、辛い経験があったから今は楽しいと感じ、くさらずに続けてきた結果なのだと今は思います。つらい過去の経験があったからこそ、今が幸せに感じられます。でも、辛い当時は辛いのです。未来を見据えた話をされて納得する人はいないと思います。そこで、一つ目に挙げた「寄り添う」ことの大切さにつながります。

 あの辛い経験があったから、今があると前向きに捉えられるように、「寄り添う」ことを大切にしていきたいです。

 貴重なお話をしてくださった棚園先生、このような機会を設けてくださった玉置先生、本当にありがとうございました。
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