2021年6月2日仕事日記

 いつもの喫茶店経由、7時40分頃、研究室着。空気を入れ換えて、アロマを焚いて、珈琲をいれてゆっくり。

 明日の「教育課程論」の説明動画録画。資料を添えて、ユニバーサルパスポートで学生連絡。

 まだ手をつけてなかった小論文添削を必死。就職課へお届け。ふ〜う。

 11時から15時まで、休憩30分を挟んで、ある自治体から依頼を受けてのプロポーザル審査。提案後、毎回、質問をさせていただく。そうでもしないと、己の集中力が続かないという心配があってのこと。

 15時20分、実習体制変更連絡に際しての心配もあっての貴重な情報提供していただける方が来研。心配の状況をよく聞き、学校現場経験からの話をさせていただく。

 16時から学部長とある相談。一つの変更がこういうところにも影響してくるのだと知る。

 金曜日の「教師論」の説明動画録画。資料や動画URLを添えて、ユニバーサルパスポートで学生へ連絡。

 18時過ぎに実習課へ出向き、来週の実習委員会の内容確認と相談事に対して、今後の方向性を確認。

 19時ちょっと前に大学を出る。帰宅。夕食後、一寝入り。起きて、プロポーザル審査資料を再読して資料作成。事務局へ送信。味岡小学校教務主任へ思いを伝えるメール発信。いつの間にか、とんでもない時間!

 研究室HP記事は6月6日の教育フォーラム2021の案内。おかげさまであちこちから楽しみにしていますという声をいただいている。最新の情報「令和の日本型学校教育」を文部科学省の浅野敦行さんが語っていただき、本学教員がそれに突っ込む(笑)という、他にない企画。ぜひご視聴ください。
 

【お知らせ】6月6日開催「岐阜聖徳学園大学教育フォーラム2021」

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 あらためてのお知らせです。

  2021年6月6日(日)岐阜聖徳学園大学 教育フォーラム2021「令和時代の教育をリードする」(LIVE配信)を開催します。

 小・中学校では「新学習指導要領」が全面実施となり、全国各地でGIGAスクール構想の実現をはじめ、急速な教育変革の動きが見られます。 

 今回はコラム「昭和の学校の終焉」を書かれた文部科学省・浅野課長に提言いただき、令和時代の教育について考えていきたいと思います。

【日 時】
 2021年6月6日(日)13時15分〜
 大学サテライトスタジオからYouTubeLIVE配信
 ここをクリックしていただくと、当日、申し込みなしでLive配信をご覧いただけます

【参加費】
 無料

★★★ 教育フォーラム2021プログラム ★★★
○ 学長挨拶   フォーラム開催にあたって
○ 講  演   13:40〜14:40
 令和の日本型学校教育を語る
 文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課長 浅野敦行 氏
○ シンポジウム 14:50〜15:50 
 令和時代の教育をリードするために

 シンポジスト 浅野敦行氏
        吉永和加(岐阜聖徳学園大学教授)
        篠原清昭(岐阜聖徳学園大学教授)
        芳賀高洋(岐阜聖徳学園大学教授)
   (進行) 玉置 崇(岐阜聖徳学園大学教授)

【お問い合わせ】
事務局:岐阜聖徳学園大学 教育実習課/教育実践科学研究センター

2021年6月1日仕事日記

 今日から6月。新年度が始まって2ヶ月経過。まだ2ヶ月しか経っていないかという感覚。4月からものすごい量の仕事をしてきたこともあって(汗)、半年くらい経った心境。

 今月は2回、金沢市に講演に行く予定だったが、この状況となり、2回ともオンライン講演に変更となった。そのためのプレゼン資料を作成。改めて対象となっている参加者を見ると先に送った演題はすこしズレていたと思い、プレゼンの中で対応。夜遅くには2回分のプレゼンが完成して送付。

 名古屋市教育委員会教職員課からの依頼対応。いわゆる新ネタ。依頼内容を熟読して、PR文作成発信。

 10時から15時まで、授業と学び研究所会議。今日も議題多数。しかもそれぞれの重要さは、GIGAスクール構想の進み具合を考えると、ますます高まってきている。大胆な発想の転換が必要なのかも知れない。

 会議の中で、事務局に仕事を依頼。ただでさえ忙しいメンバーに新たな仕事をお願いするのは心痛むが、将来のことを考えたら、今こそ依頼をしておいた方が会社のために良いと考えてのこと。夕方にはさっそくまとめ方の打診あり。その素早い動きが嬉しい。

 17時からある方から久しぶりに連絡があり、zoom懇談。コロナ禍となり、転職されて落ち着かれた模様。これまでのキャリアが生かせる仕事についておられ、今後もぜひつながりをという依頼。もちろん嬉しいこと。

研究室HP記事は、研究室HP記事発信で多くのファンができつつある下野さんの「偉人に學ぶ教育の在り方」。今回もぜひご一読を。

偉人に學ぶ教育の在り方(下野)

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こんにちは、7期生の下野です!
私は、イネ科の花粉症持ちで、梅雨の合間に時たま晴れ渡る空でいつもくしゃみを連発している今日この頃です(笑)

そんなくしゃみばかりをして、少し気が憂う日の空きコマに図書館へと向かいました。うちの大学は、周りを見渡せば一面田んぼなのでイネ科の花粉が大量発生。図書館へと避難したと言っても過言ではありません、、。
図書館で、ガリレオ・ガリレイの伝記を手に取りました。なぜガリレオ・ガリレイだったのかと問われると特に意味はなかったのですが、なんとなく手に取りました。

さて、前置きが長くなってしまいました。
今回は、
花粉症の私が避難先である図書館でたまたま手に取ったガリレオ・ガリレイの伝記で出逢ったある言葉について綴らせていただきます。

ガリレオ・ガリレイと言えば、
「それでも地球は動いてる」の言葉で有名です。
宗教裁判にかけられても尚、地動説を唱え続けた天文学の父です。

そんなガリレオは、教育においても大切な言葉を残しています。

「人にものを教えることはできない。自ら気づく手助けができるだけだ。」

ハッとさせられました。

人にものを教えることって本当にできるのでしょうか。子ども達より人生を長く歩み、学び、教師として教壇に立つ。勿論、多くの知識を子ども達に与えなければなりません。それが学校ですから。
しかし、「人にものを教えよう」とそのことだけに重点を置いていたのなら、それは知識注入型の画一的な学びになりかねません。大切なことは、子ども達が自ら気づく手助けを学びや知識を持つ教師が行うこと。

新学習指導要領では、主体的・対話的な深い学びに重きを置かれています。これって、ガリレオの言ったことなんじゃないかな?と私はビビッと来ました。

ものすごいことです。
400年も前から、ガリレオは教育の本質を見抜いていたのかもしれません。

教育の在り方は、日々変容し
目の前の子ども達の目を見て、表情を見て
それでも難しい課題です。
私自身、未だ教育実習を控える身である3年生。
分からないこと、まだまだ学び足りないこと、もっともっと成長したいと考えに考えること。そんなことばかりです。
しかしそんな時、少し心を落ち着けて先人達の言葉に耳を傾けてみると、本質がグッと迫ってくるのだなと実感しました。

私の心の引き出しにまた一つ素敵な言葉が仲間入りです。

教師となり、悩んだのなら
ゼミやセミナー、講義での学び
こうして出逢えた言葉達に支えられて教師という職業に向き合いたいと思った日でした。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
またいつか心の引き出しにそっとしまっておきたい素敵な言葉と出逢えた時には、こうして記事にして出力を通して言葉を更に意味あるものにしたいと思います。これが「気づき」というものなのかもしれません。
その時は、是非またお付き合いいただければと思います。

(下野)

2021年5月31日仕事日記

 人間ドック日。受付時間30分前に小牧市民病院到着。受付番号1番。検査項目の中にある医師との面談では、「食道アカラシアはどういう病気?」と聞かれ、しばし説明。食道アカラシアについては、医者にけっこう尋ねられる病気。10万人に一人!という珍しい病気にかかったことを久しぶりに思い出す。

 検査はスムーズに進み、10時過ぎに終了。院内のレストランで朝食兼昼食。一旦自宅へ戻り、13時に検査データをもとにした医師と保健師面談。予想通りの判定をもらう。幾分数値が改善していることは認めてもらいつつ、「頑張ってください!」と励ましの言葉。ストレスをためた上での間食が体に一番悪いと知りつつ、どうしても・・・(泣)。

 15時から福井県教育総合研究所の青木先生と7月30日の研修打合せをzoomで。オンライン講演とすることを決めて、参加者をお聞きして、内容の希望をヒアリング。新作講演(笑)となるので、じっくり考えたいとお伝えして、無事打合せ終了。

 17時から毎日新聞の記者さんから電話取材。コメントを求められたが、いただいた情報が偏っているように感じて、コメントはできないとお伝え。逆にこのことを取り上げて、どうされたいのかをお聞きする。そのようになるだろうかという疑問も湧く。

 6月8日午後は、金沢市教育委員会から依頼を受けて、21年目を迎える先生方へのオンライン講演。そのプレゼン準備。

 研究室HP記事は、7期生・田中君の「コロナに負けない!!!」。僕が贈呈した志賀内泰弘さんの「人生にエールを」を読んでの熱い感想。ぜひご一読を。

 文部科学省サイトには「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議(令和2年度)(第3回) 議事要旨」がアップされる。大阪市の「心の天気」実践が会議検討材料となっていたので熟読。

 そうそう、iPhoneに「アレクサ」と言ってしまったら、Siriが「名前が違いますが、私でよければお応えします」という粋な返答。心和む。

コロナに負けない!!!(田中)

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 こんにちは、7期生の田中です!最近暑い日があれば、次の日には雨で肌寒かったりと温度管理に苦労しております…。皆さんはどのように温度管理されてますか!?

 今日は、先日玉置先生から頂いた本「人生にエールを。」著・志賀内泰弘を読んだ感想を書いていきたいと思います。

 「人生にエールを。」は、新型コロナチャリティーブックとして志賀内泰弘さんが書かれた著書です。

 コロナ禍で厳しい状況の中、温かい支援の輪や、人の思いやりの温かさなどが新聞記事からの引用や、ショートエッセイ、著名人からのメッセージなどの形で綴られています。制限があって思うように生活できない、医療現場の方々は必死で働かれているなかで心温まるお話が沢山詰まっていて、私自身も温かい気持ちになれました。

 本の中で共通していたこととして、自分のことだけでなく、相手への思いやりの心が沢山溢れているなと感じました。マスクが足りない人にマスクを送る。結婚式などが中止になり、お花が売れなくて経営が厳しい花屋さんから花を購入し、周りの友人に配る。そして、その友人には、お返しはいらないので別の人にまた恩を送って下さいと呼びかける。医療従事者の方々への応援メッセージを送る。方法は様々ですが、どれも頑張っている人を応援したい、何か少しでも相手の救いになりたいという思いやりの気持ちがあるなと感じました。

 私自身、コロナで思うように大学生活が送れず、不満に思うこともあります。しかし、周りに目を向けるともっと大変な立場の方々は沢山おられます。感謝の気持ちをもって、思いやりの気持ちを持って過ごしていきたいと思いました。

 また、ショートエッセイの中で、医師の母は遺書を書いて毎日医療現場で働いているというものもありました。テレビのニュースを見ていて、医療現場の大変さはとても感じていました。しかし、このショートエッセイを読んで、自分が思っていたよりも現場は厳しいものだと思いました。いつ死ぬか分からない、そんな状況の中で医師の方々は働いておられるのだと改めて感じました。今自分ができることは、こまめに手洗いや消毒をする、不要不急の外出をしないなどして、コロナや風邪にならないこと。このように心がけて患者が増えないことが、医療現場へのせめてもの出来ることだと思いました。

 コロナ禍で、県外ナンバーの車に石を投げなれる。マスクがないことで従業員が叱責されるなど悲しいニュースも沢山あります。しかし、そんな状況下でも、この本を読んで、温かいニュースも沢山あるのだなと感じました。いつまでこの状況が続くかわかりませんが、コロナに負けないように、温かい気持ち、思いやりの気持ちをもって日々生活していけたらいいなと思います。(田中)

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