2021年5月20日仕事日記

 自宅モーニングでゆったりとした朝。久々に聴くオスカーピーターソン。

 まずは関わらせていただいている味岡小学校へのある提言づくり。前回訪問で助言してきたことを常に意識していただきたいという思いで、フォーマットを作成して送付。校長先生らと検討してくださいと教務主任に依頼。

 週刊「教育資料」の第60回の原稿書き。今回から学習指導要領に示された授業の具現化にむけて、再びの提言開始。

 13時前に家を出て、地元駅から平安通り経由、瑞穂運動場東駅へ。喫茶店でしばし休憩。

 14時30分ごろに名古屋市立弥富小学校へ到着。本学名古屋地区の同窓会会長でもある青木校長先生の依頼があっての訪問。数年前からの依頼にようやくお応えすることができた。先生方に話すべき事柄を再確認して体育館へ。

 「主体的・対話的で深い学びを実現するために」と題した1時間。いつも以上のスピードで展開。密を避けるために体育館での講演で、広い会場での話は、マイクがあるとはいえ、つい声を張り上げてしまう(笑)。しっかり聴いていただける皆さんに助けられて、気持ちよく話すことができた。感謝。

 校長室では、若い教師からの質問も受けて、具体的手法を提案。持参した本もたくさん買っていただけた。深謝。

 駅まで送っていただき、地下鉄、名鉄を使って地元駅へ。18時ごろ帰宅。

 週刊「教育資料」の原稿書きの続き。主体性がある子どものイメージを持つ必要性をテーマに書き上げる。

 研究室HP記事は5月14日の棚園正一さんを招いての7期生企画での学び。今回は、下野さん、田中君、高橋さんが発信。2本目の記事も実に濃厚。長文ですが、今回も引き込まれる内容です。ぜひご一読を。
 
 

5月14日 TT交流会(下野・高橋・田中)

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 こんにちは7期生の下野です!5月14日(金) 玉置ゼミ7期生の時間に『棚園先生✖玉置ゼミ TT兄弟ならぬ!?TT交流会』を開催しました。今回は、本交流会での学びを綴りたいと思います。

 棚園先生がお書きになられた2作品『学校へ行けない僕と9人の先生』『学校へ行けなかった僕と9人の友達』を私たち玉置ゼミ生は必読書として読みました。皆の感想はそれぞれです。ただ一つ共通していることは、教師になる上で皆大切な視点を学んだという点だと思います。

 今回の交流会で私が大きく学んだことは、「愛」です。交流会が進むにつれ、教師という職業の責任の重さがグッとのしかかり、怖ささえ感じました。人と関わる仕事って難しいなと思いました。

 「先生のための『話し方』の技術」には、相手の立場に立ってはなど難しいと明記されています。人の気持ちや立場を完璧に理解することは、難しいんです。それなら、何ができるかと思った時「愛」を持って見守ることだと本交流会で学びました。

 「フツウ」が変容していくように、学校へ行けない子どもはずっと同じ気持ちでいるわけではありません。ふと顔を上げたくなる瞬間があるのです。その時に、教師が「愛」を持って側に居続けてあげたのならば、きっと子どもは安心し、さらなる「フツウ」の変容へのきっかけにもなることでしょう。

 私達がそれぞれに本を読んで感想を持ったように、人の気持ちはそれぞれです。もしかしたら偶然にも考えていることが分かるときがあるのかもしれません。でもそれって稀です。人の気持ちは見えませんから。

 だから、臆することなく子ども達へ「愛」を素直に伝えたいです。それが嬉しい伝え方なのかどうかは、やってみないと分かりません。違ったなら謝って直せばいいのです。反応がよく分かりづらかったら、反応が分かりやすく出る接し方を見つけてゆけばいい。とにかく大切なことは、「愛」を持って子どもの側に居続けること。それは、不登校であるとかないとか関係はありません。子どもは愛されたがっていると私は思うのです。

 沢山のことを学びました。まだ胸がいっぱいで頭の中も出力が追いつかない中でしたが、こうして記事を綴っています。今の感動や想いを忘れたくないからです。

 初めて7期生が企画に挑んだ交流会は、「笑いあり、学び合いあり」の素敵な会となりました。「愛」を持つ教師となれるよう、また今後一層みんなと一緒に頑張っていきたいと思いました。お越しくださった棚園先生、いつもこうして私たちに素敵な機会を与えてくださる玉置先生、一緒に学んでくれた7期生のみんな、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。(下野)

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 こんにちは、7期生の田中です。今日は先日行われた棚園先生との交流会について記事を書いていきます。

 今回交流させて頂いた棚園先生は、マンガ『学校へ行けない僕と9人の先生』や、『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』など棚園先生御自身が実際にされた不登校の経験をもとに、不登校児の様子や心理描写を描いたマンガを描かれている漫画家さんです。実際の不登校の経験や、どのような気持ちだったかなどを交流会の中で伺う中で、自分自身が教員になった際に不登校児とどのように接していくのが良いかについて考えました。

 不登校児と関わっていく中で特に大切だと思ったことは2つあります。

 1つ目は、特別扱いしないことです。先生側の立場からすると「学校に来てほしい」という思いが強くなってしまい、その気持ちを子どもにも押しつけてしまいがちですが、不登校児からしたら原因が何で行けないかなどもわからないので、逆にプレッシャーに感じてしまうようです。そのため、家庭などに訪問した際も、学校に行っているかのように、日常会話などをして普通に接することが大切だと感じました。加えて、学校に来た際も、周りの子に「〇〇さんに優しくしてね」など特別扱いするのではなく、みんなと同じように叱ったり、遊んだり、声をかけたりすることが、不登校児にとっても1番過ごしやすい環境だと思いました。

 2つ目は、色々な方法や考えを提示して、その子が顔を上げるまで待ち続け、顔を上げた時に1番良い方法を一緒に考えていくことです。不登校児に対して、原因や結果をすぐに決めつけてしまったり、解決しようと色々なことを試していくと思います。しかし、すぐに原因や結果の解決を求めるのではなく、その子に寄り添い続け、顔を上げたタイミングで1番良い方法を一緒に考えていくことが大切だと学びました。忙しい中で、子ども1人に寄り添い続けることは難しいかもしれません。しかし、このようにその子のペースに合わせて寄り添っていくことが、その子の救いにもなり、解決にもつながっていくのだと感じました。

 他にも交流会を通して多くのことを学びました。日々忙しい中で子ども1人1人に向き合い寄り添っていくことは難しいことだと思います。しかし、その中でも子どものことを考え、声をかけたり、一緒に考えたりすればきっと子どもたちにもその思いが届くと思いました。今回の交流会を通して、より一層子どもたちに寄り添った教育をしていきたいという思いが強くなりました。このような機会を作って下さった玉置先生、貴重なお話をして下さった棚園先生、素敵な会を作ってくれた7期生の皆、本当にありがとうございました。交流会での学びをいかして、これからも学び続けていきたいです。(田中)

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 こんにちは。7期生の高橋奈優です。先日、玉置ゼミの必読書である「学校へ行けない僕と9人の先生」の作者である棚園正一先生と「T.T交流会」を行いました。7期生初めての企画で不安はありましたがそれ以上に学びの連続で密度の濃い時間になりました。では、私が「T.T交流会」で特に印象に残ったことを話します。

 突然ですが、みなさんの今まで生きてきた中での「ターニングポイント」はいつですか?

 これは、棚園先生への質問コーナーで7期生が用意した質問です。棚園先生はいい事も悪いことでもターニングポイントは3ヶ月に1回とかなり頻繁にあったと仰っていました。

 私は、「いいことも悪いことも」という点から今までの出来事を振り返ってみると教師になろうと思ったきっかけは光の帝王(棚園先生いわく先生のお気に入りの児童で常に教室のトップにいるような子)だった親友からの無視や仲間外れでした。その時は、学校に行かないと負けた気分になるからという思いで嫌でも必死に学校に行っていました。

 また、ひとり親である母に迷惑をかけたくないと幼いながら思っていたためクラスに友達が誰もいない状態でしたが学校に通っていました。そして、その時に親身になってくれた担任の先生に憧れを持ちました。今思えば、あの時があったから明確な将来の夢ができたのでただ苦しかった経験で終わらず長い目で見るといい方向へ向かうターニングポイントであったと思いました。棚園先生も、あの頃があったから今があると思えるようになったと仰っていました。

 しかし、私たちが出会う子供たちはその時辛い思いをしています。後々わかってくるから頑張ろ!では通用しないと同じことを思ってくれたゼミ生の仲間が質問をしてくれました。その答えとして、『寄り添う』とはどういうことかという話になりました。

 今日の会の本題に入る前にゼミ生が棚園先生の著書を読んでの感想を言った時に大半の子が「寄り添っていきたい」と言っていました。私もそう言いました。その『寄り添う』にも色々なアプローチがあります。学校に行けない子にとっての『寄り添う』は気づいたらずっとそばに居てくれた存在だと思います。他の子と違う扱いをされてもかえって恥ずかしいし、どれだけいい言葉を掛けてくれてもその時に届かないものだと棚園先生の著書にも実際に今回生の声でも聞きました。ふと顔を上げ、周りを見た時に頼れる人がいるかいないか、かけてくれた言葉があったかなかったかで大きく変わってくると思います。不登校の子に限らずこれから出会うであろう子供たちに「寄り添う」先生になりたいです。

 最後に、棚園先生へ貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!またいつかお話できる機会があることを楽しみにしながら玉置先生やゼミの仲間と学び合っていきます。この会を通して改めて7期生の仲間や玉置先生と出会えて良かったと思いました。これからがとても楽しみです。(高橋)

2021年5月19日仕事日記

 本日〆切の「月刊 日本教育」の原稿を仕上げて送信。身支度をして大学へ向かう。

 8時少し過ぎに研究室着。いつものルーティン。私書箱に入っていた「小学校時報」を確認。今月号には拙稿「新たな教育課題に挑戦する学校経営 GIGAスクール構想の実現を目指して」が掲載。すでに読んでいただいた方から、嬉しい感想がいくつか届いていて、早く自分で手にしたいと思っていたところ。研究室HPプロフィール欄には拙稿記録を記載。大学人になって、228本目!

 9時から愛知県教採受験者5名から依頼を受けて面接指導。今だから厳しく言うと明言して、予告通りに指導(笑)。今回もエピソードを一度束ねる大切さを伝授。

 10時40分から6期生ゼミ。教採過去問に取り組んだ後、28日の授業アドバイスツール活用場面の撮影を確認。その後、個別面接指導。「学びの天気」を読みながら、どれほど理解してくれたかを確認。よし!と声を出せる手応えあり。

 松浦さん来研。28日の撮影時は授業をしてもらう。その相談。道徳授業は山田先生に助言を求めるのが一番なので、松浦さんとの四方山話を楽しむ(笑)。

 13時30分から実習委員会。今回も報告事項はたくさん。実習委員会を通さず、すでに変更決定をしていることの了解を得る。それだけコロナ禍は変化をしているということ。実はコロナ禍2年目は計画通りにできると思っていたが、予想は覆され、今年度も変更が続く状況。実習委員長として判断を求められることも多く、悩むことが多い。今日もいくつかの決定を委員長として行う(汗)。

 16時から恵那市ICT教育推進本部会議。昨年度に引き続き、委員就任依頼をいただき、会議に出席。いよいよ本格的な遠隔教育を始める準備が始まっていることが嬉しい。委員としての責任も感じる。一人一台端末活用は教育委員会、校長会の組織的な動きがあって、順調に進んでいることも安心。
 
 実習委員会での決定事項を関係者に連絡メール。19時30分ごろに大学を出る。今日もヘトヘト(笑)。

 研究室HP記事は、漫画家・棚園正一さんを迎えて、7期生が開催した会のゼミ生記録発信第1号。池戸さん、丹羽さん、今井さんの3人がしっかり書いてくれた。長文だが、ぜひとも読んでいただきたい記事。

 和田裕枝先生と僕とで開催することを決めた「セミナー 学級経営の困った!を一人で抱えないで」のチラシを下野さんが作ってくれた。いやあ、嬉しい。色合いも僕好み。
 

5月14日 TT交流会(池戸・丹羽・今井)

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 こんにちは。T!TT!TTTT〜!!7期生の池戸、丹羽、今井です!今回は、先日行われた「TT交流会」についての学びの記事になります。T 「TT交流会」の由来や、棚園先生については、玉置先生が記事で説明してくださっているので、早速3人の学びをお話します!

【池戸】
 待ちに待ったTT交流会。7期生が初めてみんなで1から考え作り上げ、本日無事終わることができました。時に笑いあり、時に新たな発見ありの1時間半はあっという間でした。今の私の心の中は7期生全員で作り上げたからこそ感じられる達成感と、こういう学びの場をいつも与えてくださる玉置先生への感謝の気持ちとなにより本日この交流会に足を運んでくださった棚園先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

 さて今日の交流会の中で、『寄り添う』というキーワードが出てきました。教師になった時に、もし不登校の生徒がいたら必ず私はその生徒に寄り添うことを第一に考えると思います。

 しかし、よく考えると寄り添うとは?今日の学び合いの中で学校に来れない子は自分自身なんで学校に行けないのかわからない。学校に行かないうちにさまざまな弊害が積み重なり自分の中でも整理がつけられない。そういう子に教師がさまざまなアプローチをしても響きません。棚園先生がおっしゃっていたように、寄り添うとは相手が苦しくてどん底にいる時にかける言葉やアプローチを相手が少し前向きになって顔を上げた時に同じ言葉がけやアプローチをすること。これを聞いてなるほど!!!と感じました。

 人間はみな平等です。だから誰かを特別扱いする必要なんてありません。著書の中でも棚橋くんが『先生やクラスのみんなに優しくされればされるほど特別になってしまう。』と言っていたように学校来てる、来てないなんて関係なく1人の人間として寄り添うことが大切なのだと感じました。そして時に教師が1番の友達になること!!!下野さんが言ったこの言葉も教師を目指す身として心に留めておきたい大切なことだと感じました。新たな視点で教師のあり方を考えることができました。

 まだまだ書きたいことばかりですが、今回の交流会での私の学びはここら辺にしておきます!7期生のみんなお疲れ様でした!!!これからもみんなと学べる時間を大切に過ごしていきたいです。(7期生池戸)

【丹羽】
 待ちに待った棚園先生とのTT交流会でした。7期生のみんなで考え、創った時間、とても楽しい時間でした。このような学びの場を与えていただけること、本当に幸せです。他のゼミ生に自慢してしまいたいくらいです!!そして、棚園先生、玉置先生、7期生のゼミ生のみんなと沢山話し合うことで学びをすることができました。
 
 私は、子供たちの夢を叶えるために、子どもたちを幸せにするために先生になりたいと思っています。私と出会ったことで、その生徒にとっていい影響を与えたいという理由を持ち先生になりたいと思っていました。
 しかし、良くも悪くも教師は子どもに影響を与えてしまうものです。つまり、いいことばかりではなくマイナスにはたらいてしまうこともあるのです。"あのときのひとことが"、"あのときの行動が"もしかしたら、その子の人生を変えてしまうことがあるという怖さを感じました。教師になるということは、強い覚悟が必要だということを強く感じた一日でした。

 また、"寄り添う"について深く考えさせられた1日でした。もし自分が、苦しんでる人々に何度を救いの手を差し出してみたとき、つかんでもらえなくても、諦めずにかけ続けたいと思いました。その人がふと顔を上げた時にチャンスを逃さず、その手を掴める私でありたいです。そして、"近くにいる"、そばにいる存在でありたいと思います。先生としてではなく、人として大切にしていきたいです。

 そのなかで、自分が教師としては、"なんとかしてあげたい"という気持ちは持ち続けていきたいと思います。なかでも、その子を"トクベツ"扱いするのではなく、"フツウ"の子として扱い、平等に対応できる先生でありたいです。

 身近に、不登校だった子がいなかったため、リアルな話を聞くことができ、新しく知ることも沢山ありました。今日学んで知ることができたからこそ、新たな視点を持ち、教師としてどうあるべきかもっと考えていくことができそうです。
 まだまだ書きたいことがあるのですが、自分の中で整理し、心の中に留めておき、これからの学びに生かしていきたいと思います。(丹羽)

【今井】
 TT交流会!自信を持って言える大成功!7期生のみんなで色々な案を出し合い、協力して創り上げた会。密を避けながら、濃密な時間を過ごすことが出来ました。

 TT交流会では沢山のことを学ばせていただきました。その中から、2つ取り上げてお話したいと思います。

 まず一つ目は、子どもを認めることが大切であるということです。特別じゃなくていい、特技だってなくていい、目の前にいる子どもの今の姿を認めることが、結果的に子どもの特技を伸ばすことに繋がっていくということを学びました。

 二つ目は、続けることの大切さです。玉置先生、棚園先生のエピソードや経験を聞いて、苦しんでいる子どもが、苦しい時期から抜け出した時、近くにいること、そこで、何か提案できることで、その子の道を開いていくことができるのだということを学びました。でも、その時はいつかわかりません。これは、子どもだけに限らず、全ての人に当てはまることだと思いました。ボールが返ってこなくとも、ボールを投げ続けることが大切だということを学びました。

 以上が私の学びです。不登校を経験した棚園先生の実際の話を聞けたことは教師を目指す身として、とても価値のある経験となりました。自分とは違う視点の考えや意見を聞き、そこから自分も教師の在り方を考えていくことが出来ました。このような貴重な機会を設けていただけたこと、感謝!感謝!感謝です!

 棚園先生、玉置先生、岐阜新聞の村瀬さんありがとうございました!!(今井)

2021年5月18日仕事日記

 今朝もいくつかのメール返信から。

 10時から「授業と学び研究所」会議。あるシステム紹介をネットで受けようと指示通りしたところ、我がPCがとても重くなり、何度アクセスしようとしてもうまくいかない。断念。

 13時から再び研究所会議参加して進行。ICT支援員、ICTサポーター、恵那・飛島プロジェクト進捗状況、フォーラム2021、今年度の「教育と笑いの会」など、議題は多数。久しぶりに30分間ほどで、「話し合いをバージョンアップするための具体的手立て」についてフェローで協議。

 17時から大分市教育センターと電話でやりとり。対面講義からオンライン講義への変更相談。金沢市教育センターからも同様な依頼メールあり。

 GIGAスクール構想に関して連載中の「月刊 日本教育」の第3回原稿書き。「具現化を加速させる体験的な仕掛け」と題して執筆。遅くに送信。

 とても嬉しいコラムの連絡が届く。コラム「学校を元気にする!GIGAスクール構想とICTシステム活用術」で、拙著『学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術 〜情報機器を眠らせない全校体制の進め方〜』を紹介していただいたとのこと。大感謝。
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【お知らせ】コラム学校を元気にする!GIGAスクール構想とICTシステム活用術

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 ★ 嬉しい報告です ★

 コラム「学校を元気にする!GIGAスクール構想とICTシステム活用術」で、拙著『学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術 〜情報機器を眠らせない全校体制の進め方〜』を紹介していただきました。

 読者の皆さんに私がぜひとも伝えたいことを、このコラムではさらにわかりやすく説明していただきました。ぜひここをクリックしてご一読ください

 なお拙著『学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術 〜情報機器を眠らせない全校体制の進め方〜』は、AmazonでもEDUCOMオンラインショップでも購入していただけます。どうぞよろしくお願いします。
 

 

2021年5月17日仕事日記

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 終日、小牧市立味岡小学校で指導助言をする日。9時20分頃、学校着。校長先生と今年度の指導の重点を確認して、2限、3限で、特設授業を除いて、すべての学級の授業参観。教室移動をする際に、教務、校務へ僕の気づきを伝達。

 4限、2年生の算数授業、5限、6年生の外国語授業参観。算数授業は一の位に繰り上がりがある筆算の方法に教師がこだわり過ぎて、子どもとのズレがあったことを指摘。外国語授業は、子どもたちの発話量が十二分に確保されていて、様々な工夫とそれまでの指導の積み上げがある授業。旅行代理店(自家製の旅行プランをタブレットで提示)とお客様(紙幣をもって海外旅行を申し込む)という立場になって、やりとりする展開。思わず発話量を計算。一人1分程度のやりとり、平均5つの旅行代理店訪問、36人のこどもで計算すると、1分×36人×5=180分=3時間!なんとのべ3時間の英会話がされているわけだ。あらためてビックリ。ねらいが十分に達成できているのも頷ける。

 校長室で全体への指導助言の準備。期待することをプレゼンシートにまとめて、見せる授業動画を選び、準備完了。

 分科会のあとの全体会40分間で話す。詳しくはここで。終了後、特設授業者の二人に改めての助言。

 帰宅。大学関係者を始め、何人からたくさんのメールが届いている。緊急性があると考える内容から返信。ゼミ生ともやりとり。

 味岡小学校HPには、すでに僕の訪問記録がアップされている。その中から僕が授業アドバイスツールを使っている写真を掲載。

 岐阜新聞者の村瀬さんから「心の天気」の問い合わせがあり、5期生・6期生が作成した動画を紹介。

 研究室HP記事は5月8日開催の「第1回教師力アップセミナー」の記録を7期生・下野さん、6期生・松浦さん、中江さんが発信。これでゼミ生の学び記事は発信完了。4本のしっかりした記録に伝統を感じる。

2021年5月17日味岡小学校指導助言

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 3年目となる小牧市立味岡小学校の指導助言。今年度の第1回目。

 全体での話は、プレゼンシートを参考に。さらなるバージョンアップを提言。

 以下は仕事日記から。若干の補足あり。

 終日、小牧市立味岡小学校で指導助言をする日。9時20分頃、学校着。校長先生と今年度の指導の重点を確認して、2限、3限で、特設授業を除いて、すべての学級の授業参観。教室移動をする際に、教務、校務へ僕の気づきを伝達。

 4限、2年生の算数授業、5限、6年生の外国語授業参観。

 算数授業は一の位に繰り上がりがある筆算の方法に教師がこだわり過ぎて、子どもとのズレがあったことを示す。また本時の課題と前時の課題の関連を考えるとよいこと、子どもを褒めることを意識することを助言。

 外国語授業は、子どもたちの発話量が十二分に確保されていて、様々な工夫とそれまでの指導の積み上げがある授業。旅行代理店(自家製の旅行プランをタブレットで提示)とお客様(紙幣をもって海外旅行を申し込む)という立場になって、やりとりする展開。思わず発話量を計算。一人1分程度のやりとり、平均5つの旅行代理店訪問、36人のこどもで計算すると、1分×36人×5=180分=3時間!なんとのべ3時間の英会話がされているわけだ。あらためてビックリ。ねらいが十分に達成できているのも頷ける。

 校長室で全体への指導助言の準備。期待することをプレゼンシートにまとめて、見せる授業動画を選び、準備完了。

 分科会のあとの全体会40分間で話す。詳しくはここで。終了後、特設授業者の二人に改めての助言。

第1回教師力アップセミナーでの学び(下野、松浦、中江)

 こんにちは!6期生の中江です。5月8日に開催された第1回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回の記事では、7期生の下野、6期生の松浦、中江の3人のセミナーでの学びを載せていきます。


【7期生 下野】
 こんにちは、7期生の下野です。5月8日に、教師力アップセミナーの第1回目に参加させていただきました。コロナ禍である為、オンラインでの開催、二部構想のセミナーです。

 本セミナーにて学んだことは『子どもの力』です。

 新型コロナウイルスの蔓延により、子ども達は一斉休校が言い渡され、1人1台端末の普及が思いもよらぬスピードでぐっと進みました。

 第一部では、GIGAスクールの実践例が紹介されました。大学生の私達でも戸惑い躓き、悩んだ端末の用い方を子ども達はいとも簡単に習得していく姿が印象的です。まるで、大学生が教授にメールで課題を提出する様な感覚がもう小学生には身についてることに驚きました。

 また子ども達に端末利用を促す為には、「なぜ端末を利用してみたいのか」教師も一緒に考え、教師も一緒になって試行錯誤していくことが大切だと感じます。生活面・学習面において、端末は様々な役割を果たします。どの側面でも構わないのです。「こうしてみたい!」「ああしてみたい!」「こうやって使ってみたい!」というような、子どもの気持ちに寄り添いながら教師も一緒になって考えていくとより一層端末の用い方が深まるだろうと考えます。

 第二部では、玉置先生・水谷先生・野木森先生・大西さんの錚々たる皆様のパネルディスカッション。厳しく鋭い意見が飛び交い、ハッとさせられることばかりでした。大西さんのおっしゃられた「子どもをもっと信じましょうよ」という言葉が心に残っています。知らず知らずのうちに大人は、子どもの力を決めつけてしまいます。1年生にはこのぐらいだろう、中学生だからこれが危険そうだなとなんとなくの勘があります。しかし、その勘は当てにならないようです。「子どもにルールを作って必ずやらかす」と大西さんは加えておっしゃられました。ルールは何かを制限するものではありません。制限したって結局は、抜け道ができてきます。ルールを自分達で作り、自分達を自衛する意識が子どもに生まれる時、真の約束になることでしょう。

 子どもは、大人が思っているより強く逞しく、新しいものに貪欲に挑戦し、飲み込みが早いことをコロナ禍でうんと感じました。きっと子どもから教わることも多々あるでしょう。GIGAスクールによって、教師も子どもも新たなことに挑戦し、学び合う環境が生まれたと思います。

 私達が教師になっている頃に、このGIGAスクールはどう変化しているのか、ワクワクします!そして、子ども達に沢山教わり沢山一緒に学べるよう、今こうして最新の教育現場や教育の在り方について精一杯学んでいきたいと思います!

 教師力アップセミナーの主催者の皆様、スムーズに連絡をしてくださった6期生の先輩方、一緒に学んでくれた7期生のみんな、本日も沢山の学びをありがとうございました!(下野)


【6期生 松浦】
 こんにちは!6期生の松浦です。今回の記事では、第1回教師力アップセミナーで大切にしたいと思ったことをまとめます。

 1つ目に「まずはやってみる」ということです。第1部での既に現場でICT端末を活用されている先生方のお話から、子どもも教師も初めてのことだから、失敗を恐れずにやってみることが大切だと学びました。実際に活用されている具体例を見ると、予想以上に子どもたちが主体的に上手く活用していて、教師が「ああしようこうしよう」と決めつけるよりも、子どもたちと一緒に、とりあえずやってみよう!という姿勢が大切なのだと感じました。教師が思っているよりも、子どもたちの考えは柔軟で、様々なことをどんどん吸収していくのだと思いました。

 2つ目に「生活をよりよくするために使う」という認識です。第2部での先生方のお話から、まずはGIGAスクール構想の目的と現状について学びました。ちょうど、最近のゼミでGIGAスクール構想について学んだばかりであったので、復習とより深い理解ができました。ICT端末の活用法を吟味することは大切ですが、あくまで1つのツールであるという考えを忘れたくないなとも思いました。上手く活用することで、よりよい教育を行えるように、よりよい生活になるように、ということをきちんと覚えておきたいです。

 私は今までICT端末の利用について、少し苦手意識がありました。そのため、「なんとなく言葉は知ってるけど…」という状態だったのですが、今回のセミナーを通して、なぜ必要なのか、どのように活用するのかということが明確に理解できました。来年度から教壇に立つことを目指す立場として、これが学べたことはとても大きいと思います。今回の学びを教員採用試験でも、教師になってからも、十分に生かしていけるように頑張ります!

 玉置先生、酒井先生、関係者の皆様、本日は貴重な機会を設けてくださって、ありがとうございました。(松浦)


【6期生 中江】
 こんにちは!6期生の中江です。今回の記事では、第1回教師力アップセミナーでの学びをまとめます。

 1つ目に、まずは自分からやってみる姿勢を大切にすることを学びました。ICT端末を学習で扱っていくのは教師にとっても子どもにとっても慣れないことです。だからこそICTの端末について知ることが大事だと感じました。端末を使って学習に活用できる機能として、Google Forms Quiz、ScratchやGoogle Calendarなどいろんなものがあると分かりました。機能を知ってみると、「楽しそう!」「子どもと一緒にやってみたい!」と感じました。まずは知ることから始めてどのような活用ができるのかなど内容について工夫していくことができると思います。失敗を恐れずに「やってみよう!」というチャレンジ精神をもつことを大切にしていきたいです。

 2つ目に学んだのは、子どもの可能性を信じることです。端末を活用していく中で教師も子どもも使い方に慣れてきます。子どもの端末の扱い方の飲み込みは早く、実践例で、上級生から下級生へ端末の使い方を教える場面があったと知りました。教師が子ども一人一人に教えていくのではなくて子ども同士の繋がりで端末に向き合うことができます。子どもはひとつ覚えればそこから視野を広げて違う活用方法を見つけることができるのではないでしょうか。教師といつまでも一緒に使うのではなくて子どもに委ねてみるのも手段のひとつなのかもしれません。もちろん、その過程で子どもが躓いて「分からない」という状況に陥ることも考えられます。しかし、その時には教師、まわりの子どもも巻き込んで一緒にその問題について一度立ち止まって考えてみることも可能だと思います。

 私は「ICTよりもアナログ!」の考え方で過ごしてきたので一人一台端末の普及が怖くて不安が大きかったです。しかし、慣れないことに恐れて避けていては今よりよい学習方法に気づくことはできません。柔軟に考えて行動ができるような教師を目指したいです。

 昨年はコロナ禍で教師力アップセミナーに参加することができませんでしたが、今回第1回目の教師力アップセミナーで学ぶことができてとても嬉しく感じています。このような機会を設けてくださった皆様、ありがとうございました。(中江)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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2021年5月16日仕事日記

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 目覚めがとてもいい。というのも、ここ数日、いつも以上に充実しているからだ。届いた本に目を通して、新たな知識を得る。

 20日に訪問する名古屋市立弥富小学校での講演資料を作成して送付。昨日、相談あった「いきいき邑楽舎」で浮かんだ一つのアイデア送信。過去の「教師論」の内容をチェックして、リニューアル部分を決める。

 9時前に家を出て、なごのキャンパスに向かう。9時30分ごろ着。キャンパス内レストランで珈琲を飲んで、しばし休憩。

 10時15分から「みんなで輝く!GIGA活用楽会」開催。11時まで。会員それぞれから、現在の活用状況を聞き、教師の基本姿勢はどうあるべきかを意見交流。かなりの差があることが判明。それぞれの指導観の違いからも生じている現実。こうしたことを知ることだけでも貴重な会議。

 午後の撮影のためのリハーサル。EDUCOMスタッフによる入念な準備のもと、カメラアングル、声量などのチェック。プロの撮影隊と言っても言い過ぎではないのでは?3つのカメラを駆使。カメラ切り替えもスムーズで、収録後の映像を少し見せてもらったがとても綺麗。これならゲストの皆さんも満足していただけると思う。我が大学の教育フォーラム発信でも頼みたいほど。EDUCOMのみなさんでこれだけのことができることがわかったので、授業と学び研究所所長として夢が広がる(笑)。終了後、皆さんで静かに昼食。

 午後は、6月20日(日)本番の「EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021」での事前録画の次の3セッションの司会進行役。全セクションはこちらでご覧ください

「1人1台端末活用の入口、先生は何をどうして、どんな授業づくりができる?」「「心の天気」・「学びの天気」活用 驚き&喜びエピソード 〜エピソードの背景を明らかにする〜」「管理職必見!教師を「その気」にさせるアプローチは?」

 いずれも撮影隊の準備に十分にお応えできる良質な話し合いの記録が収録できた。打合せは、ほぼなしで進行するからこそ、飾らない言葉での生々しい実践報告が聞ける。録画映像であっても、きっと聞き手を惹き付けるに違いない。ますます6月20日が楽しみ。

 16時45分ごろ帰宅。今週金曜日の第5回教師論の説明動画を作成。今回は社会科教育の深掘り。資料や参考サイト情報も含めて、ユニバーサルパスポートで発信完了。

 研究室HP記事は第1回教師力アップセミナーでの学びを金子さん、吉久さんが発信。ドンドン吸収していってくれているようで嬉しさをここでも感じる。
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第1回 教師力アップセミナーでの学び (6期生金子 7期生吉久)

 こんにちは、玉置ゼミ6期生金子、7期生吉久です。先日行われました、教師力アップセミナーに参加させて頂きました。そこでの学びをまとめたいと思います。

【6期生 金子】
 こんにちは、6期生の金子です。私は今児童養護施設での実習真っ只中です。教員採用試験前の忙しい時期ではありますが、毎日の学びを通して、すごくいい経験ができていることを実感します。なかなか体験できない貴重な時間です。残りの期間も頑張りたいと思います。

 さて、先日教師力アップセミナーに参加しました。昨年度はコロナウイルスの影響で参加できなくてすごく残念な思いをしました。今年度は昨年度の分の学びを取り返す勢いで学びたいと思います。

 今回のテーマの根幹は「GIGAスクール構想」でした。教員採用試験の対策でゼミでも取り扱った内容で、現場の先生方が実際にどのように活用しているかを学べる貴重な会でした。

 私が特に印象に残ったのはジャムボードの活用についてです。ジャムボードとはクラウド上に記入したものが簡単に保存され、それを多数の人と共有することができます。これまでは自分のデータは自分で保存して自分でしか見えませんでしたが、その作業のすべてを簡単に全員で共有することができます。私自身、大学の活動で使用しましたが一度に仲間の意見が見えると発表の時間が省けます。学校で取り入れることにより他のことに時間が当てられ効率化を図ることができます。また、なかなか考えが浮かばない児童に関しても、他児の考えを参考に少しずつ発想することが出来るという話を伺い、なるほどと思いました。仲間の意見が見える化することで、挙手で当てられなかった子ども達の意見が埋もれる心配もないと思いました。

 先生方は何事にも教師から実践する姿勢が大切と仰っていました。私は、パソコンや情報端末を使用することがあまり得意ではありません。ですが、情報化する国際社会において、難しい、苦手だ、、、と使用を拒むようではいけないと感じました。不慣れなら不慣れなりにまずは学ぶ姿勢を持っていきたいと思います。

 今回のセミナーの開催にあたり、玉置先生、酒井先生を初めとする多くの先生方、本当にありがとうございました。次回の教師力アップセミナーへの参加も楽しみにしています。(金子)

【7期生 吉久】
 こんにちは。7期生の吉久です。教師力アップセミナーに参加させて頂きました。現場で働かれている先生方の具体的な実践例を実際にお聞きすることができ、貴重な経験になりました。ありがとうございました。今回のセミナーを通しての学びについてお話したいと思います。

 GIGAスクール構想は、一人一台の端末でクラウドをたくさん活用することで多様子ども達想像性を育み、学校生活をよりよいものとなるようにしていることを学びました。その前提として、教師が自ら「まずはじめてみる」ということが重要です。教える側の教師がクラウドの仕組みや特徴を理解していなければ、そのクラウドの良さを教わる側の子どもは理解することはできません。そのため、教師が、まず使ってみて、体験することでそのものの便利さや面白さに気づくことが大切です。また、早速授業で活用するのではなく、遊び感覚のように日常生活のことから活用し、慣れ親しむことが大切です。慣れ親しむということを目的に、休み時間に自由に遊びのツールとして使用してよいという工夫がとてもいいなと思いました。

 統計結果には衝撃を受けました。日本は、ゲームやSNSなどでの使用では世界1位であるのに対して、学習の道具としての利用ではワースト1位であった。急に多用するとなると対応できず、抵抗感も感じやすいと思います。そのため、スモールステップで少しずつ着実にクラウドを活用していくべきだと考えます。

 実践の結果から、今までの授業は、結果しか共有することができなかったことが、一人一台を導入することで、そこに至るまでの過程を共有することも可能になりました。そのような情報に限らず、活動も個別的に協働的に同時に行うことができるのでとても優れたものであるように感じました。また、教師の役割が変化していることもよくわかりました。授業から学び、子ども中心の学びになっていたので、教師が中心となって教えるのではなく、支援するようなかたちで子どもと関わっていきたいです。教師は「なぜ・何を・どのように」情報を共有するかを常に考え、何に目標があってどこまで達成すれば良いのかを子ども自身が把握できるように前もって見通しを持たせ、自分なりのやり方を見つけていけるようにします。そして、学校生活がよりよいものになるようにしていきたいです。(吉久)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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2021年5月15日仕事日記

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 本日9時30分からの「いのちの授業オンラインセミナー」での僕のミニ講演の準備ができていない。不思議なことに、寝ている最中?にアイデアが浮かんでいて、目覚めて書棚へ。「千の風になって」を作曲された新井満さんの書籍「死の授業」を迷わず手に取る。今日はこれを紹介すればよいとだれかに伝えられた感じで、朝から妙な気持ち。一生懸命やっていると、神様が応援してくれるのだ、なんていう気持ちにもなる。

 さっそくプレゼンづくり。僕が新井さんの授業をそのまま模擬授業風に紹介する展開にして、8時過ぎに完成。落ち着いて朝食。

 9時から鈴木中人さん、ゼミ生の松浦さん、中江さん、池戸さん、吉久さんと僕とで打合せ。今回のセミナーのねらい、ゼミ生が発言するときの立場などを再確認。

 9時30分からセミナー開始。34名の参加あり。鈴木中人さんの話はどちらかというと「生から死へ」、僕(新井さんの授業)は「死から生へ」で、良い提案になった。ゼミ生から鋭い質問が続き、今回も満足できる内容となった(と思う)。

 14時に恵那市明智町にできた「いきき邑楽舎」の社長さんらが自宅にお越しになる。この「いきいき邑楽舎」は、元吉田小学校校舎を障がい者福祉の事業所として立ち上げられたもの。教室の空きがあり、その活用についてアイデアがほしいと訪問いただいた。難問だが、考えてみる面白さはある。しばらく考えさせてもらいたいとご返答。

 来週の講義準備開始。まずは5回目となる「教育課程論」。昨年作成の動画を確認。このままで十分であることと判断して、昨年と発信方法を変えるための作業。

 昨日届いた問い合わせ4件に返信。関わらせていただいている某学校は、今回の緊急事態宣言で旅行行事が変更となり、別日の依頼。うまく調整できたのは奇跡的(笑)。

 ゼミ生の「学びの天気」を読む。「いのちの授業オンラインセミナー」に参加したゼミ生の記録を読み、元気が出る。「いのちの授業」づくりに真っ正面から向かっていってくれることが嬉しい。

 研究室HP記事は、今井さんの「ほんとの姿」。ゴールデンウィークの定義も言及しているので、もっと早めにアップすべきだったのに、申し訳ない。

ほんとの姿。(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。ゴールデンウィークは、なぜゴールデンウィークという名前なのでしょうか。ゴールデンタイムとも言うし、オリンピックは金メダルが1位だし、「ゴールデン」はなぜ、良いものとして認識されているのだろう?と考えながら、この記事を書いています。それでは、「みうのひとりごと。」のお時間です。
 
 コロナちゃんとお付き合いするための必須アイテム「マスク」、最近では、マスクのある生活が当たり前となりました。私もマスクは苦しくて、極力マスクはしない主義でしたが、今では毎日毎日マスク生活です。

 そんなマスク生活のあるあるがありますよね?みなさん経験したことがあると思います。ふと目の前の人がマスクを外した時、「へ〜、こういう顔の方だったのか〜」と。別に、その人の顔を意識して予想していたわけではないけれど、自分がメージしていた顔とは絶対違います。不思議ですよね。

 仮面の下は、実際に見るまでわからないということです。これは、人間関係においても言えることなのではないかと思いました。なんとなく、この人は苦手だなとか、嫌だなと思ってる人でも、実際に関わってみたら、とても尊敬できる人であったり、悪い噂を他人から聞いていた相手でも、実際に会ってみたら自分とはとても気が合ったりするということがあります。

 大学のオンライン授業の時、資料配布型の授業では、先生の顔がわからないという授業もいくつかありました。その時のイメージと対面授業が再開して実際に会った時のイメージに違いを感じました。

 コロナちゃんによって、人と人との接触が避けられている中で、人と人が会うことの意義を感じました。実際に会って関わってみないと、その人のほんとの姿を見ることはできないのです!!

 教師を目指す身としても、将来、子どものほんとの姿を見ることのできる、引き出せる教師になりたいと思います!!

 あなたのほんとの姿に出会えますように……

p.s.「ゴールデンウイーク」の由来については、様々な説がありました。放送現場では「大型連休」と呼ぶようにしているようです。この説も2つあって、その一つに、1970年代の「石油ショック」以降、「のんきに何日も休んではいられないのに、なにがゴールデンウイークだ」といった電話が放送局に何本もかかってくるなど抵抗感を示す人が目立ってきたからとNHKの質問箱の回答に書いてありました。正直「大型連休」と言われても、休みではない人のイライラは同じなのでは?と思ってしまいました。ゴールデンウィークに国民全員が仕事をお休みできる世界になるといいですね〜。今、国民全員のお仕事がお休みになったら、どうなるんだろう……(今井)

2021年5月14日仕事日記

 いつもの喫茶店経由、7時30分ごろ研究室着。6月6日開催の本学教育フォーラム関連の文書づくり。何度も確認して、関係者へ発信。

 就職課から依頼の小論文赤入れ。昨晩できなかった論文添削終了。今回は合計15本。ふ〜う。

 10時から第4回「教師論」。今日は国語教育がテーマ。動画と資料ですでに講義は終了しているので、30分間のオンライン時間で、3つの問いを出して学生とやりとり。「授業動画の感想」「読解力のない人間は、AIに仕事を奪われるという記述をどう思うか」「あなたは国語力を授業でつけてきたか、その他でつけてきたか」。それぞれに興味深い意見を発する学生に満足。

 10時40分から6期生ゼミ。過去問後、集団討論。二つの問いを出したが、両方とも「合格」と評価することができた。やはり知識がついていると、話し合いの質が違う。詳しくは名桐君の記事で。ぜひご一読を

 14時から、もう一つの「教師論」。1限と同様な展開。こちらの意見も良質。

 15時から看護学部生への「生徒指導論」。zoomでつながってみると、受講の3名は大学にいるとのこと。ならば対面で講義をしようと急遽、9号館へ。テーマは「特別活動と生徒指導」。特別活動の定義、意義を押さえて生徒指導との関連を明確にする展開。ロールプレイは、かっとなって手を出してしまい保健室に連れてこられた生徒への対応。やはり対面はいい。

 16時30分から7期生ゼミ。1年ほど前に知り合った漫画家・棚園正一さんを迎えての「T・T交流会」を7期生が工夫して開いてくれた。岐阜新聞の村瀬さんが取材。詳しくは、いずれアップするゼミ生の記録で、ぜひ!僕は企画、内容とも大満足。この写真をみてもらえればよくわかると思う。

 興奮さめやらない中で帰宅。さすがにクタクタ。しかし気分は上々。6期生ゼミも、7期生ゼミも、掛け値なしで充実していることが嬉しい。
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5月14日 6期生ゼミでの学び(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。今日は日差しが強く、早くも夏さながらの気候ですね。半袖が恋しくなるくらい暑いです。半袖を解禁する日もそう遠くはなさそうです。僕もあと2ヶ月、教採に向けて心を熱くして勉強に励みます!

 さて、本日の6期生ゼミでは集団討論を行いました。テーマは、「コロナ禍で子どもたちがストレスフルな状況において、学校はwithコロナの中何を大切にするべきか」です。様々な意見が飛び交い、以前の集団討論と比べると討論らしい討論ができていました。凄く楽しかったですし、ゼミ生の意見を聞く機会にもなったので、学びの多かった時間でした。

 コロナ禍において、学校が何を大切にしていくべきか。これは、教育に関わる人なら全員が持つべき課題だと思います。子どもたちの暮らしだけでなく、gigaスクール構想の兼ね合いもあり、学校現場も大きな転換期を迎えています。ICTの活用であったり、オンラインの授業の導入、グループ活動の是非など今までの教育にはなかった新しい教育が生まれようとしています。

 私たちは、その転換期である教育界に来年飛び込むわけです。とても他人事ではありません。私たち自身が、それぞれの考えや意見を持ち、それを共有し協議していくことはとても大切なことだと思います。単に試験で集団討論があるからという理由で、臨むべきではないと改めて実感しました。玉置ゼミの強みは、話し合いや書くことに重きを置いているところだと私は思います。いい仲間と出会えて、教育に関してハッとされるような意見が毎回のように出てきます。とても勉強になります。今日の集団討論も、そういった貴重な時間でした。

 対面でのゼミが始まり、感染対策しながらではありますが、とても充実した時間を過ごせています。現場の先生方はコロナ禍で大切にされていることは何か、とても気になる今日のゼミでした。早く情勢が良くなり、ストレスフルじゃない、開放的な暮らしが戻ってくることを切に願っています。(僕は早く旅行に行きたいんです、、、) (名桐)
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TT交流会大成功はこの写真でわかる(玉置)

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 5月14日7期生ゼミは、漫画家・棚園正一さんを招いての「T・T交流会」開催。

 T・T交流会のTは、棚園正一さんのTと玉置のT。

 棚園さんは、「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」を描かれています。

 詳細は順次記事で発信していきますが、会終了時のこの写真を見ていただければ、どれほど良いだったかは、一目瞭然。

 7期生の皆さん、良い会をありがとう。(玉置)

※ マスクなしは写真撮影時のみ

2021年5月13日仕事日記

 ネット設定で困っていたことが解決。朝から気分がいい。最近、勘が良く働く(笑)。

 大学実習の介護等体験のことで動く。こうした状況では実体験は難しいので、大学で代替と決定。いきいき介護の皆さんに動画作成の具体的依頼。

 10時から30分間ほど、第4回「教育課程論」。今回は総合的な学習の時間がテーマ。動画と資料ですでに講義は終えているので、順に指名して、自身の総合的な学習の時間を語らせ、「先生、課題を見つけるって、どうしたら見つかるのですか」と子どもに問われたらどう対応するかを質問。真の総合的な学習の時間のイメージは持ったことと思う。

 ある入金のために、まずは銀行へ。このことだけで手数料が必要となるのかと驚く。お金を整えて、指定されたように郵便局へ。送金に自分であることの証明がいるとのこと。家を出る前に免許証持参が頭をよぎったが、やはり!他人になりすまして入金する人がいるのかと思いつつ、自宅へ戻り、再度郵便局へ。無事完了。

 「恵那市サテライトキャンパスあり方検討委員会」の委員に就任。副会長を仰せつかる。

 ありがたいことに今日も依頼が2件あり。1件はなんとか引き受けられそうと思い、了解の返事。もう1件は日程的にとても難しいと判断して、申し訳ないと思いつつお断り。
 
 研究室HP記事は5月12日の6期生ゼミでの学びを池戸君が発信。いじめられているという電話が入ったときの対応は重要。そのことをしっかり記録してくれた。

 5月8日の教師力アップセミナーでの学びは、名桐君、高橋さん、岡君が発信。現状をよく理解している。

5月12日第8回 6期生ゼミでの学び(6期生 池戸)

 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!今回は5/12のゼミの記録を書いていきます!

 4/14に始まったゼミも気づけば第8回まで来ました。週2回のゼミは毎回学びが多く、やはり対面で学び合うのはいいなあと毎回実感します。

 さて、今回も集団面接対策を行いましたが、私は保護者から自分の子どもがいじめられているという電話で話された時、自分は何を保護者に話すか。という質問をされました。そこで私はいじめの事実を確認することやを解決法を話すと答えたのですが、玉置先生から「いじめという重大な問題は電話で解決できるものではない。直接会って話すべきだ」という助言をいただきました。自分には全くなかった発想で学校現場を経験しているからこそ本当にその現場を想定した答えでまた一つ視野が広くなりました。

 また、低学年児童が授業に参加しない時の対処方についても学びました。罰を与えることや説教はしないということ。静かになるまで待たないということ。それよりもその子が参加したいと思う授業を始めること。など、これもまた実践的なアドバイスをいただきました。

 玉置ゼミでの学びは教育現場に立った時にそのまま生きるものばかりです。一つでも多くの学びを吸収して成長していきたいと思います。(池戸)

※ 写真は林文通先生からいただきました(玉置)。

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第1回教師力アップセミナーでの学び(6期生名桐、7期生高橋、岡)

 こんにちは!6期生の名桐です。この記事では、先日開催された第一回教師力アップセミナーでの学びを、後輩二人のものと一緒に載せています。是非一読をよろしくお願いいたします!

 (先述する形になってしまいますが、改めてこのような機会を提供して下さった玉置先生はじめ、水谷先生、野木森先生、大西さん、中田先生、久川先生その他この会に携わって下さった皆様、本当にありがとうございました。)

〜6期生 名桐〜

 この度は、貴重な会に参加させていただき、ありがとうございました。長い間、教育に携わってこられた方々の考えや、実際に現場で働いていらっしゃる先輩方の実践例を聞くことができ、新たな教育観が芽生え、より一層教師として考えなければならないことは多いなと実感しました。

 すべてが私にとって刺激的なことで、大切だなとメモを取っていたのですが、特に印象に残った言葉は、大西さんの「子どもをもっと信じましょう」という言葉です。ICTを教育現場に導入していくにあたり、課題や問題点が浮き彫りになっています。教師がすべてをコントロールし、一人一台端末の整備をしていると、莫大な労力と時間がかかってしまいます。子どもたちのことをもっと信じ、ICT整備に協力してもらうという考え方は、現場に出ている方々や携わっている方々にしかわからない考え方であり、とても新鮮でした。「子どもをもっと信じましょう」、今回ICTがテーマとなっていましたが、他の場面でもとても大切な考え方だなと思います。

 今年、教員採用試験が終わり、教師として採用されれば、ICTに関する勉強を積極的に行っていきたいです。中田先生や久川先生のお話の中にもあったように、まずは教師がICTの使い方に慣れなければいけません。私も、ICTを使うこと自体には慣れていますが、教育に関するアプリやサービスをまだあまり知りません。時代とともに、私も少しずつ成長していくとともに、このセミナーで学んだことや吸収したことを大いに活用し、一人一台端末の時代を生きる子どもたちのサポートをしていけたらなと思います。この度は、貴重なお話を、本当にありがとうございました。(6期生 名桐)

〜7期生 高橋〜

 こんにちは。七期生の高橋奈優です。本格的にゼミが始まってから一か月がたち日々ゼミ生に刺激を受けながら自分の教育観を見直しています。

 話は変わりますが、先日教師力アップセミナーに参加しました。今回のセミナーのテーマは『GIGAスクール構想』でした。今、学校現場では子供たち一人一台端末と高速大容量の通信ネットワークを一定的に整備されています。もちろん私が児童・生徒のころ体験したことがない環境です。そのため、新しい環境を理解しておく必要があります。では、本題である私が特にセミナーを通して学んだことを述べます。

 私が今回のセミナーで特に学び大切だと思ったことは、新しいことに恐れずやってみることです。上にも述べましたが、私が児童・生徒の時は、一人一台端末というものはありませんでした。しかし、現場に出た時は、自分が子供たちの先頭に立って端末を使っていかなければならないと思っていました。けれども、現場の先生の実践例を聞き、肩の力を抜き、気軽に子供たちと一緒に「やってみる」ことが大切だと思いました。子供たちは、新しいことへの興味や柔軟性が高いので一緒に端末を使っていく中で「もっとこうすると分かりやすくなるかも」といった声を拾いながら教師と子供たちがお互い学んでいくという姿勢のほうが楽しいと思います。

 また、端末を使う理由を子供たちに伝える必要があるとも思いました。春日井市の現場の先生方は、「生活をよりよくするため」とおっしゃっていました。私もその通りだと思います。これを言葉で伝えていくと共に、学校生活の中で端末を使いながら実感していけるような活動を現場に立った時にしていきたいです。

 以上のように、子供と一緒に学び合いながらやってみようという姿勢が大切ではありますが、教師の方も知識・技術ゼロではいけないので実は、ICT関係が苦手ですが積極的に使っていくよう頑張ります。最後まで拙い文章ではありますが読んでくださりありがとうございました。(7期生 高橋)

〜7期生 岡〜

 こんちには。大学がオンラインと対面の併用で、生活リズムの乱れを感じながら、これからはこれがスタンダードになるかなって思っている岡です。

 今日は先日参加させていただいた教師力アップセミナーのことについて書かせていただきたいと思います!

 テーマは「GIGAスクール構想」についてでした。私もゼミの中でGIGAスクール構想については話を聞いていましたが、現場での現状についてはそこまで詳しくは知りませんでした。その中でセミナーの第一部では実際の現役教師の方の学校現場での取り組みについて話を聞く貴重な機会となりました。

 この話の中で私が感じたことは「まずやってみる」ということです。一人一台は先生にとって初めての出来事ではありますが、それは同時に子どもにとっても初めてのことであり、まずは一緒にやりながら試行錯誤していくことが大切と感じました。さらには子どもが使い方を吸収していったときにできることの可能性がとても広がることに心が踊りました!

 子どもたちはタブレットを使いながらこんなにも深く楽しい学びができるのだと実践例を聞いて思い、自分もICTも子どもと共に使っていける先生になりたいと深く思いました。

 第2部ではパネルディスカッションということで「GIGAスクール構想」についての様々なことについて討論しているところを見させてもらいました。

 ここでも感じたことはとりあえず、やってみる。体感してみるということです。現役の校長先生などが先生たちに問いかける時に実際に先生に使ってもらって効果を実感してもらうと話があったので、そこで改めてまずはやってみるという姿勢が大事だなと思いました。初めてのことであり、大なり小なり失敗はつきものであり、やらなければ失敗すら生まれないと1人で痛感していました。

 このセミナーを通して私はGIGAスクール構想に対してだけでなく、考えて挑戦することの大切さについて学ぶことができました。貴重な講演に参加できてとてもよかったです!(7期生 岡)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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2021年5月12日仕事日記

 7時30分頃、研究室着。いつものルーティン。指摘があった文書訂正など。

 昨日講演をした愛知地区の2校から夏季休業中の講演依頼が届く。昨日の講演を評価していただけたようで嬉しい限り。あとは日程調整がうまくいくかどうか。

 9時から小学館総合教育技術に連載中の「笑顔でつながる学校づくり」の記事化のためのインタビューをライターの林さんからzoomで受ける。今日も楽しい1時間。過去の教育実践に激しく感心していただける林さん。まさに聞き上手。

 10時40分から6期生ゼミ。過去問後の矢継ぎ早質問で、彼らの課題も見えてきて、他にも応用できるように助言。今日も質の高い学び。

 7期生今井さん来研。14日の棚園さんをゲストに迎える会のことなどを聞く。まとまりある7期生だから、話し合いや進行に大いに期待。6期生松浦さん来研。6期生と7期生との交わりがコロナ禍であるためにできていないとの話題。致し方ないが本当に残念。
 
 13時30分から枚方市教育委員会の山元先生らとzoomで「心の天気」実践の市内全体取組について、先行実践校のデータをもとに検討。手元に届いている様々な実践例をもとに、良い助言ができたと思う。

 15時10分から16時まで、クリスタルプラン委員会。フレンドシップのサークル化にむけての検討、僕は新たにインターンシップの在り方を提案。短時間だったが濃密な会議だった。今後も話し合いを続けていくしかない課題。

 教育実践観察の1回目の指定日は6月4日。この状況で、いくつかの受け入れ校側から打診あり。送り出す大学側の姿勢も問われると思い、主担当の龍崎先生と相談の上、1回目の実行は縮小延期することに決断。先生方や学生への連絡は龍崎先生に依頼。近いうちにスケジュールの練り直しをすることを決める。

 16時30分から小学校教育実習配当校別指導。僕の担当学生は7名。鵜沼第一小学校4名と川島小学校3名。書類点検をしたり、代表者を決めたり、これまでの実習生指導から押さえておきたいことを伝える。

 18時近くから、今後の介護等体験の在り方について、担当3名の方と実習課と僕とで検討。愛知県に緊急事態宣言が発令されていることも踏まえて、今年度はすべて大学で代替することを担当の先生方の意見も参考に、僕が決断。具体的な今後の動きについては3名の先生にお任せする。

 19時頃、5期生・酒井さん来研。2ヶ月間の学級づくりや子どもたちの様子や、温かい先生方に恵まれて精一杯取り組んでいる新任教師ぶりを聞き、送り出した身として一安心。

 20時30分ごろまで小論文添削(いよいよ1回に10本を超える添削が届くようになった(泣))をして大学を出る。帰宅してPCも立ち上げることもなく就寝。

 研究室HP記事は、5月8日(土)第1回教師力アップセミナーでの学びの記録。6期生池戸君、7期生田中君、久野さんの新鮮な感想。ご一読下さい。

 連載中の雑誌が2冊届く。月刊「プリンパル」2021年6月号に「連載 校長の裏ワザ第27回 コロナ禍だからこそafterコロナを考えて楽しむ」掲載。月刊「日本教育」令和3年4・5月号に「連載 GIGAスクール構想 基本の理解」掲載。大学人となって225本目の掲載!
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