2021年6月5日仕事日記

画像1
 今日の午前は3回目(最終回)のいのちの授業オンラインセミナー。今回のテーマとして、「授業づくりの実践ヒント2 生活の中の実践、死にたい」が鈴木中人さんから提示されている。

 難題。鈴木プレゼンを受けて、僕はどう提案しようか熟考。最終的には「対話こそ重要」「心の天気はSOSを発信する一つの手立て」に絞り、プレゼン作成。8時頃に完成。

 9時から鈴木さん、ゼミ生の金子さん、松浦さん、池戸さん、吉久さんと打合せ。9時30分からセミナー開始。40分間の鈴木提案。20分間の僕の提案を受けて、ゼミ生が感想を述べて、それに関連して鈴木さんが話していただくという展開。難しいテーマだったが、無事、着陸できたと判断。鈴木さんとゼミ生でとても大切なセミナーができたことが嬉しい。

 午後は、連載中の月刊プリンシパルの原稿書き。8月号は「夏季休業中の研修効果を高める手立て」と題して執筆。もう一つは、週刊「教育資料」の61回目の原稿書き。こちらは「主体的な学び」に関してのある中学校の実践録。ともに完成して、各編集部に送信。

 明日は本学教育フォーラム2021。送られてきたプレゼンを見て展開を考える。「令和の日本型学校教育」をどう料理していくか。申し込みなしでライブ中継をご覧いただけます。ぜひご視聴を。他にないシンポになる予感十分(笑)。
画像2

ゼミでの学びを振り返って(7期生池戸)

画像1
 こんにちは!7期生の池戸です。今回は6/4のゼミでの学びを振り返ります。

 今回のゼミで初めて道徳の模擬授業をさせていただきました。私が扱った題材は『みんなのニュースがかり』という小学2年生の内容です。

 これまでにゼミで見てきた7期生の模擬授業での学びや、先日の6期生の松浦さんの道徳の模擬授業でのテクニック、そして玉置先生直伝の玉置流道徳のテクニックといったこれまでに得た知識をフル活用して今回の模擬授業に臨みました。

 今回、私が大切にしたかったことはどんどん子供たちに想像させて、その中で道徳的価値に気づいてもらおうということです。今日の模擬授業で自分の口から『想像してね』という言葉が何度出たかわからないぐらいみんなには主人公の気持ちを想像してもらいました。

 しかし、その中で、自分の求めている言葉が出るか不安で、子供達の発言を最後まで聞かずして求めていたキーワードに飛びついてしまう場面がありました。時に道徳では『間』を大切にして子供たちの反応を待つことも大切だと玉置先生から教えていただきました。また主人公の感情に意識が向きすぎて、主人公の行動や子供たちの発言から出た人間の弱さとなる部分をより深められると、この題材の道徳的価値がより高まると山田先生から教えていただきました。ほんとに毎回学ぶことだらけで幸せです。
 
 そして今回初めて模擬授業をしてみて、素直に『楽しい』と感じました。また子供役をやってくれた7期生のみんなも『楽しかった!』という感想をくれました。やりがいってこういうことなのかな?とまだまだ経験不足の私がいうのは違うかもしれませんが授業作りの楽しさを実感しました。知らないうちに自分が想像以上にこのゼミでたくさんの授業技術を吸収していたことも同時に実感して、嬉しくなりました。たくさん学べるこのゼミでの学びを止めないようにこれからもたくさん学んでいきたいです。
 
 素敵な2年生になりきってたくさん想像してくれた7期生のみんなありがとう!!!(7期生池戸)

2021年6月4日仕事日記

 強雨の中、大学へ向かう。8時少し前に研究室着。

 1限。3限は「教師論」の7回目。動画は僕の数学授業。オンライン講義のテーマは、「玉置の過去の数学授業の問題点」と「どのような授業や学級を創りたいか」を考える展開。オンライン講義でも確かな手応えが確実に得られるようになってきた。

 2限は6期生ゼミ。「GIGAスクール構想」と「令和の日本型学校教育」の理解がほとんどできていないことが露呈。次週のゼミテーマとすることに決定。

 4限看護学部生の「生徒指導論」。今日は「理想の保健室を考える」をテーマに、3人で図式化。発想が固いところがあって、時々、突っ込む。一案ができたところで終了。

 5限は7期生&山田ゼミ。池戸さん、田中君が授業提案。僕が最初に提案した道徳授業に則った展開。授業ゼミを重ねてきて、展開の背景にあることがしっかり理解できてようで、子ども役の助けがあるとはいえ、二人とも上々の授業。山田先生からお褒めの言葉がもらえたのだから、二人の気分がよくわかる。

 今週も小論文15本。今日中に添削を終えようと研究室で必死。19時頃に終了。就職課ボックスに投函。

 外食をして帰宅。金曜日は濃厚な1日で、充実感と疲労感を一気に感じる日。一旦横になって、目覚めて少し仕事。

 研究室HP記事は7期生池戸さんの「No Rain,No rainbow」。志賀内泰弘さん著【はげまし、はげまされ 人生にエールを。】の感想。多くの方々に読んでいただきたいという思いが伝わる良い文章。

No Rain,No rainbow(池戸)

画像1
 こんにちは!7期生の池戸です。もうすぐ梅雨明けして暑い、暑い夏がもうそこまで来ようとしていますね。去年の夏は自粛でほとんど外に出ることがなかったので、今年の夏を無事乗り切れるか不安です(笑)

 さて今回は玉置先生から頂いた素敵な本を紹介させてください!!【はげまし、はげまされ 人生にエールを。】という志賀内泰弘さんが書かれた本です。こちらの本は新型コロナ医療従事者チャリティーブックとして発行されました。

 社会全体、いや世界中がコロナウイルスという見えない菌におびやかされ、当たり前が当たり前ではなくなって、【withコロナ】や【ソーシャルディスタンス】といった言葉が日常に溢れ、ニュースでは毎日必ず【コロナ】というワードを耳にします。そんな今のご時世、やはり気持ちが沈んでしまいますよね。私もそうです。コロナだからと、いろんなことを我慢してきました。また気持ちが沈んだことも何度もあります。

 でも、それは私だけじゃない。この本を読んでそう感じることができました。コロナ禍でも私たちが毎日を元気に過ごせているのは危険と隣り合わせで働く医療従事者の方やエンターテイメントを届けてくれる芸能人、私の周りにいる全ての人のおかげです。辛いのは一人じゃない。辛くても強く生きている人たちがいる。そんなふうに考えたら少し自分の気持ちも軽くなった気がします。

 笑顔は伝染すると聞いたことがありますが、こういう時だからこそ、笑顔や幸せを発信していくべきなんですよね!!そうしたら自分の周りの人たちにもその幸せが伝染してこんな暗い世の中でも何か小さな幸せを感じながら、決して今が無駄なわけではないとポジティブになれるかもしれません。

 この本で私の心に響いた言葉があります。

 【No Rain,No rainbow】雨が降らなければ虹はできない。当たり前のことですが、深いですよね。今のコロナという状況がきっと何年後かには、コロナのおかげでと思える時が必ずきます。そう信じて強く生きようと私は背中を押されました。だから次は私が誰かを支えたい。辛い思いをしている人の背中を押してあげたいと思うのです。みんな頑張ってる、だから皆んなで支え合ったらその苦しみも分かち合える。こういう時だからこそ、コロナだからこそこういう気持ちに気付かされたのかもしれません。

 まだまだ先が見えなくて不安な日々が続きます。それでも今できること、それが当たり前のことでもそれに意味があります。今、生きてる全ての人に伝えたい。今日も元気に生きてくれてありがとう!!そして明日も1日、元気に生きてください!!医療従事者の方々に感謝の気持ちも込めて。

 ぜひ心が落ち込みやすい今だからこそ、一度この本を手にとって自分の気持ちと向き合ってみてください。(7期生池戸)

2021年6月3日仕事日記

 9時から金沢市教育プラザの嶋田さんとzoom会議。今月8日、29日とオンライン講演となり、その詳細について打合せ。21年目、11年目の先生方へさらなるバージョンアップを期待する講演。すでに資料送付。

 10時から第7回「教育課程論」。今回から新学習指導要領編で、まずは「主体性」がテーマ。主体的な子ども像やそのような子どもを生み出すための教師の関わり方などを、多くの指名発言をもとに展開。オンライン講義充実の鍵は「発問」と確信。この思いがますます強くなってきている。

 市からワクチン予約案内届く。さっそくLINEで2回分の予約完了。

 13時から本学「教員養成カリキュラム委員会」にmeetで参加。アンケート項目選択肢、教職実践演習の展開について意見を述べる。20分間で終了。

 本年度の教員免許更新講習の計画案作成して提出。講義形態のアンケートに回答。研究費支出のための書類づくり。書籍「自律する子の育て方」で「メタ認知」を学ぶ。

 ダイソン掃除機が充電できず、その対処方法を聞くためにサービスへ電話。とても気持ちがよい対応で、保護者対応の講義をしていただきたいと思うほどの方。ということもあって最新機種を購入決定(笑)。

 17時から吹田市教育センターの速水先生とzoom会議。28日は吹田市へ出かけて講演と決定。コアスタッフ養成講座であるために、参加者とのやりとりを強く求められて、いつも以上にファイトが湧く(笑)。

 18時からこまきこども未来館へ。第1回こまきこども未来館講座運営会議に出席。ちなみに僕はこの会議の会長。とても嬉しい報告がたくさんあって、さっそく思いを記事「令和3年度第1回こまきこども未来館講座運営会議での喜び」と題して発信。

令和3年度第1回こまきこども未来館講座運営会議での喜び(玉置)

画像1
 6月3日(水)18時から、こまきこども未来館で、今年度の体験ひろば講座計画案をもとに意見交流をする会に参加しました。ちなみに私、この会議の会長を仰せつかっています。この未来館には、建設前に開催されたワークショップから関わっていることもあって、思いも一際違います。したがって、運営の実際が気になることは確かです。

 オープンから3ヶ月、しかもコロナ禍で制限がある中での様子を聞くことができました。わずか3ヶ月とはいえ、これほどの好事例が生まれるのだと感動すら覚えました。まさに看板に偽りなしで、「こどもたちが知ることの楽しさやワクワク感に出会える(未来の自分に出会う)体験型講座」が、他に類がない多様な価値観と専門性を持つ講師で運用されています。こういう講座があれば、こどもたちのワクワク感は生まれるはずです。

 現在での様子を知るにつけて、afterコロナ後のこまきこども未来館は、入場制限をしなくてはならないほどの賑わいになるだろうとも確信できました。自分が関わった施設がこのように確かな歩みを始めていることを心から嬉しく思い、会議を終えることができました。(玉置)

2021年6月2日仕事日記

 いつもの喫茶店経由、7時40分頃、研究室着。空気を入れ換えて、アロマを焚いて、珈琲をいれてゆっくり。

 明日の「教育課程論」の説明動画録画。資料を添えて、ユニバーサルパスポートで学生連絡。

 まだ手をつけてなかった小論文添削を必死。就職課へお届け。ふ〜う。

 11時から15時まで、休憩30分を挟んで、ある自治体から依頼を受けてのプロポーザル審査。提案後、毎回、質問をさせていただく。そうでもしないと、己の集中力が続かないという心配があってのこと。

 15時20分、実習体制変更連絡に際しての心配もあっての貴重な情報提供していただける方が来研。心配の状況をよく聞き、学校現場経験からの話をさせていただく。

 16時から学部長とある相談。一つの変更がこういうところにも影響してくるのだと知る。

 金曜日の「教師論」の説明動画録画。資料や動画URLを添えて、ユニバーサルパスポートで学生へ連絡。

 18時過ぎに実習課へ出向き、来週の実習委員会の内容確認と相談事に対して、今後の方向性を確認。

 19時ちょっと前に大学を出る。帰宅。夕食後、一寝入り。起きて、プロポーザル審査資料を再読して資料作成。事務局へ送信。味岡小学校教務主任へ思いを伝えるメール発信。いつの間にか、とんでもない時間!

 研究室HP記事は6月6日の教育フォーラム2021の案内。おかげさまであちこちから楽しみにしていますという声をいただいている。最新の情報「令和の日本型学校教育」を文部科学省の浅野敦行さんが語っていただき、本学教員がそれに突っ込む(笑)という、他にない企画。ぜひご視聴ください。
 

【お知らせ】6月6日開催「岐阜聖徳学園大学教育フォーラム2021」

画像1
 あらためてのお知らせです。

  2021年6月6日(日)岐阜聖徳学園大学 教育フォーラム2021「令和時代の教育をリードする」(LIVE配信)を開催します。

 小・中学校では「新学習指導要領」が全面実施となり、全国各地でGIGAスクール構想の実現をはじめ、急速な教育変革の動きが見られます。 

 今回はコラム「昭和の学校の終焉」を書かれた文部科学省・浅野課長に提言いただき、令和時代の教育について考えていきたいと思います。

【日 時】
 2021年6月6日(日)13時15分〜
 大学サテライトスタジオからYouTubeLIVE配信
 ここをクリックしていただくと、当日、申し込みなしでLive配信をご覧いただけます

【参加費】
 無料

★★★ 教育フォーラム2021プログラム ★★★
○ 学長挨拶   フォーラム開催にあたって
○ 講  演   13:40〜14:40
 令和の日本型学校教育を語る
 文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課長 浅野敦行 氏
○ シンポジウム 14:50〜15:50 
 令和時代の教育をリードするために

 シンポジスト 浅野敦行氏
        吉永和加(岐阜聖徳学園大学教授)
        篠原清昭(岐阜聖徳学園大学教授)
        芳賀高洋(岐阜聖徳学園大学教授)
   (進行) 玉置 崇(岐阜聖徳学園大学教授)

【お問い合わせ】
事務局:岐阜聖徳学園大学 教育実習課/教育実践科学研究センター

2021年6月1日仕事日記

 今日から6月。新年度が始まって2ヶ月経過。まだ2ヶ月しか経っていないかという感覚。4月からものすごい量の仕事をしてきたこともあって(汗)、半年くらい経った心境。

 今月は2回、金沢市に講演に行く予定だったが、この状況となり、2回ともオンライン講演に変更となった。そのためのプレゼン資料を作成。改めて対象となっている参加者を見ると先に送った演題はすこしズレていたと思い、プレゼンの中で対応。夜遅くには2回分のプレゼンが完成して送付。

 名古屋市教育委員会教職員課からの依頼対応。いわゆる新ネタ。依頼内容を熟読して、PR文作成発信。

 10時から15時まで、授業と学び研究所会議。今日も議題多数。しかもそれぞれの重要さは、GIGAスクール構想の進み具合を考えると、ますます高まってきている。大胆な発想の転換が必要なのかも知れない。

 会議の中で、事務局に仕事を依頼。ただでさえ忙しいメンバーに新たな仕事をお願いするのは心痛むが、将来のことを考えたら、今こそ依頼をしておいた方が会社のために良いと考えてのこと。夕方にはさっそくまとめ方の打診あり。その素早い動きが嬉しい。

 17時からある方から久しぶりに連絡があり、zoom懇談。コロナ禍となり、転職されて落ち着かれた模様。これまでのキャリアが生かせる仕事についておられ、今後もぜひつながりをという依頼。もちろん嬉しいこと。

研究室HP記事は、研究室HP記事発信で多くのファンができつつある下野さんの「偉人に學ぶ教育の在り方」。今回もぜひご一読を。

偉人に學ぶ教育の在り方(下野)

画像1
こんにちは、7期生の下野です!
私は、イネ科の花粉症持ちで、梅雨の合間に時たま晴れ渡る空でいつもくしゃみを連発している今日この頃です(笑)

そんなくしゃみばかりをして、少し気が憂う日の空きコマに図書館へと向かいました。うちの大学は、周りを見渡せば一面田んぼなのでイネ科の花粉が大量発生。図書館へと避難したと言っても過言ではありません、、。
図書館で、ガリレオ・ガリレイの伝記を手に取りました。なぜガリレオ・ガリレイだったのかと問われると特に意味はなかったのですが、なんとなく手に取りました。

さて、前置きが長くなってしまいました。
今回は、
花粉症の私が避難先である図書館でたまたま手に取ったガリレオ・ガリレイの伝記で出逢ったある言葉について綴らせていただきます。

ガリレオ・ガリレイと言えば、
「それでも地球は動いてる」の言葉で有名です。
宗教裁判にかけられても尚、地動説を唱え続けた天文学の父です。

そんなガリレオは、教育においても大切な言葉を残しています。

「人にものを教えることはできない。自ら気づく手助けができるだけだ。」

ハッとさせられました。

人にものを教えることって本当にできるのでしょうか。子ども達より人生を長く歩み、学び、教師として教壇に立つ。勿論、多くの知識を子ども達に与えなければなりません。それが学校ですから。
しかし、「人にものを教えよう」とそのことだけに重点を置いていたのなら、それは知識注入型の画一的な学びになりかねません。大切なことは、子ども達が自ら気づく手助けを学びや知識を持つ教師が行うこと。

新学習指導要領では、主体的・対話的な深い学びに重きを置かれています。これって、ガリレオの言ったことなんじゃないかな?と私はビビッと来ました。

ものすごいことです。
400年も前から、ガリレオは教育の本質を見抜いていたのかもしれません。

教育の在り方は、日々変容し
目の前の子ども達の目を見て、表情を見て
それでも難しい課題です。
私自身、未だ教育実習を控える身である3年生。
分からないこと、まだまだ学び足りないこと、もっともっと成長したいと考えに考えること。そんなことばかりです。
しかしそんな時、少し心を落ち着けて先人達の言葉に耳を傾けてみると、本質がグッと迫ってくるのだなと実感しました。

私の心の引き出しにまた一つ素敵な言葉が仲間入りです。

教師となり、悩んだのなら
ゼミやセミナー、講義での学び
こうして出逢えた言葉達に支えられて教師という職業に向き合いたいと思った日でした。

ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
またいつか心の引き出しにそっとしまっておきたい素敵な言葉と出逢えた時には、こうして記事にして出力を通して言葉を更に意味あるものにしたいと思います。これが「気づき」というものなのかもしれません。
その時は、是非またお付き合いいただければと思います。

(下野)

2021年5月31日仕事日記

 人間ドック日。受付時間30分前に小牧市民病院到着。受付番号1番。検査項目の中にある医師との面談では、「食道アカラシアはどういう病気?」と聞かれ、しばし説明。食道アカラシアについては、医者にけっこう尋ねられる病気。10万人に一人!という珍しい病気にかかったことを久しぶりに思い出す。

 検査はスムーズに進み、10時過ぎに終了。院内のレストランで朝食兼昼食。一旦自宅へ戻り、13時に検査データをもとにした医師と保健師面談。予想通りの判定をもらう。幾分数値が改善していることは認めてもらいつつ、「頑張ってください!」と励ましの言葉。ストレスをためた上での間食が体に一番悪いと知りつつ、どうしても・・・(泣)。

 15時から福井県教育総合研究所の青木先生と7月30日の研修打合せをzoomで。オンライン講演とすることを決めて、参加者をお聞きして、内容の希望をヒアリング。新作講演(笑)となるので、じっくり考えたいとお伝えして、無事打合せ終了。

 17時から毎日新聞の記者さんから電話取材。コメントを求められたが、いただいた情報が偏っているように感じて、コメントはできないとお伝え。逆にこのことを取り上げて、どうされたいのかをお聞きする。そのようになるだろうかという疑問も湧く。

 6月8日午後は、金沢市教育委員会から依頼を受けて、21年目を迎える先生方へのオンライン講演。そのプレゼン準備。

 研究室HP記事は、7期生・田中君の「コロナに負けない!!!」。僕が贈呈した志賀内泰弘さんの「人生にエールを」を読んでの熱い感想。ぜひご一読を。

 文部科学省サイトには「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議(令和2年度)(第3回) 議事要旨」がアップされる。大阪市の「心の天気」実践が会議検討材料となっていたので熟読。

 そうそう、iPhoneに「アレクサ」と言ってしまったら、Siriが「名前が違いますが、私でよければお応えします」という粋な返答。心和む。

コロナに負けない!!!(田中)

画像1
 こんにちは、7期生の田中です!最近暑い日があれば、次の日には雨で肌寒かったりと温度管理に苦労しております…。皆さんはどのように温度管理されてますか!?

 今日は、先日玉置先生から頂いた本「人生にエールを。」著・志賀内泰弘を読んだ感想を書いていきたいと思います。

 「人生にエールを。」は、新型コロナチャリティーブックとして志賀内泰弘さんが書かれた著書です。

 コロナ禍で厳しい状況の中、温かい支援の輪や、人の思いやりの温かさなどが新聞記事からの引用や、ショートエッセイ、著名人からのメッセージなどの形で綴られています。制限があって思うように生活できない、医療現場の方々は必死で働かれているなかで心温まるお話が沢山詰まっていて、私自身も温かい気持ちになれました。

 本の中で共通していたこととして、自分のことだけでなく、相手への思いやりの心が沢山溢れているなと感じました。マスクが足りない人にマスクを送る。結婚式などが中止になり、お花が売れなくて経営が厳しい花屋さんから花を購入し、周りの友人に配る。そして、その友人には、お返しはいらないので別の人にまた恩を送って下さいと呼びかける。医療従事者の方々への応援メッセージを送る。方法は様々ですが、どれも頑張っている人を応援したい、何か少しでも相手の救いになりたいという思いやりの気持ちがあるなと感じました。

 私自身、コロナで思うように大学生活が送れず、不満に思うこともあります。しかし、周りに目を向けるともっと大変な立場の方々は沢山おられます。感謝の気持ちをもって、思いやりの気持ちを持って過ごしていきたいと思いました。

 また、ショートエッセイの中で、医師の母は遺書を書いて毎日医療現場で働いているというものもありました。テレビのニュースを見ていて、医療現場の大変さはとても感じていました。しかし、このショートエッセイを読んで、自分が思っていたよりも現場は厳しいものだと思いました。いつ死ぬか分からない、そんな状況の中で医師の方々は働いておられるのだと改めて感じました。今自分ができることは、こまめに手洗いや消毒をする、不要不急の外出をしないなどして、コロナや風邪にならないこと。このように心がけて患者が増えないことが、医療現場へのせめてもの出来ることだと思いました。

 コロナ禍で、県外ナンバーの車に石を投げなれる。マスクがないことで従業員が叱責されるなど悲しいニュースも沢山あります。しかし、そんな状況下でも、この本を読んで、温かいニュースも沢山あるのだなと感じました。いつまでこの状況が続くかわかりませんが、コロナに負けないように、温かい気持ち、思いやりの気持ちをもって日々生活していけたらいいなと思います。(田中)

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30