2021年6月13日仕事日記

 本学・岐阜聖徳学園大学教育フォーラム2021の動画案内をしたら、多くの方が見ていただいたようで、再生回数が一気に上昇。ありがたいこと。私の進行にとても感動していただいた方があって、嬉しいコメントが届く。元気がさらに出る。

 日本教育新聞社から、これまでにない視点での原稿依頼あり。様々な資料で勉強して、原稿を仕上げる。送付。

 16日には豊川市青年部・女性部合同オンライン研修会でのプレゼン作成。タイトルは「GIGAスクール構想実現に向けてやってみなけりゃわからない」。最新情報を入れ込んで、とりあえず完成。

 研究室HP記事は雑誌連載原稿のことを「月刊プリンシパル」をもとに発信。

 あとはのんびりの1日。どれだけ寝ていただろう(笑)。

月刊プリンパルで「校長の裏ワザ」連載中

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 おかげさまで月に何冊かの教育誌に連載をさせていただいていますが、この「月刊プリンシパル」のその1冊です。この本は「リーダーのための学校マネジメント誌」と題していますから、毎月の特集はもちろん、連載もリーダー力を高めるためのとても参考になるヒントが満載です。

 今回の私の原稿は「校長の裏ワザ第28回 生徒を校長室に呼び込むワザ伝授」です。

20210612仕事日記

 昨日の仕事日記には次のように記録した。「知らせていただいた、ある行政会議の公開動画を見始めたら止まらず。明朝から動かなくてはならないと決断。目がすっかり冴えて、考え出したら心臓も高鳴って眠れず」。今朝から、この対応のために動く。関係の方に電話相談、情報収集。方針が決まり、一段落。ふ〜う。

 9時30分開始のオンライン啓林館「QR研究会」。そのための資料ができていないので必死に作成。提言したいことは決まっているので、それをどうプレゼンに落とし込むか。これなら伝わるだろうという段階になったのが、開始30分前。

 9時30分から12時30分までの研究会会議。ここでの審議が本格的に始まる会議への大前提となると思うと、大きな責任を感じる。多彩なメンバーで良い研究ができそうな気配。

 午後は魂が抜けた状態(笑)。やらなければいけないことは山積みだが、今日は休むことにして、横になったり、本を読んだり。

 時には、僕の「心の天気」をゼミ生に知らせてもよいだろうとslackで伝達。書いていると不思議に落ち着くことを実感。リアクションやレスもあって、ありがたいこと。

 研究室HP記事は6月11日6期生ゼミの記録を池戸君が発信。集団討議の司会役に動いた自分を振り返っている良い記事。

6月11日 6期生ゼミでの学び (池戸)

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です。今回は6月11日の6期生のゼミについての記録をしていきたいと思います!

 今回のゼミでは高校生の一人学びのデータをもとに集団討論を行いました。そこで私は初めて集団討論の司会に挑戦しましたが、中盤、静かになったところで場を動かす発問が出来ず、自分の実感としては周りに助けられて回った討論という感じでした。前回の集団討論の際、同じ名古屋市を受験する名桐くんが本当に素晴らしい進行をしただけに今回の自分の進行は悔しさの残るものになりました。ただ、今までは挑戦出来なかったことに挑戦することができたので、その一歩には満足しています。

 さて、討論の内容ですが、この討論には答えがなく、答えがないものに対して話し合い、自分なりの答えを出すことの難しさを感じました。その中で私が感じたのは自分の中の疑問を周りに投げかけてみることの大切さです。自分がわからないことは他の人も分からない、もしくはわからないと言うことに気づいていないことが多く、それを周りに投げかけることでこの討論がさらに深い学びになりました。討論の最後に討論の内容を踏まえて、「学校とは」について発表しました。同じ討論をしていたはずなのに違う方向から物事を考えていて自分の視野がとても広がりました。

 これまでもゼミの仲間と話し合うことでたくさん新たな発見をしてきました。これからもゼミの仲間、そして玉置先生の視点や考えをたくさん取り入れ自分の視野を広げていきたいと思います!(6期生 池戸)



2021年6月11日仕事日記

 名神高速集中工事での渋滞を避けるために、下道で大学へ。1時間余かかって研究室到着。いつものルーティンで心落ち着かせる。6期生ゼミでの資料印刷。

 1限、3限は「第8回教師論」。今日は理科教育がテーマ。小笠原豊先生の理科授業をもとにして、いくつかの質問を重ねて、小笠原先生の教育観をとらえさせる。1限も3限も、自身の理科授業を振り返り、提示資料により考えを深めての発言が多く、講義の手応え十分。

 2限は6期生ゼミ。過去問に取り組んだ後、コロナ禍での高校生の「一人学びデータ」をもとに論議。最後は、データをもとにした「学校とは何か」を互いに発表。

 12時15分、岐阜新聞社の村瀬さんが来ゼミ。「心の天気」活用について取材。ゼミ生一人一人が語る「心の天気」を聞きながら、アイデアを出した私の考えをよくとらえている!と、頼もしくも感じることができた30分間。

 4限は、看護学部「生徒指導論」。養護教諭の在り方が書かれた文章をもとに、実際を想像しながら言及。ロールプレイは、気持ちを言葉で表現できない子どもの保健室来室対応。

 5限、7期生ゼミ。7期生4人から甘いものの差し入れ。こうしたちょっとしたことが嬉しく癒やされる。

 丹羽さんの提案授業。これまでのゼミでの学びをしっかり取り入れ、前半は言うことなしの授業展開。後半になり、自分が描いた展開からずれてきたことから、多弁になる。山田ゼミの吉田さんも、前半は文句なしの展開。最後のところに来て、多弁に。まさに教師が多弁になってしまう典型的な事例。初めてに近い授業だから、うまくいかなくて当たり前。悔しさは忘れないと伝えたい。

 18時40分ごろに研究室に戻る。珈琲を入れて、差し入れのエクレアを食べて(笑)、エネルギー補給。20本の小論文を添削しようと机に向かったが、体が受け付けない(笑)。あきらめて大学を出る。途中で軽く食事をして帰宅。

 知らせていただいた、ある行政会議の公開動画を見始めたら止まらず。明朝から動かなくてはならないと決断。目がすっかり冴えて、考え出したら心臓も高鳴って眠れず。

 研究室HP記事は6月6日開催の本学フォーラムの動画に関してのお知らせ。1000回を超えた再生回数。記事にも書いたが、大いに評価されたフォーラム。

6月6日開催本学教育フォーラム2021大好評!

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 6月6日に開催した本学の教育フォーラムですが、その後、YouTubeでご覧いただけるようになっています。

 再生回数は1000回を超え、「文科省の接待シンポではなく実質的なシンポだった」「本音トークだった」「研究者としての社会的責任を痛感した」「現場の校長の思いを代弁してくれた」「(あのようなシンポを企画運営した)岐阜聖徳学園大はすごい」などの声をたくさんいただいています。みなさま、ありがとうございます。

 2時間余を超える動画ですが、1時間18分頃から、「とても良かった」という感想がたくさん寄せられている4人による論議を視聴していただけます。ここをクリックして、ぜひご覧ください


2021年6月10日東員町立東員第一中学校指導助言

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 13時10分ごろ、東員町立東員第一中学校着。今年度の研究概要を聞き、今日の僕の役割を確認。

 3年生国語科授業。教師の発問は短く的確。生徒の活動は十分確保されていて、発言も途絶えない。グループで話し合うべきところも適切で、だからこそ6月に入ったばかりでも、ここまでの授業ができているのだと感心。

 授業アドバイスツールで、意識して3人の話し合いを撮影。その一人が、仲間とつながるとても良い質問をしていて、授業がこのレベルに来ているので、今後はこうした生徒の育成に焦点を当ててほしいと提言することを決める。そして、授業終末に教師の発話が増えてしまったところを見せて、その背景を語ってもらうことも決める。

 1時間ほどの先生方の研究協議。これだけの時間があると、普通は協議はだれてしまうのだが、話し合いのトーンは下がらない。ワールドカフェ方式をとって、さらにその様子を見ながら、柔軟に方法を変化させていく進行役にも感心。(写真参照)

 僕の話は、冒頭で「子どもと教師の関係づくりの重要性」を伝え、要望を受けてのICT活用例紹介とGIGAが求めていること、さらにはもうすぐ導入される「スクールライフノート」の価値付け。特にICTは道具としての日常的活用が大切であると強調。教育委員会の高田指導主事の今後はこのワールドカフェは端末を使ってやるとよいという助言はナイス!

 持参した本も何冊か購入していただく。次回は僕が飛び込み授業をすることに変更。ここの生徒なら授業をしてみたいという気持ちになる(笑)。

2021年6月10日仕事日記

 今朝は、「ラクに楽しく1時間 中学数学ラクイチ授業プランのお勧め」記事作成と発信。

 10時から第8回教育課程論。今日のテーマは「対話」。学習指導要領に示された「対話的な学び」をもとに、質問を重ねて「対話」を言及。さらに書籍「ニッポンには対話はない」(平田オリザ・北川達夫著、三省堂)をもとに、意図的に「対話」を試みる取組。自分自身が「対話」を楽しむ。

 講義後、オンライン相談あり。自身の「対話」の悩み。対話をしようとしてもできない寂しさを語ってくれた。そして、どうすればよいかと。難問を考える。

 10時45分、羽島郡二町教育委員会から電話。7月7日の研修についての相談あり。

 EDUCOM事業計画中間報告会をzoomで視聴。会社を取り巻く現在の状況、今後の展開について、代表取締役CEO(最高経営責任者)柳瀬貴夫、取締役CSO(最高戦略責任者)下村 聡、取締役COO(最高執行責任者)小林泰平から語られた(らしい)。20分間ほど聞いて、家を出る。名阪を使って桑名インターへ向かう。途中、工事渋滞(泣)。

 12時30分頃、学校近くに到着。ガストで昼食。実習課から相談電話。う〜む。

 13時10分ごろ、東員町立東員第一中学校着。今年度の研究概要を聞き、今日の僕の役割を確認。

 3年生国語科授業。教師の発問は短く的確。生徒の活動は十分確保。グループで話し合うべきところも適切で、だからこそ6月に入ったばかりでも、ここまでの授業ができているのだと感心。

 1時間ほどの先生方の研究協議。これだけの時間があると、普通は協議はだれてしまうのだが、話し合いのトーンは下がらない。ワールドカフェ方式をとって、さらにその様子を見ながら、柔軟に方法を変化させていく進行役にも感心。

 僕の話は、冒頭で「子どもと教師の関係づくりの重要性」を伝え、要望を受けてのICT活用例紹介とGIGAが求めていること、さらにはもうすぐ導入される「スクールライフノート」の価値付け。

 持参した本も何冊か購入していただく。次回は僕が飛び込み授業をすることに変更。ここの生徒なら授業をしてみたいという気持ちになる(笑)。

 帰路の名阪は渋滞せず。帰宅。夕食をとって、例のごとく、いつの間にか記憶なし。目覚めて、急ぎの仕事。

 研究室HP記事は名桐君の「きょうりょく」。ひらがなであることに意味あり。興味が湧きますよね、ぜひご一読を。

「きょうりょく」 (名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。教員採用試験まで1ヶ月あまりとなりました。日々緊張感が高まり、いよいよだなと感じています。早く終わらないかなと思う反面、それが終わると卒論に追われいよいよ社会人に、、、 もうそんな歳になったんだなと複雑な感情です。

 さて、最近、私が常々思うことがあります。それは友達の大切さです。私、友達が大好きなんです。普段は冷静で落ち着いてるねとか、クールで何考えてるかたまに分かんないよと言われることが多いのですが、実は友達が居なければ生きていけないくらい、友達が大好きです。これを見てる友達のみんな、これが本心だよ!(笑)

 先述した通り、最近は教員採用試験の勉強に追われ、また社会情勢も相まって会えない友達がたくさんいます。勉強のストレスや遊べないストレスから、日常への飽きが生まれる時期です。しかし、そんな時に助けてくれる存在が、友達です。今は一緒に勉強や面接練習をすることが、友達との関わりで多いです。勉強でわからないところがあったりすると友達に教えてもらいます。また、友達と教育観を交流することで、様々な視点から物事を考えることもできます。そうやって、今は友達と「協力」して生きています。

 また、友達との間でブームになっているサウナ。勉強の疲れが、「強力」な熱波により汗をかくことで、一気に吹っ飛びます。温泉やサウナに行くと、なぜか心を開いて色々なことを語ることができます。その時間が大好きで、今は週に1回ご褒美としてサウナへ行っています。そのあとに飲むコーヒー牛乳も、ものすごくおいしいです。友達と過ごす時間が、何よりも心の支えとなっています。

 なぜこのような記事を書いたのか。なぜ友達が大好きなことをこの記事で発したのか。それは、社会に出ることに対する不安があるからです。その気持ちが、より友達の大切さに気付かせてくれたのです。社会人になると、今よりも更に時間がなくなり、都合も合わせ辛く会いたい友達にも会えない日々が続くと思います。それは社会人として当たり前な事ですが、今までと全く違う世界に飛び込むことに、私はまだ不安があります。勉強していて、常々思います。このまま先生になって大丈夫なのかと。

 しかし、私は人と関わることが好きです。ですから、今の教育現場でも求められている、先生同士の繋がり、チーム学校としての活動に対しては少しワクワクする部分があります。1年目は、心身ともにボロボロになるくらい大変でしょう。しかし、そういった時に先輩方や同僚の先生方、そして友達が私の支えになってくれると思います。友達もまた、慣れない大変な現場で働き活躍していくのです。お互いに支え合い、共に力を合わせて目の前の壁を超えていく、すなわち「共力」することで、今後も関わっていけたらなと思います。(まずは教員採用試験に受からないと、、、(笑))

 今回は、あまり教育観を伝えるような記事ではありませんでしたが、自分の想いを文章にすることで楽になったり自分の気持ちを知ってもらえるいい機会になります。今後も友達を大切に、そして友達として大切にされるように、毎日を過ごしていきたいです。(名桐)
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「ラクに楽しく1時間 中学数学ラクイチ授業プラン」のお勧め

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 「ラクに楽しく1時間 中学数学ラクイチ授業プラン」(ラクイチ授業研究会編、写真)のお知らせとお勧めです。

 「ラクイチ」とは「誰でもラクに楽しく1(イチ)時間完結の授業ができる」という画期的な授業プランシリーズです。その中の1冊として「ラクに楽しく1時間 中学数学ラクイチ授業プラン」を仲間と発刊しました。

 「もっと生徒に数学の楽しさや奥深さを感じ取ってほしい」「ドリルのように問題演習を繰り返すだけにはしたくない」などの数学教師の思いがいっぱい詰まった「数学を楽しむ」ことに重点を置いた本です。B5判、152ページ。定価2530円。

 本書には、準備しなくてもすぐに授業ができる「教師用手引き(解説)」と「ワークシート」、ワークシート解答例が収録されています。
教師の主たる仕事はワークシートを印刷して配付することです。教室では、ワークシートの課題がきっかけになって、(生徒が意識することなく自然に発する)数学的な見方や考え方を交流しあう様子を見ていただけると思います。ぜひその様子をにこにこ微笑みながら眺めてください。

 データをサイトからダウンロードできるため、必要に応じて加工・アレンジすることもできます。夏休み中の課題の一部として、生徒に提示してもらうのもグッドアイデアです。

 ここをクリックすると、書籍注文ができます。どうぞ。

2021年6月9日仕事日記

 名神高速集中工事期間に入り、1時間以上かかって大学に到着(泣)。

 9時から1時間余、zoomで取材を受ける。ユニヴプレス別冊「先生になろう」で僕を取り上げていただけるとのこと。我ながら熱い語りをする(笑)。

 今日もとても光栄な役割の依頼をいただくが、スケジュールが合わずお断り。声をかけてもらえただけでも嬉しい出来事。 

 13時30分から実習委員会。今日もコロナ禍で変更があった点を中心に委員の皆さんに理解を得るための説明と審議。

 研究室で、小学校教育実習事前事後指導の5回目となる動画をアップ。関係者に見てもらい、了解を得てアップ予定。まずはこの段階まで来たのでほっとする。

 16時30分より、「学校ふれあい体験」配当校別指導。22日の訪問時の詳細を伝達。学校訪問時での観察力を高めるためのワークショップ。小学校的手法のいくつかの伝授。学校現場経験をフルに生かす。
 
 明日の「教育課程論」の動画と資料アップ。明日は「新学習指導要領」から「対話」をテーマとして講義。

 18時から吉永先生、藤田先生とあることの今後の相談。複雑に絡んだ話があって、いつのまにか時間が過ぎて、気づいたら20時過ぎ。途中で、金子さん、松浦さんが研究室の電気がついていたことで、差し入れあり。感謝感激。お二人の先生に羨ましがられる。ああ、嬉しい。

 すぐにメール返信をすべきところへ送って、片付け物をして大学を出る。久しぶりの21時近く。庶務課にはまだ電気がついている。遅いのは僕だけではない。

 帰宅。遅い夕食。途中で外食をとろうと思ったが、この時間帯ではもう無理。コロナ禍をこうしたことからも感じる。

 研究室HP記事は金子さんの「命の授業で学んだこと」。セミナーでの登壇者として、真摯に向かってくれたからこそ、こうした記事になるという好例。ぜひご一読を。

「命の授業」で学んだこと(金子)

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 こんにちは、6期生の金子です。4月から3回にわたり行われました、「命の授業」を終え、大きな学びを得ましたので記事をまとめます。

 私は、実習の関係で第1回と第3回に教師を目指す学生メンバーとしてお話に参加させて頂きました。

 始めに、第1回を通して命がなければ何も始まらないということを考えました。楽しいこともあれば、時には悩むことや落ち込むこともあります。これまでその経験全てが私を成長させてきましたし、これからもいいことも悪いこともいつかは自分の生きる力になると考えています。ですが、命がなければ始まりません。第1回を通して自分なりに改めて命について考え、その大切さを見出しました。

 そして第3回では、日常生活で生きることの大切さをどのように伝えていくか考えました。鈴木さんは普通の生活の大切さをお話されました。そのお話を聞いて、「難しいことだ!けどそれは学校が働きかけるべきだ」と考えました。

 学校には多くの子どもと大人がいます。人それぞれ普通の価値やベクトルは違います。それを共に生きる中で共有することはズレが生じ難しいことだと考えます。ですが、ズレが生じるからこそ人間の普通の生活について自分なりに理解していくと思います。例えば、虐待を受けている子どもは周りの家庭を知らないからこそ、異常に気づきません。学校で、挨拶をし、給食を食べ、遊んで勉強して、信頼関係が生まれて、、、学校がそういった普通に気づくことの出来る場所になるべきだ思いました。

 私は、日常で、命ってなんだろうと問いかけ、命の大切さに気づける環境を作りながら、子どもたちが活き活きとしている学級・学校づくりをしたいです。その他にも書ききれないくらい多くの学びを得ました。普段行っている心の天気が命の大切さを理解出来るツールになることも新たな発見でした。

 教師として視点でこのような会に携われたことが本当に勉強になりました。主体となってセミナーに関わることは初めてだったため緊張しましたが、今でもずっと余韻があるくらいいい学びが出来ました。このような機会を与えてくださった鈴木中人さん、声をかけてくださった玉置先生に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。一緒に考えたゼミ生3人もたくさんの刺激を受けました。(ありがとう!落ち着いたらおつかれご飯いこうね!(笑)。最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。(金子)

2021年6月8日仕事日記

 鈴木中人さんから先日開催の「いのちの授業オンラインセミナー第3回」の動画が届く。代わりに第1回の動画を送付する作業。散歩を兼ねてポストまで徒歩で行き投函完了。

 10時から1時間ほど、NHK岐阜放送局の岡本さんから電話取材。先日、棚園正一さんをゼミに招いての会が岐阜新聞に掲載されたことが縁となっての取材。「不登校対策」をテーマに、様々な視点からの質問を受ける。

 14時30分からオンライン講演。参加者は金沢市の教員21年目を迎えた25名の皆さん。演題は「若手教員から頼られるミドルリーダー力をつける」。2時間講演で、ブレイクアウトルームでの話し合いを3回取り入れての展開。全員に発言していただくこともできた。16時30分に終了。

 恵那市教育委員会と電話打合せ。依頼を受けていただけるとのことで嬉しい報告あり。さっそく関係者に連絡。

 17時から新刊本の相談。立川談慶師匠との2冊目の共著発刊が決定。その内容の詳細を決めるために師匠、山本さん、畠山さんと僕の4人で90分間ほどmeetで打合せ。その中で、調査と項目出しをすることをお約束。

 今日もたくさんのメール連絡あり。本学フォーラムの新たな感想も届き、元気が出る。北名古屋市教育委員会、啓林館、小牧市民文化財団からの依頼もあって、添付資料印刷作業。

 研究室HP記事は6月4日7期生ゼミでの学びを丹羽さんが発信。二人の授業から学んだことが丁寧に記録されている。こうした記録はゼミの財産。

金沢市教育委員会主催学校組織マネジメント研修オンライン講演

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 本日(6月8日)は、金沢市教育委員会主催学校組織マネジメント研修でオンライン講演。21年目を迎えた25名の先生方がzoomで参加。

 演題は「若手教員から頼られるミドルリーダー力をつける」。以下の展開。
 1 コロナ禍で学校の役割として明らかになったこと
 2 若手教員ならどのような教師に頼りたいか(ブレイクアウトルーム)
 3 研究発表会の大胆変革を通して求めたこと
   (学校の活性化、学校づくりを楽しむこと)
 4 あなたの学校の課題と解決案(ブレイクアウトルーム)
 5 私が出会った優れたミドルリーダー
 6 まとめ
 
 25名全員に一度は発言していただくこともできたこと、たくさんの具体例をもとにミドルリーダー力を伝えることができたこと(あくまで自己評価)で満足。参加者の感想を楽しみに待つことにする。

6月4日ゼミでの学び(7期生丹羽)

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 こんにちは!!7期生の丹羽です!もう6月なんてとっても早く感じます。今は紫陽花がとっても綺麗な時期ですよね。最近綺麗だなって思ってとった一枚を載せさせていただきました!!

 本日は、6/4に行ったゼミでの学びの振り返りをしたいと思います。

 私たちは、現在、一回のゼミに2人ずつ、道徳の模擬授業を行っています。
この日の先生役は池戸さん、田中くんでした。2人ともお疲れ様でした*

 池戸さんは、堂々と立っていて明るい先生で、授業のテンポ感がとっても良かったのが印象的です。また、1人ひとりの発言する回数が多く、みんなの活躍の場が創られていてとってもいいなと感じました。低学年がわかりやすい、はっきりとした発問で、考えやすかったです。

 田中くんは、とっても緊張していましたが、面白くて男らしい先生でした。なかなか子供から引き出し意見が出ず、苦戦している様子もありましたが、動いてる時間の中でもどうしていったらいいのか考えていた中で、自分の生活と結びつけていた点が、子供たちにとっても考えやすくてとってもいいなと思いました。

 2人の授業をみて、とっても学びになりました。私も次が授業の担当なので頑張っていきたいと思います。そんな中でも今回の授業を通して、大切にしていきたいと思ったことが4つあります。

 1つ目は、間をとることです。一方的に話すのではなく、間を取り、子供たちが受け入れる時間や反応を見る時間を大切にしていきたいと思います。

 2つ目は、気持ちばかりではなく、なぜ?って聞いていくことです。そうやって聞いていくことで、子供たちに感じてもらいたい高い価値に出逢わせることができるからです。

 3つ目は、価値がある意見が出たとき、どんどんほかのこに向けて「これどう思う?」って重ねていくことで深めていきたいです。

 4つ目は、大事な時は止まって、みんなをながめること、大事なことは静止していうことです。緊張していると、落ち着きがなくなってしまうかもしれませんが、届けたいものを届けるための時間、大切にしていきたいと思います。

 今回で、6人の生徒の模擬授業が終わりましたが、初期の頃の授業からどんどん積み重なっていっており、みんなが授業の中で使えるように技も増えていったように感じます。みんなでやった学びの大切さ、積み重ねていく大切さを感じます。そしてそれが形になって見えること、本当に素敵ですよね。

 残りのみんなの授業もとっても楽しみです!*ゼミ生のみんなと玉置先生と沢山学び続けていきたいと思います◎ (7期生丹羽)

2021年6月7日仕事日記

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 昨日、本学フォーラムが無事終わったことで、軽い気分の朝。YouTubeの再生回数はグングン伸びていて、びっくり。たくさんの方に見ていただいているようだ。
 
 今日はEDUCOM愛知本社で、小牧市などでICTサポーターとして活躍される皆さんへの研修講師。自宅でその準備。

 9時30分ごろ本社着。午前中は和田フェローによる研修。「学校あるある」と題した学校に関わる以上に、知っておくと良い事柄を学ぶ2時間。参加者から出てくる言葉を聞いていると、なるほど!こうしたこともご存じないのだ、と痛感。

 午後の2時間は僕が担当。「GIGAスクール構想を理解する」と題して、映像を見てもらい、そこから感じる学校や教師、子どもの変化を読み取り、話し合う展開。我ながらこの方法はよいと実感。今後、いろいろな研修会で活用できる手法が一つ見つかった。

 午後最後の1時間は、和田フェローと二人で、それぞれから学校に関わることで不安に思ったり、疑問に思ったりしていることを出してもらい、それに答えていくセッション。これも大成功。皆さんに乗せられてかなりきわどいことも話す(笑)。

 16時少し前に本社を出て、自宅へ戻る。17時から吹田市教育センターの福井さんと7月5日の校長会研修会について電話で内容確認。このコロナ禍で疲れ気味な校長先生方に元気を出してもらうことが使命ととり、楽しく役立つ話をすることをお約束。

 NHK岐阜放送局の岡本さんから取材依頼。岐阜新聞の村瀬さんからも取材依頼。不登校対策や心の天気のことを聞きたいとのこと。いずれも調整。

 教育実習課とメールと電話で、今後の調整。動き続けなければいけない実習業務。年間3000人近く実習に出す本学だからこそ、日々、大変な業務を抱えている本学。実習課の皆さんには感謝するばかり。

 研究室HP記事は、6月4日6期生・田中君が自身の模擬授業を振り返っての記事。彼には次のコメントを送る。「授業振り返り記事を読みました。プロ教師になって、自分にマンネリを感じ始めた時に、読み返すときっと新たな気持ちになると思いますよ。とても良い貴重な記事です!」

 プロフィール更新。週刊「教育資料」の執筆更新。大学人になって230本目の原稿執筆!

 研究室HPトップ写真を入れ替え。5月28日6・7期生ゼミ&山田ゼミ合同で行った授業アドバイスツール活用撮影後の記念写真。授業をした松浦さんの笑顔を光る!

6月4日模擬授業で学んだこと(田中)

 こんにちは。7期生の田中です。昨日のゼミで授業者として道徳の模擬授業を行いました。大学に入学してから初の模擬授業だったのでとても緊張しました。緊張度で言うと、引退がかかった高校の部活の大会の試合前くらいでした笑皆さんは緊張をしたときにどのように対処されていますか?

 道徳の模擬授業では、「しろくまの クウ」という読み物資料を題材として行いました。玉置先生がされていた実践例に従って授業準備や、授業構成を考えました。音読の仕方、発問、児童役からの意見の引き出し方、揺さぶりなど自分なりにしっかりと準備をして臨んだつもりでした。

 しかし、いざ、授業になってみると、揺さぶりをする場面で児童役の子から自分が引き出そうとした意見を引き出せず揺さぶりができない。児童役の子の発言を重視する予定が、自分が余計なことを話すぎてしまうなど失敗の連続でした。そんな時でも、児童役の学生が色々な発言をしてくれて、教師役の僕を助けてくれました。玉置先生がよく、「授業が下手な先生でも、一生懸命頑張っていて、子どもとの関係もうまくいっていれば、必ず子どもが助けたいと思って発言してくれる、助けてくれる」と仰っています。昨日の模擬授業では正にそれを体感した模擬授業でした。7期生の皆ありがとう。同時に、将来、このように温かい雰囲気の学級づくりや、子どもとの関係を築いていけるように頑張りたいと思いました。

 玉置先生、山田先生から多くのアドバイスを頂きました。授業者の僕は落ち着きがなく、常に動いている状態でした。大切なことは前で止まって、全員の注目を集めてから問う。この授業技術をアドバイスして頂きました。これは、授業に限らず、朝の会で叱る、褒める時などにも活用できるので、これから実践していきたいです。

 加えて、子どもから引き出した発言を変にまとめようとするのではなく、子どもの言葉で完結させることの大切さも学びました。授業準備の段階では、そのように計画していたのですが、いざ本番となるとなかなか上手くいきませんでした。これから修行して行きたいです。また、「しろくまの クウ」は低学年の教材なのですが、発問が長く、様々な内容が入っているため低学年には難しいというご指摘も頂きました。低学年の場合、今回まとめて出してしまった発問を1つずつ区切って考えていくことで、児童にも分かりやすく考えていけると学んだので、今後発問を考える際にいかしていきたいです。

 一方で、生活に繋げて考えるということはとても良いことだと褒めて頂けました。生活に繋げることで、自分に置き換えたり、普段の生活の中での行動に繋がっていく、考えやすいためこのような発問は有効なようです。道徳だけでなく、今後もこのような生活に繋がる、置き換えた発問を出来る様に取り組んでいきたいです。

 今回の模擬授業で沢山失敗しました。悔しい気持ちでいっぱいです。しかし、失敗したからこそ沢山のことを学ぶことができました。学んだことをいかして、これからに繋げ、教育実習でリベンジしたいです。

 ある友人に、「皆の前に立って授業するなんて凄いね、小学校の時の先生を思い出すと自分には無理だわ」と言われたことがあります。自分では先生になるつもりなので、何を当たり前のことを言っているんだとその時は思いましたが、いざ教壇に立ってみると先生って凄いなと感じました笑自分の未熟さを改めて感じた模擬授業でした。これからも学び続けて頑張っていきたいです。(田中)
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2021年6月6日仕事日記

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 日曜日。8時頃に家を出る。今日は今年度の本学教育フォーラム2021。フォーラム実行委員長として、なんとなく気忙しい。8時45分頃、研究室着。

 研究室では例によって、空気の入れ替えて珈琲を入れて、ゆったり。今日のパネルディスカッション進行の展開を考えるが、まとまらず。

 10時から9号館9512研修室でリハーサル。プロに配信をお願いできたため、写真のように配信聞きが数々持ち込まれていて、見るだけでも気持ちが高ぶる。

 YouTube配信時に挿入するテロップやマイク音量などもすべて確認できたのが12時前。3人のパネリストから届いた資料を見ながら、一応の展開を決めて、パネルディスカッション用のシート完成。

 12時30分からパネルディスカッションリハーサル。まずはプロによる音声、映像チェック。僕から簡単な進行案を伝えて、あとは臨機応変にと依頼。

 13時頃、到着いただいた文部科学省初等中等教育局初等中等教育企画課長の浅野さんにご挨拶。パネルの簡単な進行案を示して、細かなやりとりをたくさんしたいと依頼。了解が得られたので、最終進行案を心の中で決める(笑)。

 13時30分配信開始。学部長挨拶、講師紹介、浅野さん講演1時間、パネルディスカッション1時間という予定通りの展開。15時50分に終了。この模様は、ここをクリックしていただくとYouTubeでご覧いただける。ちなみに、21時近くの再生回数は600を超えていて一安心。

 片付けは教育実習課、情報課、配信業者に甘えて、大学を出る。高速SAでスタバに寄り、ゼミ生お勧めのフラペチーノ注文。なるほど!これは美味しい。

 帰宅。本日、お世話になった皆さんへお礼のメール発信。ある方からの返信で「玉置先生は優れた猛獣使いだ」とコメントをいただき、僕にとっては嬉しい評価で、疲れが吹っ飛ぶ(笑)。

 研究室HP記事は6月4日の6期生ゼミ記録。中江さんが発信してくれた。6期生ゼミも順調。かなり力をつけてきている。

6月4日6期生ゼミでの学び(中江)

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 こんにちは!6期生の中江です!今回は、6月4日(金)の6期生ゼミでの学びを報告させていただきます。

 今回のゼミでは、集団面接形式で面接練習をしました。3人のゼミ生対面接官の玉置先生で、ひとつの質問を3人が答える形でした。

 この面接練習で私が最も感じたことは、6期生それぞれの色が出ているということです。同じ質問なのにそれぞれの反応は異なっていました。もちろん3人いれば全く同じになることはありませんが、特にその人の個性があるなあと感じました。また、話し方はその人をよく表すということも改めて感じました。

 面接の中で「私は明るい人間です。」と言ったときにその人の表情や雰囲気から伝わることが真実だと思います。明るい人間と言っているのに暗い表情であったりどこかやる気がなさそうに見えると面接官は明るいという印象は受けないでしょう。このように自分らしさを面接の中でも大切にしていくことが自分のよさをPRするポイントになるのだと思いました。

 また、話し方の工夫をより意識をしていきたいと感じました。内容の中に自分の思いやこだわりがあると思います。それをいかに面接官に伝えるかは話し方が鍵になります。ゆっくりめに話すのか早口で話すのかでは伝わり方が全然違います。落ち着きのある早さで話す方がより伝わりやすく、早いと聞き取ること自体が困難になることがあります。面接官への配慮は自分以外の相手のことを思いやることになります。このような態度もきっと大切だと思います。話し方の工夫として表情も大事な点だと思いました。面接官の前だとやはり緊張はしてしまいます。緊張すると顔が強ばりがちです。しかしそれだと話の内容はやはり伝わりにくいように感じます。緊張感をもちつつ教師として子どもの前に立ったときの自分の姿を想像してにこやかでいることをこれからもっと意識していきたいです。

 さて、6月に入り、教採まで約1ヶ月となりました。もう1ヶ月なの!?と信じられないばかりですが、この1ヶ月を大事に大事にゼミのみんなと頑張っていけたらなあと思っています。(中江)

2021年6月5日仕事日記

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 今日の午前は3回目(最終回)のいのちの授業オンラインセミナー。今回のテーマとして、「授業づくりの実践ヒント2 生活の中の実践、死にたい」が鈴木中人さんから提示されている。

 難題。鈴木プレゼンを受けて、僕はどう提案しようか熟考。最終的には「対話こそ重要」「心の天気はSOSを発信する一つの手立て」に絞り、プレゼン作成。8時頃に完成。

 9時から鈴木さん、ゼミ生の金子さん、松浦さん、池戸さん、吉久さんと打合せ。9時30分からセミナー開始。40分間の鈴木提案。20分間の僕の提案を受けて、ゼミ生が感想を述べて、それに関連して鈴木さんが話していただくという展開。難しいテーマだったが、無事、着陸できたと判断。鈴木さんとゼミ生でとても大切なセミナーができたことが嬉しい。

 午後は、連載中の月刊プリンシパルの原稿書き。8月号は「夏季休業中の研修効果を高める手立て」と題して執筆。もう一つは、週刊「教育資料」の61回目の原稿書き。こちらは「主体的な学び」に関してのある中学校の実践録。ともに完成して、各編集部に送信。

 明日は本学教育フォーラム2021。送られてきたプレゼンを見て展開を考える。「令和の日本型学校教育」をどう料理していくか。申し込みなしでライブ中継をご覧いただけます。ぜひご視聴を。他にないシンポになる予感十分(笑)。
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