「先生のための『話し方』の技術」を読んで (矢崎)

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 こんにちは。5期生の矢崎です。

 今回は、玉置先生から卒業のお祝いとしていただきました、「先生のための『話し方』の技術」から学んだことを書かせていただきます。

 私が今回学んだことは、「話すこと、聞くことは相手を『想いやる』こと」だということです。と言うのも、この本の題名に「話し方の技術」とありますが、私は、読んでいくうちに「想いやる技術」が書いてある本だと感じたからです。

 「話し方の技術」と題名に書いてあるし、スピーチコンサルタントの方との本だし、スピーチの見本原稿などが載っているんだろうと思う方もいらっしゃるかと思います。私も読むまではそうかなと思っていました。

 この本には、そのような見本原稿は一切載っていません。なぜなら、玉置先生と菱田さんのお二人は共通して、「話すことは思いを伝えること」とおっしゃっています。話す言葉に「思い」がなければ、「話す」とはいわないということです。ということは、見本原稿などをそのまま真似して話しても、その原稿にはその人の「思い」がないので、「話す」ことにはならず、聞く人には伝わらないのです。だから、この本には見本原稿などは一切載っていません。

 そして、話す言葉に「思い」があるということは、その話を聞いてほしい相手を「想っている」ということです。だから、その「思い」を伝えるためには「想いやり」の技術が必要になります。その「想いやる技術」がこの本にはたくさん書かれています。

 この「想いやる技術」は教員だけに関わることではありません。人として、とても大切な技術です。だから、この本から学んだ「想いやる技術」を基に、教員という立場の前に、人として今目の前にいる人を大切にできる話し方をしていきたいと思います。

 玉置先生、素敵な本をプレゼントいただき、ありがとうございました。(矢崎)

2021年4月8日仕事日記

 6時30分頃に家を出て、春日井如意申のコメダへ。そこでモーニング。仕事日記書き。

 8時、EDUCOM愛知本社へ。9時からのオンライン新卒研修のための準備。

 9時15分から10時30分まで、「ICT活用のこれまでとこれから」と題して講義。プレゼンに示していない今だから言えること満載の講義(笑)。chatを活用しながらやりとり。

 10時45分から12時まで、神戸フェローによる「養護教諭と教務主任」を理解するための講義。

 ひさしぶりに皆さんで外食。13時から、新卒研修後に始まるICT支援員研修の内容について打合せ。

 14時30分から「EDUCOM製品の背景を知る」と題して、各フェローが製品開発の根底にあることをプレゼン。僕はスクールライフノートを説明。

 明日の新卒研修グループ分けについて協議して、本日の私たちの担当は終了。16時に本社を出る。

 帰宅してメール処理後、プリンタ故障でエディオンへプリンタ持ち込み。

 デジタル化をしようと貯めていた文書をScanSnapで電子化。これがけっこう時間がかかる。雑誌から抜き出す作業。ようやくこうした作業ができるようになったのは、ちょっぴり余裕が出てきたから。もっとも抱えている原稿書きはあるけれど(泣)。

 オンライン講演をさせていただいた朝霞市立朝霞第二中学校から研究報告書が届く(写真)。僕の講演録が1ページで掲載。感謝。

 研究室HP記事は「私のコロナ禍の1年」シリーズで久野さんが発信。ゆとりができたというプラス思考の1年。
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私のコロナ禍の一年(7期生 久野)

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 こんにちは。7期生の久野です。初回の自己紹介以来の投稿でドキドキしております。今回の投稿を機に毎月投稿を心掛けたいと思います。

 今回は、“私のコロナ禍の1年”についてお話します。

 学校や仕事の突然の長期休暇という異例な事態、マスク生活、飲食店や娯楽店の営業自粛、、今まででは考えられないような驚くべき事態に誰もが翻弄されました。しかし、私は正直、「この1年、まぁなんだかんだ悪くなかったかもなぁ〜〜」と思っています。

 この1年、わたしには心のゆとりができ、趣味が広がりました。授業がオンラインになり、通学時間が減ったことで自由に使える時間が増えました。ゆとりができたことで、それを自分がやりたいことに費やせるようになりました。お菓子作りを極めたり、映画鑑賞に耽ったり、昔から念願だった習い事を始めてみたり。豊かで楽しみの多い人生になったと思います。

 コロナ禍前は、朝早起きして学校へ行き、帰ったら家のことを大急ぎで片付け、ダッシュでバイトに行き、、という目まぐるしい日々を送っていました。忙しい日々も悪くはないけれど、満員電車で揉みくちゃにされながら死んだ目でやり過ごしていたあの日々は、豊かで人間らしい生活とは言えないなあ、、、と今では思います。正直、完全に元通りの生活には戻りたくないです笑 

 ただ、友達と会えないのはとてもとてもとっても辛かったです。ズーム飲み会なんてのが流行りましたが、遠隔で顔を見ても、結局、「はやく会いたいね、、、。」「もっと会いたくなっちゃった、、、。」という会話に落ち着きます。生身の人間とふれあうことの大切さ、その時間がいかに愛おしいものなのか身に染みてわかりました。コロナ禍を味わったコロナ世代の私たちは、きっと、人とのふれあいを大切にすることができる人たちだと思います。

 これから、徐々に普通の生活へと戻っていくことかと思います。コロナ禍で見つけた趣味を捨てずに人生をより豊かにしていくとともに、忙しくなる生活に負けずに頑張っていきたいと思います。(久野)

※写真は林文通先生から提供していただきました(玉置)。

2021年4月7日仕事日記

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 いつもの喫茶店経由、研究室8時頃着で1日の始まり。2通の手紙が届いていて、葉書で返信。嬉しいご縁。

 4月本学就任の山田貞二先生にいくつかの情報提供。まさに恩送り。自分も赴任したときにいただいた様々な情報に改めて感謝。

 9時30分、中江さん来研。松本先生も同席していただき、大切な話し合い。

 11時、急遽7期生に呼びかけた相談。5名(池戸、今井、下野、久野、高橋)が集まってくれた。漫画家・棚園正一さんからゼミ生と懇談したいとの依頼を受けて、そのプロジェクト案づくりを指示。1時間30分ほどで、予想を超えた面白い企画を作ってくれた。意義ある会になるに違いない。僕はさっそく棚園さんに日程調整の依頼。

 月刊プリンシパル連載中の「校長の裏ワザ」原稿書き。今日のネタも僕らしいネタ!

 本年度第1回目の実習委員会。提案資料の厚みは半端ない。進行役を仰せつかっているので、なんとか2時間で納めようと必死。長年、実習委員になっていただいている方ばかりなので、説明をかなり割愛しての協議。それでもたっぷり2時間。

 研究室に急ぐ。教採指導依頼を受けて約束した学生に30分間ほどレクチャー。ほっとしていると、もう一人、学生来研。僕が研究室にいることを知って、急いで来たという。やはり教採相談。

 実習委員会で提案があった「学校ふれあい体験」「教育実践観察」「小学校教育実習」の担当について、教職専修の先生方にメールと研究室訪問で報告。

再び実習課へ出向き、教授会提出資料についての訂正などを確認。すでに提案で修正すべきことがあるとのことで、その確認。

時計を見たら、18時。急いで大学を出て、EDUCOM愛知本社へ。19時ちょっと遅れて到着。あるアプリについての今後の方向性についての質問と相談。20時ごろに終了。

 帰宅。今日もヘトヘト。ゼミ生からslackで嬉しい連絡もあるが、返信する気力もなく(笑)。いつの間にかの記憶なし状態から目覚めて、「校長の裏ワザ」原稿送信。いくつかの問い合わせに返信。ここのところ多いのが新年度になって担当が変わりました連絡。ふとこの日の講演は引き受けたかな?と不安になるメールが続く。確かめてみると、ちゃんとスケジュールにはいっていて一安心。コロナ禍だが、ますます依頼地区が広がってきていることは嬉しいこと。

 研究室HP記事は伊藤君の「コロナ禍の1年」。こんなに書いていいの?という内容だけど(笑)、本人が発信しているので更新。お読みください。

コロナ禍での一年間(伊藤)

 暖かい季節になりましたね!!こんにちは、玉置ゼミ6期生の伊藤幹太です。

 私には、二人の弟がおり、4月から、大学生になる次男と高校生になる三男がいます。
大学生になる次男は、受験でなかなかどこも受からなかったのですが、センター利用で補欠合格のさらに下の追加合格で大学に受かり、東京の大学にいくことになりました。その一方、高校生になる三男は岐阜県学力テストワースト2位の実力の持ち主です。今年新設の学校に行くことになりましたが、入学者が4人の学校らしいです。そんな彼ですが、大学に通って遊んでいる私を見て、大学は4年間遊びまくれるとこと考えており、大学進学が夢だそうです。

 このように弟たちの成長を見ているうちに私は、大学4年生になってしまいました。時の流れがとても早く感じます。私が好きな話でこのような話があります。
「寿命が80歳と仮定したときに、20歳で人生半分終わっている」
という話です。寿命が80歳だとしたら、半分は40歳だろと思う人が大半だと思います。

 しかし、時間の感じ方としては20歳で人生の半分終わっているそうです。説明すると、これはジャネーの法則といい5歳にとっての1年は5分の1で10歳の1年は10分の1であるという法則です。それに当てはめて計算すると人間が感じる時間の半分は20歳で終わるそうです。つまり、私はもう人生の折返し地点にいると言っても過言ではないのです。ジャネーの法則からもわかるように大学生活はあっという間に感じました。

 特に今年の1年間は時間が立つのが早かったです。コロナで今まで当たり前だったものが一気に見直され、これからの未来どの様になるのか、色々と考えさせられることが多くありました。また、来年4年生であり、社会人にリーチがかかっており、この一年「自分は将来どのようなことがしたくて、どのような人間になりたいか」考えさせられました。そんな中、このような面白い話を聞きました。

 ある大学教授が、自分の講義で空っぽの壺を持ってきました。その中に石をパンパンに入れました。そして学生たちに「この壺は満杯ですか?」と聞きます。すると多くの学生は「はい」と答えます。次に砂を壺パンパンに入れます。そして「この壺は満杯ですか?」と聞きます。すると多くの学生は「はい」と答えます。そして次に水を壺にパンパンにいれて、「これ以上は入りません」と言いました。この話から、得られる教訓は何でしょうか?

 多くの人は、実際できないと思っていることでも、詰め込めばできるよね。と考えます。しかし、この大学教授が言いたかったことは、石は最初に入れなければあとから水や砂をパンパンに入れたあとでは、入らないということです。

 これは、どういうことかというと、人生において一番大切なことを一番最初に入れてくださいということです。年を取るにつれて人間はできないことが、増えていきます、そのため、自分の人生においていちばん大切なことを考えて、若いうちからやりましょう。ということです。

 よく、脱サラして新しいことに挑戦したり、年をとってからの婚活など聞きますが、かんたんではありません。そのため、自分にとって、「仕事」「家庭」「お金」「趣味」「時間」何がいちばん大切なのか、考えて社会人になりたいなと思ったそんな一年間でした。(伊藤)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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2021年4月6日仕事日記

 今日もホテルプラザ勝川へ向かう。8時頃着。今朝もモスバーガーでモーニング。

 8時30分ごろホテルの研修会場に入り、準備お手伝い。9時研修開始。午前は「学び合いとは」(栗木フェロー)、「キャリアアップについて」(山田フェロー)、昼食後は、「学び合い模擬授業」(栗木フェロー)、「授業深掘り」(全フェロー)という、私たちだからできる研修内容。

 フェローでEDUCOMフォーラムのさらなる打合せをして、イメージ化。授業アドバイスツールについての見解を聞き、早急に相談をした方がよいと判断。

 EDUCOMアイチ本社に寄り、内田さんに相談。明日19時から対面協議をすることに決定。

 帰宅。今日もヘトヘト。いくつかの問い合わせに返信してダウン。

 研究室HP記事は、好評「私のコロナ禍の1年」。7期生・岡君が発信。充実した1年だった模様。
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私のコロナ禍での1年(岡)

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 みなさんこんにちは!今年度の目標は何事もコツコツやっていこうと考えている岡倖太郎です!今日はコロナ禍での自分の1年について振り返ってみたいと思います!

 まず振り返ってみれば1年前は実家から車を持ってきて、2年生からは車持ちの下宿になりなんでもできるような気分でした(笑)。 色んなところに旅行に行ったり、友達とたくさんご飯を食べに行ったりありとあらゆる楽しいことを想像していた1年でした。しかしこの1年で車がもっとも輝いたのはバイトの行き帰りでした。とても1年前には想像が出来なかったことです。しかし私にとってコロナはマイナスなものだったかというと必ずしもそうではなかったと断言できます!

 私がコロナの中で良かったなと思うことについて、3つお話ししたいと思います!

 1つ目はバイトをする時間が増えたということです!みなさんからしたらこれのどこがいいことなのと思うかもしれません。しかし私にとってはとてもすごいことなのです。なぜかというと私はバイトが嫌いです笑 バイトと友達の遊びのどちらを優先するかと言われたら100%友達との遊びを優先するくらいです!だから正直いって大学1年生のときは全く稼いでいませんでした。

 しかしコロナになり遊びに行くことがなくなると自然と空いてる時間にバイトをする様になりました。これによって1年生の時とは比較にならないほど稼げるようになりました。そして目標として、貯金をしようと思えるようになりました!まだまだ貯金は貯まってはいませんが、1人の人間として働くことのやりがいを見つけられるようになり、お金を稼ぐことの大変さを知れたということでは貴重な時間だったなと思いました。

 2つ目は料理の能力が向上したということです!私は自己紹介の記事の中でもあげたのですが、家事の中で料理だけは好きです!そのため自粛期間になって1番こだわったの料理です。もともと好きだった漫画の影響もあって味のバランスや、栄養について考えて自炊することが好きでした。コロナの中で時間ができたことで普段は時間がかかって挑戦できないような漫画の中に出てくる料理にも挑戦することができるようになりました。

 さらに毎日スーパーに行く時間をとれるようになったので、頭の中で毎日献立を立てて、旬の食材を取り入れながら料理をするようになり、かなりレパートリーが増えたと思います!これもコロナで時間が生まれなければ出来なかったことだと思います!

 3つ目は海外サッカーにハマったということです。私はスポーツの中でも野球を見ることが好きだったのですが、大学生になってから家族のおかげDAZNに加入していることもあって空いてる時間にJリーグなどを見るようになりました。

 そしてコロナ禍になると大学ではオンライン授業が始まりました!オンライン授業の中にはリアルタイムで行われないものもかなりありました。その影響で朝早起きしなくても大丈夫な状況が生まれました(笑)。

 そこで海外のサッカーを深夜などにリアルタイムで見るようになりました!海外サッカーはさすがに本場なだけあってありダイナミックでかなり面白かったです!さらに各国のリーグによって違いもありとても面白かったです!そこからその国について興味を持つきっかけになり、コロナが終息したらその国に旅行に行ってサッカーをみたいという新しい目標もできました。

 以上の3つのように私は充実した1年を過ごすことができたのかなと思っています。些細なことではあるかもしませんが、何事もプラスに捉えてみることも大事かなと思いました!ただ今年はコロナが終息して色んなところに遊びに行ったり、ご飯とかも食べに行きたいなと思っています!

p.s. 最近バイトが帰りに見つけた夜桜の一押しのスポット写真を載せてみました!(岡)

「学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術〜 情報機器を眠らせない全校体制の進め方 〜」発刊(玉置)

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 4月1日、新しい本を出しました。「学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術〜 情報機器を眠らせない全校体制の進め方 〜」(玉置崇著、EDUCOM)です。

 この本は、一人一台端末で子どもが入力した様々なデータと校務データを連携することで、学校力が大いに高まった例を始め、「学びの天気」によるふりかえりの効果例、「心の天気」によって子どもと教師のつながりを強めた例、新開発の「授業アドバイスツール」を使っての授業改善例など、近未来を見据えた確かなエピソードをたくさん掲載しました。また、学校全体で情報機器を活用するための体験的コツも紹介しました。お手元に置いていただければ、必ずお役に立つと思います。

 EDUCOMSHOPから、また、Amazonからの購入できます。(玉置)

2021年4月5日仕事日記

 7時頃、家を出てガソリンスタンドへ。実はこの1年、ガソリンはすべてポイント払いだったという自分でも驚きの状況。それほど車を動かしていなかったわけだ。1年ぶりのカード払い。

 モスバーガーで朝食。今日のプレゼン再調整。そして、ホテルプラザ勝川へ向かう。

 9時から12時まで、EDUCOM新卒研修。そのうち10時45分から12時までが僕の担当。「新学習指導要領の概要」をわかりやすく、興味を持って、記憶に留めてもらうように、授業風味たっぷりの研修(笑)。

 12時25分頃、聖火ランナーが勝川駅前に到着するとのことで、ホテル5階から見学。

 13時から17時30分ごろまで、ICT支援員研修の内容検討。ほぼ1ヶ月にわたっての研修なので、かなりのボリューム。そしてゼロからのスタート。知恵を必死に出す(笑)。2時間半ほどかかって、なんとか合意。4月のスケジュールは、ほぼ詰まる。次にEDUCOMフォーラムの内容検討。前回にしっかり検討してあるので、今日はゲストを迎える段取りなどを協議。こちらは短時間で終了。

 17時30分から2時間ほど、NHK名古屋放送局制作部の浅野玲子さんから取材を受ける。先日、中日新聞に掲載された「心の天気」実践に興味を持たれたとのことで、依頼を受ける。「心の天気」は、エピソードをたっぷり伝えて、自分が把握している範囲では、子どもと教師の結びつきを強める効果があると話す。さらに「こまきこども未来館」の「遊びから学びへのコンセプト」を紹介。こちらも興味をもっていただけた。

 20時過ぎに帰宅。ヘトヘト。連載原稿を書かなければいけないが、体力、気力ともなし。

 研究室HP記事は「私のコロナ禍の1年」シリーズで、7期生の吉久さんが発信。何度もいうが、このシリーズはとてもよいと、吉久さんの記事を見て再確信。


 

 

私のコロナ禍の一年(吉久)

 こんにちは!7期生の吉久です。うららかな春の日差しが心地よく、私の住んでいるところでは桜が満開です。毎日お花見がしたいほど綺麗です。さて、今回は、「私のコロナ禍での1年」というテーマで、この一年間を振り返っていきたいと思います。

 私は正直この一年間が辛かったです。コロナウイルスが流行する前は当たり前のように決められた時間に起き、大学へ向かい、授業を受け、友達と一緒に過ごしたり、サークルに参加したりしていました。

 ですが、コロナウイルスが流行すると、授業はオンラインになり、不要不急の外出は控えなければならず、今までの当たり前の生活が一変してしまいました。慣れないオンライン授業や、実際に友だちと会ってたわいもないお話をすることができなくなりました。

 一方で、通学時間が無くなったことにより時間に余裕はできました。そのため、私はこの余裕のできた時間を始めの頃はバイトにばかりあてていました。

 しかし、このままではいけない!と思いました。この自粛生活だからこそできることがあるのではないのかと考え、色々と試みることにしました。運動を始めたり、ギターを弾いたり、料理をしたり、読書をしたりしました。私は読書が苦手であったためあまり読むことはなかったのですが、自分の苦手な分野、教育に関わる本を読んでみました。いざ読んでみると、苦手な分野をどのように克服すればよいのか、どのように教育での工夫をすればよいのか、多くの学びを得ることができ、気づけば夢中になって本を読んでいる私がいました。

 この「コロナ禍での一年」を通して、辛いと思うこともありましたが、それと同時に、新たな気づきや挑戦、今までの日常を振り返ることができました。自分が当たり前だと思っていたことも、当たり前ではないということが分かりました。また、どれほど今までの当たり前の日常が大切なことであるのかを痛感しました。この経験から、一日一日を大切にし、感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいと思います。

 p.s.この写真は、自粛期間中に気分転換をさせてくれた私のアコースティックギターです。私の宝物です。(吉久)
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2021年4月4日仕事日記

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 7時頃から原稿書き開始。10時に家を出て平安会館に向かう。弟の義母、神道の50日祭に参列。12時30分ごろ帰宅。しばし昼寝。目覚めて原稿書きを再開。23時30分頃、すべての原稿完成で送付!本日中に終えたいと思っていたことは終了。すでにいただいている加筆指示と図をクリアしてこそ真の完了だが、この段階まで来たことで、この充実感は半端ない。ゼミ生にslackで喜びを報告(笑)。

 研究室HP記事は7期生・岡君の記事。この時期ならではの珍しいバイトでの岡ルール。

 明治図書総合ランキングを見ると、さすがこの時期。「1年間まるっとおまかせ! 中1担任のための学級経営大事典」など、学級経営本がかなり上位に。

3月28日 バイトでのマイルール(岡)

 皆さんこんちには!お久しぶりです!今の時期はテッシュが大親友の岡倖太郎です!

 自己紹介の記事を書いてから投稿をサボってしまっていたので、今日はこの時期にやっている私の短期バイトでのマイルールについて話したいと思います!

 私はこの時期になると小中高に教科書の搬入と販売を行うバイトをしています!今年で始めてから4年が経ちました!このバイトはとっても面白いです!面白さとしては教育の流れを身をもって体験できるということです!例えば最近で言うと、道徳が教科化されましたね。その年は小学校に初めて道徳の教科書を搬入しました。今までの道徳の教科書の代わりとなっていたものよりも遥かに分厚く一苦労したのを覚えています(笑)

 さらにここ数年で学習指導要領も改定となりました。そのため各学校に学習の範囲の改訂に対応するための冊子を学校に持っていくのですが、これが教科書よりも全然薄いので、教科書の山に埋もれるとよく見失ってしまって焦っていました(笑)。

 ここまで小学校や中学校への搬入のお話をさせて頂きましたが、高校にはまた違った面白さがあります。高校になると搬入するだけでなく販売も行います。さらに私立の高校への搬入と販売もあります。その中で色々と気づくことがあります。私立高校は毎年入学者が同じではありません。だから教科書の注文数をみて、今年は多かったなとか少なかったと言うことに早く気づくことができます。さらに長くこのバイトを続けると毎年注文数が減っていく高校は苦しいのかなって薄々感じたりすることあります。

 私は教科書を販売する時に決めているルールがあります!それは教科書を渡すときは絶対に生徒さんの方に渡すことを心がけています!理由は高校に販売に行くと、必ず一定数と言っていいほど教科書を親御さんが受け取りを子どもは横で携帯をいじったり、後ろで友達と喋っている子がいます!ちなみに私はちゃんと教科書を自分で受け取っていました!これは決して自分はちゃんとやっていたよアピールをするわけではありません。

 私は親から常に「自分で使うものなんだから、それくらい自分で持ちなさい」と言われてきました。この影響もあって自分で持つのが当たり前だと思っていました。しかし販売に行くとひどい時では半分以上の子が自分で持とうとしません。私はこれは良くないと思っているので、「自分で使うやつだぞ」という想いを込めて、教科書を生徒の方に渡すようにするというルールを設けています。

 ちなみに余談ではありますが、私立で販売を行うときは人気のない年ほど自分で教科書を受け取る子が少ない傾向にあると思います。直接関係しているかはわかりませんが、この経験もあって自分の中でこのようなマイルールを設けました。(岡)

※写真は林文通先生からいただきました。(玉置)
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2021年4月3日仕事日記

 あいかわらず原稿書きから開始。時間があれば原稿書き。

 9時から10時まで、5月8日(土)開催のオンライン教師力アップセミナーの打合せをzoomで。中田先生、久川先生からの実践報告。続いて、水谷先生、野木森教育長、大西さんの3人によるパネルディスカッションという運び。僕は進行役。この企画者は加藤さん。教師力アップセミナーを支える屋台骨はこれまで通り酒井先生。昨年度はすべて中止。今年度はオンラインで2回無料開催予定。今回の打合せはそのうちの1回目。

 ある訪問客があってビックリ。この素晴らしい出来事を作ってくれた歴代のゼミ生はもちろん、現役ゼミ生に報告。いやあ驚く出来事。学長にも伝えたいほどのこと!

 20時からフレンドシップのことで中心となっている二人とzoomで話す。よく理解ができていて、一安心。この1年は移行期間として、新生フレンドシップを創り出す時間としようと呼びかけ。

 研究室HP記事は、下野さんの「好きこそものの上手なれ!」。さて、下野さんは何が一番好きになったのでしょうか。記事をぜひお読みください。

 棚園正一さんから新刊「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」を献本いただく。前著「学校へ行けない僕と9人の先生」から縁をいただいていて、我がゼミ必読書となっている。今回の本もゼミ必読書指定。嬉しい手紙も添えてあって、さっそく棚園さんへ相談メール。
 

 
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『好きこそものの上手なれ』(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です!今回は、私の好きな言葉を紹介したいと思います。私の好きな言葉は、『好きこそものの上手なれ』です。

 私は、小学校低学年では野球、小学校中学年高学年と水泳、中学生には、ソフトボールとボウリングと様々なスポーツに打ち込みました。試合前に、諦めない気持ちや負けないぞ!という気持ちは、勿論持っていました。

 しかし、最高の自分を演出する為の練習や準備は、していなかったように思います。その時の自分の最大限を出し切ることに欠けていました。程々の力で頑張って、程々の結果でまあいいやといった気持ちだったのでしょう。一方で、自分の目一杯の気持ちを表現できていない為に、自信を持って頑張っていると言えないもどかしさがありました。

 そんな私ですが、大学生になって、「好きなもの」ができました。「教師」という職業です。入学して、学びが積み重なるうちに「教師」という職業がとっても魅力的で、どんどん好きになる自分がいます。「こういった考え方があるのか」「私が教師になったらこうなりたいな」等、沢山の学びが私を強くしてくれています。

 大好きって最強です!!!

 今まで、程々な力でしか何かに向き合って来れなかった私ですが、今は自信を持って一生懸命「教師」という目標に向かって頑張っていると言い切れます。

 人間なのですから、苦手なことは誰にだってあります。「好きなもの」にも、苦手は隠れているものです。それでもくいしばって耐えて少しチャレンジして学んだ先に、大好きな自分が待っていると思います。

 結果を気にするのではなくて、自分の「大好き」の気持ちを大切にしてあげたい。絵だって、勉強だって、パソコンを触ることだって、音楽だって、もっと小さな自分にしか分からない好きだって、なんだって良いのです。『大好きなこと』を一生懸命頑張ってる自分を好きになってほしい。隠れた苦手にも少しの勇気を持って挑んでみて欲しい。私が出会うであろう子ども達には、そんな自分をもっと大好きになる『好きこそものの上手なれ』を伝えたいです。そして、子どもたちひとりひとりの『大好き』の気持ちをそっと後押しし、一緒に喜んだり悔しがったりできる教師になろうと思います。

 まずは、子ども達に出会う前に私が『好きこそものの上手なれ』をおまじないの一言に、今を一生懸命学んで沢山のことに挑戦していこうと思っています。大好きなことを頑張る自分をもっともっと大好きになれる人生を歩み続けようと、本記事にて少しばかりの決意表明とさせて頂きます。(下野)

※ 写真は林文通先生からいただきました。(玉置)

拙著「中学校 新学習指導要領 数学の授業づくり」4刷決定

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 嬉しいことに「中学校 新学習指導要領 数学の授業づくり」(玉置崇著・明治図書)が4刷となるとのこと。皆様、ありがとうございます。手元に置いていただいた方々のおかげです。

2021年4月2日仕事日記

 例によって今日も原稿書きから。依頼が続くのは、ある意味、とても幸せなこと。

 9時過ぎに家を出て、なごのキャンパスに向かう。10時から18時まで、EDUCOMから依頼を受けた新卒研修。

1 レクリエーション(仲間作り、フェローとの関係づくり)
2 社会人としてのルールとマナー(和田フェロー)
3 学校に関すること1(神戸フェロー)
4 管理職の仕事(山田フェロー) ※写真

 力量があるフェローによる濃密研修実施。新卒は、講義ごとにスクールライフノートにふり返り入力。フェローも含めて全員で学び合う。

 帰宅。いくつかの連絡があって、その返信。調整で疲れきる。

 研究室HP記事は「私のコロナ禍の1年」シリーズ。7期生・丹羽さん発信。コロナ禍で留学ができなかったことはとても残念。だが、ボランティアがしっかりできたというプラス思考。これがいい!
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私のコロナ禍の一年(7期生 丹羽)

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 こんにちは!7期生の丹羽真琴です。四年生のみなさん卒業おめでとうございます。

 4月からいよいよ3年生になります。これから始まるゼミが本当に楽しみな気持ちでいっぱいです。ゼミ生とたくさん学び合いをしたいと思います。

 学年が上がる前に、私の1年間を振り返って行きたいと思います。今日は、「私のコロナ禍での1年」についてお話します。

 私は、コロナ禍のせいで、夏休みに予定していた短期留学へ行くことができませんでした。

 それまでに英会話をならっていたり、留学先とのオンラインレッスンを受けたり、留学するための準備をしていましたが、残念ながら行けませんでした。

 私の周りの学生は一年生の春休みに、短期で留学にいっており、海外での経験を話してくれます。私も「そのときに行けばよかったな、、」と後悔していました。

 でも、自分のやりたいことに諦めずにまた様子をみて留学したいと思っています。状況が整っていれば、四年生卒業した後にも一年留学へ行きたいと思っています。また留学できる機会を楽しみに頑張っていきます!

 逆に、コロナ禍があったからこそ、出会えたものもありました。自分が今一番大切にしている"ボランティア"です。留学へいけないかわりに、自分がやりたかったことに挑戦しよう!と思えたのです。

 そこでたくさんの子どもと、沢山のリーダーに出会いました。リーダーというのは学生ボランティア団体に所属している大学生です。リーダーたちと子どもたちのなってほしい姿を求めて沢山考え、沢山懸け、時には悔し涙を流すほど、熱い気持ちを持って取り組んでいます。そこのボランティアで沢山のことを経験し、自分の考えて方もかわるようになりました。どんなことだって挑戦してみよう!と思えるようになりました。

 いまは当たり前のように過ごしているボランティアの生活は、コロナ禍があったからだなと思います。どんな状況でも、前を向いて進み続けるために、自分のやりたいことにまっすぐにいることって本当に大切だと思っています。できることはいくらだってあります。でもやるかどつかは自分次第です。踏み出したら素敵な景色が待っているかもしれません。

 私は、これからも自分のできることから見つけ、自分の人生を豊かにしていきます。次の一年間も自分の手で、充実した一年を創っていきたいです。(写真はボランティアで登った山の頂上からの景色です)(丹羽)

2021年4月1日仕事日記

 今朝の中日新聞に、「心の天気 つかんで対応 精神面のケア役立つアプリ 家庭トラブル解決例も」という見出しで、大阪市の実践と、私とEDUCOMのことが大きな紙面で紹介される。大感激!志賀内泰弘さんから「載りましたね」という嬉しいメッセージ。夕方には、NHK名古屋放送局から問い合わせあり。反響大きい。

 9時頃、家を出て大学へ向かう。10時頃、研究室着。さあ新年度開始。大学人となって早いもので、7年目を迎える。

 6期生・金子さん来研。面接シートの書き方についての相談。良い機会なので、面接指導。いよいよ教採対応でものすごく忙しくなるシーズンが始まったことも自覚。さらに四方山話もあれこれ。

 再び原稿書きをしていると、本日から本学准教授として就任していただいた山田貞二先生が顔を出していただける。人事については、ずっと秘密にしてきたが、晴れてこうして日記にも書けるようになったことが、まずもって嬉しい。二人でおもろいことをドンドンやりましょうと提案。もちろん同意していただく。ああ、楽しみ。

 山田先生就任を知ったゼミ生から「先生、岐阜聖徳学園は凄いです」という言葉が何人からも!我がゼミ生は以前からお世話になっている道徳教育の有名な実践家加入を、素直に喜んでいるゼミ生も嬉しい。山田貞二先生=道徳教育と結びつけられる我がゼミ生に、よく勉強していると言いたい。

 14時から1時間ほど教授会。その後、いくつかの連絡に走り、最後はzoomで龍崎先生と教育実践観察の担当者について相談。実習課へ調整のために出かけて、結論を出して、龍崎先生にメールで報告。

 私書箱に「あいちの教育ビジョン2025」が届いている。2020年度の重要な仕事の一つ。こうして形になって嬉しい。

 山田先生再び来研。事務部から膨大な説明を受けられたとのこと。思い出す、聞いていても、よくわからなかった6年前(笑)。帰宅。原稿書きに向かうが、集中力続かず。

 研究室HP記事は「私のコロナ禍の1年」シリーズ。6期生・金子さんが発信。家族から帰省しないで!と言われ、目を腫らして泣いた思い出が素直に綴られている。一学生のコロナ禍だからの出来事。ぜひご一読を。
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私のコロナ禍の1年(6期生金子)

 こんにちは。6期生の金子です。今回は、「私のコロナ禍の1年」というテーマで記事をまとめたいと思います。

 あっという間に大学生最後の年がやってきました。緊張していた1年生初日の服装まで思い出せるくらいで、本当に時が経つのは早いです。特に早かったのが2020年です。コロナウイルスが大流行し、教育実習以外に大きな出来事がなくて、「自分何やってた?」と何度も思いました。私が偉い人だったら、昨年を2019,5年にして今年を2020年にしたいです。(笑)

 コロナ禍の生活を考えたとき、私の頭に一番に浮かぶのは「家族」です。私は、コロナウイルスがもとで今年は家族とたくさん言い合いをしました。下宿先から帰省しようとした際に両親から感染対策のため帰省を延期してほしいと伝えられました。私は両親の考えに納得しつつも、ひとりでの自粛生活の不満と自分の帰省したい気持ちとの葛藤で家族に強く思いをぶつけました。目がパンパンになるくらい泣いて電話したのを思い出します。

 コロナがなかったらしなかった喧嘩をたくさんして、コロナにはうんざりしました。でも、その経験があったからこそ、私は改めて家族の大切さに気づきました。言葉を選んで伝えてくれていた両親や祖母、兄からも電話がかかってきて優しく説教をしてくれました。笑 コロナが私がどれほど帰省を楽しみにしていて家族のことを大切に思っているか、そして家族の皆が自分を大切にしてくれていることに気づきました。
 
 私は一人暮らしをしていて家族といる時間が足りない!と思っています。ふと、高校までの家族との時間をもっと大切にすればよかったと感じることがあります。コロナ禍の生活がそれに気づかせてくれたからこそ、家族を今後も大切にしていきたいです。
 
 今年は教員採用試験を控えて、社会人に向けてのスタートがいよいよ始まっていきます。ずっとお世話になっている家族に少しでも親孝行できるようになりたいと思っています。(金子)

※写真は林文通先生から提供していただきました(玉置)。

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2021年3月31日仕事日記

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 今日も原稿書きから始め、次のこと以外は、ひたすら原稿書きとチェックに終わる1日。

 11時頃にドコモショップで契約変更。18時にEDUCOM愛知本社で、拙著新刊「学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術 〜情報機器を眠らせない全体体制の進め方〜」(玉置崇著、授業と学び研究所企画、EDUCOM発行)を取りに出かける。
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