5月14日 6期生ゼミでの学び(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。今日は日差しが強く、早くも夏さながらの気候ですね。半袖が恋しくなるくらい暑いです。半袖を解禁する日もそう遠くはなさそうです。僕もあと2ヶ月、教採に向けて心を熱くして勉強に励みます!

 さて、本日の6期生ゼミでは集団討論を行いました。テーマは、「コロナ禍で子どもたちがストレスフルな状況において、学校はwithコロナの中何を大切にするべきか」です。様々な意見が飛び交い、以前の集団討論と比べると討論らしい討論ができていました。凄く楽しかったですし、ゼミ生の意見を聞く機会にもなったので、学びの多かった時間でした。

 コロナ禍において、学校が何を大切にしていくべきか。これは、教育に関わる人なら全員が持つべき課題だと思います。子どもたちの暮らしだけでなく、gigaスクール構想の兼ね合いもあり、学校現場も大きな転換期を迎えています。ICTの活用であったり、オンラインの授業の導入、グループ活動の是非など今までの教育にはなかった新しい教育が生まれようとしています。

 私たちは、その転換期である教育界に来年飛び込むわけです。とても他人事ではありません。私たち自身が、それぞれの考えや意見を持ち、それを共有し協議していくことはとても大切なことだと思います。単に試験で集団討論があるからという理由で、臨むべきではないと改めて実感しました。玉置ゼミの強みは、話し合いや書くことに重きを置いているところだと私は思います。いい仲間と出会えて、教育に関してハッとされるような意見が毎回のように出てきます。とても勉強になります。今日の集団討論も、そういった貴重な時間でした。

 対面でのゼミが始まり、感染対策しながらではありますが、とても充実した時間を過ごせています。現場の先生方はコロナ禍で大切にされていることは何か、とても気になる今日のゼミでした。早く情勢が良くなり、ストレスフルじゃない、開放的な暮らしが戻ってくることを切に願っています。(僕は早く旅行に行きたいんです、、、) (名桐)
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TT交流会大成功はこの写真でわかる(玉置)

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 5月14日7期生ゼミは、漫画家・棚園正一さんを招いての「T・T交流会」開催。

 T・T交流会のTは、棚園正一さんのTと玉置のT。

 棚園さんは、「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」を描かれています。

 詳細は順次記事で発信していきますが、会終了時のこの写真を見ていただければ、どれほど良いだったかは、一目瞭然。

 7期生の皆さん、良い会をありがとう。(玉置)

※ マスクなしは写真撮影時のみ

2021年5月13日仕事日記

 ネット設定で困っていたことが解決。朝から気分がいい。最近、勘が良く働く(笑)。

 大学実習の介護等体験のことで動く。こうした状況では実体験は難しいので、大学で代替と決定。いきいき介護の皆さんに動画作成の具体的依頼。

 10時から30分間ほど、第4回「教育課程論」。今回は総合的な学習の時間がテーマ。動画と資料ですでに講義は終えているので、順に指名して、自身の総合的な学習の時間を語らせ、「先生、課題を見つけるって、どうしたら見つかるのですか」と子どもに問われたらどう対応するかを質問。真の総合的な学習の時間のイメージは持ったことと思う。

 ある入金のために、まずは銀行へ。このことだけで手数料が必要となるのかと驚く。お金を整えて、指定されたように郵便局へ。送金に自分であることの証明がいるとのこと。家を出る前に免許証持参が頭をよぎったが、やはり!他人になりすまして入金する人がいるのかと思いつつ、自宅へ戻り、再度郵便局へ。無事完了。

 「恵那市サテライトキャンパスあり方検討委員会」の委員に就任。副会長を仰せつかる。

 ありがたいことに今日も依頼が2件あり。1件はなんとか引き受けられそうと思い、了解の返事。もう1件は日程的にとても難しいと判断して、申し訳ないと思いつつお断り。
 
 研究室HP記事は5月12日の6期生ゼミでの学びを池戸君が発信。いじめられているという電話が入ったときの対応は重要。そのことをしっかり記録してくれた。

 5月8日の教師力アップセミナーでの学びは、名桐君、高橋さん、岡君が発信。現状をよく理解している。

5月12日第8回 6期生ゼミでの学び(6期生 池戸)

 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!今回は5/12のゼミの記録を書いていきます!

 4/14に始まったゼミも気づけば第8回まで来ました。週2回のゼミは毎回学びが多く、やはり対面で学び合うのはいいなあと毎回実感します。

 さて、今回も集団面接対策を行いましたが、私は保護者から自分の子どもがいじめられているという電話で話された時、自分は何を保護者に話すか。という質問をされました。そこで私はいじめの事実を確認することやを解決法を話すと答えたのですが、玉置先生から「いじめという重大な問題は電話で解決できるものではない。直接会って話すべきだ」という助言をいただきました。自分には全くなかった発想で学校現場を経験しているからこそ本当にその現場を想定した答えでまた一つ視野が広くなりました。

 また、低学年児童が授業に参加しない時の対処方についても学びました。罰を与えることや説教はしないということ。静かになるまで待たないということ。それよりもその子が参加したいと思う授業を始めること。など、これもまた実践的なアドバイスをいただきました。

 玉置ゼミでの学びは教育現場に立った時にそのまま生きるものばかりです。一つでも多くの学びを吸収して成長していきたいと思います。(池戸)

※ 写真は林文通先生からいただきました(玉置)。

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第1回教師力アップセミナーでの学び(6期生名桐、7期生高橋、岡)

 こんにちは!6期生の名桐です。この記事では、先日開催された第一回教師力アップセミナーでの学びを、後輩二人のものと一緒に載せています。是非一読をよろしくお願いいたします!

 (先述する形になってしまいますが、改めてこのような機会を提供して下さった玉置先生はじめ、水谷先生、野木森先生、大西さん、中田先生、久川先生その他この会に携わって下さった皆様、本当にありがとうございました。)

〜6期生 名桐〜

 この度は、貴重な会に参加させていただき、ありがとうございました。長い間、教育に携わってこられた方々の考えや、実際に現場で働いていらっしゃる先輩方の実践例を聞くことができ、新たな教育観が芽生え、より一層教師として考えなければならないことは多いなと実感しました。

 すべてが私にとって刺激的なことで、大切だなとメモを取っていたのですが、特に印象に残った言葉は、大西さんの「子どもをもっと信じましょう」という言葉です。ICTを教育現場に導入していくにあたり、課題や問題点が浮き彫りになっています。教師がすべてをコントロールし、一人一台端末の整備をしていると、莫大な労力と時間がかかってしまいます。子どもたちのことをもっと信じ、ICT整備に協力してもらうという考え方は、現場に出ている方々や携わっている方々にしかわからない考え方であり、とても新鮮でした。「子どもをもっと信じましょう」、今回ICTがテーマとなっていましたが、他の場面でもとても大切な考え方だなと思います。

 今年、教員採用試験が終わり、教師として採用されれば、ICTに関する勉強を積極的に行っていきたいです。中田先生や久川先生のお話の中にもあったように、まずは教師がICTの使い方に慣れなければいけません。私も、ICTを使うこと自体には慣れていますが、教育に関するアプリやサービスをまだあまり知りません。時代とともに、私も少しずつ成長していくとともに、このセミナーで学んだことや吸収したことを大いに活用し、一人一台端末の時代を生きる子どもたちのサポートをしていけたらなと思います。この度は、貴重なお話を、本当にありがとうございました。(6期生 名桐)

〜7期生 高橋〜

 こんにちは。七期生の高橋奈優です。本格的にゼミが始まってから一か月がたち日々ゼミ生に刺激を受けながら自分の教育観を見直しています。

 話は変わりますが、先日教師力アップセミナーに参加しました。今回のセミナーのテーマは『GIGAスクール構想』でした。今、学校現場では子供たち一人一台端末と高速大容量の通信ネットワークを一定的に整備されています。もちろん私が児童・生徒のころ体験したことがない環境です。そのため、新しい環境を理解しておく必要があります。では、本題である私が特にセミナーを通して学んだことを述べます。

 私が今回のセミナーで特に学び大切だと思ったことは、新しいことに恐れずやってみることです。上にも述べましたが、私が児童・生徒の時は、一人一台端末というものはありませんでした。しかし、現場に出た時は、自分が子供たちの先頭に立って端末を使っていかなければならないと思っていました。けれども、現場の先生の実践例を聞き、肩の力を抜き、気軽に子供たちと一緒に「やってみる」ことが大切だと思いました。子供たちは、新しいことへの興味や柔軟性が高いので一緒に端末を使っていく中で「もっとこうすると分かりやすくなるかも」といった声を拾いながら教師と子供たちがお互い学んでいくという姿勢のほうが楽しいと思います。

 また、端末を使う理由を子供たちに伝える必要があるとも思いました。春日井市の現場の先生方は、「生活をよりよくするため」とおっしゃっていました。私もその通りだと思います。これを言葉で伝えていくと共に、学校生活の中で端末を使いながら実感していけるような活動を現場に立った時にしていきたいです。

 以上のように、子供と一緒に学び合いながらやってみようという姿勢が大切ではありますが、教師の方も知識・技術ゼロではいけないので実は、ICT関係が苦手ですが積極的に使っていくよう頑張ります。最後まで拙い文章ではありますが読んでくださりありがとうございました。(7期生 高橋)

〜7期生 岡〜

 こんちには。大学がオンラインと対面の併用で、生活リズムの乱れを感じながら、これからはこれがスタンダードになるかなって思っている岡です。

 今日は先日参加させていただいた教師力アップセミナーのことについて書かせていただきたいと思います!

 テーマは「GIGAスクール構想」についてでした。私もゼミの中でGIGAスクール構想については話を聞いていましたが、現場での現状についてはそこまで詳しくは知りませんでした。その中でセミナーの第一部では実際の現役教師の方の学校現場での取り組みについて話を聞く貴重な機会となりました。

 この話の中で私が感じたことは「まずやってみる」ということです。一人一台は先生にとって初めての出来事ではありますが、それは同時に子どもにとっても初めてのことであり、まずは一緒にやりながら試行錯誤していくことが大切と感じました。さらには子どもが使い方を吸収していったときにできることの可能性がとても広がることに心が踊りました!

 子どもたちはタブレットを使いながらこんなにも深く楽しい学びができるのだと実践例を聞いて思い、自分もICTも子どもと共に使っていける先生になりたいと深く思いました。

 第2部ではパネルディスカッションということで「GIGAスクール構想」についての様々なことについて討論しているところを見させてもらいました。

 ここでも感じたことはとりあえず、やってみる。体感してみるということです。現役の校長先生などが先生たちに問いかける時に実際に先生に使ってもらって効果を実感してもらうと話があったので、そこで改めてまずはやってみるという姿勢が大事だなと思いました。初めてのことであり、大なり小なり失敗はつきものであり、やらなければ失敗すら生まれないと1人で痛感していました。

 このセミナーを通して私はGIGAスクール構想に対してだけでなく、考えて挑戦することの大切さについて学ぶことができました。貴重な講演に参加できてとてもよかったです!(7期生 岡)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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2021年5月12日仕事日記

 7時30分頃、研究室着。いつものルーティン。指摘があった文書訂正など。

 昨日講演をした愛知地区の2校から夏季休業中の講演依頼が届く。昨日の講演を評価していただけたようで嬉しい限り。あとは日程調整がうまくいくかどうか。

 9時から小学館総合教育技術に連載中の「笑顔でつながる学校づくり」の記事化のためのインタビューをライターの林さんからzoomで受ける。今日も楽しい1時間。過去の教育実践に激しく感心していただける林さん。まさに聞き上手。

 10時40分から6期生ゼミ。過去問後の矢継ぎ早質問で、彼らの課題も見えてきて、他にも応用できるように助言。今日も質の高い学び。

 7期生今井さん来研。14日の棚園さんをゲストに迎える会のことなどを聞く。まとまりある7期生だから、話し合いや進行に大いに期待。6期生松浦さん来研。6期生と7期生との交わりがコロナ禍であるためにできていないとの話題。致し方ないが本当に残念。
 
 13時30分から枚方市教育委員会の山元先生らとzoomで「心の天気」実践の市内全体取組について、先行実践校のデータをもとに検討。手元に届いている様々な実践例をもとに、良い助言ができたと思う。

 15時10分から16時まで、クリスタルプラン委員会。フレンドシップのサークル化にむけての検討、僕は新たにインターンシップの在り方を提案。短時間だったが濃密な会議だった。今後も話し合いを続けていくしかない課題。

 教育実践観察の1回目の指定日は6月4日。この状況で、いくつかの受け入れ校側から打診あり。送り出す大学側の姿勢も問われると思い、主担当の龍崎先生と相談の上、1回目の実行は縮小延期することに決断。先生方や学生への連絡は龍崎先生に依頼。近いうちにスケジュールの練り直しをすることを決める。

 16時30分から小学校教育実習配当校別指導。僕の担当学生は7名。鵜沼第一小学校4名と川島小学校3名。書類点検をしたり、代表者を決めたり、これまでの実習生指導から押さえておきたいことを伝える。

 18時近くから、今後の介護等体験の在り方について、担当3名の方と実習課と僕とで検討。愛知県に緊急事態宣言が発令されていることも踏まえて、今年度はすべて大学で代替することを担当の先生方の意見も参考に、僕が決断。具体的な今後の動きについては3名の先生にお任せする。

 19時頃、5期生・酒井さん来研。2ヶ月間の学級づくりや子どもたちの様子や、温かい先生方に恵まれて精一杯取り組んでいる新任教師ぶりを聞き、送り出した身として一安心。

 20時30分ごろまで小論文添削(いよいよ1回に10本を超える添削が届くようになった(泣))をして大学を出る。帰宅してPCも立ち上げることもなく就寝。

 研究室HP記事は、5月8日(土)第1回教師力アップセミナーでの学びの記録。6期生池戸君、7期生田中君、久野さんの新鮮な感想。ご一読下さい。

 連載中の雑誌が2冊届く。月刊「プリンパル」2021年6月号に「連載 校長の裏ワザ第27回 コロナ禍だからこそafterコロナを考えて楽しむ」掲載。月刊「日本教育」令和3年4・5月号に「連載 GIGAスクール構想 基本の理解」掲載。大学人となって225本目の掲載!

5月8日(土) 教師力アップセミナーでの学び(6期生池戸、7期生田中、久野)

 5月8日土曜日に行われた教師力アップセミナーに参加した三人の記録をまとめました。

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!今回は5/8に行われた教師力アップセミナーについて書いていきたいと思います。
 
 今回の教師力アップセミナーは「GIGAスクールスタート、まずはこれからやろう!」というテーマで行われました。第一部はGIGAスクール先進校である春日井市立藤山台小学校から中田先生と久川先生の実際の実践例についてのお話をいただきました。
 
 中田先生の言葉で印象に残っているのは「まずは教師がやってみる」という言葉です。失敗を恐れず、積極的に取り組むことの大切さ、生活をよりよくするために使うという意識を学びました。

 久川先生の言葉で印象に残っているのは「ICT活用は生活から学習へ」言葉です。ICT機器をいきなり授業に取り入れていくというのは難しいことであると私も感じていましたが、生活の使いやすい部分から取り入れていくことで児童も教師もスモールステップでできるようにしていくということが分かりました。

 また、お二人の先生のお話から単にICTとはいってもclassroom、スプレッドシート、jam boardなど多様な機能があり、その役割に応じてこれを便利な道具として使っていくことが大切であるということがわかりました。

 第二部はパネルディスカッションを拝見しました。そこではタイピング能力の育成について、大西さんの「子供は文字を速く打ちたい、書きたいと思えばやる。そう思わせる課題を教師が立てることが大切だ。」という言葉が今でも心に残っています。

 これは子どもが主体的に学ぶという部分とつながっていると思います。教師は子どもにやらせるのではなく、子どもがやりたいと思うように課題を立てる、そして、快適に使えるだけの環境を整備する。制限ではなく、自由を与えるということ。これは真に教師がコーディネーターであるということであり、目指すべき姿であると学びました。

 新型コロナウイルスの影響でかなり久しぶりとなってしまった教師力アップセミナーですが、今回も多くの学びがあるセミナーとなりました。この学びを現場で活かしていけるようにまずは目の前の教採に向かって頑張っていきます!

 このような状況の中でも試行錯誤して教師力アップセミナーを開催していただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました。 (6期生 池戸) 

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 こんにちは。7期生の田中です。今日は、5/8(土)に参加した第1回教師力アップセミナーについて記事を書いていきます。

 第1回の教師力アップセミナーでは、現在学校で行われているGIGAスクールについて学びました。
 
 実践例の紹介や、先生方のお話の中で1番驚いたことはルールを作り過ぎないということです。私は、子ども達がパソコンやタブレット端末を使う際に、多くのルールを作り、不必要に使わせないようにしていると思っていました。しかし、ルールは作り過ぎずに、現場の実態に合わせたり、子ども達と一緒にダメなことやどのように使うことが良いかなどを考えて取り組んでいると聞いて驚きました。子ども達が自由に使っていく中で、まずは操作などに慣れていき、そこから授業や学級経営などで活用していく流れがとても良いと学びました。
 
 また、1人1台のタブレット端末やパソコンの配布により、学びの孤立化が進んでしまうのではないかと考えていました。しかし、実際は、共有化することができるアプリを使うことで、直接話さなくても考えを共有し、交流出来るため、今までは一部の人の意見しか知ることが出来なかった場面でも、全員の意見を知ることができ、逆に学びが深まるなと感じました。加えて、クラウド上にデータが保存されるため、様々な場面で自分の過去の学びや、別の科目の学びなどと関連付けながら学習できる事も素晴らしい利点だと感じました。

 GIGAスクールの波にのり、これから更にICTの活用が広がっていきます。日々の子どもの学びに繋がるように、教師もより良くなるように使うこと、機器はあくまで道具として、授業の本質に合わせて使っていく事を大切にしていきたいと思いました。 (7期生 田中)

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 こんにちは、7期生の久野です。教師力アップセミナーに参加しました。普段の大学の授業では知りえない、実際の教育現場に携わっている先生の声を聞くことで、教育の課題やその対応策について、より具体的に、より現実的に考えることができました。声をかけてくださった玉置先生、運営してくださった先生方、貴重な機会をありがとうございました。

 今回、たくさんのことを学ぶことができましたが、その中で最も衝撃的だったのがICT化に応じる子どもの実態です。セミナーで紹介された子どもたちは、端末を使ってアンケートを作ったり、チャットでお話したり、図表を作ったり…と大人以上にICTを使いこなすスキルを持っていました。教師が全て教えたわけではないそうです。子どもは大人以上に、新しいものに対応し、それを役立たせていく力を持っているのだと感じました。今までは、大人として、子どもに端末の使い方やスキルをたくさん教えなければ、と思っていましたが、それはおこがましいことだと今では感じます。学びを自ら吸収していく子どもを前に、それを止めずに柔軟に対応できる大人でありたいです。 (7期生 久野)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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20210511愛知地区教員組合研修会で講演

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 16時過ぎに家を出て、豊明市文化会館へ向かう。1時間もかかることなく到着。18時から1時間、愛知地区教員組合研修会での講演。今日は学習評価の依頼を受けたので、演題は「三観点学習評価で子どもを育てる授業を学ぶ」。

 大きなホールだが、こういう事態なので、組合役員を除いて参加者はなし。初めて経験する、いわゆる無観客講演。座っておられる数人の方に向けて熱く語る。頷いて聞いていただける方ばかりで、いつもと変わらず話すことができた。感謝。

 持参した30冊ほどの書籍を10人ほどの役員の皆さんが全部買っていただけた!いやあ、大感激。講演疲れが飛ぶ。「よく学ぶ組合は伸びる」「明日も来ていいですか」などのフレーズも自然に出る(笑)。

2021年5月11日仕事日記

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 自宅で朝モーニング。昨晩読破した「学習評価」(田村学著)から、今晩の講演プレゼンにシート3枚追加。これでよりシャープな講演ができるはず。

 本学教育フォーラム2021の関係者への連絡。ようやくこの段階になったが、これからの周知が重要。皆さんに協力を仰ぐしかない。

 10時から16時まで休憩を挟んで、「授業と学び研究所」会議。春日井市ICT支援員研修の振り返り、EDUCOMフォーラムの打合せ、小牧市ICTサポーター研修の在り方研修など、今日も熱い論議。無事すべての議題が良い方向に収まる。

 休憩中に学部長と電話でクリスタルプラン委員会の内容について相談。フレンドシップのサークル化へ向けての諸課題をお聞きする。

 16時過ぎに家を出て、豊明市文化会館へ向かう。1時間もかかることなく到着。18時から1時間、愛知地区教員組合研修会での講演。今日は学習評価の依頼を受けたので、演題は「三観点学習評価で子どもを育てる授業を学ぶ」。

 大きなホールだが、こういう事態なので、組合役員を除いて参加者はなし。初めて経験する、いわゆる無観客講演。座っておられる数人の方に向けて熱く語る。頷いて聞いていただける方ばかりで、いつもと変わらず話すことができた。感謝。

 持参した30冊ほどの書籍を10人ほどの役員の皆さんが全部買っていただけた!いやあ、大感激。講演疲れが飛ぶ。「よく学ぶ組合は伸びる」「明日も来ていいですか」などのフレーズも自然に出る(笑)。

 帰宅。メール処理。本完売の感動に浸りながら横になる。

 研究室HP記事は、下野さんの「コロナ禍で人を想う」。おさまらないコロナ禍での在り方が素直に述べられている。ご一読を。

 

コロナ禍で人を想う(下野)

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コロナがまた猛威をふるってきました。
不穏な空気が社会に立ち込めます。

いつ終わるのか分からない恐怖。

社会に悲しい雰囲気が立ち込めると東日本大震災を思い出します。
当時、私の父は私達家族に内緒で、仕事で福島へ行きました。私は、何も知りませんでした。
初めてその話を聞いた時、私の父はなんてカッコいいんだろうと誇りでした。そして、それと同時に不安にもなったことを覚えています。

知らぬところで、知らず知らずのうちに生活を支えてくださる人がいます。
自分の恐怖や不安を差し置いて、人のためを想っている人がいます。
医療従事者の方や自粛に身を呈する私達もそのうちの一人なんだと思います。

なんとかして乗り切りたい、この今が「あんなこともあったね」なんて笑って話せる日を迎えたい。そう願います。

先ずは、感染予防を徹底し、向かうべき目標にきちんと向かうこと。
若い世代若い世代と叫ばれ謳われますが、若い世代なりにしっかり今を生きようと思います。
(下野)

2021年5月10日いくつかの講演録をまとめて発信

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 ここのところ講演録をアップするのをうっかりしていました。まとめておきます。

○ 4月24日(土) 「いのちの授業オンラインセミナー」 鈴木中人さんとゼミ生と僕とで進行
○ 4月26日(月) 長野県教育委員会スタートアップ研修でオンライン講演
○ 4月27日(水) 犬山中学校指導助言
○ 5月6日(木) 清須市立星の宮小学校講演
○ 5月7日(金) 三重県公立小中学校教頭会オンライン講演
○ 5月8日(土) 第1回教師力アップセミナーパネルディスカッション進行
○ 5月10日(月) 東員町立笹尾東小学校指導助言・講演

2021年5月10日仕事日記

 早朝から、松本先生にいただいたかつて実践科学研究センター長であった小林先生が書かれたフレンドシップへの考えをA4判に編集。この提言をもっと早期に取り上げるべきだったとつくづく思う。昨年度末の私の提案はまちがっていなかったという裏付け資料として、皆さんに提示したい。まずは吉永学部長へ送信。

 10時前に家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。途中で15分ほど仮眠。11時15分ごろ学校着。ここのところの学校の状況をお聞きする。

 11時35分から3年生算数の授業参観。「わり算(同じ数ずつ分けるときの計算を考えよう)」の内容。授業アドバイスツールを活用して指導助言のポイントを撮影。幸運なことに2種類の操作活動の様子を撮ることができた。この2種類をどう扱うかが、今日の授業の重要点として判断。しかし、教科書に掲載されていない操作活動をどう扱うかで、授業中から悩む。子どもをつなぎ、子どもの言葉で創っていこうとする良い授業だったからこそ、教材研究が重要となった授業。

 校長室で給食をいただき、1時間ほど、研究協議会での指導助言を考える。授業アドバイスツールで記録を見ながら、提示する動画を選択。良い場面がとれていることに満足。

 14時から15時ごろまで事後研修会。授業アドバイスツールの映像を一つずつ見せて、僕の意図を考えてもらいながらの指導助言。初試みだったかが、まずまずの手応え。

 15時15分から16時30分までは、講演「GIGAスクール構想 やってみなけりゃわからない」と題して話す。これも新作(笑)。社会でやらないことは学校でもやらない方がよいという主張、心の天気、学びの天気の有用性はしっかり伝える。

 十数人の先生方だが、たくさん質問をいただき、僕なりの見解をズバリと伝えた(つもり)。終了後も教職大学院へ行かれた先生が参戦されて、1時間ほど授業づくりについて話す。

 帰宅。クリスタルプラン委員会のための追加資料作成。学校インターンシップについての改革もしたいという思いを現在のシステムに書き込む。

 届いた「学習評価」(田村学著、東洋館出版社)をさっそく読む。明日の学習評価講演に反映できるところはないかという視点で読む。なるほど!という表現を得ることができた。

 研究室HP記事は、志賀内泰弘さん著『人生にエールをーはげまし、はげまされー』を読んでの感想を下野さんが「思いやり」と題して発信。すでに志賀内さんには紹介済み。「ピュアな感想が嬉しいです」というコメントがすでに届いている。皆さんもご一読を。

思いやり(下野)

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こんにちは、7期生の下野です。
金曜5限は、私達玉置ゼミ7期生のゼミの時間です。
毎回、笑いあり学びありの素敵な時間。
そんな時間に玉置先生から志賀内泰弘さんが書かれた『人生にエールをーはげまし、はげまされー』という本を頂きました。
今回は、この本について記事を綴りたいと思います。

小学生の頃、東京から愛知に引っ越した私は、愛知の小学校の厳格な雰囲気に馴染めずにいました。厳格な雰囲気でありながら、週の目標は月の目標に挙げられる言葉は「思いやりを持って行動しましょう」でした。雰囲気と目標のギャップに余計戸惑ってしまっていたのかもしれません。
この頃から、私は「思いやり」ってなんだ?と心の奥底に疑問を抱えていた様に感じます。

時は流れ、新型コロナウイルスが蔓延。
世の中は、新規感染者数・死亡者数、度重なる緊急事態宣言や蔓延防止策、感染予防の徹底や感染リスクとコロナ一色となりました。
もう2年も経ちます。新型コロナウイルスの「新型」は、もう「新型」じゃないじゃないか!!!なんて一言物申したくなる様な気持ちです。

しかし、このコロナ禍で長年心の奥底に抱えていた「思いやり」の意味を学んだように思います。家族に対する「思いやり」。友人やアルバイト先のみんな、電車で居合わせた見ず知らずの人、私が目にしたであろう全ての人に対する「思いやり」。
「思いやり」は、自らを発信元として人を大切にすることでした。難しいことです。コロナ禍という人類史に名を刻む様な大事の最中、皆が自分のことで手一杯でしょう。それでも、「思いやり」の連鎖は続いています。本書には沢山の「思いやり」が記され、そんな「思いやり」の集合体を読んだ私は、今まさに「思いやり」の心で溢れています。

簡単なことではありません。
自分のことを差し置いてなど、到底出来る事はでないとも言えます。しかし、そんな苦しい状況下で誰かを思いやれたのなら、そしてその「思いやり」が連鎖するのであれば、きっとコロナが収束した後には、もっともっと素敵な世界が広がっているでしょう。

コロナ禍だからこそ感じられたことが沢山あります。
コロナ禍だからこそ繋がることのできた絆や思いやりがあります。
当たり前が当たり前でなかった時、世界はこんなにも「ありがとう」で溢れていました。きっとコロナがやって来なければ、知り得ることのなかった世界です。

小学生の頃の私が今の私を見たらどう思うでしょうか。「思いやりって、人と人を繋げて、誰かを想うことのできる素敵なことなんだよ」と教えてあげたいです。

いつかまた当たり前が戻って来た時、今の「ありがとう」がもっと繋がりますように。
人と人とが繋がることのできた世界がもっともっと笑顔で溢れ、「思いやり」に溢れた優しくありますように。

今日もまた1日を大切に
心の青空に虹を架けて過ごしてゆきたいと思います。

(下野)

2021年5月9日仕事日記

 今日は講義準備に充てようと決めた日。

 第4回となる「教育課程論」「教師論」「生徒指導論」の内容を検討して、説明動画や資料を作り直し、ユニバーサルパスポートで受講生へお知らせ。さらに「小学校教育実習事前指導」のオンデマンド講義として、「教育実習生としての授業技術」も新たにして動画をアップ。これで本日の目標達成!

 こまきこども未来館へ出かける。オープン2ヶ月後の状況を聞く。総じて順調とのこと。講座の質の高さが評判であったり、何人かのリポーターがいたりと嬉しい話も聞く。コロナ禍で神経を使う中、「体験ひろば」運営の10人村のスタッフのみなさんの踏ん張りを肌で感じる。段ボール製の車も写真の通り。いろいろなパーツが付け加えられて、ますますこどもの創造力をかき立てている。

 枚方市教育委員会から「心の天気」の活用報告が届く。意図がしっかり伝わっている状況。課題が見えてきたので、担当者と話し合いたいと連絡。

 昨日の「教師力アップセミナー」の参加者アンケートが届く。数値的にも、コメントも、安心できる情報。様々な見方があることも承知できて、今後のGIGAスクール構想推進にとても役立つ情報。関係者チャットで、ゼミ生から届いた記事を流す。本質をしっかりとらえているゼミ生を喜んでいただけてなりより。

 研究室HP記事は2本。5月7日の6期生ゼミ記録は伊藤君7期生ゼミ記録は今井さん。ともに学んだことをシャープに表現している。感染防止に留意しながらも対面でやれていることの価値は大きい。ぜひとも続けたい。
 
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5月7日模擬授業(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。今回は、ゼミでの学びについての記事になります。

 先日、ゼミで初めて模擬授業をさせていただきました。私は、「みんな、待っているよ」という題材をつかって、模擬授業をしました。
 
 今回の模擬授業で学んだことは、自分の目指すゴールを押し付けてはいけないということです。今回の模擬授業で、子どもの意見を踏まえながら、自分が目指したゴールへと導いていくことの難しさを実感しました。私は、自分の目指したゴールに持っていきたい気持ちが前に出すぎて、登場人物の気持ちを決めつけてしまいました。教師役の私の言葉で授業を進めてしまい、子ども役の子を置いて行ってしまいました。授業は教師の言葉ではなく、子どもの言葉で進んでいくことで、子ども自身の考えが深まり、子どもが学びたいという意欲も引き出すことができるのだということを学びました。

 スキルのない私が、なんとか授業をすることができたのは、玉置流道徳を真似したおかげです。この授業パターンを考えた玉置先生はさすがだなと改めて感じました。道徳は「想像」と「ゆさぶり」!!!

 この表現が正しいのかどうか分かりませんが、模擬授業を終えた後、上手くいったこともも、上手くいかなかったこともあったけど、「楽しかった」という気持ちが私の中に残りました。同時に、より楽しく、深い学びができる授業を作ることのできる教師を目指していきたいとも思いました。これからもゼミでの学びを通して、(今井)

5月7日6期生ゼミ(伊藤)

 こんにちは!面接練習で言葉が出てこないことが多く、自分の頭の回転が遅いことを知りました。その対策として、大喜利に真剣に取り組んでいる6期生伊藤幹太です。

 大喜利って意外とやってみたら難しいし、他の人の答えが面白くて、「世界ってすごいな」と感じました。

 さて、5月7日にゼミがありました。いつもどおり過去問を解いて、面接練習の対策だったのですが、過去問が長くなってしまい面接練習の時間が短くなってしまったのですが、良い学びになったので、記事にしています!

 7人それぞれ質問があったのですが、その中でも1番考えさせられたのは、「校則で禁止されている茶髪にしてきた生徒がいたらどう指導しますか」というものでした。

 それを聞かれて同じ6期生の池戸くんは「事情を聞いた上で、何故してはいけないかを説明し指導する」と答えました。しかし、この質問は難しく今校則はやりすぎではないかと一部で見直されており、指導することが正しいのか間違っているかもわかりません。そのため、学校全体の意向を確認し上司や先輩に相談することも視野に入れるべきと教えていただきました。

 相談するというのも一つの答えなので、「この場合どのように指導しますか?」などの質問を受けたとき、答えが思いつかなかったり、答えづらかったり、したときは「難しい問題なので自分の意見を伝えた上で、上司や先輩先生に相談しアドバイスをもらいます。」も一つの正解なのかなともいました。また、保護者の方に相談とか、外部の専門家の意見を聞くなどもありなのかなと思いました。

 またゼミの最初に先生から志賀内泰弘さんの本「人生に、エールを。〜はげまし、はげまされ〜」をいただきました。コロナのなか考えさせられる話や元気になれるような話がのっていてとても今の時代にぴったりな素晴らしい本でした。また記事にしたいと思います


ps大喜利します
お題「今年の担任の先生に「不安しかない…」どんな人?」

A 何度聞いても1+1が5だと言ってくる。
A 生徒を出席番号で呼ぶ
A 学生時代の道徳の成績が1 (伊藤)
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2021年5月8日仕事日記

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 いつもの喫茶店でモーニング。帰宅して今年度初、オンラインも初の「教師力アップセミナー」のパネルディスカッション進行の確認。メイン質問を工夫しないと面白くないな、と思い直して、あれこれ考える。いつものことだけど、そこまでの展開次第と腹を決める。

 9時30分から事前打ち合わせ。事務局が入念な準備をしていて感心するばかり。僕にはこうしたエネルギーはもう湧かない(笑)。感謝。

 10時から140名ほどの参加者を得て、セミナー開始。前半は中田先生と久川先生の実践発表。ここまで子どもたちは端末を道具として使いこなすことができるのか!と感動。最初の一歩の話もあって、大いに参考になったはず。

 後半は僕が進行しながら、水谷校長、野木森教育長、大西さんに問いかけながら、GIGAスクール構想を実現するための重要点を明らかにするパネルディスカッション。ふと思い付いた質問は、パネルのねらいに自然に迫ることができるものだったと自己評価。

 反省会では裏方の大変さがさらにわかり、今後のオンラインセミナー運営の成功ポイントがよくわかった。

 さっそく届いたゼミ生の学び。本質がよく伝わったと感じられる内容。玉置ゼミの伝統が受け継がれていることも嬉しい。

 午後は、午前にエネルギーを費やしたために低空飛行状態。やらなければならないこと、返信をしなければならないことがたくさんあって、それを処理しているうちにあっという間に夕方。

 研究室HP記事は5月7日7期生ゼミ記録を池戸さんが発信学んでも学んでもさらに学べるこの玉置ゼミでの時間は私にとってもゼミ生にとっても本当に有意義です。いや、有意義すぎるのかもしれませんね(笑)が嬉しい。


5月7日ゼミでの学び(7期生池戸)

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 こんにちは!7期生の池戸です。本日は5/7に行われたゼミでの学びを振り返ります。

 今回も前回同様に道徳の模擬授業を行いました。この日の先生役は棟安さん、今井さんでした。2人ともお疲れ様でした!!!

 棟安さんは小学1年生の5月を想定した、保育専修での学びを取り入れた子供に寄り添った授業でした。鉛筆を使わない、みんなで円になってお互いの顔を見ながら話すことを重視した授業でとても新鮮でした。

 今井さんはとても元気で楽しい授業の雰囲気でした。玉置流道徳をうまく実践できていて揺さぶりも上手でした!そして何より子供の様子やちょっとした行動をうまく拾ってたくさん褒めていました。今回も勉強になることばかりで有意義な1時間半でした。

 今回の学びの中で特に印象に残っているのが、『子供の発言を教師の言葉にしない』ということです。道徳の授業には答えが存在しません。子供が自由に想像し考えるこれが醍醐味です。そのため教師は子供の発言を否定も肯定もしません。しかしそればかり意識することで、子供の発言を復唱しがちになってしまい、子供の発言がいつのまにか教師の発言に変わってしまう危険があることを学びました。「そうだね」「〇〇だったんだよね」ではなく、「なるほどね!」「先生気づかなかった!」という発言の方が子供たちの意見を活かしつつ、さらに話したいと思わせる効果があります。これもまた教師としての戦術ですね!ぜひこれから実践して行きたいです。

 学んでも学んでもさらに学べるこの玉置ゼミでの時間は私にとってもゼミ生にとっても本当に有意義です。いや、有意義すぎるのかもしれませんね(笑)「現状維持は衰退だ」こんな言葉を聞いたことがありますが、このゼミに入って学び続けることの大切さを実感しています。まだまだ7期生みんなと色んなことを学んでいきたいです!ワクワクしてます!!!(7期生池戸)

2021年5月7日仕事日記

 いつもの喫茶店経由、研究室着7時30分ごろ。この時刻でもいつもは駐車場には車がけっこう停まっているが、今朝はわずか数台。みなさん家庭からオンライン講義なのだろうね。

 いつものルーティン。講義の準備。今日は1年生「教師論」の初オンライン授業。接続はうまくいくだろうかと心配しつつ、彼らに任せるしかない。おそらく昨日が初オンラインという学生がほとんどだと思う。GIGAスクール構想実現が進めば、オフラインであろうが、オンラインであろうが、なんらも問題なく講義ができると思う。ほんのわずかな過渡期だろうと考えている。

 1限第3回教育課程論。動画と資料で講義は終えているとして、10時からzoomで学生とつながり、30分間ほどのやりとり。今日は学習指導要領がテーマであったので、第5章旅行・集団宿泊行事を取り上げて、修学旅行の在り方を深掘りする。順に質問をする。自己体験をもとにした考えは、裏付けがあるだけに説得力あり。

 オンラインで講義を受けていたとはいえ、大学にいた1年生のある学生。研究室来研。教師論の感想を聞くと「めちゃ面白いです!」という、僕が一番嬉しいコメントの即答あり。

 2限は6期生対面ゼミ。今後、対面も制限がついた場合のことを考えて、あらかじめの資料配付。教採過去問をして、教師も組織人であることを踏まえての面接体験。

 12時30分、願書指導依頼で、山本君来研。ちょっとしたやりとりから、今後のためにしっかり考えておくべき事柄が判明して、その対応例を伝達。

 14時からもう一つの教師論。1限と同様な展開。zoomとはいえ、学生とやりとりできるのはいい。

 15時から第3回生徒指導論。発達障害と生徒指導が今回のテーマ。基本事項を押さえて考えられる保健室での対応を問う。ロールプレイも緘黙傾向にある子供が保健室に来た場合の養護教諭の在り方を問う展開。

 16時30分から、7期生対面ゼミ。山田ゼミとの合同。宗安さんの工夫された道徳授業提案。我がゼミ生・今井さんの玉置流道徳授業をもとにした授業提案。この時期だからこその辛めのコメントを二人に伝える。いずれ研究室HP記事としてアップされるので、ゼミ記録をお楽しみに。

 研究室HP記事は、下野さんの「こどもの日は未来の日だ」。とてもよい映像を紹介してくれた。皆さんもぜひ視聴を。お勧め。

 プロフィール欄に原稿掲載記録を追記。大学人となって雑誌原稿掲載は223本目!今回の追記は以下のとおり。
・日本教育新聞2021年5月3.10日号に「提言 校内で火付け役見つけ、まずは端末の活用を」掲載
・週刊教育資料5月3・10日号(No1611)「連載 玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」に「令和の日本型学校教育を考える8」掲載
・新教育ライブラリPremier?vol.1 教頭・副校長のための時間が増える!仕事のワザ第1回「校長と教頭・副校長が一枚岩になると時間が生まれる」掲載。

こどもの日は未来の日だ。(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。今年のゴールデンウィークもまたコロナ禍で迎え、天候もよろしくなく、少し憂鬱な気分になってしまいがちでした。一体いつまで無理矢理ポジティブに生活すればいいんだ!!!と嘆きたくなってしまう日々です。

 そんな中で迎えるゴールデンウィーク最終日。憂鬱な気分が一点。なにを憂鬱になってるんだ!と今度は逆のことを叫んでしまいそうに、、(笑)

 私を元気にしてくれた、動画を今回はご紹介させていただきます。サントリーホールディングス(株)が【5月5日こどもの日】に新TV−CM「素晴らしい過去になろう」篇(60秒)を全国オンエアしました。(リンク元:【こどもの日】「#素晴らしい過去になろう」篇|サントリー企業広告 1分)

 『こどもの日は、未来の日だ。この子が今の僕の歳になる時のことを考えた。(中略)この地球が彼らの生きる糧であり続ける為に、なにを守り、なにを新しくするのか。そして、それは誰がやるのか。僕だ。
 
 子どもたちに未来を用意するのは、やがて過去と呼ばれる今の僕たちなんだ。僕たちは素晴らしい過去になれるだろうか。(後略)』

 鳥肌が立ちました。感動しました。素敵でした。言葉に言い表せない程、胸が熱くなりました。有難いことに、私は今教師を目指し、この環境に身を置いています。子どもたちに直接的に未来を用意できる職業を目指しています。そして、その子ども達がまた新しい未来を用意できる様に何を伝え、何を教わるのか。

 子どもに寄り添う教師というのは、言葉にすれば簡単です。でもどうやって?と問われれば、どうだろう?数ある素晴らしい指導法を習得すれば良いのだろうか。数ある意味の有る素晴らしい接し方を習得すれば良いのだろうか。勿論、これ等は大切なことです。
しかし、頭で考えるよりも「子どもに寄り添う」為に大切なことはきっと、子ども達の未来を想うこと。

 子ども達の未来を想い、寄り添い、支え
 そして、そんな輝く子ども達に大人は沢山のことを教わります。

 素晴らしい過去となれる様今を精一杯生きたいと思います。(下野)

引用元:
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