2021年7月1日仕事日記

 僕の講義は、今日からすべて対面としたので、6時45分頃に家を出る。コンビニで朝食を買って研究室へ。8時少し前に到着。

 9時からの第11回教育課程論準備。資料印刷。講義開始。今日は藤原和博さん考案の「よのなか科」の授業を体験しながら、思考力や判断力を高める授業、そして校長による教育課程編成のよさを体感する展開。

 オンラインで自分の考えをしっかり表明することに慣れたためか、対面でも一人一人がしっかりと自分の考えを述べる。また、教育実習を意識して私の発問の意図を考えさせたり、収束発問のよさを実感させたりすることができた。

 対面となり、一気にレポート提出(僕が指示したことなんだけど(笑))があって、研究室で時間をかけて読み始める。明日もこの作業は続く。

 学校ふれあい体験レポートの提出状況確認。もう一人の担当の高木先生と連絡調整。

 14時ごろ大学を出て犬山市役所へ向かう。15時ごろ到着。教育長と校長会長と懇談。

 15時30分から第1回犬山市ICT活用研究委員会にアドバイザーとして参加。その中で、僕にとってはとても嬉しいことが決まっていることを聞く。そうであれば僕ができることを精一杯行いたいと相談。今日の決定は、いずれ発表できると思う。

 帰宅。今日もいくつかの依頼と相談があり、その対応メール。

 研究室HP記事は、編著「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年」のPR。通知表作成時期であるので改めて宣伝。
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お勧め>生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年

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 拙著のお勧めです。通知表作成の時期となりました。新学習指導要領に合わせた「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年」を発刊させていただきました。

 以下は明治図書サイトでの紹介文です。みなさま、ぜひどうぞ!

 この1冊で通知表作成はラクラク&カンペキ!

 2021年度全面実施の新学習指導要領の「3観点の学習評価」に対応した、最新の通知表所見文例集。ネガティブ面をポジティブに変換した「生徒を励ます文例」を豊富に収録しています。特典として全ての文例を無料ダウンロード可能で、実際の所見作成がより効率的に!

2021年6月30日仕事日記

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 今朝は、slackでゼミ生へ、「心の天気」の入力と研究室HP記事閲覧の日常化はしているか?と問いかける書き込み。

 EDUCOM月末報告書作成して送付。8時30分頃に家を出て、いつもの喫茶店でモーニング。

 9時45分ごろ春日井市立藤山台中学校着。校長先生から前回訪問以後のICT活用状況をお聞きする。端末利用がかなり日常化してきた模様。

 3限、4限、5限、6限と11の授業参観。僕は各授業での気づきをメモしながら、ポイント撮影。通算100個ほどの気づきとなる。

 どの教室においても、教師と生徒の関係がよく、良い雰囲気の中で授業が進められている。だからこそ端末利用も問題なくできているのだと考える。落ち着かない、指示が通らない教室では端末利用も躊躇してしまう教師の心境がわかるからだ。

 僕が見た限りでは、Googleclassroomを活用しての授業資料や課題提供はごく普通。スプレッドシートやjamboardでの意見書き込み、収集、整理もかなりの頻度で行われていて、この様子を見ただけでも多くの学びがあったはずと、ゼミ生へ参観を呼びかけなかったことを後悔。

 15時15分ほどからかなりの時間をかけて、校長先生や研究主任の方5名に僕の気づきと今後のための助言を伝える。気づいたら16時30分ごろ。実は終了時刻文書に明記してあったことに今気づく。1時間半近く話してしまったことを(今ごろ)猛省。最後は学習評価についての難しい質問をいただき苦悶。割り切りたいけど割り切れない教師の気持ちがわかるだけに辛い。

 17時30分ごろに帰宅。7月5日の吹田市立教育センターでの校長研修会資料完成を目指して集中。かつて日本教育新聞に連載していた「校長塾」の原稿のごく一部も添付して、担当の方へ送信。

 7月7日の羽島郡二町でのGIGAスクール関連講演の資料も作成。依頼事項も添えて送信。ふ〜う。

 18時30分頃には春日井市立藤山台中学校Webで本日の訪問の記事発信(写真)。

 小学校教育実習事前事後指導のレポート未提出者に警告メール発信。深夜近くにお詫びのメールが数通届く。明日からは僕のすべての講義は対面。そのための資料確認。

 研究室HP記事は7期生今井さんの7期生道徳模擬授業提案を締めくくる良い記事。最後の!マークの多さから次なる意欲が十分に感じられる。よし!

6月25日 7期生ゼミでの学び(今井)

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 今日の7期生ゼミの道徳模擬授業は、最終回!久野さん、吉久さんの授業でした。

 久野さんは、前半から後半の山場までの流れがスムーズで、子どもを発言を認めるのが上手いなと感じました。また、子どもが迷って考えを深められる、ゆさぶりの問いも良かったです。

 吉久さんは、子どもの意見の聞き取るのが上手だなと感じました。自分が授業をした時、子どもの意見を聞きながら、短くキーワードを拾うことに、とても苦戦しました。吉久さんは、子どもの意見からキーワードを拾い出すことがとても上手かったです。

 今日のゼミで学んだことが二つあります。
 まず一つ目は、「取り得る行動を検討すること」です。自分ならどのような行動を取るか、反対に、これは絶対にやらないという行動はどのようなものかを問いかけることで、子どもは自分に置き換えて、色々な行動を思いつく、そこから、なぜ?どうして?と考えを深めていくことで、自分の価値観を見いだすことができるのだということを学びました。玉置先生がおっしゃっていた「色々な行動が考えられる中で、他人から見てやめた方が良いと思われる行動は避けたいね。」という言葉。これを聞いて、道徳をやる意味ってこれだ!と自分の中にストンと入ってきました。玉置マジック!恐るべし!この気持ちを子どもたちに伝えられるように、道徳の授業をしたいと思いました。

 次に二つ目は、心情や行動の変化のない物語では、エピソードの背景を想像させるということです。どうしても気持ちに目を向けがちな道徳ですが、心情の変化の少ない物語では、気持ちではなく、「なぜ、こうなったの?」とエピソードを想像させることで、子どもの思考が深まっていくということが分かりました。今まで、エピソードの前後で主人公の気持ちが大きく変わった題材を扱ってきましたが、今回新たなパターンを学ぶことができて良かったです。

 今回で7期生の道徳模擬授業ゼミが全て終了しました。毎回学びのオンパレードでした。とても充実したゼミの時間を過ごすことができ、玉置先生、山田先生を始め、玉置ゼミ、山田ゼミの皆に改めて感謝です。模擬授業をしてみて、上手くいかなかったという悔しさが自分の中にあります。教育実習では、玉置ゼミで学んだことを大切に、沢山挑戦できるよう頑張ります!!!!!!!!(今井)

2021年6月29日金沢市教育委員会主催学校組織マネジメント研修(11年目対象)

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 14時30分から16時30分まで10分間の休憩を挟んで、金沢市教職員研修(11年目教員対象)のオンライン研修。

 演題は「働き方改革時代を踏まえた中堅教員の学校組織マネジメント」。大きくは「働き方改革推進のための手立てを考える」と「主体的・対話的で深い学びを具現化するための授業アドバイス」の二つ。

 働き方改革では、文部科学省の調査データを見せて自校の在り方の振り返り。ブレイクアウトルームで、「思い込み業務の洗い出し」と「改善したい業務出し」。

 授業づくりでは、「ねらいと評価の一体化」を意識するための問いを連発。特に「見方・考え方」の玉置流の捉え方を伝授。

 今回はブレイクアウトルームを活用。指名発言も多用。指名発言は27名。ブレイクアウトルームは3回活用。オンラインでもかなりアクティブな展開ができるようになってきた。

 オンライン研修を裏で支えていただいているスタッフの方と終了後にミニ懇談。僕の講演は、他と比較すると参加者とのやりとりがかなり多いとのこと。展開の工夫を褒めていただき元気が出る。

2021年6月29日仕事日記

 今朝は文部科学省サイトで情報収集から。「【資料】児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議審議まとめ(案) 」を読み、「心の天気」に当てはまる箇所を抜き出し。次に「中央教育審議会「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会(第2回)・初等中等教育分科会教員養成部会(第124回)合同会議」での資料読み。特に「新たな時代における教師・教職員集団の持続的な成長の在り方について」に興味が湧く。 

 数日前からルンバが調子が悪く充電エラーが続いている。サイト情報を見て、復帰を試みるが何度やっても上手くいかない。サポートへ電話。先日のダイソンも同様であったが、実に丁寧な対応。気持ちよく出費をする気持ちになる(笑)。

 14時30分から16時30分まで10分間の休憩を挟んで、金沢市教職員研修(11年目教員対象)のオンライン研修。演題は「働き方改革時代を踏まえた中堅教員の学校組織マネジメント」。大きくは「働き方改革推進のための手立てを考える」と「主体的・対話的で深い学びを具現化するための授業アドバイス」の二つ。

 今回はブレイクアウトルームを活用。指名発言も多用。指名発言は27名。ブレイクアウトルームは3回活用。オンラインでもかなりアクティブな展開ができるようになってきた。

 日本教育新聞社から依頼を受けた原稿「提言」の2回目を書いて送信。今回の最後の文は「転んでもタダは起きない」(笑)。

 7月5日の吹田市の校長対象の対面講演の準備開始。今朝得た文部科学省サイトでの情報を入れ込む。

 研究室HP記事は金子さんのとても良い記事「子どもの喜びと教師の喜び」。書いて発信することのよさを体験をもとに表現していてくれる皆さんに読んでいただきたい内容。
 

子どもの喜びと教師の喜び(金子)

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 こんにちは、6期生の金子です。教員採用試験まで残り20日を切りました。本当にいよいよだという気持ちで、一日一日の学びを大切にしたいと思います。

 私は最近、これが教師としての喜びか!と体感したことがあります。

 玉置先生を始め、保育専修の先生、いつも暖かく声を掛けてくださる実習科の先生が、私の記事を呼んで感想をくださいました。 たくさんの先生方が私が学んだことを一緒になって喜んでくださり、実習科の先生は、「みんなの記事を読んでいると私も頑張ろうと思う」とおっしゃってくださいました。玉置先生に感謝とこの喜びを伝えると、「金子さんが嬉しいように私も嬉しい、これが教師の喜び!」とお言葉をくださいました。「なるほど、きっと同じ目線で一緒に活動して子どもの成長や学びを感じたらどんなに嬉しいだろう、自分の頑張る理由の1つもなるな」と思いました。

 そして、子ども視点の私も、もちろんすごく嬉しかったです。自分の言葉で伝えたことを認めて貰えることが喜びとこれからの意欲に繋がりました。私は居場所づくりを大切にする教師になりたいと考えています。「でも実際居場所づくりって難しいことだな」と思いますが、日常から先生方のように子どもの考えに価値付けをしていくことが居場所づくりになると体感しました。

 私自身、日常の中で友達の頑張りを尊敬し、嬉しく思います。面接練習をしていても、私には無い視点をもっていてステキだなあ、私も頑張らなきゃと思うことが毎日です。そしてその視点を子どもたちに向けても大切にして、たくさん伝えていきたいです。

 相手と共有すると喜びは2倍に悲しみは半分にと言います。計算は苦手ですが、子どもと喜びを共有することで、何十倍、何百倍の喜びになると言えるのではないでしょうか!多くの人間がいるからこそ共有しないともったいない!とも思います。子どもの喜びが教師の喜び、これは人生が豊かになるすごくステキなことだなと感じました。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。試験まで残りの日々も、仲間と支えあいながら頑張ります!(金子)

2021年6月28日吹田市コアスタッフ研修講師

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 11時に家を出て、地元駅から名古屋へ、新幹線で新大阪、そして吹田駅着は13時20分頃。吹田市立教育センターのお迎えをいただき、センターまでタクシーで移動。

 応接室で、あらためて今日の「コアスタッフ研修」(依頼があった講義名は「これからの授業の見方・考え方、校内へのアプローチ」)のことを再確認。ご期待に沿えるように参加者とのやりとりをたくさん取り入れて進行することをお約束。

 14時から16時30分ごろまで、10分間の休憩を挟んで展開。久しぶりの対面講演。考えて話し合い発表していただく場面をいつも以上に入れての2時間余。あらためてお聞きすると、自ら手を挙げて参加されておられる方のみとのこと。野口芳宏先生曰く、まさに一級の聴衆の前で話ができるわけなので、研修が充実するかどうかは話し手の責任。終始、熱心に聞いていただける皆さんに助けられての講演。今、依頼を受けた内容において伝えたいことをすべて伝えきったという充実感あり。

 講演の最後では、「心の天気」「学びの天気」を紹介。興味を持っていただき質問していただいた方もあって嬉しいこと。持参した書籍は完売。こちらにも感謝。

 控え室ではセンターの速水先生や福井先生に授業アドバイスツールを紹介。こちらも興味を示していただけた。

 吹田駅までタクシーで送っていただき帰路へ。19時30分ごろ帰宅。

2021年6月28日仕事日記

 いつものようにゼミ生の「心の天気」「学びの天気」をチェックして、何人かには感じることを発信。吹田市での講演内容最終チェック。

 9時30分からEDUCOMで開催されているMV(ミッション・ビジョン)発表を1時間ほど視聴。聞きながら研究所の在り方を考える。

 11時に家を出て、地元駅から名古屋へ、新幹線で新大阪、そして吹田駅着は13時20分頃。吹田市立教育センターのお迎えをいただき、センターまでタクシーで移動。

 応接室で、あらためて今日の研修のことを再確認。ご期待に沿えるように参加者とのやりとりをたくさん取り入れて進行することをお約束。

 14時から16時30分ごろまで、10分間の休憩を挟んで展開。久しぶりの対面講演。考えて話し合い発表していただく場面をいつも以上に入れての2時間余。あらためてお聞きすると、自ら手を挙げて参加されておられる方のみとのこと。野口芳宏先生曰く、まさに一級の聴衆の前で話ができるわけなので、研修が充実するかどうかは話し手の責任。終始、熱心に聞いていただける皆さんに助けられての講演。今、伝えたいことをすべて伝えきったという充実感あり。

 講演の最後では、「心の天気」「学びの天気」を紹介。興味を持っていただき質問していただいた方もあって嬉しいこと。持参した書籍は完売。こちらにも感謝。

 控え室ではセンターの速水先生や福井先生に授業アドバイスツールを紹介。こちらも興味を示していただけた。

 吹田駅までタクシーで送っていただき帰路へ。19時30分ごろ帰宅。今日もいただいたいくつかの依頼に返信。早めに横になる。2時間を超える講演はさすがに疲れている(笑)。

 研究室HP記事は7期生で最後の道徳授業提案をした吉久さんが発信。7期生全体で学んだ成果を大いに発揮してくれた授業。もちろんここからがスタート。この気持ちが大切。

6月26日 7期生ゼミでの学び(吉久)

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 こんにちは!7期生の吉久です。
6月25日(金)、人生初の道徳の模擬授業です!私は最後の授業者ということもあり、とてもドキドキしていました!
 さて、今回は、その振り返りをしていきたいと思います。

 私は、「もりのゆうびんやさん」という低学年の教材を扱いました。この教材は、「はたらくことのよさ」を感じてもらうことがねらいです。このお話は、起承転結がはっきりとしておらず、温かい話が始めから終わりまで続いていくような内容です。なので、ゆさぶりをどこに設定し、どのようにすればよいのか悩みました。

 実際に模擬授業を行ってみると、やはり改善しなければいけないことがたくさんありました。主に二つあります。
 一つ目は、やはり「ゆさぶりの仕方」です。今回のお話では、「手紙」というものをゆさぶりにしたのですが、私は当たり前の質問をしてしまったので上手く揺さぶることができませんでした。そのため、今回のようなお話の場合、エピソードの背景を聞くということが効果的な揺さぶりであることを学びました。今後、そのようにしていきたいです。

 二つ目は、心にゆとりをもつことです。改善しなければいけないことにはどれも根本にこの問題があったように感じます。私は焦っていたので、せっかくの子どもの貴重な意見を「なるほど」と言ったり、繰り返して言葉にしたりするだけでした。「ほめ言葉を言う」ということが全くできていませんでした。それに加え、「意図的指名」をするために机間巡視をするときに記憶していたのですが、教壇に立った途端頭が真っ白になってしまいました。このときの私の表情や態度が全面的にでてしまい、それらが子ども達に伝わっていたと思います。なので、心にゆとりをもっていきたいです。机間巡視の時は必ずメモを取るようにします。

 反省点も多くありましたが、模擬授業を行ってみて、他にも思ったことがあります。それは、私が想像していたより授業らしい授業ができたということ。そしてもっといい授業をしたいということ。先ほどとは矛盾したことを言っているのは重々承知しています。(笑)
 私は範読するときに子ども達に気づいてほしい言葉を繰り返し読む工夫をしました。そこを、子どもに拾ってもらったり、予想していた意見を出してくれたときはかなり嬉しかったです。いいぞいいぞ、という気持ちでした。でも、このように授業が成り立つのは、当たり前のことですが、子ども達がいるからだと思いました。それを強く実感しました。なので、児童役の山田ゼミ、玉置ゼミのみんな、一緒に授業をしてくれてありがとう。感謝で一杯です。

 今回の模擬授業は私にとってどれも貴重な体験となりました。玉置先生ご指導ありがとうございました。改めて、ゼミの皆もありがとう。(吉久)

2021年6月27日仕事日記

 リアルタイムで聞けなかった第33回オンライン調研セミナー「令和の日本型学校教育における 学習評価について」の前半の基調講演を視聴。「新学習指導要領における学習評価を考える」と題した京都大学大学院教育学研究科准教授 石井 英真さんの講演。評価についての問い合わせが多いので、大いに参考になる。申し込んでおいて良かった。

 13時20分頃にzoomに入って、オンラインでアイスブレーキング中の皆さんの部屋に参入。13時40分から、独立行政法人教職員機構山口大学センター主催の主催の「ちゃぶ台次世代コーホート Advance Course」の皆さんへ講演。本来は山口県まで出かける予定だったが、このコロナ禍ではオンラインは致し方ない。

 演題は「令和の日本型学校教育の具現化に向けて」。10分間の休憩を入れて15時40分までの2時間講演。内容は前半は「主体的・対話的で深い学びの具現化のためのいくつかの提言」、後半は「GIGAスクール構想実現に向けての研修体制」などを中心に話す。

 終了後、海部地区事務職員研修会での資料作り。こちらも対面講演であったが、諸事情があって、資料提供と変更。資料タイトルは「GIGAスクール構想を実現する事務職員の在り方」。口頭で資料を説明できないので、1シート毎に普段は入れていない説明を加えての構成。完成したので代表に送信。

 研究室HP記事は7期生ゼミでの道徳模擬授業提案をした久野さんの振り返り。人生初の授業で、相当なプレッシャーを感じていた模様。良い授業をしたいという思いは永遠に持ち続けてほしい。

6月27日ちゃぶ台次世代コーホート Advance Courseでオンライン講演

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 13時20分頃にzoomに入って、オンラインでアイスブレーキング中の皆さんの部屋に参入。13時40分から、独立行政法人教職員機構山口大学センター主催の主催の「ちゃぶ台次世代コーホート Advance Course」の皆さんへ講演。本来は山口県まで出かける予定だったが、このコロナ禍ではオンラインは致し方ない。

 日曜日開催の有志の会。66名の方がオンライン参加。この研修会の趣旨は要項によると次の通り。「自立・向上・充実期にある若手・中堅教員が、学校や地域の教育諸課題の解決に向けた教職実践と省察、課題研修やピア・サポート等を行うことにより、ミドル・スクールリーダーとしての資質能力の向上を図るとともに、教職実践課題の解決力、省察
力の醸成を図る」。まさに素晴らしい会で、お声をかけていただいた山口大学の霜川先生に感謝。

 演題は「令和の日本型学校教育の具現化に向けて」。10分間の休憩を入れて15時40分までの2時間講演。内容は前半は「主体的・対話的で深い学びの具現化のためのいくつかの提言」、後半は「GIGAスクール構想実現に向けての研修体制」などを中心に話す。

 名簿をいただき発言指名を重ねながらの展開。趣旨をいつも意識して問いかけたつもり。参加者の方からの振り返りを楽しみにして待ちたい。

6月25日7期生ゼミでの学び(久野)

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 こんにちは、7期生の久野です。6月25日、ゼミで道徳の模擬授業を行わせていただきました!今回は、その振り返りを記したいと思います。

 人生初の模擬授業は、当然、反省点すべき点ばかりでしたが、何より、楽しかったです!課題に対して、ああでもないこうでもない、と頭を悩ませる児童(役の方々)の姿は、私が授業の中で最も見たかったものでした。教師になりたいという気持ちがより強くなりました。

 一方、うまくできなかったと悔しさが残る点も多くあります。一番の反省は、喋る子ばかりに喋らせてしまったことです。授業中、私は、それに気付くことすらできませんでした。授業が終わってようやく、「あ、あの子あんまり喋ってなかったかも、、」と気付きましたが、もう手遅れです。

 教室全体を見渡して、参加できていない子がいないか常にチェックすること、意図的指名をすることで、全員が参加できるようにすることの大切さを実感しました。今回の反省を教育実習での課題にしたいと思います。

 今日の学びは、どれも経験なしでは知れなかったことです。本当に有難い機会をいただきました。玉置ゼミに入ってよかった!!

 全員分の模擬授業が終わり、次回から新しい分野に入りますが、どんなことを学べるのか、今から楽しみです!学びの多すぎる超贅沢なゼミですが、全部取りこぼさず、自分の糧にしていきたいです!(久野)

2021年6月26日仕事日記

 今朝はふと思い出した愛知教育大学附属名古屋中学校第45回生の卒業生答辞(平成5年3月6日)。FBで関係者向けに投稿。答辞はここをクリックすると読める。異例な答辞。合唱の価値を語り尽くした内容。長文だが、一読の価値十分あり。

 11時頃から東大阪市教育センターから依頼のオンデマンド研修用の動画撮影。演題は「GIGAスクール構想を実現する管理職のリーダーシップ」。60分間ほどの動画が完成でセンターへ連絡。なお、講演周知のためにセンター内では僕の紹介映像が流れているとのこと。

 14時からオンラインで「算数・数学授業創りMathに参加。今日の意見交換会は「岐阜聖徳学園大学教育フォーラム『令和時代の教育をリードする』を視聴して」、話題提供は鈴木明裕先生が「大学の講義でGeoGebraの使用を試みて」。話題は自ずとGIGAスクール構想の現実についてにシフト。僕が最近得た情報提供をしたり、ある地区の現状を聞いたりと、3時間弱の今日も濃厚な会。愛知教育大学名誉教授の柴田録治先生から僕の主張を認めていただけたことが嬉しい。

 少し早くに中座して、家内と外食に出かける。久しぶりのお店。ここの味にはいつ来ても満足。僕は何ヶ月ぶりのアルコール。いつも以上に酔いが回る(泣)。

 研究室HP記事は6期生松浦さんの6月25日ゼミの振り返り。集団討論の質が高まってきたことをゼミ生全体で感じている記事。指導者として嬉しいこと。

 6月24日第2回「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」の議事録は下野さんが作成。早々に届いていたが、僕が研究室HPに手間取る。これなら累積できるという構成になったのでアップ。関係者に連絡。

6月25日6期生ゼミでの学び(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です!今日は6月25日のゼミでの学びをまとめたいと思います。

 今回のゼミでは、集団討論の練習をしました。
 1つ目のテーマは「1人1台ICT端末を導入する目的と教師のあり方」でした。4月頃には知識不足でGIGAスクール構想という言葉の意味すら知りませんでしたが、今では一人一人が知識をもとに意見を述べたり、質問を投げかけたりして、「討論」ができるようになりました。初めの頃の練習を思い返して笑えるくらいは成長できたかなと思います!
 
 2つ目のテーマは「新型コロナウイルスの影響を受けての学級経営」についてでした。今までにはなかったテーマでしたが、みんな自分の考えを堂々と述べていて、学級経営における大切なキーワードがたくさん出てきました。

 2つの集団討論をやってみて、やはり一番大切なのは「人の意見を聞くこと」だと思いました。討論なので、自分の意見を述べてばかりいるのは少し違うかなと思います。人の意見を聞きながら、自分の意見を伝えて、集団で深めていくことが大切だと思いました。

 週2回のゼミのおかげで確実に力がついてきているのだと思いますが、自分ではなかなか分からないもので、不安になる時もあります。でも、玉置先生が仰る「言うことなし!」の一言でとても安心します。きっと、6期生のみんな同じことを思っているのではないかと思います。今までやってきたことを確実に生かして、本番を迎えられるよう、残りの時間も精一杯頑張ります!謙虚に、最後まで粘ります(^ ^)

 玉置先生、まだまだご指導よろしくお願いします!!!(松浦)

2021年6月25日仕事日記

 パンと珈琲で朝食。仕事日記を書いてから大学へ向かう。8時頃に研究室着。

 9時ごろに7期生下野さん、下野さんの友人の脇淵さんが来研。楽しい四方山話。こうした研究室での時間は久しぶり。脇淵さんが音楽専修であることから合唱の話となり、かつての愛知教育大学附属名古屋中学校でのある生徒の卒業生答辞を紹介。合唱がいかに学校の核になっていたかを紹介。

 10時から「第10回教師論」。和田裕枝先生の「4月は学びの種を蒔くとき」という動画を見て、和田先生の教育観を推測しながら意見交流。「褒める」ことを話題として、自分の小中学生時代の教師はどうであったかを報告し合い、「褒める」ことの価値を追究。

 10時40分から6期生ゼミ。集団討論をしたいとの依頼を受けて、2つのテーマを提示。かつての集団討論と比べると、論議の内容、話し方など雲泥の差。文句なしの合格点を出せる討論。

 12時30分から特別支援教育専修の安田先生、松本先生に知恵を借りるために、恵那市明智にできた「いきいき邑楽舎」利用について相談。

 フォーラムの簡単なまとめと、あるアンケートのフォームづくり。

 14時からも10時からと同様な展開。今回は1限と3限での意見には相違はあまりない。「褒める」ことの重要性は揺るがないという結論。

 15時から看護学部「生徒指導論」。今回は養護教諭と学級担任の連携の重要性と難しさがテーマ。ロールプレイは、家族関係に悩む生徒への対応。

 16時30分から7期生&山田ゼミ。今日で道徳授業提案シリーズ終了。最後の二人は久野さんと吉久さん。これまでのゼミの学びを遺憾なく発揮してくれた二人。該当学年になりきっての子ども役もいい。教育実習前の道徳授業体験としては十分。今回は「取り得る行動の検討」と「エピソードの背景を聞く」ことを伝授。総勢12名の道徳授業での学びは相当なものになった。満足!

 研究室に戻り、片付け物をして大学を出る。気分は爽快。高速道路はモードを変えて運転。帰宅。

 研究室HP記事は松浦さんの「大変な時こそ、楽しむべし!」。まさにこの通り。元気が出る記事。ぜひ一読を。

大変な時こそ、楽しむべし!(松浦)

 こんにちは!6期生の松浦です。教員採用試験まで、あと20日ほどになりました。緊張と不安でいっぱいですが、残りの時間でできることをやり切りたいと思っています!

 そこで、ふと考えたことがあったので記事にしてみました。それは「ゴールは何か」ということです。前回のゼミで、「子どもたちに主体性があるかどうか」によって授業が大きく変わることについて議論しました。その議論しながら、自分たちは試験に対してどれだけ主体的に挑めているのかを考えていました。そして、昨年のゼミ合宿での5期生のゼミ長・生田さんの言葉を思い出しました。

「教採がゴールではないことを忘れないでほしい」

 教員採用試験は合格することが目標ではありますが、それはあくまで教師としてのスタート地点です。試験勉強で頭がいっぱいになっていると、つい目の前の目標だけに目がいってしまい、何のためにやっているんだろう?となることがありますが、この言葉を思い出すと、自分のゴールはもっと先にあることに気付かされます。きっと、私以外にも同じような気持ちになる人はいると思います。そんな時に、この言葉を思い出してほしいです。自分の夢を叶えるための一歩目!と思うと、緊張や不安は勿論ありますが、少し楽しめる余裕が出てくるのではないかなと思うからです。大変な時こそ、楽しむことを忘れないのが上手くいくコツだと思っています!試験が迫ってくると、さらに余裕がなくなってくる気がしますが、そんな時こそ楽しんでやる!という精神で乗り越えたいです。

 みんなで良い報告ができますように!頑張ります!!!頑張ろう!!!!!!!

 この記事が、少しでも誰かの励みになればいいなと思います。読んでくださって、ありがとうございました!(松浦)

 この写真はみんなで書いた玉置先生の絵です。みんなちがって、みんないいなと思います。
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20210624大治小指導助言

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 11時に家を出て大治小学校へ向かう。11時45分頃着。自校調理の美味しい給食をいただき、13時20分頃まで研究の進捗状況について聞く。

 昨年同様、研究推進スタッフが秀逸で、日頃から協働的に研究を進めていることが感じられる説明。「学び合いのための手立てリスト」が明確になっていたことも特筆しておきたい。10月27日の発表会に向けて、研究主題「自他を認め、生き生きと学び続ける児童の育成 −ICT機器を効果的に活用した実践を通して−」を時折意識して、学校全体で振り返ればよいととらえる。つまり確かな歩みをしてきていると判断。手立ての日常化の積み重ねで、主題に迫る子どもの姿を大いに見せていただきたいと話す。

 5限、6限で32学級すべての授業参観。1教室にいられるのは2分〜3分。わずかな時間だが、そのときの気づきを皆さんに伝えたいと思い、ポイント撮影。驚くのはほぼ全学級で端末がごく普通に使われていたこと(写真参照)。端末が導入されて、それほど時間は経っていないと思われる。このような状況になっているのは、おそらく(職員室での)先生方による学び合いがされているに違いない。これはいくつかの学校を訪問しての僕の「端末利用促進のための最大の要因」としての想像。徐々に確信になりつつある。

 45分間の指導助言では、まず研究発表会に向けての体験談から何を大切にすべきかを伝える。その後、写真をもとに全学級の授業にコメント。ワンシートをもとに、全員で意識していきたいことを話したつもり。

 来校された平野教育長と懇談。研究スタッフの皆さんには、授業づくりの更なる指針を示して退校。研究発表会での講演題も仮提出(笑)。

 いただいた研究だよりを見ると嬉しい記述がいっぱい。全学級で「心の天気」活用が日常化されていること、「学びの天気」による振り返りをもとに、自分の個性や学力を客観的に把握して受容できる子どもとなってきているか、さらに他者のよさも認めようとしているかを検証しようとデータを積み重ねておられることが分かり、「心の天気」「学びの天気」の発案者としては嬉しい限り。

2021年6月24日仕事日記

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 東大阪市のオンデマンド管理職研修のプレゼンづくりから開始。これなら参考にしていただけるはずと思う段階までプレゼン完成。あとは動画撮影のみ。

 10時から「第10回教育課程論」。今回は大阪市立大空小学校の木村泰子初代校長の動画をもとに、「特別支援教育学級」の在り方を話題に意見交流。自己矛盾を自覚しながらも自分の考えを明確に述べる学生多し。

 11時に家を出て大治小学校へ向かう。11時45分頃着。自校調理の美味しい給食をいただき、13時20分頃まで研究の進捗状況について聞く。

 昨年同様、研究推進スタッフが秀逸で、日頃から協働的に研究を進めていることが感じられる説明。「学び合いのための手立てリスト」が明確になっていたことも特筆しておきたい。10月27日の発表会に向けて、研究主題「自他を認め、生き生きと学び続ける児童の育成 −ICT機器を効果的に活用した実践を通して−」を時折意識して、学校全体で振り返ればよいととらえる。つまり確かな歩みをしてきていると判断。手立ての日常化の積み重ねで、主題に迫る子どもの姿を大いに見せていただきたいと話す。

 5限、6限で32学級すべての授業参観。1教室にいられるのは2分〜3分。わずかな時間だが、そのときの気づきを皆さんに伝えたいと思い、ポイント撮影。驚くのはほぼ全学級で端末がごく普通に使われていたこと(写真参照)。端末が導入されて、それほど時間は経っていないと思われる。このような状況になっているのは、おそらく(職員室での)先生方による学び合いがされているに違いない。これはいくつかの学校を訪問しての僕の「端末利用促進のための最大の要因」としての想像。徐々に確信になりつつある。

 45分間の指導助言では、まず研究発表会に向けての体験談から何を大切にすべきかを伝える。その後、写真をもとに全学級の授業にコメント。ワンシートをもとに、全員で意識していきたいことを話したつもり。

 来校された平野教育長と懇談。研究スタッフの皆さんには、授業づくりの更なる指針を示して退校。研究発表会での講演題も仮提出(笑)。

 帰宅。19時30分からの第2回「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」のためのプレゼンづくり。

 19時30分から21時までオンライン開催。今日は「高学年女子のこと」から「教師と子どもとの関係づくり」へ、そして「学習評価」、特に「主体的に学習に取り組む態度」の評価についての話し合い。今日も充実。議事録をお楽しみに。大いに参考にしていただけるはず。

 研究室HP記事は6月23日の6期生ゼミ。金子さんが発信。話題としたことを上手くまとめている。是非ご一読を。

6月23日6期生ゼミでの学び(金子)

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 こんにちは、6期生の金子です。23日に行われました、6期生ゼミでの学びをまとめます。

 今回は玉置先生が経験された3つの場面の子どもたちから、教師の働きかけの違いについて考えました。すべて玉置先生が授業や振り返り時に「何をしているの?」と子どもに聞いたものであり、1人目は体育の授業終わりの場面で「紙に今日の振り返りをして、もっと良くしようと思っている」と言い、2つ目に体育の授業で話し合っていた女子たちは「もっとこうしたくて話し合うことで深めている」と答えました。3人目の図書館で本を読んでいた男の子は「本を読んでいる」と答えたそうです。

 この事例について、6期生で教師の普段の働きかけはどのように差があるのかを考えました。事例から3人目の児童の主体性が低く、何を学んでいるかが分かっておらず、本を読むことのみが目的になっていると考えました。そして、それは教師が何を学んでいるかを伝えていないからではないかという考えになりました。子どもたちに何をやっているかを伝えなければ、子どもは何を学んでいるか分からず、目的を見失い、自分の学びに気づくことも出来なければ、共有することも出来ず発展しないということが分かりました。

 ですが、ゼミ生の中野さんが仰っていてなるほど!と思ったことで、今日はこれをやりますという伝え方により児童が「先生はこの答えを求めているんだよな、、、」と思うことがないように、時と場合によって使い分けていきたいです。

 子どもたちがどんなに小さくても自分の学びに気づくことが出来ればもっと学びたい!と主体性が生まれると私は思います。そのため、それに気づくことができるように子どもの考えや発言にしっかりと価値付けをしていける教師になりたいです。そこから主体性が生まれ、子どもたち同士でもどんどん学びに気づいて、1人の学びを学級みんなの学びとして、宝としていっぱい作っていきたいです。

 いよいよ教員採用試験まで3週間ほどとなりました。最近、ふとあと少しと考えるとソワソワと緊張してくることがあります(笑)。ラストスパート頑張ります!(金子)

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