2021年4月16日仕事日記

 いつもの喫茶店経由、研究室着は7時30分。定番の動き(換気、アロマ焚き、珈琲を入れる)の朝。

 就職課から依頼の小論文添削。初回に届いたのは6名分。いつもこれくらいだといいのだけどね。この仕事も始まり、いよいよ例年通りの教採対応月間が始まったと痛感。今日も指導依頼の学生数名から届くメール(泣)。

 9時から「第1回教師論」。僕の自己紹介、出欠表と評価の話、出力を主とした授業スタイルの理由を伝えて、哲学者カントの言葉と藤木美智子さんのPCM理論で授業を展開。最後は「包丁を持ってきた少年」を読んでの感想をふりかえりとする。

 10時40分から6期生ゼミ。詳細は名桐君のゼミ記録「なぜ教師になりたいの」で。

 12時40分から石川さんから依頼を受けて教採願書指導。

 13時10分からは1限同様に「第1回教師論」。1年生は今日で大学講義の第1回目がすべて受講終了。「この教師論が一番面白かったです」が、僕にとっては嬉しいコメント。

 14時50分から看護学部学生対象として「生徒指導論」。3名の学生が授業なので、対話を多くして展開。今日は「そもそも生徒指導とは何か」がテーマ。深く悩む学生の姿が指導者としての喜びの一つ。

 16時30分から、初の7期生ゼミ。山田ゼミとの合同。授業づくりを研究テーマの一つにしている我がゼミ。まずは授業づくりの基本を学ばせたいと考え、初回は、玉置流道徳授業を解説しながら展開。各ゼミ生が題材を変えて、同様な授業展開をするように指示。もちろん、徐々に学生に運営をまかせていくつもり。録画をしたので、そのまま小学校教育実習事前指導動画とする予定。

 最後20分間は「いじめ防止」をテーマにディスカッション。教育に関して確かな知見を持ってもらいたいと願ってのこと。終了は18時30分。

 研究室で講義のふり返りを読みながら、我がふり返り。次週の準備を少しして大学を出る。今日も外食。帰宅は21時近く。

 研究室HP記事は7期生・今井さんの「ゆらゆら〜」。こういうエッセイ的記事もいい!

 

なぜ教師になりたいの?(名桐)

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 こんにちは。6期生の名桐です。今回は4月16日行われた6期生ゼミでの学びについて書いていきたいと思います。

 学校では対面授業も始まり、自分たちよりも若い学生で溢れかえる活気ある場所として蘇りました。事情がありスーツで登校したところ、先生に間違えられて3人の学生に挨拶されました。先生になったらこんな感じなのかと思う反面、そんなに年が離れてる見えるのかなと少し複雑な気持ちになりました(笑)。

 今回のゼミでは、前回に引き続き教職教養の過去問と面接練習に取り組みました。過去問に関しては、私が受ける自治体の対策と今日の範囲が被っていたため、満足する結果となりました。これからも反復学習を続けていきます。

 面接に関しては、思うところが多々ありました。志望動機は、自分は教師になりたい気持ちはあるのに、それを言葉に表すことが難しいです。自己PRは、自分が自覚している強みを数秒でうまくまとめることが難しいです。私の心情であったり、ゼミ生が苦労しているのを見ていると、そう感じます。自分が本当に伝えたいことは何か、「私ってこんな人間なんです」を、短い時間でどう伝えるか。玉置先生と高め合えるゼミ生とともに、これからも追究していきたいです。

 加えて、やはり対面のゼミはいいですね。思ったことを同じ空間で共有し、意見交流したり、他のゼミ生が先生に指摘を頂いているその現場に居られることで、自分の学びとしても多くのことを吸収できたりします。ゼミ後も、ゼミ生ともに勉強することも出来ますし、いい事尽くしです。まだ完全にコロナが収束した訳ではないので、体調だけには気をつけて明日も頑張ります。(名桐)

ゆらゆら〜。(今井)

 出発してすぐ、線路付近から、こちらを眺めている女性。誰かを見送っているのだろうか。電車に乗っている相手は、彼女に気づいたのだろうか。

 ウトウトしてるスーツ姿の男性。隣の女性に少し寄りかかってしまって、女性は何度か男性を睨む。寝ているので、男性は睨まれていることなど全く気づかない。寝不足なのだろうか。朝は目を閉じている人が多い。

 3分遅れのアナウンス。時計をちらり。乗り換え案内をちらり。朝はこの3分が、運命の分かれ道。1日を「おはようございます。」でスタートするのか、「すみません。」でスタートするのか。

 私は、音楽を聴こうと思い、ワイヤレスイヤホンと携帯を接続する。繋がっていると思って、音楽を流したが、接続されていなかった様子。急いで、音楽を止める。別にバレてもいいのだが、イヤホンで自分の耳に耳届くはずたった曲を車内で流してしまったため、自分の趣味がバレてしまった、という恥ずかしい感覚に陥る。

 そんな、私の朝。(今井)
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2021年4月15日仕事日記

 8時頃、研究室到着。山田先生とある相談(笑)。下野さんとは四方山話を少々して、追い込まれている仕事に集中。

 9時から第1回教育課程論。まず僕の講義スタイルを伝えてから開始。教育課程の定義から始め、学習指導要領の改訂やそれにまつわる出来事などを学生に意見を求めながら展開。やりとりしながらの講義室で聞く久しぶりの笑い。これがとても嬉しい。

 研究室で、学生ふり返りを読む。時折、紹介した授業技術も教育実習前であることもあって好評。

 12時頃にEDUCOM愛知本社に到着。13時からICT支援員研修開始。

 まず、僕の人となりをわかってもらいたいと思い、ICT支援員さんに期待することを伝えながら、自分のことを語る。神戸先生にも依頼する。その後、職員室で挨拶する設定で、ICT支援員に自己紹介をしていただく。

 あらかじめ寄せられた質問に神戸先生と僕が質問者とやりとりをしながら、答えるという展開。とても良い質問があり、それをもとにICT支援員と学校がより結びつくためのアイデアが生まれる。2時間30分ほどの研修。

 帰宅。週刊「教育資料」の第58回の原稿書き。遅くに完成して編集部に送信。無事、明日の〆切に間に合う(笑)。

 研究室HP記事は、下野さんが「心の天気」に記録したいわばエッセイ。僕が発信を依頼。

雨の日は(下野)

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こんにちは、7期生の下野です。

記事を綴る今日(4/13)は、朝から雨でした。どうやら明日も雨模様のようです。

雨は苦手なのですが、「はあ雨か」と思う度に中学の礼拝を思い出します。
キリスト教(プロテスタント系)の学校でしたから、礼拝がありました。
礼拝にて、「雨は恵みの雨です。足場が悪かったり、学校に行くのは大変でしょう。それでも雨は、飲み水となり木を育て、花を育てます。恵みの雨です。」と言われました。きっと一語一句間違ってないはずです(笑)。なんだか、「恵みの雨です」とはっきりと言い切られると、「恵みの雨かあ、そう思うのもいいかも」と思ったことを今でも覚えてます。

雨の日の懐古は、いつもこのエピソードです。

(下野)

2021年4月14日仕事日記

 目覚めて、メール返信を数本。いつもの喫茶店経由、研究室着が8時前。

 ゼミ生・下野さん来研。朝からゼミ生とやりとりができる喜びは格別。マスク、感染防止のための配慮をしながらも、コロナ禍前のちょっとした日常を思い出す。履修移動可能かを教務課へ相談したときのやりとりを聞かせてくれた。嬉しい話で元気がさらに出る(笑)。

 9時に安保君、9時20分に住田さんが願書の内容相談で来研。

 10時10分ごろに教育実習課へ行き、本日の説明会やオリエンテーションの段取り確認。

 10時40分から12時10分まで、6期生今季初の対面ゼミ。こうしたゼミも忘れていた日常。力が入る。詳しくは、池戸君のゼミ記録で

 12時30分から昨年度、今年度に本学に入っていただいた方を対象に、クリスタルプランの教育実践科目群について、実習委員長として説明。30分間。

 13時15分から、鈴木中人さんと玉置研究室で開催する「いのちの授業を考える」の参加者を増やすための作戦会議。どうやら僕の思い違いがあったようで、ゼミ生らにも申し込み方法を伝えてなかった模様。松浦さん、金子さん、池戸さんらがさっそく連絡をしたり、学内でのPRに動いてくれたりと、頼みはやはりゼミ生。

 そうそう、松浦さん、金子さんから甘い飲物とお菓子の差し入れあり。先輩ゼミ生から「玉置先生が疲れているときは、甘いものを持って研究室を訪問すること」という申し送りがあるとのことで、実践してくれていることが嬉しい!


 話し合いは彼女らに任せて、14時に実習委員長、副委員長、実習課長との相談会。方向を明確にできた話し合い。
 
 14時30分に研究室に戻る。教師論の教科書が届いたので、山田研究室と僕の研究室に搬入。

 15時に堂七さんが願書相談で来研。続いてゼミ生・池戸君来研でゼミ後の進捗報告あり。書籍返却で中江さん来研。タニサケ社長さんの冊子プレゼント。

 16時30分、1年生学校ふれあい体験オリエンテーション開始。3会場(2会場へ中継)に分かれてのいわゆる講義。370名が受講。

 進行役でもある僕がマイクをもって中央に立つと、自然に静まり、話を聞こうとする学生。よし!

1 学部長お祝いの言葉と体験の意味づけ(5分)
2 実習委員長から学校ふれあい体験の概要説明(玉置・30分)
3 クリスタルプランと情報管理説明(芳賀・45分)
4 事務手続きについて(池戸・10分)

 この内容で、18時までみっちり。ソーシャルディスタンスをとっているとはいえ、私語はまったくなし。集中して聞く学生。

 18時20分、研究室に戻り、メールの問い合わせに返信。学びの天気で6期ゼミ生の今日のふり返りを読む。学部長来研で方向性をお聞きする。

 次週の講義資料を印刷。明日の講義確認をして大学を出る。今日も外食して帰宅。例によっていくつの原稿〆切が迫る。一旦横になって目覚めて原稿書き開始。

 小西先生が、「学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術」の書評をブログにしっかり書いていただけた。確かに、教育委員会こそ読んでいただきたい本。鋭い指摘もあって感謝。あらためてこの時期だからこその一石を投じることができたかな、と自負。写真は、小西先生のブログの一部を活用。ぜひ、皆さんには全文を読んでいただきたい。そして、ゼミ生からの本の感想も届かないかなあと期待(笑)。
 
 
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開幕 (6期生 池戸)

 こんにちは!6期生の池戸です!

 本日(4/14)ついに今年度のゼミが開幕しました!!そして教採対策1回目の課題は「なぜ教師になろうと思いますか。」これまで何度も考え直しましたが未だに私の一番定まっていない質問です。一応用意はしましたが自信はなく、とりあえずぶつけてみました。すると私の考えた文章は2行を残して全て考え直しになりました。

 さて、どうしようか。もともと考えても固まらなかったもの、すぐにはもちろん固まりません。そのヒントは他のゼミ生の発表と玉置先生の助言にありました。ゼミ後、玉置先生ともお話をしてなんとか方向性が固まりました。やはり、ゼミはすごい。これからまだまだ自分は成長できる。週2回のゼミが楽しみになりました。(池戸)
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2021年4月13日仕事日記

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 目覚めは7時。いつもの喫茶店経由、研究室着は9時前。

 講義で活用する資料や、出席表&レポート提出、詳細シラバスなどを印刷。

 松本先生に株式会社タニサケの社長の松岡浩さんの本を提供したことが縁で、社長さんに会いに行く段取りを松本先生がしていただけた。その確認。

 明日の本学実習体制説明会用のプレゼンづくり、ならびに5限の学校ふれあい体験オリエンテーションプレゼンづくり開始。

 ゼミ生・今井さん、久野さん来研。ちょうど監修本「キャリアファイル5巻」が届いていたので、PR写真撮影をお願いする。それがこの写真。

 13時から太田さん願書指導。一段落付いたところで、ゼミ生・松浦さんが合流して四方山話。

 14時から土井さん願書指導。メールにて2名から願書指導依頼届く。いよいよ毎年の教採指導期間開始の模様。

 16時ごろから福田先生と相談。16時40分頃から学部長と相談。電話で水谷先生と相談。実習課長や清水さんと随時相談とお願い。

 京都と広島のある町の教育長からメールあり。相談と拙稿感想が届く。いずれにしてもつながりが嬉しい。

 二つのプレゼンがほぼ完成。教育フォーラム案作成。これもほぼできたので大学を出る。途中で夕食をとって帰宅。

 研究室から持参した破棄文書を処理。研究室HP記事は、「私のコロナ禍の1年」シリーズの最終回。6期生・中江さんが発信。やはり貴重な一学生の記録。
 

私のコロナ禍の1年(中江)

 こんにちは!6期生の中江です。最近はお日様がぽかぽかしてすごしやすくなりましたね!さらに桜も散る季節になり春の訪れを感じるばかりです。先日見かけた桜の花が真っ白でとてもきれいだったのでつい写真におさめました。ぜひ見てください。

 さて、私のコロナ禍というテーマで今回はお話をします。

 世界がコロナの影響を受けて、もうまる1年経ってしまいますね。ぱっと思い返してみると、空白の1年という印象が私の中では強いのです。それはなぜかというと、1年前、3年生として「よし!頑張ろう!」とスタートをしようとしていた私にとって頑張ろうとしていたことがコロナによって取り消される状況が多かったからだと思います。私は1年生からフレンドシップという活動をしていて、3年生では主体となって後輩たちを引っ張っていくはずでした。しかし、活動はなくなりスタートを切れないまま…。授業においてはオンラインでの講義になり先生との連絡手段、課題の提出方法、その他情報確認の仕方など分からないことだらけで混乱してばかりでした。いったい私は大学で何をしているんだろうと悩むこともありました。

 しかし、本当にこの1年は空白だったのだろうか…?ともう1度ふり返ってみると、ちゃんと意味のある1年だったと感じることができました。そう感じることができたのは、家族の存在と実習の経験がきっかけです。

 私は三重県出身でひとり暮らしをしています。コロナ禍になって前よりも家族のことを心配するようになり連絡をとることが多くなりました。私には大学1年生(今年2年生)の弟がいます。ちょうど弟が大学に入学する時期がコロナと重なりました。入学に伴って弟もひとり暮らしを始めたのですが、入学したのに大学にいけない、まったく学校生活に慣れないという状況つづきでした。履修のことや大学での勉強について不安だらけの弟からよく相談を受けていました。弟は不安は解決しないままだけど話すことで気持ちが楽になると言っていました。そういえば、ひとり暮らしを始めてから家族としっかりコミュニケーションをとれていませんでした。小さな悩みだったりたわいのない話だったとしても家族のよさを知れるものなのだなあと改めて気づきました。

 次に実習のお話をします。コロナ禍での実習ということで、実習に参加させていただく前は本当に力が身につくだろうかと思っているときもありました。しかし、実習で経験させていただいたことはこのコロナ禍だからこそ得られた貴重な学びでした。予想もしなかった状況に直面する中、子どもの安全のためにいかに先生方が配慮をして、それを子どもに伝えるためにどんな指導をしているのか、これを実際に見させていただく機会は他にないと思います。こんなすてきな機会があったのに、空白の1年だなんて言うことができません。とても実りのある実習期間でした。

 コロナ禍の1年をすごして、一見何もなかった1年のように感じてしまいます。しかし、しっかり中身のある1年だったとふり返ることができました。私の人生の中の貴重な1年であって、これからの人生にきっと役に立つことを教えてくれた1年だっと感じています。コロナ禍のこの1年を忘れずにこれからを歩んでいきたいです。(中江)
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2021年4月12日仕事日記

 8時に家を出て、EDUCOM愛知本社へ。到着して気づくPC忘れ(泣)。終日、PCなしでは仕事ができず、やむを得ず帰宅。PCを持参して再び本社へ。

 10時から18時近くまで、EDUCOM新卒研修。今日は僕の担当はなし。栗木フェロー、神戸フェロー、大西フェローそれぞれの見事な進行を見ながら、様々入ってくるメール連絡に対応。その中で、先日取材を受けたNHK名古屋放送局の浅野さんから、学校訪問の手配依頼。さっそく二人の教育長へ電話相談。快諾をいただく。

 7期生が主催する棚園正一さんとの会には岐阜新聞記者の取材があるとのこと。また、鈴木中人さんとゼミ生と僕とで行ういのちの授業オンラインセミナーには、中京テレビの方が入っておられるとのこと。ほどよい刺激をいただいている。

 20時から豊川市青年部の部長さんらとzoomで打合せ。6月に引き受けたオンライン研修の内容について。豊川市の現状をお聞きして、講演内容を判断。

 今日もいただくいくつかの問い合わせ。お引き受けした講演の派遣文書もいくつか届く。

 研究室HP記事は7期生・今井さんの「和太鼓と私」。11年間続けていた和太鼓を引退。それまでの学びを振り返っての貴重な体験記録。

和太鼓と私。(今井)

 こんにちは。7期生の今井美羽です。少し前のことになりますが、1月に最後のコンサートを終え、11年間続けていた和太鼓を引退しました。今回は、そんな私の和太鼓人生についてお話したいと思います。

 和太鼓と出会ったのは、小学4年生の頃です。最初は、弟の付き添いで見学に行き、そのまま一緒に習い始めました。

 11年間の中で、様々な経験をさせていただきました。大きなことで言うと、全国大会に出場したり、海外で1ヶ月間公演を行ったことなどがあります。

 和太鼓を通しての経験から、多くのことを学び、色々なことを感じてきました。その11年間で私は「強い心」を手に入れたと考えています。和太鼓の練習は、体力、精神的にとてもきついです。先生も厳しく、最初怒られたとき、私は泣きました。泣いたら余計に怒られました(笑)でも、この厳しい練習を乗り越えた先の達成感、高揚感は忘れられません。全国大会での演奏が終わった後、仲間と抱き合い、結果に喜んだり悔しがったりする時、公演の後、お客さんが、笑顔で「ありがとう」と握手を求めてくる時、とても嬉しい気持ちになり、練習を頑張って良かったと思えます。そして、今まで厳しい練習や困難を幾度となく乗り越えてきたので、少しのことではへこたれないし、苦しい状況でも頑張ることのできる人間になれたと思います。

 また、性格も変わりました。和太鼓をやる前は、人前に出て何かをするような性格ではありませんでした。どちらかというと、静かな子でした。何をするにも人に聞かないと出来ない子で、小学1年生の時、担任の先生から個人懇談で注意されました。和太鼓を始めてからは、前より明るくなり、人前に立つことを恥ずかしいと思わなくなり、自分から積極的に物事に取り組んでいく性格になりました。また、お客さんに感謝される度に、こんな自分でも和太鼓を通して、誰かを笑顔にしたり、元気や勇気を与えたりすることが出来るのだと感じることができ、自分に対しての自信に繋がりました。和太鼓を始める前の自分より、今の自分の方が100倍好きです。

 和太鼓には、未就学児の子からお年配の方まで幅広くいます。その中で、長期休暇には小学生以下が参加する3泊4日の合宿があります。私も参加しており、中学生からはお手伝いとして参加していました。この合宿で、後輩の面倒を見たり、時には指導をする中で、私は教師という夢を持つようになりました。

 和太鼓とは、離れることになりましたが、先生を始め、仲間の皆は私が教師を目指していることを、応援してくています。沢山成長させて頂き、夢を持つきっかけをくれた和太鼓にとても感謝をしています。先生や仲間に良い報告ができるように、これから私は自分の道を切り開いていけるよう頑張ります。

p.s.写真は、最後のコンサートを観に来てくれた友達がくれたプレゼントと、和太鼓の先生と仲間から頂いた花束です。(今井)

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2021年4月11日仕事日記

 久しぶりに味わう原稿書きに追い込まれていない朝。こんなに気分が楽なものなのだと実感(笑)。でも、すぐそこに〆切日あり。

 今日はいよいよ始まる大学講義の準備日。「教師論」「教育課程論」の学生配付用のより詳しいシラバスを作成。出席カード作成。第1回目の講義プレゼンづくり。

 座席表づくりには座礁。初めての講義室が割り当てられていて、教室のレイアウトがわからず。ふと赴任直後だけど、山田先生も同じ講義室指定があることに気づき、さっそく相談。即返信あり。感謝。

 松山千春25周年コンサート映像を見る。2時間余、じっくり見たのは久しぶり。MCと音楽のギャップは、僕にとっては魅力。

 小部屋が雑然としていて、活用がまったくできていないので、必死に断捨離。7割ほどできて気分は爽快。

 零時過ぎにTVをつけたら、「ドキュメント 3・11大震災シリーズ命の砦〜石巻・大川小の10年〜」が放映中。思わず見入る。学校と自治体の責任を深く考える。そのまま講義映像としてもよい内容。

 研究室HP記事は、6期生・名桐君の「夜の電車の中で思い立ったことです」。いろいろな意味で話題となっている「教師のバトン」。自分自身で教師という職業をしっかりとらえている内容で一読の価値あり。
 
 この時期、ありがたいことに増刷連絡が続いている。「中学校 数学の授業がもっとうまくなる50の技」(玉置崇著、明治図書)が4刷決定とのこと。皆さんに感謝。
 

拙著「中学校 数学の授業がもっとうまくなる50の技」4刷決定

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 新年度となり担当学年が決まり、よりよい授業づくりのために動いておられる先生方が多いようす。
 ありがたいことに「中学校 数学の授業がもっとうまくなる50の技「(玉置崇著、明治図書)ですが,4刷の連絡がありました。嬉しいニュースでした。

夜の電車の中で思い立ったことです。(名桐)

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 こんにちは。6期生の名桐です。最近、段々と気温も上がり、ようやく春らしい気候になってきました。桜も満開で、吹き抜ける風も心地が良くて春っていいなと改めて感じています。

 春といえば、出会いや別れが付き物の季節です。私は現在、塾でアルバイトをしており、見ていた子ども達が高校、大学合格とともに塾を卒業していきました。担任制の塾のため、毎週同じ時間に会い、授業を楽しくしていた時間がもう来ないのかと思うと、とても寂しいです。別れ際、今までありがとうございましたという感謝の言葉とともに、ハンカチと手紙を貰いました。(その子は2年間見ていたため、人一倍指導してます)中学生の子が一生懸命書いてくれた手紙を見て、久しぶりに泣きそうになりました。しかし、そこはグッと堪えて笑顔で最後の挨拶をしました。

 今回、何を伝えたかったかというと、子どもは自分たちが思っているよりも大人のことをよく見ているということです。書かれた手紙の内容であったり、僕に表情の違いがあったりすると、すぐに気付いて話かけてくれます。(たまに面白半分でいじられますが) そして、自分が好きな物であったり、オススメしたりしたものによく影響を受けます。たかがと言ってしまったら少し言葉が汚いですが、たかがアルバイトで働いているそんな人に対しても、子どもたちにとって見れば塾の「先生」であって、純粋な心で僕達大人を見ているのです。

 これは、教師になったら余計に気をつけなければならないことだと思います。特に、小学生相手ともなると自分のしたこと言ったこと全てが子どもの印象に残ります。身近な先輩方が先日から新人教師として先生への第1歩をあゆみ始めていることを思うと、より一層自分たちの未来や今考えるべきことがケチャップのようにアイデアとして溢れ出てきて、いよいよ教師への切符を掴めるところまできたんだなと少し緊張しています。

 最近、教員の不祥事が多いですよね。加えて、「教師のバトン」という文科省が奨励するSNS上で教師の魅力を伝えるという施策においても、結局ブラックな一面ばかりが表面化し、教師という職業の価値がそれらによってネガティブな方向へ操作されている気がします。私は、そういったニュースを見て教師という職業についてたくさん考えさせられるいい機会を得ています。もちろん、現場に立たれた先生方しか分からない苦労や葛藤があることも十分承知しています。ですが、やはりニュースで教育関係の暗いニュースを見るのは気持ちがよくありません。

 子どもたちは、大人のことをよく見ています。子どもたちの前では手を抜かず、些細なことでもいいので、何か成功体験をし、自分に自信をつけていくことが大切だと思います。私も、決してアルバイトだからといって粗末にするようなことはせず、教師へのカウントダウンが始まったと自負し、教採までのあと少しの期間、子どもたちと関わっていきたいです。夜の電車の中で、ふと決意した気持ちを書いてみました。

追伸
 「書くことによって学ぶ」
 玉置ゼミの真髄でもあるこの言葉、改めてその意義を実感しつつあります。自分の言葉に表すことによって、自分の理解や考えも深まり、見てくださる方々の目にも留まり共有できるこの環境を、もっと大切にしなければならないなと感じました。書くこと自体は嫌いではないので、気まぐれではありますが、今後ともチラッと見ていただけたら幸いです。(名桐)

2021年4月10日仕事日記

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 早朝から「WHYでわかる! HOWでできる! 数学の授業Q&A」の原稿挿入図一覧を作成。1時間ほどでできて、編集部へ送信。加筆原稿は昨晩送付したので、送るべきものはようやく完了。矢口さん、お待たせしました。

 10時から、名古屋市教育センター情報教育部長の藤谷先生との対談収録のため、なごのキャンパスに向かう。9時45分頃着。

 写真のように本格的な撮影。10時40分ごろから撮影開始。リハーサルなし。スクールライフノート「心の天気・学びの天気」の名古屋全小中学校導入経緯をはじめ、導入後の学校変化や担任の取組について対談。6分ほどのコンテンツが7本できた。とてもよい対談となったと思う。

 柳瀬社長さんらとなごのキャンパス内レストランで昼食。早朝から大きな仕事を終えたこともあって、いつも以上に美味しい(笑)。

 帰宅。今日中にやっておかないといけない仕事はとりあえずなく、体を休めようと、横になる。夕食に起きたが、その後もすぐに横になり、久しぶりに十分過ぎる睡眠をとることができた。

 研究室HP記事は「コロナ禍での私の1年」シリーズで、高橋さんが発信。ボランティアとインターンシップができたとのこと。大学側は1年、2年の実習は中止せざるを得なかったが、自ら求めて貴重な体験をしているのは立派。

 「教師のための話し方の技術」の共著者、菱田さつきさんがブログに「フィードバックは愛である」と題して、書籍に関するブログを書いていただけた。タイトルから興味が湧く。皆様、ぜひご一読を。
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私のコロナ禍の一年(高橋)

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 こんにちは。七期生の高橋奈優です。コロナと向き合う生活が始まってから一年がたとうとしていることに時の速さを感じ驚きが隠せません。当たり前だと思っていた暮らしが大きく変化して一年がたったということで振り返っていきたいと思います。

 私がこの一年で学んだことは、「自ら行動すること」です。コロナの影響によって対面授業からオンライン授業に変わり、幼稚園から大学一年生まで一日学校で過ごすという当たり前の日常がなくなり家で過ごす時間が多くなりました。そして、自由に使える時間が増えました。この時間を無駄にしたくないと考えていましたが自分の弱い部分が出てしまい前半はうまく使うことができませんでした。これを変えようと後期から二つのことに挑戦しました。

 一つ目は、ボランティアです。活動の内容は日本の公立小・中学校に通っている外国籍の子供たちの学習支援です。二年生前期で履修した「教育の社会制度論」で公立学校に通う外国籍の子供たちについて学び興味を持ち、このボランティアを始めました。子供たちと関わるなかで自分の課題を見つけつつ、コロナ禍で海外には行けないなかで異文化に触れることもでき今後も続けていきたい活動の一つとなりました。

 二つ目は、小学校へインターンに行ったことです。二年生では実践観察という実習がある予定でしたがオンラインでの講義となってしまったため経験値のない状態で教育実習に行くことに不安があり母校の小学校へ行き子供たちと一緒に授業を受け、給食を食べ、休み時間はたくさん遊んできました。

 このようにたくさん時間があるからこそできることを自分で見つけて行動に移すことを学びました。また、このコロナ禍のおかげで明日、今日までの日常が日常ではなくなってしまうことが簡単に起こってしまうことを身にしみて感じたことによって何かと考え込むのではなく、思い立ったら行動するという考え方に変わったことも自分のなかでは大きな収穫になったと思います。

 ひとまず、この一年健康に過ごすことができて良かったです!(高橋)

2021年4月9日仕事日記

 今朝は、息子が送ってくれたオーブントースターで焼いたパンと珈琲で朝食。

 9時、EDUCOM愛知本社着。新卒研修7日目で、オンライン研修としては2日目。午前は「先輩社員の話を聞く」を事務局・吉田さんが進行。午後は「仮目標設定」を大西フェローが進行。
 
 研修が進むにつれて、研修が自宅からのオンラインであることや、グループワークが多くなり、互いに打ち解けたこと(よいことなのだけど)もあってか、研修を学生気分で受けているのではないかと懸念することが垣間見られる。

 1日のふり返りで、それがはっきりと露呈した者がいて、ここは研修を請け負っている授業と学び研究所長として雷を落とすしかないと思い、しっかりと叱る。すぐに非を認め反省する文章が届き、ほっとする。

 ヤマダデンキに寄り、プリンタ購入。修理が完了するまで、プリンタなしでもなんとかなるかと思っていたが、講義受講生名簿や会計処理文書を印刷することを避けることができず、本日持ち帰りができるプリンタ購入。

 帰宅してセッティング。数学Q&Aの加筆原稿を仕上げて、日付が変わったところで送付。あとは図のみで完了。当初の〆切から1ヶ月遅れでの仕事。明日にはなんとかしたい。
 
 研究室HP記事は、5期生・矢崎さんによる「教師のための話し方の技術」(玉置崇・菱田さつき著、明治図書)のステキな書評。みなさま、ぜひご一読を。購入されておられない方は、きっと手元に置きたくなるはずです。

「先生のための『話し方』の技術」を読んで (矢崎)

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 こんにちは。5期生の矢崎です。

 今回は、玉置先生から卒業のお祝いとしていただきました、「先生のための『話し方』の技術」から学んだことを書かせていただきます。

 私が今回学んだことは、「話すこと、聞くことは相手を『想いやる』こと」だということです。と言うのも、この本の題名に「話し方の技術」とありますが、私は、読んでいくうちに「想いやる技術」が書いてある本だと感じたからです。

 「話し方の技術」と題名に書いてあるし、スピーチコンサルタントの方との本だし、スピーチの見本原稿などが載っているんだろうと思う方もいらっしゃるかと思います。私も読むまではそうかなと思っていました。

 この本には、そのような見本原稿は一切載っていません。なぜなら、玉置先生と菱田さんのお二人は共通して、「話すことは思いを伝えること」とおっしゃっています。話す言葉に「思い」がなければ、「話す」とはいわないということです。ということは、見本原稿などをそのまま真似して話しても、その原稿にはその人の「思い」がないので、「話す」ことにはならず、聞く人には伝わらないのです。だから、この本には見本原稿などは一切載っていません。

 そして、話す言葉に「思い」があるということは、その話を聞いてほしい相手を「想っている」ということです。だから、その「思い」を伝えるためには「想いやり」の技術が必要になります。その「想いやる技術」がこの本にはたくさん書かれています。

 この「想いやる技術」は教員だけに関わることではありません。人として、とても大切な技術です。だから、この本から学んだ「想いやる技術」を基に、教員という立場の前に、人として今目の前にいる人を大切にできる話し方をしていきたいと思います。

 玉置先生、素敵な本をプレゼントいただき、ありがとうございました。(矢崎)

2021年4月8日仕事日記

 6時30分頃に家を出て、春日井如意申のコメダへ。そこでモーニング。仕事日記書き。

 8時、EDUCOM愛知本社へ。9時からのオンライン新卒研修のための準備。

 9時15分から10時30分まで、「ICT活用のこれまでとこれから」と題して講義。プレゼンに示していない今だから言えること満載の講義(笑)。chatを活用しながらやりとり。

 10時45分から12時まで、神戸フェローによる「養護教諭と教務主任」を理解するための講義。

 ひさしぶりに皆さんで外食。13時から、新卒研修後に始まるICT支援員研修の内容について打合せ。

 14時30分から「EDUCOM製品の背景を知る」と題して、各フェローが製品開発の根底にあることをプレゼン。僕はスクールライフノートを説明。

 明日の新卒研修グループ分けについて協議して、本日の私たちの担当は終了。16時に本社を出る。

 帰宅してメール処理後、プリンタ故障でエディオンへプリンタ持ち込み。

 デジタル化をしようと貯めていた文書をScanSnapで電子化。これがけっこう時間がかかる。雑誌から抜き出す作業。ようやくこうした作業ができるようになったのは、ちょっぴり余裕が出てきたから。もっとも抱えている原稿書きはあるけれど(泣)。

 オンライン講演をさせていただいた朝霞市立朝霞第二中学校から研究報告書が届く(写真)。僕の講演録が1ページで掲載。感謝。

 研究室HP記事は「私のコロナ禍の1年」シリーズで久野さんが発信。ゆとりができたというプラス思考の1年。
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私のコロナ禍の一年(7期生 久野)

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 こんにちは。7期生の久野です。初回の自己紹介以来の投稿でドキドキしております。今回の投稿を機に毎月投稿を心掛けたいと思います。

 今回は、“私のコロナ禍の1年”についてお話します。

 学校や仕事の突然の長期休暇という異例な事態、マスク生活、飲食店や娯楽店の営業自粛、、今まででは考えられないような驚くべき事態に誰もが翻弄されました。しかし、私は正直、「この1年、まぁなんだかんだ悪くなかったかもなぁ〜〜」と思っています。

 この1年、わたしには心のゆとりができ、趣味が広がりました。授業がオンラインになり、通学時間が減ったことで自由に使える時間が増えました。ゆとりができたことで、それを自分がやりたいことに費やせるようになりました。お菓子作りを極めたり、映画鑑賞に耽ったり、昔から念願だった習い事を始めてみたり。豊かで楽しみの多い人生になったと思います。

 コロナ禍前は、朝早起きして学校へ行き、帰ったら家のことを大急ぎで片付け、ダッシュでバイトに行き、、という目まぐるしい日々を送っていました。忙しい日々も悪くはないけれど、満員電車で揉みくちゃにされながら死んだ目でやり過ごしていたあの日々は、豊かで人間らしい生活とは言えないなあ、、、と今では思います。正直、完全に元通りの生活には戻りたくないです笑 

 ただ、友達と会えないのはとてもとてもとっても辛かったです。ズーム飲み会なんてのが流行りましたが、遠隔で顔を見ても、結局、「はやく会いたいね、、、。」「もっと会いたくなっちゃった、、、。」という会話に落ち着きます。生身の人間とふれあうことの大切さ、その時間がいかに愛おしいものなのか身に染みてわかりました。コロナ禍を味わったコロナ世代の私たちは、きっと、人とのふれあいを大切にすることができる人たちだと思います。

 これから、徐々に普通の生活へと戻っていくことかと思います。コロナ禍で見つけた趣味を捨てずに人生をより豊かにしていくとともに、忙しくなる生活に負けずに頑張っていきたいと思います。(久野)

※写真は林文通先生から提供していただきました(玉置)。
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