2021年5月23日仕事日記

 スマホ充電コードを指しても反応が鈍い。コード断線の可能性が大と考えて、散歩を兼ねて徒歩で家電製品店へ。コードを変えてみると無事充電開始。こうしたちょっとしたことでも嬉しい(笑)。

 数学教育8月号原稿書きが完了。今週の講義準備。「教育課程論」は進路指導がテーマ。昨年度の説明動画を確認。「教師論」は算数・数学科教育がテーマ。昨年度のプレゼンシートを少し入れ替える。説明動画作成は明日にすることに決めて、いくつかすべき事柄があるが、今日はのんびりすることに。

 研究室HP記事は今井さんのNATTO2。お勧め製品紹介。ぜひどうぞ。

NATTO2(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。先日、私の納豆愛について語らせていただきました。その続きになります!今回は、おすすめ納豆を紹介します。ちなみに、私は大粒派なので、今回紹介するものは、全て大粒納豆になります!

 最初は、ランキングにしようと思ったのですが、それぞれに良さがあるので、順位を決められませんでした笑
 いまいみうの正直レビューということでおすすめ納豆を3つご紹介します!!

 一つ目!
◉北海道産大豆大粒納豆 45g×3 たれ・からし付
○栄養成分表示
(商品全体 単位量 1パック 49.7 g あたり )
エネルギー:95kcal
たんぱく質:7.1g
脂質:4.3g
炭水化物:6.9g
食塩相当量:0.5g

・こちらは、コープさんで販売されております大粒納豆になります。
・私の推しポイントは、大豆1粒1粒が大きいところです。紹介する3つの納豆の中で1番大きいと思います。
・また、コープに行けば売っているので、手に入りやすいという点があります!

 続いて!2つ目!
◉北海道大粒 45g×2 たれ・からし付
○栄養成分表示
(商品全体 単位量 1パック 51.1g あたり )
エネルギー:91kcal
たんぱく質:7.6g
脂質:4.6g
炭水化物:6.0g
食塩相当量:0.59g

・こちらは、あづま食品さんから出ている大粒納豆になります。
・この納豆の推しポイントは、大豆の味を感じられるところです。たれの味に負けることなく、感じられる大豆の味が美味しいです。
・少し残念なのは、2パックで他のものと同じくらいの価格なので、少しお高いということですかね。

 最後に3つ目!
◉都納豆 80g
○栄養成分表示
(商品全体 単位量 1パック 80g あたり )
エネルギー:160kcal
たんぱく質:13.2g
脂質:8.0g
炭水化物:9.7g

・こちらは、小杉食品さんから出ている大粒納豆です。
・前回の「NATTO」の記事で母が買ってきた少し変わった納豆というのはコレのことです!
・写真を見てもらうとわかるように、私たちの知っているパックの納豆ではないのです。あ、これは本格的なやつだと感じられるやつです笑
・内容量が80gと、普通の納豆1パックの倍くらいあるので、納豆好きには、大満足の量なのです。でも、食べすぎると髪の毛が抜けるので、最近は1つを2日に分けて食べております笑
・たれやからしは付いてないのですが、醤油でも美味しくいただけます。ちなみに、「おかめ納豆のたれ」という商品があるので、それを買えば解決です。←置いてあるスーパー少ないと思います。
・この納豆は、本当に美味しいのですが、最大の懸念点が、売っている店が全然ない!ということです!1パックだし、他のものと比べると、少しお高めなので、買う人も少ないのだと思います。近所のスーパーで見つけると大体割引されており、次見に行った時には、、、、、。という感じです笑
・なぜか祖母の家の近くのスーパーには、置いてあるので、祖母の家に遊びに行った時は、毎回大量買いしてます笑
・絶滅危惧種なわけです!この記事を見た方!スーパーで都納豆を見かけたら、買ってみてください!笑
・都納豆が広まって、スーパーに常に置かれる商品にならないかしら〜という期待を込めながら、この記事を書いております笑

 以上!私のおすすめ納豆正直レビューでした!!

P.S.私は今日も納豆を食べます。ちなみに、からしは入れる派です。沢山混ぜない派です。(今井) 

お勧めオンラインフォーラム【実践エピソードで納得 本当に役立つ一人一台端末活用の秘訣!】

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 お勧めオンラインフォーラムです。

 「実践エピソードで納得 本当に役立つ一人一台端末活用の秘訣!」を6月20日(日)午後に開催します。

 私(玉置)がすべてのセクションを進行します。ということは(笑)、ゲストとのありふれたやりとりはありません。緊張感溢れる対談を楽しみにして、ご参加ください。看板通りのフォーラムです。

 お申し込みは、こちらから

 詳細はこちらからご覧いただけます。各セッションもタイトルに偽りなしの面白さを保障します。たくさんの方のご視聴をお待ちしています。

 ちなみにゲストには、かつてのゼミ生2名も参加してくれます。

新刊「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集」中学校各学年

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 2021年5月21日、「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校1学年(各学年)」(玉置崇編著・明治図書)が発刊されました。お陰様で、単著・編著書合わせて、42冊を世に出すことができました。購入していただくと、全ての通知表文例が無料ダウンロードしていただけます!

 以下は、明治図書サイトから。

 この1冊で通知表作成はラクラク&カンペキ!

 2021年度全面実施の新学習指導要領の「3観点の学習評価」に対応した、最新の通知表所見文例集。ネガティブ面をポジティブに変換した「生徒を励ます文例」を豊富に収録しています。特典として全ての文例を無料ダウンロード可能で、実際の所見作成がより効率的に!

2021年5月22日仕事日記

 早朝、返信をしなければいけないメールをチェックすると10通を超えていて、申し訳ないことをしていることを自覚。まずは今日はここから仕事開始。すべて終えたとろろで脱力。

 新たな書籍執筆の相談もあり。新分野へのお誘いに魅力を感じて承諾。

 嬉しい書籍が届く。皆さんの協力で発刊できた「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年」(玉置崇編著・明治図書)。新学習指導要領の「3観点の学習評価」に対応。購入していただくと、全ての文例が無料ダウンロードできる特典付き。たくさんの方が手元に置いていただけるように、まずはPRから頑張ろう!

 14時から「算数・数学創りmath」の5月例会にオンライン参加。話題は「学習評価」。特に「主体的に学習に取り組む態度」について意見交流。理念と実際の距離を縮めるための方法などを話し合う。手元に届いた新刊を話題にすればよかったと後悔(笑)。

 研究室HP記事は、今井さんの「NATTO」。愛する納豆のことが切々と書かれている。食べ過ぎると・・・。
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NATTO(今井)

 こんにちは。7期生の今井美羽です。最近、暖かいを通り越して、暑い!という日が増えましたね✌✌外を歩いていても、夏がきたなという匂いがしますね!!では、本日も参りましょう!「みうのひとりごと」

 今日の話題は、私が愛してやまない「納豆」についてのお話です、正直、ひとりごとにしたくないくらいです!私の愛よ!みんなに伝われ〜!

 始まりは、幼少期〜小学校低学年頃。私は熱をよく出していました。保育園が嫌いでした。食が細く、給食が大嫌いでした。特に嫌いなのは食パン。今考えると、おそらくあの熱は知恵熱だったんだろうと思います笑
 人間って嫌なことがあると熱も出せちゃうんですね笑 私の保育園の出席ノートには、赤い猫ちゃんのスタンプが沢山いました。
 熱をよく出していた私は、小学生の時毎年インフルエンザにかかっていました。この幼少期〜小学校低学年にかけての、発熱期(笑)の中で、熱が治りかけた頃、必ず食べたくなるものがあったのです。それが「納豆」でした。
 食欲が少し湧いてきて、「何食べたい?」と聞かれると大体「納豆」と答えていました。

 そこから、小、中、高と納豆はあったら食べるというくらいの感覚で好きでした。そして、大学に入ってから、お母さんが割引されていた少し変わった納豆を買ってきました。その納豆がとても美味しくて、気づいたら納豆の沼にハマっていました。今ではほとんど毎日食べていました。

 一年ほど前、なぜか髪の毛が異常なほど抜けるという時期があったのです。コロナのストレスなのか、抜け替わる時期だったのかわからないのですが、もうハゲるの私?と思うくらい抜けたんです。笑笑
 その時期、私は納豆が好きすぎて昼も夜も納豆を食べていたんです。もしかして、、、、と思って、ネットで調べてみたんです。笑「納豆 食べすぎ」と。
 ネット情報なので、信憑性は低いですが、出てきました。納豆食べすぎによる弊害として、「脱毛」と、、、。笑笑
 何事も過剰になることは、良くないと学びました。その日から1日1個以上は食べないようにしました。本当に納豆が原因だったのかわかりませんが、その後、髪の毛が抜けすぎることはなくなりました。

 今でも毎日毎日納豆を食べてます。毎日食べても飽きません。私の家の冷蔵庫に納豆がない日はありません。それくらい、納豆が大好きです!!この記事で、私の納豆愛が伝われば幸いです。

 長くなってしまったので、この続きは、次の記事で!!
 次回予告:私のおすすめ納豆。

p.s.やったことある人も多いとは思いますが、おすすめの食べ方は、「キムチ納豆」です。
個人的に、酢を入れて食べるのもおすすめです✌✌✌(今井)

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2021年5月21日棚園さんとの交流会が義父新聞に掲載されました

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 ここのところ、7期生が発信している「漫画家・棚園正一さんを招いての交流会」の義父新聞に本日(2021年5月21日)に掲載されました。

 記者の村瀬さんが書いていただいた記事です。貴重な機会となりました。ありがとうございました。

 記事は、ここをクリックしてお読みいただけます。

2021年5月21日仕事日記

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 昨晩から続く強雨。警報が出ていて、心配しながら大学へ向かう。途中のコンビニで岐阜新聞購入。記者の村瀬さんから「本日付で先日の交流会の記事が掲載されます」と連絡があり、楽しみにして手に入れる。とても嬉しい記事。紙面はこちらでぜひお読みください

 8時過ぎに研究室着。いつものルーティン。岐阜県には緊急事態宣言が出されないようなので、6月22日学校ふれあい体験、7月1日教育実践観察は行う方向で、縮小案を作り、まずは教育実習課の皆様へ提案。

 10時から第5回「教師論」オンライン講義。今回は社会科教育がテーマ。学生に問いかけたのは「社会科は暗記教科なのか」「有田和正先生の授業観を紹介し、コンビニではてなを起こすための質問」「佐藤正寿先生の選挙授業を紹介して、若者の投票率が低いことの要因と改善策」の三つ。良い発問を重ねることができたと自負。

 学校ふれあい体験のことで、まずは加藤先生に相談。良い指摘もあり、それを持って実習課へ行き、相談。ほぼ方向性を固めたところで、研究室に戻り、情報整理。事務局長にも相談に行き、貴重な情報をいただく。

 拙著「教師のための話し方の技術」「落語家直伝 うまい!授業のつくりかた」を購入しに来てくれた学生あり。感謝の気持ちを込めて、学生特別価格で渡す。

 14時から、もう一つの「教師論」。午前と同様。こちらも盛り上がる。

 15時から看護学部生を対象に「生徒指導論」。生徒指導においては、大きく「治療的予防」と「教育的予防」があることを押さえる。保健室ロールプレイは、「彼の気持ちがわからないと泣きじゃくる女子中学生」への対応。

 研究室に戻り、添削依頼を受けた小論文15本に赤入れ。必死!17時過ぎに完了して大学を出る。

 研究室HP記事は、棚園正一さんとの交流会での学びの最終回。岡君、久野さん、吉久さんの熱い学び記録。長文ですが、ぜひご一読を。

5月14日 TT交流会(岡、久野、吉久)

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 こんにちは!梅雨が始まって外に出なくなりそうなので、頑張って体を動かそうと思っている岡です!

 5月14日(金)に行った、「棚園先生×玉置ゼミ TT兄弟ならぬ!?TT交流会」での学びについて岡、久野、吉久の3名の学びを載せさせていただきます!

[岡]
 こんにちは、7期生の岡倖太郎です!今回は「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友達」の著者である棚園先生をお呼びして、「棚園先生×玉置先生 TT兄弟ならぬTT交流会!!!」を開催しました。

 この交流会を通して、自分が感じたことについて少しお話しさせていただきたいと思います。

 まず、私がこの交流会を通して、1番強く感じたことは、どんな子どもに対しても変わらず普通に接するということです。棚園先生のお話の中で1番学校の先生に何をして欲しかったですがという問いに対して、なにをしてほしいとかではなく、ただ学校に来てる来てない関係なく、普通に接して欲しかったというお話がありました。

 私のイメージでは不登校になった子には手厚い支援が必要だと感じていました。しかし、そのような子どもの立場になると逆にその扱い方に恥ずかしさなどを覚えるという意見を頂きました。だからこそ、学校に来るこないに関わらず、どの子どもにも接していくべきだなと感じました。たしかに、世の中では人は皆平等とよく言われています。その中で確かに学校に来てない子だけを特別な目で見ることもよくないと感じました。そのため、難しいとは思いますが先生として将来は全ての子どもを同じ扱いすることが大切だなと感じました。

 次に感じたことは、子どもには諦めずに接し続けるということです。玉置先生からのお話でもあったのですが、子どもはふとした瞬間に顔を上げることがあるという話でした。だからこそ、教師は諦めずに子どもと接していくことが大切だと感じました。

 以上の2つの話よりやはり不登校の問題は本当に難しい問題だなと思いました。特別に接してしまうと子どもにとって苦痛になり、それからといってあまり関わらすぎると、ふと子どもが顔を上げた瞬間に子どもを拾えないことがあるということでここの微妙なバランスがとても難しいと思いました。

 だからこそ、私がこの会から考えたことは結局は子ども1人1人と真剣に向き合っていくことが大切だなと思いました。真剣に向き合えば、いつか子どもが顔を上げた時に拾えるし、子どももこの気持ちを感じてくれれば恥ずかしいという思いの方に傾くことも少ないのではないかと思いました。

 貴重なお話をしてくださった棚園先生、このような機会を設けてくださった玉置先生、本当にありがとうございました!

[久野]
 こんにちは、7期生の久野です。「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友だち」の著者である棚園先生をお呼びして、交流会をしました。その名もTT交流会!(玉置ゼミのT×棚園先生のT!)

 吸収したい学びが多すぎて、頭がいっぱいいっぱいです。そんな幸せな悩みを噛み締めて、学んだことをゆっくり着実に自分のものとしていきたいです。たくさんの学びの中で、特に私の心に残ったものを紹介します。

 昨日まで、不登校になったことがある棚園先生は、そうでない私とは全く異なった考え方を持っているのだと思っていました。しかし、今日の棚園先生のお話はわたしにも共感できるものばかりでした。

 私はこれまで、不登校児はそうでない子どもと違う価値観を持っているのだと思っていました。無意識に、差別的な見方をしていたのだと思います。だからこそ、不登校児の感じ方を知らなければ、と考えていました。今回の交流会で、その考えは全く覆りました。
不登校だから、そうでないから、に関係なく、私たちは、一人一人違うけど近い感覚を持っていて、共感し合うことができる存在なのです。

 初歩的ではありますが、そんなことを実感しました。教師になろうとする身が、差別的な見方をしていたことに気づき、恥ずかしくなりました。

 棚園先生は、「学校来てる・来てないに関わらず、普通の子として、普通に、気楽に接してほしい」とおっしゃっていました。これからは、不登校だから、困っている生徒だから、などといったフィルターをかけたりせず、誰に対しても、共感し合える一人の他者として接したいと思います。

 今回の交流会がなければ、この気づきは得られませんでした。そのまま教師になり、棚橋くんを異端な存在だと特別視し、苦しめてしまっていただろうと思います。棚園先生とお会いし、自分の意識を変えられることができ、本当に良かったと思います。

 お越しくださった棚園先生、貴重な機会を設けてくださった玉置先生、ありがとうございました!

[吉久]
 こんにちは。7期生の吉久です。今回は、「棚園先生×玉置先生 TT兄弟ならぬTT交流会!!!」を開催しました。

 棚園先生は「学校へ行けない僕と9人の先生」「学校へ行けなかった僕と9人の友達」という漫画を描かれた方です!このような方と実際にお会いして、玉置ゼミでお話することができてとても嬉しいです。学びを深める貴重な時間となりました。ありがとうございました。

 今回の交流会を通して、私が特に印象に残ったことを2つお話ししたいと思います。

 一つ目は、「寄り添う」ことの大切さです。

 不登校の子どもとの関わり方について、その子の今後の目的などを提案するのではなく、ただそばにいて、子どものことを信じることが大切だと思いました。安心感を得られたら、その後は何かしらの行動を欠かさずに続けていきたいです。反応がなくてもいつか「ふと顔をあげたとき」、その瞬間に立ち会えるまで粘り続けようと思います。不登校の子どもに限らず、一人一人の子どもに違ったアプローチをし、それぞれの心の拠り所となれる教師でありたいと思います。

 子どもとの関わり方を考えていると、教師という人は子どもにとって良くも悪くも影響を与えているということをひしひしと感じました。

 二つ目は、「人生のターニングポイント」についてです。

 人生のターニングポイントはいくつかあるなかで何が一番のターニングポイントだろうと気になっていたところ、棚園先生は「三か月に一回程あるので決められない」とおっしゃられたので、私は驚いてしまいました。それほどに人生のターニングポイントはあるのかと。

 お話をお聞きして「なるほど!」と思いました。確かにターニングポイントにはプラスもマイナスもあって、もしかしたら自分自身気づいていないだけでたくさんあるのかもしれないです。

 私自身のターニングポイントを振り返ってみました。辛いことも楽しいこともありました。でも、辛い経験があったから今は楽しいと感じ、くさらずに続けてきた結果なのだと今は思います。つらい過去の経験があったからこそ、今が幸せに感じられます。でも、辛い当時は辛いのです。未来を見据えた話をされて納得する人はいないと思います。そこで、一つ目に挙げた「寄り添う」ことの大切さにつながります。

 あの辛い経験があったから、今があると前向きに捉えられるように、「寄り添う」ことを大切にしていきたいです。

 貴重なお話をしてくださった棚園先生、このような機会を設けてくださった玉置先生、本当にありがとうございました。

2021年5月20日名古屋市立弥富小学校で講演

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 14時30分ごろに名古屋市立弥富小学校へ到着。本学名古屋地区の同窓会会長でもある青木校長先生の依頼があっての訪問。数年前からの依頼にようやくお応えすることができた。先生方に話すべき事柄を再確認して体育館へ。

 「主体的・対話的で深い学びを実現するために」と題した1時間。いつも以上のスピードで展開。密を避けるために体育館での講演で、広い会場での話は、マイクがあるとはいえ、つい声を張り上げてしまう(笑)。しっかり聴いていただける皆さん、対話やエレベータートークに積極的に取り組まれる皆さんに助けられて、気持ちよく話すことができた。感謝。

 校長室では、若い教師からの質問も受けて、具体的手法を提案。1年生の学級での課題相談であったので、全体指導の中での個別指導の有効性を伝える。持参した本もたくさん買っていただけた。深謝。

2021年5月20日仕事日記

 自宅モーニングでゆったりとした朝。久々に聴くオスカーピーターソン。

 まずは関わらせていただいている味岡小学校へのある提言づくり。前回訪問で助言してきたことを常に意識していただきたいという思いで、フォーマットを作成して送付。校長先生らと検討してくださいと教務主任に依頼。

 週刊「教育資料」の第60回の原稿書き。今回から学習指導要領に示された授業の具現化にむけて、再びの提言開始。

 13時前に家を出て、地元駅から平安通り経由、瑞穂運動場東駅へ。喫茶店でしばし休憩。

 14時30分ごろに名古屋市立弥富小学校へ到着。本学名古屋地区の同窓会会長でもある青木校長先生の依頼があっての訪問。数年前からの依頼にようやくお応えすることができた。先生方に話すべき事柄を再確認して体育館へ。

 「主体的・対話的で深い学びを実現するために」と題した1時間。いつも以上のスピードで展開。密を避けるために体育館での講演で、広い会場での話は、マイクがあるとはいえ、つい声を張り上げてしまう(笑)。しっかり聴いていただける皆さんに助けられて、気持ちよく話すことができた。感謝。

 校長室では、若い教師からの質問も受けて、具体的手法を提案。持参した本もたくさん買っていただけた。深謝。

 駅まで送っていただき、地下鉄、名鉄を使って地元駅へ。18時ごろ帰宅。

 週刊「教育資料」の原稿書きの続き。主体性がある子どものイメージを持つ必要性をテーマに書き上げる。

 研究室HP記事は5月14日の棚園正一さんを招いての7期生企画での学び。今回は、下野さん、田中君、高橋さんが発信。2本目の記事も実に濃厚。長文ですが、今回も引き込まれる内容です。ぜひご一読を。
 
 

5月14日 TT交流会(下野・高橋・田中)

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 こんにちは7期生の下野です!5月14日(金) 玉置ゼミ7期生の時間に『棚園先生✖玉置ゼミ TT兄弟ならぬ!?TT交流会』を開催しました。今回は、本交流会での学びを綴りたいと思います。

 棚園先生がお書きになられた2作品『学校へ行けない僕と9人の先生』『学校へ行けなかった僕と9人の友達』を私たち玉置ゼミ生は必読書として読みました。皆の感想はそれぞれです。ただ一つ共通していることは、教師になる上で皆大切な視点を学んだという点だと思います。

 今回の交流会で私が大きく学んだことは、「愛」です。交流会が進むにつれ、教師という職業の責任の重さがグッとのしかかり、怖ささえ感じました。人と関わる仕事って難しいなと思いました。

 「先生のための『話し方』の技術」には、相手の立場に立ってはなど難しいと明記されています。人の気持ちや立場を完璧に理解することは、難しいんです。それなら、何ができるかと思った時「愛」を持って見守ることだと本交流会で学びました。

 「フツウ」が変容していくように、学校へ行けない子どもはずっと同じ気持ちでいるわけではありません。ふと顔を上げたくなる瞬間があるのです。その時に、教師が「愛」を持って側に居続けてあげたのならば、きっと子どもは安心し、さらなる「フツウ」の変容へのきっかけにもなることでしょう。

 私達がそれぞれに本を読んで感想を持ったように、人の気持ちはそれぞれです。もしかしたら偶然にも考えていることが分かるときがあるのかもしれません。でもそれって稀です。人の気持ちは見えませんから。

 だから、臆することなく子ども達へ「愛」を素直に伝えたいです。それが嬉しい伝え方なのかどうかは、やってみないと分かりません。違ったなら謝って直せばいいのです。反応がよく分かりづらかったら、反応が分かりやすく出る接し方を見つけてゆけばいい。とにかく大切なことは、「愛」を持って子どもの側に居続けること。それは、不登校であるとかないとか関係はありません。子どもは愛されたがっていると私は思うのです。

 沢山のことを学びました。まだ胸がいっぱいで頭の中も出力が追いつかない中でしたが、こうして記事を綴っています。今の感動や想いを忘れたくないからです。

 初めて7期生が企画に挑んだ交流会は、「笑いあり、学び合いあり」の素敵な会となりました。「愛」を持つ教師となれるよう、また今後一層みんなと一緒に頑張っていきたいと思いました。お越しくださった棚園先生、いつもこうして私たちに素敵な機会を与えてくださる玉置先生、一緒に学んでくれた7期生のみんな、本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。(下野)

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 こんにちは、7期生の田中です。今日は先日行われた棚園先生との交流会について記事を書いていきます。

 今回交流させて頂いた棚園先生は、マンガ『学校へ行けない僕と9人の先生』や、『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』など棚園先生御自身が実際にされた不登校の経験をもとに、不登校児の様子や心理描写を描いたマンガを描かれている漫画家さんです。実際の不登校の経験や、どのような気持ちだったかなどを交流会の中で伺う中で、自分自身が教員になった際に不登校児とどのように接していくのが良いかについて考えました。

 不登校児と関わっていく中で特に大切だと思ったことは2つあります。

 1つ目は、特別扱いしないことです。先生側の立場からすると「学校に来てほしい」という思いが強くなってしまい、その気持ちを子どもにも押しつけてしまいがちですが、不登校児からしたら原因が何で行けないかなどもわからないので、逆にプレッシャーに感じてしまうようです。そのため、家庭などに訪問した際も、学校に行っているかのように、日常会話などをして普通に接することが大切だと感じました。加えて、学校に来た際も、周りの子に「〇〇さんに優しくしてね」など特別扱いするのではなく、みんなと同じように叱ったり、遊んだり、声をかけたりすることが、不登校児にとっても1番過ごしやすい環境だと思いました。

 2つ目は、色々な方法や考えを提示して、その子が顔を上げるまで待ち続け、顔を上げた時に1番良い方法を一緒に考えていくことです。不登校児に対して、原因や結果をすぐに決めつけてしまったり、解決しようと色々なことを試していくと思います。しかし、すぐに原因や結果の解決を求めるのではなく、その子に寄り添い続け、顔を上げたタイミングで1番良い方法を一緒に考えていくことが大切だと学びました。忙しい中で、子ども1人に寄り添い続けることは難しいかもしれません。しかし、このようにその子のペースに合わせて寄り添っていくことが、その子の救いにもなり、解決にもつながっていくのだと感じました。

 他にも交流会を通して多くのことを学びました。日々忙しい中で子ども1人1人に向き合い寄り添っていくことは難しいことだと思います。しかし、その中でも子どものことを考え、声をかけたり、一緒に考えたりすればきっと子どもたちにもその思いが届くと思いました。今回の交流会を通して、より一層子どもたちに寄り添った教育をしていきたいという思いが強くなりました。このような機会を作って下さった玉置先生、貴重なお話をして下さった棚園先生、素敵な会を作ってくれた7期生の皆、本当にありがとうございました。交流会での学びをいかして、これからも学び続けていきたいです。(田中)

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 こんにちは。7期生の高橋奈優です。先日、玉置ゼミの必読書である「学校へ行けない僕と9人の先生」の作者である棚園正一先生と「T.T交流会」を行いました。7期生初めての企画で不安はありましたがそれ以上に学びの連続で密度の濃い時間になりました。では、私が「T.T交流会」で特に印象に残ったことを話します。

 突然ですが、みなさんの今まで生きてきた中での「ターニングポイント」はいつですか?

 これは、棚園先生への質問コーナーで7期生が用意した質問です。棚園先生はいい事も悪いことでもターニングポイントは3ヶ月に1回とかなり頻繁にあったと仰っていました。

 私は、「いいことも悪いことも」という点から今までの出来事を振り返ってみると教師になろうと思ったきっかけは光の帝王(棚園先生いわく先生のお気に入りの児童で常に教室のトップにいるような子)だった親友からの無視や仲間外れでした。その時は、学校に行かないと負けた気分になるからという思いで嫌でも必死に学校に行っていました。

 また、ひとり親である母に迷惑をかけたくないと幼いながら思っていたためクラスに友達が誰もいない状態でしたが学校に通っていました。そして、その時に親身になってくれた担任の先生に憧れを持ちました。今思えば、あの時があったから明確な将来の夢ができたのでただ苦しかった経験で終わらず長い目で見るといい方向へ向かうターニングポイントであったと思いました。棚園先生も、あの頃があったから今があると思えるようになったと仰っていました。

 しかし、私たちが出会う子供たちはその時辛い思いをしています。後々わかってくるから頑張ろ!では通用しないと同じことを思ってくれたゼミ生の仲間が質問をしてくれました。その答えとして、『寄り添う』とはどういうことかという話になりました。

 今日の会の本題に入る前にゼミ生が棚園先生の著書を読んでの感想を言った時に大半の子が「寄り添っていきたい」と言っていました。私もそう言いました。その『寄り添う』にも色々なアプローチがあります。学校に行けない子にとっての『寄り添う』は気づいたらずっとそばに居てくれた存在だと思います。他の子と違う扱いをされてもかえって恥ずかしいし、どれだけいい言葉を掛けてくれてもその時に届かないものだと棚園先生の著書にも実際に今回生の声でも聞きました。ふと顔を上げ、周りを見た時に頼れる人がいるかいないか、かけてくれた言葉があったかなかったかで大きく変わってくると思います。不登校の子に限らずこれから出会うであろう子供たちに「寄り添う」先生になりたいです。

 最後に、棚園先生へ貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!またいつかお話できる機会があることを楽しみにしながら玉置先生やゼミの仲間と学び合っていきます。この会を通して改めて7期生の仲間や玉置先生と出会えて良かったと思いました。これからがとても楽しみです。(高橋)

2021年5月19日仕事日記

 本日〆切の「月刊 日本教育」の原稿を仕上げて送信。身支度をして大学へ向かう。

 8時少し過ぎに研究室着。いつものルーティン。私書箱に入っていた「小学校時報」を確認。今月号には拙稿「新たな教育課題に挑戦する学校経営 GIGAスクール構想の実現を目指して」が掲載。すでに読んでいただいた方から、嬉しい感想がいくつか届いていて、早く自分で手にしたいと思っていたところ。研究室HPプロフィール欄には拙稿記録を記載。大学人になって、228本目!

 9時から愛知県教採受験者5名から依頼を受けて面接指導。今だから厳しく言うと明言して、予告通りに指導(笑)。今回もエピソードを一度束ねる大切さを伝授。

 10時40分から6期生ゼミ。教採過去問に取り組んだ後、28日の授業アドバイスツール活用場面の撮影を確認。その後、個別面接指導。「学びの天気」を読みながら、どれほど理解してくれたかを確認。よし!と声を出せる手応えあり。

 松浦さん来研。28日の撮影時は授業をしてもらう。その相談。道徳授業は山田先生に助言を求めるのが一番なので、松浦さんとの四方山話を楽しむ(笑)。

 13時30分から実習委員会。今回も報告事項はたくさん。実習委員会を通さず、すでに変更決定をしていることの了解を得る。それだけコロナ禍は変化をしているということ。実はコロナ禍2年目は計画通りにできると思っていたが、予想は覆され、今年度も変更が続く状況。実習委員長として判断を求められることも多く、悩むことが多い。今日もいくつかの決定を委員長として行う(汗)。

 16時から恵那市ICT教育推進本部会議。昨年度に引き続き、委員就任依頼をいただき、会議に出席。いよいよ本格的な遠隔教育を始める準備が始まっていることが嬉しい。委員としての責任も感じる。一人一台端末活用は教育委員会、校長会の組織的な動きがあって、順調に進んでいることも安心。
 
 実習委員会での決定事項を関係者に連絡メール。19時30分ごろに大学を出る。今日もヘトヘト(笑)。

 研究室HP記事は、漫画家・棚園正一さんを迎えて、7期生が開催した会のゼミ生記録発信第1号。池戸さん、丹羽さん、今井さんの3人がしっかり書いてくれた。長文だが、ぜひとも読んでいただきたい記事。

 和田裕枝先生と僕とで開催することを決めた「セミナー 学級経営の困った!を一人で抱えないで」のチラシを下野さんが作ってくれた。いやあ、嬉しい。色合いも僕好み。
 

5月14日 TT交流会(池戸・丹羽・今井)

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 こんにちは。T!TT!TTTT〜!!7期生の池戸、丹羽、今井です!今回は、先日行われた「TT交流会」についての学びの記事になります。T 「TT交流会」の由来や、棚園先生については、玉置先生が記事で説明してくださっているので、早速3人の学びをお話します!

【池戸】
 待ちに待ったTT交流会。7期生が初めてみんなで1から考え作り上げ、本日無事終わることができました。時に笑いあり、時に新たな発見ありの1時間半はあっという間でした。今の私の心の中は7期生全員で作り上げたからこそ感じられる達成感と、こういう学びの場をいつも与えてくださる玉置先生への感謝の気持ちとなにより本日この交流会に足を運んでくださった棚園先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

 さて今日の交流会の中で、『寄り添う』というキーワードが出てきました。教師になった時に、もし不登校の生徒がいたら必ず私はその生徒に寄り添うことを第一に考えると思います。

 しかし、よく考えると寄り添うとは?今日の学び合いの中で学校に来れない子は自分自身なんで学校に行けないのかわからない。学校に行かないうちにさまざまな弊害が積み重なり自分の中でも整理がつけられない。そういう子に教師がさまざまなアプローチをしても響きません。棚園先生がおっしゃっていたように、寄り添うとは相手が苦しくてどん底にいる時にかける言葉やアプローチを相手が少し前向きになって顔を上げた時に同じ言葉がけやアプローチをすること。これを聞いてなるほど!!!と感じました。

 人間はみな平等です。だから誰かを特別扱いする必要なんてありません。著書の中でも棚橋くんが『先生やクラスのみんなに優しくされればされるほど特別になってしまう。』と言っていたように学校来てる、来てないなんて関係なく1人の人間として寄り添うことが大切なのだと感じました。そして時に教師が1番の友達になること!!!下野さんが言ったこの言葉も教師を目指す身として心に留めておきたい大切なことだと感じました。新たな視点で教師のあり方を考えることができました。

 まだまだ書きたいことばかりですが、今回の交流会での私の学びはここら辺にしておきます!7期生のみんなお疲れ様でした!!!これからもみんなと学べる時間を大切に過ごしていきたいです。(7期生池戸)

【丹羽】
 待ちに待った棚園先生とのTT交流会でした。7期生のみんなで考え、創った時間、とても楽しい時間でした。このような学びの場を与えていただけること、本当に幸せです。他のゼミ生に自慢してしまいたいくらいです!!そして、棚園先生、玉置先生、7期生のゼミ生のみんなと沢山話し合うことで学びをすることができました。
 
 私は、子供たちの夢を叶えるために、子どもたちを幸せにするために先生になりたいと思っています。私と出会ったことで、その生徒にとっていい影響を与えたいという理由を持ち先生になりたいと思っていました。
 しかし、良くも悪くも教師は子どもに影響を与えてしまうものです。つまり、いいことばかりではなくマイナスにはたらいてしまうこともあるのです。"あのときのひとことが"、"あのときの行動が"もしかしたら、その子の人生を変えてしまうことがあるという怖さを感じました。教師になるということは、強い覚悟が必要だということを強く感じた一日でした。

 また、"寄り添う"について深く考えさせられた1日でした。もし自分が、苦しんでる人々に何度を救いの手を差し出してみたとき、つかんでもらえなくても、諦めずにかけ続けたいと思いました。その人がふと顔を上げた時にチャンスを逃さず、その手を掴める私でありたいです。そして、"近くにいる"、そばにいる存在でありたいと思います。先生としてではなく、人として大切にしていきたいです。

 そのなかで、自分が教師としては、"なんとかしてあげたい"という気持ちは持ち続けていきたいと思います。なかでも、その子を"トクベツ"扱いするのではなく、"フツウ"の子として扱い、平等に対応できる先生でありたいです。

 身近に、不登校だった子がいなかったため、リアルな話を聞くことができ、新しく知ることも沢山ありました。今日学んで知ることができたからこそ、新たな視点を持ち、教師としてどうあるべきかもっと考えていくことができそうです。
 まだまだ書きたいことがあるのですが、自分の中で整理し、心の中に留めておき、これからの学びに生かしていきたいと思います。(丹羽)

【今井】
 TT交流会!自信を持って言える大成功!7期生のみんなで色々な案を出し合い、協力して創り上げた会。密を避けながら、濃密な時間を過ごすことが出来ました。

 TT交流会では沢山のことを学ばせていただきました。その中から、2つ取り上げてお話したいと思います。

 まず一つ目は、子どもを認めることが大切であるということです。特別じゃなくていい、特技だってなくていい、目の前にいる子どもの今の姿を認めることが、結果的に子どもの特技を伸ばすことに繋がっていくということを学びました。

 二つ目は、続けることの大切さです。玉置先生、棚園先生のエピソードや経験を聞いて、苦しんでいる子どもが、苦しい時期から抜け出した時、近くにいること、そこで、何か提案できることで、その子の道を開いていくことができるのだということを学びました。でも、その時はいつかわかりません。これは、子どもだけに限らず、全ての人に当てはまることだと思いました。ボールが返ってこなくとも、ボールを投げ続けることが大切だということを学びました。

 以上が私の学びです。不登校を経験した棚園先生の実際の話を聞けたことは教師を目指す身として、とても価値のある経験となりました。自分とは違う視点の考えや意見を聞き、そこから自分も教師の在り方を考えていくことが出来ました。このような貴重な機会を設けていただけたこと、感謝!感謝!感謝です!

 棚園先生、玉置先生、岐阜新聞の村瀬さんありがとうございました!!(今井)

2021年5月18日仕事日記

 今朝もいくつかのメール返信から。

 10時から「授業と学び研究所」会議。あるシステム紹介をネットで受けようと指示通りしたところ、我がPCがとても重くなり、何度アクセスしようとしてもうまくいかない。断念。

 13時から再び研究所会議参加して進行。ICT支援員、ICTサポーター、恵那・飛島プロジェクト進捗状況、フォーラム2021、今年度の「教育と笑いの会」など、議題は多数。久しぶりに30分間ほどで、「話し合いをバージョンアップするための具体的手立て」についてフェローで協議。

 17時から大分市教育センターと電話でやりとり。対面講義からオンライン講義への変更相談。金沢市教育センターからも同様な依頼メールあり。

 GIGAスクール構想に関して連載中の「月刊 日本教育」の第3回原稿書き。「具現化を加速させる体験的な仕掛け」と題して執筆。遅くに送信。

 とても嬉しいコラムの連絡が届く。コラム「学校を元気にする!GIGAスクール構想とICTシステム活用術」で、拙著『学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術 〜情報機器を眠らせない全校体制の進め方〜』を紹介していただいたとのこと。大感謝。
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【お知らせ】コラム学校を元気にする!GIGAスクール構想とICTシステム活用術

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 ★ 嬉しい報告です ★

 コラム「学校を元気にする!GIGAスクール構想とICTシステム活用術」で、拙著『学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術 〜情報機器を眠らせない全校体制の進め方〜』を紹介していただきました。

 読者の皆さんに私がぜひとも伝えたいことを、このコラムではさらにわかりやすく説明していただきました。ぜひここをクリックしてご一読ください

 なお拙著『学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術 〜情報機器を眠らせない全校体制の進め方〜』は、AmazonでもEDUCOMオンラインショップでも購入していただけます。どうぞよろしくお願いします。
 

 

2021年5月17日仕事日記

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 終日、小牧市立味岡小学校で指導助言をする日。9時20分頃、学校着。校長先生と今年度の指導の重点を確認して、2限、3限で、特設授業を除いて、すべての学級の授業参観。教室移動をする際に、教務、校務へ僕の気づきを伝達。

 4限、2年生の算数授業、5限、6年生の外国語授業参観。算数授業は一の位に繰り上がりがある筆算の方法に教師がこだわり過ぎて、子どもとのズレがあったことを指摘。外国語授業は、子どもたちの発話量が十二分に確保されていて、様々な工夫とそれまでの指導の積み上げがある授業。旅行代理店(自家製の旅行プランをタブレットで提示)とお客様(紙幣をもって海外旅行を申し込む)という立場になって、やりとりする展開。思わず発話量を計算。一人1分程度のやりとり、平均5つの旅行代理店訪問、36人のこどもで計算すると、1分×36人×5=180分=3時間!なんとのべ3時間の英会話がされているわけだ。あらためてビックリ。ねらいが十分に達成できているのも頷ける。

 校長室で全体への指導助言の準備。期待することをプレゼンシートにまとめて、見せる授業動画を選び、準備完了。

 分科会のあとの全体会40分間で話す。詳しくはここで。終了後、特設授業者の二人に改めての助言。

 帰宅。大学関係者を始め、何人からたくさんのメールが届いている。緊急性があると考える内容から返信。ゼミ生ともやりとり。

 味岡小学校HPには、すでに僕の訪問記録がアップされている。その中から僕が授業アドバイスツールを使っている写真を掲載。

 岐阜新聞者の村瀬さんから「心の天気」の問い合わせがあり、5期生・6期生が作成した動画を紹介。

 研究室HP記事は5月8日開催の「第1回教師力アップセミナー」の記録を7期生・下野さん、6期生・松浦さん、中江さんが発信。これでゼミ生の学び記事は発信完了。4本のしっかりした記録に伝統を感じる。

2021年5月17日味岡小学校指導助言

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 3年目となる小牧市立味岡小学校の指導助言。今年度の第1回目。

 全体での話は、プレゼンシートを参考に。さらなるバージョンアップを提言。

 以下は仕事日記から。若干の補足あり。

 終日、小牧市立味岡小学校で指導助言をする日。9時20分頃、学校着。校長先生と今年度の指導の重点を確認して、2限、3限で、特設授業を除いて、すべての学級の授業参観。教室移動をする際に、教務、校務へ僕の気づきを伝達。

 4限、2年生の算数授業、5限、6年生の外国語授業参観。

 算数授業は一の位に繰り上がりがある筆算の方法に教師がこだわり過ぎて、子どもとのズレがあったことを示す。また本時の課題と前時の課題の関連を考えるとよいこと、子どもを褒めることを意識することを助言。

 外国語授業は、子どもたちの発話量が十二分に確保されていて、様々な工夫とそれまでの指導の積み上げがある授業。旅行代理店(自家製の旅行プランをタブレットで提示)とお客様(紙幣をもって海外旅行を申し込む)という立場になって、やりとりする展開。思わず発話量を計算。一人1分程度のやりとり、平均5つの旅行代理店訪問、36人のこどもで計算すると、1分×36人×5=180分=3時間!なんとのべ3時間の英会話がされているわけだ。あらためてビックリ。ねらいが十分に達成できているのも頷ける。

 校長室で全体への指導助言の準備。期待することをプレゼンシートにまとめて、見せる授業動画を選び、準備完了。

 分科会のあとの全体会40分間で話す。詳しくはここで。終了後、特設授業者の二人に改めての助言。

第1回教師力アップセミナーでの学び(下野、松浦、中江)

 こんにちは!6期生の中江です。5月8日に開催された第1回教師力アップセミナーに参加させていただきました。今回の記事では、7期生の下野、6期生の松浦、中江の3人のセミナーでの学びを載せていきます。


【7期生 下野】
 こんにちは、7期生の下野です。5月8日に、教師力アップセミナーの第1回目に参加させていただきました。コロナ禍である為、オンラインでの開催、二部構想のセミナーです。

 本セミナーにて学んだことは『子どもの力』です。

 新型コロナウイルスの蔓延により、子ども達は一斉休校が言い渡され、1人1台端末の普及が思いもよらぬスピードでぐっと進みました。

 第一部では、GIGAスクールの実践例が紹介されました。大学生の私達でも戸惑い躓き、悩んだ端末の用い方を子ども達はいとも簡単に習得していく姿が印象的です。まるで、大学生が教授にメールで課題を提出する様な感覚がもう小学生には身についてることに驚きました。

 また子ども達に端末利用を促す為には、「なぜ端末を利用してみたいのか」教師も一緒に考え、教師も一緒になって試行錯誤していくことが大切だと感じます。生活面・学習面において、端末は様々な役割を果たします。どの側面でも構わないのです。「こうしてみたい!」「ああしてみたい!」「こうやって使ってみたい!」というような、子どもの気持ちに寄り添いながら教師も一緒になって考えていくとより一層端末の用い方が深まるだろうと考えます。

 第二部では、玉置先生・水谷先生・野木森先生・大西さんの錚々たる皆様のパネルディスカッション。厳しく鋭い意見が飛び交い、ハッとさせられることばかりでした。大西さんのおっしゃられた「子どもをもっと信じましょうよ」という言葉が心に残っています。知らず知らずのうちに大人は、子どもの力を決めつけてしまいます。1年生にはこのぐらいだろう、中学生だからこれが危険そうだなとなんとなくの勘があります。しかし、その勘は当てにならないようです。「子どもにルールを作って必ずやらかす」と大西さんは加えておっしゃられました。ルールは何かを制限するものではありません。制限したって結局は、抜け道ができてきます。ルールを自分達で作り、自分達を自衛する意識が子どもに生まれる時、真の約束になることでしょう。

 子どもは、大人が思っているより強く逞しく、新しいものに貪欲に挑戦し、飲み込みが早いことをコロナ禍でうんと感じました。きっと子どもから教わることも多々あるでしょう。GIGAスクールによって、教師も子どもも新たなことに挑戦し、学び合う環境が生まれたと思います。

 私達が教師になっている頃に、このGIGAスクールはどう変化しているのか、ワクワクします!そして、子ども達に沢山教わり沢山一緒に学べるよう、今こうして最新の教育現場や教育の在り方について精一杯学んでいきたいと思います!

 教師力アップセミナーの主催者の皆様、スムーズに連絡をしてくださった6期生の先輩方、一緒に学んでくれた7期生のみんな、本日も沢山の学びをありがとうございました!(下野)


【6期生 松浦】
 こんにちは!6期生の松浦です。今回の記事では、第1回教師力アップセミナーで大切にしたいと思ったことをまとめます。

 1つ目に「まずはやってみる」ということです。第1部での既に現場でICT端末を活用されている先生方のお話から、子どもも教師も初めてのことだから、失敗を恐れずにやってみることが大切だと学びました。実際に活用されている具体例を見ると、予想以上に子どもたちが主体的に上手く活用していて、教師が「ああしようこうしよう」と決めつけるよりも、子どもたちと一緒に、とりあえずやってみよう!という姿勢が大切なのだと感じました。教師が思っているよりも、子どもたちの考えは柔軟で、様々なことをどんどん吸収していくのだと思いました。

 2つ目に「生活をよりよくするために使う」という認識です。第2部での先生方のお話から、まずはGIGAスクール構想の目的と現状について学びました。ちょうど、最近のゼミでGIGAスクール構想について学んだばかりであったので、復習とより深い理解ができました。ICT端末の活用法を吟味することは大切ですが、あくまで1つのツールであるという考えを忘れたくないなとも思いました。上手く活用することで、よりよい教育を行えるように、よりよい生活になるように、ということをきちんと覚えておきたいです。

 私は今までICT端末の利用について、少し苦手意識がありました。そのため、「なんとなく言葉は知ってるけど…」という状態だったのですが、今回のセミナーを通して、なぜ必要なのか、どのように活用するのかということが明確に理解できました。来年度から教壇に立つことを目指す立場として、これが学べたことはとても大きいと思います。今回の学びを教員採用試験でも、教師になってからも、十分に生かしていけるように頑張ります!

 玉置先生、酒井先生、関係者の皆様、本日は貴重な機会を設けてくださって、ありがとうございました。(松浦)


【6期生 中江】
 こんにちは!6期生の中江です。今回の記事では、第1回教師力アップセミナーでの学びをまとめます。

 1つ目に、まずは自分からやってみる姿勢を大切にすることを学びました。ICT端末を学習で扱っていくのは教師にとっても子どもにとっても慣れないことです。だからこそICTの端末について知ることが大事だと感じました。端末を使って学習に活用できる機能として、Google Forms Quiz、ScratchやGoogle Calendarなどいろんなものがあると分かりました。機能を知ってみると、「楽しそう!」「子どもと一緒にやってみたい!」と感じました。まずは知ることから始めてどのような活用ができるのかなど内容について工夫していくことができると思います。失敗を恐れずに「やってみよう!」というチャレンジ精神をもつことを大切にしていきたいです。

 2つ目に学んだのは、子どもの可能性を信じることです。端末を活用していく中で教師も子どもも使い方に慣れてきます。子どもの端末の扱い方の飲み込みは早く、実践例で、上級生から下級生へ端末の使い方を教える場面があったと知りました。教師が子ども一人一人に教えていくのではなくて子ども同士の繋がりで端末に向き合うことができます。子どもはひとつ覚えればそこから視野を広げて違う活用方法を見つけることができるのではないでしょうか。教師といつまでも一緒に使うのではなくて子どもに委ねてみるのも手段のひとつなのかもしれません。もちろん、その過程で子どもが躓いて「分からない」という状況に陥ることも考えられます。しかし、その時には教師、まわりの子どもも巻き込んで一緒にその問題について一度立ち止まって考えてみることも可能だと思います。

 私は「ICTよりもアナログ!」の考え方で過ごしてきたので一人一台端末の普及が怖くて不安が大きかったです。しかし、慣れないことに恐れて避けていては今よりよい学習方法に気づくことはできません。柔軟に考えて行動ができるような教師を目指したいです。

 昨年はコロナ禍で教師力アップセミナーに参加することができませんでしたが、今回第1回目の教師力アップセミナーで学ぶことができてとても嬉しく感じています。このような機会を設けてくださった皆様、ありがとうございました。(中江)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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2021年5月16日仕事日記

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 目覚めがとてもいい。というのも、ここ数日、いつも以上に充実しているからだ。届いた本に目を通して、新たな知識を得る。

 20日に訪問する名古屋市立弥富小学校での講演資料を作成して送付。昨日、相談あった「いきいき邑楽舎」で浮かんだ一つのアイデア送信。過去の「教師論」の内容をチェックして、リニューアル部分を決める。

 9時前に家を出て、なごのキャンパスに向かう。9時30分ごろ着。キャンパス内レストランで珈琲を飲んで、しばし休憩。

 10時15分から「みんなで輝く!GIGA活用楽会」開催。11時まで。会員それぞれから、現在の活用状況を聞き、教師の基本姿勢はどうあるべきかを意見交流。かなりの差があることが判明。それぞれの指導観の違いからも生じている現実。こうしたことを知ることだけでも貴重な会議。

 午後の撮影のためのリハーサル。EDUCOMスタッフによる入念な準備のもと、カメラアングル、声量などのチェック。プロの撮影隊と言っても言い過ぎではないのでは?3つのカメラを駆使。カメラ切り替えもスムーズで、収録後の映像を少し見せてもらったがとても綺麗。これならゲストの皆さんも満足していただけると思う。我が大学の教育フォーラム発信でも頼みたいほど。EDUCOMのみなさんでこれだけのことができることがわかったので、授業と学び研究所所長として夢が広がる(笑)。終了後、皆さんで静かに昼食。

 午後は、6月20日(日)本番の「EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021」での事前録画の次の3セッションの司会進行役。全セクションはこちらでご覧ください

「1人1台端末活用の入口、先生は何をどうして、どんな授業づくりができる?」「「心の天気」・「学びの天気」活用 驚き&喜びエピソード 〜エピソードの背景を明らかにする〜」「管理職必見!教師を「その気」にさせるアプローチは?」

 いずれも撮影隊の準備に十分にお応えできる良質な話し合いの記録が収録できた。打合せは、ほぼなしで進行するからこそ、飾らない言葉での生々しい実践報告が聞ける。録画映像であっても、きっと聞き手を惹き付けるに違いない。ますます6月20日が楽しみ。

 16時45分ごろ帰宅。今週金曜日の第5回教師論の説明動画を作成。今回は社会科教育の深掘り。資料や参考サイト情報も含めて、ユニバーサルパスポートで発信完了。

 研究室HP記事は第1回教師力アップセミナーでの学びを金子さん、吉久さんが発信。ドンドン吸収していってくれているようで嬉しさをここでも感じる。
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