2021年6月19日仕事日記

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 朝から強雨。午後は大学オープンキャンパス。参加者数が減るのが心配。

 研究室HPのトップ写真は、父の日プレゼントをもらっての喜びの写真に入れ替え。記事も発信

 10時30分頃に家を出て大学へ向かう。久しぶりの高速道路利用。集中工事が終わり、流れはスムーズ。11時15分ごろに研究室着。強い雨が降り続いている。

 私書箱にあった文書を開封して、その対応。22日の学校ふれあい体験の再確認をして、訪問学校教務主任に改めての依頼メール。その他、いくかのメール返信。

 13時30分から40分間の模擬授業。7108教室にいっぱいの人。高校生申し込みは50人満席とのことだが、ご家族も同席されているので予定数のほぼ2倍。

 「教師になるための道」と題しての模擬授業で、プロフィール紹介(実務者教員であることを強調(笑))、教育とは何か、教師になるための2つの条件(教員免許、教員採用試験合格 ※講師に触れる)、算数授業づくり体験の構成。

 徐々に会場が温まり、反応も多くなり、時として笑いも生まれる。僕の授業を楽しんでいただいている方多し(と見る)。終了時には拍手をいただく。

 14時30分から第2食堂で個別相談対応。果たして来ていただけるだろうかと思っていたら、けっこうな賑わい。「模擬授業を見ました。面白かったです」という感想が嬉しい。教員採用にあたっての相談があり、詳しくレクチャー。16時過ぎに終了。

 16時30分にかつて大変お世話になった上田先生にお願い電話。看護学部の生徒指導論を受けている学生に上田先生を出会わせたいと思ってのこと。無理を聞いていただき調整していただけるとのこと。

 高速SAのスタバでしばし休憩。給油して18時ごろ帰宅。

 6月27日は独立行政法人教職員機構と山口大学センターが主催の「ちゃぶ台次世代コーホート研修会」で講演で、山口市へ向かうはずだったが、この状況でオンライン講演へ変更。そのためのプレゼン作成。日曜日開催の意欲的な先生方が集まられる会で話ができる喜びは格別。資料ができて送信。

 遅くからうっかりしていた週刊「教育資料」の原稿書き。今回も主体性を育てるシリーズ。関わらせていただいた学校変化をもとに執筆。

 研究室HP記事は6月18日の7期生ゼミでの学びを下野さんが発信。「悔しい」と一言が、指導者としては大いなる価値ある言葉。この気持ちをぜひとも持ち続けてほしい。かつてのゼミ生が読むと、初心を思い出すに違いない記事。

 プロフィールの「主な原稿掲載」に追記。大学人232本目の原稿掲載は、週刊教育資料6月21日号(No1616)「連載 玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」に「主体的な学びをしている子どものイメージを明確に持つ」。

6月18日 7期生ゼミでの学び-模擬授業で学んだこと-(下野)

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 こんにちは!7期生の下野です!6月18日(金)7期生ゼミで道徳の模擬授業を行わせていただきました。今回は、その学びを綴ります。

 今回の模擬授業で私が学んだことは「悔しい」という想いでした。悔しいという気持ちをここまで肌感で知ったのは今までの人生であまりなかったように思うほどです。

 まずは、「ゆさぶり」の甘さです。今回私は、ミステリーツアー(子どもが僕/私どこに向かっているの?となる授業展開)へ子ども役のみんなを誘ってしまいました。

 「ゆさぶり」とは、今まで子どもや教師が立ててきた道筋を一旦崩して、さらに、深めていく作業です。綺麗事は、世の中に存在しません。だからこそ、道徳の題材では、「ゆさぶり」をかけて実生活に根ざした子どもの心を耕していくのです。

 私は、この「ゆさぶり」を自分の考える展開で行ってしまいました。せっかく子どもが「僕だったら、納得できない」と、「僕だったら」という実生活に匹敵するキーワードが出たにも関わらず、私はそれをスルーしてしまいました。「ゆさぶり」をかけた時に、子どもから出るキーワードは様々です。子どもの率直な意見を臨機応変に取り入れなければならないと新たな学びを掴むことができました。

 次に、「時間配分」について。私は、子どもの意見を汲み取り、子どもの意見から授業を作ろうと必死になり、「時間配分」を誤っていました。子どもの意見を汲み取りながらも、発問を絞り、誰の気持ちに重きを置くのか。(今回私の取り上げた題材は、2人の登場人物がいました)

 「時間配分」を意識した授業構成を考えることで、前述したミステリーツアーはある一定程度回避できるのではないかと思います。

 お手本とする玉置先生の授業を受けさせていただいて、「ゆさぶり」って簡単に見つかる物だと錯覚していました。そんな自分をこら!!!と叱ってやりたいぐらいです。

 「ゆさぶり」は、題材の展開の良さと子どもの心のズレ。そして、「ゆさぶり」は授業を展開していく中で、学級の在り方や子どもの発言等で変容させていく必要があります。
「時間配分」に関してもそうです。玉置先生の授業を受けさせていただいた時、私達は時間を気にせず授業にのめり込むことができました。それは、玉置先生がテンポよく授業を展開し、飽きさせない時間配分を考慮されていたからだと模擬授業を経て気付きました。
やっぱり玉置先生はすごい。

 今回の悔しい思いは、忘れることはありません。忘れられるはずもありません。
もう一度授業をしたい。もう一度挑戦したい。と今は思います。でもそれは、現場では許されることではありません。一つの授業を目の前の子どもにできるのは一回こっきりです。

 教師のクリエイティブな面を今回は深く感じました。子どもの心ってすごいのです。いつか「ゆさぶり」や「時間配分」を臨機応変に上手に展開できた時は、それはそれは気持ちが良いのだろうと感じます。

 今回の模擬授業での悔しさや学びをしっかりと出力し、学びを深めて、実習に望みたいと思います。まだまだ勉強不足。経験不足。準備不足。その3点をまじまじと感じた模擬授業を受け止めます。

 可愛いかわいい2年生役をしてくれた7期生のみんな、本当にありがとう!!みんなの言葉にハッとさせられて、たくさんのこと気づくことができました!!!

 玉置先生、山田先生、
 教育界の大巨匠に授業を見ていただけて、本当に幸せ者です。玉置ゼミに入ってよかったです。だからこそ、見える世界や学びを目一杯吸収できます!ありがとうございました。(下野)

2021年6仕事日記

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 今日で名神高速道路集中工事終了。一般道を走るのは、今日でしばらくお仕舞いになるはず。

 7時30分ごろ研究室着。研究室でサンドイッチ朝食。講義準備。小論文添削作業継続。遅れている原稿書きを少々。

 10時から「第9回教師論」。今日は鈴木中人さんの「いのちの授業ダイジェスト版」と僕の「いのちの授業(飛び込み)」とオンラインで「死の授業」を紹介して、それをもとに話し合うオンライン講義。指名発言で一人一人がこれまで以上に深く考えて発言。聞き手はさらに考えを広げたり深めたりしているはず。14時からも同様。講義終了後、わざわざ引き続き考えたいとメールをくれた学生もあり。初試みの講義は大成功とみる。

 10時40分から6期生ゼミ。感激の始まり。詳しくはここで

 過去問後、今日も場面指導面接。提示した課題は現役教師にも十分考えてほしい場面での指導。教師としてどう考え対応すべきかを応用が効くように助言したつもり。

 小論文添削がようやく完了で就職課へ提出に出向く。国語専修の今井先生研究室に寄り四方山話。

 15時から看護学部で養護教諭を目指す学生に「生徒指導論」。今日のテーマは、子どもが保健室で発話する際の「事実」と「解釈」の区別の重要性。テキストをもとにロールプレイ。

 16時30分から7期生ゼミ。下野さんと岡君が道徳授業提案。二人とも山場になるまでは、文句なしの展開。7期生全体で力をつけてきた証。山場からの展開は学生でいわゆる初の授業。うまくいくわけはない。教育実習前のこうした経験は貴重。二人ともすぐに振り返り記事が届く。悔しさともう一度挑戦したいという気持ちに溢れていて、指導者としては嬉しい限り。近々、記事は発信するので、どうぞお楽しみに。

 研究室に戻る。山田先生と今後の調整。松本研究室に出かけ、いくつかの相談。貴重な情報がいただけた。20時近くに大学を出る。
 
 帰宅。写真のように、感激を新たにして愛犬とさっそく記念撮影。

6月18日6期生から「父の日」プレゼントをいただきました

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 ゼミの時間に教室に行ってみると、誰もいない。あれ、時間を間違えたかなと考え直していると、6期生がご覧の色紙と花束を持って登場。「父の日」プレゼントとのこと。

 思いもしなかったことで感激も一入。1日中、気持ちは高鳴り状態でした。ありがとうございました。

2021年6月17日仕事日記

 明日の「第9回教師論」の講義準備。7月に入ったら対面講義をすることに決めたので、シラバスを入れ替えて、「いのちの授業」をテーマに教師観を高めることに決定。ユニパで指示。

 10時から「第9回教育課程論」オンライン講義。今日は「深い学び」。玉置流「見方・考え方」を伝えて、角度教材をもとに「見方・考え方」を順に出し合う流れ。発問レベルをかなり高くしたので、自分の考えを出すのにかなり苦しんでいる様子。こちら側としては、悩ませる発問は良い発問と考え、自己満足(笑)。

 11時15分ごろ家を出て、高速渋滞回避のための一般道を走る。途中で昼食をとって、1時間30分ほどかかって、13時15分頃に岐阜県立本巣松陽高等学校へ到着。

 20ほどの大学や教育機関が招聘されていて、それぞれの教室で模擬授業。本学への依頼は「教育学」。これまでも行ってきた「教師になるための道」と題した50分間の授業展開。教師になるための道筋を押さえた上で、「教育はビジネスか?」「教育で育てるものは何か」「算数模擬授業」など、いくつかのユニットで構成。担当の先生にも加わってもらって、高校生とコミュニケーションを重ねながらの50分間。2コマ行ったが、生徒が異なるとやはり授業は変化。だから授業は面白い。感想を読むと高評価。本学へ強い関心を持ち続けてくれることを祈る。

 1時間30分ほどかかって、18時少し前に帰宅。21時から「学校ふれあい体験 先輩から学ぶ」と題した録画をするためのプレゼン準備。

 21時から打合せを含めて1時間ほど。玉置ゼミ4期生の井上君、安部さん、高橋さんが「今、我が学級に来てくれたら、ここは是非見てもらいたい」など、3つのテーマで話してくれた。おかげさまで良いコンテンツがまた一つ増えた。ゼミ生に感謝。

 研究室HP記事は6月16日6期生ゼミの記録を名桐君が発信。かっちりとした文章、よし!

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6月16日 6期生ゼミでの学び(名桐)

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 こんにちは!6期生の名桐です。今朝、この先の天気予報を見たら全て傘マークが付いており、なんだかなぁと思いました。梅雨の本気ですね。しかし、天気のことを勉強していると、雲や風の吹き方だけで雨が降るかどうか判断できるようになり、日常生活に活かせてるなと感じました。学ぶっていいですね。色々なものに興味が湧いてきます。子どもたちにもこういった主体性を持たせられるような教育をしたいです。

 さて、本日のゼミでは、場面指導をメインに行いました。様々なシチュエーションが玉置先生から課され、みんな自分の意見をぶつけていきます。その中で、特に印象に残ったことが、「ICTを目的と外れた子が学級内にいる。そういった状況において、学級に向けてどのような指導をするか」という場面です。私は、1人がルールを破るとそれが学級内あるいは他クラスにも広がり、悪影響を及ぼすという考えのもと、指導をしようと考えていました。他のゼミ生はインターネットの危険性を伝えた上で指導をしたり、一人一台端末の本来の目的を一緒に考えたりと様々な考えを持っていました。玉置先生もゼミで仰っていた通り、正解はないと思います。

 しかし、自分なりにそのシチュエーションの核となる考えを持ち、軸を通して話すことが大切であると学びました。私は、より正解らしい解答に近付こうと、難しい表現を使ってしまったり、遠回しな言い方をしてしまう時があります。しかし、自分の軸を持っていれば伝えたいことをストレートに伝えることができ、相手にも分かりやすく表現することができます。特に、今日のような場面指導では、ねらいがしっかりと定まっていないと、深掘りされた際に詰まってしまいます。自分の軸となる考えを持てるよう、日頃から友達と場面を設定し、考えを共有し深めていきたいです。

 本日、自分が受験する名古屋市と横浜市の今年度の倍率が出ました。凄くモチベーションが高まっています。このままエンジン全開で、一次試験突破できるよう頑張ります! (名桐)

2021年6月16日仕事日記

 名神高速道路集中工事中のため今日も下道で、1時間少しかかって8時過ぎに研究室着。
 
 小論文添削ができていないので、できるところから少しずつ。

 9時、依頼を受けて愛知県教採受験者5名に厳しい(笑)面接指導。根本的なことを指導したつもり。

 10時40分から6期生ゼミ。いつものように過去問に取り組み、今日は場面指導を通して己の教育観を高める時間。ゼミ生にとって僕にとっても濃密な時間。

 12時30分から先日の学校ふれあい体験対面指導欠席者4名に指導。いろいろと質問するがわかっていない点が多く、当日が心配。

 14時から教授会。実習委員長として報告。審査教授会出席。クリスタルプラン(CP)委員会出席。特にCP委員会での協議内容は難しい。急いでもしかたがないというのが僕の考え。

 17時40分に研究室からzoomにつなぎ、18時15分からの豊川市教員組合(青年部&女性部)のzoom講演「GIGAスクール構想を理解して1人1台端末活用を考える」の準備。

 講演途中でなんと!自分のPCが固まってしまい大汗。途中からこんなこともあるという気持ち(ICT=Iいつも、Cちょっぴり、Tトラブル)になり、参加の方とやりとりをしながら展開。責任を果たしたつもりだが、聞いていただいた方の感想を待つしかない。かつてのゼミ生の牧野さんにさっそくヒアリング。温かい言葉をもらって、ほっとする。かつてのゼミ生に感謝。

 小論文の添削再開始。今年度就職したゼミ生・酒井さんから連絡があって来研。しばし近況報告を受ける。また算数の教材についてレクチャー。いろいろとあるだろうが、元気で頑張っているようで嬉しいこと。

 20時40分ごろ大学を出る。帰路も下道。1時間弱で帰宅。夕飯を食べて、横になったらそのまま(笑)。

 研究室HP記事は6月11日7期生ゼミの記録を高橋さんが発信。特に最後のゼミノートのことが指導者として嬉しい記述。
 

6月11日7期生ゼミの学び(高橋)

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 こんにちは。玉置ゼミ七期生の高橋奈優です!

 今回は、6月11日行ったゼミの学びを振り返っていきたいなと思います。道徳の模擬授業を行って4回目になりました。玉置先生も道徳のスペシャリストである山田先生もおっしゃっていた「集団での学びの積み重ね」を毎週実感し、改めて対面でゼミを行うことができる環境に感謝の気持ちでいっぱいです。

 では、本題のゼミの振り返りをしていきます。今回の授業者は、玉置ゼミの丹羽さんと山田ゼミの吉田さんです。

 丹羽さんの授業は、常に笑顔でいて声も明るく抑揚があり安心して発言ができる雰囲気を作っていたことが印象的でした。板書では、発問を書いた紙を貼ることによって何を考えなければいけないのかを理解しやすく工夫されていました。また、ポイントとなる本文の文章も掲示することによって本文を渡していない状態でもわかりやすかったです。

 吉田さんの授業も、表情がとても豊かで暖かい授業でした。声も聞き取りやすく私が思う子供に好かれる教師像でした。授業内容はさすが山田ゼミだと思いました。ポイントとなる場面での劇化やイメージマッピング、感情を実際に顔で表現してもらったあとに言葉にしてより本文の状況を理解してもらうなどたくさんの技が散りばめられた高度な授業でした。

 今回の模擬授業で学んだことは、子供たちの考えからゴールを目指すことです。私も、模擬授業をした時に体験したのですが、授業の最後の方になってくると思い描いていたゴールにたどり着けないことに焦りを感じてつい饒舌になってしまい教師の言葉で上手くまとめようとしてしまいます。
 
 しかし、このような時こそ子供たちが考えてくれたことを使ってさらに子供たちに話を振りゴールへ向かっていくことが大切だと学びました。初めは深めるキーワードとなる意見を教材研究で決めておくといいなと思いました。
また、劇化する際はセリフを子供たちのアドリブにしてしまうとお笑いになってしまうため今回の吉田さんの授業のようにセリフのある劇化をした方がいいことも学びました。

 模擬授業はあと2回です。最初に述べたように回を重ねるごとに深まっていく学びを体験できてとても楽しいです。これからの学びも楽しみです。

 写真は私のゼミノートです。初めてのゼミの活動であった卒論発表会から半年しかたっていないのに一冊終わってしまいました。それほど毎回のゼミでは得るものがたくさんあります。ゼミ終わりは頭がパンクしていますが吸収して自分のものにできるようにまた頑張ります!(高橋)

2021年6月15日仕事日記

 まずは木曜日の第9回教育課程論の講義準備。テーマは「深い学び」。

 10時から15時まで、1時間余の休憩を挟んで、授業と学び研究所オンライン会議。今日も多彩な議題。フォーラムの詳細、ICTサポーター研修会、文部科学省働き方改革事例集からの学びなど。

 17日は大学業務で、岐阜県立本巣松陽高等学校へ模擬授業に出かける。そのときの資料とプレゼンづくり。

 今日もいくつかの依頼あり。特に大熊町からの依頼があり、その後の町の復興を楽しみにして出かけたい気持ちになる。

 研究室HP記事は6月11日7期生ゼミで授業提案をした丹羽さんの振り返り。教材研究の重要性を体感した模様。ベテランになっても教材研究は欠かせないこと。

6月11日7期生ゼミでの学び(7期生 丹羽)

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 こんちには。玉置ゼミ7期生の丹羽真琴です!
 6/11(金)に行った、ゼミの学びを振り返っていきたいと思います。今回は、自分が模擬授業を担当しました。

 私は、今回、低学年の教材「たびにでて」をやりました。挨拶の大切さ、人とのかかわりの大切さを伝える教材です。一言でいうと、思っていたより難しかったです。みんなの今までの授業がすごいなって思いました。

 私は、『あいさつっていいな!あいさつって人とかかわれるきっかけになるんだな!』ということを感じてもらうことをゴールにしていました。しかし、教材研究をしていたとき、どこに揺さぶりをもっていったらいいのかわかんなくて、自分なりに、大きな発問をたてたつもりでしたが、受けてるみんなには届かなかったようです。リアルタイムに流れている時間の中でも、生徒の発言からゴールへ導けるようにしていきたいと思いました。事前の教材研究の大切さをあらためて知りました。

 今回の教材だったら、挨拶するのがめんどくさいとかんじていた"けいた"が、なぜ自分からあいさつをしようと思ったのか?そんなかんたんにかわれるのか?というところに着目して深めて行けたらよかったです。
 
 一方で、授業中、常に笑顔でいて、明るく寄り添う感じで声を出していたため、安心して発言ができる雰囲気が創れていたことは嬉しかったです。毎週末、ボランティアで子供たちと接しており、沢山の子供たちの前に立ってお話ししていることがしっかり生かされたこと、嬉しかったです。

 板書では、低学年向けだったため、発問を書いた紙を貼ることによって今から何を考えなければいけないのかをわかりやすくしましたところ、「わかりやすかったよ」と言葉をもらえて嬉しかったです。

 今回の授業うまくいかなかったことが悔しいので、実習にいったときには、絶対成功させたいなって思います。授業って、こんなにも沢山の準備をしなければならないんだなって改めて感じて、先生たちの凄さを感じました。

 これまで、8人の学生の授業をうけ、学びが積み重なって形になっているのを感じます。あと4人の学生の授業も楽しみです。これからもゼミ生のみんなと、山田ゼミのみんなと学びを重ねて、深めていきたいです。(7期生 丹羽)

20210614東員町立笹尾東小学校指導助言

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 9時45分に家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。学校近くのファミレスでしばし休憩。

 11時15分頃、学校着。11時35分から4年生の算数授業参観。子どもの言葉をもとにして進める授業。教師が日頃から一人一人の発言を大切にしていて、気軽にわからないと言える雰囲気の教室。子どもたちの学び合う姿も当たり前の風景になっている状況(と見る)。

 課題解決に向かって様々な発言があって、徐々にゴールに向かっていく展開で、まさに理想の授業。担任は子どもの力を信じて、ジャンプの課題解決場面ではじっくり待つ姿勢がいい。常に子どもたち全体を見ていて、子どもの変化をもとに意図的指名をすることもさりげなくできていて感心。

 給食を食べて、研究協議までの時間は指導助言のための資料整理。

 14時から16時までの2時間が授業検討会。今回は先生方も一人一台端末を使って学び合いをする初試み。司会の提案に申し訳ないが、もっと教室で行う授業と合致させましょうと提案して取組を変更。自分ではこれは功を奏したと思う。各自が付箋紙に考えを書き、それをもとにグループ化する話し合いは、やはり定番の進め方だと確信。

 僕の指導助言は、授業アドバイスツールをもとに、一人の子どもの思考を共有化している場面、常に子ども全体を見ている教師の姿、子ども同士のつながりを生み出している教師の在り方などを映像をもとに価値付け。最後に予定からずれてきたときの教師の心境などを発露してもらい、皆さんで学び合う。15時50分で一区切り。

 16時30分までは、僕によるICT活用研修。理論的なことは前回訪問で話したので、ある教師の端末利用映像を見せて学んでもらい、6月末から稼働するという「心の天気」「学びの天気」の活用例を説明。

 校長室で次回訪問日程を打ち合わせて学校を出る。
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2021年6月14日仕事日記

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 早朝から、中川行弘先生から提供いただいた資料を見始める。なるほど!これはお勧め貴重資料。家を出る時間を気にしながら見る。

 9時45分に家を出て、東員町立笹尾東小学校へ向かう。学校近くのファミレスでしばし休憩。

 11時15分頃、学校着。11時35分から4年生の算数授業参観。子どもの言葉をもとにして進める授業。教師が日頃から一人一人の発言を大切にしていて、気軽にわからないと言える雰囲気の教室。課題解決に向かって様々な発言があって、徐々にゴールに向かっていく展開で、まさに理想の授業。担任は子どもの力を信じて、ジャンプの課題解決場面ではじっくり待つ姿勢がいい。常に子どもたち全体を見ていて、子どもの変化をもとに意図的指名をすることもさりげなくできていて感心。

 給食を食べて、研究協議までの時間は指導助言のための資料整理。

 14時から16時までの2時間が授業検討会。今回は先生方も一人一台端末を使って学び合いをする初試み。司会の提案に申し訳ないが、もっと教室で行う授業と合致させましょうと提案して取組を変更。自分ではこれは功を奏したと思う。各自が付箋紙に考えを書き、それをもとにグループ化する話し合いは、やはり定番の進め方だと確信。

 僕の指導助言は、授業アドバイスツールをもとに、一人の子どもの思考を共有化している場面、常に子ども全体を見ている教師の姿、子ども同士のつながりを生み出している教師の在り方などを映像をもとに価値付け。最後に予定からずれてきたときの教師の心境などを発露してもらい、皆さんで学び合う。15時50分で一区切り。

 16時30分までは、僕によるICT活用研修。理論的なことは前回訪問で話したので、ある教師の端末利用映像を見せて学んでもらい、6月末から稼働するという「心の天気」「学びの天気」の活用例を説明。

 校長室で次回訪問日程を打ち合わせて学校を出る。渋滞はなく、順調に小牧まで戻る。篠岡中学校へ寄り、ある先生に重要な文書を渡して説明。帰宅してメール処理。slackやbox活用の新たな指示もあって、その作業。

 研究室HP記事は6期生伊藤君による振り返り。彼の記事は必ず本音が書かれていて、いつも惹かれる内容。

6月9日6期生ゼミでの学び(伊藤)

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生の伊藤幹太です。

 教育採用試験まであと1ヶ月近くになりました。近づくにつれ、不安の気持ちがお餅のように膨れ上がって、いつか爆発しそうです。よく考えたら今までろくに勉強してきませんでした。高校受験は定員割れで簡単に合格、大学は、面接と基礎的な筆記のみ。先生が受験は合格することが全てではなく、合格に向かって努力することが大切だと言っていました。今ならあのとき先生が言った言葉の意味がわかります。あのとき先生の言葉をしっかり受け止め、勉強していれば・・・・自分が実際に体験しないと過ちに気づかいない。だから人間は戦争を何度も繰り返し起こしてしまうのでしょうか。人間とは愚かな生き物ですね。自分の過ちを後世につないでいきたいです。

 6月9日にゼミがありました。そこで大きな学びがあったので、記事にしていきたいと思います。

 今回のゼミの内容は、GIGAスクール構想と令和の日本型学校教育について一人ずつ答えていく形式で学びを深めました。この2つは、タイムリーなことなので、教採にはもちろん、これから先生になる人間はしっかりおぼえておくことが大切です。しかし、全部を覚えるのは大変なため、キーワードを大まかに覚えておき、その後具体的な姿や事例を考えておくことが、教採対策になると思いました。また、6期生全員が違う意見をそれぞれ言っていたので、人のいいとこを自分の意見として盗める機会がたくさんあり、とても学びになりました。

 昼はラーメン屋に何人かで行き将来について熱く語り合いました。この仲間で教採全員合格目指して頑張りたいです。(伊藤)

2021年6月13日仕事日記

 本学・岐阜聖徳学園大学教育フォーラム2021の動画案内をしたら、多くの方が見ていただいたようで、再生回数が一気に上昇。ありがたいこと。私の進行にとても感動していただいた方があって、嬉しいコメントが届く。元気がさらに出る。

 日本教育新聞社から、これまでにない視点での原稿依頼あり。様々な資料で勉強して、原稿を仕上げる。送付。

 16日には豊川市青年部・女性部合同オンライン研修会でのプレゼン作成。タイトルは「GIGAスクール構想実現に向けてやってみなけりゃわからない」。最新情報を入れ込んで、とりあえず完成。

 研究室HP記事は雑誌連載原稿のことを「月刊プリンシパル」をもとに発信。

 あとはのんびりの1日。どれだけ寝ていただろう(笑)。

月刊プリンパルで「校長の裏ワザ」連載中

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 おかげさまで月に何冊かの教育誌に連載をさせていただいていますが、この「月刊プリンシパル」のその1冊です。この本は「リーダーのための学校マネジメント誌」と題していますから、毎月の特集はもちろん、連載もリーダー力を高めるためのとても参考になるヒントが満載です。

 今回の私の原稿は「校長の裏ワザ第28回 生徒を校長室に呼び込むワザ伝授」です。

20210612仕事日記

 昨日の仕事日記には次のように記録した。「知らせていただいた、ある行政会議の公開動画を見始めたら止まらず。明朝から動かなくてはならないと決断。目がすっかり冴えて、考え出したら心臓も高鳴って眠れず」。今朝から、この対応のために動く。関係の方に電話相談、情報収集。方針が決まり、一段落。ふ〜う。

 9時30分開始のオンライン啓林館「QR研究会」。そのための資料ができていないので必死に作成。提言したいことは決まっているので、それをどうプレゼンに落とし込むか。これなら伝わるだろうという段階になったのが、開始30分前。

 9時30分から12時30分までの研究会会議。ここでの審議が本格的に始まる会議への大前提となると思うと、大きな責任を感じる。多彩なメンバーで良い研究ができそうな気配。

 午後は魂が抜けた状態(笑)。やらなければいけないことは山積みだが、今日は休むことにして、横になったり、本を読んだり。

 時には、僕の「心の天気」をゼミ生に知らせてもよいだろうとslackで伝達。書いていると不思議に落ち着くことを実感。リアクションやレスもあって、ありがたいこと。

 研究室HP記事は6月11日6期生ゼミの記録を池戸君が発信。集団討議の司会役に動いた自分を振り返っている良い記事。

6月11日 6期生ゼミでの学び (池戸)

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 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です。今回は6月11日の6期生のゼミについての記録をしていきたいと思います!

 今回のゼミでは高校生の一人学びのデータをもとに集団討論を行いました。そこで私は初めて集団討論の司会に挑戦しましたが、中盤、静かになったところで場を動かす発問が出来ず、自分の実感としては周りに助けられて回った討論という感じでした。前回の集団討論の際、同じ名古屋市を受験する名桐くんが本当に素晴らしい進行をしただけに今回の自分の進行は悔しさの残るものになりました。ただ、今までは挑戦出来なかったことに挑戦することができたので、その一歩には満足しています。

 さて、討論の内容ですが、この討論には答えがなく、答えがないものに対して話し合い、自分なりの答えを出すことの難しさを感じました。その中で私が感じたのは自分の中の疑問を周りに投げかけてみることの大切さです。自分がわからないことは他の人も分からない、もしくはわからないと言うことに気づいていないことが多く、それを周りに投げかけることでこの討論がさらに深い学びになりました。討論の最後に討論の内容を踏まえて、「学校とは」について発表しました。同じ討論をしていたはずなのに違う方向から物事を考えていて自分の視野がとても広がりました。

 これまでもゼミの仲間と話し合うことでたくさん新たな発見をしてきました。これからもゼミの仲間、そして玉置先生の視点や考えをたくさん取り入れ自分の視野を広げていきたいと思います!(6期生 池戸)



2021年6月11日仕事日記

 名神高速集中工事での渋滞を避けるために、下道で大学へ。1時間余かかって研究室到着。いつものルーティンで心落ち着かせる。6期生ゼミでの資料印刷。

 1限、3限は「第8回教師論」。今日は理科教育がテーマ。小笠原豊先生の理科授業をもとにして、いくつかの質問を重ねて、小笠原先生の教育観をとらえさせる。1限も3限も、自身の理科授業を振り返り、提示資料により考えを深めての発言が多く、講義の手応え十分。

 2限は6期生ゼミ。過去問に取り組んだ後、コロナ禍での高校生の「一人学びデータ」をもとに論議。最後は、データをもとにした「学校とは何か」を互いに発表。

 12時15分、岐阜新聞社の村瀬さんが来ゼミ。「心の天気」活用について取材。ゼミ生一人一人が語る「心の天気」を聞きながら、アイデアを出した私の考えをよくとらえている!と、頼もしくも感じることができた30分間。

 4限は、看護学部「生徒指導論」。養護教諭の在り方が書かれた文章をもとに、実際を想像しながら言及。ロールプレイは、気持ちを言葉で表現できない子どもの保健室来室対応。

 5限、7期生ゼミ。7期生4人から甘いものの差し入れ。こうしたちょっとしたことが嬉しく癒やされる。

 丹羽さんの提案授業。これまでのゼミでの学びをしっかり取り入れ、前半は言うことなしの授業展開。後半になり、自分が描いた展開からずれてきたことから、多弁になる。山田ゼミの吉田さんも、前半は文句なしの展開。最後のところに来て、多弁に。まさに教師が多弁になってしまう典型的な事例。初めてに近い授業だから、うまくいかなくて当たり前。悔しさは忘れないと伝えたい。

 18時40分ごろに研究室に戻る。珈琲を入れて、差し入れのエクレアを食べて(笑)、エネルギー補給。20本の小論文を添削しようと机に向かったが、体が受け付けない(笑)。あきらめて大学を出る。途中で軽く食事をして帰宅。

 知らせていただいた、ある行政会議の公開動画を見始めたら止まらず。明朝から動かなくてはならないと決断。目がすっかり冴えて、考え出したら心臓も高鳴って眠れず。

 研究室HP記事は6月6日開催の本学フォーラムの動画に関してのお知らせ。1000回を超えた再生回数。記事にも書いたが、大いに評価されたフォーラム。

6月6日開催本学教育フォーラム2021大好評!

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 6月6日に開催した本学の教育フォーラムですが、その後、YouTubeでご覧いただけるようになっています。

 再生回数は1000回を超え、「文科省の接待シンポではなく実質的なシンポだった」「本音トークだった」「研究者としての社会的責任を痛感した」「現場の校長の思いを代弁してくれた」「(あのようなシンポを企画運営した)岐阜聖徳学園大はすごい」などの声をたくさんいただいています。みなさま、ありがとうございます。

 2時間余を超える動画ですが、1時間18分頃から、「とても良かった」という感想がたくさん寄せられている4人による論議を視聴していただけます。ここをクリックして、ぜひご覧ください


2021年6月10日東員町立東員第一中学校指導助言

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 13時10分ごろ、東員町立東員第一中学校着。今年度の研究概要を聞き、今日の僕の役割を確認。

 3年生国語科授業。教師の発問は短く的確。生徒の活動は十分確保されていて、発言も途絶えない。グループで話し合うべきところも適切で、だからこそ6月に入ったばかりでも、ここまでの授業ができているのだと感心。

 授業アドバイスツールで、意識して3人の話し合いを撮影。その一人が、仲間とつながるとても良い質問をしていて、授業がこのレベルに来ているので、今後はこうした生徒の育成に焦点を当ててほしいと提言することを決める。そして、授業終末に教師の発話が増えてしまったところを見せて、その背景を語ってもらうことも決める。

 1時間ほどの先生方の研究協議。これだけの時間があると、普通は協議はだれてしまうのだが、話し合いのトーンは下がらない。ワールドカフェ方式をとって、さらにその様子を見ながら、柔軟に方法を変化させていく進行役にも感心。(写真参照)

 僕の話は、冒頭で「子どもと教師の関係づくりの重要性」を伝え、要望を受けてのICT活用例紹介とGIGAが求めていること、さらにはもうすぐ導入される「スクールライフノート」の価値付け。特にICTは道具としての日常的活用が大切であると強調。教育委員会の高田指導主事の今後はこのワールドカフェは端末を使ってやるとよいという助言はナイス!

 持参した本も何冊か購入していただく。次回は僕が飛び込み授業をすることに変更。ここの生徒なら授業をしてみたいという気持ちになる(笑)。

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