2021年7月9日仕事日記

 8時少し前に研究室着。いつものルーティン。教師論ワークシート印刷。DVD準備。

 9時から第12回教師論。今日は野口芳宏先生の「教育・指導・授業」の違いを明確にした映像を見て、これを今日の土台として、音楽教育への批判文、筑波小の平野先生の授業映像を見て論議。批判文への賛成と反対は分かれるので深まる。平野先生の授業は絶賛。活動を通して大切なことを押さえていく授業展開に野口先生理論と結びつけている学生もあり。

 10時40分から6期生ゼミ。前期はあと2回。教採過去問をして4人に面接指導。どのようにゆさぶっても揺るがない考え。よく勉強していることもわかる応答。よし!

 13時10分から1限同様に「第12回教師論」。ほぼ同様な展開。手応え十分。

 15時に看護学部生徒指導論にゲストでお呼びした上田先生を玄関へお迎え。研究室で30分ばかり、互いの近況報告。

 15時30分から養護教諭を目指してい学生3名に上田先生を紹介して、始めにどのような養護教諭になりたいかを語らせたあと、質問タイム。僕は16時20分に申し訳ないと思いつつ中座。学生に聞くとなんと17時30分ごろまで質問に答えていただいたとのこと。やはり豊富な現場経験をされておられる先生からの話のインパクトは違う。僕には到底できない話をたくさんしていただいた。無理を聞いていただいた上田先生に大感謝。

 16時30分から7期生ゼミ。今日から3回でICTを活用した授業提案。今日は下野さん、高橋さん、吉久さんの3人が国語科と生活科の融合授業。このまま教育実習で行っても褒められるに違いない授業だが、教材研究力をつけてやりたいと思い、目指すゴールからの再検討。それを出発点として、活動から確かな学びに続く授業展開をゼミ生全員で検討。それを受けて再度授業を行い、無理ない展開の授業設計ができたことを確かめて濃密なゼミ終了。

 帰路の高速SAスタバで、話題の(笑)愛知パフェを食べて、1週間を乗り切った自分を癒やす。

 帰宅して、今日からバージョンアップされたスクールライフノートの「学びの天気」コメント機能を使って、それぞれに一言ずつ入力。しばらく続けてゼミ生から感想を聞くことにする。

 昨日訪問していただいた東栄町立東栄小学校の話題。訪問時に「のびのびタイム」の子どもたちの企画・運営が抜群だったと聞き、そのメンバーにぜひとも振り返り&価値付けをする時間を設けるとよい助言。まさに研究で目指す子どもだからこそ!と思っての提案。なんと、ホームページを見ると、校長先生が子どもたち5人に質問をしながら価値付けをされている報告あり。関わらせていただいている身として、こんな嬉しいことはない。

20210707羽島郡二町で講演など(玉置)

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 指導助言や講演記録アップが滞っています。ここでまとめて発信。

 6月30日 春日井市立藤山台中学校指導助言

 7月5日 吹田市校長研修で講演「働き方改革時代のスクールマネジメント〜元気な学校づくりの様々な方法を伝授〜」

 7月7日 岐阜県教育委員会から依頼を受けて羽島郡二町で講演「GIGAスクール構想を実現するリーダーの在り方」

 いずれもその日の仕事日記には概要記録あり。

2021年7月8日仕事日記

 今朝も雨。7時30分頃に研究室着。珈琲とサンドイッチで朝食。

 9時から第12回教育課程論。自校の実態(例 子どもたちの状況)に合わせて教育課程編成はできることを確認。その上で赤坂真二先生が「つながれない子どもたち」を語っておられる映像を見せて、鹿嶋真弓先生の「構成的エンカウンターの実践」へつなぐ展開。初試みの展開。鹿嶋先生が子供同士の関係性を高める活動をなぜ重視したかが、赤坂論で明確になったと自負。

 研究室に戻り、いわゆる愛知組の梅本先生と山田先生との出会いを作って、しばし懇談。あることについて方向性を決める。

 1年生の丸山君来研。貸した本の感想を聞いたり、次の本の選定の助言をしたり。

 本日の教育課程論でのミニレポートと感想を読み、チェック。

 7月26日の大分市教育委員会依頼のオンライン管理職研修資料、同日、大学スクールパートナーシップ事業の一環で行うオンライン羽島市研修「若い教師が身につけておくとよい授業技術」の資料を整えて送信。28日の清須市立清洲中学校現職教育「新学習指導要領と学び合い」の資料も完成させて送信。1日で3本も!自分を褒めてやりたい(笑)。

 14時から15時過ぎまで、来研された恵那市役所の方々と懇談。話題は委員の一人として関わっているとても難しい(笑)プロジェクトについて。このような難解な問題は、文科省のあの人に相談するしかない。とはいえ、思い付く事柄を一人喋り。うむ、殻を破る発想が生まれない(泣)。

 終了後、委員の一人として同席された柳瀬さんと別件で相談。調整を依頼して終了。

 16時過ぎに東栄町立東栄小学校から校長先生と研究主任が来研。2時間余かかったとのこと。まさにようこそ!で、研究の進捗状況をお聞きして、皆さんが常日頃の授業で意識していただきたい事柄をこれまでの知見をもとに助言。すでに様々な取組をされていて、その成果と課題が明確にされているからこそできるアドバイス。来年の研究発表に際して、この学校なら実現できると思い、大胆な提案もさせていただいた。年末に訪問することも決める。訪問が楽しみな学校が増えたことが嬉しい。

 明日の第12回教師論の展開を考える。ある音楽教師の実践を通して、教育とは何かを考えさせたいのは明確だが、その根拠を強めたいと思って思案しているうちに思い付いたのが、野口芳宏先生の「教育、指導、授業」についての論考。さっそく資料作り。

 19時過ぎに大学を出る。首相の緊急事態宣言、オリンピックの無観客情報から考えること多し。頭の中はあれこれで限界状態。
 

2021年7月7日仕事日記

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 小雨の朝。いつもの喫茶店経由、研究室着は8時頃。強雨。研究室の窓から外を見ても、強すぎる雨でいつもの風景がまったく見えない。この雨の中、大学へ向かっている学生の大変さを想像。

 明日の第12回教育課程論の展開を考える。教育課程編成上の学級作りに視点を当てることに決めて、赤坂真二先生の「明日の教室」DVDで「つながれない子どもたち」を見て、資料作り。印刷まで完了。講義レポートチェックも終了。

 山田貞二先生から最新刊「中学校道徳授業アップデート」をいただく。同日に同じシリーズで、同階の3つ離れた大学研究室から、私も「中学校数学授業アップデート」を発刊できたことが嬉しい。

 10時40分から6期生ゼミ。11日に教採があるゼミ生もあり、景気づけにケーキを食べる。過去問後、話している内に子ども同士の絆づくりの話題へ。

 13時に大学を出て、羽島郡二町教育委員会へ向かう。13時30分ごろ着。教育長と懇談。GIGAスクール構想についてお考えを聞き、意を強くする。

 14時から二町のICT活用推進委員や教頭先生らに「GIGAスクール構想を実現するリーダーの在り方」と題して1時間30分ほど講演。GIGAの捉え方と伝達の仕方、校内研修の方法、最新情報などを伝える。少しでもお役に立てることを祈る。

 17時頃帰宅。今後のスケジュールを見て、今やれることに取り掛かる。

2021年7月6日仕事日記

 月刊プリンシパルの原稿書き開始。昨日が締め切りだったと気付き焦り。 

 10時から「授業と学び研究所」オンライン会議。今日も濃密な話し合い。15時前に終了。その後、伊藤部長と今後の相談。

 月刊プリンシパルの9月号原稿書きの続き。今回は「学びたい人からとことん学ぶ」と題して一気に書く。

 週刊教育資料の校正。無事、63回目校了。

 7月26日は大分市の校長先生にオンライン講演の予定。そのプレゼン資料づくり。いただいた演題は「学校が元気になるICT活用樹と校長マネジメント」。ほぼ完成。

 7月28日は対面で清須中学校で現職教育講演。いただいた演題は「学び合いとICT」。なぜ学び合いなのかから展開。70%ほど完成。

 研究室HP記事は下野さんの新聞掲載を紹介。素晴らしい社会貢献活動。ぜひ一読を。

202107067期生下野さんが新聞に掲載される(玉置)

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 写真のように7期生の下野さんらの取組が新聞に掲載されました。

 尾西歴史民俗資料館を子どもたちに知ってもらうために、企画を立てて、ポスターを持参して学校訪問をしているようです。来館すると資料に興味を持てるように工夫もあるようです。社会活動として素晴らしいことです。(玉置)
 

2021年7月5日仕事日記

 5時頃に目覚めて、さっそく豊中市教育センターから依頼の「授業力向上研修 算数・数学研修」の動画づくり。演題は小学校の先生方も参加を意識して、「子どもの言葉で創る算数・数学授業」と題した1時間余の動画完成。冒頭になぜ子どもが出力することが大切であるかを伝え、出力させるための手立て、それを具現化している僕の授業映像を入れ込む。早朝からまとまった仕事ができた。

 8時ごろに家を出て犬山市役所へ向かう。8時30分ごろ着。さっそく校長会冒頭でさせていただくミニ講演の準備。

 犬山市は「スクールライフノート」を導入されている自治体。この市のICT活用教育研究委員会のアドバイザーを仰せつかっていることもあって、時間をいただき、僕がアイデアを出した「心の天気・学びの天気のよさを語る」と題して30分間の講演。5つの観点からよさを伝える。終了後、教育長と四方山話。

 帰宅していくつかのメール発信。12時9分地元駅から名古屋、新大阪、吹田へ。吹田市立教育センターからお迎えをいただき14時30分ごろセンター着。

 15時から校長会対象研修会。演題は「働き方改革時代のスクールマネジメント〜元気な学校づくりの様々な方法を伝授〜」。1時間30分の講演。

 久しぶりの校長対象講演で、これまで同じような内容で話してきたが、今回は展開を大きく変えて、次の5点を順に話す。

1 教職員との日常的コミュニケーション
2 教頭・ミドルリーダと考えのやりとり重視
3 教職員のための舞台を作る、PRする、見える化と価値付け
4 「思い込み業務」を洗い出し削減
5 校務支援システムのフル活用

 心がけたのは、校長時代の実践を単に紹介するのではなく、その折に何を大切にしたのかということ。同じ実践はできなくても、根底においた精神を理解していただければ、その学校に合わせた様々な実践が生まれると考えてのこと。所長さんにお聞きすると、会場を出られる校長先生からは「とても良かった」などといった声があったとのことで、ほっとできる言葉。

 持参した15冊の拙著はセンター所長さんの多大なご配慮により完売。PRしなければ手元に置いていただけないと思い、いつも持参しているが、先日のコアスタッフ研修でも今回も皆さんのお心遣いに感謝するばかり。

 自宅へ戻ったのは19時30分頃。メールチェックをして学習評価資料の読み込み。研究室HP記事は7月2日の6期生ゼミの記録。中江さんが発信。いよいよ迫ってきた教採一次。心境がよくわかる記事。

7月2日 6期生ゼミ報告(中江)

 こんにちは!6期生の中江です!今回は7月2日(金)の6期生ゼミの報告をします。

 今回は、個人面接形式で面接練習をしました。玉置先生に面接官をしていただくグループと自分たちで面接練習をするグループに分かれました。私は、玉置先生のグループで見ていただきました。志望動機や現場での対応など、これまでたくさん面接練習をしてきて、話し方や内容、伝わりやすいかなど考えてきました。それでもやはり「大丈夫かなあ?」という気持ちが残ってしまっていたのですが、玉置先生が「よし!」と仰る度にホッと安心します。これは自信に繋げていきたいです。

 また、粘り強い姿勢って大事なんだなあと感じる場面がありました。玉置先生は様々なジャンルから質問をしてくださいますので、どんな質問が飛んでくるんだろう…とドキドキしていました。それぞれ自分の考えを伝えると玉置先生は「一生懸命自分の思いを伝える姿が良い!」という言葉をかけてくださいました。そこで、どんな質問がきても粘ることで面接官にも熱意が伝わるのだと感じました。大事なことだなあと思います。

 さて、今週から試験が始まる6期生もでてきました!私もその一人ですが、これまで玉置先生に教えていただいたことを胸にスタートをきりたいと思います。
6期生のみんな!あともうちょっと一緒にがんばろうね(^^)(中江)
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2021年7月4日仕事日記

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 いつもの喫茶店に行ってモーニング。帰宅して、昨日から始めた独立行政法人教職員支援機構から依頼を受けた「平成3年度学校教育の情報化指導者養成研修」の動画づくりから開始。指定された時間にピタリ納めることもできて、機構に完成報告メール発信。

 明日は犬山市校長会にお邪魔して、「スクールライフノート 心の天気・学びの天気のよさ」を話す。そのためのプレゼン検討。新たな短い動画を見てもらうことにして入れ込む。配付資料データも印刷完了。

 豊中市教育センターから依頼の「授業力向上講座 算数・数学研修」の内容を決めるために熟考。保存してある授業映像なども見直し、あれこれ悩む。学習指導要領から迫ることも考えたが、オンデマンド型研修であることを考えると、無理しなくても見ることができる内容がよいと考え、「子どもの言葉で創る算数・数学授業」と題しての動画を創ることを決意。「授業深掘りセミナー」など、様々な折に記録してきたことがオンライン研修でも役立つようになってきた。
 
 研究室HP記事は志賀内泰弘さんの「ちょっといい話」に掲載されたゼミ生今井さんの記事のことを発信ゼミ生が書いた文章を送っていただきました。眩し過ぎる素直な心に感動。という言葉に僕も感動。

 6期生のために田縣神社へお参り。指導者としては、これまで培った力を本番でいかんなく発揮してくれることを祈るのみ。

志賀内泰弘さんコラムに今井さんの原稿掲載

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 ベストセラー作家の志賀内泰弘さん運営の「志賀内泰弘のちょっといい話」に、今井美羽さんの「良い行いをしなさい」が掲載されました。

 きっと多くの皆さんに読んでいただけることと思います。ゼミとしても嬉しい出来事です(玉置)

2021年7月3日仕事日記

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 昨日〆切だった週刊「教育資料」原稿書き。なんと63回目の連載。今回は「主体的に学んでいるかどうかを確かめる方法」。一気に書いて送信。

 独立行政法人教職員支援機構から依頼を受けた「平成3年度学校教育の情報化指導者養成研修」の講師。昨年に引き続きの依頼は嬉しいこと。昨年度のプレゼンを見ると、今回はとても使えるものではない。つまり、それだけ一気に情報化が進んでいるということ。

 プレゼンをゼロから作り直して80%完成。明日に仕上げて、オンデマンド型講義のための動画撮影のつもり。これで〆切に間に合う。

 研究室HP記事は、7期生田中君の7月2日ゼミ記録。我がゼミも一人一台端末活用の授業づくりに集中して取り組む。その勉強会の記録。

 明治図書から嬉しい書籍が届く。7月5日発刊の43冊目となる拙著「WHYでわかる HOWでできる 中学校数学授業アップデート」(単著)。

 明治図書サイトでの紹介文は以下の通り。

 授業技術向上、授業改善のための必読書!

学習意欲の喚起の仕方から、生徒の考えのつなぎ方、1人1台端末の活用まで、日々の数学授業を隅々に至るまで改善するための具体策を紹介。WHY(わかる)→HOW(できる)の2段階解説により、「なぜそれが必要なのか」「どうすればよいのか」が深くわかります。

7月2日7期生ゼミでの学び ICT活用について(田中)

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 こんにちは!7期生の田中です。今日は、7/2(金)に行われた7期生ゼミでの学びについて記事にしていきます。

 皆さんは、自分自身の癖などありますか?僕は、どうやら人前で話す時に「なんだろ」と口癖で言ってしまっているようです。自分の癖って自分ではあまり気づきませんが、周りの方々に教えて頂いて知りました💦教育実習までにしっかりと意識して直していきたいです。

 7/2のゼミでは、道徳の模擬授業も全員終わったので、ICTを活用した実践例などをもとに、実践例の紹介や、良いところ、難しいところなどについてパワーポイントにまとめて発表しました。

 まずは、良い例として紹介されてことを紹介していきます。どの教科にも共通して、ICT機器を活用することにより、簡単に即時的に学びを共有し、思考を可視化出来るという意見が出ました。紙媒体では、書いてから、交流、発表するまでは周りの意見は分かりません。加えて、時間的問題により全員の発表を聞くことは中々難しいです。しかし、ICT機器を活用することにより、その場でみんなの意見を可視化して共有出来るので、さらに深い学びに繋がると感じました。一方で、書き込むことを目的としてしまい、書き込むだけで終わってしまうという問題点も出ました。そのため、先生は、しっかりと書き込むことで終わらず、学びを深めていけるような発問や指示をする必要があると分かりました。

 次に、難しいと感じた例について紹介していきます。どの教科においてもICT機器を活用する上でベースとなる力として、タイピングの能力が求められます。例えば、国語で作文を書く時に、機器を用いて書くことで推敲が簡単になり、より良い文章が書けると思います。しかし、これはタイピングがしっかりと出来るという前提のもとで成り立つことだと考えました。そのため、タイピングをしっかりと出来る能力や、どのローマ字の組み合わせで文字が打てるのかという知識を身につけることがベースとしてとても大切だと学びました。

 今回は、ゼミの中で学んだ良い例と難しい例を1つずつだけ紹介させて頂きました。しかし、他にも様々な教科で機器の活用がされています。今後、さらに機器の普及が進み、活用する力が求められていくと考えられるので、しっかりと学び続けて、子ども達に良い活用法を還元していけるようにしたいです。

 また、今回のゼミでは、模擬授業お疲れ様ということで、玉置先生主催の元、感染症対策を徹底してミニお疲れ様会をしました。少しずつですが、7期生の絆も深まってきているように感じます。このような機会を提供してくださった玉置先生ありがとうございます。7期生の皆さんとこれからも頑張っていきたいです。(田中)

2021年7月2日仕事日記

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 6時45分ごろに家を出て7時30分頃研究室着。いつものルーティン。空気を入れかえてアロマを焚いて気持ちを落ち着かせる。

 「教師論」講義準備。昨日の「教育課程論」のレポートチェック。3回から10回のレポートを読むのは覚悟していたとはいえ、さすがに頭の重労働。

 9時から9101教室、13時10分から7108教室で、第11回「教師論」。今日は菊池省三先生の映像を使って、学級崩壊立て直し人と言われた所以、菊池省三先生の教育観を深掘り。今日は深掘り発問が次から次へ浮かんできた。菊池実践の奥まで協議することができたと自負。

 10時40分から6期生ゼミ。依頼を受けて2次を意識しての面接練習。慢心してはいけないが、このような応答ができるのなら合格レベルに達していると評価。

 14時50分から看護学部「生徒指導論」の11回目。次回はゲストを迎えるためにその準備。あらためて養護教諭をなぜ目指すかなどのレポート書きと質問づくり。

 16時30分から7期生ゼミ。まずは前回までで全員の道徳授業提案が完了したことを祝してジュースとケーキで乾杯。久しぶりのゼミ雑談。chromebookを立ち上げて、9人でmeet画面を使ってのハートづくり。なかなかのアイデア。このときの写真は研究室HPトップと、舞台裏を知らせる写真をつけてアップ。

 後半は3人1組で調べてきた最新ICT活用授業例の提案会。僕は今後の授業作りに際して挑戦してほしい事項を提示。示した事項はどこの学校でも困っている授業での懸念事項。ゼミでじっくり話し合い、なんらかの良案を取得して教育実習に臨ませたいという思い。

 19時近くに研究室に戻り、来週の予定を確認して大学を出る。金曜日は半端でない疲れ。いつのまにか記憶なし。

20210702道徳授業提案完了祝い

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 7月2日7期生ゼミで、前回のゼミで全員が道徳授業提案が完了。互いに学び合えたことを祝って、ケーキとジュースでお祝い会開催。次(ICT活用授業提案)へのエネルギーを高めました。

7期生meet画面ハートつくり舞台裏(玉置)

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 研究室HPトップ写真の舞台裏です。わかっていただけるでしょうか。

 各自のchromebookカメラに向かって、それぞれがハートの一部分を手で表しています。

 なかなかのアイデアです。感心してみていました。(玉置)

2021年7月1日仕事日記

 僕の講義は、今日からすべて対面としたので、6時45分頃に家を出る。コンビニで朝食を買って研究室へ。8時少し前に到着。

 9時からの第11回教育課程論準備。資料印刷。講義開始。今日は藤原和博さん考案の「よのなか科」の授業を体験しながら、思考力や判断力を高める授業、そして校長による教育課程編成のよさを体感する展開。

 オンラインで自分の考えをしっかり表明することに慣れたためか、対面でも一人一人がしっかりと自分の考えを述べる。また、教育実習を意識して私の発問の意図を考えさせたり、収束発問のよさを実感させたりすることができた。

 対面となり、一気にレポート提出(僕が指示したことなんだけど(笑))があって、研究室で時間をかけて読み始める。明日もこの作業は続く。

 学校ふれあい体験レポートの提出状況確認。もう一人の担当の高木先生と連絡調整。

 14時ごろ大学を出て犬山市役所へ向かう。15時ごろ到着。教育長と校長会長と懇談。

 15時30分から第1回犬山市ICT活用研究委員会にアドバイザーとして参加。その中で、僕にとってはとても嬉しいことが決まっていることを聞く。そうであれば僕ができることを精一杯行いたいと相談。今日の決定は、いずれ発表できると思う。

 帰宅。今日もいくつかの依頼と相談があり、その対応メール。

 研究室HP記事は、編著「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年」のPR。通知表作成時期であるので改めて宣伝。
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お勧め>生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年

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 拙著のお勧めです。通知表作成の時期となりました。新学習指導要領に合わせた「生徒が輝く! 通知表の書き方&所見文例集 中学校各学年」を発刊させていただきました。

 以下は明治図書サイトでの紹介文です。みなさま、ぜひどうぞ!

 この1冊で通知表作成はラクラク&カンペキ!

 2021年度全面実施の新学習指導要領の「3観点の学習評価」に対応した、最新の通知表所見文例集。ネガティブ面をポジティブに変換した「生徒を励ます文例」を豊富に収録しています。特典として全ての文例を無料ダウンロード可能で、実際の所見作成がより効率的に!

2021年6月30日仕事日記

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 今朝は、slackでゼミ生へ、「心の天気」の入力と研究室HP記事閲覧の日常化はしているか?と問いかける書き込み。

 EDUCOM月末報告書作成して送付。8時30分頃に家を出て、いつもの喫茶店でモーニング。

 9時45分ごろ春日井市立藤山台中学校着。校長先生から前回訪問以後のICT活用状況をお聞きする。端末利用がかなり日常化してきた模様。

 3限、4限、5限、6限と11の授業参観。僕は各授業での気づきをメモしながら、ポイント撮影。通算100個ほどの気づきとなる。

 どの教室においても、教師と生徒の関係がよく、良い雰囲気の中で授業が進められている。だからこそ端末利用も問題なくできているのだと考える。落ち着かない、指示が通らない教室では端末利用も躊躇してしまう教師の心境がわかるからだ。

 僕が見た限りでは、Googleclassroomを活用しての授業資料や課題提供はごく普通。スプレッドシートやjamboardでの意見書き込み、収集、整理もかなりの頻度で行われていて、この様子を見ただけでも多くの学びがあったはずと、ゼミ生へ参観を呼びかけなかったことを後悔。

 15時15分ほどからかなりの時間をかけて、校長先生や研究主任の方5名に僕の気づきと今後のための助言を伝える。気づいたら16時30分ごろ。実は終了時刻文書に明記してあったことに今気づく。1時間半近く話してしまったことを(今ごろ)猛省。最後は学習評価についての難しい質問をいただき苦悶。割り切りたいけど割り切れない教師の気持ちがわかるだけに辛い。

 17時30分ごろに帰宅。7月5日の吹田市立教育センターでの校長研修会資料完成を目指して集中。かつて日本教育新聞に連載していた「校長塾」の原稿のごく一部も添付して、担当の方へ送信。

 7月7日の羽島郡二町でのGIGAスクール関連講演の資料も作成。依頼事項も添えて送信。ふ〜う。

 18時30分頃には春日井市立藤山台中学校Webで本日の訪問の記事発信(写真)。

 小学校教育実習事前事後指導のレポート未提出者に警告メール発信。深夜近くにお詫びのメールが数通届く。明日からは僕のすべての講義は対面。そのための資料確認。

 研究室HP記事は7期生今井さんの7期生道徳模擬授業提案を締めくくる良い記事。最後の!マークの多さから次なる意欲が十分に感じられる。よし!

6月25日 7期生ゼミでの学び(今井)

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 今日の7期生ゼミの道徳模擬授業は、最終回!久野さん、吉久さんの授業でした。

 久野さんは、前半から後半の山場までの流れがスムーズで、子どもを発言を認めるのが上手いなと感じました。また、子どもが迷って考えを深められる、ゆさぶりの問いも良かったです。

 吉久さんは、子どもの意見の聞き取るのが上手だなと感じました。自分が授業をした時、子どもの意見を聞きながら、短くキーワードを拾うことに、とても苦戦しました。吉久さんは、子どもの意見からキーワードを拾い出すことがとても上手かったです。

 今日のゼミで学んだことが二つあります。
 まず一つ目は、「取り得る行動を検討すること」です。自分ならどのような行動を取るか、反対に、これは絶対にやらないという行動はどのようなものかを問いかけることで、子どもは自分に置き換えて、色々な行動を思いつく、そこから、なぜ?どうして?と考えを深めていくことで、自分の価値観を見いだすことができるのだということを学びました。玉置先生がおっしゃっていた「色々な行動が考えられる中で、他人から見てやめた方が良いと思われる行動は避けたいね。」という言葉。これを聞いて、道徳をやる意味ってこれだ!と自分の中にストンと入ってきました。玉置マジック!恐るべし!この気持ちを子どもたちに伝えられるように、道徳の授業をしたいと思いました。

 次に二つ目は、心情や行動の変化のない物語では、エピソードの背景を想像させるということです。どうしても気持ちに目を向けがちな道徳ですが、心情の変化の少ない物語では、気持ちではなく、「なぜ、こうなったの?」とエピソードを想像させることで、子どもの思考が深まっていくということが分かりました。今まで、エピソードの前後で主人公の気持ちが大きく変わった題材を扱ってきましたが、今回新たなパターンを学ぶことができて良かったです。

 今回で7期生の道徳模擬授業ゼミが全て終了しました。毎回学びのオンパレードでした。とても充実したゼミの時間を過ごすことができ、玉置先生、山田先生を始め、玉置ゼミ、山田ゼミの皆に改めて感謝です。模擬授業をしてみて、上手くいかなかったという悔しさが自分の中にあります。教育実習では、玉置ゼミで学んだことを大切に、沢山挑戦できるよう頑張ります!!!!!!!!(今井)

2021年6月29日金沢市教育委員会主催学校組織マネジメント研修(11年目対象)

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 14時30分から16時30分まで10分間の休憩を挟んで、金沢市教職員研修(11年目教員対象)のオンライン研修。

 演題は「働き方改革時代を踏まえた中堅教員の学校組織マネジメント」。大きくは「働き方改革推進のための手立てを考える」と「主体的・対話的で深い学びを具現化するための授業アドバイス」の二つ。

 働き方改革では、文部科学省の調査データを見せて自校の在り方の振り返り。ブレイクアウトルームで、「思い込み業務の洗い出し」と「改善したい業務出し」。

 授業づくりでは、「ねらいと評価の一体化」を意識するための問いを連発。特に「見方・考え方」の玉置流の捉え方を伝授。

 今回はブレイクアウトルームを活用。指名発言も多用。指名発言は27名。ブレイクアウトルームは3回活用。オンラインでもかなりアクティブな展開ができるようになってきた。

 オンライン研修を裏で支えていただいているスタッフの方と終了後にミニ懇談。僕の講演は、他と比較すると参加者とのやりとりがかなり多いとのこと。展開の工夫を褒めていただき元気が出る。
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