2021年5月4日仕事日記

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 今日は、5月11日に愛知地区教職員組合の皆さんに講演する「3観点学習評価で子どもを育てる授業を学ぶ」と題したプレゼン作成。演題は依頼の通り。現場の困り感を感じながら作成。

 味岡児童館の坂本さんがMLで「ぱるもあDASH」が完成したとの報告があって、あの計画書がどう具現化されているのかに興味がわいて出かける。いやあ、これを子どもたちだけで作ったというのは凄い。坂本さんがMLに流していただいた報告のごく一部をここで紹介。


完成しました!ビートルアパート。(写真参照)
4月に2回、そして5月はこの土、日。計4日間で出来ました。出来過ぎです。

馬糞を下ろし、杭をカケヤで打って、竹を切って、長さを揃えて「コの字」に壁を作りました。築山に穴を掘ってモモやイチジクなどの果樹も植えました。

穴を掘るっつったって、建設残土の山ですからね。石だらけで硬くて硬くて、こんなに掘れないものかってくらい掘れない。ちっともスコップが入らない。

そしたら、先の鋭いバールに持ち替え、石を掘り出す。たまには、こどもの頭くらいの玉石が出てきたりします。もちろん僕はそんなの分かってますが、こども達はここで初めて経験します。根鉢が僕のげんこつくらいの小さな苗木だからと言って、げんこつくらいの穴を掘って埋めてはいけません。大きさも深さも3倍くらいの穴を掘ります。今回は大体直径が30〜40cmくらいの穴を掘りました。

樹木の植え付けで一番大事なのは「水はけ」。特に果樹はそうです。雨が多く多湿なこの国では「水もち」より「水はけ」を優先。しかも「高植え」します。じゃないとすぐに根腐れを起こし、窒息します。

(略)

何でもいちいち手作り。手間暇かけて、まごころ&手仕事。何っつったってDASH村計画ですからね。俺達には時間はたっぷりある!慌てずじっくり行こうぜ!と毎回こども達に伝えています。

(略)

業者が作ったのではありません。また職員が作ったわけでもない。利用者であるこども達とママとパパと我々スタッフが力を合わせて作りました。


 野地館長としばし懇談。子どもたちに何を体験させて何を学ばせるべきか、と。この児童館は、子どもたちに眠っている創造性を引き出し、それを大切に育てようとされていることが地域住民として、そして立ち上げに関わらせていただいた身として誇り。ほどよい散歩もして帰宅。

 5月、6月と一人一台端末活用についての講演依頼が入ってきているので、どの講演でも活用できるように、基本プレゼンを作成。文部科学省「StuDX Style」サイト、拙著「GIGAスクール はじめて日記  — Chromebookと子どもと先生の4カ月」、書籍「学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術」、春日井市実践、そして僕が関わらせていただいている学校の実際を参考に、GIGA説明、導入、活用、発展までのプレゼンシート完成。

 研究室HP記事は、7期生・丹羽さんの「夢」。「「こうなりたいな。」という想い。100%だしきったらそうなれるかもしれない。」というくだりに大きく賛同。

 13時からNHK総合で『小田和正 Tour 2018~19 ENCORE!! ENCORE!!』を2時間視聴。なぜか涙が出る。19時からAmazonprimeでドラマ「陸王」を5回目まで視聴。さすが池井戸潤作品。ということで、1日で5時間ほどTVを見るのは、もの凄く久しぶり。

夢 (7期生 丹羽)

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こんにちは。7期生の丹羽真琴です。
写真は、山登りしてるときに上を見たら、あいているところがハートの形に見えたのでとった写真です。

今日は、夢について、
自分の考えを話していきたいと思います*


今この記事を書くために使用しているiPhone。
携帯電話の機能もインターネットの機能も含まれてる一つの機器。とても便利ですね。

当たり前のように使っているこのiPhoneも、
誰かが「こんなものを創りたい!」と思って創り出された、夢が詰まったもの。


今は当たり前のように空を飛んでいる飛行機。

でもそれは、誰かが「空を飛びたい!」と夢みたことから始まり、飛行機が創り上げられたんだ。
きっとその頃は空を飛べる乗り物なんかできっこないと誰もが思ってたかもしれない。


今、当たり前のように過ごしている生活には、
誰かの夢がたくさん詰まっているものがきっとたくさんある。本当に本当に素敵です。

できっこないことも叶えてしまった、
夢のような夢を叶えてしまった、
そんな人達がいること本当にすごいですよね。


夢。

私も夢が沢山あります。
結構壮大な夢なので、周りの人には「先生になりたい」としか言ってません。(笑)


「こうなりたいな。」という想い。100%だしきったらそうなれるかもしれない。

でも、いろんなものを創り出した人たちのように、壮大な夢を描いたら、、、?
壮大な夢にも近づけるかもしれない。

きっと、夢と同じように、
どんなこともイメージしたところ(夢見たところ)までしか、届かないと思います。

だったら、届くか届かないかはわかんないけど、見たい先までしっかり描いていく方が絶対、人生得なんじゃないかな?って思うんです!


最近、所属しているボランティア団体で、
夢の描いた先まで、
子どもの未来の先まで、
私たちの未来の先まで、
イメージすることの大切さを学んだので、私が感じたことを書かせてもらしました*


現実は甘くないかもしれませんが、
現実を受け入れつつも、
いつだって夢を見ながら、毎日ワクワクしながら過ごしていきたいです*

2021年5月3日仕事日記

 例年ならGWで、TVで各地の観光地や高速道路での混雑情報が流れてくるが、このような事態となり、そういった情報はいっさいなし。そこで、ふと気づいたことがある。例年、自分のGWは追い込まれている仕事を処理する稼ぎ時で、国内外でのんびりしている人たちなどの情報を見ると、仕事に向かっている自分が情けなかったが、今年は皆さんがステイホームであることを思うと、例年のような気持ちにはならない(笑)。ということで、今日も仕事と読書に集中。

 本学も今のところ16日までの講義はオンラインが基本(ゼミは対面可)なので、今週6日、7日の講義の指示をユニパで設定。とはいえ、新システムの理解はまだまだで試行錯誤。これでよいのだろうか状態(泣)。

 「教育課程論」も「教師論」も「生徒指導論」も、昨年度、必死に作った動画や講義資料があるので、それを再確認。そのまま使っても問題ないことを確かめて、オンラインで講義を行う時間帯の指示も含めて設定完了。あとは、この指示が学生に届いていることを祈るばかり(笑)。ひょっとしたら講義連絡メールがいくつも着たという学生がいるかもしれないが、そこはシステムに不慣れであることでお許しを。

 小学校教育実習事前指導の中で、「教育実習生としての授業技術」をオンデマンド型講義する役割があって、その動画収録。ネットに上げるところまで完了。

 積ん読状態だった「“先生の先生”が集中討議!2 子どもも教師も元気になる「あたらしい学び」のつくりかた」を読了。この中で赤坂真二先生が述べておられる「レジリエンスを高めるために」の項は、ゼミで読み合い、話し合いたいと思い、さっそくゼミ生へ連絡。教育実習を終えた6期生とこれからの7期生の感想に違いがあることを予想。自ら楽しみを作って満足。

 「GIGAスクール はじめて日記  — Chromebookと子どもと先生の4カ月」も読了。ここのところ、一人一台端末活用に関わる書籍をかなり購入したが、この本は一人一台端末が入ってからの4ヶ月の子どもたちの様子や教師の仕掛けが豊富な写真も添えてあってわかりやすく、研究者の立場からの意義づけもされていて、GIGAにどう向き合っていけばよいかがとてもよくわかる内容。指導的立場としても大いに役立つ本だと判明。

 志賀内泰弘さん著の「はじまし、はげまされ 人生にエールを」を読了。早くゼミ生にプレゼントして、読んでほしい本。
 
 今年度の本学教育フォーラムは、オンラインで行うこと(6月6日、日曜日、午後)がすでに決まっているが、その案内ができていない。フォーラム実行委員長としての焦りあり。今日はとりあえずチラシ案を作ることを目標として取り組む。始めは過去のフォーラムチラシをもとにしていたが、それはプロが作ったもの。とても同じようにできないと思い、作戦変更して、それなりに見栄えがするところまできたと判断。あとは大学広報に助けてもらうしかない状態。まあここまできたのでよし!としたい。

 研究室HP記事は、今井さんの『木洩れ日に泳ぐ魚』の書評。読むことも書くことも楽しんでいる今井さん。羨ましい。

『木洩れ日に泳ぐ魚』(今井)

 こんにちは。「本よ、血となり肉となれ。」のコーナーです。私が最近読んだ本の感想をお話したいと思います。ラジオっぽく、コーナーの名前をつけてみました。結構良い名前をつけられた気がします。お気に入りです。

 『木洩れ日に泳ぐ魚』は、恩田陸さんの作品で、1組の男女の最後の夜が描かれています。

 物語が男と女、それぞれの目線で進行していく点がこの本の魅力であると私は思います。男の目線で時間がある程度進み、それと同じ時間が女の目線からもう一度描かれるのです。これによって、人間と人間の微妙なズレやすれ違いを感じることができます。読者である私たちは、男が女をどう見ているのか、反対に女が男をどう見ているのかの両者の目線が分かり、自分で2人のズレやすれ違いを感じることができるのです。

 この本に出てくるズレは、感じていても、普段言葉にすることってないよな、というくらい些細なズレなのです。でも、自分たちの今後の行動や態度には大きく影響することで、これによって事件が起きたり、起きなかったりするような、そんなズレを感じながら、読み進めていけます。

 私なりに例を挙げるとこんな感じです。

 今日は、何をするにもやる気が起きない。この部屋から出て、外の風に当たって、気分転換をしよう。
 「今日の夜ご飯は、外に食べに行こうよ。」
 「今日は、家でゆっくり食べよう。僕が作るよ。」
 「ありがとう。」

 彼女は、とても疲れている様子。外に出るより、家でゆっくりした方がいいだろう。今日は、いつもの感謝を込めて、僕が夜ご飯を作ろう。

 2人のズレを感じていただけましたか?ネタバレしないようにしないようにと思いながら、記事を書いていたので、とてもまわりくどい文章になってしまったかもしれません。『木洩れ日に泳ぐ魚』は、私の好きな雰囲気の本でした。恩田さんは、なぜこの本のタイトルをつけたのか、気になりますね〜。(今井)
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2021年5月2日仕事日記

 PTA役員となられた学事出版の戸田さん。ラクイチで大変お世話になったので、僕と斎藤早苗さんの共著「『愛される学校』の作り方 −悩める校長とPTAを救う!実践とノウハウ」を送付。3月末で退職された岩田さんへお心遣いをいただいたお礼の葉書投函。

 6月20日オンライン開催の「EDUCOMフォーラム」の進行案作成。この日、僕は終日、すべてのセッションの進行役を仰せつかっている。20分間がワンセッションで、その数は10。同時開催のセッションは事前録画をして当日を迎える。

 さらに名古屋市教育センターの藤谷部長と懇談した映像に貼り付けるテロップ案作成。5分を基本として撮影したコンテンツ。それぞれの内容がしっかりつかめるフレーズを熟考。

 7月発刊予定の「WHYでわかる!HOWでできる!中学校数学授業アップデート」のゲラ校正の再確認をして校正紙投函。「はじめに」も精読して、少し手を入れて編集部へ送付。

 研究室HP記事は7期生・池戸さんの「積み重ねること」。先日の「いのちの授業オンラインセミナー」の運営者としての記事。とても大切なことを改めて記事にしてくれた。今日も皆さんに読んでいただきたい記事!ぜひどうぞ。
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「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント・ブック」が4刷

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 おかげさまで、拙著「働き方改革時代の校長・副校長のためのスクールマネジメント・ブック」が4刷となります。みなさま、ありがとうございます。

<明治図書サイトでの本書の紹介文>

 変える勇気とポジティブ思考で、真の「働き方改革」を実現する

 学校における「働き方改革」には、単なる労働時間の短縮に留まらず、教職員の充実感や達成感向上という視点が不可欠。数々の学校改革を断行してきた著者が、「思い込み業務」を大胆にカットし、教職員のモチベーションを劇的に引き上げるマネジメントの秘策を伝授。

積み重ねること(7期生池戸)

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 今日は【いのちの授業】の実践者鈴木中人さんと玉置先生、玉置ゼミによるセミナー【いのちの授業】の第1回目でした。まずは第1回目がこのような素晴らしい学びの機会となったこと、第2回、第3回へのよい架け橋となったことが運営側に携わらせていただいた身として凄く嬉しいです。

 それぞれ立場が違うからこそ生まれる様々な視点からの疑問や感想をもとにいのちの尊さについて考えた2時間。セミナーに参加してくださる皆さんが少しでも私たちのやりとりを見て命の尊さを実感してくださったのならば第1回となる今日のいのちの授業は大成功だったと思います。 

 そして私自身もいのちの尊さと向き合う大事な時間でした。今日のセミナーでもお話させていただきましたが、私自身命の尊ささを実感する出来事を中学生の時に経験しました。たった9人しかいない同級生の1人を病気で無くし、立ち直れない時期がありました。生きるとは。死ぬとは。命の尊さを実感すると共に周りの同級生や先生たちがが泣き崩れる光景が今でも蘇ります。だからこそ、いのちの尊さを知ってもらいたい、教師になったらしっかり伝えていきたいと強く感じます。

 しかしやはり踏み出すのに勇気が入ります。生徒を傷つけるためにいのちの授業をするわけではないからです。こんな私の悩みに鈴木さんは「いのちを学ぶことは楽しいことだけじゃない。時に暗くて辛いことを学ぶ。これが生きると言うこと。いのちの授業は積み重ねて行くことが大切なんだよ」という言葉をかけてくれました。

 まだまだ教師を目指す未熟な私たちには不安ばかりです。でもこれは現場で働く先生方も子供を持つ親さんたちもみんな同じだと言うこと。だから今日の学びがこれからの自分に生きてくるんだ。と実感しました。今日の感想をみんなと今すぐ共有し合いたいと思うほど有意義な学びでした。

 さて残り2回、今日の学びがここからどんな展開になるのか私自身すごくワクワクします。今日参加された方はもちろん、もっとたくさんの人にこのいのちの授業を受けて欲しいです。そして一緒に考えたい。いのちの尊さを。(7期生池戸)
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2021年5月1日仕事日記

 今日から5月。今年度も激動の4月。持ちこたえた我が身を褒めている朝。

 日本教育新聞2021年5月3・10日号の「提言」に拙稿掲載される。「GIGAスクール構想案ずるより産むが易し 校内で火付け役見つけ、まずは端末の活用」と題した提案。

 14時から、ある市会議員さんに情報提供を求められて「GIGAスクール構想」について話す。また近隣のICT活用状況を知らせる。さらに遠隔教育、こまきこども未来館の私が考える本質も伝える。1時間30分ほど。良い意味で情報を活用してもらえることを祈念。

 ネット環境変更にしたことで、思わぬ再設定が発生して一苦労。まだまだこうしたことが続くと覚悟。気分転換にサブテーブル上の配置変更。この連休中に積み上げた書籍をなんとか低くしたい。

 PC内部ファイルやメールも整理。クラウド化をいよいよ加速しようと決意。

 研究室HP記事は、7期生・今井さんのご存じエッセイ。「遅延、、、」。重たい内容で、まさに同感。

遅延、、、。(今井)

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遅延、、、。(今井)

 みうのひとりごと。

 電車通学のお供といっても過言ではない、「乗換案内」アプリ。とても便利。でも、最近このアプリを好きになれない。

 出発駅と到着駅を入力し、検索をかける。黄色の三角形の中にびっくりマーク、目を刺激する赤い文字。心臓が一回大きく鳴った。

 恐る恐る、赤い文字を触ってみる。目が痛い。漢字4字。「人〇〇故」。たった4文字で、こんなにも人を不快に不安にさせられるのか。悲しみと怒りが同時に込み上げてくる。心臓の鼓動が速くなるのを感じた。

 今週だけで2回。
 
 なんで、今日だったの。
 
 どうしてその1歩を踏み出してしまったの。

 どうしたら私はあなたを助けることができた?

 もし私が、芸能人だったら、昨日あなたが観ていたテレビの中に登場して、運命を変えられた?

 ラジオのパーソナリティをやっていたら?

 作家だったら?YouTuberだったら?

 どれだけ考えても、追いつくことはできない。

 ひとりでも多くの一歩を止められるように、追いつけるように、私は今を生きる。(今井)

2021年4月30日仕事日記

 今日中に完了しようと決めた新刊「WHYでわかる!HOWでできる!中学校数学授業アップデート」のゲラ校正。7月には発刊予定。精読をしながら確認。編集の矢口さんがしっかり見ていただいているので、修正はわずか。予定通り完了。家内にも点検してもらい、明後日には投函できる見込み。

 11時頃から6期生オンラインゼミ。休講なので開催を躊躇したが、良いペース、良い内容でゼミが行えているので、リズムを崩さないようにzoomで開講。

 今日は予告通り、GIGAスクール構想をテーマに論議。拙著「学校を元気にする次世代学校ICTシステム活用術」を渡したこともあって、1週間でかなりの知識を得てきた6期生。1週間前とは雲泥の差。ただし、理解不足の面もあったので、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を軸に講義。詳しくは中江さんの報告で。

 16時30分から7期生オンラインゼミ。7期生もまとまりを見せてきたので、ここで休講にしてはもったいないと考えて開講。

 僕はテーマだけを与えて、ブレイクアウトルームも使っての話し合い。テーマ出しに活用したのは、「教師の困った!を解決する授業術」。3つのテーマとも現場も踏まえた良い話し合い。詳しくは岡君の報告で。

 ネット環境を変えたことで、メールアドレス変更を余儀なくすることに。事前説明と違い腹も立ったが、変えるべきタイミングとなったと心大きくする。皆様、次のようになりますので、どうぞよろしくお願いします。

★ 重要事項 ★
今後は、大学個人アドレスへお送りください。今のアドレスでは受信できなくなります。ttamaoki@gifu.shotoku.ac.jpにお送りください。
 

4月30日7期生オンラインゼミ(岡)

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 みなさんこんにちは!急なゴールデンウィークの始まりに困惑しながら、なにか1つは頑張りたいという漠然とした目標だけは持ってる岡です(笑)。
 
 今日は、30日に行ったオンラインゼミのことについて書きたいと思います!大学が急な休講になってしまったことで今回はオンラインでゼミを行いました。

 今回は教育討論ということで、玉置先生が出してくださる教育現場でよくある悩みや難しい場面(書籍「教師の困ったを解決する授業術」から提示)について、みんなで考えて討論とするということを行いました。結論から言わせてもらうととっても難しかったけど、とても充実した1時間半になりました!

 まず、教育討論ということで、お互いに意見を出し合ったりするのですが、そこで価値観の違いが生まれてなかなか1つの意見にまとめることができないこともたくさんありました。

 そこで自分が持っている価値観が当たり前ではないのだなと知ることができて、とても貴重な体験でした。そこで人の意見を取り入れた上で意見をみんなで作っていくことは自分の考えの幅を広げることにも繋がり、今後はこのような視点も取り入れたいという気持ちになりました!
 
 次に難しかったことは、お題に答えがあるわけではないのでどれだけ議論をしてもデメリットが出てきたり、自分たちでは解決方法が思いつかないことがありました。これについては、社会に出るというのは答えのない問題に向き合うことであり、それは教育現場でも同様で答えのない問題に常に向き合っていかなければならないという意識が生まれました。これからも日々教育の問題についてはアンテナを張って考えていく癖をつけていくことが大切だと感じました。

 今日は大学が休講になってしまい1日なにをしていいかわからない1日になりそうでしたが、1日分の脳みそをフル活用できてよかったです!これからもゼミの活動で日々色んなことについてみんなで考えていきたいです!(岡)

4月30日6期生zoomゼミ(中江)

 こんにちは!6期生の中江です!4月30日のゼミでの学びを記事にします。

 今回のゼミはオンラインにて先週のゼミでの集団討論のリベンジをしました。(先週の集団討論については金子さんの記事をご覧ください。)

 先週の集団討論の練習では、玉置先生から「これでは発表会だよ。」とご指摘いただきました。今回も前回と同じ「1人1台のICT端末はなぜ必要か、どのように教育に活かしていくか」というテーマで討論をしました。それぞれがただ意見を言っていくのではなくて、他の人の意見に繋げて自分の考えを述べていけたのではないかと感じます。

 前回は知識が浅いために大切なキーワードも出ず発表会になってしまいました。知識に関してはやはり勉強しないことには定着するはずがありません。言葉の意味を知らなければなんとなくの会話になるのだから浅い内容に終わってしまいます。知識があるゆえにその話題について深く語ることができるのだと思います。

 また、今回の集団討論で気づいたことは、テーマとして何を質問されているのかをしっかり認識しなければいけないということです。今回であれば、「1人1台のICT端末はなぜ必要なのか」、「どのように教育に活かしていくのか」、この2つが問われていることになります。何を聞かれているのかを確認して答えなければ自分独自の意見を述べることになってしまうのではないでしょうか。聞かれていることが明確になっていれば話の論点がずれることはなくなると思います。

 前回の集団討論のゼミから1週間、6期生の仲間の討論の様子を見て「みんなしっかり勉強してきてる!」と感じました。私は討論でたくさん発言できたわけではないのでみんなに負けていられないなあと思いました。毎回思わされますが、やはりゼミは刺激になります!6期生の仲間とともにこれからも勉強に励んでいきたいと思います。(中江)
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2021年4月29日仕事日記

 思いもしなかった休講日。4月早々から蓄積している疲れを幾分減らすためには、ありがたい休み。朝からゆったりとした気分。

 昨日の小学校教育実習事前指導の担当分「教育実習生としての心得」を録画作業。まず昨日のプレゼンを再構築。そしてzoomで録画。ここまでできると、芳賀先生がクリスタルプランからリンクを貼って学生への周知をしていただける。いつも感謝。動画ファイル保存に際して初めて知ったことがあって、自分でなるほど!と深く納得(笑)。

 22日教育課程論欠席者からレポートが続々届いていて、内容確認。そのつどユニバーサルパスポートで出欠記録変更。

 教採願書指導依頼が何人かから届く。ここまでする必要はないかと迷いながらの返信。

 ネット環境のバージョンアップを試みる。まずは成功。もう少し調整が必要であることも判明。日々学び。

 明日も休講だが、ゼミだけはオンラインで行うことに。6期生はすでに予告してあるので準備完了。7期生は、新たなネタが浮かび、その準備。

 研究室HP記事は、下野さんの「人と人との繋がり-『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』を読んで」。読み手に深く考えさせてくれる濃厚な記事!「フツウの多様性」というキーワードが光ります。皆様、ぜひご一読を。

人と人との繋がり-『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』を読んで-(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。昨日(4/21)『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』を同期の丹羽さんから受け取りました。(現在、7期生は研究室本棚に在る3冊の本書を回付しています。)

 棚園先生の前作『学校へ行けない僕と9人の先生』を読んだ際、私は「フツウとちゃんと」という記事を書かせていただきました。

 前作から一貫して、本書に綴られていることは「フツウの多様性」だと私は感じています。「フツウ」と「多様性」、一見相反する言葉に見えます。しかし、この世界は多様な「フツウ」があり、人は生きていく中で自分なりの「フツウ」を獲得していくのではないでしょうか。人は一人一人身なりも心も相違していますから、同様に「フツウ」も一人一人相違します。つまり、「フツウ」は「多様性」に溢れていると思うのです。

 では、人はどの様にして自分の中の「フツウ」を獲得していくのか。それは、沢山の人に出逢うこと。考え方も生きてきた道も違う沢山の人の「フツウ」に出逢ったのならば、自分の中にある「フツウ」が変容していくのだと思います。

 私も学校へ行けなくなったことが何度かあります。一人の方が心が落ち着いて、ずっと家に居たいと思っていました。しかし、やっぱり「フツウ」を追い求めていた様に今は感じます。それも、自分で作り上げた「フツウ」ではなくて、誰かの作りあげた「フツウ」にです。

 時は経ち、家族の温かさを改めて知り、友人にも恵まれました。一人で良いとは思い諦めた時にも、人は知らず知らずのうちに繋がっていくのだと思います。誰かに支えられ、一方で知らぬ間に誰かの支えになっているのかもしれない。そんな繰り返しで世界は繋がっているのでしょう。

 前作『学校へ行けなかった僕と9人の先生』から、教師を目指す私は、私の持つ「フツウ」が子ども達それぞれの持つ「フツウ」の変容に少しでも良い働きかけとなれば良いなと思いました。教師の持つ「フツウ」が子どもを救い、時には傷つけてしまうことを知ったからです。

 続く本書『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』には、9人の友だちの様々な「フツウ」が描写されます。本書を読み前作の考えに新たな目標ができました。子ども達が関わり交わりながらそれぞれの「フツウ」を形作る過程を「みんながそれぞれのフツウ」を持っていて良いのだと、それが「フツウ」なのだと見守り支援できる教師をとなりたいということです。子ども達が出逢い、過ごす日々がどうか自分なりの「フツウ」見つけられる日々となる様、授業や学級経営に取り組みたいと思うのです。

 棚園先生をお迎えする会は、7期生が初めて企画する会です。皆の学びが深まると共に、笑顔で溢れる素敵な会にしようと準備も着々と進んでおります。7期生のみんなが同じ本を読み、沢山の捉え方をお互いに分かち合う、これもまた人と人との繋がりによる「フツウ」の変容なのでしょう。

 棚園先生、お会いできる日を楽しみにしております。元気いっぱい笑顔いっぱい、学びの連鎖が絶えず広がる7期生です!玉置先生、こうしていつも私達に人と人との繋がりの大切さを教えていただきありがとうございます。今回もまた、感謝でいっぱいの心で記事を綴らせていただきました。ご高覧いただきまして、ありがとうございました。(下野)

2021年4月28日仕事日記

 今朝も自宅でモーニング(笑)。7時30分頃に研究室着。明日、明後日が休講となったので、先を見ての仕事段取り。

 9時から依頼を受けて愛知県グループ5名に面接指導。50分間ほどでシャープに。改善案も提示。

 教務課課長と佐藤さんにある相談。手続きでミスをしたために、その善処方法について指示を仰ぐ。

 10時40分から6期生ゼミ。教採過去問と面接指導。教師を一生の仕事にしたいということはわかるが、視点を変えて質問するとシャープさに欠ける。教師とは何か!を深く考えるゼミ展開。松浦さんのゼミ記録をぜひ参照。

 山浦君来研。願書助言。1限に面接指導をした学生も来研。

 保育専修のお二人の先生来研。幼稚園実習を踏まえて計画変更の依頼。もちろん了解。いつも学生ファーストで考えられている保育専修。忘れてはいけない我々の大切な視点。

 7期生・下野さん、高橋さん来研。四方山話の連続。明日からこうした時間がしばらくとれないことが寂しい。

 4限、小学校教育実習事前指導。石原先生、山田先生、芳賀先生、僕とで、4つの教室で受講している学生へ巡回講義。これは、ふと浮かんだアイデアだが、我ながら良案だったと評価。僕は「教育実習生の心得」と題して、学校現場に目にしてきた事実を伝えながら、実習生として高評価を受けるための重要事項を講義。

 5限、学校ふれあい体験配当校別指導。高木先生と共に23名の学生を担当して指導。班長、副班長への立候補もあり、テーマに対する考えもそれぞれがしっかりしていて、とても気持ちが良いスタート。

 大変有り難かったことは、教育実習課が昨日急遽のスケジュール変更を受けて、学生用に資料を新たに作成していただけたこと。指導する私たちのことを考えて、すぐにこうした資料を用意していただける実習課のみなさん。先生方はこの配慮に気づいておられるだろうか。

 18時30分ごろ、大学を出る。帰るのも嫌になっているほどの全身疲労を感じながら帰宅。7月発刊予定の新書のゲラが届いていて、ファイトが湧く。我ながらつくづく単純な性格だと思う。だから頑張れる(笑)。

ゼミでの学び(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です。今回はゼミでの学びを記事にまとめます。

 先日のゼミでは、集団面接に向けた面接練習を行いました。今までは全員が同じ質問に答えるというシステムでしたが、今回は玉置先生が1人ずつに質問を変えて、練習をしてくださいました。そのおかげで、本番のような緊張感があり、集団面接において大切なことがいくつかわかりました。

 まず1つ目に自分の考えを明確にしておくことです。どんな質問であっても、その人の人間性や教師像、子ども観が伝わります。そのため、自分の中で考えが曖昧であるとそれが面接官にも伝わってしまいます。自分の理想とする教師は?どんな学級をつくりたい?などということを、より具体的な姿でイメージできるくらい、考えをまとめておきたいです。

 2つ目に端的に伝えることです。集団面接であるので、1人で長々と話しすぎることは面接官に対しても、他の受験者の方に対しても、失礼です。短い時間の中でも自分の考えを端的に話すことが大切です。結論から具体例を簡潔に伝えられる練習をしておく必要があると感じました。

 まだまだ学んだことは沢山ありますが、特に大切にしたいと思った2つを取り上げました。ゼミでは、毎回本当に多くの学びがあって、とても楽しいです。全員合格を目指して、コツコツと頑張ります!玉置先生、ご指導よろしくお願いします!(松浦)

2021年4月27日仕事日記

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 昨晩の学校ふれあい体験主担当者での話し合いを受けて、その文書作成に取り掛かったのが遅くなったこともあって、明け方4時30分頃まで仕事。起きれるだろうかと心配して横になったが、あっという間に熟睡(した模様)。

 7時頃に目覚めて、午前、午後のプレゼンを確認したり、メール返信をしたり。

 9時30分ごろ、EDUCOM愛知本社へ。ICT支援員研修会講師。今日はスクールライフノート(心の天気・学びの天気)の価値について。1時間30分、栗木フェローと共に熱く語る。

 犬山中へ移動。昼食、休憩をして、13時15分頃に到着。かつてのゼミ生・江口さんと久しぶりの再会。岡崎で3年間頑張ってのこの4月からの異動。

 1・3年生の社会科授業を参観。授業アドバイスツールをフル活用。二つの授業を見ての共通点。出力型で生徒の言葉を進行する授業が実現していて、あとは4人での話し合いの質を高めることが課題。ここまで来ているので、この点を強調することに決める。

 研究協議会前には、校長先生、教頭先生と懇談。全体会で、動画を見せながら、先に示した課題を提示し、そのための手立てを少し提案。

 校長室で授業の二人に再度動画を見せながら、指導助言。この段階まで来ているので、あと少しのバージョンアップでよいと話す。

 帰宅。19時からEDUCOMの服部さん、伊藤さん、松本さんと名古屋市教育委員会の部長と懇談したビデオ編集について協議。さすがにしんどい。明け方まで仕事をしていたことを伝え、今後の方向を決めて終了。20時過ぎ。

 ようやく夕食をとって、横になったらそのまま。こんな生活をしていてはいけないと思いつつ、原稿以外で追い込まれつつある日々。

 研究室HP記事は今井さんのエッセイ「みうのひとりごと」。これは志賀内泰弘さんがお好みの内容と思い、届いてすぐに志賀内泰弘さんに転送。思った通りで、メルマガで紹介していただけるとのこと。ということで、皆さん、必読ですよ。

 写真は本日訪問した犬山中の正門。伝統が感じられる写真。

まねっこ。(今井)

 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。今日の「みうのひとりごと」お食事中の方は、読まない方が良いと思います。

 先日の朝、犬の散歩をしている人とすれ違いました。可愛いな〜と思って見ていたのです。飼い主さんは、大きなビニール袋とトングを持っていました。小型犬なのに、とても大きなpooをするのだなと思いました。でも、よく見てみると、袋の中には赤色や黄色の何かが入っているのです。あれ?茶色じゃないの?と不思議に思っていたら、飼い主さんが道に落ちているゴミを拾ってビニール袋に入れました。犬の散歩をしながら、ゴミ拾いをしてくれていたのです。

 私は、少し恥ずかしい気持ちになりながらも、朝からとても素敵な光景を見ることができたなと思いました。誰が捨てたかわからないゴミを、誰に頼まれたわけでもなく、拾ってくれているのです。心の中で、ありがとうございます。とお礼を言いました。

 真似しようとも思いました。私も犬を飼っています。今度からお散歩に行く時は、ビニール袋とトングを持って行きます。

 「良い行いをしなさい。」という言葉。「お利口さんになりなさい。」と言われているようで、あまり好きではありませんでした。でも、その行い自体が誰かの役に立っていることはもちろん、その行いで誰かの気持ちを穏やかにしたり、誰かの行動を変えたりすることができる、だから、「良い行いをしなさい。」と言われるのだなと思いました。

p.s.登山では、トイレに行くことを、女性は「お花摘み」、男性は「雉打ち」と言うそうです。(今井)
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2021年4月26日仕事日記

 今日もたくさんのメールが届いていて、その対応でかなりの時間をかける。もっとも予定通り、長野県に移動していれば、こうした対応はできなかったわけで、ある意味、オンライン講演となったのは幸運。

 午後はオンライン講演。長野県教育委員会学びの改革支援課、ならびに信州大学センターから依頼を受けての「次代を担う中核教員養成研修」の第1回目「スタートアップ研修」講師。

 演題は「これからの学校におけるミドルリーダーシップ」。55分間の講演後、6つのブレイクアウトルームで、僕が出した課題協議を20分間。各グループからの発表を聞いて、僕がまとめた25分間。

 画面越しに見る参加者の表情から、僕の主張を受けて入れていただいているととらえ、プラス思考の僕は気持ちよく話す(笑)。

 大学危機管理委員会から、新たな通知が届く。それを受けて、実習課長と相談。20時から学校ふれあい体験主担当者(宮野先生、加藤先生)とzoomで急遽相談。早急に変更を提案した方がよいと考え、話し合いをまとめた文書作成開始。睡魔に襲われながらの仕事(泣)。

 昨日のことで書き忘れていたことをここで追記。味岡児童館で聞いた、とてもステキな子どもたちの話。「DASH村計画」が子どもたちの発案で進んでいるとのこと。その企画書(写真参照)を見せてもらうと、とても小学生が考えているとは思えないほど、しっかりしている。驚きと感激!まさにこういう課題解決能力を育てたいのが今後の学校。その一端を見せてもらえた感じ。

 研究室HP記事は、人生初の授業をした7期生・高橋さんの記事を読んでの6期生・松浦さんの記事。こうした縦のつながりが玉置ゼミの特長の一つ。読んでいて、こちらの気持ちも洗われる良い記事。一読を。

 
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7期生高橋さんの記事から(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です。先日、7期生の高橋さんの記事を読んで、自分の心に変化があったので、記事にしてみたいと思います!

 高橋さんの記事を読んで、人生初の授業、しかも道徳という、かなり難しく悩んだ様子が伝わってきて、1年前の自分を思い出しました。何も分からない状態ながらも、試行錯誤を繰り返し、先生や先輩方に必死に着いていけるように頑張っていた記憶があります。
 高橋さんの記事には「初めての授業で大失敗をした」と書いてあって、とても悔しい思いをしたのだなと思いましたが、それを何倍も超えるくらい、大切なことをたくさん学んでいて、とても良い刺激を受けたのだと思いました。私も昨年のゼミで算数の模擬授業が上手くいかず、すごく悔しかった経験があります。しかし、その失敗からの学びが教育実習でとても活きました。きっと、高橋さんも今回の学びを次に活かして、どんどん自分のものにしていくんだろうなと思いました。

 1年しか違いませんが、なんだか若々しくて、いきいきとした気力を感じて、記事を読みながらすごく刺激を受けました。今でも授業をするとなるととても緊張しますが、初めての授業をした時の、あの緊張感を忘れたくないな、と思います。そして、いくつになっても謙虚に、常に学び続ける姿勢を大切にしたいです。

 7期生の皆さんの活躍を見て、いつも刺激をもらいますし、尊敬しています。私たち6期生も負けないように頑張ります!7期生のみんな、ありがとう!6期生のみんな、頑張ろうね!!!(松浦)
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