2021年4月23日仕事日記

 今朝も家でのモーニング。特別なサービスはない(笑)。

 7時30分頃、研究室。いつものルーティン。アロマの臭いとジャズがいい。金曜日はフル満タンの1日。覚悟を決めて、講義室に持っていくものなどを準備。

 9時から第2回「教師論」。教科書指定をした「まるごと教師論」販売は、ゼミ生・池戸君、金子さん、伊藤君にお願い。スムーズに終了。せっかくなので1年生にミニスピーチをしてもらう。

 講義内容は、山田洋一先生提唱の教師論から始め、「教師の名言」をいくつか。最後は野口芳宏先生の「信・敬・慕」でふり返り。

 10時40分から6期生ゼミ。今日は「GIGAスクール構想」を話題に討論をするように指示。ところが討論ではなく、意見発表会。だめ出しをして、僕の最新刊「学校が元気になる次世代学校ICTシステム活用術」を来週までに熟読して、知識をいれての討論をするように指示。

 12時30分から、小学校教育実習事前事後の展開について、石原先生、芳賀先生、山田先生と僕とで協議。ほぼ僕の提案を受けて入れていただけた。芳賀先生開発のシステムを引き続き使わせていただくことを改めてお願い。システム調整で土日もなくなっている芳賀先生には申し訳ないけれど、お願いするしかない。

 13時10分から、もう一つの第2回「教師論」。今回はゼミ生の名桐君、松浦さんが加わってくれて、池戸君、金子さんの4人で教科書販売。ミニスピーチも依頼。講義展開は1限と同様。

 14時50分から、看護学部学生対象の「生徒指導論」。学習指導と生徒指導の関係を深掘り。保健室に「お腹が痛い」といってきた子どもへの対応についてシミュレーション。

 ゼミ生・田中君、来研。本の返却。ちょっとした会話の中で、秘密事項を聞く。やはり僕の予想通り(笑)。

 16時30分から7期生ゼミ。山田ゼミとの合同。我がゼミからは高橋さんが授業提案。「少しだけなら」という題材を使って、「タイマー」が鳴る場面をゆさぶりにしての展開。人生初の授業。見ている方がハラハラドキドキ(笑)。フレッシュさがよくて、自分が初めて授業をしたときはどうだったのだろうかと思い出そうとするが、この年齢では不可能。

 山田ゼミからは久野さんが「知らない間に」という題材を使っての授業提案。複雑な話で、こうした題材に挑戦することそのもので、学びは大いにある。

 二人の授業を見て共通することは、子どもの声をもっと出させること。それを助言の中心にする。そして、この授業が大成功したら、子どもがどんなことを言ったり、書いたりするかを想像すること。そこから逆算の授業づくりをすることを指導。18時30分ごろ終了。

 研究室に戻り、講義ふり返りを読みチェック。学生のふり返りをよみ、自身の講義を振り返る。伝えたいことはしっかり伝わっていると自己評価。

 19時30分頃、大学を出る。外食をして帰宅。メール返信に集中。全身疲労でいつもの記憶なし状態がしばらく(笑)。

 研究室HP記事は池戸君の「放てば手に満てり」。志賀内泰弘さんの著書試読版を読んでの感想。自分事としてしっかり考えていることがよくわかる。

 「心の天気」の天気の一言にあった松浦さんの記録。6期生のつながりのよさが伝わる文章なので、本人の許可を得ず発信。写真も参考に。

 名桐くんが、社会を教えてくれました。ただ解説を見ているだけではなかなか覚えられないので、お願いしたところ、快く受け入れてくれました。私と金子さんと中江さんで授業を受けました。もうバッチリです!!!!ありがとう!なぎりん!!!
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放てば手に満てり (6期生 池戸)

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 「放てば手に満てり」。言い換えれば、「ギブアンドギブ」。ギブアンドテイクではなくギブアンドギブ。何かを人にあげたり、してあげるとき、無意識のうちに見返りを求めてしまっていることはないだろうか。それを裏切られるからこそ人は他人にがっかりするし、怒ってしまう。自分もそんな経験が多くある。それを避けるためには最初から見返りを求めず、「与えるだけ」。与えたらそこでおしまい。そんな風に生きることができたらと自分も考えたことはある。
 
 ただ、本当にそんなことができるのか?自分はそれが自分だけでなく、他人もギブアンドギブでなければ成り立たないのではないか、言い換えれば、ギブアンドギブとしつつも相手にもギブアンドギブというテイクを求めているのではないかと思う。
 
 自分が見返りを求めず相手に尽くし続けていても、相手がそれを「美味しい」と思い、甘え続けられていては絶対にどこかで嫌になる時が来るだろう。それでも本当にギブアンドギブでい続けられるのか。志賀内先生の「ギブ&ギブの法則」の試読版を読んでふと考えたことである。(池戸)

4月22日北名古屋市立栗島小学校で講演

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 北名古屋市教育委員会と本学はスクールパートナーシップを提携。それを生かしての僕への講演依頼。これまで何度も声をかけていただいていたが、ようやく日程調整ができての訪問。「先生のお話を10年前からお聞きしたいと思っていました。というのは講演が台風接近で途中で急遽中止になったからです」という言葉をいただく。確かにそのようなことがあったと思い出す。

 演題は「主体的・対話的で深い学びを実現するために」。先生方の反応を見ながら1時間少しの講演。よく聴き、よく反応していただける先生方で、ペースを上げてもしっかりついてきていただけるのが嬉しい。「学びの天気」の価値まで話すことができた!

 最後は書籍紹介。20人ほどの先生方なのに、持参した30冊ほどの書籍はほぼ完売。一人で3冊購入していただける方も多く、大感激!!

2021年4月22日仕事日記

 今朝は自宅でトーストと珈琲で朝食。研究室着は7時30分頃。いつものルーティン。

 9時から第2回目「教育課程論」。今日は法令と教育課程との関係をテーマに、用語を背景にあることまで深掘り。前半は固い内容が続いたので、後半は4月の2週間における教師と子どもとの関係を授業を通して深める動画を視聴させて展開。

 ゼミ生・松浦さん来研。撮影を依頼した授業構想についての相談。

 音楽専修の高木先生来研。今年度は二人で「学校ふれあい体験」担当。指導の詳細についての相談。そして教育に関わる四方山話。

 出席カードをもとにユニパに出欠席入力。なるほど!こうするのか状態(笑)。

 明日の「教師論」の内容を再度検討して、組み立て変更。新たな試み。

 大学を出て、北名古屋市立栗島小学校へ向かう。時間調整のためにマクドナルドで仕事。新たな情報をもとにさっそく各所へ連絡。

 学校着。北名古屋市教育委員会と本学はスクールパートナーシップを提携。それを生かしての僕への講演依頼。これまで何度も声をかけていただいていたが、ようやく日程調整ができての訪問。「先生のお話を10年前からお聞きしたいと思っていました。というのは講演が台風接近で途中で急遽中止になったからです」という言葉をいただく。確かにそのようなことがあったと思い出す。

 演題は「主体的・対話的で深い学びを実現するために」。先生方の反応を見ながら1時間少しの講演。よく聴き、よく反応していただける先生方で、ペースを上げてもしっかりついてきていただけるのが嬉しい。「学びの天気」の価値まで話すことができた!

 最後は書籍紹介。20人ほどの先生方なのに、持参した30冊ほどの書籍はほぼ完売。一人で3冊購入していただける方も多く、大感激!!

 帰宅。19時30分から、zoomで、文部科学省の武藤さん、4月に文科省から岐阜県教育委員会に出向された中村さん、そして僕とで懇談。中村さんは教職員課長。伝えたいことがいっぱいで(笑)、あっという間の1時間。

 例によって、いくつかの問い合わせ対応。講義座席表作り直し。来週のスケジュールを見て、やらなければいけないことの書き出し。

 研究室HP記事は、今井さんのエッセイ「田んぼのおしゃれ」。さてどのような内容でしょうか。ご覧ください。

田んぼのおしゃれ。(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。「みうのひとりごと。」のお時間です。ん?と思ったそこのあなた!私の記事を読んでくださっている方なら、ピン!ときたのではないでしょうか。そうです。私が考えているラジオの番組名です。ついに解禁。(笑)

 大学の最寄り駅と大学までの往復は、自転車で、大学の周りの田んぼ道を通っていくわけなのですが、最近その道から春を感じることができます。たんぽぽや、シロツメクサ、名前のわからない花などが道に沿って咲いているのです。きれいだなーーと花に見惚れていると、田んぼに落ちてしまいそうになるので、要注意です(笑)

 帰り道、住宅街のアスファルトに咲いている一輪の花を見つけました。土に植えられた花より、確実に芽を出しづらく、花を咲かせにくい状況であるにも関わらず、力強く咲いている花を見て、とても力が湧いてきました。鉢に植えられたキレイな花も好きだけど、アスファルトに咲く力強い花のかっこよさも良いなと思いました。この花は、咲きたいという気持ちが強かったんだろうな、絶対咲いてやると思っていたのだろうな、なんて考えながら、自転車を漕ぎました。

 私もアスファルトに咲く花のように、苦しい環境や境遇に負けず、力強く、しぶとく生きていきたいです。

p.s.朝、もう少しで大学に着くぞという時、顔を少し上げると、大学の後ろにそびえ立つ荘厳な山々が見えます。冬は、頂上に雪が積もっていたりします。その山を見るのもお気に入りです。その山を見ながら、深呼吸をします。機会があれば、ぜひ見てみてください✌✌(今井)

2021年4月21日仕事日記

 いつもの喫茶店経由、研究室着は7時30分。今日も濃密な1日になりそう。

 研究室HP記事として投稿があった池戸君、今井さんの記事が志賀内泰弘さんが喜んでいただけるものだったので、先に転送。さっそく志賀内さんから返信あり。ゼミ生の感激が目に浮かぶ。

 9時から15分間ごとに、願書指導をしてほしいという学生が来研。土井さん、石川さん、山浦君、豊田君と続く。

 10時40分から6期生ゼミ。まずは勢いをつけるために記念撮影。さっそく過去問。そして面接練習を通して、学級を考える展開。詳しくは、中野さんの記録で

 12時30分からmeetで教職専修会議。ところが音が聞こえない。諦めて山田研究室で参加。途中で呼び出し電話があり、退室。

 恵那市教育長、副教育長さんら4名が来研。今年度の教育推進の5つの指針をお聞き、懇談。昨年1年の成果を受けての今年度。ますます楽しみになった。関わりが持てることが嬉しい。

 14時から教授会。長くなると思っていたが、終了はなんと18時。4時間の会議。僕は実習委員長として、今年度の変更点を中心に報告。コンパクトに話そうと思っても、内容が多いので、時間がかかる。実習課が作っていただいた文書にすべてに目を通したと思っていても、やはり目こぼしはあって、それがギャグにもなって、僕はラッキーという気分(笑)。

 急いで大学を出る。19時過ぎに帰宅。20時から今年度から関わらせていただく春日井市立藤山台中学校長・梶田先生と、間をとりもっていただいた水谷校長先生とmeet懇談。ネットが重くてカクカク状態とのこと。今日はどうもmeetがうまくいかない(泣)。

 僕の関わり方について、30分間ほど話して確認して終了。楽しみにして出かけたい。

 これで今日は終了と思ったら、極端なエネルギー低下。どうしても返答しなければならない問い合わせに対応して、そのままダウン。

 研究室HPトップ写真を5期生から6期生へ入れ替え。いよいよ世代交代。みんなとても良い笑顔。 

対面ゼミでの学び(6期生 中野 )

 こんにちは。玉置ゼミ6期生の中野です。

 今日は、4月21日に行われたゼミでの学びについて書いていきたいと思います。対面のゼミ活動が先週始まり、本日は三回目でした。やはり対面のゼミは、スピード感があり、言葉のキャッチボールをしっかりとすることができるなぁと嬉しく思います。
 
 本日は面接練習をしたのですが、やはり私は、極度の緊張しいで、言いたいことの半分も言えません。自分の中で何度もシミュレーションをし、完璧だと思っていても、いざ自分の番になると、自分が何を話しているかわからなくなってしまいます。

 これからゼミでたくさん練習をし、少しでもこの緊張しすぎる性格を治せたらいいなと思います。

 玉置先生からの自分自身へのコメントはもちろん本当にタメになりますが、それと同じくらいにゼミ生の子が玉置先生から色々なコメントをもらっているのを聞くのも、本当に勉強になります。その度にやはり、この先生を信じてこのゼミに入ってよかったと思います。そして、お互いのもらっているコメントでお互いに学び合うこと。これがまさに、「みんなで高めあう」ということなのかなと思いました。
 
 これからもたくさんゼミ生みんなで玉置先生にしっかりついていき、全員で合格を勝ち取りたいと思います。(中野)
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2021年4月20日仕事日記

 日本教育新聞社の高橋さんから届いた校正依頼。さすがの修正あり、即校了。

 10時から15時30分まで、授業と学び研究所会議。2021新卒研修のふり返り、フォーラム2021、ICT支援員の研修、各製品デモ環境(新機能の紹介)など、今日も議題は多数。濃密会議。

 16時から17時まで、「熊本市ICT支援員リーダー早川裕子さんから学ぶ会」オンライン開催。長年、ICT支援員リーダーの立場におられ、そこを通して得られた数々の知見に、何度唸ったことだろうか。まさに脱帽。

 終了後、今後の在り方について参加者でふり返りを1時間ほど。5月、6月の計画練り直して、皆さんに連絡。

 久しぶりにfireTVでライブや映画を見る。例によって途中で記憶なし(笑)。

 研究室HP記事は、7期生・池戸さんの棚園正一さんの漫画を読んでの記事「フツウって?」。こちらも濃厚な内容。

フツウって?

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 こんにちは、7期生の池戸です。新学期がはじまり毎日学校で授業を受けられることに喜びを感じつつ、まだ早起きに苦戦する日々を過ごしています。やっと玉置ゼミ生とも直接会って話せる機会が増え嬉しいです。

 先日、ずっと読んでみたいと思っていた棚園正一さんの『学校へ行けない僕と9人の先生』という本が玉置研究室書棚に返却されていてやっと手に取ることができました。今日はこの本を読んで私が感じたことを記事にしようと思います。

 私は最初、自分が教師だったらという視点で読みました。

 教師にとっての『フツウ』が生徒の『フツウ』とは違う。この本に出てくる9人の先生が全員正しいわけではない、でも間違っているわけでもない。いや、教師に正しいも間違いもあるのだろうか?主人公のボクを前にした時、自分だったらどう向き合い声をかけるのだろうか。

 色々な感情が込み上げてきて、自分の気持ちを整理できませんでした。私は教師になっても大丈夫なのかと不安すらよぎってしまいました。

 次に私はこの本をボクの視点で読みました。

『学校へいくことがフツウなんだ』『ぼくはフツウじゃない』ボクの中でいつのまにか造られる『フツウ』がボク自身を苦しめてしまう。きっとボクはそれを気づかせてくれる先生、大人に出会いたかったのではないでしょうか。先生の優しさが欲しいわけではない。『先生に優しくされるほどボクはトクベツになってしまう』この言葉にすごく重みを感じました。

 子供たちの中で知らず知らずのうちに形成されてしまう『フツウ』が子供たちの夢や将来を奪っていたら、、、。世の中に存在する『フツウ』とは何なのか。この答えは教師になっても向き合い考え続けなければいけないことだと思います。
 
 例えば5人の生徒が同じ問題を抱えていたとして、同じ状況でも、その5人に同じ『フツウ』を与えても何も変わらない。これが教育の現場だと思います。目の前の生徒が何を必要としているのか、一人一人と向き合うことがなかなか難しい中で、どうやってその5人と向き合うかそれこそが教師の力量が問われる部分だと思います。誰かと比べたり、フツウにとらわれる必要なんてないと思います。私は生徒たちが時に自分を認めてあげられるようにサポートしていきたいです。時に先生は教えるためのティーチャーではなく、サポートに回るエデュケーターとしての先生でいなさいとある授業で習いましたが、その通りだと思います。
 
 この本と出会い、『フツウとは?』という当たり前すぎて普段向き合うことのなかった問いに向き合い、考えることができました。そしてまた一つ私の視野が広がりました。5月にはこの本を書かれ、主人公でもある棚園さんと玉置ゼミ7期生での交流会もあります。第二作となる『学校へ行けなかった僕と9人の友達』について語り合うことができる貴重な機会でとてもワクワクしています。このような機会を設けてくださった棚園正一さん、玉置先生ありがとうございます!!

 また違った視点の第二作の感想は交流会で直接棚園さんに共有させていただこうと思います!ぜひ皆さんも一度手に取り、考えてみてください。『フツウって?』(7期生池戸)

2021年4月19日仕事日記

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 朝1番の仕事は、4月26日にオンライン講演を行う長野県教育委員会スタートアップ研修のプレゼンづくり。「これからの学校におけるミドルリーダーシップ」との依頼を受けての講演組み立て。ほぼ完成。もう一度見直して資料送付予定。

 9時30分頃、EDUCOM愛知本社到着。今日は山田フェローとのICT支援員研修会講師。テーマは「学校ホームページ」。現役時代はともに毎日更新をしてきた二人なので、確かな知見は誰よりも持っていると自負しても良い二人。山田先生が作ってこられた丁寧なプレゼン。僕は時折、実体験を伝える役目。濃密な1時間30分終了。

 愛西市立立田北部小学校へ向かう。学校近くで昼食。そして指導案を見て事前学習。

 13時15分頃、学校着。校長は4月から後藤義広先生。附属時代から縁があり、後藤先生が教育委員会におられたときも縁があっての長いつながり。学校が求めておられることを確認して、プレゼンづくり。

 13時55分から14時40分まで、4年生算数授業参観。新年度授業開始間もないので、教師が話しすぎてしまうことは致し方ない。一生懸命に子どもを繋いでおられることが素晴らしい。授業アドバイスツールでポイントを撮影。今日も子どもたちから学ぶ。

 校長室でプレゼン調整をして、15時25分から16時30分まで、いただいた要望「対話」と「主体的に学びに向かう態度」の2点に絞って伝える。後半は授業アドバイスツールで撮った映像を再生しながらの授業解説。学校ホームページには夕方には今日の記録がアップされていた。4月からの発信量も相当なもの。日々のアクセス数も保護者数の2倍以上とのこと。頷ける事実。

 校長先生が「教師のための話し方の技術」本を5冊も購入していただくなど、今日もたくさんの方に持参した本を購入していただけた。深謝。

 ここまで来たら、津島市教育長の浅井先生にお会いしたいと電話をいれると、スケジュールが空いているとのこと。津島市役所へ向かう。教育長に玄関までお迎えをいただき恐縮。1時間ほど、指導主事さんも同席していただいて懇談。とても有意義な時間にさせていただいた。かつて海部教育事務所長をさせていただけた縁で、こうしてつながりが続いている我が人生。有り難い、有り難い。

 帰宅。今日も新たにいただくいくつかの依頼。スケジュールをしっかり見て返答。私がお役に立てれば、喜んで引き受けたいが、無理をして迷惑をかけても申し訳ない気持ち。

 研究室HP記事は、今井さんの「小さな夢」。最近、今井さんのエッセイが面白い。ぜひご一読を。

小さな夢。(今井)

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 こんにちは!7期生の今井美羽です!4月になりました。桜がきれいだーと思っていたら、もう葉桜になっていて、美しいものは、とても儚いなと思いました。でも、美しく儚いからこそ、私たちは毎年桜に魅了されるのでしょう。

 今日は、私の叶いそうで、叶わない「小さな夢」についてお話します。

 私は、ラジオのパーソナリティをやってみたいという小さな夢を持っています。特に具体的で明確な理由があるわけではなく、ただ単に、楽しそう!やりたい!と直感的に思ってから、私の心の中に「ラジオ」というものが居座り続けているのです。最近の車の運転中は、音楽ではなく、ラジオです。

 ラジオを聴いていると、友達との学校の帰り道、「ああでもない、こうでもない。」と、どうでもいいことを話している感覚になります。これが好きなのです。今、学生時代の帰り道の会話の内容を思い出そうとしても、全然出てきません。そんなものです。でも、あの時間が私の中では宝物で、尊い時間でした。家に帰って宿題をやらなければいけないと分かっていながら、友達とする無駄話。もう家に着いているのに、気づいたら家の前で何時間も話していた、なんてこともありました。

 人生は、一生記憶に残るような大きな出来事が起こります。でも、記憶に残らないような日々の生活や、無駄だと思うこともまた、私たちの人生、自分をつくっているものであると思います。ラジオは、そういう日々の小さな小さな、テレビニュースにならないようなことについて、じっくり話せる気がします。良い無駄話です。だから、私は、ラジオのパーソナリティをやってみたいんだと思います。

 以上、私の「小さな夢」のお話でした。ただ私の「小さな夢」をお話しただけの、中身があるようでないような記事が完成しました。でも、私の中では私の好きなラジオのような、良い無駄話ができて、大大大満足です。読んでくださり、ありがとうございました!

p.s.パーソナリティをやれる予定は、ないのですが、ラジオの番組の名前は、決めているのです。今は、秘密です。(今井)

2021年4月18日仕事日記

 まず修理完了のプリンタ設定。無線設定もそのまま継続できて、あっという間に完了。

 次に金曜日の7期生ゼミで行った道徳模擬授業動画を編集しようとSDカードの中身を確認するが、ファイルが見つかない。何度確認してもない!どうやら録画がされていなかった模様(泣)。しばし呆然。

 月刊「日本教育」の連載原稿の2回目執筆。依頼を受けた連載テーマは「GIGAスクール構想 一人一台時代の学校づくり」。2回目は、「端末に触れさせることの大切さ」を伝える。

 当初は対面講演だったが、ここに来てオンデマンド講演となった三重県公立小中学校教頭会総会での講演。「令和の日本型学校教育を踏まえた教頭の在り方」と題した講演録画作業。ちょうど1時間の講演。

 研究室HP記事の1本は、第5期「キャリア教育に活きる! 仕事ファイル全5巻」の紹介。二人のゼミ生のおかげで映えるキャリア本。

 もう1本は、下野さんによる「教師のための話し方の技術」書評。「先生はアイドルだ!」論が嬉しい。菱田さんも納得の記事。

「先生のための『話し方』の技術」を読んで(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です!今回は、玉置先生の新著「先生のための『話し方』の技術」から学び感じたことを綴りたいと思います。

 本書を読み、まず私が感じたことは「先生はアイドルだ!」ということです。下野はまた何を言ってるんだ!?と思われる方もいらっしゃるかと思います。大半の方は「先生がアイドル!?」なんていう感情を抱かれるかと思います。しかし、私ははっきり断言します。「先生はアイドル」です。

 元気いっぱいの笑顔で、一方通行のようにも見える歌(授業)を伝える。しかし、それは一方通行ではありません。観客(生徒)の心に耳を傾け、観客(生徒)の心を掴む。自分がどう見られているのか、自分をどう見られたいのか常に考える必要がアイドル(教師)にはあるのです。

 アルバイトの後輩に、元アイドルが居ました。本物のアイドルです。やっぱり本物は笑顔の質が違うな、と私は圧倒されました笑 どれだけ忙しくても、どれだけ横柄なお客様がいらっしゃっても、彼女の笑顔にかかれば働いている私達もお客様も笑顔になってしまうんですね(笑)。

 彼女は、もう退職しましたが、私の目標の笑顔は本物の笑顔です。それはアルバイトの中だけではなく、教壇に立つことを目指す私の大きな目標となっています。

 一方で、そんな教師(アイドル)だって人間です。教育実習生として現場に向き合えば、一学生としての面を持ち、教師となれば、一人の人としてのプライベートがあります。つい弱音を吐きたくなること、ふいに心が折れてしまいそうな時だってあります。そんな時は、笑顔いっぱいな子ども達(観客)が教師には付いています。

 「子どもに弱音を吐くなんて恥ずかしい」と私は本書を読むまで考えていました。しかし、どうやら違うみたいです。本書では、伝える相手である「子ども」を「一人の人」として捉え、向き合う大切さを隠れた本質として説いているように私は感じました。教師も一人の人。子ども達も一人の人です。子ども達は、教師をよく見るプロなのです。

 本書を読み終えて、子ども達を一人の人として捉えること、子ども達の前でなりたい自分になれる職業が教師であることを学びました。

 話し方の技術が項目ごとにポイントを簡潔にまとめられている点、まさに伝える技術の具現化だなと、素敵な本だなと何度も読み返し感じております。人は誰かに自分の想いを言葉で伝えられる生き物ですから、教師に留まらず、人としての技術が記されている本だと言えます。

 こんな素敵な本を書かれる先生が私達のゼミ生の先生だなんてとっても嬉しいです!!!玉置先生、今回もまた沢山の学びをありがとうございました。(下野)

第5期「キャリア教育に活きる! 仕事ファイル全5巻」コメント掲載

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 第5期になる「キャリア教育に活きる! 仕事ファイル全5巻」(小峰書店編集部 編著)ができました。

 この全巻にキャリア教育の視点で私のコメントページが掲載されています。

 なんと通算32巻となります。さらに続くようです。

2021年4月17日仕事日記

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 朝から激しい雨。終日雨予報。珈琲とパンで朝食。

 日本教育新聞社から依頼を受けた管理職に向けて教育をより良く変えていく方策などを提案する「提言」原稿を書く。新年度の学校の状況を思い浮かべて、「GIGAを恐れるな」というタイトルで執筆。

 14時から「情報リテラシー連続セミナー@東北大学」にオンライン参加。講師は、フューチャーインスティテュート(株) 教育コンサルタントの佐藤靖泰さん。演題は「GIGAでいこう!学校アップデート」。様々な地域や学校でGIGAスクール支援をしている方だけあって、多くの事実をもとに、それへの対応を具体的に提示していただけた1時間。たくさんMEMO。2回のブレイクアウトルームでの話し合いも充実。

 依然降り続いている雨。プリンタが修理完了との電話があり、いたしかたなく外出。電気店に行くならと、ふと浮かんだアイデア。お店で良い情報を手に入れることが出来た。

 6・7期生にslackで「いじめ認知件数」のグラフ(下図)を提示して、それぞれの見方・考え方を交流しようと呼びかける。教採に向かっている6期生!即投稿が何人かからある。さすが6期生!

 4月21日の「学校ふれあい体験」オンデマンド形式の動画を確認。昨年作成した内容で問題はないと判断(27分間視聴)。今年度から使用開始となった大学システム・ユニバーサルパスポートで該当学生に連絡しようと、マニュアルを見るが、どうしたらよいか皆目わからず(泣)。宮野先生、加藤先生にメールで伝授を願う。すぐに対応していただき感謝。

 研究室HP記事は、4月16日の7期生初ゼミの記録「想像することの大切さ」。吉久さんが的確にまとめてくれた。ゼミ生以外にも十分に役立つ内容。
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想像することの大切さ(吉久)

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 こんにちは。7期生の吉久です。4月16日、今回は記念すべき一回目のゼミです!!いよいよ玉置ゼミ生の皆と実際に顔を合わせて学ぶことができるのかと思い、ゼミが始まる前からワクワクしていました。

 さて、今回は、道徳の指導方法について学習したので、そこでの学びについて書いていきたいと思います。

 まず初めに、道徳の指導方法は国語のように文脈から読み取るのではなく、想像させることが大切であるということを学びました。想像を引き出すためには、教師の工夫が必要です。その中で私が印象に残ったことは、二つあります。

 一つ目は、物語の始めと終わりだけを見せるという工夫です。実際に玉置先生が指導し、ゼミ生は子どもの立場で授業を行いました。物語の前後だけを提示されているので、エピソードについては触れられていません。そのため、始めと終わりの間に何が起きたのか、どうしてそのような変化が起きたのか、と自然と子どもは想像をすることができるのです。それも、他の子どもたちの想像を聞きながら考えるのでとても楽しい授業でした。

 二つ目は、子どもの発言に教師は「ゆさぶり」をかけることです。ゆさぶりをかけることで、その子どもの意見は正しいのか改めて考え直す機会が設けられます。その改めて考えることが、想像力を豊かにし、より自分の本心に近づくものとなったように私は感じました。

 これらのように教師が工夫をすることで、子どもの想像力は豊かになります。教師がゆさぶりをかけることで、子どもの本心に迫っていくような授業を展開していきたいです。そのためには、あらかじめ子どもの発言を想像し、ゆさぶることを考えておこうと思います。また、話し合いの時間をできる限りたくさん設け、子どもたちとのやりとりも大切にしていきたいです。
 
 今回のゼミでは、私が印象に残ったこと以外にも、いくつもの工夫がありました。それらの方法や工夫をたくさん、たくさん真似して、オリジナルのものにしていきたいです。ゼミ生みんなで話し合って、考えを深めて、楽しく学びあっていきたいです。(吉久)
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2021年4月16日仕事日記

 いつもの喫茶店経由、研究室着は7時30分。定番の動き(換気、アロマ焚き、珈琲を入れる)の朝。

 就職課から依頼の小論文添削。初回に届いたのは6名分。いつもこれくらいだといいのだけどね。この仕事も始まり、いよいよ例年通りの教採対応月間が始まったと痛感。今日も指導依頼の学生数名から届くメール(泣)。

 9時から「第1回教師論」。僕の自己紹介、出欠表と評価の話、出力を主とした授業スタイルの理由を伝えて、哲学者カントの言葉と藤木美智子さんのPCM理論で授業を展開。最後は「包丁を持ってきた少年」を読んでの感想をふりかえりとする。

 10時40分から6期生ゼミ。詳細は名桐君のゼミ記録「なぜ教師になりたいの」で。

 12時40分から石川さんから依頼を受けて教採願書指導。

 13時10分からは1限同様に「第1回教師論」。1年生は今日で大学講義の第1回目がすべて受講終了。「この教師論が一番面白かったです」が、僕にとっては嬉しいコメント。

 14時50分から看護学部学生対象として「生徒指導論」。3名の学生が授業なので、対話を多くして展開。今日は「そもそも生徒指導とは何か」がテーマ。深く悩む学生の姿が指導者としての喜びの一つ。

 16時30分から、初の7期生ゼミ。山田ゼミとの合同。授業づくりを研究テーマの一つにしている我がゼミ。まずは授業づくりの基本を学ばせたいと考え、初回は、玉置流道徳授業を解説しながら展開。各ゼミ生が題材を変えて、同様な授業展開をするように指示。もちろん、徐々に学生に運営をまかせていくつもり。録画をしたので、そのまま小学校教育実習事前指導動画とする予定。

 最後20分間は「いじめ防止」をテーマにディスカッション。教育に関して確かな知見を持ってもらいたいと願ってのこと。終了は18時30分。

 研究室で講義のふり返りを読みながら、我がふり返り。次週の準備を少しして大学を出る。今日も外食。帰宅は21時近く。

 研究室HP記事は7期生・今井さんの「ゆらゆら〜」。こういうエッセイ的記事もいい!

 

なぜ教師になりたいの?(名桐)

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 こんにちは。6期生の名桐です。今回は4月16日行われた6期生ゼミでの学びについて書いていきたいと思います。

 学校では対面授業も始まり、自分たちよりも若い学生で溢れかえる活気ある場所として蘇りました。事情がありスーツで登校したところ、先生に間違えられて3人の学生に挨拶されました。先生になったらこんな感じなのかと思う反面、そんなに年が離れてる見えるのかなと少し複雑な気持ちになりました(笑)。

 今回のゼミでは、前回に引き続き教職教養の過去問と面接練習に取り組みました。過去問に関しては、私が受ける自治体の対策と今日の範囲が被っていたため、満足する結果となりました。これからも反復学習を続けていきます。

 面接に関しては、思うところが多々ありました。志望動機は、自分は教師になりたい気持ちはあるのに、それを言葉に表すことが難しいです。自己PRは、自分が自覚している強みを数秒でうまくまとめることが難しいです。私の心情であったり、ゼミ生が苦労しているのを見ていると、そう感じます。自分が本当に伝えたいことは何か、「私ってこんな人間なんです」を、短い時間でどう伝えるか。玉置先生と高め合えるゼミ生とともに、これからも追究していきたいです。

 加えて、やはり対面のゼミはいいですね。思ったことを同じ空間で共有し、意見交流したり、他のゼミ生が先生に指摘を頂いているその現場に居られることで、自分の学びとしても多くのことを吸収できたりします。ゼミ後も、ゼミ生ともに勉強することも出来ますし、いい事尽くしです。まだ完全にコロナが収束した訳ではないので、体調だけには気をつけて明日も頑張ります。(名桐)

ゆらゆら〜。(今井)

 出発してすぐ、線路付近から、こちらを眺めている女性。誰かを見送っているのだろうか。電車に乗っている相手は、彼女に気づいたのだろうか。

 ウトウトしてるスーツ姿の男性。隣の女性に少し寄りかかってしまって、女性は何度か男性を睨む。寝ているので、男性は睨まれていることなど全く気づかない。寝不足なのだろうか。朝は目を閉じている人が多い。

 3分遅れのアナウンス。時計をちらり。乗り換え案内をちらり。朝はこの3分が、運命の分かれ道。1日を「おはようございます。」でスタートするのか、「すみません。」でスタートするのか。

 私は、音楽を聴こうと思い、ワイヤレスイヤホンと携帯を接続する。繋がっていると思って、音楽を流したが、接続されていなかった様子。急いで、音楽を止める。別にバレてもいいのだが、イヤホンで自分の耳に耳届くはずたった曲を車内で流してしまったため、自分の趣味がバレてしまった、という恥ずかしい感覚に陥る。

 そんな、私の朝。(今井)
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2021年4月15日仕事日記

 8時頃、研究室到着。山田先生とある相談(笑)。下野さんとは四方山話を少々して、追い込まれている仕事に集中。

 9時から第1回教育課程論。まず僕の講義スタイルを伝えてから開始。教育課程の定義から始め、学習指導要領の改訂やそれにまつわる出来事などを学生に意見を求めながら展開。やりとりしながらの講義室で聞く久しぶりの笑い。これがとても嬉しい。

 研究室で、学生ふり返りを読む。時折、紹介した授業技術も教育実習前であることもあって好評。

 12時頃にEDUCOM愛知本社に到着。13時からICT支援員研修開始。

 まず、僕の人となりをわかってもらいたいと思い、ICT支援員さんに期待することを伝えながら、自分のことを語る。神戸先生にも依頼する。その後、職員室で挨拶する設定で、ICT支援員に自己紹介をしていただく。

 あらかじめ寄せられた質問に神戸先生と僕が質問者とやりとりをしながら、答えるという展開。とても良い質問があり、それをもとにICT支援員と学校がより結びつくためのアイデアが生まれる。2時間30分ほどの研修。

 帰宅。週刊「教育資料」の第58回の原稿書き。遅くに完成して編集部に送信。無事、明日の〆切に間に合う(笑)。

 研究室HP記事は、下野さんが「心の天気」に記録したいわばエッセイ。僕が発信を依頼。
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