2021年7月29日仕事日記

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 午前は、東郷町立音貝小学校現職教育で、イーストプラザいこまい館に向かう。ホールには、音貝小学校の先生方だけではなく、教育委員会や他校の先生方も集まっておられ、予想より聞き手が多いという嬉しい状況。

 控室で校長や教務主任から、学習評価に関わる様々な質問を受けて30分間ほど助言。これだけで満足していただいた模様(笑)。

 10時から11時30分まで「学習評価で子どもを育てる」と題して、「総括評価」と「形成的評価」を混乱しないなど、現場の状況を十分に踏まえて話したつもり。特に「主体的に学習に取り組む態度」の評価について重点を置く。「振り返り」の大切さは動画で伝える。終了後の感想を聞くと、「すっきりしました」といった言葉を聞くことができ、役目を果たすことができたと自己評価。

 犬山市立犬山中学校へ移動。13時30分ごろに到着して、今日の最終打ち合わせ。研究主任の依頼は、子どもをつなぐことの大切さや技術を模擬授業を通して先生方に伝えてほしいというもの。難題をいただいたが、これまで関わってきて、そのように助言した自分なので断るわけにはいかない(笑)。

 久しぶりの「取り得る行動の検討道徳」。山田貞二先生に紹介していただいた「国境なき医師団」を話題にして、主人公の取り得る行動を出し、それをもとに話し合い。
 
 模擬授業をしながら授業の技を解説をするという久しぶりの展開に、自分自身が混乱しないように注意しながら1時間弱の模擬授業+解説。

 その後、各教科で10月の発表会に向けての検討会に同席させてもらい、質問を受けるという役目。数学科からいただいたレポートの評価質問は、まずもってこうした取り組みがされていることが素晴らしく、評価の基準作りは実践を重ねることから見えてくるという考えだが、ある程度の見通しがほしいという気持ちは確か。僕も熟考。

 校長室で今後の僕の役割をいただく(笑)。研究発表会前に動画で「犬山中学校研究発表会の注目点」を作ること、発表会当時は講演はなく、発表会から見えてきたことなど、犬山中研究の総括を動画作成してほしいとのこと。提案がいつも斬新で驚くことが多いが、勉強させてもらえる機会をもらったと思い、引き受ける。

 強雨で先が見えない状況の中、安全運転に心掛けて帰宅。

 明日締め切りの原稿があり、とりかかるが、今一つ方針が定まらず断念。

 研究室HP記事は7月23日7期生ゼミでの学び。池戸さん、田中君、丹羽さんが発信。これで前期ゼミの記事は終了。これまでの記事を読み返すと、大いなる学びがあったことがよくわかる証明書になっている!

ゼミでの学び(7期生 池戸、田中、丹羽)

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 こんにちは!7期生の池戸です!今回は前期最後となるゼミでの学びを振り返ります!

 今回のゼミも前回同様ICTを活用した授業の提案でした。本日は理科の授業をみんなで考えました。授業を提案してくれた3人、改めてお疲れ様でした!
 今回も素晴らしい学びができました。特に感じた事はICT活用の難しさです。
扱うことができるICTの情報が多すぎて今回は目指すゴールが明確でもそこにむけての手立てにてこずりました。
 時に教師は子供の気持ちをうまくコントロールしなければいけません。しかしそれが制限に変わるとそれは子供主体の授業だとは言えません。自分の思い描く展開を現実に行うのはとても難しいことです。より自然に授業で子供から引き出したいことを引き出せるかそれこそが教師に求められる力量ですね。このことに私たち玉置ゼミ7期生は改めて気づくことができたということが最大の学びではないでしょうか!

 授業を考えるとはこういうことの繰り返しだと思います。まだまだ授業技術は未熟ですが前期の玉置ゼミでの学びは本当に濃く、有意義なものでした。
 毎週、毎週いい意味でゼミの時間は緊張と楽しさで私の大学3年生前期は玉置ゼミ無しでは語れません。こうやってみんなと学べる場があることが本当に幸せだと実感してます。
 初めて会った日から今日まで本当に濃い時間を過ごし、気づいたらみんなのことが大好きでたまりません。それぐらい玉置ゼミは私にとって大きい存在になりました。しばらくみんなと対面でのゼミはできませんが、今日までの学びを実習で最大限活かして、成長した姿でまたみんなとゼミで会えるのが楽しみです!!(7期生池戸)



 こんにちは、7期生の田中です。遂にオリンピックがはじまりましたね。僕はどのスポーツも好きなのですが、中高とやっていたバスケが特に楽しみです!八村選手をはじめ、チーム一丸となってプレーする姿から目が離せません!!皆さんは、どの競技に注目されていますか?

 さて、今日は、7/23(金)に行ったゼミでの学びについて記事を書いていきます。

 今回のゼミでは理科のICT活用をした授業について検討しました。分野は天気の分野で雲の動きについての授業でした。教材が難しく、中々うまくいきませんでしたが、ゼミの中で学んだ特に大切だと思った2つのことについて書いていきます。

 1つ目は、意見が沢山出た時は一度整理することです。子どもから発言を引き出していくと様々な意見が出てきます。それらがごちゃごちゃなままでは、学びに繋がっていかないので一度整理する必要があります。ここで、整理の仕方にもスキルを学びました。先生がまとめるのではなく、話せそうな子を意図的指名で当てて、子どもの発言でまとめるということです。子どもたちがあたかも自分たちで進めていけているように先生が誘導していく。前回も学んだスキルですが、とても大切だなと感じました。また、少し難しい内容の際には、いきなり意図的指名で当てるのではなく、ペアやグループで確認などをしてから発言するというワンクッションを挟むことで、より効果的に出来ると学びました。

 2つ目は、ICT機器の活用方法です。ICT機器はすぐに様々な情報を調べたり、共有できるためとても便利です。しかし、ICT機器を用いることがメインになってしまい、子どもたちに学びがなかったら本末転倒です。そのため、子どもたちが上手くICT機器を活用できるような発問や指示をすること、使う時は使う、話を聞く時は聞くというようにメリハリをつけることもとても大切だと感じました。この際に、重要な発問は口頭ではなく黒板に書くことや、一度全体に注目をさせてから話し出すことなどを徹底してやっていくことも意識していきたいです。これらのスキルは、自分が小学生の頃を思い返すと先生方は当たり前のようにされていました。しかし、今の自分にはそのような行動1つ取ってもまだまだ出来ないので、意識して取り組むことで自分の技にしていきたいです。同時に、改めて教師という仕事の難しさも感じました。

 前期のゼミを通して本当に多くのことを学びました。すぐには出来ませんが、学んだことを1つ1つできるようにして、子どもたちにより良い学びの場を提供できる教員を目指していきたいです。まずは、教育実習で学んだことを意識して一生懸命頑張ります。このように有意義な学びの時間を過ごすことができたのは、ともに学んでくれた7期生の仲間、学びの場を提供してくださった玉置先生のおかげです。本当にありがとうございました。(田中)



 こんにちは。7期生の丹羽真琴です。気温が暑くなってきて、エアコンなしでは過ごしてられなくなりました。オリンピックで日本もさらに熱くなってきてますね。たくさんの頑張ってる選手を見るとパワーをもらえます!!私たちも沢山のパワーを受けてがんばってきましょう。*

 今回は前期最終回のゼミについて振り返ります!今回もICTの授業についてやりました。発表者の3人、お疲れ様です。
 今回の授業は、理科の天気について行いました。授業を受けての感想は、本当に難しい授業でした。みんなで授業展開に悩みました。そのなかで特に学んだことを2つかきます。

 一つ目は、授業のはじめからゴールまで自然とつながっていくように授業を仕組むことです。今回の授業を受けて、ゴールは明確なのに、「これは、ゴールに繋がっていくの難しいな」と感じることがたくさんありました。
 設定したゴールに、導いていくためには、生徒からどんな言葉がでたら授業が成功になるのかをまず考え、その上で、それを言わせるために、
・どんな情報が必要なのか
・どのようなことを考えなければならないのか
・どんな活動を仕組めたらいいのか

を考えていかなければならないし、ゴールまでの過程を自然になるよう、構成しなければならないことが大切だと改めて実感しました。

 2つ目は、子供たちをつなげていくということです。
・ひとつの発問を生徒が答え、その事について「どういうこと?」と繋げて授業を深めていくこと
・先生がこの生徒の意見を共有したい!と思ったら、「○○さん、とっても大切なことを言ってくれました。⬜︎⬜︎さん、〇〇さんなんていってた?」とみんなに共有していくこと
が大切だと思いました。
 また、グループで明日の天気を予想した際、意見がわかれたときは、話し合いを仕組んでいくことがいいなと思いました。そのとき、「これから意見を言い合わないといけないから、相手の意見ちゃんときいててよ!」みたいに、相手の意見を聞けるように手だてを立てていくことが必要だと思いました。

 前期のゼミで、玉置先生と、7期生のみんなから沢山のことを学びました。みんなで学び合ったことの一つ一つを大切にし、意識し、教育実習をより充実したものにしていきたいです。(丹羽)

2021年7月28日仕事日記

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 今日は午前と午後に講演。午前は三重県いなべ市で。念のため家を早めに出て、名古屋高速、東名阪自動車道、東海環状自動車道を走って、いなべ市教育会館へ。なんと講演開始の1時間半ほど前に到着。コンビニを探して朝食。会場付近を散策。

 9時20分から10時50分まで、員弁郡・いなべ市校長会の皆さんへ講演。演題は「働き方改革時代のスクールマネジメント」。今回は文部科学省サイトから「働き方改革」に関する資料なども提示しながらの講演。総合型校務支援システムの有効活用は働き方改革に効くことや、GIGAスクール構想実現のハードルを下げるには、端末の日常活用からと伝え、最後は「心の天気・学びの天気」の話へ。

 講演前に、「以前に先生にお聞きした実践を真似ています」と伝えに来ていただいた方や、奥さんが僕の話で管理職の楽しさを感じて管理職を目指すことにしたなど、とても元気が出る話を聞かせていただいたこともあって、いつも以上に熱が入る(笑)。

 終了後、すぐに会場を出て、清須市立清洲中学校へ向かう。12時ごろに近くに到着したので、ラーメン屋に入り、昼食。

 12時30分ごろに学校着。講演開始時刻は13時と思い込んでいたが、13時30分からとのこと。冷房がよく効いた会議室でしばし休憩。

 13時30分から15時まで、「新学習指導要領と学び合い」と題して講演。学び合いの基本から話してほしいというリクエストがあっての90分間の話。今回は動画をたくさん見せて、学び合いのイメージをもってもらうことに注力。質問もあり、それぞれの皆さんが課題としてとらえていただいたという感触あり。

 16時ごろ自宅着。16時30分から18時30分まで、大学オンラインCP委員会。ここのところの会議を受けて浮かんだアイデアを提案。ほぼ了解をいただき、一山超えたなという思い。今後を考えると、まだまだ検討しなければならないこと山積。

 明日は東郷町立音貝小学校現職教育で学習評価の話。その内容の最終確認。午後は犬山中学校で先生方相手に模擬授業。その資料作り。久しぶりに道徳「取り得る行動の検討」に挑戦。

 研究室HP記事は、7期生前期ゼミ最終回の提案授業の振り返り。今井さん、岡君、久野さんが発信。かなり厳しい指導をしたので、相当悔しかったらしい。

 実は僕自身が、適切な授業展開が浮かばす、引き続き考えることを提案。slackでどういう話し合いが始まるかを楽しみにしているが、この時期、ゼミ生はそれどころではなく、前期テストやレポート提出で必死の模様、しばし待とう(笑)。

7月23日7期生ゼミでの学び(今井、久野、岡)

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 みなさん、こんにちは!今回は最終ゼミで模擬授業をさせていただいた今井、久野、岡の3人の学びを載せさせていただきます!

【まだまだひよこちゃん(今井)】
 今回の最終ゼミで、自分自身で学べたことを認識するまでに時間がかかりました。ゼミが終わった瞬間は、自分の中で、何も吸収できなかったという感覚に陥っていました。
 時間をおいて、今回の私たちの班の模擬授業とゼミを振り返ってみました。自分の反省点としては、発言をする子の相手をしすぎてしまったことがあります。子どもの発言を拾いたいという気持ちが先行して、授業の流れを無視してしまい、授業が成立しなくなってしまいました。
 私の今回のゼミでの最大の学びは、授業づくりの難しさを身をもって感じたことだと考えています。授業はどれだけ考えても、思い通りにはいかないし、上手くいかないと思います。でも、何回も何回も試行錯誤を重ねることで、自分のパターンを作っていけるのだということが分かりました。
 私は、まだまだ成長途中のひよこなんだ。まだまだまだ、伸びしろがあるぞ!!自分!!ということで、教育実習に向けて、より一層の気合が入りました。

 また、今回のゼミでは、自分の感情が抑えきれなくなってしまった場面がありました。その時、7期生のみんなは、変に同情することもなく、いつも通りでいてくれました。7期生がみんなで本当によかったなと思いました。ありがとう。(今井)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。
 今日は、今期最終ゼミ!前回に引き続き、ICT活用授業提案会を行いました。今回は、今井さんと岡くんと共に授業提案者として参加しました。最終回にふさわしく、いつも以上に悩んで悩んで、学んで学んで学びまくったゼミでした。学びの量が多すぎて、自分の中でまだ消化しきれていません。実習で実践を重ねる中で、今日の学びを全て自分のものにしたいです!
 授業の反省点はたくさんありますが、一番は、目指すゴールとゴールにいくための発問がブレブレだったことです。授業を進める中で、授業者三人が、それぞれ異なるゴールを思い浮かべていることに気付きました。綿密に構想を練っていたつもりでしたが、一番重要であるゴールを絞れていませんでした。そのため、ゴールに向かうための発問も曖昧なまま、生徒役任せの芯のない授業になってしまいました。
 ゴール中心に授業を組み立てること、その重要さを改めて痛感しました。実習前に、大切なことを学ぶことができて良かったです。
 15回のゼミお疲れ様でした!!学びたっぷりの濃密な時間を過ごすことができました。玉置先生、たくさんの学びをありがとうございました!玉置先生が授けてくださった授業技術、実習で実践してきます!たくさん失敗して、たくさん学んできます!
(久野)

 こんにちは!いよいよ、大学生はテスト週になり前期で1番焦っている岡倖太郎です!
 今回は前期最終ゼミで模擬授業を今井さん、久野さんと3人でさせていただいたので、その感想について書かせていただきたいと思います!
 まず、率直に思ったことは実力不足だなということです。それは教材研究にあたっても、授業力に関してもです。教材研究はゴールが正しかったのか、それともゴールがブレたのかという問いに検討会の時に悩まされましたが、私はゴールが正しくなかったのではないかなと思いました。教材研究の段階でもっと教科書をしっかりと読み込むことと教科書を児童の目線で読むことの大切さを深く痛感しました。これからは教材研究の段階でいけるかなという慢心は捨てて、気がかりを解消できるまではしっかりと教材と向き合う力が大切だなと思いました。
 次に授業力ですが、これも発問1つをとってもまだまだだなと思いました。実際前で授業をしているときに児童がいい発言をしていても、そこを拾えないところや、拾ってもうまく使うことができないというもどかしさを感じました。これは先ほどの教材研究に戻りますが、ゴールをしっかりとして、子どもから引き出せたらいい発言をあらかじめもっとしっかり考えておくべきだと思いました。

 このように前期最終ゼミでも深い学びがたくさんあったゼミでした。この悔しい思いを忘れずに教育実習を全力で頑張ろうと思いました!前期のゼミでは沢山の課題が見つかったので、その分自分には伸びしろがあると前向きに捉えてこれからも頑張っていきます!
前期ありがとうございました!!!(岡)



2021年7月27日仕事日記

 6時ちょっと前に家を出て、大学へ向かう。7時前に研究室着。3時間弱かけて、この時期ならではの仕事をする。ここまでは進めたいという段階まで到達。

 9時ごろ、ゼミ生の今井さん来研。夏に読む教育書選び。少々の助言。

 10時から1時間30分、「恵那市サテライトキャンパスあり方検討委員会」副委員長として、オンライン会議に参加。アンケートのリード文、実証実験についての私見を述べる。

 11時30分ごろ、7期生下野さん来研。尾西歴史民俗資料館での下野さんアイデアの企画が大成功で、新聞に掲載されたとのこと。みんなで喜びあいたい。いずれ研究室HP記事にするように依頼。

 12時15分ごろ、教師論受講の1年生来研。授業で見せた映像の続きが見たいとのこと。喜んで貸し出し。

 12時30分、幼稚園教育実習オリエンテーション。実習委員長として、実習への覚悟を今一度確かめたいという気持ちで、30名を超える学生に話す。(夜にゼミ生から、なるほど!という指摘あり。さっそく関係者で共有。)

 オリエンテーション後、すぐに大学を出て自宅へ向かう。13時40分ごろ着。

 14時10分からの恵那市情報教育担当者の皆さんに、「スクールライフノート 心の天気・学びの天気のよさ」と題したオンラインミニ講演。これまでのプレゼンを再構成したプレゼン。自分でもすっきりできたプレゼン。

 終了後、3期ゼミ生の岡田さんから電話。なんと恵那市の研修会で僕の話を聞いていたとのこと。ゼミ生とこうしてつながるとは!「心の天気」の研修と聞いたので、僕が登場するのではないかと思っていたとのこと。さっそく「恵那市心の天気特派員」を任命(笑)。

 明日の午前はいなべ市&東員町校長会で講演。午後は清須市立清洲中学校で講演。そのプレゼンの最終確認。

 8月5日、いなべ市で、立川談慶師匠とともに行う会の打ち合わせ。今年は実現できるのが嬉しい。

 20時からzoomである二人に面談。1時間ほど。「心の天気」実践の良い話を聞くことができた。さっそく特派員任命(笑)。

2021年7月26日仕事日記

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 今日から、野口芳宏先生が言われるところの「夏働き」開始。

 9時15分から10時15分まで、本学スクールパートナーシップ事業による講師派遣で、羽島市教育委員会主催の力量アップオンライン講座の講師。演題は「若い教師が身につけておくと良い授業の技」。指名発言をしてもらいながらの展開。久しぶりに鈴木敏文さんを登場させて「子どものために頑張るな 子どもの立場で頑張れ」など、教師の基本となる事柄なども伝える。効果的な授業技術もいくつか紹介。

 14時5分から15時50分までは、大分市教育委員会主催のオンライン「校長研修」の講師。演題は「学校が元気になるICT活用術と校長のマネジメント」。ここでも指名発言をして、数人の校長先生に考えを述べてもらう。

 大きく二構成で、前半は、教職員とのつながり、活動の価値付けなどをICT活用でどのようにするとよいかの実践紹介。後半はGIGAスクール構想の実現にむけて、校長はどのようなことを理解して学校運営をすべきかを伝える。

 コロナ禍でオンライン講演でなかったら、午前に岐阜県羽島市、午後に大分市での講演は無理なこと。自宅から講演ができるよさを体感。

 積ん読状態だった書籍の山を少しでも減らそうと読書。まさにこれだ!という記述を見つけて嬉しい気持ちになる。

2021年7月25日仕事日記

 早朝から取り組んだのは、28日大学クリスタルプラン委員会での提案文書作成。皆さんから賛同いただけるように祈りを込めて(笑)作成。学部長へ送信。

 30日は福井県教職員研修講座(中学校数学科)でオンライン講演。すでに資料送付済みだが、教科書とエクセルの「箱ひげ図」の定義が違うことを教えてもらったので、考えていた展開は無意味だと判明。教材研究のやり直し開始。教科書素材で十分面白い展開ができることに気付いて再構成。資料の入れ替え依頼送信。

 15時30分に行きつけの床屋さんへ。前回が4月25日。3か月が耳被りの髪の毛を我慢できる限界(笑)。

 27日は恵那市情報委員会の皆さんに「心の天気・学びの天気」でミニオンライン講演。短時間でよさが説明できるようにこれまでのプレゼン見直し。再構成。

2021年7月24日仕事日記

 まず7期ゼミ生の「学びの天気」に書かれた振り返りへのコメント書きから開始。互いに読み合えることができる振り返り。ここにも意義がある。

 なかなか進まなかった新刊のプロット作成。すでに立川談慶師匠からは担当分のプロットが届いていて、僕が停滞させている状況。アンケートもまとまり、ここのところ収集した資料も参考にして、一気にプロット書き。セミナー後に送信完了。

 13時から「GIGA スクール構想実現に向けたオンラインセミナー 〜中学校での最初の一歩から探究学習まで / 愛知県春日井市から学ぶ〜」を視聴。高森台中校長の水谷先生ほか登壇で、探究学習が総合的な学習の時間だけではなく、教科でも実践されつつあるという意欲的な報告。最初の一歩の話があるからこそ、これから一人一台端末活用の日常化をしようとする学校に参考になる実践報告。高橋純先生、登本洋子先生による実践の価値づけがあって、より高森台中の実践が光る。14時30分終了。

 しばし休憩して、15時過ぎから「算数・数学授業研究会 創りMath」にオンライン参加。ちょうど「授業のまとめ」が提示されていたので、まとめるのは教師?子ども?と投げかけ。ある地区の指導案例集に示されたという毎時の「主体的に学習に取り組む態度」の評価ボックスについて話題提供。さらに「見通しと振り返り」についての奈須先生の主張を紹介。17時ごろ終了。

 大学CP委員会での提案文書の作成に取り掛かる。自分の考えは固まっているが、なかなかまとまらない(泣)。

 昨日の7期生ゼミで提示された理科難題「天気の移り変わり」についても頭の中で授業シミュレーション。やはりこの展開だ!と思うが、ゼミ生からの提案を楽しみにして待ちたい。

2021年7月23日仕事日記

 8時ごろ研究室着。いつものルーティン。講義準備。

 9時から1限「教師論」。今回はこれまでの教師論で登場してもらった優れた教師の実践を通して、「あなたはどのような教師になりたいと思ったか」をテーマに1200字程度の小論文書き。時間が足りない人は本日中に提出と指示。研究室に戻り、さっそく小論文読み開始。13時10分からも「教師論」。1限と同様。

 15時45分ごろに滋賀県から宮野さん来研。教員になって初の1学期の学級づくりについて、いろいろと話してくれた。気づいたことを助言。学校現場の大変さを三日間続けて聞くことになった。

 16時30分から18時30分まで7期生ゼミ。今井さん、岡君、久野さんが理科の「天気の移り変わり」を題材に、ICT活用も視野にいれて提案してくれた。ゴールから逆に指導展開を考えると、どうもしっくりこない。僕も苦悩。良い題材を提案してくれたことには感謝。しかし、このままでは気持ちは収まらない(笑)。該当教科書ページを送ってもらうことにして終了。

 授業技術で気になったことは、つぶやきをする子どもに対応しすぎてしまうこと。徐々に話す子どもへの対応だけになりつつあることを心配して助言。
 
 研究室に戻り、20時過ぎまでレポート読み。講義「教師論」を通して、自身の教師観が変容したことを具体的に書いてあるものばかりで、授業者としては嬉しく、そして充実感あり。

 21時過ぎに帰宅。つい見てしまうオリンピック開会式。様々な思いあり。明日の報道機関の発信のスタンスに興味があるところ。

 研究室HP記事は、下野さんの「苦手って素敵」。「「嫌い」と口にしなかったことで、私はひょんなことから様々な成功体験を積み重ねました。それは、続けていたからだと今は思います」という分析。なるほど!

苦手って素敵(下野)

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こんにちは、7期生の下野です!
今回は、私の苦手意識について考えることを綴りたいと思います。

結論から入りますと、「苦手って素敵」ということです。

私は、読書感想文が大の苦手でした。作文も苦手中の苦手でした。しかし、今は文章を褒めていただけることが増えました。今では、文章を書くことが大好きです。

私は、水が大の苦手でした。幼少期、父がよかれと思って連れて行ってくれたプールで顔に水がついただけでタオルがないと泣き出してしまい、父を困り顔にさせてしまうほど水が苦手でした。しかし、小学生では、市大会で3位になったり、愛知県の県大会で泳いだりと水の中にいることが大好きになりました。今も水泳は大好きです。

私は、国語が大の苦手でした。何を言ってるんだこの文章、心情ってなに?どこに説明があるの?どこに理由があるの?といつもチンプンカンプンでした。そんな私が今では、国語専修にいます。国語が大得意中の大得意です。

こうして見ていくと、私という人間は、どうやら苦手から大成しているようです。あれだけ苦手だったことは今では大好きになっています。
なぜだろうと考えた時、「苦手を苦手だと思うだけで、嫌いにならなかった」という共通点を見出すことができました。私は、昔から苦手なことを「嫌い」と表現することありませんでした。なぜそうしなかったのかは分かりません。「嫌い」と言ったらいけないと思っていたのかもしれません。

毎年やってくる憂鬱な読書感想文。文字数を稼ぐために、図書館で作者の伝記を読んで、それを作品に繋げ、これは作者の体験を物語にしているのではないかといった読書感想文を提出しました。本当に文字数を稼ぎたかっただけのあの行為が、優秀賞に選ばれました。

リレー選手の座をいつも取り合っていたライバルの友達が泳げることを知って、なんだか悔しくなって始めた水泳がいつの間にやら四泳法をマスターし、競泳までたどり着いていました。

あれだけ読めなかった国語が、素敵な先生との出会いでスルスルと文章が頭に入っていき、急に作者の意図が掴めるようになりました。

「嫌い」と口にしなかったことで、私はひょんなことから様々な成功体験を積み重ねました。それは、続けていたからだと今は思います。

何事も始めることは、簡単です。勢いでできますから。
終わることも簡単です。これも勢いでできてしまいます。ただ、続けることが一番しんどくて辛いものなのかもしれません。

「嫌い」を口にしなければ、続けられるのだと私は私の人生を通して感じます。「苦手」は「苦手」のままかもしれない。でも続けてさえいれば、「苦手」は「好き」に変わって、人生が広がるかもしれない。可能性が広がっているのです。

教壇に立った時、子どもが「苦手」と感じていること、その多くを受容することが求められます。「苦手」のその先にあるものを少しだけでも見せてあげられれば、それはそれは素敵な教師だと私は思います。
苦手だなあ、しんどいなあと感じている子どもに私の体験をこそっと耳打ちしてあげたいです。
「先生もそれすごく苦手だったんだ。でもなんだか今は楽しいみたい!」なんて笑顔で伝えてあげれば、子どもの心は「苦手」で生まれる不安から少し解放されるのではないかと思います。

「苦手って素敵」。
その先に広がる世界はとてもとても広いのだと子ども達の心を後押しできる教師となりたいです。

※写真は水を怖がっている幼少期の私です(笑)
(下野)

2021年7月22日仕事日記

 8時頃、研究室着。教育課程論の準備。9時から講義。工藤勇一先生の実践資料をもとに、これまでの教育課程論講義をもとに、学校づくりについての考えをしっかり書く時間。

 研究室に戻り、さっそくレポート読み。出欠表の振り返りもチェック。

 15時頃に5期生矢崎さんらが来研。この1学期で起こった大変な事柄を一つ聞いたが、聞けば聞くほどという話。でも、子どもが可愛くて、という言葉にしっかり教師をやっているんだということがわかって、送り出した者としては嬉しく、一安心。
 
 16時30分からフレンドシップの主に幹部に先日の質問への回答。学生が思うことをいろいろと聞く。十分に伝わっていないことは精一杯補足したつもり。今後の検討事項も明らかになったことは確か。

 和田先生にあることを電話報告。人を育てるときの心得について最近思うことをあれこれ。同じ視点であることでほっとできた時間。

 18時30分ごろから学部長とクリスタルプラン委員会の提案について相談。フレンドシップ説明会での学生意見報告。次回の会議で提案をすることに。

 20時近くに大学を出る。帰宅。ヘロヘロ。メール返信のみ。

 研究室HP記事は、7月18日のJEES教育シンポジウムに参加した時の学びを「学級経営の極意」と題して田中君が発信。しっかり聴いてメモしたことがもとになっていることがよくわかる記事。

学級経営の極意(田中)

 こんにちは、7期生の田中です。最近暑い日が続いていますね。皆さんは、暑い時は冷たい ものを食べる派ですか?それとも、激辛などを食べて汗をかきたい派ですか?僕は冷たいものを食べる派でしたが、最近激辛を食べて汗をかくのもありだなと思いはじめました(笑)。蒙古タンメンは適度に辛くて、美味しさもあるのでオススメです〜!笑

 さて、今回の記事では、7月18日(日)に行われたJEES教育シンポジウムに参加した感想や、学んだことを記事にまとめさせて頂きます。2時間という短い時間でしたが、とても濃い内容で、多くのことを学びました。その中でも特に自分が大切にしたいと思ったことをピックアップして記事にしていきます。

 まずは、赤坂先生の講演から学んだことを綴っていきます。「これからの学級経営」と題した赤坂先生の講演からは、これからの学級経営で教師に必要な力はどのようなものかを学びました。

 私は、主に3つのことが求められると感じました。1つ目は、子どもたちが集団内で主体的に活動できるようなシステムを作ることです。このシステムも、先生が定めて子どもたちに提示するのでなく、子どもたち自身に投げかけて、自分たちでルールメイキングをしていくことが大切だと学びました。確かに、自分が子どもの立場に立って考えてみると、先生から与えられて強制的にやらされるよりも、自分たちで決めた方がやらなきゃと思えるし、頑張りたいと思えます。しかし、ただルールメイキングを子どもたちにするように投げかけても難しいので、その前にまずは教師と子どもの信頼関係を築くことが大切になっていきます。

 2つ目は、1年間を通してガイダンスを行うことです。1年のはじめにガイダンスを行い、ルールなどを話し合っていくことはよくあります。しかし、そこでガイダンスを終わってしまうのではなく、1年間を通して子どもたちに話続けていくことが大切だと思いました。小学校では特に先生の圧力や力によってクラスが統制することも可能です。圧力や力によって抑え込んでしまうと、そのクラスの先生が統制出来てて良い先生、他のクラスの先生はダメだなどとなってしまうこともあります。そのような危険を回避するために、圧力や力で抑え込むのではなく、リーダーシップをしっかりと取り、1年間継続して行うガイダンスを通して皆と一緒に活動することは楽しいことや、決まりを守ることは皆の幸せに必要だということを伝え続けていくことが大切だと学びました。

 3つ目は、ステーションカリキュラムです。ゼミの時に玉置先生が子どもと子どもを繋ぐ発言や指示を沢山するのが良いというお話をよくして下さいます。ステーションカリキュラムはまさにそれと似ているなと感じました。1人だけて話すのではなく、皆が話すように繋いでいく。ステーション授業がその役割となって、生活と学習を繋いでいく役割をしていくことが大切だと学びました。加えて、アクティブラーニングを取り入れることが現在の教育現場では求められています。アクティブラーニングを行うためには、すぐに出来る様になるのではなく、場数を踏むことが必要なので、沢山トレーニングを積みながら長い目で出来る様に取り組んでいくことが大切だと感じました。

 次に、盛山先生のご講和から学んだことを綴っていきます。盛山先生の講演では、2つのことを特に大切にしたいなと感じまたした。

 1つ目は、子どもの背後にいる家族や子ども理解をすることがクラス作りの原点ということです。大学の授業でも子どもの環境や背景を考えて接していくことが大切だと学んだことがあります。今回の盛山先生のご講和はまさにそれを証明して下さったお話でした。学校の方針とご家庭の方針が同じ方向を向いていないとうまくいきません。学校だけ、家でと切り離すのではなく、学校とご家庭が連携して子どもたちのサポートをしていくことが大切だと感じました。

 2つ目は、子どもの思いを大切にして、「今」にきりきりしないことです。その子を今すぐ変えようと意識しすぎるのではなく、長い目でみて一生付き合っていけるような関係性を築けるような学級経営をしていくことが大切だと学びました。一生付き合っていけるような関係性を築くためには、子どもとの間に絶対的な信頼関係を築かないければいけません。そのため、子どもたちに愛情を注いで、大切にする、差別をしないなどして、安心して過ごせる学級を作ることがこのような関係性に繋がっていくと感じました。他にも、子どもがやりたいことをやらせてあげられるように、先生が調整したり、付き合ったり、信頼関係を築く、余裕を持つことも大切だと学びました、

 今回のセミナーを通して本当に多くのことを学びました。ここに綴ったこと以外にも多くのことを学びました。学んだことを全部実践出来たら本当にいいクラス作りが出来ると思います。私はまだまだ未熟ですが、学んだことを心にとめて、いつかこのような学級経営ができるような教員になりたいと思いました。まずは、9月から行われる教育実習でしっかりと頑張っていきたいです。(田中)

 写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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2021年7月21日仕事日記

 昨日の研究所会議を受けて、何人かの方に連絡。すぐの返信が続き、ほっとできる朝。

 9時頃に家を出て大学へ向かう。10時前に研究室着。新たな依頼を受けての資料集め。まずは役立つのではないかと思う書籍読みから。わずかな時間でも付箋紙が大量に付けた書籍。発想が広がる。

 ふと思い出したのが、こまきこども未来館の「体験ひろば」のこと。昨日の研究所会議で話題になったことをコミュニケーターの古谷さんへ電話伝達。「振り返りのポイント」を聞かれて、ちょうど読んでいた書籍にそれがあったので、さっそくメール。

 12時30分から教職専修会議。難しい課題。

 14時から教授会(実習委員長として報告)、審査教授会で、終了は17時頃。

 続いて、FD委員会主催の「しゃべり場」に参加。学生指導についての情報交流。18時ごろに中座。

 18時30分頃に5期生酒井さん来研。様々な報告をしてくれた。僕の経験から助言。といっても多くは四方山話を30分ほど。

 20時頃に帰宅。今日もいくつかの相談あり。依頼を受けていた秋の大会が対面での参集中止となり、講演も中止との連絡あり。夏の研修も現地での講演からオンラインに変更したいとの連絡もいくつかあり。ここに来て、判断が分かれてきていて、ある意味、その基準をどこにおいているかが興味あるところ。

 研究室HP記事は、「第3回学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」の記録更新のことを話題にして発信。

発信 第3回学級経営の困った!を一人で抱え込まないで

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 第3回の「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」は、7月19日(月)19時30分から21時までオンラインで開催しました。

 そのときの話し合いの内容を議事録としてアップしました。参考になると思います。お読みください。なお、この記録を作ってくれているのは7期生の下野さんです。

2021年7月20日仕事日記

 今週末〆切のいくつかの原稿は提出済み。そのため校正依頼が続いている(笑)。今日は3本。

 10時から15時30分ごろまで「授業と学び研究所」会議。久保さんらが作成の文部科学省発行の「全国働き方改革事例集から考えるEDUCOM」と題した報告書がかなり仕上がってきていて、それを話題にして、皆さんでいくつかの助言。こういう動きが若々しくていい。

 「ICT支援員」に関わることでの文書提案が小森さんらからあり、これまで曖昧にとらえていたことが徐々に明確になりつつあると実感。広く合意を得るためにも文章化は必要なことで、その第一歩として大いに評価したい。

 予定した議題が終わったので、急遽のフリートーク。もっとテーマを絞るべきだったかな、いや、これもいいかなと心の中は迷走。

 16時30分から羽島市教育委員会とzoom接続テスト。順調。よりよいオンライン研修となるためにこちらから依頼をする。

 19時30分から「EdTechで実現する「学びの自律化・個別最適化」と「学びの探究化・STEAM化」 - GIGAスクール・1人1台端末時代の学びの在り方を考える -」にオンライン参加。福島県大熊町の取組が凄い!教育と笑いの会で通った町なので思いは格別。

 本日が〆切だった恵那市プロジェクト提案。気づいて夜中に作業して送信。

 研究室HP記事は、7月16日7期生ゼミでの学び記録。下野さん、高橋さん、吉久さんが発信。今回の僕のキーサードは「指示あって学びなし」。学生の授業だけではないよね、という気持ち。

2021年7月19日仕事日記

 連載中の新教育ライブラリPremier2「教頭・副校長のための時間が増える!仕事のワザ」の3回目の原稿を書いて編集部へ送信。

 11時ごろ家を出て大学へ向かう。下野さんから昨日のJESS教育シンポジウムでの学びが届いたので、さっそくアップ。赤坂先生、堀田先生からすぐにレスがあって、お二人とも激賛。指導者としても嬉しいコメント。堀田先生がFBで紹介していただいたこともあって、アクセス数が一気に上昇。久々の600台。

 16時30分から重要会議。今回、僕はいつも以上に(笑)良い提案ができず、皆さんの意見を聞きながら、時折、感想を述べる程度。戦力になっていない。申し訳ない。

 17時30分ごろ大学を出る。高速2か所で事故があり渋滞。事故現場を通り過ぎるときに心臓高鳴る。巻き込まれる事故は避けたい。安全運転を言い聞かせる自分。

 帰宅。19時30分から「第3回 学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」を開始。今日は1学期終了間近ということもあって、多数の参加者あり。レギュラーメンバー以外の皆さんにも時々話してもらっての1時間30分。和田先生のコメントがいつも秀逸。和田コメントを聞くだけでも満足できるセミナーと自負。

 遅い夕食。頂き物の美味しいお肉を食しながら、めったに飲まないビールを飲む。食後はそのまま記憶なし。

7月16日 7期生ゼミでの学び(下野・高橋・吉久)

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【下野】
 こんにちは、7期生の下野です!
7月16日に、ICTを用いた模擬授業の第2回目が開講されました!

 今回は、体育「逆上がり」を題材にタブレットで動画を撮って学ぶ授業が展開されました。私は、「逆上がり」が大の苦手。出来はするものの、あまり得意ではありません。しかし、動画撮影にて「綺麗!」「おへそが鉄棒の近くにあるね!」等の褒め言葉をもらいました。自分では苦手としていたものが一つ自信になった瞬間です。

 検討会では、玉置先生から「指示あって指導なし」のお言葉を頂きました。体育の授業は、価値づけを個々に行う必要があります。指示は全体に、指導は個別に褒め言葉をかけて行うことを学びました。

 とてもとても素晴らしい授業で、「ああ、体育でのICT活用ってこんなにも会話が生まれるんだ」「楽しいな」と感じました。新しい授業構成を学び、またみんなで一段とパワーアップした気持ちです!

 素敵な授業をありがとう!!!玉置先生、いつもご指導ありがとうございます!

【高橋】
 こんにちは。7期生の高橋奈優です。
 今回は、田中さん、池戸さん、丹羽さんのグループのICTを使った体育の模擬授業を子供役として受けました。

 単元は鉄棒の逆上がりで、授業の最初と最後で動画を撮り子供達同士で話し合い改善点に気づくという授業でした。

 授業のゴールは、「一回目と二回目の動画を見比べどこが良くなったのか、次改善する点を確認できるようになる」でした。子供役をしていた私の思うゴールも教師側と同じだったのでゴールから逆算されたいい授業だなと思いました。

 今回の検討会で学んだことは、「子供の何気ないつぶやきを価値づけること」です。実際に子供役を体験してグループ活動で話し合っている時、教師側のポイントとなることを言っていても子供はそれが大事な事だと言うことに気づけないことを知りました。しかし、この何気ないつぶやきを価値づけることによって更に授業を深めることができ、子供たちが主役の授業をつくることができるのだと分かりました。具体的な価値づけの仕方は、グループ活動を机間指導し、ポイントをつぶやいた子にこっそり「今言ったこと後で聞くからね」と声をかけたり、意図的指名で「いいところ気づけたね」と褒めることによってできると知りました。実習でできたらやってみたいです。大切なことは全体に褒めても子供たちは自分のことだと思わないのでピンポイントで褒めるということです。どれも実習で実践してみたいことばかりです。

 今回のゼミも楽しいだけではなく学びばかりでした。個人的な話になりますが私は逆上がりが出来ません。今回の模擬授業で初めて動画を撮ってもらい「出来る子に比べて腕が伸びきっていてお腹と棒が離れているから腕の力が必要だ」という明確なアドバイスをみんなにして貰いました。できない子は正直どこを直せばいいのか全く分かりません。だから動画を撮るという活動はかなり効果があると思いました。自分も小学生の時に撮って欲しかったです。ところで大学には立派なジムがあります。誰か一緒に筋トレしませんか??今回も拙い文章ですが読んでくださりありがとうございました。(高橋)


【吉久】
 こんにちは。7期生の吉久です。
 今回はICTを活用した体育の模擬授業を受けました。

 題材は、鉄棒で「逆上がり」でした。5年生を想定して、3人1組で行いました。
タブレットで自分の姿を撮ってもらい、友達の姿を撮りました。グループで自分自身の1回目と2回目の違いや、3人の姿を比較することで、どこが皆と共通しているのか、違っているのか、初めての気付きがたくさんあり、とてもおもしろい授業でした。自分の姿を見ることが今までなかったので、新鮮に感じましたが、少し恥ずかしさもありました。

 検討会で学んだことは、褒めることの大切さです。
 子どもに価値づけを行うためには、具体的に誰がどのようにしたのかとはっきりとさせることが大切です。また、意図的指名で重要なことを全体で共有することも大切です。

 褒めることは体育の授業に限らず、どの授業でも大切なことであるので、教育実習でたくさん言うように意識しいていこうと思います。

 今回のゼミも楽しく学ぶことができました!!動画で友達と比較するので、新たな気づきを基にアドバイスをしあったりしていたので、より一層体育の授業が面白かったです。
最高な授業をありがとう!おつかれさま!(吉久)

7月18日 JESS教育シンポジウム での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です!

 7月18日に、第8回 JESS教育シンポジウム(オンライン) に参加させて頂きました。本セミナーでは、新学習指導要領に基づいた学級経営の在り方、その課題と解決に向けた具体的な学級づくりのポイントを学ぶことができました。現役の先生方へ向けたセミナーですので、現場の流れに則されたお話であると感じます。
 実習を控える身である私にとって、とても貴重なお話であり、学級経営の見方を学んだセミナーでした。

 私が今回のセミナーで考えたことは、「安定性×主体性」の学級経営についてです。赤坂先生のお話では、新学習指導要領と旧学習指導要領の相違点が指摘されました。
 旧学習指導要領では、児童/生徒指導の側面から学級経営が促されます。これは、安定した学級を見出すことに直結し、規律正しい学級が生まれることへと繋がります。つまり、「誰もが安心して学びを構築できる学級」と言えるでしょう。
 一方の新学習指導要領では、安定性を求める旧学習指導要領に付随して「主体性」を求める学級経営が促されます。「主体性」とは、「主体的・対話的で深い学び」の実現、つまり、児童/生徒が意欲的に「授業に」取り組むことが必要とされます。新学習指導要領では、「授業改善」の側面からの学級経営が促され、「安定性×主体性」の「誰もが安心して学びを構築し、意欲的に物事に取り組む学級」が目指されていることが分かりました。
 実は、私はずっと「主体性」と「安定性」のバランスに不安を感じていました。大学に入学してからは、新学習指導要領について沢山学びました。「主体性」「対話性」を重視することの意味を理解していたつもりです。しかし、学べば学ぶほど、「そもそもの学級の根幹の安定はどうやってつくるのだろう?」「安心する学級でありながら、主体性を求めるにはどうすれば、、、」と不安になっていました。
 今回のセミナーで、「安定性×主体性」の学級経営を学び、どちらの軸も大切であることがよく分かりました。
 
 また、赤坂先生、盛山先生、堀田先生のお話から、「子どもを愛する」学級経営を学びました。上記の「安定性×主体性の学級経営」を実現することに先ず大切なことは、「子どもを愛すること」だと三人の先生のお話をお聞きして感じました。子どもがここにいていいんだ、ここに居たい、ここで学びたいと思うことが学級経営の第一歩なのでしょう。
 子どもを「一人残らず全員愛して」「安定性と主体性」を兼ね備えた元気いっぱいの学級をつくりたい、その一員でありたいと今回のセミナーを通して強く感じました。

 再来月には、教育実習を控えています。現場の先生方へ向けたお話をこうしてお聞きすることがで、実習で着目したい視点がぐんと深まりました。まだまだ、経験不足理解不足ではありながら学生のうちにこういった貴重なお話を聞くことができて大変光栄です。

 JESSの皆様、赤坂先生、盛山先生、堀田先生、貴重なお話と機会をありがとうございました。
 こうした機会をいつも与えてくださる玉置先生、本当にありがとうございます。学んだことを将来きちんと活かすことができるよう、これからも日々学びを積み重ねていきたいと思います。(下野)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)
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2021年7月18日仕事日記

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 今日は楽しみにしていたセミナーと落語会がある日。朝から気持ちは高揚。

 10時からオンライン「第8回JEES教育シンポジウム」に参加。基調講演は赤坂真二先生による「これからの時代の学級経営」。講演を聞きながら、犬山中の先生方相手にする模擬授業のテーマを「多様性の理解」と決める。

 パネルディスカッションは堀田龍也先生コーディネートで、赤坂真二先生と盛山隆雄先生がパネリスト。ゼミ生には盛山先生の学級作りの具体が印象に残っただろうと推測。(講演タイトル画像は赤坂先生のFBから)

 7期生ゼミには、特に赤坂真二先生の講演から大いに学んでほしいと連絡。いずれ感想が届くはず。記事をお楽しみに。

 13時30分ごろ徒歩で味岡市民センターへ向かう。10分くらいのところで良質の落語会を見ることができることだけでも幸せ。

 14時開演。開口一番「雑俳」、伸治「太鼓腹」、一之輔「加賀の千代」、桂宮治真打ち昇進披露口上、味千代「太神楽」、宮治「蛙茶番」。3時間30分の公演。

 真打ち昇進披露口上は、宮治師匠のYouTube「撮って出し」で何度も見ていて、いよいよライブで見られると思うと、ワクワク感が抑えられないほど。伸治、一之輔、味千代の宮治をいじりながらの温かい口上に満足。

 久しぶりに聞く「蛙茶番」。宮治オリジナルも十分楽しめて、ますます他のネタも聴きたくなる。一之輔「加賀の千代」は、何もかも忘れさせてくれて大笑い。こういう人物設定があるのだと感心しつつの大爆笑。いやあ、落語は自由だと、今日も痛感。(口上写真は宮治師匠のFBから)

 今日も原稿書き。「月刊 日本教育」に連載中の原稿(今回は「一人一台端末を積極活用をしている学校の共通性)を仕上げて送信。

 研究室HP記事は、7月16日7期生ゼミで体育授業でのICT活用授業を提案した丹羽さん、池戸さん、田中君が発信。「指示あって指導なし」の助言からの改善点をしっかり書いてくれた。
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ゼミでの学び(7期生 丹羽 池戸 田中)

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こんにちは!6期生のみんなさん、教員採用試験1次試験、お疲れ様でした。今日は7/16に行ったゼミのふりかえりをしていきます!


こんにちは!7期生の丹羽です!
今回は、ICTを活用した授業の2回目で、自分のグループが模擬授業でした。
私たちは、5年生の体育で逆上がりの授業をおこないました。

実際に授業をやってみると、私たちがみたい姿がみられました。動画をスローでみたいといって、細かいところまでチェックをして気づいていることを伝え合ってる姿、1回目と2回目の動画を比較して違いを見つけている姿などです。生徒が自然とそのようなことをしたくなる活動をしくめたことは嬉しかったです。

しかしその一面、生徒の姿をみていいな!って思ったことを流れている時間の中で注目させること、褒めることが難しかったとかんじました。

検討会では、玉置先生から「指示あって指導なし」という言葉を伝えてられました。私たちは、いわれてから、生徒に対して褒める場面が全然なかったことに気付きました。
体育の授業は、個別指導が中心であり、価値づけを個々に行う必要があります。先生の話を聞き、個別に褒め言葉をかけて行う大切さを学びました。

子供の褒め方、いいなって思ったことを注目させ方、を玉置先生から学びました!先生のテクニックは、私たちがつまずいたことを解消させてくれるだけではなく、子供と子供を繋ぐこともできてしまうものでした。生徒側をしてたゼミ生も、こんなふうに褒められたら嬉しい!という声がありました。

今回の学びを実習でも生かしていきたいです。(7期生 丹羽)



こんにちは!7期生の池戸です!

今回のゼミはICTを活用した授業提案の第2回目でした。前回での学びを活かして今回は授業を提案する側として、ずっとやってみたかった体育の授業を行うことができました!
 ICT活用の王道といっても良い体育の授業ですが、一歩間違えると『活動あって学びなし』の授業になってしまう危険性があります。タブレットで動画を撮ることが授業の目的にならないよう気をつけながら私たちのグループがこの授業で目指すゴールを明確にして授業を考えました。

実際に授業をやってみると自然と私たちが求めていた姿が引き出せていたと思います。撮影した動画を生徒自身がゆっくり動かして自分の動きを確認したり、1回目と2回目の動画を比較して次の課題を決めたりとこれが実際の現場で自然と起きたらこの授業はとても大成功です。

しかしその中で『こういう時はどうするべきなんだ?』という疑問も生まれました。教室と違って外での活動になると全体に指示が通りづらく、指示以外のことを行う生徒や、子供からでた全体に共有したい意見をどのように共有するべきなのかとても悩みました。

この疑問を検討会でみんなと沢山深め、玉置先生から素晴らしいテクニックを学びました!子供たちに気づいて欲しいポイントを引き出すには、子供と子供を繋いでいく必要があります。その過程の中では子供を褒めることもできる。素晴らしすぎる戦術で、これを実習前に学べたことも実践を通して経験できたことも今日の最大の学びです。

教師は『子供と子供を繋ぐ』。当たり前のことかもしれませんが一番難しいことだと感じました。私たちはそれを教育実習前に学ぶことができたということはとても自信になります!!

いよいよ前期の玉置ゼミも残すところ1回となりました。ここまでたくさんの技術を学んできましたが、最後一回も学べるものは全て吸収して有意義な時間にしたいです。(7期生 池戸)


こんにちは、7期生の田中です!僕は「なんだろ」という言葉が口癖で、前回の発表の際には20回も言っていたとご指摘を頂きました。今回の模擬授業ではなんとしてでも言わないぞと意識したところ、なんとなんと言った回数は0回でした!!意識するってとっても大事ですね!

今回の記事では、7/16日のゼミで行った体育の模擬授業について書いていきます。

7/16のゼミでは、タブレット端末を活用して体育の模擬授業を行いました。結論から言うと『指示はあるが指導がない』授業でした。では、なぜそのような模擬授業になってしまったかというと、ほめる場面がなかったからです。模擬授業の中で、全体に向けて〇〇してていいねといった具合にはほめる声掛けをしていました。しかし、体育の授業は外で行っており、声も通りにくい、子供たちも自分たちの活動に集中しているということもあって、全体に対するほめの声掛けが伝わっていませんでした。

そこで、模擬授業後の検討会では、ほめるテクニックを学びました。何グループか回って様子を確認した後に、全体の注目を集めて、「〇〇さん今こんな良いこと言ったよ!」といった具合にほめます。そして、同じ意見が出たグループを挙手で確認し、そのグループも更にほめるといった具合です。こんなにほめられたら、僕が子供だったらとても嬉しいので、子どもたちもきっと喜ぶでしょう!!

他にも、子どもの助言から補助をして、助言に対してほめるというテクニックも学びました。このように、先生がやってあげたから出来たんだよではなく、君たちのお陰で出来たんだよとほめることが出来たらすごくいい授業になっていくなと感じました。

今回は、ほめるテクニックに着目しましたが、ゼミでは他にも様々なことを学んでいます。ゼミでの学びをいかして、9月からの教育実習をより有意義なものにしていきたいです!(田中)
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