2021年8月6日仕事日記

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 今日は野口芳宏先生がいわれるところの「夏働き」の前半の締めくくり。午前、午後とも一宮市教育委員会から依頼を受けての研修講師。そのため尾西生涯センターへ。

 午前は教務主任対象で、「充実した現職教育で 学校を元気にするミドルリーダーの在り方」。午後は希望参加者対象で、「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座」。

 いずれも2時間ほどの講演。今日の野口先生が言われる一級の聴き手のみなさんの前で話すことができたので、こんな幸せなことはない。中でも大学同期の牧野さんが聞いてくれ、率直な感想を届けてくれた。ありがたいの一言に尽きる。

 また午後は7期生全員が参加してくれた。ゼミ生が聞いていると思うと、さらに力が入る。「心の天気」「学びの天気」は取り組んでいる立場の気持ちを発表してもらった。

 終了後は、超久しぶりの喫茶店での振り返り。ちなみに僕は会場から喫茶店までは地図を見て徒歩で移動十分とみて歩く。ところがトンデモナイ距離。主体的に自分で徒歩を選んだのだから文句は誰にも言えない。やはり主体的は大切(笑)。

 18時ごろ帰宅。ずっとテレビを見て過ごす。こんなことも久しぶり。

 研究室HPトップ写真は入れ替え。本日のセミナーに参加した7期生との写真。みんないい笑顔。ぜひご覧を。

 さらに先日の安城市での講演に参加した久野さんが学びをまとめてくれた。僕が一番伝えたかったことをコンパクトにまとめてくれた。こちらもぜひご一読を。

8月3日「安城市 教務・校務・情報担当合同研修会」での学び(久野)

 こんにちは!7期生の久野舞菜です。

 暑い日が続いていますが、皆さまお元気でしょうか?私は最近夏バテ気味で、アイスしか食べられません、、。(笑)水分・塩分をとりつつ、適度に運動して、夏に負けない体力をつけていきたいですね!

 さて、今回は、8/3(火)に参加させていただいた「安城市 教務・校務・情報担当合同研修会」での学びを記したいと思います。本セミナーでは、「ICTで安城の『学び合い』を創る〜ICTによる個別最適な学びと、協働的な学びの可能性〜」をテーマに、玉置先生から講話をいただきました。2時間という短い時間の中でしたが、たくさんのことを学び、深く考えさせられました。その中でも、私が特に大切にしたいと感じたものを挙げたいと思います。

 それは、“依存する力”を児童につけさせることです。学級では、教え合いの一つとして、児童にミニ先生を任せることがあります。そのとき、できる子が「教えてあげる!」とできない子に駆け寄るケースは多く見られますが、できない子が「分からない!」「教えて!」と助けを求めるケースはあまり見られません。学び合いには、後者の姿こそが大切なのだと教えていただきました。分からないときは、自力解決をしようとしても仕方がありません。困っている時間を増やすだけです。また、教えてくれる子を待っているだけでは、主体的な学びは生まれません。分からないときに、自ら他者を頼り、周囲に依存する力をつけることが大切なのです。

 そのために、教師としては、「分からない」と誰もが言えるような環境をつくることが大切だと思います。分からないことは、決して、隠すような恥ずかしいことではないこと。「分からない」と言って誰かを頼ることで、みんなで学びを深め合うことができるんだということを児童たちに伝えていきたいです。また、教師自身も、分からない問題にぶつかったときに、無理に自分の中で結論付けようとせず、児童と一緒に考えようとすることが大切だと感じました。「先生にも難しいな。みんな一緒に考えてくれる?」と投げかけるのです。教師こそ、「分からない」と言える見本でありたいです。

 今月末から教育実習が始まります。これまで玉置ゼミで学んできたことをぶつけて、たくさんの失敗経験を積んできたいと思います。そして、その経験を玉置ゼミに持ち帰り、新たな学びへとしていきたいです。(久野)
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2021年8月5日仕事日記

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 今日はいなべ市教育研究所主催のスペシャリスト直伝・教科研修「話し方講座」。いわゆる立川談慶師匠との二人会(笑)。

 早朝から師匠と対談するときのだいたいの流れを作成。これなら師匠に認めてもらえるだろうと思われる内容が固まり、さっそくお伝え。すぐに返信があって、このまま本にもなりますよ、というお褒めの言葉。

 気をよくして、久しぶりに高座セットをもって、いなべ市教育研究所へ向かう。10時30分ごろ着。

 ホールの舞台専属がおられ、マイクや照明チェックはあっという間。お囃子打ち合わせも短時間で終了。

 11時20分ごろから師匠が到着される12時50分ごろまでは、会議室で一人出番の段取り。

 談慶師匠到着。さっそく打ち合わせをして開演を待つ。

 13時30分から14時5分まで、僕が笑いの効用など久しぶりのまくらを話して、落語「親の顔」へ。

 続いて立川談慶師匠が、お願いしたようにまくらたっぷりの後、落語「井戸の茶碗」へ。

 15時10分ごろから16時まで師匠と対談。内容は以下のとおり。

・落語家になるには
・立川談志とは、談志に入門したわけ
・前座、二つ目、真打 
・修・破・離
・個性は迷惑だ
・独演会名人になるな
・聴くが9割
・間のとり方
・落語はワクチンでもある

 自分が楽しいのだから、皆さんの楽しいはず(笑)。終演後、二人でサイン会+書籍販売。

 16時45分ごろ会場を出て、帰路へ。18時ごろ帰宅。コロナ禍が激しくなったこともあり、対面からオンライン講演への切り替えができるかどうかの問い合わせが続き、その対応。さらに8月中旬から後半へかけての講演資料を早めにほしいとの依頼があって、その対応。お盆を含む休業がけっこうな日数あるためとのこと。  

2021年8月4日仕事日記

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 午前は長久手市立南中学校現職教育で講演。ナビを使っていながら、名古屋ICでルートを間違えて遠回り。とはいえ、ほぼお約束の時間に到着。やはり余裕は必要。

 南中は23学級もある大きな学校。先生方も多く、60名近い先生方に講演を聞いていただけた。演題は「学習評価で子どもを育てる」。中学校教材を多くして展開。いつも以上に先生方とやりとりをしながらの1時間30分。満足いただけた模様。

 午後の講演のために、東海市教育センターへ向かう。12時ごろには近くに到着。モスバーガーで休憩も兼ねてランチ。

 13時ちょっと過ぎに到着。参加申し込み者が100名以上あったとのことやコロナ禍であることもあって、ハイブリット型講演。とはいえ、僕は対面参加の30名ほどの方に向かって普通に講演(笑)。

 いただいた演題は「深い学びにつながる対話的な学び」。こうした切り口で講演をしたことはなく、再度勉強しなおして、深い学びを生み出すには、教師自身が深い学びのイメージを持っていること、深い学びを生み出すには良質な対話が必要であることなどを映像も入れながらのほぼ2時間。

 講演はオンラインで聞き、終了後にわざわざ会場に顔を出してくれたかつてのゼミ生、4期生の関口さんの近況を聞きたいと思い、喫茶店へ。僕の近況報告もしながらの四方山話。楽しい時間。

 18時40分ごろ帰宅。少し休んで、明日の立川談慶師匠との会の仕込み。明日は久々に着物を持参しての講演会のため、いなべ市へ向かう。

2021年8月3日仕事日記

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 午前は清須市立清洲東小学校現職教育講師で、清須市春日公民館へ。いつもの喫茶店経由で9時ごろ着。講演依頼内容を確認してプレゼン準備。

 演題は「主体的に学ぶ子どもを育てるために」。主体的な子どもの姿(授業のゴール)を自分自身がしっかりイメージして、そのための手立てを試みることを強調。最後は「心の天気」「学びの天気」を紹介。1時間30分ぴったりの講演。

 なるほど!という質問をいただいて、「ふりかえり」の大切さを強調する際に大切なことに気づかせていただく。本もたくさん買っていただいた。皆さんに感謝。

 終了後、安城市教育センターへ向かう。センター近くまで来たので昼食。

 14時から休憩10分間をいれて16時まで講演。演題は「ICTで安城の『学び合い』を創る〜ICTによる個別最適な学びと、協働的な学びの可能性〜」。

 まず「なぜ学び合い(協働的な学び)なのか」の問いかけから入る。随分前から学び合いに取り組んでいる安城だからこその演題をいただいたわけで、だからこそ、原点に立ち返っていただこうということから最初の投げかけを決めた。

 原点を押さえた後、サブタイトルの「個別最適な学び」の深掘りへ。「指導の個性化」「学習の個性化」とも、文部科学省文書をよく読むと、「主体性の重要性」に行きつくことを伝えて、ICTを活用した学び例を紹介。参加者が教務主任、校務主任、情報教育担当教諭なので、校内でICT活用を推進するための研修例も示す。初めは2時間は長いなあと感じていたが、終わってみると用意したコンテンツのいくつかが紹介できていなかった状態。

 終了後、12月に訪問する岡崎市立河合中学校の校長、教頭、教務主任と懇談。訪問に際して丁寧なご挨拶をいただき恐縮。

 17時少し前に会場を出て帰路へ。18時ごろ帰宅。明日の講演プレゼン確認や締め切りが迫ってきている原稿書きを少々。

 

2021年8月2日仕事日記

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 早朝から10時からの立川談慶師匠と山本さんとの新刊打ち合わせのための資料作成を必死。3時間ほどかかり、ギリギリ会議開始に間に合う、会議では早朝からの努力(笑)が実り、しっかり自分の考えを伝えることができた。ほぼ認めていただき、今後は編集の山本さんからのプロットを待つ段階に。楽しみがまた一つ増えた。12時までたっぷり打ち合わせ。

 12時30分から紀北教育研究所とzoom接続テスト。順調。

 13時30分から休憩を2回入れて16時20分ごろまで、紀北教育研究所研修講座オンライン講演(写真参照)。演題は「主体的・対話的で深い学びを生み出し学力向上をさせる教師の動き方」。

 20数名の参加者。ほぼ全員の方に指名発言をしていただくことができた。動画発信もスムーズでストレスなし。ありがたい質問があって、僕が言葉足らずであったところを補足できたことも嬉しい。

 17時ごろに大学経由で岐阜市教育委員会から、昨日の岐阜新聞掲載記事「コロナ禍で子どもの「うつ症状」深刻 タブレットに「天気記号」心の変化を見える化」を見て問い合わせあり。詳細を20分ばかり話して、資料をメール配信。こうしたすぐの反応も嬉しいこと。

 明日の午前は清須市立清洲東小学校現職教育で講演。午後は安城市教育センターで講演。両方の依頼内容とプレゼン資料の最終確認。安城市からの依頼を読み直すと、僕はその内容を大きく読み間違えていることに気づく。さっそく担当者に電話。確かめてみると、やはり僕のとらえ違いあり。明日までに資料を作り直すことを約束して、さっそく作業開始。23時ごろまでかかる。最終資料を見直してみると、以前に送った内容とかなり異なってしまった資料。最終点検をして本当によかった。最終点検は絶対に怠ってはいけないと心に刻む。もっとも読み間違えないようにすることが大切か(笑)。

 日本教育新聞2021年8月2日号に「先生のための『話し方』の技術」の書評が掲載される。こちらもありがたいこと。 

日本教育新聞に「先生のための『話し方』の技術」の書評が掲載される

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 2021年8月2日付、日本教育新聞に拙著「先生のための『話し方』の技術」の書評が掲載されました。ありがたいことです。

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 玉置崇・岐阜聖徳学園大学教授とスピーチコンサルタントの菱田さつきさんはこのほど、「聞き上手」「話し上手」になるための基礎・基本をまとめた「先生のための『話し方』の技術」(明治図書出版、写真)を発行した。
 自分が発した言葉を相手により円滑に伝えるために必要な知識や考え方などを具体的な場面とともに挙げたもので、教職員だけでなく管理職にとっても役立つ内容だ。
 菱田さんが執筆した基礎知識の章では、例えば雑談について、決して「雑」なものではないとし、「今ここを楽しむ」「自己開示をする」「アドバイスシーキング」など三つのポイントを示している。気負うことなく今この瞬間を楽しむ気持ちで語り始める、まずは自分のことを話してみる、相手にアドバイスを求めてみる―というものだ。話の分量は相手6割、自分4割を目安にする。してはならないこととしては、「ダメ出し」「マウント」「ジャッジ」を挙げる。
 良い対話の相手になるためのポイントでは、「どんなに口下手な人も、優れたインタビュアーの前では饒舌になれ」るなど本質を突いた指摘が続く。
 玉置教授は、自身の教職経験を踏まえながら、子どもに話す技術、教職員、同僚に話す技術、保護者に話す技術―を解説。
 教職員や同僚に話すときは、記憶に残るフレーズを入れる、助言をする場面では子どもとのやりとりを基に伝える、保護者に話すときは、「先生は我が子をよく見てくれている」と感じさせる、「保護者9割、教師1割」の配分を意識する、「いつ」を明確にする―といった技術を載せた。
 本書のまとめの部分には、「技術は才能ではなく、トレーニングで習得できる。技術は思いを伝えるために存在している」という趣旨の言葉があった。
 定価は1980円。問い合わせは明治図書出版(Tel03・5907・6668)。

2021年8月1日仕事日記

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 FBを見ていると、ワクチン接種での副反応の報告がけっこうある。自分は、2回とも腕が少し痛いなと感じただけで、2回目接種日は、原稿が一気に進んだという状況。自分は本当にワクチンが体に入ったのか心配(笑)。

 研究に関わらせていただいている犬山市立犬山中学校の依頼に対応。10月の研究発表会参加者へ、事前に(僕が考える)「犬山中学校研究発表会の注目点」を知らせておきたいとの依頼。ユニークな研究主任からの願いで、注目点を知らせる動画を作成。動画を見て参加された方が「なるほど!」と言っていただけるように、また「動画と違う!」と言われないように(笑)、犬山中の授業を見る時の視点が明確にできたと自負。校長、研究主任に完成報告メール。

 滋賀の北村遥明先生の虹天塾近江動画1時間半を視聴。とても良い刺激をいただく。高校の学科コースの生徒数を3倍近く増やされるなどの凄い成果を出されたこと、これまでの学びを生かして戦略的に、そして多くの皆さんを巻き込んでされたことは、本当に素晴らしい取組。プレゼンもうまくて、面白くて、様々な工夫もあり、感心するばかり。

 明日の午前中は立川談慶師匠と編集の山本さんと新刊の打ち合わせ。詳しいプロットを書き始める。

 

2021年7月31日仕事日記

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 岐阜新聞社会面に「コロナ禍で子どもの「うつ症状」深刻 タブレットに「天気記号」心の変化を見える化」と題して、「心の天気」のことが掲載されたことを知る。こうして価値を発信していただけることは、アイデアを出した人間としてとても嬉しい。

 日本教育新聞から依頼があった原稿を書くために、文部科学省国立教育政策研究所 生徒指導・進路指導研究センター発行の「生徒指導リーフ増刊号 いじめのない学校づくり3 基本方針を実効化する対策組織の構成と運用」を熟読。リーフで伝えたかった要点をとらえて原稿化。編集部へ送信。

 先日、恵那市情報部会の皆さんに行った「スクールライフノート 心の天気・学びの天気のよさを語る」のプレゼンはよくまとまっていて、伝える力があると判断。ならば現時点でこのプレゼンを使って説明動画を作っておくとよいと思い、その収録。19分40秒の動画完成。

 自宅新築してから15年近くなり、あちこちで不具合が出てきている。ここ1週間はエアコン故障。修理費と新品購入費を比較して新品に入れ替え。数か月前からこんなことが続いている。まあ仕方がないこととあきらめ。
 

岐阜新聞掲載 コロナ禍で子どもの「うつ症状」深刻 タブレットに「天気記号」心の変化を見える化 20210731

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 2021年7月31日岐阜新聞社会面に、「心の天気」活用の記事が掲載されました。以下は岐阜新聞webからです。

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 新型コロナウイルスの影響によりマスク着用や黙食などの制約が続く学校現場で、子どもたちの「うつ症状」が深刻化している。そうした中、岐阜県恵那市がタブレット端末を活用し、子どもたちの心の変化をつかむ「心の天気」システムを県内で初めて導入した。先行実施校で活用が始まっている。

 国立成育医療研究センター(NCCHD)が継続的に実施する「コロナ×こどもアンケート」によると、第4回(2021年2月公表)では小学4〜6年生の15%、中学生の24%が中等度以上のうつ症状が見られることが判明。第5回(5月公表)では先生への相談のしやすさが「減った」子どもが「増えた」の約3倍以上の51%に上るなど、心理的ストレスを抱える実態が明らかとなった。

 見えにくい子どもの心理を見える化するのが「心の天気」システムだ。タブレット端末を使い、「晴」「曇」「雨」「雷」の四つの天気記号から、児童生徒自身が今の気持ちに近いマークを選んでタッチする。毎日の履歴データから、児童生徒の心の揺れ動きに教員は早く気付ける。子どもにとっても負担感なくSOSを発信できる。

 システムは、岐阜聖徳学園大の玉置崇教授(64)の研究が基になっており、学校支援システムを手掛けるIT企業のEDUCOM(愛知県)が提供。大阪市の全小中学校のほか、名古屋市などで利用が広がる。県内では、玉置教授が恵那市のICT教育に関わることから、市内の全22小中学校で活用が決まった。

 先行実施校となった山岡中学校(同市山岡町下手向)は6月下旬から運用を始めた。抵抗感があったり、自身の平常心の状態がどのマークに当てはまるのか戸惑ったりする生徒もいたが、徐々に自分の心を客観的に捉えられるようになってきたという。

 システムには生徒自身がコメントを書き込める機能がある。教員からは「いじめなど深刻な相談は入力に時間がかかり、周りの目を気にする子もいる」として、生徒とやりとりする生活ノートを併用すべきといった意見があった。生徒が入力したマークは教員間で共有でき、「教員の指導力や経験年数の差に関係なく、複数の目でサインをつかめる」との意見も出た。

 市内の他校では2学期から活用を予定する。市教育委員会の山本晋平指導主事(49)は「マークを手掛かりに、どのように生徒の気持ちを引き出すかが重要。試行を重ねながらより良い個別指導につなげたい」と話す。

2021年7月30日仕事日記

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 午前中は「週刊教育資料」の原稿書き。なんと65回目となる連載。今日のテーマは「対話が生まれるきっかけ」。ほぼできたところで夕方に見直して、修正を加えて編集へ送信。

 13時30分から福井県教育総合研究所から依頼を受けた「中学校数学科研修講座〜主体的・対話的で深い学びを実現する『データの活用』の授業づくり」のオンライン講師。

 前半1時間は「数学授業で捉える主体的・対話的で深い学び」と題して講演。時折参加者を指名して「データの活用」領域でのテーマに迫る具体例がわかるように展開。

 後半1時間半は、データの活用領域の模擬授業を展開。初試みだったが、様々な観点から頑張った(笑)教材研究の成果が出て、参加者アンケートも大好評だった模様。子どもの立場で考えて発言していただいたり、ブレイクアウトで話し合ってもらったことが功を奏したと推測。

 最後は「学習評価」の質問が出て、「主体的に学習に取り組む態度」の評価について大急ぎで伝える。16時30分に終了。

 8月の研修について、各所から確認のメール。その対応。岐阜県教員採用試験一次結果の報告を受ける。今年度も我がゼミは順調。

2021年7月29日仕事日記

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 午前は、東郷町立音貝小学校現職教育で、イーストプラザいこまい館に向かう。ホールには、音貝小学校の先生方だけではなく、教育委員会や他校の先生方も集まっておられ、予想より聞き手が多いという嬉しい状況。

 控室で校長や教務主任から、学習評価に関わる様々な質問を受けて30分間ほど助言。これだけで満足していただいた模様(笑)。

 10時から11時30分まで「学習評価で子どもを育てる」と題して、「総括評価」と「形成的評価」を混乱しないなど、現場の状況を十分に踏まえて話したつもり。特に「主体的に学習に取り組む態度」の評価について重点を置く。「振り返り」の大切さは動画で伝える。終了後の感想を聞くと、「すっきりしました」といった言葉を聞くことができ、役目を果たすことができたと自己評価。

 犬山市立犬山中学校へ移動。13時30分ごろに到着して、今日の最終打ち合わせ。研究主任の依頼は、子どもをつなぐことの大切さや技術を模擬授業を通して先生方に伝えてほしいというもの。難題をいただいたが、これまで関わってきて、そのように助言した自分なので断るわけにはいかない(笑)。

 久しぶりの「取り得る行動の検討道徳」。山田貞二先生に紹介していただいた「国境なき医師団」を話題にして、主人公の取り得る行動を出し、それをもとに話し合い。
 
 模擬授業をしながら授業の技を解説をするという久しぶりの展開に、自分自身が混乱しないように注意しながら1時間弱の模擬授業+解説。

 その後、各教科で10月の発表会に向けての検討会に同席させてもらい、質問を受けるという役目。数学科からいただいたレポートの評価質問は、まずもってこうした取り組みがされていることが素晴らしく、評価の基準作りは実践を重ねることから見えてくるという考えだが、ある程度の見通しがほしいという気持ちは確か。僕も熟考。

 校長室で今後の僕の役割をいただく(笑)。研究発表会前に動画で「犬山中学校研究発表会の注目点」を作ること、発表会当時は講演はなく、発表会から見えてきたことなど、犬山中研究の総括を動画作成してほしいとのこと。提案がいつも斬新で驚くことが多いが、勉強させてもらえる機会をもらったと思い、引き受ける。

 強雨で先が見えない状況の中、安全運転に心掛けて帰宅。

 明日締め切りの原稿があり、とりかかるが、今一つ方針が定まらず断念。

 研究室HP記事は7月23日7期生ゼミでの学び。池戸さん、田中君、丹羽さんが発信。これで前期ゼミの記事は終了。これまでの記事を読み返すと、大いなる学びがあったことがよくわかる証明書になっている!

ゼミでの学び(7期生 池戸、田中、丹羽)

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 こんにちは!7期生の池戸です!今回は前期最後となるゼミでの学びを振り返ります!

 今回のゼミも前回同様ICTを活用した授業の提案でした。本日は理科の授業をみんなで考えました。授業を提案してくれた3人、改めてお疲れ様でした!
 今回も素晴らしい学びができました。特に感じた事はICT活用の難しさです。
扱うことができるICTの情報が多すぎて今回は目指すゴールが明確でもそこにむけての手立てにてこずりました。
 時に教師は子供の気持ちをうまくコントロールしなければいけません。しかしそれが制限に変わるとそれは子供主体の授業だとは言えません。自分の思い描く展開を現実に行うのはとても難しいことです。より自然に授業で子供から引き出したいことを引き出せるかそれこそが教師に求められる力量ですね。このことに私たち玉置ゼミ7期生は改めて気づくことができたということが最大の学びではないでしょうか!

 授業を考えるとはこういうことの繰り返しだと思います。まだまだ授業技術は未熟ですが前期の玉置ゼミでの学びは本当に濃く、有意義なものでした。
 毎週、毎週いい意味でゼミの時間は緊張と楽しさで私の大学3年生前期は玉置ゼミ無しでは語れません。こうやってみんなと学べる場があることが本当に幸せだと実感してます。
 初めて会った日から今日まで本当に濃い時間を過ごし、気づいたらみんなのことが大好きでたまりません。それぐらい玉置ゼミは私にとって大きい存在になりました。しばらくみんなと対面でのゼミはできませんが、今日までの学びを実習で最大限活かして、成長した姿でまたみんなとゼミで会えるのが楽しみです!!(7期生池戸)



 こんにちは、7期生の田中です。遂にオリンピックがはじまりましたね。僕はどのスポーツも好きなのですが、中高とやっていたバスケが特に楽しみです!八村選手をはじめ、チーム一丸となってプレーする姿から目が離せません!!皆さんは、どの競技に注目されていますか?

 さて、今日は、7/23(金)に行ったゼミでの学びについて記事を書いていきます。

 今回のゼミでは理科のICT活用をした授業について検討しました。分野は天気の分野で雲の動きについての授業でした。教材が難しく、中々うまくいきませんでしたが、ゼミの中で学んだ特に大切だと思った2つのことについて書いていきます。

 1つ目は、意見が沢山出た時は一度整理することです。子どもから発言を引き出していくと様々な意見が出てきます。それらがごちゃごちゃなままでは、学びに繋がっていかないので一度整理する必要があります。ここで、整理の仕方にもスキルを学びました。先生がまとめるのではなく、話せそうな子を意図的指名で当てて、子どもの発言でまとめるということです。子どもたちがあたかも自分たちで進めていけているように先生が誘導していく。前回も学んだスキルですが、とても大切だなと感じました。また、少し難しい内容の際には、いきなり意図的指名で当てるのではなく、ペアやグループで確認などをしてから発言するというワンクッションを挟むことで、より効果的に出来ると学びました。

 2つ目は、ICT機器の活用方法です。ICT機器はすぐに様々な情報を調べたり、共有できるためとても便利です。しかし、ICT機器を用いることがメインになってしまい、子どもたちに学びがなかったら本末転倒です。そのため、子どもたちが上手くICT機器を活用できるような発問や指示をすること、使う時は使う、話を聞く時は聞くというようにメリハリをつけることもとても大切だと感じました。この際に、重要な発問は口頭ではなく黒板に書くことや、一度全体に注目をさせてから話し出すことなどを徹底してやっていくことも意識していきたいです。これらのスキルは、自分が小学生の頃を思い返すと先生方は当たり前のようにされていました。しかし、今の自分にはそのような行動1つ取ってもまだまだ出来ないので、意識して取り組むことで自分の技にしていきたいです。同時に、改めて教師という仕事の難しさも感じました。

 前期のゼミを通して本当に多くのことを学びました。すぐには出来ませんが、学んだことを1つ1つできるようにして、子どもたちにより良い学びの場を提供できる教員を目指していきたいです。まずは、教育実習で学んだことを意識して一生懸命頑張ります。このように有意義な学びの時間を過ごすことができたのは、ともに学んでくれた7期生の仲間、学びの場を提供してくださった玉置先生のおかげです。本当にありがとうございました。(田中)



 こんにちは。7期生の丹羽真琴です。気温が暑くなってきて、エアコンなしでは過ごしてられなくなりました。オリンピックで日本もさらに熱くなってきてますね。たくさんの頑張ってる選手を見るとパワーをもらえます!!私たちも沢山のパワーを受けてがんばってきましょう。*

 今回は前期最終回のゼミについて振り返ります!今回もICTの授業についてやりました。発表者の3人、お疲れ様です。
 今回の授業は、理科の天気について行いました。授業を受けての感想は、本当に難しい授業でした。みんなで授業展開に悩みました。そのなかで特に学んだことを2つかきます。

 一つ目は、授業のはじめからゴールまで自然とつながっていくように授業を仕組むことです。今回の授業を受けて、ゴールは明確なのに、「これは、ゴールに繋がっていくの難しいな」と感じることがたくさんありました。
 設定したゴールに、導いていくためには、生徒からどんな言葉がでたら授業が成功になるのかをまず考え、その上で、それを言わせるために、
・どんな情報が必要なのか
・どのようなことを考えなければならないのか
・どんな活動を仕組めたらいいのか

を考えていかなければならないし、ゴールまでの過程を自然になるよう、構成しなければならないことが大切だと改めて実感しました。

 2つ目は、子供たちをつなげていくということです。
・ひとつの発問を生徒が答え、その事について「どういうこと?」と繋げて授業を深めていくこと
・先生がこの生徒の意見を共有したい!と思ったら、「○○さん、とっても大切なことを言ってくれました。⬜︎⬜︎さん、〇〇さんなんていってた?」とみんなに共有していくこと
が大切だと思いました。
 また、グループで明日の天気を予想した際、意見がわかれたときは、話し合いを仕組んでいくことがいいなと思いました。そのとき、「これから意見を言い合わないといけないから、相手の意見ちゃんときいててよ!」みたいに、相手の意見を聞けるように手だてを立てていくことが必要だと思いました。

 前期のゼミで、玉置先生と、7期生のみんなから沢山のことを学びました。みんなで学び合ったことの一つ一つを大切にし、意識し、教育実習をより充実したものにしていきたいです。(丹羽)

2021年7月28日仕事日記

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 今日は午前と午後に講演。午前は三重県いなべ市で。念のため家を早めに出て、名古屋高速、東名阪自動車道、東海環状自動車道を走って、いなべ市教育会館へ。なんと講演開始の1時間半ほど前に到着。コンビニを探して朝食。会場付近を散策。

 9時20分から10時50分まで、員弁郡・いなべ市校長会の皆さんへ講演。演題は「働き方改革時代のスクールマネジメント」。今回は文部科学省サイトから「働き方改革」に関する資料なども提示しながらの講演。総合型校務支援システムの有効活用は働き方改革に効くことや、GIGAスクール構想実現のハードルを下げるには、端末の日常活用からと伝え、最後は「心の天気・学びの天気」の話へ。

 講演前に、「以前に先生にお聞きした実践を真似ています」と伝えに来ていただいた方や、奥さんが僕の話で管理職の楽しさを感じて管理職を目指すことにしたなど、とても元気が出る話を聞かせていただいたこともあって、いつも以上に熱が入る(笑)。

 終了後、すぐに会場を出て、清須市立清洲中学校へ向かう。12時ごろに近くに到着したので、ラーメン屋に入り、昼食。

 12時30分ごろに学校着。講演開始時刻は13時と思い込んでいたが、13時30分からとのこと。冷房がよく効いた会議室でしばし休憩。

 13時30分から15時まで、「新学習指導要領と学び合い」と題して講演。学び合いの基本から話してほしいというリクエストがあっての90分間の話。今回は動画をたくさん見せて、学び合いのイメージをもってもらうことに注力。質問もあり、それぞれの皆さんが課題としてとらえていただいたという感触あり。

 16時ごろ自宅着。16時30分から18時30分まで、大学オンラインCP委員会。ここのところの会議を受けて浮かんだアイデアを提案。ほぼ了解をいただき、一山超えたなという思い。今後を考えると、まだまだ検討しなければならないこと山積。

 明日は東郷町立音貝小学校現職教育で学習評価の話。その内容の最終確認。午後は犬山中学校で先生方相手に模擬授業。その資料作り。久しぶりに道徳「取り得る行動の検討」に挑戦。

 研究室HP記事は、7期生前期ゼミ最終回の提案授業の振り返り。今井さん、岡君、久野さんが発信。かなり厳しい指導をしたので、相当悔しかったらしい。

 実は僕自身が、適切な授業展開が浮かばす、引き続き考えることを提案。slackでどういう話し合いが始まるかを楽しみにしているが、この時期、ゼミ生はそれどころではなく、前期テストやレポート提出で必死の模様、しばし待とう(笑)。

7月23日7期生ゼミでの学び(今井、久野、岡)

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 みなさん、こんにちは!今回は最終ゼミで模擬授業をさせていただいた今井、久野、岡の3人の学びを載せさせていただきます!

【まだまだひよこちゃん(今井)】
 今回の最終ゼミで、自分自身で学べたことを認識するまでに時間がかかりました。ゼミが終わった瞬間は、自分の中で、何も吸収できなかったという感覚に陥っていました。
 時間をおいて、今回の私たちの班の模擬授業とゼミを振り返ってみました。自分の反省点としては、発言をする子の相手をしすぎてしまったことがあります。子どもの発言を拾いたいという気持ちが先行して、授業の流れを無視してしまい、授業が成立しなくなってしまいました。
 私の今回のゼミでの最大の学びは、授業づくりの難しさを身をもって感じたことだと考えています。授業はどれだけ考えても、思い通りにはいかないし、上手くいかないと思います。でも、何回も何回も試行錯誤を重ねることで、自分のパターンを作っていけるのだということが分かりました。
 私は、まだまだ成長途中のひよこなんだ。まだまだまだ、伸びしろがあるぞ!!自分!!ということで、教育実習に向けて、より一層の気合が入りました。

 また、今回のゼミでは、自分の感情が抑えきれなくなってしまった場面がありました。その時、7期生のみんなは、変に同情することもなく、いつも通りでいてくれました。7期生がみんなで本当によかったなと思いました。ありがとう。(今井)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。
 今日は、今期最終ゼミ!前回に引き続き、ICT活用授業提案会を行いました。今回は、今井さんと岡くんと共に授業提案者として参加しました。最終回にふさわしく、いつも以上に悩んで悩んで、学んで学んで学びまくったゼミでした。学びの量が多すぎて、自分の中でまだ消化しきれていません。実習で実践を重ねる中で、今日の学びを全て自分のものにしたいです!
 授業の反省点はたくさんありますが、一番は、目指すゴールとゴールにいくための発問がブレブレだったことです。授業を進める中で、授業者三人が、それぞれ異なるゴールを思い浮かべていることに気付きました。綿密に構想を練っていたつもりでしたが、一番重要であるゴールを絞れていませんでした。そのため、ゴールに向かうための発問も曖昧なまま、生徒役任せの芯のない授業になってしまいました。
 ゴール中心に授業を組み立てること、その重要さを改めて痛感しました。実習前に、大切なことを学ぶことができて良かったです。
 15回のゼミお疲れ様でした!!学びたっぷりの濃密な時間を過ごすことができました。玉置先生、たくさんの学びをありがとうございました!玉置先生が授けてくださった授業技術、実習で実践してきます!たくさん失敗して、たくさん学んできます!
(久野)

 こんにちは!いよいよ、大学生はテスト週になり前期で1番焦っている岡倖太郎です!
 今回は前期最終ゼミで模擬授業を今井さん、久野さんと3人でさせていただいたので、その感想について書かせていただきたいと思います!
 まず、率直に思ったことは実力不足だなということです。それは教材研究にあたっても、授業力に関してもです。教材研究はゴールが正しかったのか、それともゴールがブレたのかという問いに検討会の時に悩まされましたが、私はゴールが正しくなかったのではないかなと思いました。教材研究の段階でもっと教科書をしっかりと読み込むことと教科書を児童の目線で読むことの大切さを深く痛感しました。これからは教材研究の段階でいけるかなという慢心は捨てて、気がかりを解消できるまではしっかりと教材と向き合う力が大切だなと思いました。
 次に授業力ですが、これも発問1つをとってもまだまだだなと思いました。実際前で授業をしているときに児童がいい発言をしていても、そこを拾えないところや、拾ってもうまく使うことができないというもどかしさを感じました。これは先ほどの教材研究に戻りますが、ゴールをしっかりとして、子どもから引き出せたらいい発言をあらかじめもっとしっかり考えておくべきだと思いました。

 このように前期最終ゼミでも深い学びがたくさんあったゼミでした。この悔しい思いを忘れずに教育実習を全力で頑張ろうと思いました!前期のゼミでは沢山の課題が見つかったので、その分自分には伸びしろがあると前向きに捉えてこれからも頑張っていきます!
前期ありがとうございました!!!(岡)



2021年7月27日仕事日記

 6時ちょっと前に家を出て、大学へ向かう。7時前に研究室着。3時間弱かけて、この時期ならではの仕事をする。ここまでは進めたいという段階まで到達。

 9時ごろ、ゼミ生の今井さん来研。夏に読む教育書選び。少々の助言。

 10時から1時間30分、「恵那市サテライトキャンパスあり方検討委員会」副委員長として、オンライン会議に参加。アンケートのリード文、実証実験についての私見を述べる。

 11時30分ごろ、7期生下野さん来研。尾西歴史民俗資料館での下野さんアイデアの企画が大成功で、新聞に掲載されたとのこと。みんなで喜びあいたい。いずれ研究室HP記事にするように依頼。

 12時15分ごろ、教師論受講の1年生来研。授業で見せた映像の続きが見たいとのこと。喜んで貸し出し。

 12時30分、幼稚園教育実習オリエンテーション。実習委員長として、実習への覚悟を今一度確かめたいという気持ちで、30名を超える学生に話す。(夜にゼミ生から、なるほど!という指摘あり。さっそく関係者で共有。)

 オリエンテーション後、すぐに大学を出て自宅へ向かう。13時40分ごろ着。

 14時10分からの恵那市情報教育担当者の皆さんに、「スクールライフノート 心の天気・学びの天気のよさ」と題したオンラインミニ講演。これまでのプレゼンを再構成したプレゼン。自分でもすっきりできたプレゼン。

 終了後、3期ゼミ生の岡田さんから電話。なんと恵那市の研修会で僕の話を聞いていたとのこと。ゼミ生とこうしてつながるとは!「心の天気」の研修と聞いたので、僕が登場するのではないかと思っていたとのこと。さっそく「恵那市心の天気特派員」を任命(笑)。

 明日の午前はいなべ市&東員町校長会で講演。午後は清須市立清洲中学校で講演。そのプレゼンの最終確認。

 8月5日、いなべ市で、立川談慶師匠とともに行う会の打ち合わせ。今年は実現できるのが嬉しい。

 20時からzoomである二人に面談。1時間ほど。「心の天気」実践の良い話を聞くことができた。さっそく特派員任命(笑)。

2021年7月26日仕事日記

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 今日から、野口芳宏先生が言われるところの「夏働き」開始。

 9時15分から10時15分まで、本学スクールパートナーシップ事業による講師派遣で、羽島市教育委員会主催の力量アップオンライン講座の講師。演題は「若い教師が身につけておくと良い授業の技」。指名発言をしてもらいながらの展開。久しぶりに鈴木敏文さんを登場させて「子どものために頑張るな 子どもの立場で頑張れ」など、教師の基本となる事柄なども伝える。効果的な授業技術もいくつか紹介。

 14時5分から15時50分までは、大分市教育委員会主催のオンライン「校長研修」の講師。演題は「学校が元気になるICT活用術と校長のマネジメント」。ここでも指名発言をして、数人の校長先生に考えを述べてもらう。

 大きく二構成で、前半は、教職員とのつながり、活動の価値付けなどをICT活用でどのようにするとよいかの実践紹介。後半はGIGAスクール構想の実現にむけて、校長はどのようなことを理解して学校運営をすべきかを伝える。

 コロナ禍でオンライン講演でなかったら、午前に岐阜県羽島市、午後に大分市での講演は無理なこと。自宅から講演ができるよさを体感。

 積ん読状態だった書籍の山を少しでも減らそうと読書。まさにこれだ!という記述を見つけて嬉しい気持ちになる。

2021年7月25日仕事日記

 早朝から取り組んだのは、28日大学クリスタルプラン委員会での提案文書作成。皆さんから賛同いただけるように祈りを込めて(笑)作成。学部長へ送信。

 30日は福井県教職員研修講座(中学校数学科)でオンライン講演。すでに資料送付済みだが、教科書とエクセルの「箱ひげ図」の定義が違うことを教えてもらったので、考えていた展開は無意味だと判明。教材研究のやり直し開始。教科書素材で十分面白い展開ができることに気付いて再構成。資料の入れ替え依頼送信。

 15時30分に行きつけの床屋さんへ。前回が4月25日。3か月が耳被りの髪の毛を我慢できる限界(笑)。

 27日は恵那市情報委員会の皆さんに「心の天気・学びの天気」でミニオンライン講演。短時間でよさが説明できるようにこれまでのプレゼン見直し。再構成。

2021年7月24日仕事日記

 まず7期ゼミ生の「学びの天気」に書かれた振り返りへのコメント書きから開始。互いに読み合えることができる振り返り。ここにも意義がある。

 なかなか進まなかった新刊のプロット作成。すでに立川談慶師匠からは担当分のプロットが届いていて、僕が停滞させている状況。アンケートもまとまり、ここのところ収集した資料も参考にして、一気にプロット書き。セミナー後に送信完了。

 13時から「GIGA スクール構想実現に向けたオンラインセミナー 〜中学校での最初の一歩から探究学習まで / 愛知県春日井市から学ぶ〜」を視聴。高森台中校長の水谷先生ほか登壇で、探究学習が総合的な学習の時間だけではなく、教科でも実践されつつあるという意欲的な報告。最初の一歩の話があるからこそ、これから一人一台端末活用の日常化をしようとする学校に参考になる実践報告。高橋純先生、登本洋子先生による実践の価値づけがあって、より高森台中の実践が光る。14時30分終了。

 しばし休憩して、15時過ぎから「算数・数学授業研究会 創りMath」にオンライン参加。ちょうど「授業のまとめ」が提示されていたので、まとめるのは教師?子ども?と投げかけ。ある地区の指導案例集に示されたという毎時の「主体的に学習に取り組む態度」の評価ボックスについて話題提供。さらに「見通しと振り返り」についての奈須先生の主張を紹介。17時ごろ終了。

 大学CP委員会での提案文書の作成に取り掛かる。自分の考えは固まっているが、なかなかまとまらない(泣)。

 昨日の7期生ゼミで提示された理科難題「天気の移り変わり」についても頭の中で授業シミュレーション。やはりこの展開だ!と思うが、ゼミ生からの提案を楽しみにして待ちたい。

2021年7月23日仕事日記

 8時ごろ研究室着。いつものルーティン。講義準備。

 9時から1限「教師論」。今回はこれまでの教師論で登場してもらった優れた教師の実践を通して、「あなたはどのような教師になりたいと思ったか」をテーマに1200字程度の小論文書き。時間が足りない人は本日中に提出と指示。研究室に戻り、さっそく小論文読み開始。13時10分からも「教師論」。1限と同様。

 15時45分ごろに滋賀県から宮野さん来研。教員になって初の1学期の学級づくりについて、いろいろと話してくれた。気づいたことを助言。学校現場の大変さを三日間続けて聞くことになった。

 16時30分から18時30分まで7期生ゼミ。今井さん、岡君、久野さんが理科の「天気の移り変わり」を題材に、ICT活用も視野にいれて提案してくれた。ゴールから逆に指導展開を考えると、どうもしっくりこない。僕も苦悩。良い題材を提案してくれたことには感謝。しかし、このままでは気持ちは収まらない(笑)。該当教科書ページを送ってもらうことにして終了。

 授業技術で気になったことは、つぶやきをする子どもに対応しすぎてしまうこと。徐々に話す子どもへの対応だけになりつつあることを心配して助言。
 
 研究室に戻り、20時過ぎまでレポート読み。講義「教師論」を通して、自身の教師観が変容したことを具体的に書いてあるものばかりで、授業者としては嬉しく、そして充実感あり。

 21時過ぎに帰宅。つい見てしまうオリンピック開会式。様々な思いあり。明日の報道機関の発信のスタンスに興味があるところ。

 研究室HP記事は、下野さんの「苦手って素敵」。「「嫌い」と口にしなかったことで、私はひょんなことから様々な成功体験を積み重ねました。それは、続けていたからだと今は思います」という分析。なるほど!
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