2021年8月18日仕事日記

 今日から10日で仕上げなくてはいけない、いわば改訂版の書籍原稿書き開始。

 午後は田原市養護教諭部会研修会講師として出かける予定だったが、先方から再確認の電話あり。犬山駅から豊橋駅へ向かうことを伝えている中で、名鉄の運行情報を見ると、伊奈駅から豊橋駅まで大雨のため運行を見合わせ中との情報。JRも同様。これはまずい。担当の先生と再相談して、今日の講演会は中止としていただくようにお願い。

 コロナ感染者数が愛知、岐阜でもここに来て急増していることもあって、学部長や実習課長と何度かの電話相談。受け入れていただける学校の状況を想像して、かなりの時間をかけて、ある方向性を出す。

 教員養成カリキュラム委員会からの提案文書を確認して、異議なしの返信。教職実践演習のスケジュール入力。基礎セミナー改訂案も確認。

 原稿書き、時々、柳亭小痴楽さんのエッセイ読み。質問があった学生への返信。「よくわかりました」との返答にほっとする。

 愛知教採2次を終えたゼミ生から報告あり。場面指導はコロナ感染関連。やはり!というとらえ。

 最近、しっぽ付きの娘の甘えが激しい(笑)。この顔を見ると心底癒される。ということで、写真掲載。
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2021年8月17日仕事日記

 10時から授業と学び研究所会議。今日の議題も多数。新主任研修、文部科学省働き方改革事例集をもとにした検討会の内容、教育と笑いの会、スクールライフノートの今後の開発、研究所合宿での検討事項、GIGA楽会など。年度末までのスケジュール確認。15時過ぎ終了。

 25日に対面で行う予定だった久御山町での講演会は、担当者からの相談もあって、オンライン講演に変更。このことを意識してプレゼンの作成開始。いただいた演題は「言語力と自己指導能力を育む」。いわば非認知能力を育てることに通じる。届いた過去5年間の取組集を読みながら、その取組の価値づけ。主体的・対話的で深い学びとの関連付け。方向は決まった。ここ数日の仕事になる予定。

 昨日から書き始めた「数学教育11月号」原稿。依頼は一人一台端末活用と数学教育のこと。精読して、何か所かに手をいれて送信。

 月刊「健」編集部に送付した原稿は大いに評価していただき、プロフィールに関わる記述の相談があって即返信。

 岐阜教採2次を受けたゼミ生から報告あり。順調と見る。あと1日(19日)頑張れと返信。18日は愛知教採2次。19日は岐阜2日目、長野、24日、25日は名古屋。奮闘を祈る日々。

2021年8月16日仕事日記

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 6時に目覚めて出かける準備。6時39分地元駅乗車。名古屋、新大阪と乗り継いで、伊丹駅に到着したのが9時15分。

 迎えの車に乗車。車の中で「先生は伊丹は初めてですか」と聞かれ、「初めてですね」と返答。総合教育センターへ到着。所長がお迎え。「先生、毎年、ありがとうございます」とのこと。あれっ、初めてではなかったと冷や汗。昨年度はオンラインだったとのこと。一昨年度は校長研修でこのセンターで講演したとのこと。全国あちこちで話しているので記憶が曖昧といいたいが、それにしても情けないこと(泣)。

 10時から12時まで、「GIGAスクール構想を実現するリーダーの在り方」と題して、時折、質問などを交えて講演。対象はトップリーダー研修と命名されているように校長、教頭先生。

 前半は、学校経営、特に教職員や保護者とのコミュニケーションにいかにICTを有効活用してきたかの体験談、後半は一人一台端末活用を推進するための校長・教頭の在り方を伝授。

 皆さんの頷き具合もいつも以上と感じられて快調に話すことができた。持参した書籍完売。ああ嬉しい。

 新大阪駅で昼食。帰宅は16時少し前。一旦休憩。原稿書きの続き。いくつかの連絡。

 20時から3期生の松田さんと5期生の遠藤さんをzoomで繋ぎ役。僕は別場所で原稿書き。21時頃、もうすぐ終わりますと連絡が入り、少しだけ話して終了。二人とも元気に活躍しているゼミ生。指導者としての喜び。

 研究室HP記事は8月6日一宮市での研修に参加した7期生の振り返り。下野さん、吉久さん、田中君の濃厚な学びの記録。もちろん僕はそれを読みながら自身の講演振り返り。

 明日の研究所会議のために、7期生にスクールライフノートの改善点を聞いてまとめる。明日の会議で参考資料として提示したい。

8月6日 一宮市教育センター研修での学び(下野・吉久・田中)

【下野】
 こんにちは、7期生の下野です!8月6日に、尾西生涯学習センターにて、行われた一宮市教育センター研修での玉置先生の講演にお邪魔させていただきました。

 この日は、前期最後のテストを終え、夏休み初日でした!さらにさらに、7期生の全員が参加し、同期全員で玉置先生のお話を聞くことのできるスペシャルな夏休みの幕開けとなりました!

 前置きはここまでに、、、今回のご講演で学んだことを綴りたいと思います。

 テーマは、『主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座』。
 
 ゼミ生の私達にとって、本テーマはゼミの場で玉置先生から沢山ご教授頂いた内容です。しかし、講演の場です。さすが玉置先生です。

 何度聞いて学び得たと思った内容であっても、私にとっては新鮮で学びの積み重ねとなる内容でした。

 一つ一つ内容を切り取って見ていきたいと思います。

 主体性とは、なにか。それは、子どもがやらされてると感じない学びです。主体的な学びを実現する為には、「自己選択」を取り入れること。子どもの意志を大切にするのです。しかし、急に「自己選択」を迫っても子どもは困ってしまいます。ですので、何故この活動を行うのか、その意図や意味はどういったものなのか子どもに説明することを忘れてはなりません。

 対話性とは、なにか。それは、子どもが互いの意見を取り入れる学びです。対話的な学びを実現する為には、ただの意見交換の場にならない場を作り出すこと。と言っても、そういった場を作るにはどうすればいいのかと新たな疑問が湧いてきます。そんな疑問に玉置先生は、教師が子どもの意見や言葉を繋げていくことが大切だとおっしゃられます。対話性の場は、グループワークだけに留まらず学級全体で織りなすことができるのです。

 深い学びとは、なにか。それは、学習指導要領における「見方・考え方」を教師が気付かせる学びです。「見方・考え方」とは、「今日の授業で、一生覚えておくと良いことがら」。

 ゼミでは、「授業の最後に子どもが何と言ったら、この授業は大成功だと言えるか」という問いを玉置先生から頂きます。これは、「授業のねらい」を定める問いです。この授業のねらいとは、「見方・考え方」の本質をより具体的にしたものだと言えます。

 つまり、深い学びを体現する為には、「今日の授業で、一生覚えておくと良いことがらとは一体何だろうか」といった「見方・考え方」の本質を基にした問いを立てた後に、「授業の最後に子どもが何と言ったら、この授業は大成功だと言えるか」といった「授業のねらい」へと細分化していく作業を要すると言えます。反対に、「授業のねらい」から「見方・考え方」へと一般化していく作業も可能だと言えます

 子ども達が主体性を持って「自己選択」をし、対話性を持って仲間の意見を取り入れた学びを会得し、教師が深い学びを体現する為の二段階をふまえた授業作りが為された時、子ども達に生きる力が育まれることが本講演からよく分かります。

 前期ゼミを通して、パワーアップしたからこそまた一層、玉置先生のお話をゼミで学んだ内容と照らし合わせながら整理することができました。玉置先生から学ぶことは、何度出力しても足りないなあ、学びでいっぱい溢れていて本当に素敵なゼミに加入できたなと思いながらこの記事を綴っています。

 玉置先生、今回も沢山の学びをありがとうございました!7期生のみんな、実習頑張ろう!!!また早くみんなで揃って学びたい気持ちでいっぱいです!!

 一宮市の先生の皆様、ゼミ生を快く受け入れてくださりありがとうございました。私にとって深い学びとなった最高の夏休みの幕開けでした!!!(下野)


【吉久】
 こんにちは。7期生の吉久です。
 8月6日、一宮で「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座」がありました。
この日は、私にとって夏休み初日です。7期生全員でセミナーに参加することが出来て楽しく学べる最高の一日となりました。そこでの学びについて書いていきたいと思います。

 主体的な学びをするために必要なことは、教師は指示ばかりするのではなく、時には「選択肢を与える」ということです。誰でも気軽に選択でき、どれを選択してもいいような内容を取り入れることで、子どもが気軽に自己選択できるようにしていきたいと思いました。また、自己選択を繰り返すことで自然と自己肯定感も上がるのではないだろうかと思いました。

 対話的な学びをするために必要なことは、「自己の考えを広げ深められる」ように子ども同士、教師や地域の人などと対話すること。そのためには、教師は子どもと子どもを繋げるような発言をしていきたいです。また、「わからない」ということを表現することはいいことであるという認識でいられる学級経営を心掛けいていきたいです。叱られたり馬鹿にされたりするのが嫌で、言えない。恥ずかしくて言えない。など、さまざまな理由で言えない子がいると思います。私も、小学生時代を思い返すとなかなか言えない子であったように感じます。そのような気持ちになるのは、自分に自信が無かったり、その場で十分な安心感が得られていなかったりするからではないのかと思いました。そのため、十分な安心感が得られるような学級経営をしていきたいです。

 学級経営をする上では、十分な安心感が得られるように信頼関係を築き、「愛されている存在であること」を伝えていくことが大切だと思いました。

 玉置先生、今回も学びを深める貴重なご講演をありがとうございました。
 7期生の皆、いままで玉置ゼミで学んできたことを活かして実習頑張っていこうね!!(吉久)


【田中】
 こんにちは。7期生の田中です。最近また雨の日が続いて、洗濯物が思うように乾かず困っています。皆さんは、雨の日の洗濯物をどのように乾かされていますか!?

 今回の記事では、8/6(金)に一宮市で行われた「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座」のセミナーで学んだことについてまとめていきます。

 今回のセミナーで1番大切だと感じたことは、「主体的な学び」とはどのようなものかということです。皆さんは、主体的な学びと聞いてどのようなものを想像されますか?僕は、主体的な学びって、難しいことをやらないといけないなという感じがします。しかし、今回のセミナーで学んだ主体的な学びの仕方とは、「授業中に1回は自己選択をする場面を入れること」、「それにより、先生からの指示で行う学習から些細なことで良いので脱却していく」というものでした。このように聞いて、思っていたよりも主体的な学びって簡単だなと思いました。

 例えば、算数の問題である四角形について考えるとします。この四角形の形を先生が予め指定して考えていくのではなく、子供たちに四角形の形から考えさせて取り組んでいくといった具合です。そうすることで、本来であれば先生が指定した四角形で考えますが、子供がそれぞれ考えることにより、台形が出たり、ひし形がでたり…といった具合になります。このように、自己選択を入れることで主体的な学びに繋がっていくと学びました。

 主体的な学びについて今回のセミナーでは学びました。自己選択を入れるような問いや発問をする。頭では思っていたよりも簡単だなと感じますが、いざ子供の前に立つとなかなか思うように出来ないものですよね…(汗)僕ももうすぐ教育実習がはじまるので、実践していきたいですが、はたして上手くできるのでしょうか。学んだことを活かして頑張っていきたいです。

 今回のセミナーで、前期のゼミ活動がひとまず完結しました。半年という短い時間でしたが、本当に1回1回が濃く、多くのことを学ぶことが出来ました。7期生の皆、玉置先生、本当にありがとうございました!教育実習も皆で高めあって頑張りましょう〜笑(田中)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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2021年8月15日仕事日記

 昨晩にほぼ出来上がっていた月刊「健」の原稿。再度精読。若干修正をして編集部へ送信。

 続いて週刊「教育資料」の原稿書き。連載はすでに66回目。今回もこれまで見てきた授業をもとにした「対話」シリーズ。何度も読み返し、手を入れて編集部へ送信。

 18時ごろ送り盆でお寺へ。そしてもうすぐ教採2次を迎えるゼミ生を応援していただくように田縣神社へお願いに出かける。

 数学教育の原稿書き。まずは、一人一台端末活用の教師の在り方を整理。

 小西さんから教えていただいたある教育サイト。僕の著書から抜き出しがあることが嬉しいやら、ドキッとするやら(笑)。

 文部科学省から依頼を受けているICT活用教育アドバイザー。専用サイトに添付のプロフィールが掲載されている。メンバー一覧を見ていると、僕が学びたい人がいっぱい。

 明日は伊丹市校長・教頭研修会に出かける。そのプレゼンの最終チェック。

 研究室HP記事は、下野さんの記事「ポジティブ思考とネガティブ思考」をアップ。下野さんが入念な準備をするわけを発信。


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ポジティブ思考とネガティブ思考(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です!夏休みももう早いことで1週間が過ぎようとしています。前期期間は、「やらなければいけないこと」と「やりたいこと」で溢れ返っていた日々でした。待ちに待った夏休みは、ようやく「やりたいこと」に夢中で取り組むことができています。

 さて、今回は『ポジティブ思考とネガティブ思考』といったテーマで記事を綴りたいと思います。

 記事をお読みいただいている方は、どうでしょうか。ポジティブ思考ですか?それとも、ネガティブ思考でしょうか?私は、完全にネガティブ思考の持ち主です。常に、くよくよ考えています(笑)

 人には、ポジティブに捉えられるタイプとネガティブに捉えられるタイプがあります。どちらも性格だと私は考えます。例えば、ポジティブ思考の人は褒められると素直に嬉しい!頑張ろう!となります。褒められて伸びるタイプです。一方、ネガティブ思考の人は褒められると謙遜してしまいます。これって一見悪いことのように見えますよね。私もそう思っていました。

 私は、褒められると嬉しい反面「いや、まだまだそんなことありません。」と思ってしまいます。勿論、褒めてくださった方には目一杯嬉しい気持ちを伝えますが、心の奥底では「こんなことは、、」と思っているのです。

 私は、自分に自信がありません。自信を持ちなさいと言われても、どれだけ準備をしても、準備をすればするほど不安になる面倒な性格な持ち主です。しかし、最近気付いたのです。それって強みじゃないかって。

 不安になりやすいから、自分が納得のいく準備を心がけます。自信を持ちたいから、人の何倍も努力をしたいと願います。準備好きなのです。

 私は、朝6時からのアルバイトを4年続けています。常に4時起きの生活です(笑) 友達には、ひえ〜〜とドン引きされています(笑)それでも続けられる理由は、準備が好きだから。

 朝お店の電気をつける時のお店が動き出す感覚が私は好きです。今日は忙しくなるかな?どのくらいお客様がいらっしゃるだろう。そう考えながら、仕込み(ドリンクやフードの準備です)をする時間は、まさに私の大好物。

 この準備好きはどんなことにも置き換えられます。テスト勉強や色んな学び。先を見通して、準備すること、努力することは、嬉しいことに私が得意とすることです。つまり、強みになるのだと考え直しました。

 ネガティブ思考も悪い面ばかりではないとそう位置付けます。

 きっと子ども達にもポジティブ思考の子ども、ネガティブ思考の子どもがいます。どちらも素敵な強みを持ち合わせていることを伝えてあげたいです。みんな素敵な考えの持ち主なのです。(下野)

2021年8月14日仕事日記

 雨の中、早朝に父親とお墓参り。お盆前にすべきだったお墓周りの草取りも完了。帰郷を断った弟にLINEでお墓周りのデジタル送信。

 帰宅。「日本教育」の連載原稿最終回完成。「BYODを意識して端末活用促進」をテーマにした最終稿を送信。

 初の依頼を受けた月刊「健」の原稿書き。この月刊誌は養護教諭対象のもので、依頼内容は「話し方」について。指定の3500字程度を書き上げたところで、一旦ねむらせる。明日には送信予定。

 ここのところ毎日のようにAmazonから書籍購入。今日届いたのは学習評価本とDX本。とりあえず数ページ読み、積ん読場所へ(笑)。

 6月に開催した「教育フォーラム2021 〜令和時代の教育をリードする〜」をライターが参観した記録がアップされた。写真もプロ、動画撮影もプロなので、さすがの仕上がり!もちろん内容も皆さんの大いに参考になるものだと自負。

 7期生の「心の天気」の一言に日常報告が入ることが多くなり、楽しんでいる。これにはコメントを届けたいと思うときはslack送信。

 
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「教育フォーラム2021 〜令和時代の教育をリードする〜」を参観して

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 岐阜聖徳学園大学のイベントやニュースなど、気になる最新情報が発信されているWebマガジンYAWARAGIに「教育フォーラム2021 〜令和時代の教育をリードする〜を参観して」がアップされました。

 大好評だったフォーラムがWeb上で再現されています。また全編も動画で見ることができます。ぜひアクセスしてご覧ください。貴重な情報を得る事ができることは間違いありません。

★ 目次 ★
                         
第一部 浅野氏講演
○ GIGAスクール構想、一人一台端末の実現にむけて

第二部 パネルディスカッション

○ 「令和の日本型学校教育」って言い方、古くないですか?

○ ICTの管理システムの拡充によって自由は阻害されるのか?

○ ビルド&ビルドばかりの現場。教育にこそ「不要不急(トリアージ)」の考え方では?

○ 「個別最適な学び」とは結局、どういうことか?

○ 令和時代の教育をリードするために、まず何をするか?

フォーラムを終えて

○ 玉置教授インタビュー

2021年8月13日仕事日記

 久御山町での講演構築のため資料読み。届いたばかりの「非認知能力」の読書開始。

 11時に久保夫妻がお子さんとともに訪問していただけた。奥さんとは講師時代からご縁をいただいていて長年の知り合い。牧中時代にはたくさん支えていただき、僕のミドルリーダー研修講演では登場していただいている方。昔話に花が咲いた1時間。

 17日の授業と学び研究所会議の提案資料作り。一つは11月27日(土)午後の「第14回教育と笑いの会」の内容。恒例の最後のシンポジウムに代わるものはないかと考えていて、ふと浮かんだアイデア。新企画をいれての提案完成。また、今月末のRITL合宿での議題を整理して、参加者にあらかじめ読んでいただきたい資料選定。

 すでに5回が終わっている「日本教育」の連載。6回目が最終回なので、GIGAスクール構想の現実化に向けて辛めの提案を書き始める。明日には完成したい。

 研究室HP記事は、もうすぐ教員採用2次試験を迎える金子さんの記事「私にとっての言葉」。教師として発する言葉の大切さが素直な表現で綴られている。ぜひご一読を。

私にとっての「言葉」(金子)

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 こんにちは、6期生の金子です。教員採用試験の2次試験まで残り3日となりました。心がドキドキしているので記事を書きます(笑)。

 私は、ドキドキしているときや深く考えたい時に言葉で表現します。このホームページがひとつの表現の場にもなっており、教員採用試験の勉強中も2.3回ほど記しました。言葉に表すと自分の考えの本質が分かったり、そこから落ち着いたりすることが出来ます。文章にするだけではありません。緊張する時は、「あー!緊張する!!」と大きな声で何度も誇張するくらい言います。すると、言うほど緊張してないか、出来る!と過剰な思いの乗った言葉が、私を助けてくれます。笑 ですが、言葉にできないときもあります。頭では考えていても、上手くまとめられないときや、声に乗せて言えないときも沢山です。面接でも、上手く言えなくて、伝え方を何度も考えました。

 言葉で表現するのが得意ではない人は沢山いると思います。子供たちの中にも沢山いるでしょう。私はそういう子供たちには、粘り強く声をかけたいです。自分は上記のように、言葉で表現することにすごく重点をおいています。子供の実態に応じ見守ることも大切ですが、やはり言葉掛けはなくしたくないと思います。その子が声掛けが嫌ならば、文面で伝えたり、他の方法を考えたいです。言葉を大切にしたいと思うからこそ、言葉のつながりは絶やさないようにしたいです。

 言葉は一度出たら引っ込むことは出来ません。私の言葉が相手を傷つけたこともあったし、これからもあるかもしれません。ですが、言葉の大切さを私は知っています。人と関わるときは、まずは相手の気持ちを考えて、傷つく言葉を送らないことが大切です。ですが、もし1の冷たい言葉で傷つけてしまったら、100の温かい言葉を送ることのできる人になりたいです。

 いよいよ教員採用試験2次試験です。面接では自分の言葉に思いを乗せて届けられるように頑張ります!(金子)

2021年8月12日仕事日記

 松阪市教育委員会依頼の研修「算数・数学研修 主体的・対話的で深い学びを生む算数・数学授業」のプレゼン作成。30日開催のオンライン研修。

 自分の提案を具現化するいくつかの事例を教科書から抜き出す。こうした時間が楽しい自分。

 25日は今のところ対面講演の久御山学園全体研修会。その準備に入る。いただいた演題は「言語力と自己指導能力を育成するために」。久御山町はこのテーマで幼小中が一体となって取り組んでおられる。送付いただいた「5年間の実践のまとめ」をまず熟読。この機会に勉強しようとテーマ関連書籍に目を通す。久御山学園研修の準備が完了すると、この夏の講演準備完了。勢いはついているが、まだまだ資料や思考不足(泣)。

 研究室HPプロフィール更新。大学人になって原稿掲載は244本となった。
242 月刊日本教育令和3年8月号に「連載 GIGAスクール構想 ICT活用事例をもとに学び合う」掲載
243 月刊プリンパル2021年9月号に「連載 校長の裏ワザ第30回 学びたい人からとことん学びたい」掲載
244 週刊教育資料8月2・9日号(No1622)「連載 玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」に「主体的に取り組んでいるかを確かめる方法」掲載
 
 研究室HP記事は、8月6日一宮市研修会での僕の講演からの学び。池戸さん、岡君、高橋さんが濃厚な記事を書いてくれた。僕が伝えたいことをしっかり受け取っているゼミ生。よし!という気持ち。

 20時から23時近くまで、5期生にzoom部屋貸し(笑)。僕は始めと終わりにちょっと話して、あとは部屋貸し役だから、まったく関知せず。終了後の表情を見ると、とてもすっきりした様子。伝えたい話山積という気持ちはよくわかる。

8月6日 一宮市教育センター研修での学び(池戸、岡、高橋)

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 こんにちは!7期生の池戸です。今回は先日一宮市で行われた『主体的対話的で深い学びを生み出すために』という玉置先生が登壇されたセミナーに参加した時の学びを振り返ります。

 突然ですがよく耳にする「主体的・対話的・深い学び」とは具体的にどのようなものか想像できますか?私自身何となくは想像はできるけれど、どういった生徒の姿があれば「主体的・対話的・深い学び」だといえるのか曖昧でした。まさにゴールが明確になっていない状態です。

 しかしこれはセミナーを受ける前の話です。玉置先生のお話を聞いて、特に事例をたくさん紹介していただいたことでなるほど!と納得することができました。

 まず「主体的・対話的・深い学び」はエビデンスよりエピソードが重要です。簡単に言うと数値より『子供のこのような姿がありました』という実際の姿が、重要だということです。目指す姿を数値で統計的に表すことは不可能です。一人一人「主体的・対話的・深い学び」の度合いは異なるわけで、それをどう引き出すかそこに教師の力量が試されるわけです。

 主体的な学びを目指すには授業の中に一回「自己選択」をさせる場面を作ることと、教師が指示をしないことこの2つがとても重要です。

 対話的な学びを目指すには会話で終わりがちな話し合いのなかに「なんで?どうして?」が発生する対話の瞬間を生み出すために、教師が子供と子供を繋ぐことがとても重要です。繋ぐと言うことは一人一人の表現の共有なのです。

 深い学びには「見方・考え方」が大いに関係しています。この見方・考え方とは何か。玉置先生は「今日の授業で一生覚えておくとよいことがら」とおっしゃっていました。これらは授業の始まりから終わりまで様々な場面で自然と生まれている子供たちの発言や発見です。これらを振り返ることがその授業の振り返りにつながります。

 振り返り=反省だと思いがちですが、振り返りとは自らの振り返りで一つの授業の中で出てきた様々な考えや発見を整理しながら「自分の中に起きたことを記憶すること」です。まさに学びの天気で私たちが自然に書いていることだと改めて学びの天気の良さを実感しました。

 このように「主体的・対話的・深い学び」には沢山の価値や目指す姿があり、それを実行するのは生徒自身ですが、その根底にいるのは教師の働きかけなのです。1人も取り残さない全員参加型の授業のなかで「主体的・対話的・深い学び」を行う必要があるのです。

 教師に求められる力はこれだけではありませんが、実習前に自分たちが目指す理想の教師像がより具体的になりました。そして私は「わからないが言える学級」を作りたいと思いました。

 セミナーを通して学んだことを私自身しっかり振り返って、これからの学びや1ヶ月後の教育実習に活かしていきたいです。夏休み前に7期生全員で玉置先生のセミナーでこのような素晴らしい学びができてとても良い時間でした!!玉置先生ありがとうございました!!7期生のみんな教育実習頑張ろうね!!!(池戸)

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 こんにちは!7期生の岡です。今回は先日一宮市で行われた『主体的対話的で深い学びを生み出すために』という玉置先生が登壇されたセミナーに参加した時の学びを書かせていただきたいと思います!

 今回のセミナーを受けて、主体的で対話的で深い学びとは具体的に考えていくことについて学びました。

 まず、主体的な学びで大事なことは子どもに自己選択をさせることです。これは口で言うのは簡単なことですが、実際に行うのはとても難しいことです。さらに教師が指示しないことの重要性についても学びました。しかし、これは教師という性質上教えたくなってしまう気持ちが先行するため、頭で思うことと現場に出てできるようになるためには大きな違いがあるなと感じました。

 次に対話的な学びとは、雑談や会話ではなく疑問などをぶつけ合うことで、教師が子どもから出た発言を繋ぐことが対話を産むことに繋がると学びました。これも考えることはできますが、いざやるとなると子どもの発言を聞き逃さないようにすることや、スムーズに子どもと子どもを繋ぐ発話が重要になってくるなと感じました。
この2点からもセミナーでは「なるほど」や「やってみたい」という気持ちになるお話がたくさんありました!

 しかし、実際にやってみないとわからないこともたくさんあるなと感じたので、教育実習では強く意識してやっていきたいなと思いました。
さらに、今回セミナーに初めて参加させていただいてゼミでの学びは本当に重要だなと感じました!

 ここだけの話、ゼミで玉置先生に出していただける例の話がセミナーでも話されているのを聞いて、毎週のゼミではとても貴重な話が聞けているのだなと思いました!
本当にありがとうございました!!!(岡)

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 こんにちは。七期生の高橋奈優です。先日参加した「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法講座」というセミナーに参加しました。対面での外部のセミナーに参加するのは初めてで参加している現役の先生たちの何気ない会話や空気に触れることができ、また、貴重な経験をすることができました。

 今回のセミナーで一番印象に残ったことは学習指導要領に書かれている文言が分かっているようでわかってないことです。今回のセミナーで玉置先生は、「主体的・対話的で深い学び」のある授業とは、子供に選択する機会があり、「分からない」という言葉から対話が生まれ、社会に生きる一生覚えておかなければならないことを学ぶ授業のことをさすとおっしゃっていました。私たちが子供たちに身につけてほしい力は計算の仕方など目先の学力のことはもちろんのこと、そのさらに先の将来生きていくうえでの力だということが学習指導要領に書かれているのだということを理解することができました。

 教師は一生受け持った子どもに関わることはできません。そのため、子供たち自ら選択する経験を作り、分からないことを周りの人に聞くことのできるスキルを身につけ、生きていくための力を培うことが大切だと思いました。

 私の知り合いで塾に行っているから授業の内容がつまらない。そのため、学校に行く意味がないと言う子がいます。私は、確かに授業の内容がわかっていたらつまらないよなと思っていた時がありましたが、今回のセミナーを経て、改めて学校で学ぶことは学習内容の先の生きる力を養う場所なのだということがわかりました。一人ではたどり着くことのできない発見のある授業を作っていけたらなと思いました。

 三年生になってゼミでの活動も本格的になり教科教育法の授業で言われることや指導案を書くにあたって大切なことがなんとなくわかってきたと思っていました。しかし、今回のセミナーで、改めて、「主体的・対話的で深い学び」とは何かと聞かれたときうまく言葉にすることはできませんでした。実習前に学べることはたくさんあるのでこの夏休みを大切にしたいです。(高橋)

2021年8月11日仕事日記

 久しぶりに大学へ出勤。8時ごろ研究室着。私書箱にあったいくつかの書類を熟読して対応。

 中島先生から例年の美味しい贈り物をいただく。大感謝。大府市に住んでおられるので、お子さんを通じて感じておられるGIGAスクール構想の実際についてお聞きする。大府市は愛知県内でも進んでいる市なので、聞けば聞くほど感心する事例をたくさん教えていただけた。

 9時に7期生久野さん来研。先日の「心の天気」のつぶやきの背景を聞いてみる。そのときの心境はよくわかる。そのとらえ方を助言。

 10時に教採2次の場面指導について悩みがあるとのことで、ある学生来研。悩みの訳を聞き、その解消に向けて実技指導。1時間ほど。すっきりした表情となって退室。

 20日の教員免許更新講習のテキストづくり。昨年度の講習終了時に、来年度用に変更しておいたことで短時間で原稿づくりは終了。受講者数分のテキスト印刷綴じ。12時30分ごろ終了。

 就職課から依頼の面接指導の前に用意いただいた弁当を食べながら、久しぶりの方々と懇談。

 13時10分から16時20分まで、2グループの岐阜県教員採用2次に向かう10名の学生への面接指導。よく準備して臨んでいるので、僕としては間違いなく合格面接圏内と判定。

 我がゼミの松浦さん、金子さんがわざわざ顔を見に来てくれた。1か月ほど僕と会っていないとのこと。slackでやりとりしているので、そのような感覚はなかったが、言われてみるとなるほど!こうしたちょっとしたことでも嬉しい指導者(笑)。

 フレンドシップのメンバーが子どもを大学に招いたと想定した活動を9号館の1階から3階で行っているので見学。対象年齢をふまえ、安全にも気を使っての様々な活動。彼らのエネルギーは凄い!見学してよかったと思う。

 研究室でしばし休憩。今後のスケジュールを考えて、自宅へ持ち帰る書籍選び。

 18時ごろに大学を出る。つながりの大切さを感じる嬉しいメールが届いていて、心は爽快。

 研究室HP記事は今井さんの「愛がなんだ」。僕の講演の中で引用した赤坂真二先生の「学校は子どもたちに愛されている存在と伝える場所」だというフレーズをもとにした内容。ぜひご一読を。考えますよ(笑)。

愛がなんだ(今井)

 こんにちは。7期生の今井美羽です。お久しぶりですね。「みうのひとりごと」のお時間でございます。

 以前の一宮教育センター研修の記事で、学校は、「愛されている。」と感じる場所だということをお話させてもらいました。あの記事では書ききれなかったことを語っていきたいと思います✌︎✌︎

 セミナーに参加させていただいてから、「愛されている。」ってどんな時に感じるだろう。「愛」ってなんだ?という気持ちが頭の中を巡っています。正直今も答えが出たとは言い切れないです笑

 この場合の「愛されている。」って「I love you.」のことじゃないと思うんですよね。「I love you.よりI need you.」という歌詞が出てくる歌がありますが、これに近いイメージかなと思っていたりします。あなたが必要です。そう言われると、ここにいていいんだって思える気がします。

 「愛」ってどこで感じるの?って質問の答えは、「頭(脳)」だと思いますか?「心」だと思いますか?それとも、違うところでしょうか。「愛」って目に見えないですよね〜。だから、自然に伝わってるなんてことはないのでしょう。「愛」を伝える努力をしなければいけませんね。

 結局、「愛」ってなんなのでしょうか。答えは永遠に出ないのかもしれません。時と共に変化していくものなのかもしれません。だからこそ人は、「愛」を求めるのかもしれません。


 久しぶりの「みうのひとりごと」いかがでしたでしょうか。最後まで読んでくださりありがとうございます。良い一日を。また次回もお楽しみに✌︎✌︎

p.s.画像は、この記事を書いている最中、ずっと頭の中に思い浮かんでいたものです。この映画のテンション感が私は好きです。機会があれば是非観てみてください!(今井)

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2021年8月10日仕事日記

 今日は24日に四日市で行う研修「こんなときどうする!事例からつかむ対応ポイント!」の資料作り。参考にしようと思って積読していた書籍に目を通し始めたら止まらず、かえって資料が多くなりすぎて内容が定まらず。四日市からのメールを確認すると10日午前中までに資料データが欲しいとのこと。気づけば午後にはいっていて、夕刻に完成した次第。さっそく「ごめんなさいメール」とともに資料送信。
 
 前期講義評価の締め切り日が近づいてきている。すでに入力済みだが、再確認して確定ボタンを押す。

 床置き状態の本を整理しているうちに、そのまま読み進めてしまい、あっという間に時間が経つ。こんな日もあるよね、と言い聞かせる(笑)。

2021年8月9日仕事日記

 昨日から始めた23日の東海市教職員全体研修会でのプレゼンづくりの続き。僕が落語をすることから、面白い話を!というリクエストもあり、教室や職員室で笑いの効用を伝える内容もいれて、演題「令和の日本型学校教育について考える」と題してプレゼン完成。今回はこれまで活用したことがない動画も入れ込んだ。

 その動画編集だが、1年前に購入した動画編集ソフトの正しい(笑)使用方法がようやくわかってきて、スムーズにできた。これまで時間がかかっていたのが嘘みたい(笑)。今日はこれだけでも満足。

 zoomの詳細な書籍が届き、一通り目を通す。役立ったのはzoom活用よりプレゼン作成のこと。さっそく取り入れてみる。なるほど!

 石井順治先生の新刊も届き、目を通し始める。いつものように、授業での子どもの様子からの授業分析に圧倒される。

 研究室HP記事の一つは、大学サイトに掲載された11月6日(土)10:00〜11:30、岐阜駅前のじゅうろくプラザ5階で行う「いのちの授業を体験的に学ぶ」の案内。

 もう一つは、8月6日午後の一宮市研修会に参加したゼミ生、丹羽さん、久野さん、今井さんの記事。ゼミ生が特にどこを記事にしてくれるのかが、講演者としては楽しみなところで、自分の振り返りにもなる。今回、今井さんはこれまでにない視点で書いてくれた。「アンタ誰やねん!という目線から、玉置先生についてペラペラと語らせていただきました(笑)」と本人が言う通りの記事!

募集開始「いのちの授業を体験的に学ぶ会」

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 本学の龍崎忠先生、山田貞二先生と開催する「いのちの授業を体験的に学ぶ会」の参加募集が開始されました。2021年11月6日(土)10:00〜11:30、岐阜駅前のじゅうろくプラザ5階で行います。

 山田先生とともに「いのちの授業」の模擬授業をします。また龍崎先生から解説をしていただきます。

 参加希望の方はチラシに書かれたところへ申し込みをどうぞ。

 大学サイトの案内にはこちらからどうぞ。

8月6日 一宮市教育センター研修での学び(丹羽・久野・今井)

 こんにちは!玉置ゼミ7期生、丹羽、久野、今井です!
 8月6日に参加させていただきました、一宮教育センターについて記事を書かせていただきます。少し長いですが、読んでいただければ幸いです!

【丹羽】
 こんにちは!!7期生の丹羽です。大学3年生の夏休みがスタートしました!私の夏休みは、ほぼボランティアの毎日ですが、自分の未来のためにできることを今のうちから全力で取り組んでいきたいと思っています。

 本日は、一宮で行われたセミナーに参加した時の学びを振り返りしたいとおもいます。

 特に印象に残った2つのことについて振り返りしたいと思います。

 まず、学級経営についてです。学級経営は、「あなたは愛されている存在であることを伝える」営みである。学校は単なる勉強の場ではなく、子どもたちの居場所であるということが見出されたそうです。この言葉を聞くのは2回目ですが、本当にそうだとおもったし、自分も大切にしていきたいなと思いました。

 これから実習へも行き、クラスに入りますが、クラスや学校の所属への安心感より、「あなたはここにいていいんだよ」ということを教えてあげたいなと思います。

 次に主体的な学びについてです。玉置先生は、よくゼミで、「授業が大成功したら、子供のどんな姿がみれるの?」「子供からどんな言葉がでたら、授業は大成功だといえるの?」そんなことを毎回の授業で私たちに聞いてくださいます。

 今日のセミナーでもおっしゃっていました。それだけ玉置先生が先をみて授業をしていくことを大切にしているんだと思いました。これから私も、実習などで授業を行うことになりますが、ゴールを決め、しっかり先をイメージして授業をしていきたいと思います。

 また、その教科の「主体的な学びとは?」を毎回考えていきたいし、そんな生徒たちの姿がみられたら、しっかり認めていける先生でありたいなっと思います。そして、指示されてやる学習だけではなく、時には生徒たちに選択させてあげたいです。

 今回のセミナーを受けて、ゼミや授業で玉置先生が毎回のように伝えていたことを玉置先生は芯にされているんだなと感じました。大切さが本当に伝わりました。今回も沢山の学びがありましたが、実習先で全部試そうとするのではなく、そのクラスの状況をみて、1つづつ、少しずつ自分ができることを試していきたいです。貴重な機会をありがとうございました!(丹羽)

【久野】
 こんにちは!7期生の久野舞菜です!
 大学ではテスト期間が終わり、夏休みを迎えました!今年の夏休みの目標は、「早寝早起き」です!生活リズムを整え、2週間後にせまる実習に備えます!

 さて、今回は、8/6(金)に参加させていただいた「一宮市 教育センター研修」での学びを記したいと思います。

 本セミナーでは、「主体的・対話的で深い学びを実現させる授業法」をテーマに、玉置先生からご講話をいただきました。「主体的」とは何か、「対話的」とは何か。曖昧で捉え難い、しかし教師にとって重要な言葉の意味について、深く考えさせられるセミナーでした。本セミナーから、私が最も大切にしたいと感じたことがらを挙げたいと思います。

 それは、主体的な学びの方法として、児童に“自己選択”をさせるということです。主体的、というと、課題や目標、学ぶための方法、振り返りなど、学びに必要な要素を児童に一から考えさせること、というイメージを私は持っていました。だからこそ、主体的な学びは、ハードルが高く、実現し難いものだととらえていました。

 しかし、今回のセミナーから、児童の“自己選択”が主体的な学びに繋がることを学びました。一から発想させるのではなく、選択肢を用意した上で、自己選択をさせるのです。選択なら誰にでもすぐにできます。主体的な学びが、日常的に取り入れやすいものとして身近に感じられました。毎日コツコツ、主体的に学ぶための“自己選択”の機会を設けることが大切だと感じました。
 
 今回のセミナーも学び盛り沢山!とても贅沢な時間を過ごすことができました!玉置先生、声をかけていただき、ありがたいご講話をくださり、ありがとうこざいました!(久野)

【今井】

 こんにちは!!7期生の今井美羽です!8月6日に一宮教育センター研修に参加させていただきました。他の7期生が、「主体的・対話的で深い学び」ついては十分に書いてくれると思うので、私はそこから少し離れてお話しようかなと思います。

 こういう会で前に立って話している人が知っている人で、それがゼミの先生ってすごいな〜と思いながら、始まったセミナー。玉置先生のセミナーに参加して毎回思うのは、先生の言葉には嘘がないということです。

 今回のセミナーは、私たちゼミ生以外は実際の教員の方たちでした。私は正直、現場の先生に大学教授の言葉って届きにくいのではないかなと思っていました。「いつもあなたが相手しているのは、大学生と論文でしょ。」というように。とても偏見ですみません。私は、一番後ろの中央に座っていたので、全員の先生方の様子を見ることができました。先生方の反応ですぐに分かりました。皆さん頷いたり、メモをしたり。現場の先生にとっても、やはり玉置先生の言葉は納得なのだと思いました。
 
 私が玉置先生の言葉に嘘がないと思うのは、抽象的な言葉ではなくて、具体的な言葉に言い換えて話してくださるからだと思います。子どもの姿を見せながら、実際の現場の話をしてくださいます。もう一つ、綺麗事を言おうと思えば、何とでも言えるところを、少し嫌なことでも隠さず本当のことを言うところも、私が先生の信じることのできる要因です。

 アンタ誰やねん!という目線から、玉置先生についてペラペラと語らせていただきました(笑)。

 今回のセミナーの先生の言葉の中で、私が一番印象に残ったのは、冒頭の「学校とは。」という話題から、学校は、「愛されている」と感じられる場所であるということです。オンライン授業が可能になり、学校に行かなくてもいいんじゃない?という声が上がりそうな雰囲気が感じられる中、学校は授業や勉強だけのためにあるのではないということを強く感じ、教師を目指す身として、より「学校」という場を大切にしたいと思いました。もう少し語りたいのですが、とても長くなるので、また別に記事出します✌︎✌︎

 セミナーに参加させていただきありがとうございました!!(今井)

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2021年8月8日仕事日記

 最後まで開催について賛否両論があった東京オリンピック2020。「コロナ禍 異例の17日間」といったタイトルで報道されたオリンピック。開催された事実だけは、ここに記録しておきたい。

 タニサケの松岡会長から依頼の「れいろう」の原稿書き。タイトルは「母を想う」。とてもユニークな母だったので、ネタには困らない。二つのエピソードで原稿構成。間にはいっていただいている松本先生に転送願い。

 中川先生からいただいた貴重な資料読み。探究においてもICT活用においても大いに参考になる実践録。感想を送信。

 後半の「夏働き」の資料作成開始。18日に伺う田原市養護教諭部会研修会での資料「よりよい授業を創るる授業技術を身につけよう」完成で送信。24日の豊山町夏季研修会での資料「学習評価で子どもを育てる」完成して送信。こちらはおそらくオンラインになる気配。23日の東海市教職員全体研修会での資料作成開始。いただいた講演内容が多岐にわたるので、それにどうお応えしようかと悩む。明日、再度、構成して完成するつもり。

 研究室HP記事は、下野さんの「一宮市尾西歴史民俗資料館での活動 PART2」。まさに良質の地域貢献活動。それだけに新聞やケーブルテレビの取材に納得。

一宮市尾西歴史民俗資料館での活動 PART2 (下野)

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 こんにちは、7期生の下野です!コロナ禍で迎える3年生前期は、対面授業とオンライン授業の併用で課題もてんこ盛り(笑)。日々、課題やボランティア活動、アルバイトに追われている内にあっという間に前期が終わってしまいました。

 私の行うボランティア活動の一つに一宮市尾西歴史民俗資料館での活動があります。(7月12日更新の記事にて、紹介させていただきました。)

 先日、その活動が一宮市のケーブルテレビにて取り上げられました。初めてのテレビカメラ。「はい!どうぞ!回ってます!」と言われた瞬間から話したいことはどこかに飛んでいってしまい、頭は真っ白(笑)。何を話せばいいのか分からず、自分でも何を話しているのか分かりませんでした。しかし、編集の力は偉大です、、、放映されたインタビューはなんとか形になっていました。感謝の気持ちでいっぱいです。

 こうして地域のテレビ局にも取り上げていただけた本活動。先日、『君は発見マスター!!』に参加してくれた小学生2人と一緒に館内を回りました。(この様子は、中日新聞にも掲載していただきました。)

 元気いっぱいの小学生。「どこにあるかな〜?」「こんなにちゃんと資料館の中を見たことない!」「この秘密知ってるよ!」と声をかけてくれる姿がとてもとても嬉しかったです。

 「本物に見て触れて学ぶことの大切さ」は、このコロナ禍で嫌という程感じさせられました。大学生であっても、先生という実体があり、そこに生の声があればなと思うことはあります。もっと学びたかったと悔しくなることもしばしばあります。

 小学生はどうでしょうか。このコロナ禍、映像授業やYouTubeでも学ぶことができるといった環境下の中、「本物に見て触れて学ぶ」経験が減ってしまっていることは確かです。感染症対策はしっかりとして、行った本企画『君は発見マスター!!』は、少しでも小学生に「本物の力」を知って欲しい、感じて欲しいという願いを込めました。

 博物館や美術館、資料館では学校とは一味違う学びを作り出すことができます。それは、「本物」がそこにあるから。それが、博物館・美術館・資料館の良さです。勿論、レプリカもありますが、もっともそれは「本物」に近いレプリカです。

 新学習指導要領では、「主体的で対話的な深い学び」が重要視されています。今回、小学生と資料館を回り、博物館・美術館・資料館は、それ等が全て「本物」を通して体現することができる場でもあると私は考えました。子ども達は、博物館・美術館・資料館に行くという「自己選択」を行っています。主体性です。

 子ども達2人で、「こっちのカードにはこうやって書いてあるね」「パネルを見たらもっと詳しく書いてあるかな?」と話し合ったり、私が「A君が言ってたことB君はどう感じた?」と促すと「A君のおかげでパネルとカードの二つから〇〇ってことが分かったよ!」と元気よく話してくれました。対話性です。
 
 ワークシートには、沢山学んだことが書かれていました。「〇〇ということがわかった」「ここは少し見つけにくかった」等の振り返りがしっかり書かれているのです。自分の中で起こったことを綴り、主体的に学びに向かってい仲間の意見を取り入れていくその姿勢は、深い学びが体現されていると言えます。

 これを学校の教育活動の「社会科見学」に置き換えます。社会科見学の場は、「自己選択」することは不可能に近いですが、決まった場で回る順序や学びたいと感じることを「自己選択」することは可能です。グループで館内を回りながら仲間と学びをやりとりし、時には教師が子どもを繋いでいくことで、対話性の実現が成されます。

 ワークシートも教師が、「見方・考え方」「授業のねらい」の二段構造をしっかり押さえた作成を施したのであれば、それは深い学びとなることでしょう。つまり、「本物」が目の前にある博物館・美術館・資料館での学びは「主体的で対話的な学び」の出発点であり、通過点にもなり得ると考えられます。

 子ども達と資料館を回ったことで、「社会科見学」の在り方や自分の考えた企画の意図をより明確にすることができました。

 こうした企画を考案する機会が与えられたこと、本当に嬉しく思います。なによりも子ども達の笑顔は宝物です。『君は発見マスター!!』の企画は、8月31日までとなっていますが、その後も資料館に行きたい!また遊びたい!知りたい!と思って、資料館がより身近な学びの場になることを願っています。(下野)
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