10月2日 JEES教育セミナー「GIGAスクール構想やオンライン授業に若手も貢献しよう!」に参加して(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。
小学校教育実習を無事に終え、教師を目指す中で、ようやく本当のスタートラインに立てたような気持ちでいます。そんなスタートラインに立てた私の初めの一歩目の学びは、JEES教育セミナーでした。

 今回で、JEES教育セミナーへの参加は2回目。先回は、「子どもを愛する」学級経営について学ばせていただきました。2回目となる今回は、若手の先生方が実践される「GIGAスクール構想・オンライン授業」がテーマです。

 小学校実習では、短い期間ではありましたが、現場の実態を学んできました。実は、実習に向かうまで私は端末を子どもは簡単に使いこなし、簡単に授業で活用できるものだと思っていました。子どもの吸収能力は、すごいのだと甘んじていたのかもしれません。しかし、やっぱり子ども。しっかりと道筋を立ててあげなければ、本来文房具の様に用いるはずのタブレットや端末は、たちまち遊び道具に変貌を遂げてしまいます。

 今回のセミナーでは、文房具から遊び道具への変貌を遂げさせることのない教師としての筋道の付け方を学びました。福井先生、吉村先生が行われる実践例は、生活面、学習面の双方での筋道が立てられていることが分かります。
 生活面において。子どもたちは様々な決まりやルールの中で生活しています。当番や予定のこと。実習に行って分かったことの一つに、子どもたちって沢山の約束の中で、生活しているということがあります。予定表や当番表がクラウド上で共有されるのであれば、生活における見通しを子どもは端末を通して、立てることが出来ます。
 学習面においては、子どもは堀田先生がおっしゃられましたように「百聞は一見に如かず」を見事に体現します。聞いて理解するより、見て理解する方が早いのです。勿論、言葉で紡がれた説明を理解する力は往々に必要です。しかし、それはまた教師が筋道を立てて、使い分けをすることが望ましいのではないかと思います。これまで、「先生これってどういうこと?」「先生、これであってる?」と聞かれていた、学習における見通しを前述同様、端末通して子どもたちは立てることが出来ます。

 端末は、生活面・学習面の双方において子ども達に見通しを持たせるものだと、私は今回のセミナーを通して位置づけました。便利になったというよりは、子どもがこれまで以上に見通しを立てて生活を送り、学習を捉えやすくなったのだと思います。ベテランの先生方の授業技術と若手の先生方のオンライン活用の力が合わさったのなら、それは子どもたちにとって、とっても心強い明確な道筋になるのではないか考えます。子どもの未来を想い、素晴らしい過去になる為に、様々な方法を議論し、教師自身も学びを深めていく事のできる、教育という世界が大好きだなと改めて実感しました。

 JEESの皆様、堀田先生、佐藤先生、福井先生、吉村先生、貴重なお話と機会をありがとうございました。
 こうした機会をいつもお教えくださいます、玉置先生、本当にありがとうございます。今回もまた、多くの学びを考えを深めることが出来ました。将来に生かすことが出来ますよう、日々学びを積み重ねていきたいと思います。
(下野)
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2021年10月3日仕事日記

 午前中は日本教育新聞社の原稿書き。依頼内容を何度も読み、いくつかの裏付け資料をもとに書いて編集部へ送信。

 午後は昨日に引き続いてのオンライン会議。13時から17時過ぎまで。今日は2回発言。夏の研修会での気づきと「主体的に学習に取り組む態度」について。

 夜は今週から始まる「教育課程論」の講義資料作り。ユニバーサルパスポートで受講学生を確認すると登録なし。本当にそうであれば、こんな嬉しいことはないが、すでに公欠届が出ているのでゼロであるわけはないだろう。まずは明日、教務課へ確認。

 談慶師匠との共著原稿書きの続き。今日も進まず(泣)。

 研究室HP記事は、名桐君の「広げよう!いのちの授業第17回大会での学び」。来年4月から教師になる覚悟が感じられる記事。

 月刊「日本教育」が届いた。先月で連載終了だと思っていたが、第6回まで原稿を出していたということに気づく。情けない。終了記念として、拙稿「GIGAスクール構想 一人一台端末時代の学校づくり」の6回のタイトルを紹介。
第1回 基本の理解
第2回 日常的に触れることが大切
第3回 具現化を加速させる体験的な仕掛け
第4回 ICT活用事例をもとに学び合う
第5回 端末を積極活用している学校の共通点
第6回 BYODを意識して活用推進

広げよう!いのちの授業第17回大会での学び(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。先日、無事第一志望の自治体の教員採用試験に合格することができました。一人で電車の中で結果を見たため、とてもソワソワしていたと思います。無事に終わることができて内心ホッとしています。

 本日、鈴木中人先生主催のいのちの授業にオンラインで参加させていただきました。お世話になっている先生も出演されており、知っている方を画面越しで見ることの慣れなさを感じました(笑)

 この記事では、少し過激な表現も出てきます。ご承知ください。

 いのち。誰もが共通で持っている唯一のものと言っても過言ではありません。いのちに関わることで、私は出演者の方々のお話を聞きながら、考えたことがあります。それは、いのちを弄ぶ言葉についてです。

 志賀内先生のお話にもあった通り、人間いつ死ぬかわかりません。死と隣り合わせの中で日々を生きています。急に事故に遭うかもしれない、急に体の調子が悪くなるかもしれない。色々考えたら死ぬことが怖くなります。そのような儚いいのちを弄ぶ言葉が子どもたちの中にも溢れています。「死ね!」「殺すぞ!」といった言葉は、たとえ悪ふざけであろうと、私もよく耳にします。

 本当にそんなことを思って言っている子は少ないと思います。中人先生も仰っていた通り、子どもたちはいのちの重さがイマイチ分かっていません。ですから、そのような言葉を軽率に言えてしまうのです。ですが、悪気がないからと言って許していくのは少し違うと思います。そういった言葉は、受け手によって重さが変わるからです。近年、学校でのいじめによる子どもの自殺というものが問題になっています。それぞれの悲劇に様々な要因はありますが、恐らく最も相手の心、いのちを傷つけやすいものは言葉であると思います。(近年はSNSなども)

 私は、来年から自分のクラスでそのような言葉を使っている子には、その子のため、クラスのためを想ってしっかり指導していきたいです。いのちの重さが分かっていなくとも、子どもたちの感受性豊かな時期を逃すまいと、そのような言葉で人を殺めかねないことを伝えていきたいです。私自身、幼少期とてもお世話になった友人の母が亡くなった時、喪失感に溢れました。友人の前ではゆっくり寄り添うことしか出来ませんでしたが、友人と同じくらい私も辛かったです。

 いのちの重みを経験することは、誰もが出来るものではありません。しかし、そういった経験がある人が積極的に伝えて行く必要があると思います。その点、中人先生のいのちの授業を、もっと子どもたちに受けてもらい、自分のいのちと共に相手のいのちをも大切に出来る子どもを育てていきたいです。

 普段、私はゼミやバイト、遊びなどの用事をこなしていく生活をしているため、今回の会はいのちの大切さを考える良い機会となりました。いのちについてこうして文章に纏めることが出来るくらいは大人になれたなと思うとともに、子どもたちにも来年からいのちの大切さを伝えられる教師になりたいです。

 今回、このような会を開いていただき、大変学びの多い時間となりました。関係者の方々、本当にありがとうございました。(名桐)
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2021年10月2日仕事日記

 ありがたいことに来年度の講演依頼が届く。今年度は調整つかずお断りした自治体。もちろん承諾。

 小牧市文化協会から講演ポスターとチラシの再校正。とても良い感じの仕上がり。これが市内に貼られると思うと、ちょっと緊張(笑)。

 談慶師匠との共著本原稿書き。遅々として進まず。こうした味は僕しか出せないはず、と自分を励ましながら、ボチボチ書く。 

 お昼は、最近開店した博多とんこつラーメン店『これだ‼︎製麺 総本家』へ。行列ができるのが納得できる味。

 13時から17時30分ごろまで、オンライン会議に参加。思うことがあって一度だけ発言。

 研究室HP記事は、昨日、ハイブリット方式で行われた「広げよう!いのちの授業 第17回大会」での下野さんの学びをアップ。他のゼミ生からも届く予定。順次、アップしていくのでお楽しみに。

10月2日「広げよう!いのちの授業」第17回大会での学び(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。小学校の教育実習を無事に終え、「綾巳先生」から下野綾巳に戻りました。空が澄み切って、見上げていると秋の香りのせいなのか、実習で出会った子ども達のことを思い出してまた涙ぐんでしまいます。

 そんな大学生の下野綾巳に戻った初日
「広げよう!いのちの授業」第17回に参加させていただきました。

 皆様のミニスピーチをお聞きして、私が思ったことは「いのちって輝いてる」ということでした。ご登壇された皆様は、「いのち」について深く考えられ、そしてご自身の「いのち」を目一杯にキラキラと輝かされていらっしゃることを感じたからです。鈴木中人さんは、いのちについての考えはその人の人生を表しているとおっしゃられました。「いのち」への捉え方は人それぞれです。そして、また人生も人それぞれ。

 私にとって「いのち」ってなんだろうと本セミナーを終えて考えていました。そこでふと浮かんだことは、「容易く軽んじてしまうもの」でした。志賀内さんが「明日自分は死なないとみんなが思っている」とお話しされました。
 軽んじてしまうのです。それは、明日自分は死ぬわけないだろうといった日常的なものもあるでしょう。はたまた、人間関係だったり、勉強についてだったり、人は様々な環境としがらみで自分の「いのち」を軽んじてしまうことがあります。
 本当は、生きているだけでとっても素晴らしいことなのに。

 玉置ゼミに加入して、もうすぐ1年が経とうとしています。「いのちのセミナー」に何度も参加させて戴きました。毎回セミナーでのお話で鈴木中人さんのおっしゃられる「生きてるだけで丸儲け」。私はこの言葉が大好きになりました。

 「生きる」ってしんどいけれど、面白い。どれだけ辛くても、苦しくても、悲しくっても自分の「いのち」を自分で軽んじてはいけない。
 だって「生きてるだけで丸儲け」なのだから。

 私も死ぬ暇のないくらい笑っていたいです。教師を目指しているわけですから、教師として子ども達の未来を想う笑顔の発信源になること。それが私の「いのち」の輝かせ方だと私は私のことを信じています。

 鈴木中人さん、小出朋子さん、山田貞二先生、山本恵子さん、志賀内泰弘さん、素晴らしいお話と機会をありがとうございました。「いのち」について、また一段と考えられる時間でした。
 玉置先生、玉置ゼミに加入したから私は、こうして「いのち」について考えられる機会が与えられています。沢山のセミナーに参加させていただき、こうして出力する場を与えてくださり、本当にありがとうございます。(下野)

※ 写真は鈴木中人さんFBより
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2021年10月1日仕事日記

 昨日の体力的な疲れを全身で感じる朝。朝食後、栄養ドリンクを飲むほど(笑)。運動不足が続いていることを痛感。

 9時30分にEDUCOM愛知本社へ。16時までICT支援員・サポーターの研修会の様子を見学。課題意識を高めるための流れは大いに勉強になる。授業手法がここでも生かせる。

 13時から45分間ほど、オンラインで大学「全学的に教職課程を実施する組織体制整備に関する検討委員会」に出席。説明を聞き、資料を見ても、よくわからないというのが本心。夕方届いた新たな資料を見て、ここがゴールなのかと初めて認識。

 連載中の「週刊教育資料 玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」の第69回原稿書き。今回も対話をテーマに「対話の質を高める手立て」と題した原稿を書いて編集部へ送信。

 今日で7期生のうち6名の教育実習終了。時折、書き込まれる「心の天気」の一言から、教師の仕事の大変さを体感しながら、充実した日々を送らせてもらっていることがわかる。受け入れ校に感謝。

2021年9月30日仕事日記

 本日訪問する味岡小学校の特設授業案3本を読み込み、自分なりの注目ポイントをメモする。

 8時15分ごろ家を出て味岡小学校へ。8時45分から授業観察開始。1限、2限で特設授業以外の30全学級参観。良い点や助言したいポイント撮影。2限までにかなりの歩数(笑)。久々に歩いたな、という感じ。

 3限は2年生算数、4限は4年生理科、5限は5年生国語の特設授業参観。写真ばかりではなく、時折、動画撮影。その都度、ポイントメモ。

 15時15分から16時45分まで、僕に与えられた時間。前半は、各先生方に依頼して作成してもらった「話し合いを深めるため(対話の質を上げるために)に私が心掛けたこと」「そのことによる子どもたちの変容エピソード」をもとに、僕が指名しながら、まさに学び合う時間を展開。

 後半は、撮影した写真、動画をもとに、全授業に対してのワンポイントコメント。時折、質問。
 
 校長室で3人の授業者にさらにコメントを伝えて、終了は17時ごろ。久しぶりの連続9時間稼働(笑)。

 これまでにない疲労感。エネルギー補給のためで、家族でいつものうなぎ屋さんへ。

 帰宅。すでに全身疲労を感じているが、気持ちは逆で、終日、いい授業を見せてもらえて学ぶことができた充実感でいっぱい。どの学級も学び合う教室になっていたことは間違いない。ある子どもが発言を始めると、ごく自然にそちらに体を向けて聴こうとする子どもたち。その発言を受けて、自分の考えを述べる姿を短時間授業訪問でも見ることができたことは、こうした状況がほぼ日常化している証。

 「あっ、そうか」「こういったらいいかも」「気づかなかったなあ」「そこまで考えてなかった」などの子どものつぶやきを耳にしたことも多数。

 「どうかな」「そうか」「そう思うんだ」といった教師言。たったこれだけの言葉で、新たな子どもが発言していく様子も見ることができた。

 さらには、ここぞ!というときの教師の出場(でば)もあって、子どもたちの変容に注視。大学講義で見せたい教師が出るべきところで出る動画が撮影できた。

 初試みの先生方のまさに「対話」をもとにした「対話」も、自分なりには新企画としてはとても良かったと自己評価。

 これだけの情報をいただけたのだから、精神的には充実していることはわかっていただけるはず。

 どうしても書かなければいけない原稿があったが、PCに向かってもまったく進まず。大学からの問い合わせメールだけには返信して、いつのまにか記憶なし。

 明治図書から嬉しい連絡。拙著「学校を元気にするチームリーダーの仕事術」が7刷になるとのこと。お手元に置いていただいた皆様に感謝。これからもどうぞよろしくお願いします。 
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2021年9月29日仕事日記

 6時45分ごろ家を出て大学へ向かう。7時40分には研究室。PCに電源を入れるがネットにつながらず。ネット回線増強によって接続ができない状況が生じていると聞いていたが、前回は問題がなかったので、安心していたが、いろいろと試してみるがトラブル解消せず。まずはノートコンピュータをつないでメール処理。山田先生と貴重な情報交換。

 1限は「教職実践演習」。Bグループは23名。正しい「保護者対応」をロールプレイで学ぶ講座。課題を提示して、2人1組になって演技。とってもノリがよいグループでポイントも伝えやすい。最後は初任者で体験した評定へのクレーム話。happyendの結末。

 2限は6期生ゼミ。それぞれが卒論第3章をもとに第4章の組み立てを発表。質問のやりとりを通して、さらに考えるきっかけを生む。仕掛け成功。4年後期ゼミの内容検討。

 大学を出て、小学校教育実習校へ。僕が担当する7名のうちの最後の1名。子どもとの関係がうまくいっているのは、これまでの実習の成果。気づきメモを渡して退校。

 帰宅。slackで池戸君、金子さんと後期ゼミの進行相談。新ゼミ企画!

 今日も例によって談慶師匠との共著本原稿書き。1日1本の原稿書きが進めば、お約束日に間に合う。こういうのを捕らぬ狸の皮算用というのか(笑)。

 スクールライフノートの学びメモ一覧が見やすくなった。いつのまにかバージョンアップ。写真が小さくてごめんなさい。
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2021年9月28日仕事日記

 7時前に家を出て、教育実習校の一つに出かける。学校付近のコンビニで時間調整。とはいえ1時間(笑)。

 一生懸命取り組む実習生に安心しつつ、今後の授業実習のために少しでも役立つことを示したいとメモ。授業終了後、すぐにメモをもとに指導。

 帰宅。午後の講演の資料確認。展開を再検討してプレゼン追加。いくつかの問い合わせに返信。

 13時に富山県総合教育センターとzoom接続。13時40分から2回休憩を入れて16時10分まで講演。対象は小・中・高校の中堅教諭のみなさん140名弱。
 
 演題は「ミドルリーダーとして期待される力量を高める」。コロナ禍により明らかになった学校に求めれる事項、主体的・対話的で深い学びを具現化するための視点、GIGAスクール構想を実現するためのリーダーの在り方の大きく3点からアプローチ。30名ほどの方に発言してもらい、やりとりをしながら展開。

 立川談慶師匠との共著本の原稿書き。編集からのメールが届く。のんびり構えすぎていることを自覚(汗)。

 名古屋市教員採用結果の知らせ届く。就職課長に思うことをメール送信。同感とのこと。やはり!という気持ち。

 桂雀太師匠から嬉しい電話。心躍る。さっそく新提案!

2021年9月27日仕事日記

 まずは今週からグループ別講義が始まる「教職実践演習」の講義資料をユニパにアップ。最終グループまでアップしたが、果たしてこれで学生は目を通してくれるかどうかが心配。今一つ、ユニパが理解できていない自分(泣)。

 愛知県教員採用試験の2次結果発表日。嬉しい連絡が続く!

 30日訪問の味岡小学校での講話資料作り。僕の願いを受けて、それぞれの方が「対話力を高めるための技術」をレポートしていただいたので、全体交流をしたい内容をピックアップ。事前予告をしておいた方がよいと考え、資料が完成したところで送信。

 14時30分ごろに家を出て、犬山市役所へ向かう。会議前に教育長と懇談。15時30分から、第2回ICT活用教育研究委員会にアドバイザーとして出席。報告事項で、「夏休み期間中の学習用情報端末の利用状況」を聞く。ネットへのアクセス状況やアクセス先一覧から、多くの子どもは学びのためにきちんと端末利用しているとみる。協議事項は「学習用情報端末を利用した学習について」。アドバイザーとして、機器整備は育てたい子ども像とセットで考えたいと助言。

 帰宅。連載中の「週刊教育資料」の原稿校正。月刊誌「健」の原稿校正。

 教育開発研究所依頼原稿「校長1年目のあなたに伝えたいこと」を書き上げて送信。校長時代の仕事日記を紹介。新任校長スタート日から、我ながら精力的に動いていたなあと回顧。

2021年9月26日仕事日記

 午前3時近くまでTVを見ていたので、久しぶりに遅い目覚め。9時からコメダで、石川校長先生に最近の小牧の教育状況をお聞きする。「学び合う学び」「GIGAスクール」のことなど話題はたくさん。

 今日は帰郷する長男の誕生日。家内からの指示で(笑)、サーティワンへ行き、誕生日ケーキ購入。こんなことは何十年ぶり。

 悶々としていた実習関連の提案文書作成開始。出来上がったところで課長らに送信。ご意見を伺うしかない。

 大学CP委員会で、僕の考えを改めて伝えたいという気持ちになり、自説のメリットを強調して文書作成。これも送信。やはり意見をお聞きするしかない。

 30日は味岡小学校へ終日訪問。指導案と僕が依頼した内容を記したデータが届く。100頁を超える量。特に僕が依頼したものへの文書に目を通し始める。ここまで対応していただいたことに感激。次回訪問では、この文書をもとに皆さんと意見交流をしたい、という思い。まずはプレゼン作り開始。

 研究室HP記事は、実習中の今井さんからの投稿。道徳授業構想中に考えた「友だちってなんだろう」。今井さんらしくて、とてもいい記事。

「友だち」って、なんだろう。(今井)

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 7期生の今井美羽です。「みうのひとりごと。」

 教育実習の道徳の授業での、子どもたちへの発問。

 「友だち」って、なんだろう。

 研究授業のシミュレーションをしながら、子どもたちに考えさせるのはいいけど、その前に自分はどうなんだろう。考えてみよう。という思考になり、考えてみました。私の頭の中をそのままお見せします。良ければ皆さんもぜひ考えてみてください。

 「友だち」って、なんだろう。

 自分とはちがう価値観、世界を見せてくれる人かな。

 時に、助けたり、助けてもらったりしながら、時間を共有する。楽しい空間、居心地の良い空間を共にできる人。

 友だちって、人によっては実在しないかもしれないな。人間じゃないかもしれないな。共通に「友だち」という言葉を使うけど、その「友だち」という言葉、概念自体にそれぞれの価値観があって、人によって様々なのだと思う。

 そう考えると、自分は「友だち」だと思っていたけど、相手は自分のことを「友だち」だと思っていなかったという現象は、ある意味自然なのかもしれない。ただ、「友だち」の捉え方が違っただけ。

 「友だち」って、やっぱり必要なのかな。どうなんだろう。

 なんとなく、友だちは沢山いらない、少なくていい。って言っている人の方が良いみたいな雰囲気ないですか。そう思うのは私だけかしら、ひねくれものかしら。

 考えれば考えるほど、「友だち」って、なんだろう。ってなる。

 こんな感じで、ぐるぐると頭の中が「友だち」という言葉でいっぱいっぱいになりました。小学生は人間の友だちについて考えるとは思うけど、どんな意見がでるのかな。楽しみ。こんなことを語っている場合ではないのだーーー(汗)実習の準備準備。(今井)

2021年9月25日仕事日記

 早朝からEDUCOMの伊藤さんとslackでやりとり。和田フェローにも加わっていただき、僕が懸念していることの解消に向けてメッセージを何度も往復。抱えている背景もよくわかり、ここが合意点だと思って終了。朝から熱いやりとりでかなりのエネルギー低下(笑)。

 志賀内泰弘さんからの温かい支援に応えるべく、一般の方が読んでも「心の天気」のよさが伝わるように原稿書き。完成して送付。

 14時から、オンラインセミナー「デジタル・シティズンシップで身に付けよう!『子ども達の未来を切り開くチカラ』と『学び方』の再定義」に参加。豊福先生、芳賀先生、今渡先生とも、予想に反して(笑)、常に謙虚でDCへの誤解を払拭しようと柔らかく主張。あるべき姿の具体像もしっかり伝わってきて、充実の2時間半。

 立川談慶師匠がFBに「ちゃぶ台返しをしたい気持ち」と書かれていたので、「私もです」と書いたら、「気持ちを半分ずつにしましょう」という返信あり。なるほど!の対応。勉強になった。

 NHK「今夜も生でさだまさし」の続きで、たまたま「逆転人生」を見る。今回の番組は「奇跡の復活を果たした不屈のロックシンガー。歌の力を信じ続けた男が叶えた大逆転の物語」。ここのところ、あることで悩んでいる自分が物凄く小さく思えた番組。元気が出る。これで、ちゃぶ台返しをしなくてもいい。


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2021年9月24日仕事日記

 7時ごろに家を出て、小学校教育実習担当校へ向かう。学校近くのコンビニで朝食、しばし休憩。

 8時45分ごろに校長先生に挨拶。有難いことに日本教育新聞の連載で僕の学校経営などについてご存じで、話が弾む。

 1限、3限、実習生の授業を見て指導助言。指導していただいている先生にはお礼の挨拶。

 学校を出て昼食は外食。帰宅。「未来を拓く学校づくり研究会」のお知らせ発信。いよいよ新たな取組を始める。新たな組織立ち上げはおそらく人生で最後(笑)。

 志賀内さんから温かい電話をいただき、ご厚意に甘えることにする。さっそく原稿書き。EDUCOMから資料も取り寄せる。その中で、これは至急修正した方がよいと考える事案を見つけ、その対応。和田フェローにも力を借りる。

 教育実習課からトラブル報告があり。対応の経緯を待つことにするが、落ち着いたところで、その要因をしっかりとらえることから始めようと思う。推測で動くと間違ってボタンをかけてしまうことにもなる。ということで、夕方からバタバタの1日。
 
 研究室HP記事は、ここのところコンスタントに記事をアップしてくれる中野さんの記事。「教育実習から1年」。実習中の後輩が読むと、特に役立つ内容。

教育実習から一年(6期生 中野)

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 こんにちは!6期生の中野です!小学校の教育実習から気づけば一年たとうとしているので、時が経つことの早さを実感しています。今日の記事は教育実習から1年経って思ったことを書いていきたいと思います。

 教育実習を振り返ると、本当に楽しくて、なんとかより沢山の経験を積もうといろいろ試行錯誤していたことを思い出します。実習校の先生方が親身に協力してくださり、心の天気のプリント版を実施させていただいたり、授業も本当に沢山やらせていただき、教育実習では本当に沢山のことを学びました。

 授業はライブとよく玉置先生がおっしゃっていることを、身をもって体験しました。教室には様々な子どもがいて、一人一人の子どもたちのことを自分なりに知り、その上で授業をつくらなくてはいけないことがとても難しかったです。あるクラスで成功した授業を、他のクラスで全く同じようにやっても、同じように成功することができず、やはりクラスの子どもたちの雰囲気や特性に合わせた授業展開をすることが大事だと思いました。

 他にも、30人以上の子どもに、同じことをやってもらうことの難しさです。字を書くことが遅い子もいますし、とても早い子もいます。どちらに合わせても早さが合わない子は少なからず絶対に出てきてしまいます。全く違う30人を、しっかりと統率していくことが教師の役目だと思います。教室にいる全ての子どもを取りこぼすことなく授業に参加させることができるようになりたいです。そして、取りこぼすことなくというと、より遅れている方に合わせる形になりがちだと思いますが、それでは逆に早い方を取りこぼしてしまっていると思います。教師の工夫によって、パターンごとに合わせるものを変え、最終的なゴールでみんな同じになるようにそれぞれが力を出し切れるような授業を作っていけるように、タブレット端末などを使いこなしながら、がんばりたいと思いました。
 
 教育実習から一年たち、あと数ヶ月も経てば教師として子どもたちの前に立つことになります。一人一人の子どもたちの未来や、可能性を、広げてあげられるよな教師になるためにもこれから半年間しっかりとゼミで教師力を上げていきたいです。(中野)

2021年9月23日仕事日記

 10時から11時45分あたりまで、『GIGAスクール構想で進化する学校、取り残される学校』出版記念オンラインイベントに参加。内容はタイトルからややずれて、取り残される学校の要因を平井総一郎さんと新保元康さんが1時間ほど語る。その後、稲垣忠さんの司会で、要因の深掘り。イベントに参加して、全国的にやはりそうなのだと、ある意味、安心ができた。しかし、そう思っていたら取り残されてしまうので、次のステップへの良い刺激を受けたというのが、今日の学びのまとめ。

 連載中の「新教育ライブラリPremier2 vol.2 教頭・副校長のための時間が増える!仕事のワザ」の第4回の原稿書き。今回は養護教諭、事務職員との関わりを取り上げた。その裏付けに岩瀬さんにメール相談。ありがたいことに夜には電話で詳しく話を聞くことができた。おかげさまで原稿完成。編集部へ送付。
 

2021年9月22日仕事日記

 7時過ぎに家を出て、小学校教育実習担当校に向かう。2校担当のうちの1校。3人の実習生の授業参観して指導助言。教務主任からとっても嬉しいコメントをいただく。「岐阜聖徳学園大学の学生さんは、本当に一生懸命やっておられます。質問も的を射ていて、教材研究もしっかりやっておられます」など、激賛の言葉。こういう状況の中、温かく受け入れていただいている学校及び自治体に感謝。その上のお褒めの言葉は嬉しい。

 大学へ到着。12時30分から13時15分くらいまで教職専修会議。次期ゼミ生募集などについて協議。もうこういう時期なのだ。時の流れは早い。

 教育実習課へ実習校訪問での嬉しい報告。若干の相談。

 14時から16時半くらいまで、教授会及び審査教授会。教授会資料はA4判263頁!教授会では、実習委員長として、文書に書かれていないことを中心に伝える。実習課の皆さんの献身的な取組をぜひとも知っておいていただきたいという思い。

 SAのスタバで休憩。帰宅。今日もいただいたいくつかの依頼。大学への報告事項もいくつか。

 研究室HP記事は、6期生松浦さんの「1年前を振り返って」。僕の時の流れの感覚は、松浦さんが感じている数倍の早さなんだろうなと、改めて(笑)。

 昨晩、電話相談があった学級経営の悩み。今朝、さっそく対応したとの報告メール。僕の予想が外れて好転の方向に。ほっとできたメール。

 そうそう、お勧めのセミナーがあります。「学び合う学び」の提唱者として、また全国小中学校のアドバイザーとして実践に即した学び合いを指導助言されておられる石井順治先生の講演会です。10月30日(土)13時30分から、愛知文教大学にて開催されます。

 石井先生の最新刊は、『続・「対話的学び」をつくる 〜聴き合いとICTの往還が生む豊かな授業』(ぎょうせい)です。対話的な学びもICT活用も、どの学校においても重要な課題。

 詳細や申し込みは、ここをクリックしてください。会場でお会いしましょう。

1年前を振り返って(松浦)

 こんにちは!6期生の松浦です!教員採用試験も終わり、後期が始まるなあと思っていたところ、現在教育実習中の後輩の子たちから連絡がありました。もう1年も経ったのかと驚きましたし、あの頃の自分を振り返る良い機会だと思い、記事を書いてみました。

 教育実習が始まる前の私はとても緊張していて、子どもたちと仲良くなれるかな、授業を上手くできるかな、と1週間ほど前から落ち着かなかったことを覚えています。しかし、いざ始まってみると、毎日新たな発見があり、学びがあり、とても楽しかったことも覚えています。「教師になりたい」という思いが強くなったのも教育実習での経験が大きいです。私たちは新型コロナウイルスの影響で実習期間が2週間になってしまったので、4週間も実習をさせて頂けることが羨ましく思ったりもします。人それぞれ、いろんな思いを抱えて、実習に臨んでいると思いますが、とりあえず楽しんできてほしい、と今の私は思います。絶賛実習中のゼミ生のみんなも、与えて頂いている環境や支えてくださっている周りの人への感謝を忘れずに、思いっきり楽しんできてほしいです。私の思いが、誰かの励みになったらいいな〜と思い、書いてみました。応援しています!

 そして、あと半年で教壇に立つ立場になる自覚をしっかりと持っていたいです。後期のゼミや授業での学びをできるだけ自分のものにできるように、意欲的に取り組みたいと思います!あと半年で大学生活が終わってしまうと思うと、凄く寂しいですが、4月から頑張ろう!と思えるように、残りの時間を過ごしていきたいです。

 ゼミでの思い出もたくさん作りたいと思っています!玉置先生、6期生のみんな、7期生のみんなも、あと半年、よろしくお願いします(^ ^)(松浦)
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2021年9月21日仕事日記

 早朝から、16時30分からの小学館月刊誌「総合教育技術」のインタビューに対応する準備。与えられたテーマをもとに、管理職としての視点や留意点を整理。令和の日本型学校教育答申から「個別最適な学び」と「協働的な学び」を抜き出し、どう解釈して、どう具現化していくかのメモ完成。

 続いて、18時からの某会議のために、自分の考えをプレゼントしてまとめる。朝からけっこうな仕事量。自分を褒めてやりたい(笑)。

 10時から授業と学び研究所会議。12時少し前から13時まで休憩。13時から再開。1時間ほどで終了。事業計画大会での授業と学び研究所としての発表内容検討が中心。

 会議終了後、10月23日に依頼を受けた中京大学同窓会研修会での講演プレゼン作成。50分間とのことで、内容をかなり絞り込む。

 今日も来年度の講演依頼が届く。有難いことに結構な件数。

 16時30分から18時少し前まで、「総合教育技術」の特集記事インタビューを受ける。作成のプレゼンが有効活用できた。

 18時から某会議に出席。暴走気味の僕に困っておられながらも前向き検討で有難いとしか言えない。

 20時45分から、悩み事相談に応じる。1時間ほどの電話。解決に向かうことを念願。
 

2021年9月20日仕事日記

 まずは提案を受けていた「学校ふれあい体験の評価依頼文書」の検討から開始。今年度も特殊事情があるので、それを踏まえての加筆提案。すぐに合意を得ることができて、ほっとする。

 明日は、小学館月刊誌「総合教育技術」でインタビューを受けるので、その下調べ。調べれば調べるほど、僕が管理職であれば、どういう動きをしようかと悩む提案ばかり。理想ばかり語ったところで役立たない。明日まで熟考したい。

 「未来を拓く学校づくり研究会」の次の一手についてプレゼンシートを作る。これをもとに明日夕刻から協議したい。

 15時30分ごろから体を動かすことも兼ねて、カメラを持参して、久しぶりに「小牧四季の森」に出かける。コロナ禍ですべての施設が閉鎖されていて、人も少ない。ここで紹介したくなるようなショットは撮れなかったが、こういう時間もあっていいな、と籠りがち過ぎていることを振り返る。

 武藤さんに勧められた「教育論の新常識」が届き、一気読み。FBで課題も提示されているので、そちらへの興味もあってのこと。おそらくここだろうと思う箇所を見つける。当たっているといいけれど、さて…。
 
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