2021年11月10日仕事日記

 珈琲と食パンで朝食。7時頃、家を出て大学へ向かう。8時前に研究室。いつものルーティン。

 立川談慶師匠との共著本で師匠へのアンサー原稿を書き続ける。

 10時40分、6期生からの誕生日プレゼントのセーターを着てゼミへ。若干の気恥ずかしさあり。

 ゼミはいつものように、金子さん、池戸君から提案を受けて進行。金子さんは横藤雅人先生からオンラインで学んだことの報告があり、叱ることを体験的に学ぶ展開。このときの学びはここをクリックしてご覧ください。池戸君は一人一台端末時代の学級ルールづくりについて論議を仕掛けてくれた。

 12時30分から論文審査会。13時30分から教育実習委員会。14時には終了。

 研究室で提出された卒業論文(名桐君、金子さん、松浦さん)の一部に赤入れ。来研した中野さんには2章までを直接修正助言。

 16時過ぎに大学を出て自宅へ。17時20分ごろ着。18時から20時まで、クリスタルプラン委員会。ようやく「児童理解群」の方向性がはっきりしてきた。

 21時30分からゼミ生松浦さんにzoomで卒論2章指導。今日も届くいくつかの問い合わせや依頼メール。スケジュール調整ミスをしないように返信。

 大学人となって260回目の雑誌原稿掲載。記念(笑)すべき雑誌は初の”先生・健康担当者の執務必携誌”「健」。いわゆる養護教諭向けの月刊誌。

 8日の東員町立東員第一中学校での僕の飛び込み授業での学びを松浦さんがしっかりまとめてくれた。感謝。

2021年11月10日6期生ゼミ記録から(玉置)

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 ゼミで活用している「スクールライフノート」には、ゼミ終了後には、それぞれが「学びの天気」を記録しています。

 11月10日の6期生ゼミでは、「縦糸横糸モデル」を研修している金子さんから提案があり、「叱り方」を学ぶ時間となりました。以下は、「学びの天気」の記録です。

〇 今日の金子さんのテーマは叱り方。実際に自分で叱ってみて子どもに怖いと思わせることばかりを意識していたが、野中先生のお手本を聞いて大人と子供では怖いの認識は違い、子どもに対しては勢いを持って強く短くを意識して怒った後に褒めてあげるということが大切だとわかった。自分もこれから叱るときは意識していきたい。

〇 今日は叱る練習をしました。叱ることは学級内に規範意識を持たせるために重要なことだし、子どもの気持ちになって叱ることを徹底していきたいです。「すっと叱る」→「出来たら褒める」の指導法を実行したいです。

〇 今日のゼミでは、金子さんの卒論の内容の、縦糸横糸理論についてで、子どもに縦糸を張る場合、やはり「怒り」が必要になってくるので、みんなで場面指導のように怒るときの練習をした。実際にみんなでやってみた上で、正解の指導を金子さんに教えてもらいました。怒る時のポイントは、怒る時はスッと短く怒り、できたら褒めることだとわかりました。実際に自分で考えたものをやってみたことにより、その怒り方が1番さらっと入ってきて、かつ縦糸が張れるとわかりました。

〇 今日はまず、叱り方について学びました。初任は特に、叱れないという状態に陥りやすく、子どもになめられてしまって学級崩壊になってしまうと知った。場面指導で叱る練習をしてみたけど、意外と難しかった。叱る時のポイントは、短く!ビシッと!そして、すぐ切り替えて、できたら褒める!これを4月から実践していきたいと思った。叱る時は第1声がすごく大事だと知ったので、そうなった時は気合を入れて叱りたいと思います。

〇 今日はみんなで叱るところの場面を実際にやってみました。場面は、体育の授業で事前に子供に整列しておいてって伝えていたのに、体育館に行くと子供たちは動き回って騒いでいたというものです。みんなよく考えてくれて実践してくれて嬉しかったです。野中先生や玉置先生の手本となるスパッと叱ってのちに褒めるやり方を練習しておきたいです。

〇 今回のゼミでは、叱るときのポイントについて考えた。場面は、小学校で体育の時間の前に先生が遅れるので先に準備しててと言ったのに子どもが遊んでいたときに叱る場面。若い先生は説明しがちだけど、そうじゃなくまず迫力よく怒る。やり直しさせる。褒める。これが野中先生的には良いみたい。

11月8日 東員第一中学校での玉置先生による飛び込み授業からの学び(松浦)

 こんにちは!6期生の松浦です。今回は11月8日に参加させて頂いた、東員第一中学校での玉置先生の飛び込み授業での学びをまとめます。

 学んだことは非常にたくさんありますが、特に2つあります。

 1つ目は、子どもたちとの関係はちゃんと授業に表れることです。私は、玉置先生が現場で子どもたちを相手に行う授業を見るのは今回が初めてでした。そのため、先生は授業前にどんなコミュニケーションを取るのか、子どもたちにどんな声をかけるのかに注目しました。飛び込み授業ということで、初対面のはずなのに、あっという間に子どもたちの心を掴んでいく先生の技に凄く驚きましたし、勉強になりました。子どもたちが心を開いたことで、授業中の対話が活発になり、発言も多くあったのだと思います。先生が投げかけた発問に対して、真剣に考える姿も、きっと先生が心を掴んだからだろうなと思いました。

 2つ目は、道徳は想像させる教科であるということです。道徳は国語の読み取りとは全く異なるものですが、やはり国語のように考えてしまう子どももいます。玉置先生は授業の途中で、子どもたちが本文を頼りにして意見を出し合っていることに気付き、資料を机の中に片付けるように指示をしました。そして、心を想像することが大切なことやグループで1つの考えにまとめる必要がないことを授業の中でしっかりと伝えていました。中学生は、他人の意見と自分の意見がズレていないかが特に気になる時期だと思いますが、そんな時期だからこそ、道徳の授業がかなり効果的だと思います。そのため、先生が伝えた言葉は印象的だったのではないかと思いました。私も4月から道徳の授業をする立場になるので、想像することが大切なことや国語の授業とは違うこと、人それぞれ答えが違ってもいいことなどをしっかりと伝えていきたいと思いました。

 私は道徳の授業が好きですし、卒業研究のテーマも道徳を選びましたが、研究を進めながら、やはり難しいなと本当によく思います。先生が、授業が終わってみると「ああすればよかった、こうすればよかった」と反省点がどんどん出てくると仰っていて、先生でもそんな風に思うのだと、なんだか安心しました。完璧な授業なんてないのかもしれませんが、自分が目指す授業に近づけるように何度も挑戦し、失敗を積み重ねていくことが大切なんだろうなと思います。私はまだまだ経験が足りないので、失敗するのは当然だと思います。だからこそ、失敗を恐がらずに挑戦し続けていきたいと思いました。何事も、焦らず、地道に頑張りたいなと思います。今回の学びも、自分の武器として磨いていきます!

 玉置先生、東員第一中学校の先生方、生徒の皆さん、貴重な経験をさせてくださってありがとうございました。(松浦)
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2021年11月9日仕事日記

 今日は午前中に2名のゼミ生実習授業訪問。ともに岐阜市内。とはいえ、かなり遠方。渋滞にはまることを避けるために6時30分ごろ家を出る。1校目近くのコンビニで50分程度の時間調整。しばし眠る(笑)。

 8時45分から9時35分まで授業参観。授業冒頭での生徒のつかみがいい。生徒個々に寄り添う姿も随所にあってよし。いつものように授業助言を◎と■でメモ。授業後、すぐにアドバイス。

 ただちに学校を出て、もう一つの中学校へ向かう。ギリギリ到着を心配したが、余裕の到着でほっとする。校長先生と懇談。岐阜県と愛知県の教育行政の違いをやりとり。

 10時40分から11時30分まで授業参観。これまでの積み上げがあってこそのテンポがいい授業。無駄のない的確な指示。多様な評価場面も設定されている。例によって、◎と■でメモ。すぐに指導助言。

 これで9人のゼミ生の授業参観が無事終了。よくぞ時間調整ができたものだと自分を褒めてやりたい。年間スケジュールで訪問を見込んで空けておいたこと、コロナで当初の予定がなくなったことなどが、調整ができた要因。来年度の9人。今年度のようにうまく調整ができることを今から祈る。

 大学へ。提出すべき書類を作成。実習指導旅費申請は人数が多いので、さすがに時間がかかる。

 14時30分、先日の岐阜県市町村教育委員会連合会事務局のお二人が来研。僕からはあらためて貴重な場を与えていただけたことに深謝。良い機会なのでしばし懇談。土曜日の「いのちの授業を体験的に学ぶ」の内容も話題となる。

 大学を出る。実習授業参観が無事終わったことを祝って(笑)、SAスタバでチョコレートストロベリーフェスティブモカ購入。美味しい。

 帰宅。談慶師匠との共著本原稿書き。談慶師匠原稿へのアンサー原稿。文字数を間違えているとの指摘を受けて、何本かの加筆。締め切りまでは余裕ありで、今日はここまで。

 「いのちの授業を体験的に学ぶ」に参加した本学1年生の丸山君に研究室HP記事を依頼。早々に届いたのでアップ。我がゼミ生に刺激となる良質な原稿。皆様もご一読を。

「いのちの授業を体験的に学ぶ」に参加して(1年生丸山)

 はじめまして!
 教育学部 学校心理専修 1年の丸山託生です。

 11月6日、じゅうろくプラザにて開催された『「いのちの授業」を体験的に学ぶ』講座について、玉置先生のご厚意から研究室日記を書かせていただくことになりました。とても嬉しく思うとともに、自分の考えを文字にして発信することの難しさを痛感しています。どうか寛大なお気持ちでお読みいただけるとうれしいです!

 さて、今回の講座では、山田先生・玉置先生がそれぞれ道徳の模擬授業をされ、そのあと龍崎先生が講義をされました。

 山田先生の模擬授業では、「道徳の授業においてもっとも大切なことは、子どもが自分のこととして捉え、考えること」であると学びました。模擬授業では小児がんをテーマに、過去に罹患したゲストの体験談を交えながら「自分事として考えさせる授業」が展開されました。小児がんを患った友達がいたというような経験がない自分にとって、あまり身近に感じられるテーマではありませんでしたが、1000人に1人が発症するという情報やゲストの体験談に触れることで、にわかに自分事として考えることができました。学習テーマが抽象的になりやすい道徳において、子どもが自分事として考えられる授業展開・教材の工夫が重要であると実感することができました。

 続く玉置先生の模擬授業では、平成29年に告示された中学校学習指導要領道徳編における「取り得る行動」を検討する授業を体験的に学びました。「国境なき医師団」であった貫戸朋子さんの体験談を題材に、その場合「自分ならどうするのか」について考え、皆で議論するという授業展開でした。自分が取り得る行動について考えた後、自分が取らない行動をする、違った視点をもった人について検討することを通して、考え方の多様性を学ぶ授業であったと感じました。

 そして龍崎先生の講義は、道徳教育の背後にあるものを明らかにしながら、山田先生・玉置先生の模擬授業を価値づけしていくというものでした。山田先生の模擬授業における、「自分のこととして捉え、考えようとすること」は「考動」。玉置先生の模擬授業における、「異なるものの見方・考え方の存在を知ること」は他者理解に繋がるとし、どちらも道徳教育において大切だと学ぶことができました。

 今回の講座では、内容はもちろんですが、玉置先生と山田先生の授業を実際に受けることができたこと、加えて龍崎先生を加えた鼎談も興味深く、参加できて本当に良かったと思いました!

 素晴らしいご講演をありがとうございました。

 私自身は、まだまだ入り口に立ったばかりですが、これからも教育についての理解を深め、より一層努力したいと思いました。

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2021年11月8日仕事日記

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 今朝の中日新聞に名前が載っているとのメール連絡があり、慌てて確認。1ヶ月ほど前に取材を受けたチャット活用についての僕の見解が掲載されていて、載らないと安心していたので驚く。

 談慶師匠との共著本のアンサー原稿を8本書いて、まずは編集の山本さんへ送信。判断を伺い、残りを一気に書くことにする。

 9時30分ごろ家を出て桑名方面に向かう。SAで時間調整。11時少し前に、ゼミ生の中江さん、松浦さんとガストで出会う。昼食をとりながら楽しい四方山話。「私のことを先生と思っている?」と確認したくなるほど、いろいろと聞かせてくれた。飛び込み授業の展開について事前レクチャー。

 13時前に東員町立東員第一中学校へ到着。今日は3年A組の生徒へ道徳飛び込み授業。座席表をもらい、ホワイトボードや動画再生の確認をして、校長先生らと懇談。

 13時40分から14時30分まで、「新しいプライド」と題して、60歳を超えてパートタイマーとして働いている女性の話をもとに授業展開。とてもよく発言してくれる生徒で、反応もよく、生徒に乗せられて授業ができる教室。有り難い。

 終了後、校長室に戻ると一気に脱力。最後になってバタバタになってしまい、エレベータートークも30秒とするところを3分としてしまったり、やはり平常でなかったなと振り返り。時間が経てば経つほど、ああすればよかった、こうすればよかったと後悔ばかり。

 全体会では先生方からたくさんの質問をいただき、さらに自分を振り返る時間に。講話の時間が用意されていたが、模擬授業をした方がよいと判断して、「取り得る行動の検討」道徳の授業を皆さんに体験していただく。授業を冷静に見た感想は、いずれもゼミ生の記事を待っていただくことにしたい。

 帰路でも後悔の念ばかり。先日亡くなった柳家小三治が「満足できる落語なんてできたことがない」と言っていたが、まさに「満足できる授業はこの歳になってもできない」。有田和正先生もそういっておられたことを思い出し、自分もこの域に達してきたか(笑)と慰め。

 18時頃、帰宅。東員第一中学校の先生方に大切なことを話すことをうっかりしていたことを思い出し、メール発信。その他、今日もたくさんの依頼や資料メールが届き、その対応。

2021年11月7日仕事日記

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 揚げパンが食べたい気分になって、揚げパンがモーニングになっている喫茶店へ出かける。

 明日は東員町立東員第一中学校で道徳飛び込み授業。前日になって(泣)ようやく授業略案を書き始める。教材は、以前に鳥取で行った新幹線清掃レディーのお話。生徒と「新しいプライド」を考えてみようと決意。また、先日の講演での石井順治先生の言葉「ホワイドボードに4人でまとめて書くのは学び合いではない」に深く納得したので、そうではないホワイドボードの使い方をすることに挑戦。あとは生徒との関係をどう作るかという段階になったと思えたので、略案を完成して送付。

 昨日のセミナー「いのちの授業を体験的に学ぶ」の記事が岐阜新聞(写真上)と中日新聞岐阜版(写真下)に掲載されたことを知って、ゼミ生に紹介。岐阜新聞が「取り得る行動の検討」をしっかり取り上げていただいたことが嬉しい。

 立川談慶師匠との共著本で、今度は談慶師匠の原稿に対してアンサーコメントを書く役目を仰せつかっているので、その仕事。

 夕食では、蕎麦が食べたくなって、家族で近くのお店へ。17時過ぎに入店したが、けっこうな賑わい。

 積読状態だった1冊を読破。教師のリフレクションの重要性こそ授業改善につながるという主張の本。
 

2021年11月6日仕事日記

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 早朝から、連載中の月刊プリンシパルの「校長の裏ワザ」原稿書き。一気に書けたが、ひとまず寝かせる。

 8時20分に地元駅乗車。名鉄岐阜駅まで向かい、徒歩でじゅうろくプラザへ。今日は「いのちの授業を体験的に学ぶ」と題したセミナー講師。龍崎先生、山田先生、岩間さんと簡単に打ち合わせをして、それぞれで準備。

 10時開始。山田貞二先生が、「ガン教育」を踏まえてのいのちの大切さを実感する道徳授業を展開。ゲストの体験談から、自我関与させ、自分事として考える、さすが山田先生の道徳授業。25分間ほどのダイジェスト版。

 僕は「取り得る行動の検討」を軸に、「国境なき医師団」であった貫戸朋子さんの体験談をもとに、どのような行動が考えられるか、その行動を自分はするかどうかを判断させて論議する展開。僕も25分間ほどのダイジェスト版。

 ここで龍崎先生に登場していただいて、まずは、いのちを題材にした道徳授業の在り方、取り得る行動の検討の価値づけなどを話していただいた。そして15分間ほど鼎談。「いのちの授業をするときの心得」「学校全体で行う道徳教育」などを話題にする。

 この内容であれば、参加の皆さんは、ある程度の満足していただけるのではないかと自己判断。あとはアンケート結果を待ちたい。

 帰宅。早朝に書いた原稿を再読し、いただいた斎藤さんの授業参観に関する見解も参考にして原稿を仕上げて編集へ送信。

 セミナーに参加した岡君からさっそく記事が届く。教育実習中にも関わらず参加した理由もわかる(笑)記事。ぜひご一読を。

11月6日 「いのちの授業」を体験的に学ぶセミナーでの学び(岡)

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 こんにちは!実習も残り一週と終わりが近づいてきて、寂しい気持ちになってきている岡です!

 今回は「いのちの授業」を体験的に学ぶに参加させてもらいましたので、そこで感じたことについて書いていきたいと思います!

 まず、実習中ではありましたが、来週の水曜日に道徳の授業をやることもあり、なにかヒントになるものはないかと藁にもすがる想いで参加しました!(笑)

 結果、参加してとてもよかったです!

 まず、山田貞二先生のいのちの授業は、小学生の高学年をイメージした小児がんを題材とした授業でした。このような授業は児童にとっても経験していることも見たこともない子もいるので、自分ごとにして考えることがなかなか難しいと思います。

 その中で山田先生はゲスト講師を用意したりすることで、より身近に感じることができる授業でした。また、ゲスト講師の話から学級の中で自分ならどう行動するかなど、必ず児童が自分の視点に立って考えられる授業だったので、児童が自分のこととして考えることができるかを意識することの大切さを知ることができました!

 玉置先生の授業は取り得る行動の検討ということで、物語などの文に対して、主人公取る可能性の行動を考えることができるだけあげて、その中から自分のやらない行動を選ぶということでした。その中で、どうして同じ行動でも取る人と取らない人がいるかを議論する道徳の授業でした。

 この授業は受けていて、とても楽しかったです!反対意見の人とは価値観が違うこともあり、その人の意見を聞くと自分の意見が揺らぐこともありました。実際の生徒もそれぞれが違う環境で育ってきているので、お互いの価値観を知り、葛藤することは、とてもいいことだなと思いました。できれば、実習の道徳の授業で取り入れていきたいなと思いました!

 龍崎忠先生、玉置先生、山田先生の3人の道徳についての深い考えについて聞くことができました!道徳は日常生活の中にも反映される教科であり、日常の中で折々に考えることができるような力をつけてくれる教科だと改めて実感しました。

 今回は実習ではありますが、参加してよかったなと思いました!この中で学んだことを実習の道徳の授業にも生かせていけたらいいなと思います!残りの実習も頑張りたいです。(岡)

2021年11月5日仕事日記

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 今日はオンライン講演1本と会議2本の濃厚な1日。いろいろと準備。

 9時30分から、岐阜県市町村教育委員会連合会研究総会(オンライン)に参加。連合会長、岐阜県教育長、来賓のご挨拶を視聴。会が進んでくると久しぶりに感じる妙な緊張。水川岐阜市教育長から過分な紹介をいただいて講演開始。

 「令和の日本型学校教育を考える」と題して1時間。「新学習指導要領の実施」「GIGAスクール構想の実現」「働き方改革」の3点をベースに、教育委員としてこのような見方をしていただくとよい、という視点で話す。久しぶりにやりとりなしの1時間。

 今回の講演は、岐阜県内自治体教育委員の皆さんに聞いていただく初機会なので、自分にとっては大きな仕事。ようやく任を終えることができて一気に脱力。気分を変えることも意図して外食。

 帰宅して、EDUCOM大治町リーフレット作成部隊の皆さんとの打ち合わせ資料作り。大治小の研究の土台に「スクールライフノート(心の天気・学びの天気)」を置いていただいた理由や実際などを織り込んで作成。

 13時から14時までオンライン打ち合わせ。玉置流インタビューの極意を伝授(笑)。

 月刊プリンシパルの1月号のテーマがようやく決まり、書き始める。

 16時から恵那市ICT教育推進本部会議(オンライン)に参加。会議開催がしばらく間が空いたこともあって、前回の会議後からICT活用がかなり進んだことを、様々な資料から把握。だからこそ見えてきた課題もあり、文部科学省ICT教育アドバイザーとしても大いに参考になる実状を教えていただき、感謝したい会議。

 僕は恵那西中でのゼミ生授業参観の折に、ゼミ生が「あの私の先生が心の天気を考えたのです」と紹介してくれて、大きなどよめきと拍手をもらったことを報告。また、「心の天気」の課題への見解、遠隔教育で目指したい姿について発言。委員の柳瀬社長の発言が実に的を射ていて、強く納得。

 原稿が進まず、積読読書。読みながら思うことがあって、本を閉じて思考。

 中学校実習中のゼミ生の「心の天気」の一言を読みながら、佳境に入ってきているなとあれこれ想像。本日で玉置8期ゼミ生10名を決定。1期生から通算すると、総勢84名の玉置ゼミとなった!

2021年11月4日仕事日記

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 午前中はゼミ生授業参観。午後は吹田市で講演という忙しい日。

 岐阜市内にある学校へ早い時刻に行くときは、渋滞を意識して出発しなければいけないことを体験的に学んでいるので、7時に家を出る。なんと2時間かかって訪問校へ到着。車の中で時間調整をして、授業開始20分ほど前に学校に入る。

 校長先生としばし懇談。GIGAスクール構想の具現化状況をお聞きすると、日常化していることがよくわかるお話。

 9時45分から授業参観。ゼミで学んだ授業技術をポイントで活用した良い授業。褒め言葉も自然でよい。今後のためにいくつかの助言メモを書いて渡す。

 学校を出て岐阜羽島駅へ向かう。新幹線で新大阪から吹田へ向かう。お迎えをいただき、教頭会研修会場へ。センター長さんらと懇談の中で、ある資料を入れ込むことを思いついて、プレゼン追加。

 14時45分から16時15分まで、「働き方改革時代のスクールマネジメント 元気な学校づくりの様々な方法を伝授」と題して講演。時々、意見を聞きながらの展開。僕の教頭時代は、もう20数年前のこと。話しながら思い出すことがドンドン出てきて(笑)、話題を追加。

 講演を終わってみると、一席の落語を終えた感じ。滑稽噺&人情噺といった感じ。ちなみに吹田市では今年度3回目の講演。6月にはミドルリーダーへ、7月には校長先生へ、今回は教頭先生への講演。たくさんの方々に聞いていただけたことに感謝。自分が一番学ばせていただいた状況。

 新大阪駅でいつものお土産を購入。岐阜羽島駅から車で自宅へ19時前に戻る。たくさんのメール連絡や相談をいただいていて、順に対応。連載中の月刊プリンシパル原稿「校長の裏ワザ」のネタを考えているうちに力尽きる。

 研究室HP記事は金子さんの「貴重な経験」。大学1年生から後輩に話をしていてくれたなんて。とても素晴らしいこと。今回で最終回。思うことがたくさんあっての記事と推測。

貴重な経験(金子)

 こんにちは、玉置ゼミ6期生の金子です。いきなり寒くなり時の流れの早さを感じています。お鍋がおいしい時期になりました。1人暮らしにとって、お鍋は簡単でおいしくてとても便利です。昨年、ごま豆乳鍋というものを初めて食べておいしい!と感動したので、今年はごま豆乳鍋で鍋生活の良いスタートを切り、まだ食べたことのない味に挑戦したいと思っています!

 私は、岐阜県の中津川市出身で、中津高校という高校に行きました。高校1年生のとき、岐阜聖徳学園に来たことがあります。中津高校では1年生の時に進路に合わせて一日課外学習をする日があり、教育に進みたいと考えている生徒は岐阜聖徳学園へ来て、大学見学をするのです。私自身、そのときはこの大学に入るとは思っていなくて、先輩の話を聞いたり、歩いている大学生をみて、「大人だな〜」と思っていました。

 この大学に入学し、大学生1年生として生活しているとき、広報課の職員の方から中津高校の生徒さんに先輩の話をしてくれないかとお話をいただきました。自分が聞いた話を、今度は先輩として話す番になったのがすごく不思議でした。それが4年間続き、今回で最後になりました。高校生の子たちは真剣に聞いてくれたり、質問してくれたり、話していてすごくうれしかったです。自分の立場が変わったことに時の流れを感じたり、振り返ったりでき、すごく貴重な時間をいただけたことに感謝しています。

 高校生の時と大学生の時、どちらも違う生活でしたが、それぞれ凄く楽しいものだと感じます!戻りたいなと思う時間もあるけど、そういうわけにはいかないので、今をめいっぱい楽しみたいと思います!卒論は頭には必ず置いておきます(笑)

※写真は本学受験生応援サイトから。
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2021年11月3日仕事日記

 今朝は珈琲とアップルパイで朝食。昨晩書き出しておいた事柄から処理。特に5日の恵那市ICT教育活用推進部会から届いた調査結果や千葉県流山市のGIGAスクール構想に注目。

 11月18日に伺う熊本市の教頭研修のプレゼン作成。教頭業務を調査した国立教育政策研究所報告があることがわかり、それを入れ込んでの講演にすることを決意。完成して送信。

 行きつけの床屋さんへ。「いつもの通りでよいですか?」と言われ、「はい」と言ったものの、いつまで「いつもの通り」で通るのだろうかと自虐。17時30分ごろ帰宅。

 日本教育新聞の「提言」に時々登場させていただくが、明日はその締め切り日。今回は、先日文部科学省から発表された令和2年度の不登校実態調査を話題にして原稿書き。何度も読み返し編集へ送信。さっそく手を入れていただいた原稿が届き、承諾。いつもなるほど!と唸る修正案で勉強になる。

2021年11月2日仕事日記

 早朝から柳家小三治追悼番組の続きを見る。小三治の生き様を見て、「落語とは何だ」から「授業とは何だ」へ思考が広がる。

 今日もゼミ生の実習授業参観。7時45分ごろ家を出て、中央道を使って恵那市へ向かう。

 9時ごろ恵那市役所着。車の中で時間調整も兼ねてメール処理。9時30分に教育委員会へ。30分余、副教育長さんら4名の方に、僕が得ている最新教育情報やここのところ参観した授業での知見を紹介。結局、僕がしゃべり続けてしまい、気づいたら学校へ向かわないといけない時刻(汗)。

 10時25分ごろ中学校着。玄関を見ると、本日だけで本学は4人も大学教員が授業訪問。昨日も訪問した教員がいたので、それだけ多くの学生がお世話になっているということ。

 校長室でしばし懇談。10時45分から実習授業参観のため教室へ。

 教室に入ったら写真の掲示物あり。授業の始めに、ゼミ生が生徒に「あの私の大学の先生が心の天気を考えたのです」との紹介あり。生徒から感嘆の声と拍手をもらう。感謝。 

 授業は、子どもたちとの息もあっていて、リズムよい、とても明確な展開。授業後は、「つなぐ」「鍛える」をキーワードに助言。今回で6名のゼミ生授業参観完了。あと3名。

 恵那に来たなら、有名な川上屋へと思ってお店へ。手に入れたいお菓子はまだ販売前で残念。人気ナンバーワンと書かれたケーキ購入。

 13時過ぎに帰宅。11月17日夕方から依頼を受けている稲沢市小中学校管理職研修会の講演資料作成。担当の方へデータ送信完了。

 11月は有難いことに一気に忙しくなった感じ。対面講演のため、熊本、山口、和歌山、岡山、千葉などへ移動。今後のスケジュールを確認して、講演資料作成計画を練ったところで、力尽きる。
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2021年11月1日仕事日記

 珈琲とパンで朝食。スケジュール調整をしてメール処理。NHK+で柳家小三治さん追悼番組を観る。自分が授業に臨む気持ちと重ねたいと強く思えた貴重な番組。

 今日は二人のゼミ生授業実習参観日。9時ごろに家を出て土岐市の中学校へ向かう。学校付近のナビを見ると、かなりの狭い道を上っていく案内。本当にここでよいのだろうと不安になりながら運転。無事到着。

 授業は、小学校教育実習を終えてきているし、ゼミで学んだ授業技術も発揮していて、指導者として安心してみていられる授業。終了後、いつものようにメモを渡して、次なる挑戦も提示した指導助言。

 今度は羽島市の中学校へ移動。途中で昼食。スマホでメール返信。

 中学校着。校長先生としばし懇談。授業は子どもとの関係のよさからロールプレイもしっかり実現させていて感心。終了後は、これから研究すると良い事項を提示して指導助言。

 15時前に大学研究室着。原稿書きが進まないので資料整理。まったく手をつけていなかった資料を確認して処理。依頼を受けた2本の論文体裁の確認作業。学部長にある事柄の確認。

 17時から「第4回全学的に教職課程を実施する組織体制整備に関する検討委員会」に対面参加。研究発信について思うことを発言。18時終了。

 実習課で連絡協議会の開催方法や来年度計画について相談を受ける。

 19時ごろにかつてのゼミ生が相談に来研。実情を聞き、これまでの経験をもとに助言。20時ごろまで相談。

 21時ごろ帰宅。今日も多彩な1日。今日も届いたいくつかの依頼。刺激をいただける依頼に迷わず返信。だいじょうぶかな、俺(笑)。研究室HP記事は、名桐君による 「学び合う学びが目指すもの、その実現で大切にしたいこと」に参加しての記事。さすが教育学部4年生らしい。

10月30日 「学び合う学びが目指すもの、その実現で大切にしたいこと」に参加して(名桐)

 こんにちは。6期生の名桐です。時が進むのは早いことに、もう11月になってしまいました。今は卒業論文の制作に追われ、本やパソコンと向き合う時間が増えてきています。満足できる論文を書くために、計画的に進めていきたいです。

 さて、この度愛知文教大学にて開催された、「学び合う学びが目指すもの、その実現でたいせつにしたいこと」の講演会に参加させて頂きました。石井先生の経験から成された貴重なお話を聴くことができ、教師になった際にぶつかる壁を想定しながら考えることができました。

 私が特に印象に残ったことは、学び合いをより深めるために、「聴き合う」ことが出来る子どもたちを育てなければいけないということです。新任の先生だと、喋ることに視点が行きがちになり、自分の意見や考えを周りに伝えられている子が目に映ると思います。しかし、その話し手に対ししっかりと体を向け、話を聴ける子を育てることこそ、学び合いの土台になると気付くことができました。

 また、石井先生のお話のなかで、「学び合いは、一人一人が学びを深めるために支え合うこと」という考え方は、来年度から教師になる身の私にとってものすごく重要なものになりました。ホワイトボードなどに複数人で群がる学習ではなく、声が飛び交うというよりは一人一人が学びに全うするのが本来の学び合いの姿だと、新しい見方が備わりました。本来の「学び合い」をするために、子どもたちに提供する授業内容を研究するとともに、「学び合い」が実現できるような縦糸、横糸を張っていきたいです。

 今回は、自分たちがいるステージの何段も上のお話で、正直少し難しい話の部分もありましたが、それでも自分なりに内容を噛み砕き、成長の糧にしていければなと思います。このような貴重な体験をさせて頂き、石井先生をはじめ、関係者の方々に感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました。(名桐)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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2021年10月31日仕事日記

 昨日の大城児童館で出会った本学外国語学部1年学生のことをFBに投稿。けっこうな反響をいただいた。

 今日は原稿書きデー。連載中の「週刊教育資料」の71回目の原稿を仕上げて編集部送付。今回も「対話的な学び」がテーマ。

 立川談慶師匠との共著本原稿締め切り日。まだ手がついていない項目の原稿(25ページ程度)を必死に書く。落語を話題にして「教えない授業」を語るという難題。ようやく指示を受けた原稿全てが出来上がる。とはいえ、まさにこれから。編集された原稿に加筆が続く。とりあえず本日締め切り分を守り、編集部へ送信。

 夕食は家族で外食。いわば原稿(半ば)完成記念(笑)。愛車のキーが「バッテリー空」との警告が出たので、ディラーの長谷川さんに連絡。自宅まで来てくれて電池入れ替えをしてくれた。レスも早いし、対応も親切。感謝。

 教科書会社から依頼を受けた仕事も今日が締め切り日、日が変わったがなんとか完成で、指定場所に難儀をしながら投稿。

2021年10月30日仕事日記

 早朝から昨日の犬山中学校研究発表会についての講演動画作成。深夜遅くまでデータ整理、プレゼン作成をしておいたので、収録から開始。短くまとめようと思っていたが、結局25分間の動画となる。我ながらポイントを押さえた動画ができたと自負。さっそく犬山中校長や研究主任に連絡。

 次に追い込まれている原稿書きだと思い、PCに向かうが、犬山中動画で精力を費やし、エネルギーが出てこない。一旦、横になる(泣)。

 目覚めて原稿書き。少し進む。あれもこれも迫られていることが気になる。

 12時30分ごろ家を出て、愛知文教大学へ向かう。今日は「学び合う学び研究所」のセミナーで、石井順治先生のお話が聞ける。演題は「学び合う学びが目指すもの、その実現で大切にしたいこと」。「話し合うのではなく聴き合うこと」「学ぶことは聴くこと」など、これまで石井先生の著書で多くを学んできたはずだが、直接お聞きすると理解が深まる。現在、関わらせていただいている学校への指導助言を考えながら、しっかりメモ。

 今回はかつてのゼミ生や現役ゼミ生にも、「少々無理をしてでも参加した方がよい」と呼びかけたこともあって、かつてのゼミ生4名、現役ゼミ生4名が参加してくれた。さっそく教育実習中であるにも参加した今井さんから学びの記事が届いたのでアップ。

 講演終了後、かつてのゼミ生と駐車場でしばし話す。近況報告が聞けただけでも嬉しい。

 帰宅途中の大城地区に入ったときに、大城児童館に寄り、坪井さんや森澤さんのお顔を見たいという気持ちになり、訪問する。坪井さんは在館、森澤さんはわざわざ来ていただけた。お会いすると思い出す光ヶ丘中学校時代の様々な取組。

 さらに嬉しいことは、外国人児童への日本語指導ボランティアで、本学外国語学部の1年生が協力していたこと。9年前に来日し、日本語指導先生との出会いが人生を変えたとのこと。自分も恩返し(恩送り)をしたいとのことで毎週来ているとのこと。感激の出逢い。キャンパスで声をかけてくれたら、ランチをおごる約束をする(笑)。
 
 帰宅。原稿書きに向かうが、昨晩というか本日の就寝時刻が午前3時だったことでリズムが壊れたらしい。原稿進まず(泣)。ネタ切れの要因が大きいかも(汗)。
 

10月30日 学び合う学び研究所 第7回セミナーでの学び(今井)

 こんにちは。只今、中学校の教育実習中であります!!7期生の今井美羽です!!
 学び合う学び研究所が主催するセミナーに参加させていただきました。今回は、石井順治先生の講演を聞かせていただきました。

 「学び合う学びがめざすもの、その実現で大切にしたいこと」がテーマの今回の講演。石井先生のお話を聞きながら、玉置先生が普段おっしゃっていることと重なる部分が多くあるなと感じました。

 自分が今日の講演で、一番強く感じたのは、子どもの意見を繋ぐ力が教師には必要だということです。今日石井先生が見せてくれた授業事例の動画では、教師の声より子どもの声が圧倒的に多かったです。教師が子どもの意見を引き出し、それに対して他の子どもと繋いでいくことが学び合いであるのだと、今日の講演から私は解釈しました。模擬授業や教育実習での授業実践を経験し思うことは、授業をしている自分が多く話してしまいがちになるということです。これでは、子どもが考えることをやめてしまうと思いました。そこをグッと我慢し、子どもの意見を引き出すことや、それを授業者である自分ではなく、他の子どもに繋げて子どもに語らせることで、子どもたちの考えが深まっていくのだということを学びました。

 今回は実習期間ということもあり、参加するか正直迷いました。しかし、石井先生の「学び合う学び」の価値観を聞くことが出来て、自分の中でも学び合いとは何かを考えるきっかけになりました。参加してとても良かったです。学び合う学び研究所の皆さんや石井先生、このセミナーを紹介してくれた玉置先生に感謝です。7期生は1人でしたが、一緒に講演を聞いた3名の6期生の先輩方が私も輪に入れてくださいました。ありがとうございました。(今井)

※写真は林文通先生からいただきました(玉置)。
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2021年10月29日仕事日記

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 早朝から立川談慶師匠との共著本原稿書き。追い込まれてきた〜。気分を変えて最後の章から書き始める。なんとかできて精読後、編集へ送信。

 11時30分ごろ家を出て、犬山中学校へ向かう。今日の犬山中は「令和2・3年度 丹葉地方教育事務協議会委嘱 令和元・2・3年度 犬山市教育委員会委嘱 研究発表会」。2年間指導助言に関わらせていただき、私も妙に緊張(笑)。

 12時40分から全体会開始。授業公開1は全学級、授業公開2は特設授業5学級、続いて公開授業2の5教室に分かれて参加者による研究協議。16時25分まで。

 僕の役割は研究発表会を参観して、限定公開の講演動画を作ること。ZV1カメラのよさをますます感じながら、動画&写真を撮影。事前に動画配信した「犬山中学校の注目点」で示したように、学び合う子どもの姿を中心に追う。

 そこで閃く。3年生は3年間にわたって、この犬山中の授業改善を子どもなりに体感してきているはず。予告なしでいきなり聞いてみようと。そのときの子どもの返答が、この犬山中の3年間の研究評価になるに違いない。

 3年生の教室でいきなりインタビュー。「ちょっと聞くけど、3年間でこの中学校の授業は変わったかい?」。生徒二人へ了解も得ず、突然、レンズを向けてヒアリング。二人とも、堂々と授業が確かによくなったと語ってくれた。実は、この動画はここで公開したいほど。この二人の言葉があれば、僕が何も言うことはない。

 この二人の言葉で、僕はハイテンション気味。研究協議会も短時間で見て校長室へ。研究主任らに若干のコメントをして退校。

 帰宅。18時から、評議員を仰せつかっているので、オンラインJAET2021年度第二回理事会第三回評議員会に参加。今年度の大会は大阪、来年度は愛知・春日井で正式決定。この関係で、僕は春日井市立藤山台中学校に関わらせていただいている。こういう機会を与えていただけるのもありがたいこと。ちなみに春日井の水谷校長は副会長。後方支援をしっかりしたい。

 しばし休憩後、犬山中での写真と動画の整理。まずは動画を分類して、いくつかの動画をつなぎ合わせたり、無駄なところを削除したりする作業。講演動画の中のどこに位置付けるかを検討。3時間ほど格闘。講演の流れが決まったところで力尽きる。収録は明朝(泣)。月末になり、たくさんの原稿〆切日となっているので、なんとしても明朝完成させなくては、ますます追い込まれる(汗)。

 8期ゼミ生決定作業。次年度も多くの希望者に断念してもらう状況。有り難いやら、申し訳ないやら。
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