2021年10月24日仕事日記

 8期ゼミ生希望学生へ連絡開始。芳賀先生が作っていただいたシステムにも登録。弟夫妻の訪問あり。1時間ほど互いに近況報告。

 11時30分ごろ家を出て、1年ぶりに生舞台を見るために、名古屋市公会堂へ向かう。鑑賞したのは、タクフェスの「天国」。公式サイトでは「石巻に、実際にあった古き良き劇場をモデルに、映画、芝居、興行に奮闘するちょっぴりお間抜けな愛すべき人たちの優しさに溢れた物語」と紹介されている舞台。東日本大震災を扱っていることもあって、これまで見てきたタクフェス舞台よりはおとなしめの演出。とはいえ、生舞台はやはりいい。写真は見送りの宅間孝行さんら。

 夕方に帰宅。午前から始めた11月12日小牧市教員組合での講演プレゼン「『学び合う学び』は『主体的・対話的で深い学び』を生み出す」の作成に集中。今回は、子どもたちの学び合いを活性化するために主体性を育むことの重要性を言及。

 続いて、11月12日午前中に愛知県総合教育センターで行う数学講座「主体的・対話的で深い学びを生み出す数学授業の在り方」の構成を考え、いくつかの資料を織り込み、プレゼン完成。ともに関係者に送付できて一息入れる。

 研究室HP記事は、明日から中学校教育実習開始の今井さんの「触れること」。コロナ禍における人との関係作りについてのエッセイ。ぜひご一読を。
 
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触れること。(今井)

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 みうのひとりごと。
 
 お年寄りの方がとても重そうな荷物を運んでいる。目の前の人が物を落とした。このような時、すぐに助けてあげられる人間でありたいと思う。

 駅のホームでお年寄りの方がとても重そうな荷物を持って階段を登っていた。声をかけようかなと思ったところで、「いや、待てよ。」という心の声が聞こえた。もし、コロナウイルスに敏感になっている方だったら、かえって迷惑になるのではないか。と思った。

 どちらが正しいというわけでなく、コロナウイルスへの警戒度は人によって様々で、個人差が大きい。こればかりはしょうがない。たとえコロナ禍であろうと、迷惑だとは思われないかなと考えながら、でも、自分がウイルスを持っていない保証もないし、、、、と考えているうちに、お年寄りの方は階段を登り切ってしまった。

 このようなことを考えなければいけないという状況に、うんざりした。躊躇することなく、手を差し伸べられる日を心から待ち望んでいる。

 しかし、物理的に触れることはできなくても、心は触れ合うことができるのではないかと考えた。例えば、「ご迷惑でなければ、お荷物を運ぶのを手伝いましょうか。」や、「お荷物に触っても良ければ、荷物を上までお運びします。」など、声をかけることはできたはずだ。お年寄りの方が触ってほしくなければ、断られるだけのことだ。実際に荷物は触れなくとも、相手の心に思いは届けることができる。

 人と人との接触が避けられる今、心と心の接触まで避けてしまわないようにしたい。(今井)

2021年10月23日仕事日記

 重要相談でお二人に電話。ある方から貴重な情報を得て、ある方へ重要な情報を提供。好転することを祈るばかり。

 来月16日に和歌山県教育委員会依頼で講演する「校務支援システム活用」に関するプレゼン作成。この分野の講演は久しぶり。完成して県教委担当へ送信。

 午後の「算数・数学授業づくり研究会創りMath」のプレゼンづくり。鈴木明裕先生から依頼を受けた内容が「一人一台のタブレットを活用した算数・数学授業の可能性と課題」。問題解決型授業が前提になっていることを踏まえて、これまでの知見をもとに構成。もちろん論議したいという内容(問題解決型授業から外れるコンテンツ)も含める。ちなみに次の5点で整理。

1 問題との出会いの場面
2 問題から課題・めあての焦点化の場面
3 自力解決の場面
4 練り上げの場面
5 まとめの場面

 14時からオンラインで「創りmath」へ参加。鈴木先生からGIGAスクール整備状況や学校の実態についての質問にお答えした後、上記の5点を一つずつ情報提供して論議。いつものように鋭い視点での質問をもらいながら、僕も熟考。時々、柴田録治先生からのコメントがいただけるのもありがたい。鈴木先生のおかげで、5点で整理した算数・数学授業におけるICT活用の資料もできたし、今後明確にしておくべき点もはっきりして、毎回思うことだが、この研究会の価値を強く実感。

 中京大学八豊会での講演のために中座。最終準備をする。18時に名古屋国際センター着。迎えをいただき会議室へ。講演準備、係の方に要望を確認してプレゼン内容調整。

 18時30分から1時間、「GIGAスクール構想を実現するために」と題して講演。時間内に納めようと、また少しは参加者とやりとりを入れてと思って、いつも以上のスピードで話す。どう受けとめていただけただろうか。心配だが、今伝えることができる最新情報を提供したことは間違いない。

 地下街で夕食をとって帰宅。ゼミ生とやりとり。8期生加入を判断すべき時期になってきて検討。
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2021年10月22日仕事日記

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 8時50分に家を出て、なごのキャンパスに向かう。9時30分ごろ着。ロビーで30分間の時間調整。

 10時から13時ごろまで休憩なしで「授業と学び研究所」会議。「第14回教育と笑いの会」の中入り発信の確認。「未来を拓く学校づくり研究会」の組織づくり。今日の会議のメインはこれ!難航を予想して臨んだが、皆さんの知恵出しがあって、1時間30分ほどでほぼ固まる。参加していただいた方の課題から4つのチームに入っていただいたが、それが実にバランスがよい人数。

 「春日井市ICT支援員研修日程」「EDUCOM再発見プロジェクト」「事業計画発表会」などについて調整したり、意見交流をしたり。

 皆さんで遅めの昼食。その後、解散。僕は法人会員特典を使って、そのままなごのキャンパスで仕事。午前に検討した「未来を拓く学校づくり研究会組織」の文書作り。11月6日(土)いのちの授業を体験的に学ぼう!のレジュメと資料作り。11月16日(火)和歌山県での校務支援システム活用の講演プレゼンづくりを途中まで。

 16時、名古屋駅金時計である方と出会い、1時間ほど詳細を聞く。聞けば聞くほど、管理職の対応に疑問がわく話。今後も相談を続けることを約束して分かれる。

 18時過ぎに帰宅。二男から僕の誕生日祝いとして松阪牛が届く。我が息子ながら感心(笑)。

 20時から瀬戸SOLAN小学校長の横藤雅人先生(元北海道教育大学)と6期生金子さん、7期生今井さんと、zoomでのつなぎ役。金子さんが横藤さん発案の「縦糸・横糸モデル」について質問。金子さんの卒業研究が深まったことは間違いないが、僕自身も思い違いをしていたところがあったと判明。やはり聞くべき人に聞くとよくわかる。1時間もおつきあいをいただいた横藤先生に感謝。

 今日も届くゼミ相談メール。様々な点から検討することが必要と考え、まずは受信確認メールを送信。

2021年10月21日仕事日記

 今日も7時30分ごろには研究室着。いつものルーティン後、11月4日に対面で行う吹田市立教育センター依頼の教頭研修のプレゼン作成。ほぼできていたので、構成を再検討して完成。センターへ資料送付。

 8時30分からゼミ加入相談面接開始。12時30分まで、断続的に8名。玉置ゼミ説明動画をしっかり視聴しての相談が続く。昨年度のオンライン講義「教師論」を受講して、このゼミに興味を強く持ちました、というコメントも嬉しい。

 面接の間に、6期生の松浦さん来研。久しぶりの四方山話。その中で、去年の合宿の振り返りがあって、とっても良い話を聞くことができた。記事化を依頼したところ、さっそく「縦のつながりの温かさ」と題して届いたので、即アップ。縦のつながりのよさは、確かに我がゼミの特徴。

 金子さん、名桐君も来研。卒業論文相談。金子さんとは、明日夜の横藤雅人先生への相談内容について簡単に打ち合わせ。

 面接終了後、大学を出て、SAで昼食ならびにスタバで休憩。

 15時からEDUCOM再発見プロジェクトに参加。このプロジェクトのもともとは、文部科学省発行の「働き方改革事例集」を調査してもらったこと。それを久保さん、鈴木さん、吉岡さんがここまでの企画にしてくれたことがなりより嬉しい。とっても濃密な1時間30分。

 19時30分から「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」をオンラインで開催。今日の質問メンバーは、吉田さん、早川さん、長谷川さん、竹内さんの4名。回答者は和田フェロー。僕は進行役だったり、補助助言者だったり。「合唱指導と学級経営」「丁寧に字を書かせる指導」「ペア活動の在り方」「給食指導」の4点で深く検討。

 実習中の7期生から、授業実習日時の報告がいくつかあり、さっそく調整。いまのところ、なんとか訪問できる!

縦のつながりの温かさ(松浦)

 こんにちは!6期生の松浦です!
 先日、玉置先生と研究室でお話していた際、昨年のゼミ合宿のことを思い出してとても盛り上がりました。今回はそれを記事にしてみます(^ ^)

 私の教採対策はゼミ合宿の2日目から始まりました。酒井先生、斉藤さん、5期生の先輩方に来て頂いて行われた初めての面接練習は本当に緊張して、真冬なのに汗が止まらなかったことを今でも覚えています(笑) 練習中は「もう終わりたい…」と思ったりもしましたが、あの日の練習が私の面接の原点になっていると思います。教採期間は何度も自分を見つめ、軸を探し、肉付けをする、時にはリセットをして、また0から考え直す、をひたすら繰り返します。そうしていると、だんだんと自信がなくなってきたり、もうやりたくないと思ったりしてしまいます。そんな時に「いや、大丈夫、きっとできる」と支えになっていたのが、ゼミ合宿で頂いた先輩方からのメッセージです。私は面接ノートの一番初めのページに、先輩方が付箋に書いてくださったメッセージを貼って、何度も見返すようにしていました。そのおかげで、いつまでも初心を忘れず、最終的には自分らしい面接を見つけることができたのではないかと思います。試験当日もお守りとしてノートを持っていきましたし、今でも大切に持っています。
 
 このような話を先生としていて、玉置ゼミの縦のつながりを深く感じて、温かい気持ちになりました。玉置ゼミでよかった、とまた思いました。次は私たちが7期生のみんなを応援する番です。7期生のみんなは、頑張り屋さんで頼れる子たちばかりなので、心配はないですが、少しでも力になれたら嬉しいので、全力でサポートしたいと思っています。まずは、ゼミ合宿でよいスタートを切れるように、一緒に頑張りましょう!!!
 
 それまでに私は卒論を頑張ります…(松浦)
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2021年10月20日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。いつものルーティン。教職実践演習の準備。

 9時から「教職実践演習」。展開は同じだが、出される事例が違うので、それに合わせた体験談などを紹介。今日の演習には、ゼミ生がいたために感想を聞く。次の返信。

 ロールプレイや先生の経験談を聞いて、教師としての心構えができたような感じがしました。保護者対応は非常に大切なことですが、今まであまり深く考えたことはありませんでした。そのため、今日の講義は凄く良い機会となりました。90分があっという間でした!!!

 2限は6期生ゼミ。金子さんからの「縦糸の作り方」の深掘り。池戸君からはテキストマインド事例紹介。後期ゼミ順調。

 中野さん、松浦さん来研。本ゼミの卒業論文集から参考ページ探し。

 12時30分から30分間、教職専修オンライン会議。難題が続く。

 13時から、2年生ゼミ相談に来研。真意を確かめて、次の指示。

 14時から15時30分ほどまで、判定会議、教授会、審査教授会と続く。実習委員長として報告。

 研究室に戻り、メール処理。今日もいくつかのゼミ相談あり。来年度の講演依頼もあり。

 17時30分から、オンライン第2回実践センター編集会議に参加。メンバーで今後の業務の分担。

 11月8日に飛び込み道徳授業をするために、道徳教材研究。山田貞二先生が来られて道徳資料取得は楽になる。僕が「こんな感じの教材があったと思うのですけど・・・」と相談しただけで、「それは〇会社の教科書に掲載されていた〇ですね」と即答。どれほど助かることか。

 研究室を出る。7期生実習授業訪問は今のところ2名決定。実習開始しているゼミ生はあと5名。もうそろそろ計画報告があってもいいころ。待っています!

 研究室HP記事は、今井さんの「黙食」。視点を変えていただける方との出会いは大きいという内容。ぜひご一読を。
 

黙食。(今井)

 みうのひとりごと。

 黙食・・・会話をせずに、無言で食事をすること。
 この言葉は、コロナウイルスの流行をきっかけに、この言葉が広まった。

 飲食店でも「黙食」を呼びかけるポスターには見慣れてきた。先月の小学校実習でも、「黙食」を呼びかけるポスターが掲示に貼られていた。子どもたちは、全員黒板を向いて、それぞれが黙々とごはんを食べる。しゃべると怒られる。異様だ。コロナが流行する前は、「友だちとの会話を楽しみながら、食事をしましょう。」なんて、食事中の会話が推奨されていた時代もあったのに、、、、。自分の小学生時代からは考えられない光景に、私は、驚きを隠せませんでした。絶対お話したいよな、、、可哀そうだななんて思っていました。

 ここまでは、私のアンポンタンな考え。実習ノートに、給食のことを書いた。担当の先生のコメントを読み、自分の考えがどれだけ浅はかであったかを思い知った。
 先生のコメントには、以下のような内容が書かれていた。外食は4,5人でと言われているのに、学校の教室では40人近くが一緒に食事をする。それは、なんとも不思議な状況で、児童にとっては「黙食」なんて相当厳しいはずなのに、みんなが理解して一生懸命に取り組んでいるということ。さらに、黙食になって、こぼすのが減ったり、食と向き合ったり、良いこともあるということだった。
 本当にそうだと思った。40人近くが一緒に食事をするためには、こうするしかない。大人でも中々難しいことを、子どもたちは一生懸命にやっている。可哀そうと思っていた自分を恥ずかしく思った。その次の日の給食、子どもたちの「黙食」姿を見て、涙が出そうになった。この素晴らしい姿を大人に見せたいと思った。こんなにも小学生が頑張っている、我慢している。素晴らしい小学生の姿を見て、自分の身が引き締まる思いがだった。
 先生のコメントにはこんな言葉もあった。「今できることをやります。」黙食になって、会話はできないけど、こぼすのが減ったり、食に向き合うことができたりと、できなくなったことを数えるより、今できることを数える。今、目の前にいる子どもに向き合っているからこその言葉だなと感じ、この言葉は私の中に強く刻まれました。
 
 「黙食」これは、悲劇から生まれた言葉かもしれない。この言葉が消滅することを願う人も多いだろう。しかし、私はこの言葉から子どもたちが素晴らしい輝きを見せてくれた。今までは、「黙食」という言葉を見ると、暗い気持ちになっていた。しかし、今はこの言葉を見ると、身が引き締まる。私の中でこの言葉は、小学生との約束だ。私たちも頑張るから、先生も頑張ってねと言われているような感覚。同じものでも、自分の見方を少し変えるだけで、全く違うものになる。あなたが今心に抱える負の塊も、反対側から見てみると、案外愛せる塊なのかもしれない、、、、、。

p.s.私の好きな給食は、わかめごはんです。(今井)

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2021年10月19日仕事日記

 7時ごろに家を出て研究室着は8時少し前。いつものルーティン。アロマが落ち着かせてくれる。

 8時30分からゼミ加入相談開始。13時まで断続的に8名。考えを聞いたり、質問をしたりの4時間半。面接を終えてすぐに大学を出る。途中で昼食を取って帰宅。

 15時30分から寝屋川市教育委員会主催首席・指導教諭研修のオンライン研修。「学校力を高めるために−これまでのキャリアを生かす―」と題して1時間30分。ブレイクアウトルームで「思い込み業務の洗い出し」をしてもらう。担当指導主事から「先生のお話を聞いて、今すぐにでも現場に戻って学校づくりをしたい」と言っていただけて感激。有難い評価。17時に終了。

 すぐに本学「第2回全学的に教職課程を実施する組織体制整備に関する検討委員会」にオンライン参加。よくつかめていないことが多々あり、質問をして目指す方向を確認。個人的には大改革になる感じ。

 19時から電話で芳賀先生から相談をお聞きする。芳賀先生の大苦労がよくわかる。20時から、かつてのゼミ生から相談電話。考え方と行動は間違っていないと判断を伝える。

 研究室HP記事は、今井さんの「10月10日 京都市立西京高等学校のみなさんを名古屋にお招きしての勉強会&交流会での学び」。レクサス星が丘の詳細紹介もいい。

10月10日 京都市立西京高等学校のみなさんを名古屋にお招きしての勉強会&交流会での学び(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。玉置ゼミ生として、京都市立西京高等学校のみなさんと志賀内泰弘さんの勉強会&交流会に参加させていただきました。一緒に参加した名桐さんと下野さんの記事にも書かれていましたが、レクサスの星が丘店を会場にして、この会は開催されました。いや〜、まさか自分がレクサスの店に足を運ぶ日が来るなんて!!と、今でも半分信じられないような、夢見心地な時間がずーっと続いていました。

 夢見心地とは言いましたが、勉強会&交流会の内容は、とても濃密でした。まず、レクサス星が丘店の「おもてなし」について、説明を受けました。何気なく置かれている置物から、椅子、机など、細部へのこだわりが素晴らしかったです。その空間に存在するもの全てに、意味があって、こだわりがありました。日本一と呼ばれる理由がここにあるなと強く感じました。さらに、事前にいただいた本の中に書かれていた方の働く姿を、実際に見ることができて、なんだか芸能人に会えたような気分になりました。疑っていたわけではないですが、本を書くために美化されたり、補正されたりしていることはなく、本に書かれた通りに素晴らしいおもてなしをされていました。その姿にとても感激しました。

 レクサス星が丘店を見学させていただいたあとの「ちょっといい話」の作文披露と意見交換では、それぞれが様々な「いい話」を発表。そこで感じたのは、いいことって、見逃しているということです。この会で出た話は、特別だけど特別じゃない、普段の生活で誰の身にも起こり得ることが多かったのかなと思いました。でも、いつもは中々その素晴らしさに気付かない。今回の会がきっかけで、日常にはこんなに沢山のいいことが溢れているのだということに気付くことができました。矛盾しているけど、「普通の特別」の積み重ねが、唯一無二を創り出すのかななんて考えながら、帰りの電車に揺られていました。

 志賀内さんは、玉置先生を通して、名前は存じ上げておりました。しかし、お会いしたことはなかったので、今回お会いすることができて嬉しかったです。
 改めて、この会の関係者の皆さま、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。(今井)

2021年10月18日仕事日記

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 9時過ぎに家を出て、春日井市立藤山台中学校へ向かう。コンビニで時間調整。10時に学校着。今日のスケジュールを確認。すべての公開授業を見て、指導助言の折には、何らかのコメントを提示しますと宣言。

 3限は5学級、4限は7学級、5限は特設授業で1学級を参観。写真と動画を撮影しながら、コメントメモもしながらの参観。

 前回の訪問より、授業は確実にバージョンアップされていて、この授業をもっと見ていたいと思うことの連続。

 研究協議会後に与えられた僕の時間は45分。この時間内で研究が進んでいることの価値付けとすべての授業へのコメントをしたい。どう収めようかと思案。

 結局、紀要に示された「生徒の姿を変えるための具体的な手立て」をもとに、今日の授業とリンクさせながら、時々、授業者とやりとりしながらの展開。

 終了後の校長室にもたくさんの先生方がお越しになり、さらに僕の話を聞いていただけて感激。

 帰宅。少し休んで、「春日井市立藤山台中学校から学ぶ」と題した動画づくり。本来なら多くの方に参観してもらいながらの公開だが、コロナ禍でそれができず。そのため、研究授業3本を編集して公開されると聞き、ならば私も助言者としての動画を作りましょう、と約束したからだ。

 視聴側からすると、長い動画は見るのは辛い。授業動画もあるので、僕の動画はエッセンスだけにして14分間の動画完成。ただし、どういうわけか授業動画音声がかすれてしまうことがあって、何度かやり直したが、力尽きる。これなら許していただけるだろうという内容になったので、限定公開にしてアップ。アドレスを校長先生に連絡。

 今日1日で何人ものゼミ相談申し込みあり。例年以上の勢いかも・・・。研究室HP記事は中野さんの本筋の記事をアップ

気になったニュースについて (6期生中野 )

 こんにちは。6期生の中野です。今月は一週間に一個記事を書く目標を自分の中に立てたので今日は最近気になったニュースについて書きたいと思います。

 私がとても気になったニュースは、小学6年生の女の子が、昨年自殺してしまったという悲しいニュースです。その女の子は、いじめを苦にして自殺をしてしまったそうです。そして、私がこのニュースについて特に気になったのは、いじめには、1人一台配られているタブレット端末が使われていたということです。タブレットのチャット機能を使って誹謗中傷などが行われており、これが自殺の一つの原因と言われているのです。教育として、タブレット端末を活用し、授業の無駄を省き、一人一人に合った授業が行うことができることは本当に魅力的ですが、このニュースを見て、教員を目指す者としては、教育に端末を使用するにあたってより一層気をつけなければならないと思いました。

 ルールをつけすぎてしまうと、子供たちの主体性や、自由な発想を育てることはできませんが、善悪を完全に分かっていない子どもたちには、大人たちがしっかりとセーブをしていかなければ、間違った方向に進んでしまうと思います。大人にとって便利なものは、子どもにとっても便利なもので、子どもたちが何もわからずに、大人に言われたことしかできないということはないということをしっかりと把握しなければいけないと思います。

 調べれば全て知れてしまう世の中は、便利で魅力的なようでその光に隠れた影はとても真っ黒いものです。今回のいじめの一つとなったチャットも、誰かによって消されてしまっていたようで、本人ではなくても簡単に人の端末を操作することも恐ろしく感じました。こういった底知れないタブレット端末の恐ろしさをしっかりと受け止め、理解した上で初めて私たちは授業や教育にタブレット端末を導入していいのだと思います。しっかりとどのように使うのが正しいのかを、私たちも、子どもたち自身も学ばなければならないと思います。
 
 今回のニュースを踏まえて、どのようにタブレット端末を使うことで、こういったタブレット端末による問題を防いでいけるのか、ゼミの中でも一度話し合ってみたいと思いました。(中野)
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2021年10月17日仕事日記

 昨日の「未来を拓く学校づくり研究会」の立ち上げ会で、新情報を得て、さっそく小崎先生と前田先生と新たなつながり。いずれも新展開ができそうな気配。

 山田貞二先生から、昨日の会の議事録が届く。まとめ方のうまさに感心。これなら今後の展開が考えやすい。次回、授業と学び研究所会議にあり方について提案。

 ゼミ加入相談メールがいくつか届く。時間調整開始。明日からは7期生中学校教育実習が始まる。授業訪問が楽しみ。心配事は時間調整。

 立川談慶師匠との共著本原稿2本ができて編集へ送信。今日の一つ目の目標達成。

 誕生日が過ぎたので、年金書類作成。記入説明を何度も読み、ミスがないように慎重に記入。夕方には投函。これでもう一つの目標達成。

 研究室HP記事は、下野さんの「国語を学ぶ理由」。明日からの実習も意識した記事。

 夜は久しぶりに行きつけのお店「味大」へ。美味しすぎて食べすぎ。帰宅してもしんどくてしかたがない(泣)。

 誕生日ケーキをもらい、夕食後デザートの楽しみができた(笑)。
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国語を学ぶ理由(下野)

こんにちは、7期生の下野です!
小学校実習を終え、早2週間。中学校実習が目前となりました。私の専門は、国語です。国語を生徒達に教えます。そこで、今回は「国語」について私が考えることを綴りたいと思います。

芥川龍之介が遺した言葉です。
「文章の中にある言葉は、辞書の中にある時よりも美しさを加えていなければならぬ。」

私は、この言葉を大切にしています。
文章を美しくする言葉。辞書から取り出す言葉の一つ一つを文章にする時、それは美しくしなければならない。

私は、物書きではありません。それでも、レポートやこういった記事や手紙や、現代風で言えばLINEやInstagramなんかでも文章を綴ります。

人は、皆文章を書く機会が生まれることでしょう。「国語」とは、「国」の「語」と書くのですから、日本であれば日本語となります。嬉しいことに、日本語は美しい。

ほぼ日刊イトイ新聞にて、
「日本語の場合『美しい』と『とても美しい』では『美しい』の方が美しいんです。」
と綴られました。

辞書的に見れば、「とても」という副詞がつくのですから「とても美しい」の方が美しさが勝っています。しかし、違うのです。「美しい」。たった一言でいい。これが文章内に含まれる時、きっとそれは辞書にある言葉を越えて、文章に美しさを加えたこととなる。

日本語は、儚く脆く綺麗だ。
そんなことを私は子どもに教えたいです。

国語は、感性だと言われます。たしかに感性でしょう。でもそれは必ず誰しもが持ち合わせています。偏差値や点数だけではない、日本語の美しさを感じてもらう授業を目指したいと思います。

国語を学ぶ理由は、「美しさ」を感じられるようになるから。私はそう位置付けます。
人生において、沢山の美しいものを見た時、きっとその感性が働き、見えるものをうんとうんと美しくさせると信じています。
(下野)
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2021年10月16日仕事日記

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 本日なんと(笑)65歳誕生日。こんな歳になったのだと自分で驚く年齢。お祝いメールなどをいただき恐縮。

 連載中の週刊「教育資料」の第70回目の原稿書き。「4人対話での留意点」をまとめて編集部へ送信。

 朝から落ち着かない。今日は「未来を拓く学校づくり研究会」の立ち上げ日。冒頭プレゼンに手を加えたり、お声かけをした皆さんの名前を進行表に書き写したり。今日は顔見せ会とはいえ、1回目が重要。参加して良かったと思ってもらえる展開にするために熟考。

 14時開始で16時40分頃、第1回目無事終了。会を立ち上げた僕の思いは、写真から読み取ってください。

 25名の方が参加していただき、自己紹介と解決したい教育課題を話していただく。それだけで2時間30分。しかも一人一人が濃密で、会が進めば進むほど、ワクワク感が高まり、終了してもしばらく高まりは収まらない。いやあ、65歳誕生日にもの凄い会が立ち上げられたと興奮状態。

 予想を遙かに超えた皆さんからの提案に次の一手を悩むばかり。授業と学び研究所の皆さんに知恵を借りるしかないので、相談メッセージ発信。

 家内の作品をラピオに搬入手伝い。その足で、ここのラーメンの味は最高!と聞いた店へ向かう。さすが行列ができる店。でも、僕にとってはごく普通。確かめることができたことがなりより。

 研究室HP記事は、10月10日第2回教師力アップセミナー(野口芳宏先生)での学びを吉久さんと金子さんが発信。堀田敦士さん撮影の素敵な写真を今回も紹介。

教師力アップセミナーでの学び(吉久、金子)

 こんにちは、6期生の金子です。先日、教師力アップセミナーが行われました。参加したゼミ生の中で、7期生の吉久さんと私の2人分の記事をまとめました。是非ご一読ください。

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 こんにちは。7期生の吉久です。10月10日、「第2回教師力アップセミナー」に参加させていただきました。

 私は学校心理専修、国語選択ということであり、野口先生の国語の授業づくりの奥義を真似させて頂こうという心持ちでセミナーに参加しました。そこでの学びについて書いていきたいと思います。

 私は、国語学力形成の3つのことと、「学習用語」の大切さについて学ぶことができました。

 国語学力を形成するためには「入手・獲得」「修正・訂正」「上達・向上」の3つのことが大切です。入手するものも修正するものも量が多ければ多いほど良く、それだけで終わるのではなく、そのためには向上心を持たせることが必要であることが分かりました。
子どもに国語学力を形成させるためには、教師自身も子どもに教えるために意欲的に多くの情報を入手し、その情報の正誤を確認する必要があると思いました。それを前提にし、子どもの意見を否定できる力を身に着け、教材文を望ましく読めていなければならないと思いました。私は、教材研究を行う際は、その教材を何度も繰り返し音読し、どのような言葉や表現が使われているか考えることで、その教材についての理解を深めていきたいです。

 本来、どの科目も科目内容を基に教材内容を教えるはずが、国語は教材内容のみを教えていることが一般的に多いことを今回のお話で感じました。教科内容を教えるためには、「学習用語」を押さえることが大切です。学習用語をきちんと押さえることで、教材の内容を上手に理解させることができると思いました。

 題名から丁寧に教材内容に迫っていくと同時に「学習用語」を押さえていく授業が印象的でした。そうすることで、始めの段階で自然と国語という科目内容に興味を持ち、捉えることができるように感じました。

 私は今、中学校実習を控えています。今回のお話で学んだ、国語学力を形成するための3つのことと、国語という教科内容を教えられるように「学習用語」を押さえられるようにしたいです。そのためには、何度も繰り返し教材研究を行っていきます。(吉久)



 こんにちは、6期生の金子です。先日、教師力アップセミナーに参加しました。そこで学んだことをまとめたいと思います。

 今回は、野口先生に国語の授業の奥義を教えていただきました。これまで国語の授業のセミナーを受けたことは無かったので本当に勉強になりました。

 私が今回1番考えさせられたのは、授業で国語学力の形成をするという基本的な部分についてです。基本的で、必要不可欠であることにも関わらず、自分は今まで意識したことがなかったと思いました。野口先生は、文章の題名や始まりの一文一つ一つにおいて大切なことを読み取っていました。当日の題材であった、「ウナギのなぞを追って」では、なぜ「ウナギ」は漢字なのだろう?本文に出てくる「マリアナの海」ってなんでカタカナでどこにあるんだろう?「真南」という言葉に使われている「真」ってどういう意味だろう?等、ひとつひとつの疑問に迫っていました。言われてみれば、「ウナギ」は漢字でも表記することもできるしひらがな表記もよく目にします。ですがそこにはしっかりと国語的な理由があったり、「マリアナ」の場所を知ることで、よりリアルに考えたり出来ました。教科書に書いてあるから、気にもせず何となく、と思っていたことを深く追求することで、物語にぐっと迫るだけでなく、国語能力が形成されることが分かりました。

 自分自身、国語では作者や登場人物の思いを読み取ることができれば満足していた気がしています。ですがそうではなく、基本的な文法であったり言葉等の国語能力を形成するという基本的なことが大切であると強く思いました。今回のセミナーで、授業において自分に欠けていた考えに気付かされました。それを今後は意識し、学びを活かしていきたいです。

 あと半年で、私は教師として教壇にたちます。小学校では、どの科目も担任が担当するので、今後も教師力アップセミナー等で、授業技術を勉強していきたいです。
野口先生、牧野先生、石川先生、いつも貴重な機会をくださる酒井先生、玉置先生、本当にありがとうございました。また、よろしくお願い致します。(金子)

※写真(堀田敦士撮影)は、20217年2月26日の教育と笑いの会からです。
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10月10日 第二回教師力アップセミナーに参加しての学び(池戸、松浦)

 こんにちは!玉置ゼミ6期生の池戸です!久しぶりの記事投稿になりますが、今回は10月10日に参加させていただいた、第二回教師力アップセミナーについて書かせていただきます!

 今回のセミナーは玉置先生も尊敬している授業名人の野口芳宏先生をお招きするということでどんな話を聞けるのかとても楽しみにしていました!!

 実際にお話を聞いてみて、どんな質問に対する答えにも話の一貫性があり、野口先生の中のとても強い軸を感じました。それは、常に事の本質は何かを考えていること。頼まれたことを断らないこと。「から」の努力を惜しまないこと。これらを実際に実践し続けてきたからこその説得力がありました。

 また、セミナーの中で小学校の教員はすべての教科を教えなければならず、教材研究の時間が足りないがどうすればいいのかという質問がありました。それに対して野口先生は専門の教科だけは常に精一杯やる。そこで学んだことを他の教科に生かすとおっしゃっていました。この言葉を聞いて私は、教師という職業にとって自分はこれだったら負けない!と思う強みを持っている事の大切さを感じました。そして自分の強みといえば、間違いなくこのゼミで学んだ授業技術であると思っているので、これを誇れる様にもっと磨いていかなければいけないなと思いました。

 最後に、このセミナーは私にとって自分が教師として働いていく上での軸はなんだろうと考えるとても良い機会になりました。野口先生の様に堂々と人に誇れる様な軸を持った生き方をできるようになりたいと思いました。野口先生、そして教師力アップセミナーに携わってくださった方々、貴重な機会を設けてくださってありがとうございました。(池戸)


 こんにちは!6期生の松浦です。今回は10月10日に行われた教師力アップセミナーでの学びを記事にしたいと思います。野口先生の貴重なお話を聞かせて頂けて、とても勉強になりました。特に印象に残っていることが2つあります。

 1つ目は教師が否定する力を持つということです。私は今まで、教師は子どもの意見をできるだけ肯定するべきだと思っていました。しかし、今回の先生のお話の「子どもには不備・不足・不十分があるからこそ、授業をする意味がある」という言葉を聞き、たしかに!とハッとしました。子どもたちの様々な考えや意見を頭ごなしに否定することはしないようにしたいですが、子どもたちが「学力を形成するため」に否定をする勇気は必要なんだと知りました。自分にはなかった考えだったので、視野が広がった感じがしましたし、これから授業をする際に意識していきたいと思いました。

 2つ目は「から」の努力をすることです。これは教師としても、人としても大切にしたいことだと思いました。現在の私に一番置き換えやすいのは教員採用試験が終わって「から」の努力だと思います。今まで試験に向けて努力をしてきたつもりですが、それが終わったことで少し気が抜けている自覚はあります。開放感に浸ることも大切だと思いますが、残り半年間、4月から教壇に立つという意識を持って、努力をしようと思いました。つい、怠けてしまいそうになりますが、自分に厳しく、頑張りたいと思います!!!

 野口先生、関係者の皆様、貴重な経験をありがとうございました。(松浦)

※写真(堀田敦士撮影)は2017年12月2日の教育と笑いの会からです。
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2021年10月15日仕事日記

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 今日はEDUCOM事業計画発表会で、授業と学び研究所としての発表が割り当てられている。所長として5分間の報告並びに計画を伝える役目があるので、そのプレゼンづくり。

 今日も届いた依頼メールに返信。自分の主張と同一だが、その視点で話したことはないことで承諾を迷いながらも、これまでの付き合いで了承。

 9時30分からEDUCOM事業計画発表会。午前はMVVのvalueの発表。それを受けて社員の皆さんと協議。

 午後は我が研究所の発表から。メインは神戸フェローなので、5分で「授業と学び研究所RITLのこれまでとこれから」と題してプレゼン。

 16時30分まで続いた各部からの発表。スクールライフノートのさらなる改良報告があったり、その普及具合を知らせてもらったりと、ワクワクすることの連続。いやあ凄い!の一言に尽きる。研究所としてもさらに頑張らねば!という気持ちに。

 連載中の週刊教育資料第70回目の原稿書き。途中で力尽きる。明日スタートの「未来を拓く学校づくり研究会」の冒頭プレゼンづくり。明日は65歳となるいわば記念日。その日にスタートできる新企画。皆さんと知恵を出し合い、教育界に一石を投じたい。

 研究室HP記事は、「第2回教師力アップセミナー野口芳宏から学ぶ」の第2弾。7期生の今井さん、岡君の記事。写真は過去の「教育と笑いの会」から。

教師力アップセミナーにて学んだこと(7期生 岡、今井)

 こんにちは!7期生の岡です。今回は、教師力アップセミナーで学んだことについて、岡と今井さんの記事を共同で載せていきたいと思います。よろしくお願いします。

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 こんにちは。7期生の今井です。第2回の教師力アップセミナーは、第1部で野口先生の国語授業の奥義を学び、第2部では、現場の教師と野口先生の対談形式での質疑応答という構成でした。
 
 第1部の題材は、4年生の「ウナギのなぞを追って」でした。これは、私が教育実習で授業をやらせていただいた題材でした。このセミナーの話を聞いて、運命だ!とすぐに参加を決めました。

 私が野口先生のような素晴らしい授業ができるわけはないということは分かっていながら、同じようなことを出来ていたらいいなという少しの期待感を胸に抱きつつ、セミナーに参加した私ですが、中々人生上手くいきませんね(笑)

 私がこのセミナーで学んだことは、「国語学力の形成」とは何かということです。自分自身、見落としていた点でした。教育実習で、私がこの「ウナギのなぞを追って」の授業をした時、「ウナギのなぞが解けた。」や、「ウナギの赤ちゃんがレプトセファルスということが分かった。」という振り返りを見て、モヤモヤしていた自分がいたのです。その時は、何か違う気がすると思うことしか出来ませんでした。しかし、今回のセミナーで、これだ!となりました。国語というより、理科の学びのようになってしまっていたのだということを感じました。私が、国語で学ぶべき内容を教えられていなかったのだなと反省しました。
 
 国語の力は、活動を行って良く中で、子ども自身が気付かないうちに自然に身についているものだという認識が私の中ではありました。しかし、時には、教師が教えることも大切なのだということを今回のセミナーで学びました。

 野口先生の本質を見失わない国語授業を見させていただき、沢山の技を学ばせていただきました。野口先生のおっしゃっていたことの中で、実習中に自分が出来ていたなと感じたのは、ウナギの漢字「鰻」を紹介したことです。それだけです(笑)一つしかなかったけど、一つだけでも出来ていて良かったです。

 第2部の対談で野口先生は、「学びたいという気持ちは、今でも。」とおっしゃっていました。とても素敵だなと思いました。この気持ちが、先生が長年評価され続けることに繋がっているのかなと感じました。私も、常に学ぼうという気持ちを忘れずにしていきたいです。(今井)


 こんにちは! 小学校実習が終わり少しほっとしている岡です!今回は第2回教師力アップセミナーに参加させていただいたので、その感想について書きたいと思います!

 まず、第一部では授業名人の野口先生による国語授業の奥義を学びました。私は実習では国語をすることはなかったので、とてもワクワクしていました!

 まず、私は国語に対して物語を読んで、児童がそれについて色んな意見をしながら拡げていき、まとめに持っていくという流れをざっくりと想像していました。しかし、野口先生がお話されたのはそんな単純な話ではなく、国語学力の形成についてでした。確かに国語という科目は今までの経験の中でもなんとなく力が身についたと実感をすることが少ない科目でした。

 授業であるため児童にとっても授業者にとっても授業で形成されたという体験がとても重要です。そのための奥義として私が1番驚いた点は先生がしっかりと否定する力を持つということです。私のイメージだとみんな意見を尊重しながら、授業は作っていくイメージでした。しかし、児童や生徒であるため当然不備、不足、不十分があるのは当然です。これをしっかりと指摘してあげることが国語学力の形成に繋がります。これは、主体的な学びを意識し、児童の意見を尊重しようという意識の強かったわたしにはとても驚きでした。この点については、国語の授業をする時にしっかりと実践していきたいなと思いました。

 次の第2部では、野口先生と現役の先生との対談でした。私がこの中でもっとも印象に残っていることは、小学校は全教科やらなければいけないから教材研究時間が足りないという現役の教員の方の話に対して、野口先生は専門の国語は精一杯やる。他の科目は少し手を抜くが国語を精一杯やってきたことが必ず生きてくるというお話でした。私は専門が算数•数学なのですが、ついついどの教科も上手にやりたいという気持ちが強かったなと思いました。よく考えてみたら、算数や数学の授業もまだまだ自信があるわけではないのに、欲張り過ぎているのだなと思いました。そのため私はこのお話から自分の科目をまず精一杯これからのゼミの中で高めていこうと思いました。当然他の科目も全力で取り組みますが、算数や数学なら大学でかなり考えて、やってきました!と自信をもって言えるくらいこれからのゼミで高めていきたいという想いが芽生えました。まずは、すぐに中学校実習があるので、そこで全力で自分の科目と向き合っていきたいなと思いました。
今回はこのような貴重なお話を聞かせていただいた野口先生本当にありがとうございました。(岡)

※写真(堀田敦士撮影)は2017年2月26日小樽での「教育と笑いの会」での野口芳宏先生と玉置です。
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2021年10月14日仕事日記

 7時30分頃、研究室着。いつものルーティン。

 1・2限「教育課程論」。火曜日と同じように、1限は「授業時間数」の深掘り。2限は「総合的な学習の時間」の深掘り。火曜日と同様に様々な意見をもとにねらい以上の到達点へ。

 7期ゼミ生の岡君、下野さん、高橋さんと外食へ出かける。こういう時間は超久しぶり。これからも機会を作って、ゼミ生とこうした時間を通して互いに理解を深めたい。

 研究室に戻る。EDUCOM事業計画発表会1日目を視聴。並行していくつかの仕事。

 16時30分に玉置研究室でのゼミ活動ヒアリングに2年生1名来研。思いを聞きながら、いくつかの助言。

 17時30分ごろに大学を出る。高速道路に入る前に「渋滞情報」が出て、気にしつつ入る。この判断は大失敗(泣)。通常50分くらいで帰宅できるところが、なんと2時間30分かかって、ようやく帰宅。20時からedutalkを予定していたが断念。とはいえ、ほんの少しずつ動いている中で、slackには中止連絡入力ができず。ところが代筆を依頼しようにも電話がつながらず。まさに踏んだり蹴ったり。ようやく山田先生に繋がり、中止連絡をすることができて、ホッとする。

 帰宅できたことだけでヘトヘト。やろうと思っていたことができず。

 研究室HP記事は、10月10日開催の「第2回教師力アップセミナー」のゼミ生の記録発信開始。まずは、中野さん、下野さん、田中君の3人から
 
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