【面接回答】どのような学級を作りたいか(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。もう師走でございます。皆さんの大晦日の夜ご飯はなんですか。私の家は、毎年すき焼きと決まっています。今年も楽しみです。

 今月行われる玉置ゼミ合宿に向けて、7期生には事前課題が出されておりまして、「教採面接の定番質問の回答」を4つ、記事として書くことになっています。これから、7期生の面接回答が随時アップされますので、お楽しみください!!

 今回は、今井美羽第1段!「どのような学級を作りたいか」について回答していきたいと思います。
 
 私は、頼り・頼られる学級を作りたいです。人は、1人では生きていくことが出来ません。また、誰かに必要とされていると感じることは、自分が生きる意味になります。周りの人から頼られること、そして自分も誰かを頼ること、それは甘えではなく、互いに支え合って生きていく、とても素敵なことだと理解し、行動できる学級を作りたいです。(今井)

2021年11月30日仕事日記

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 6時45分ごろ家を出て大学へ向かう。7時30分頃、研究室着。いつものルーティン。珈琲とパンで朝食。6期生ゼミでの玉置企画のためのコンテンツ探し。ほぼ決める。

 1・2限は「第7・8回教育課程論」。「主体的な学び」と「対話的な学び」をテーマに、しっかり深掘り。今日も我ながら良い発問をすることができて、動画も効果的であったと振り返り。

 午後はオンライン講演。自宅の方が環境がよいために、片付け物をして大学を出る。

 14時からzoomをつなぎ、田原市教職員会養護部会の皆さんを随時承認。14時30分から16時まで講演「よりよい授業を創る授業技術を身に付けよう」。

 養護教諭が授業をするための基本を伝授。必ず取り入れたい授業技術を3つ紹介。授業設計のポイントを6ステップで。それを具現化した模擬授業で1時間30分。画面越しで名前をお呼びして発言してもらいながらの展開。久しぶりの養護教諭の皆さんへの研修。

 18時20分から20時までオンライン第10回CP委員会に参加。教授会への提案骨子まで固まる。皆さんの知恵でここまで来たという気持ち。ボタンを掛けた者として振り返ってみると、当初の思いは確実に実現へ。ほっとした気持ち。

 研究室HP記事は、今井さんの「ミウの知らない世界」。そうそう電車の中でのあのおじさんは確かに鮮やか!

 研究室HPトップ写真は、8期生初登場。8期生ページも新規に作成。

知らない世界(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。家のリビングには炬燵が出されました。一度入ってしまうと抜け出せない魔物であると思っています。私の「コタツ」のイントネーションは変らしいです。「みうのひとりごと」のコーナーです。

 電車の天井に吊り下げられている広告。あれを見ると、旅行に行きたくなるのは私だけでしょうか。

 いつも通りに電車に乗っていると、一人のおじさんが何やら謎の棒を持って歩いていました。少し警戒しながら、そのおじさんを観察していると、電車が駅で停車した瞬間、持っていた棒を器用に使い、天井の広告をひょいっと新しいものに取り替えたのです。電車が停まっている数分の間に軽々と広告を取り替えていく姿に、お見事!と私は感動していました。それを何度か繰り返して、おじさんは次の車両に行ってしまいました。

 今思うと、電車の広告って、知らない間に変わっているなと思いました。誰がいつ取り替えているかなんて、今まで全く意識したことはありませんでした。鉄道会社の駅員さんたちが変えているわけではなく、こうして取り替えている人がいるのだと気づきました。何がきっかけでこの仕事を始めたのだろうか、どうやって付け方練習するのだろうなどと、色々な想像が広がりました。自分の知らない仕事って他にも沢山あるのだろうなと思い、自分の知らない世界をもっと知りたいと思いました。

 知らない世界があるということに気づいたワクワク感、知らないことを知りたいと思う気持ち。これは、誰もが持っている感情だと思います。ゲームのラスボスを倒して全クリアをしたと思ったら、出現した新たなステージ、クラスで物静かそうにしている子が実は歌がとても上手だと知った瞬間、小学校の工場見学も同じ感覚がありますよね。

 私はこの感情には、大きなエネルギーがあると思っています。この感情がある時、人は前のめりになっている気がします。これは、教育にも通じる部分が大きくあり、子どもは知らないことに興味を示し、知りたい、分かりたいと強く思っているということを教育実習で実感しました。教師になった時、子どものこの感情を大切にしたいと強く思います。そのために、私自身がこの心を持ち続けて、知らない世界にワクワクし、これからも様々な世界をこの目で見ていきたいです。

 謎の棒を持った電車の魔法使い。見かけた日には良いことが起こるかも!?(今井)

2021年11月29日仕事日記

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 早朝から12月に講演する中で、これまでにない依頼に対応するための資料集め。予定ではすでに終えているはずなのに、計画通りにいかないのは常のこと(泣)。

 9時25分に地元駅乗車。名古屋駅から新幹線で岡山駅へ。12時12分着。そこからタクシーで50分間。タクシー代は1万円を超える。もちろん依頼の岡山県総合教育センターが出していただけるので僕の腹は痛まないが、それにしても高額。運転手さんに良いことをした気分。ちなみに名古屋から岡山への新幹線代を超えた金額。

 13時10分ごろ、岡山県総合教育センター着。担当の方と打合せ。情報交流。お弁当をいただき、講演準備。

 14時15分から「これからの学校におけるミドルリーダーシップ」と題して、15時35分まで講演。参加者は午前中から研修を受けておられるので、終日プログラムの内容を見て、参加型にすることが研修疲れを感じてもらわない手段だと判断して、いつも以上にペアでの話し合いを多くとる。最後の30分間は課題を提示してのワークショップ。16年目の皆さんに少しでも学校づくりの面白さを感じていただけたら幸い。

 センターから岡山駅まで再びタクシーで移動。新幹線で名古屋まで。夕食をとって帰宅したのは20時30分。今日も長旅。車内でしっかり睡眠をとったので疲れはなし(笑)。

 今井さんが先日の「教育と笑いの会」の感想を記事にしてくれた。僕はもちろん、雀太さんも小痴楽さんも喜んでいただく革新をつく良い記事。この記事をお読みいただくと、しまった!見ればよかった!と思っていただけること間違いなし。今井さん、ありがとう。

第14回 教育と笑いの会 感想(今井)

 こんにちは。7期生の今井美羽です。11月27日に開催された「教育と笑いの会」を拝見させていただきました。全てのプログラムは見ることが出来なかったのですが、最後の対談を拝見させていただきました。私なりに少し感想を記事に書かせていただきます。
 
 私の偏見かもしれないのですが、落語家の方って一見静かそうだったり、怖そうだったりするけど、一言発するだけで、ああ、この人面白いこと言う人だと感じる人が多い気がしていて、良い意味のギャップをいつも感じる気がします。今回対談をされていた、玉置先生と桂雀太さんと柳亭小痴楽さんの3人が並ぶ画面を見たときも同じ感覚を味わいました。玉置先生はもちろんどのような方かは存じ上げているのですが、「この3人、果したて笑うのか。そして、笑わせられるのか。」なんて、何様なのだと叱られてしまいそうなほどですが、このなんとも言えない雰囲気を感じていました。

 しかし、3人が口を開けば、もう虜。知らぬ間に聞き入ってしまっていました。3人の対談とても面白かったです。私は、桂雀太さんの話すときの絶妙な間が、私の笑いのツボで、桂雀太さん話し始めると、自然と口元が緩んでいました。なぜか分からないのですが、柳亭小痴楽さんの言葉は、とても聞きやすいのです。話し方ではなく、言葉選びが上手なのだなと思いました。スッと入ってくる感覚でした。

 私なりの勝手な解釈ですが、落語家の皆さんは、話し方や勢いで笑いを誘うのではなく、話の内容で魅せ、笑わせようという意識が強くあるのかなと思いました。私の良い意味のギャップは、ここから感じられるものではないかと。

 対談では、「上手い落語は『聞くが9割』」、「独演会名人になってはいけない」、「個性は迷惑」など、立川談志さんの落語についてのお言葉の真意を探りつつ、教育に通ずる部分が語られました。自分なりに教育と落語の繋がりについて考えることが出来、教育における学びは、必ずしも教育の場面からではなく、娯楽である落語など様々な場面から学ぶことが出来るということも自分の新たな発見でした。

 面白い話ができる人ってとても魅力的ですよね。私は中学生時代、話の面白い先生の授業が好きでした。特に余談の面白い先生が大好きでした。今でも覚えている先生の余談話もあります。だから、何気なくポロッと話した余談が面白い教師になりたいのです。玉置先生から打ち合わせなしの対談だったということを聞き、それであの面白さ、恐るべし、、、という感じでした。打ち合わせなしだからこそ、3人の心から素直に出た言葉が心に刺さりました。どの場面でどう出てきたかは忘れてしまったのですが、私は、「人間は今しか生きられない、だから、今を肯定しなければ。」という言葉が1番心に刺さりました。

 さすがは落語家さん、打ち合わせなしでも、笑いを取ろうという気持ちは常にあるテンション感が3人から感じられて、次はいつ来る、いつ来るというように、対談後半は、笑いポイントを待っている自分がいました(笑)

 楽しすぎて、あっという間に時間が過ぎていました。楽しいひとときをありがとうございました。私も面白い話が出来る人になりたいな〜(今井)
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2021年11月28日仕事日記

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 昨日の「第14回教育と笑いの会」の振り返りを自分自身で。中心となって動いていただいた事務局3人の皆さんにお礼メッセージ。野口芳宏先生にはいただいた資料感想も届けたいと思って電話。雀太さんや小痴楽さんにもメッセージ。

 今日は写真のwebセミナー「紙ドリル&デジタルドリルを併用した学習を考える GIGA端末を活用した学校全体で考える小学校6年間の学習指導」で基調講演。

 僕の主張は「紙ドリルもいい、デジタルドリルもいい」。ベネッセによる事前調査をもとに、紙、デジタルドリルそれぞれのよさを押さえて、管理職向けに校内研修方法を提案、さらに学級づくりまで、20分間で言及。

 僕の後の高橋朋彦先生の実践発表に圧倒される。示されたいくつかの子どもの記述から、確かに子どもが育っていることは明白。子ども自身が学習調整をして、自ら進んで繰り返しドリルを有効活用していることなども、子どもの記述からよく伝わってくる。まさに「ハンカチ理論」で、ドリルの有効活用を通して子どもたちの学習力を高められるという事実を示していただけた。総括すれば、子どもたち自身が個別最適な学びを構築していく力を育てている高橋実践。日曜日午前のセミナーで参加を躊躇した方もあるだろうが、大いに参考になったはず。

 最後は、高橋先生の実践をさらに価値づけるために僕から投げかけながらの対談。この10分間足らずで、一人一人の子どもの育ちを長い目で見て、地道に取組を続ける高橋実践の本質が明らかにできたと思う。

 セミナー終了後、30分間ほどのフリータイムでも、常時視聴していただいている方は200名ほどの人数。関心の高さを感じながら、併用ドリル活用による利点を高橋さんからさらに引き出す。あらためて高橋さんとの出会いに感謝。

 連載中の「週刊教育資料」の第73回目の原稿書き。今回も対話をテーマとして、「対話を支える子どもたちの関係性」と題しての原稿。精読して編集部に送信。

 6・7・8期生に12月の研究室在室日時をslackで連絡。さあ、それぞれのゼミ生を鍛える強化月間がもうすぐ(笑)。
 

2021年11月27日仕事日記

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 今日は「第14回教育と笑いの会」オンライン開催日。これまでの事務局の多大なご支援に応えるためには、良い挨拶と鼎談をすることだと肝に銘じて、今日まであれこれ頭の中で考えてきたことを整理する。これなら楽しんでいただけるだろうという見込みができたところで家を出る。

 ホテルプラザ勝川に10時30分ごろに到着。すでにオンライン機材の仕込みがされていて、機材の多さだけでも準備の大変さがわかる。感謝しかない。

 控室で、ネタを記憶することも含めて整理。野口先生、雀太さん、小痴楽さんら、出演者が到着。1年ぶりの対面で話が弾む。雀太さんと小痴楽さんとは鼎談の簡単な打ち合わせ。美味しい弁当をいただいて、心の準備も完了。

 13時30分開演。冒頭は僕の「挨拶&コロナ禍で笑わせていいか」。「春風亭一之輔さんのまくらです」と明言しての小咄は大ヒット。皆さんに気持ちよく笑っていただけた。

 漫才「山へ芝刈りへ」、教育漫才「学校RR」、野口芳宏先生のスタンディング落語。特に野口先生のお話には脱帽。展開も笑いの箇所づくりもさすがで、野口流の語りで笑いは爆発。

 柳亭小痴楽さんは「新聞記事」、桂雀太さんは「胴乱の幸助」。しばらく休んでおられた雀太さんは、パワーアップした落語を聞かせていただけた。

 落語と教育を結び付ける雀太と小痴楽と僕との鼎談は、自分では大成功。面白くて、深くて、笑いながら落語を演ずる心得と教師の授業づくりの心得を結び付けることができたと自負。皆さんのおかげで、大満足の第14回教育と笑いの会。来年11月26日(土)大須演芸場での第15回で、この会は終了予定。野口芳宏さんからのご指示で始めた当会。十二分に一石を投じることができたと思う。

 解散後、「未来を拓く学校づくり研究会」の立ち上げについての提案を受けて話し合い。良い方向に進めていただいていることに感謝しかない。

 帰路で夕食。アルコールなしで、一人でささやかな打ち上げ。帰宅。何人からいただいた感想メールを読み、関係者の皆さんにはお礼メールを出して本日終了。

2021年11月26日仕事日記

 まずは大学業務から。中学校教育実習事前指導でのレポート未提出者に提出の促しメール発信。その後、事後指導の最後としてアンケートへの回答指示メール発信。

 10時から昼食・休憩を挟んで14時過ぎまで、授業と学び研究所会議。ある市のGIGAに関わる劣悪なネットや機器環境の情報提供を受け、私たちの範疇で何ができるかを検討。GIGA楽会の報告を受けて、次へのステップを考える。次年度研究所スケジュールの第一次検討など。

 「新教育ライブラリpremiere2」に連載中の「教頭・副校長のための時間が増える!仕事のワザ」の5回目の原稿書き。今回は、PTAに主体性を持たせて時間を生み出すワザ紹介。何度も読み、整ったところで編集部へ送信。

 6期生ゼミの今後をslackで発信。ゼミもあと7回。7期生ゼミが合宿に向けての準備をあれこれ始めている模様。ゲストから嬉しいメールも届く。

 明日は「第14回教育と笑いの会」。残念ながら今回もオンライン。参加者は有難いことに昨年よりプラス2名。ほっとできる情報。明日の僕の出番は最初の挨拶と桂雀太と柳亭小痴楽との鼎談。あれこれネタを考える。特に鼎談はこれまでにないメンバーなので、しっかり深掘りしたい。

 5期生の一人から電話相談あり。ちょっとしたヒントを提供。上向くことを祈る。

 研究室HP記事は、今井さんの「負けられない戦い」。記事が届いたとき、何だろうと思ったタイトル。皆さんもきっとそうだろうと思う。ぜひご一読を。

負けられない戦い。(今井)

みうのひとりごと

ヤツの気配がする。
それは突然に。耳元でヤツが囁く。

動きを止め、ヤツの声に集中する。
息をも止める勢い。

視線の隅に、黒い影。
ハッと思った時にはもう遅い。

再びヤツは私の耳元で囁く。何度も何度も。

しかし、ヤツは急に退散していった。
私は嫌な予感がした。ここでヤツを仕留められなければ、ヤツは、、。

次の日、案の定私の足は赤い斑点だらけ。今までに見たことのない大きさ。とんでもなく痒い。抵抗できない時を狙ったなんて、この卑怯者!!!

私とヤツの戦いは続く、、、

p.s.毎年毎年、ヤツとの勝負に負けています。たまに勝つけど、、。いつになったら完全勝利できるのかと、真剣になっていてる自分に笑ってしまった夏の終わりの出来事です。ヤツの絵を描きながら痒くなってきました(笑)来年こそ負けないぞー!(今井)
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2021年11月25日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。珈琲とパンで朝食。いつものルーティン、ジャズが流れる研究室。

 就職課長にかつてのゼミ生がお世話になったお礼を伝える。互いに元校長として、昨日の愛知の大事件で心に浮かぶことを発露。

 1・2限は「第5・6回教育課程論」。「生徒指導」と「進路指導」がテーマ。火曜日の講義の際に試みた発問を今回も使い、内容に深く入り、考え話し合う時間を設定。手ごたえ十分!講義振り返りテーマは「スクールカースト」と「キャリア・パスポート」を指示。

 研究室で振り返り熟読。この時間は自分の講義を振り返る時間でもあって、貴重な時間。

 13時30分から14時30分まで、恵那市サテライトキャンパス検討委員会にオンライン参加。僕はアンケート実施の成果と実習実験後の発信について意見を述べる。

 15時過ぎに6期生松浦さん来研。卒論4章の展開相談。リード―文が物足りないと助言。余談として、今どきのレディース情報をたくさん教えてもらう。こういう情報を得られるのは大学教員の利点(笑)。

 16時から17時まで、オンライン「デジタル・シティズンシップ教育の最前線」と題した今度珠美さんの講演を視聴。全国各地で講演をされているだけあって、つい先日お聞きした内容と比較しても、視聴者の理解をますます高めるプレゼンとなっていて、さすが。

 次週の講義ワークシート印刷。ここで力尽きて大学を出る。17時過ぎの岐阜羽島から一宮間の高速は必ず渋滞が起こっている(泣)。18時40分ごろ帰宅。

 依頼原稿ネタをあれこれ考えるが、内容が定まらず。いつの間にか締め切りが迫っているのが2本。

 研究室HP記事は、7期生下野さんの記事「8期生の皆さんへ」。新たに玉置ゼミ生となる8期生へ向けての温かい記事。

8期生の皆さんへ(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。
まだまだ玉置ゼミに加入したばかりと思いきや、こんな私達にも後輩ができました。

 8期生の皆さん初めまして!
玉置ゼミに加入できたのですから、きっと優秀で意欲があって素敵な方々なのだろうとまだ会う前から勝手に想像しています(笑)

 まずは、玉置ゼミへようこそ!!!!私は、この玉置ゼミが夢でした。玉置ゼミで勉強したいここで学びたいと思って加入しました。同じ気持ちでしょうか?

 玉置ゼミに入ったからには、教育に関するトップクラスの学びを得られます。玉置先生のご教授の下、高め合える仲間・学び合える仲間、そして、教師として人としてカッコいい素敵な先輩方がいらっしゃいます。(私達7期生もそんな先輩方のようになれるよう精進します!!!)

 私達、7期生は教育実習を終え、また新たなステップを歩もうとしています。7期生の個性豊かな色を大切に。みんなで教師の道を歩もうとしています。
 8期生の皆さんはどんな色を出すのでしょうか。楽しみです。7期生と8期生が一緒になった時、どんな色になるのかなんてことも思ってしまいます。

 どうかこの玉置ゼミでの学びを楽しんでください。きっと教育実習では、「玉置ゼミだから、授業が上手だよね」と言われます。これは、玉置ゼミあるあるです(笑) そのぐらい誇りを持って良いゼミです。そして、実際に授業は上手になります。子どもを存分に輝かせられる、子どもを大切にできる技術が玉置ゼミの学びには隠されていますから。


 実りある後輩ができ嬉しく、つい記事にしてしまいました(笑) お会いできる日を楽しみにしています。一緒に玉置ゼミをもっともっと学びで溢れさせましょう!!!

(下野)

2021年11月24日仕事日記

 7時少し前に家を出て大学へ向かう。研究室到着後、いつものルーティン。珈琲とパンで朝食。

 立川談慶師匠との共著本原稿書きは、いよいよ最終。いつものように「はじめに」を最後に。ほぼできたが、1日あたためることに。

 7期生slackに「チャンネル合宿」を設定。さっそく投稿あり。互いの動きを伝え合おうという意図。ドンドン使ってくれることを願う。

 9時30分ごろ、塩澤ゼミ生が数学授業におけるコンピュータ活用について相談のため来研。GC関連書籍を渡す。

 6期生ゼミは、卒業研究論文相談会。池戸君、名桐君、伊藤君、松浦さん、中野さん、金子さん、中江さん、つまり全員が随時来研。提出論文には、できる限り、その場で赤入れ。即赤入れできるというのは、まだ数ページだから。頑張れ6期生!形あるものには赤が入れられる。あなたの気持ちは励ませるが、赤はいれられない(笑)。

 12時30分ごろ、8期生の安藤さん来研。8期生で初来研。仕事日記や先輩研究室HP記事をよく読んでいて、僕への心遣いもあって嬉しいこと。あれこれ楽しい四方山話。

 13時から13時25分まで、明日の恵那市サテライトキャンパス検討委員会の事前打合せをオンラインで。委員長と事務局と副委員長を仰せつかっている僕とで、明日の検討事項を協議。

 急いで7108講義室へ向かう。13時30分から1時間ほど、大学会議に参加。

 研究室に戻り、15時からオンラインで、文科省「教育情報システム調査研究」の課題整理と今後の進め方について事務局と協議。僕の主張を全面的に受け入れていただけるようで、有難いやら、さらに責任を感じるやら。明日の講義準備をして大学を出る。今日も高速は事故渋滞(泣)。

 新聞とネットで、県内で起こったとても悲しい学校での事件概要を知る。どうして?と思うことばかり。

 18時15分から、オンライン大学CP委員会に参加。12月教授会提案に向けて着実に審議が進んでいる。最初にボタンをかけた責任を感じながら、皆さんのお知恵に感謝するばかり。20時過ぎ終了。

 続いて、28日のベネッセセミナーのオンライン打ち合わせ。聞くところによると、このセミナーへの申し込みが600人を超えているとのこと。身震い。

 当日の配信に際しての僕が想定したことを事務局には認めてもらえず、残念。もちろん主催者のベネッセの考えに従うべきだと踏まえた上で、僕は主張。最終的には講演内容が大切で、それが評価されることは承知の上。

 僕が基調講演した後、実践発表をされる高橋先生の内容をお聞きして感激。ぜひとも全国の皆さんにお聞きいただきたい確かな実践。僕の講演時間を短くすることが、よりよいセミナーとするために大切と自覚。

 別件で協議。形成的評価のとらえでの見解の相違あり。こうしたことはあって当然。僕好みの論議。

 研究室HP記事は、教育実習での学びを高橋さんが発信。絶対に教師になりたい!という文言から、受け入れ校の多大なるご配慮を実習委員長として感じる。これで7期生全員の記事発信終了。特に実習課の皆さんには読んでいただきたい記事ばかり。 

教育実習での学び(高橋)

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 皆さんこんにちは、七期生の高橋奈優です。期待と不安でいっぱいだった小学校実習と中学校実習を終えたためその学びを記事にしたいと思います。

 まずは、このご時世でありながらも、ありがたいことに小学校、中学校ともに、4週間実習ができたことに感謝しています。この約二か月は、毎日大好きな子供たちと過ごすことが本当に楽しく、座学では到底得ることのできない学びの連続でした。今回はその中でも2つのことを記事にします。

 1つ目の学びは、小・中学校実習共通の学びで、今更と思われるかもしれませんが曖昧だった教師像の軸が固まったことです。この実習でたくさんの尊敬できる先生方に出会いました。その中でも、小学校・中学校実習で指導をしてくださった担当の先生方が共通で持っていた指導の軸がありました。それは、「こどもを伸ばしたい」という根本の願いです。先生方は常にこの願いを軸に行動がありました。

 私はそれに気づくまで「子供に寄り添える先生になりたい」という曖昧な教師像をもとに子供と関わっていました。すると段々友達のような関係になってしまい指導しなくてはいけないときにできませんでした。

 しかし、「こどもを伸ばしたい」という先生方の軸に気づいてから「もっと成長してほしいから」という願いからの行動で子どもたちと関わり、時には厳しいことも言えるようになりました。中学校実習最終日に生徒から「先生、(担当の先生の名前)先生と言葉が似てきたね!」と言われ、少しでも軸のある言動ができたのではないかと嬉しく感じました。

 2つ目は、授業面です。私の中で学校の先生と言って一番に思い浮かぶ仕事は授業です。そのため、玉置先生のもとで仲間と共に授業法について学び、そこで得た武器を持って少し自信ありげに実習に臨みました。特に中学校実習では、小学校実習の経験を生かして行ったものの、教科の専門性が高くなり、生徒の中でも得意不得意が大きく表れ始めていました。そのため、はじめは、40〜45分の授業でその武器が使えるどころか計画したことを通すことで精一杯でした。

 しかし、だんだん回数を重ねることによって、視野が広くなり自分の色を出せるようになりました。また、研究授業では、どれだけ余裕がなくても大切にしようと思っていた「褒め言葉」を評価していただきこれからも続けていこうと自信が持てました。さらに、一つの活動に一つの手立てではなく、個人に支援するのか、全体に支援するのか、また、どの段階でどのレベルの支援をするのかという生徒の実態によって一つ目に書いた「子供を伸ばしたい」の軸から考えることができたのが小・中学校実習通しての学びでした。けれども、まだまだ得意な子や発言力のある子で進む授業になってしまいます。結局この現象は、最後まで大きく改善することは難しかったです。だからこれからのゼミでクラス全員が活躍できる授業づくりを課題にしたいと思いました。

 最後に、この約2か月、憧れだった「高橋先生」と呼ばれ夢が現実味を帯びました。今も、ふと担当のクラスの子は何をしてるのかなと考えてしまいます。きっとこの実習での経験は一生忘れないと思います。

 堅苦しく書いてきましたが、結局朝学校に行くことが憂鬱なときでも教室のドアを開けて子供たちの顔を見るとそんな憂鬱が一気に吹っ飛んで頑張ろう!!という気持ちになりました!もっと沢山子供たちの顔が見たいです!絶対先生になりたいと思った2ヶ月でした。最後まで読んでいただきありがとうございました!(高橋)

2021年11月23日仕事日記

 世間は勤労感謝の日で休みだが、大学は講義日程確保の観点から気をつけないと休みではない。ということで出勤。

 9時から教育課程論の5回・6回目。「生徒指導」と「進路指導」をテーマにしての2コマ。今日は、これまで思い付かなかった発問がいくつか浮かび、深く考えなくてはいけない状況を随所で作ることができたと自負。こういうときは特に授業が面白い。特に「進路指導→キャリア教育→主体的な学び」とつなぎながらの発問は、しばらく使えるもので、現役の先生方に発しても良い発問。ますます「主体的・対話的で深い学び」は、主体性が重要だと確信。

 研究室で授業振り返りを読み、チェック。受講生の「スクールカーストについての考え」「キャリア・パスポートのとらえ」を熟読。

 次回の教育課程論の講義準備。過去の内容をさらに精査して、新たな資料作成。

 15時ごろ大学を出る。楽しみにしていたNHK新人落語大賞の録画を見る。僕の審査は文句なしで、桂二葉さんが優勝。実際も5人の審査員が満点で、見事二葉さん優勝。人間を描いて笑わせたのだからこそ落語!

 小牧勤労センターで予約しておいた会議室使用料支払いして帰宅。早急にやらなければいけないことがないので、久しぶりにのんびり。

 研究室HP記事は、今井さんの教育実習の振り返り。同期にも後輩にもこうした記事は役立つはず。8期生の皆さんは特に熟読を。

教育実習での学び(今井)

 こんにちは!7期生の今井美羽です。お久しぶりです。小、中学校と実習が終わり、気付いたら、もう11月!!究極の冷え性である私の苦手な冬がやってきます、、。

 実習の日々はとても一瞬で過ぎていきましたが、濃密な1日1日を過ごすことができました。今回の実習での学びを自分の言葉で書き記していきたいと思います。

 実習では、とても多くのことを学ばせていただきましたが、私にとって一番大きな学びであると感じでいるのは、教師にとって最も大切な力とは何かということです。それは、「子どもを見る力」だと感じました。

 学級の児童や生徒、同じ人は一人もいないです。それぞれに家庭があり、過去があって、今があります。当たり前のことであり、今までもその大切さについては気付いていました。しかし、この実習を経て、全員に同じ指導をすることが良いというわけではないのだということを身を持って感じました。小学校の算数の授業、私は苦手な子に焦点を合わせすぎて、全てを説明してしまっていました。算数の得意な子にとっては容易すぎて、とても退屈な授業をしてしまいました。苦手な子も得意な子も、その1時間で学びを得ることのできる授業をしなければならないなと思いました。

 小学校、中学校で、担当の先生に毎日指導して頂く中で、様々なお話をさせて頂きました。中学校で、学級委員や班長などに積極的に立候補している生徒がいましたが、先生によると、案外繊細であるので、注意しなければならないということを教えて頂きました。私はそんなことには全く気付かず、人前で発言することに抵抗が少ないと勝手に思ってしまっていました。先生の言葉を聞いて、思い返してみると、自分が授業でその子を指名した時、確かに急に自信がなくなった表情をしていたなと思いました。現場の先生方は生徒のことを本当によく見ていらっしゃるのだなと感じました。
 
 算数が得意な子もいれば、苦手な子もいます。他者との関わり方が苦手な子もいれば、得意な子もいます。挙手をして発表することが出来る子もいれば、発表が苦手でも、書くことで自分の意見を示すことが出来る子もいます。児童・生徒一人ひとりの性格や気持ちを理解し、その子に応じて関わり方や指導の仕方を変えることで、児童・生徒全員の成長をサポートできる教師になれるのだということを学びました。そのために、教師は子どもの表情、行動、発言など見る力が大切であると感じました。
 
 実習を通して、実際に沢山の授業を行わせて頂きましたが、どうしても発言している子に注目してしまいます。実習を通して、少しは視野が広くなったなと思います。でも、まだまだ自分は視野が狭いなと感じます。これは自分の今後の課題です。

 この実習で担当になったクラスの児童、生徒には特に感謝しています。約1か月間という短い期間でしたが、自分の力不足な授業にも一生懸命取り組んでくれて、授業以外では沢山お話をして、最終日には私との別れを惜しみ涙してくれた子もいて、本当に嬉しかったです。教師になりたいという気持ちが大きくなりました。ありがとう。

 さらに、担当の先生を始め、多くの先生方にご指導頂き、多くの学びを得ると共に、沢山助けていただきました。もちろん、辛くて心折れそうになったこともありました。しかし、こうして沢山の学びを充実感と幸福感で振り返ることが出来ているのは、先生方が楽しそうに働く姿を見せて下さったおかげだと思っています。本当にありがとうございました。 私は、これからも自分の信じた道を進んで行きます!(今井)
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2021年11月22日仕事日記

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 今朝は立川談慶師匠との共著本原稿の加除修正。いよいよ僕の担当の最終局面。

 続いて談慶師匠からいただいた新刊「不器用なまま、踊りきれ。超訳立川談志」の感想をFBで発信。

 10時45分ごろ家を出て西尾市立吉良中学校へ向かう。強い雨が続き、運転しづらい日。予想通り渋滞があり、ナビの到着時刻がドンドン遅くなる。学校まであと30分ほどのところで昼食。しばし休憩。

 13時ごろ西尾市立吉良中学校に到着。3年生の英語授業参観。教室に入ってすぐに感じたことは学級経営のよさ。子ども同士の関係性がとてもよく、教科担任とのつながりもすぐに感じることができた。

 授業での子どもは、これまでの英語力をしっかり発揮してコミュニケーションをとっていて、誰一人として活動が停止していない状況。どの方向にカメラを振っても、生徒の積極的なコミュニケーション場面がとれるといっても過言ではない。

 英語への苦手意識を持っている子どももいたが、周りがサポートしている姿を見ることもできて、気持ちの良い学習集団となっていた。教師が出るところも的確で、動と静が明確になっていた授業。

 授業検討会では、子どもの姿をもとに、なるほど!という指摘や、自分が追い切れていない場面を教えていただくなど、メモ多数。

 1時間の指導時間をいただいたので、写真のタイトルプレゼンを見せながら、前半は吉良中の研究の方向の価値付け。後半は授業動画をもとに授業者とやりとりしながらの全ての教科で生きる助言を心がける。

 終了後、校長室で「自己選択」と「学び合い」について質問を受ける。ここのところ自分が得た知見を伝達。その後の報告を待ちたい。

 帰路も渋滞。帰宅は19時前。21時30分にある電話相談あり。なんと23時から7期生オンラインゼミ。全員集合を前提としたときにこの時間しかなかったということ(笑)。

 考えてみたら、これまで7期生には話してこなかった自分の思いをしっかり伝え、12月の合宿に向けて準備すべき事項を提示。あとは7期生に任せたい。

 来年度の本学教育フォーラムの講演者も決まり、関係者へ連絡。本年度に引き続き、文部科学省からお呼びできることになったことが嬉しい。

 研究室HP記事は、久野さんの教育実習の振り返り。他のゼミ生と同様に濃厚な学び。恵まれた環境で真摯に取り組んだ証。

 久しぶりに研究室HPトップページ写真入れ替え。本日のゼミ写真!

教育実習での学び(久野)

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 こんにちは!そしてお久しぶりです。7期生の久野舞菜です!コンビニの特設おでんコーナーに秋の訪れを感じる時季になりました。「冬にもアイスは売られているのに、なぜ夏におでんは売られないのか!」と憤っていた近所の子どもを思い出します。子どもの発想は豊かではっとさせられますね。

 さて、小学校、中学校とそれぞれ4週間の教育実習に行ってまいりました。
今回は教育実習での学びを振り返り、記事にしたいと思います!

〔小学校〕
 小学校では、人生初の授業実習をさせていただきましたが、見事に大失敗でした。いきなりレベルの高すぎる発問をしてしまい、児童を困惑させ、さらに、答えに向かうためのプロセスも児童に提示できず、わかる子の発言だけで進めていく授業になってしまいました。担当の先生からは、「そんなので児童が答えられるわけがないでしょう。」と厳しくも的確なお言葉をいただきました。
 全員参加の授業にするためには、いきなり発問を提示するのではなく、考えるためのヒントを得られるようなステップをいくつか用意することが重要だと学びました。

〔中学校〕
 中学校では、道徳の授業実習において、オウム返しをしてしまっていることをご指摘いただきました。その際に、オウム返しにも必要な時と場合があることを教えていただきました。
 例えば、生徒の発言内容が曖昧である場合、明確にするために聞き返すオウム返しは有効。しかし、そうでない場合は、生徒の学び合いを止めることになってしまう。
 私は、生徒の発言内容を自分自身が理解するために、その時間を確保するための有効ではないオウム返しをしてしまいました。お互いの発言を理解し深め合うのは、教師と生徒ではなく、生徒同士です。教師は学び合いの外側にいることを自覚しました。
 今後は、生徒の発言にすぐさま食いつくことなく、全体を見渡し、周囲の反応を”待つ”、または、周囲に「どう思う?」と投げかけ生徒同士の学びを”繋げる”ことを体に覚えさせなければなりません。
 恥ずかしながら、ご指摘をいただいた瞬間は、「教師が、生徒の発言にコメントを返さないなんて、薄情じゃない?無視しているみたい。」なんて思っていました。そんなものは大間違いだと今ではわかります。生徒の発言の聞き手は教師ではないのですから。
 今回の経験は、玉置先生が以前伝授してくださった「発言を判断するのは教師ではなく、生徒同士。」という教えが実体験とともに身に染みるものでした。

 小学校・中学校と本当に多くのことを学ばせていただきました。大学の講義だけでは知り得なかったこと、実感できなかったことばかりです。新型コロナウイルスによる影響で大変な状況にある中、このような機会をくださった学校、また指導してくださった先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。実習で出会えた児童・生徒たちには愛が止まりません。子どもたちの「久野先生大好き!」「がんばって本当の先生になってね!」という温かい言葉でどこまでも頑張れるような気がします。実習時よりももっともっとパワーアップした姿で、今度は教員という立場で教壇に立てるよう、これからは自分磨きと勉強に努めたいと思います。
(久野)

2021年11月21日仕事日記

 先週1週間の疲れは相当なものだったらしい。体が重い。豊川、和歌山、稲沢、熊本、山口と移動距離がかなりあったこともあってのこと。目覚めても動くことがしんどくて、久しぶりの二度寝。

 体調がかなり戻ったところで、夢にまで出てきた7期生へのメッセージ(笑)。教育実習を終えたここからが重要だということを伝えるために、合宿の概要、7期生がすべきことなどをまとめる。それをslackで発信。まとめているうちに新アイデアが浮かぶ。これが楽しい。

 啓林館オンライン会議。13時から16時まで。提案と話し合いを通して、提供情報を絞り込んだ方がよいという考えに至り、会議後のアンケートを通して伝える。

 月刊誌「数学教育」2022年2月号原稿書き。スモールスキルで3本の依頼。一気に書いて送信。

2021年11月20日仕事日記

 今日は本学推薦入試日。その対応の1日。家を6時30分ごろに出て、帰宅は18時30分ごろ。無事終了。帰宅後、メール処理の気力も湧かない1日。

 研究室HP記事は昨日に続いて岡君が発信。中学校教育実習で教科力の乏しさを痛感したことは重要なこと。

中学校教育実習での学び (岡)

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 みなさん、こんにちは!
実習で学んだことを記事にしようと思ったら、かなりの量になってしまうので2枚に分けさせてもらいました。7期生の岡です!

 今回は1か月の中学校実習での学びについて書かせていただきたいと思います。

 中学校実習で痛感した一番のポイントは教科力のなさです。これは玉置先生に授業をみていただいたときにも、ご指導いただきました。数学は積み重ねていく学問であると言われました。主に、問題と問題の間に大きなレベルの差があったりするためついてこれなくなる生徒が出てしまうということです。授業の組み立てに大きな問題があることに気づきました。このようなことが起こる原因としては教科書の意図をしっかりと把握できていないことや、生徒の発言を予測することができないということでした。これについては1か月の間ずっと悩まされました。授業を重ねていくごとに、生徒の発言の予測のできる範囲が増えてはきましたが、どれだけ教科書を読んでも、予測できない発言やつまずきは出てきました。そのためまだまだだなと痛感しています。しかし、この1か月数学と向き合うことができたのはとても貴重な1か月だったなと思っています。これからも教科書と向き合いながら教科力をつけていきたいなと思いました。

 私は中学校実習では後悔したことが一つあります。それは生徒への接し方です。小学校とは違い難しい年ごろにもなっているため、気軽生徒から寄ってくる場面は小学校に比べると少なかったです。これはなんとなく予想できていました。しかし、この後の私の行動がよくなかったと思っています。それは、向こうに合わせてしまったことです。もともと私のクラスは、積極的な生徒が少なかった中で私も消極的になってしまいました。これによってクラスの生徒と距離が縮まるまでに時間がかかってしまいました。最初に消極的な態度をとってしまったがゆえに話しかけると、驚かれたり会話が続かないことが多くあったため、最初の行動がよくなかったと反省しています。ここから、学んだことは小学生も中学生も同じ子どもであり、教師から積極的にかかわっていくことが大切だと思いました。これは私が将来教員になった際にも、肝に銘じておかなければいけないことだと思います。このような、忘れられない教訓が得られて、とても実りの多い中学校実習になりました。

これからのゼミでは、教科力をテーマに教科書と向き合いメッセージや意図を読み取って授業を作っていきたいなと思いました。 (岡)
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