【読後感想】『できる先生が実はやっている学級づくり77の習慣』を読んで(伊藤)

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 こんにちは。8期生の伊藤勇人です。今回は、教育書の読後感想を記事としてまとめます。

 僕が読んだ教育書は『できる先生が実はやっている学級づくり77の習慣』です。この教育書は、1章「クラスがまとまる!」2章「言葉でクラスは変わる!」3章「指導場面で光る!」4章「子どもを見つめる!」5章「子どもを巻き込む!」6章「教師をもっと楽しむ!」と、6つの項目に分けられ、作者の森川正樹さんが思う、できる先生が実はやっている、学級づくりに関する77個の習慣が書かれていました。各々の習慣を紹介するページには、例として、教師と児童生徒の会話や作者の実体験が書かれていたので、とてもわかりやすかったです。

 この教育書を読んでいる期間に、母と妹との間で、妹の担任教師について話しているのを耳にしました。話していた内容は、妹が担任教師に問題の答えが書かれたプリントが欲しいと頼み、担任教師はそれに対して明日渡すと言ったにも関わらず忘れていたことについてでした。この話を耳にしたとき、それは教育書に書かれている「信用貯金高を増やす」に当てはまるなと思いました。

 この会話を聞いた後に教育書を読み、児童生徒とできない約束はしてはいけないな、約束したのなら守らなければならないな、と考えさせられました。このように、僕は年末年始で身内と話しているときに、教師についての話が出たら、この教育書を開いて習慣を確かめることに面白さを感じました。

 この教育書を読んで、特に印象に残っているところは、「アツアツを食べる!」という習慣が書かれているところです。この教育書を読む前には、給食指導について書かれていると思いもしなかったので驚きました。そのページを読み、教師にとって給食指導の大切さに気づかされました。

 このように、この教育書を読み、それぞれの習慣で何が大切なのかに多く気づかされましたが、いざ自分が教師になってこれらの習慣を実践できるかとなると難しいと思います。僕は、この教育書を教師になる前は、自分が習慣化したいことをいくつか定め、教育実習で実践するために、教師になった後は、教師の面白さを感じながら働けるために、手にとって読んでいきたいです。この教育書を読み、できる先生というのは、とてもレベルが高いことであることを実感したため、日々の講義やゼミ活動を抜かりなくやることが、今の自分にとって必要なことであると思いました。(伊藤)

2022年1月11日仕事日記

 新年初の大学講義。暗いうちに家を出る。7時30分ごろ研究室着。久しぶりのルーティン。

 9時から2コマ講義。第13回・第14回教育課程論。13回は「堀川の奇跡」といわれた京都市立堀川高校の荒瀬校長の考え方、取り組みをテーマに深掘り。14回は「社会に開かれた教育課程」をテーマにその理由と意義、そして学校ホームページのあるべき姿を深掘り。2001年放映の映像を提示。今回も濃厚な講義ができたと自負。

 研究室で学生振り返りを読む。自分としての講義振り返り。質問への応答。

 大学を出てルネック勝川へ。小牧ICT支援員研修を参観。人を育てることについて若干のコメント。

 17時前に帰宅。今日も「個別最適な学び」について書籍や文書から入力。ゼミ生の「心の天気」の一言に反応。楽しいひと時。

 研究室HP記事は、7期生へ提示した新課題シリーズ「私が小学校学級担任(あるいは中学校学級担任)になったら、『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」発信開始。まずは池戸さんから。嬉しい記述あり

 <プロフィール>に原稿掲載追加。
275 週刊教育資料1月3・10日号(No1641)「連載 玉置崇の新学習指導要領 現場での生かし方」に「対話を支える子ども同士の関係性が大切」掲載

276 月刊プリンパル2022年2月号に「連載 校長の裏ワザ第35回 講話に落語話法を取り入れる」掲載

277 「数学教育 2022年2月号」に「動作を入れて体で納得させる」[Aを説明するのにBを登城させる」「考え方を固有名詞化する」掲載

【担任課題】心の天気は交換ノート(7期生池戸)

 あけましておめでとうございます‼︎7期生の池戸です!ついに私たち7期生にとって勝負の年もなる2022年が始まりました。お正月は地元に戻り、幼馴染や家族とゆっくり過ごすことができました。岐阜に戻り久しぶりに1人になると寂しくて仕方ありません(笑)

 さて2022年1本目の記事は、「私が小学校担任(中学校担任)になったら『心の天気』のことを子どもに次のように伝えて始めたい」というテーマで私の考えを発信したいと思います。

 私たち玉置ゼミ生は、将来心の天気を利用する身であり、今現在自分自身が使っている身でもあります。約1年間、心の天気を使ってきたからこそわかる良さがあります。使い始めた頃はなかなか習慣づけされず、天気を押せない日が続いたこともありました。

 しかし、今では『朝起きてまず心の天気を開いて天気を入力する』これが私の1日のルーティーンとなりました。ではなぜ、天気を入力したいと感じるのか。これこそが心の天気の良さだと私は考えました。

 心の天気を入力しなければいけないという義務感から入力したいという願望に変わった瞬間が今回のテーマに大きく関わる気がします。私自身どうしても気持ちが沈んでいる時に雨と入力した日がありました。その時、先生からメッセージが届きました。先生と私はこの心の天気で繋がっているんだと実感し何度も救われました。きっと心の天気を使うみんなも同じ気持ちだと思います。つまり『心の天気は教師と子どもが1対1で繋がれる道具=交換ノート』なのです。

 面と向かって言えないことも心の天気という一つの道具を使えば相手に伝えることができる。『あなたは1人じゃない』この2点を伝えたら子ども達は心の天気を意欲的に活用し、私の目指す『愛し愛される学級』に近づくのではないかと思います。(7期生池戸)

 ※イラストはEDUCOMサイトから。
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2022年1月10日仕事日記

 6期生が和田裕枝先生の授業ビデオを通して学んだ記録「学びの天気」の記事に、早々に和田先生から温かいコメントが届く。さっそく全ゼミ生へslackで紹介。

 連載中の週刊教育資料の第76回原稿を仕上げて送信。今回は「情報端末を自己対話で活用する」というタイトル。

 NHKで映画「スパイの妻」を視聴。こうしてのんびりできるのも今日まで。

 教職実践演習の最終講義のために、これまでの講義資料の見直し。野中信行先生と中村健一先生の著書を参考に講義を構成することに決めて資料作り開始。オンラインでの講義にしなければならない可能性が高くなってきたので、それも考慮しつつの作業。

 研究室HP記事は、1本は下野さんの「12月26日 第5回☆みんなで輝くGIGA活用楽会☆ での学び」。授業と学び研究所が開催している楽会の議事録役を担っていてくれるからこその記事。もう1本は昨日から発信を始めた8期生の読後感想シリーズ第2弾。前野さんの【読後感想】子どもたちと向き合い、力を伸ばす担任術。著者の坪田先生からは、書籍を通してたくさんの実践ヒントをいただいた。筑波小での坪田先生の授業も懐かしい。

【読後感想】子どもたちと向き合い、力を伸ばす担任術(前野)

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 明けましておめでとうございます。8期生の前野佐歩です。新しい年を迎え、本格的に玉置ゼミで学ぶことができる1年がスタートするのでとてもワクワクした気持ちで溢れています。実りある1年になるように頑張っていきたいと思います。

 今回は玉置ゼミの方針として掲げられている「書くことによって学ぶ」の実践として、冬休みに読んだ教育書の感想を書きたいと思います。

 今回読んだ本は坪田耕三著「素敵な学級づくり 楽しく・優しくー子どもたちのための担任術」です。この本は小学校教諭を勤められた坪田耕三先生が体験されたことから分かるよりよい学級づくりのヒントが見開き完結で書かれています。たくさんの体験談や学級づくりのヒントが書かれていた中で、私の心に特に響いた2つの章の感想を書きたいと思います。

"給食ご招待"
 この章では給食の時間に毎日一人ずつ子どもが先生の横に来て二人きりで話をしながら給食を食べることで、子どもとゆっくり向き合う時間を作っている様子が書かれています。一つの学級には何十人も子どもがいて、その子どもたち一人一人と向き合う時間をとるにはかなり多くの時間を要することになります。給食の時間を利用して、子どもの顔をじっくり見ながら会話することで普段は見えてこない子どもたちの考えや悩みが見えてくるのだろうと思いました。ICTが発達した現在においても、やはり子どもと一対一で直接顔を見ながら会話することは重要だなと感じました。

"マイ靴箱"
 この章では教室と靴箱があるホールの距離が遠く、休み時間になるとまどろっこしい様子を見せていた子どもたちに、先生が自分たちで靴箱を作ることを提案し、手作りの靴箱を完成させたということが書かれています。他の人がやったことのないことに挑戦し、問題になんとかして対処しようとする子どもたちの意欲は、非常に大きな力が生まれる原動力になるのだなと感じました。また、子どもたちが靴箱までの距離が遠くてまどろっこしいと感じていることに気づき、問題解決のきっかけを作ることが出来る先生の鋭い観察眼に驚きました。担任として、子どもたちの様子をしっかり見ることは大事であると言われる理由には、このような子どもたちの意欲を新たな活動に繋げるということもあるのだと学びました。

 この他にもよりよい学級づくりをするために、先生はどのような姿勢で子どもと接していくべきか、質のいい授業を作るためのヒントをたくさん学ぶことができました。そして、この本を読んで学級担任の楽しさや醍醐味が感じられました。教師になって担任を持つことになったら、子どもたちと共に楽しみ、学んでいく姿勢を忘れないようにしたいと思いました。(前野)

12月26日 第5回☆みんなで輝くGIGA活用楽会☆ での学び(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。

 12月26日に、『第5回☆みんなで輝くGIGA活用楽会☆』に参加させて頂きました。初回は、講義の予定がありましたので今回で4回目の参加となります。

 コロナ禍により、急速に拡大したGIGAスクール構想では子どもに一人一台、端末が配布されました。端末を使った授業とは何か、「夢」と「期待」が膨らむ授業とは何か、といった点について本楽会では議論が行われます。

 私は、現場での経験が教育実習やボランティアのみで乏しいです。現場の先生方のお話を聞くことは、本物に見て触れる具現化でもあり、大変勉強になります。

 私が所属したグループでは、端末を用いた道徳の授業案について話し合われました。学習活動端末支援Webシステム SKYMENU(https://www.skymenu.net)内の機能である「ポジショニング」を用いた授業構成が提案されます。

 「ポジショニング」とは、モラルジレンマを題材とした道徳授業において効果を発揮します。つまり、意見が二極化するような題材(代表例として、『手品師』が挙げられます)にて効果を発揮します。自分や友達の気持ちの変化を端末上で確認できることから、道徳的観点の深めを期待することができるでしょう。教科によって、活用する機能を対応させることができることが分かります。

 地域により、学習活動ソフトウェアは異なります。スクールライフノート、ロイロノート、上述したスカイメニュー等々、GIGAスクール構想により多くのソフトウェアが普及しました。私が教師となった時、配属先でどのソフトウェアが用いられているかは分かりません。

 しかしながら、本楽会に参加していく中で、見えてきたことは「端末活用への挑戦」です。何事も始めることも終わることも簡単です。続けることが難しい。端末活用も同様だと思います。連続性を持って、いかに子どもに活用させるかが重要です。先回、素敵な本楽会では素敵な言葉が生まれました。「まず、大人(教師)が挑戦する。ICTを活用することで、子どもも大人も成長する」。

 コロナ禍によって生まれた一人一台端末の学校現場は、ネット環境、子どもの学習環境の変化といった多様な問題点を含みながらも、着実に良い方向へと進んでいると私は感じます。私が現場に出た時、何を大切にしたいかというねらいを焦点化し、その為にICTを活用することでどのように授業を輝かせられるか、このことを胸に情報端末を活用した授業づくりを行いたいと思いました。

 本楽会での、現場の先生方のお考えやフェローの先生方のご意見が現場経験の浅い私にとってどれ程までに貴重なものか記事を綴りながら改めて実感させられました。宝物のような時間をありがとうございます。(下野)

2022年1月9日仕事日記

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 新年早々に新刊を出すことができた。「中学校学級担任必携 生徒指導要録作成の手引き&所見文例1140」(編著・明治図書)だ。10年前に同種の本を出させていただき、7刷まで重ねることができた。指導要領改訂に伴い、生徒指導要録も改訂となったので、新版の依頼を受けて、皆さんに協力をしてもらって出すことができた。

 以下はサイトでの紹介文だ。
この1冊があれば、指導要録作成は完ぺき!
中学校生徒指導要録の全項目の記入の仕方をコンパクトに完全ガイド。また、各教科の学習状況や行動の記録にかかわる所見はもちろん、特別な支援を要する生徒や不登校傾向の生徒に配慮した所見まで、総計1140にのぼる文例を収録しました。


 4月からも連載継続する「週刊教育資料」の第76回原稿書き開始。もうしばらく「対話」をテーマにすることにして、自己対話を話題にして書き始める。

 並行読書を今日も続ける。ここのところ「個別最適な学び」にこだわりつつ読む。

 講義「教育課程論」の最終回資料作り。前田康裕先生の最新刊「まんがで知るデジタルの学び」からネタをいただいて構成。学生の反応がますます楽しみになる最終講義の内容になったと自負。

 研究室HP記事は2本。1本は下野さんの「議事録」。下野さんは私が関わっている二つの勉強会で議事録を作っていてくれる。その記録はいつも確かに参加者からは大きな評価を得ている。もう1本は、8期生の新谷さんによる読後感想。年末年始に8期生に課した記事。金大竜さんの「一人ひとりの凸凹に寄り添う『気になる子』『苦しんでいる子』の育て方」を読んでの学び。

 デジタル仕事日記を開始して19年目を迎えていることに気づく。日数計算サイトで詳細を調べると、2003年1月4日開始なので、今日で19年8日目。6948日間継続しているデジタル仕事日記。入力しないと落ち着かなくなってしまっている(笑)。

【読後感想】子どもに寄り添うことのできる教師とは(新谷)

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 今回、初めて教育書を読んだ。金大竜さんの「一人ひとりの凸凹に寄り添う『気になる子』『苦しんでいる子』の育て方」という本である。

 この本には、様々な性格や家庭環境を持った子ども、何かで苦しんでいる子に寄り添う教育をするため、多くの葛藤をする教師の姿が描かれていた。その指導法には、学ぶものが多くあった。今回の学びから、子どもに寄り添う事の出来る教師とはについて考えていきたい。

 まず、授業における子どもの発言についてである。このことは、自己主張ばかりで友達の話を聞かない子と、自己表現をしない子という章を基に述べていく。
 
 この章では、自己表現が得意な子どもと不得意な子どものそれぞれの葛藤や相互性について書かれていた。特に私が印象に残ったことは、自己表現をしない子どもに対する指導についてである。

 これは私自身の経験だが、私自身も中学生のころ、自己表現をするのが苦手で、発表をすることがとても苦手だった。なぜなら、間違えた時のことを考えたり、私よりも上手な意見を言える人がいると人任せにしていた部分があったからである。私自身、手を挙げないことが当たり前で、先生も手を挙げている人を当てるという風に授業を進めていたように今思えば感じられる。しかし、このことが、さらに自己表現をしない子どもの意見する場をなくしてしまい、発言ができなくなるということがわかった。

 金大竜さんは、発言をしない子どもに対し、発言する勇気を持つこと、発表に対する固定概念を崩し、再構築させていくことが大切と言っていた。しかし、ただ勇気を持つということではない。発表できるような環境づくりができてこその勇気であると言っていた。そのために、誰でもできる発表(音読など)の時に全員に手を挙げてもらえるようその旨を伝える事、発表することは恥ずかしいことでも怖いことでもないということなど伝える事が大切であることがわかった。

 この指導法は全員に寄り添う意識があるからこそ行える指導だと感じた。発言ができない子には何かしらの理由や固定概念があり、それをそのままにするのではなく、どうにかしようとする金大竜さんの姿にとても感銘した。

 もし、私が学生の時にこのような発言できる環境があれば、もっと積極的に発言することができただろうし、発表することは恥ずかしいことではないと発表に対する概念を崩すことができたのではないかと思った。私が教師になった時にも、全員が発表に対する抵抗感がなくなるような環境づくりができるようになりたい。
 
 次に、宿題を忘れてくる子どもについてである。このことは、「宿題を忘れてくる子ども」という章を基に述べていく。ここでは、町子という生徒が登場する。町子は宿題をよく忘れる子どもで、また、答えだけを写して提出することもあったそうだ。そんな町子に対し、金大竜さんは、やる気がないならやってこなくていいよという。しかし、町子はやる気がないのではなく、難易度が高く宿題をこなすことができないのであった。そのことに気づいた金大竜さんは、町子に対し、難易度を下げた課題を準備することにしたのである。

 私は、この金大竜さんの取り組みに驚かされた。なぜなら、宿題は全員同じ難易度で同じものをやるということが私にとっては当たり前だったからである。私が学生の時も、出された宿題が難しくて解けないこともあったが、出されたからやらないといけないという思いがあった。しかし、この宿題の出し方は、生徒一人一人のことを考えて出していたのだろうかとこの本を読んで感じた。金大竜さんのように、生徒のレベルや環境に合わせた宿題の出し方は、子どもの学習意欲やレベルの向上のために必要であると思い、参考にしたいと思った。ほかにも金大竜さんは、生徒の性格や家庭環境に寄り添った指導を行っていた。

 最後に、金大竜さんの指導から、私の考える、子どもに寄り添う教師とはについて考えていく。

 子どもに寄り添うことのできる教師とは、金大竜さんも言っていたが、子どものことを理解し、受け止めることであると考える。子どもは一人一人、様々な性格や家庭環境を持ち、様々な課題を抱えている。教師はそのことを受け止め、教師から子どものことをわかりたい、理解したいという思いを持つことが大切であると、この本を読んで学んだ。

 私は教師になったら、子どものことをたくさん見ていきたい。子どもからたくさんのことを学びたい。子どもは何が好きで何が嫌いなのだろう。この子どもは今どんな気持ちなんだろう。何か悩んでいることはないかなと、子どもについて毎日考え、寄り添っていきたい。(新谷)

議事録(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。玉置ゼミに加入してから、私は初めて議事録を取るようになりました。様々のセミナーで議事録を取らせて頂くことは、正に玉置ゼミの代名詞「書くことによって学ぶ」の具現化です。

 私は、文章を書くことが大好きです。私自身の思考を文章にする時は、頭の中でグルグルしてまとまらない思考をコンパクトに整理してくれます。「思考整理」です。今私ってこんな気持ちなんだな、こういうことが言いたいのかと改めて気付かされます。

 では、議事録はどうでしょうか。私が議事録を取る時に大切にしていることは、「思考整理」です。「一本の木」である「議題」に対し、「枝」という「視点」が生え、「実」という「結論」が生まれます。

 私の取る議事録は、お話されたことをその順番に並べて書くものではありません。「思考整理」を目標としていますから、後で見返した時にどなたがご覧になっても、分かりやすく、こういう過程で話をして、だからこの結論が生まれたのかと分かるようにという点を意識しています。

 この議事録の取り方が正しいかは分かりません。もしかしたら、話の内容を一言一句逃さない議事録の方が良い場合もあるかもしれません。それでも、私らしく議事録を取り続けたいと思うのです。

 人に伝わる文章とはなんだろう。この素晴らしい議論の軌跡を伝えるには、どうしたら良いだろう。そんなことを突き詰め続けていきたいです。

 「書くことが好き」この一点の想いを汲み取ってくださる玉置先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、いつも議事録を見てお褒めの言葉をくださる先生方のおかげで私は議事録を取ることに更なる意欲を持つことが出来ております。

 いつかセミナーでお会いする素晴らしい先生方のような教師となり、私も議論を形成する一員となれれば良いなという思いを胸に、これからも文章に向き合いたいと考えています。(下野)
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2022年1月8日仕事日記

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 早朝から「調べる技術 書く技術」系の本を読破。己の考え方を確認。

 10時30分から鈴木中人さんから出版についての相談をzoomで受ける。1時間30分くらい話し合った結果、とりあえずプロット案をそれぞれが出して、次の話し合いをすることを決めた。

 味噌ラーメン専門店で昼食。春日井市都市緑化植物園内で開催されていた絵画展覧会を鑑賞。その後、久しぶりにカメラで園内撮影。

 新築のときにお世話になった西澤さんが顔を出していただいた。15年経っても快適さは変わらず、自宅への愛着がますますわいていることを伝える。

 研究室HP記事は、6期生ゼミでの「学びの天気」の記載を記事化。志水塾で和田裕枝先生がされた10分間の模擬授業ビデオからの学び。わずか10分間の授業映像からも学ぶべきことはいっぱい。
和田裕枝先生の授業ビデオを見て学ぶ(6期生池戸・名桐・中野・松浦)
和田裕枝先生の授業ビデオを見て学ぶ(6期生金子・中江・伊藤)

和田裕枝先生の授業ビデオを見て学ぶ(6期生金子・中江・伊藤)

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 6期生ゼミで、和田裕枝先生の授業ビデオ(志水塾で行われた10分間の模擬授業)を見て学びました。話し合い後のそれぞれの振り返り(「学びの天気」の記載)です。

(金子)
 今日は和田先生の授業ビデオから授業術を学びました。先生の明るさやテンポが子どもたちが授業に引き込まれる秘密だと思いました。そのテンポには発問の繰り返しや同じような発問をしない、何を考えるのか単純で明確な発問をするということを大切にされているのだと思いました。

 また、出てきた子どもたちの意見に賛同し、繋ぎ、教えられている感のない授業がすごいと思いました。ビデオを見て実際自分が授業を行っていけるのか、不安になりました。ゼミで得た先生の技術を真似したいと思いました。

(中江)
 和田先生の授業技術を見てまねしたいことについて考えた。和田先生の授業はとてもテンポが良くて子どもへパスを出すことがとても上手いと感じた。子どもを褒め、そこから他の子へ投げるときも褒めている。
 
 また、パスの中で大事なキーワードは子どもに言わせている。和田先生はパスを出すために他の子が発言している間に次のパスの子どもを決めようと色んな子どもを見ている。和田先生いわく子どもの合図があるのでそれを見るという。すごいことだなあと思って、私に置きかえたらきっとそこまで余裕がないし間を空けてしまう。これができるというのは、普段の学級の様子もそうだけど子どもの反応をよく見るという力が鍵になると思う。

(伊藤)
 和田先生の授業をみて、授業技術の多さに驚いた。意見を発表したあとに発言者以外の子供に「誰々どこかわかりますか?」などの繋げ方をしている。そのためには発言者2割その周りに8割の注意をしていると聞いた。また発言者に対しても「なにを」とか「どこが」などの声があり和田先生の視野の広さに驚いた。

和田裕枝先生の授業ビデオを見て学ぶ(6期生池戸・名桐・中野・松浦)

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 6期生ゼミで、和田裕枝先生の授業ビデオ(志水塾で行われた10分間の模擬授業)を見て学びました。話し合い後のそれぞれの振り返り(「学びの天気」の記載)です。

(池戸)
 今日は和田先生の授業ビデオから授業技術を学んだ。授業が上手い人の授業を見るといつもどうしてこの先生は子どもの発言をここまで拾えるのだろうかと思う。今日このビデオを見て、その秘密は教材研究による子供の発言の予想が行き届いている事はもちろん、和田先生がおっしゃっていた誰かが発言している時の先生の意識は発言者2割、周りで聞いている子、リアクションをとっている子に8割という事にあると思った。

 自分は子供の発言を聞いている時、それに対してどうリアクションするか、どうキーワードを抜き出すかということを考えるのでいっぱいいっぱいだったが、和田先生は他の子供へのパスを考えているとおっしゃっていて自分にない視点だったので新たな学びになった。
 
 自分はまだ発言者2割、周り8割で話を聞くことはできないかもしれないが、周りの子のリアクションに注目してパスを考えるということを意識していきたいと思った。

(名桐)
 和田先生の授業鑑賞会。参考になる授業技術をゼミ生と話し合い、自分が授業するときにはどういったことを取り入れていきたいか考えるいい機会となった。

 特に今日の内容で大切にしたいと思ったことは、主語が子どもの発言から抜けた時は問い返すということ。これは子どもがしっかりと理解できているかがわかる大切な状況だし、相手に自分の考えや意図をきちんと伝える練習にもなると思ったので、算数の授業に限らず意識して行っていきたいと思った。

(中野)
 今日は和田先生の算数の授業のビデオを見て、授業技術をぜみのみんなで学び合いました。
 
 算数の分数の授業を、10分程度で行っていましたが、テンポがすごく良くて、聞いていて飽きない、面白いと感じる授業だと思いました。また、子どもの言葉で授業を作るを体現していて、子どもは教えられるのではなく、子どもたちも一緒に学んでいるというのがよく伝わってきました。子どもの些細な言葉にもすぐ褒め、子どもたちが発言しやすい空間を作るのが上手く、教員になったときにこれができればいいなと思いました。発言している子どもがいるときは発言者以外に目を向けて次につなげる準備をすると言っていて、すごく高度な技術なので、すぐにできるとは思えませんが、経験を積んでいき、できるようになりたいと思いました。とても勉強になりました。

(松浦)
 和田先生の授業は、テンポが良くて、本当にもう10分経った!?という感じでした。こんな風に授業が進むなら、眠くなるなんてことは絶対無いと思うし、毎回授業が楽しみになるだろうなと思いました。

 真似したい技はとてもたくさんあったけど、その中でも特に印象的だったのが、「発言者を見ない」という技です。子どもの言葉をつないだ授業をつくりたいとはいつも思っていますが、ここまで全体に意識を向けることはしていなかったです。誰かが発言している時に、もう次のパスをどこにどう出すかを考えているなんて、ハイレベルすぎてすぐにはできないと思いますが、和田先生のテンポの良さはこれがポイントだと知れたので、少しずつ意識していきたいと思います。

2022年1月7日仕事日記

 いくつかの問い合わせや依頼に返信。1件のスケジュールミスありで冷や汗。その対応案送付。申し訳ない。

 10時から新年第1回「授業と学び研究所会議」。「新昇格主任研修」「2023卒インターンシップ」「GIGA楽会振り返り」「春日井ICT支援員研修&小牧市サポーター研修「EDUCOM再発見プロジェクト第2期」「Kumamoto Education Week の報告」など、議題多数。

 16時から25日に訪問する鹿児島県垂水市での「スクールライフノート活用」に関する事前打ち合わせ。市の願いを確認して、プレゼン内容を確定する。

 かつてのゼミ生から報告と相談電話あり。良案が浮かばず申し訳ないが、頼りにされることが嬉しい。

 16時30分から18時まで、アセスメントWGオンライン会議。自分なりに徐々に理解してきたつもり。僕の確認のための質問が進行にプラスになっていることを願う。

 垂水市のプレゼンを完成させてEDUCOM担当に送付。24日兵庫県から25日鹿児島県へ移動のため、そのルートを考える。一度、名古屋に戻った方がよいと判断。そのためのホテル予約。

 研究室HP記事は吉久さんの【面接回答】情報端末を利用してどのような授業をしたいか。これでこのシリーズは終了。よいコンテンツが揃った。もう1本は下野さんの「私の武器」。自分自身をメタ認知することの大切さ。

私の武器(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。先日、8期生と初めてお会いすることが出来ました。皆さん笑顔が素敵で玉置ゼミでのこれからの学びに期待でいっぱいのキラキラした目をしていたことが印象的です。

 後輩を迎えたのですから、私達7期生も玉置ゼミに加入してはや1年。教師の本質とは何か、授業を作るとは何か、子どもの心を見るとは何か、子どもの言葉を聴くとは何か。本当に沢山のことを学びました。今は、この学びを教師として生かす為に、将来を見据えた目を私達はしているように思います。

 今回は、私自身の武器について綴ります。人は皆違います。生きていく上で、必ず何か誰にも負けない武器がある。私は、教育実習で自分でも気がつかなかった武器を子ども達から教わりました。

 中学校教育実習の最終日、子ども達から卒業証書を頂きました。そこには以下のような文が。

『貴方の笑顔は周りの人々を笑顔にする魔法を持っています。これからも、明るさと素敵な笑顔を武器に夢を叶えて下さい。応援しています。』

 意識的に笑顔でいようとしていたわけではありません。子ども達を前にすると笑顔になっていたのだと思います。自分の笑顔には、魔法があって、それが武器なのだと心強い気持ちとなりました。

 嬉しかった。今でも、今私は笑顔でいれているかなと不安になった時はこの卒業証書を読んでいます。そうだ、私には「魔法の笑顔」という武器があったんだと改めて気付かされ、強くなれます。

 子ども達が教えてくれたように、明るさと笑顔で教師という夢を叶えたいと思います。にっこり笑顔であれるように。この言葉を私にくれた子ども達に恥じぬよう精一杯努力し続けたいのです。(下野)

【面接回答】情報端末を利用してどのような授業をしたいか(吉久)

 こんにちは。7期生の吉久明日実です。今回は、合宿事前課題の第4弾「情報端末を利用してどのような授業をしたいか」について書いていこうと思います。はじめに、私が実習先で体験したお話から書いていきます。

 私は、情報端末を利用して楽しく学びを深めることのできる授業をしていきたいです。

 私が実習先で数学の授業を見させてもらった時の話です。一人一台タブレットを使って、ある図形にどこに補助線を引けばよいのか個人で試行錯誤している場面がありました。その個人個人の様子を黒板に貼られたスクリーンで全体共有していました。そのスクリーンには、考えが進まず手が止まっている子、頭の中で考えていて補助線を引いていない子、何度も補助線を引いては消している子、補助線を1つ見つけたうえで、他にも補助線が引けないか探している子、その皆の様子を見ている子、さまざまな様子が見られました。

 考えに行き詰った子は、皆の様子を見て自分の考えを深めていました。教師はタイミングを見計らって面白い視点で考えている子たちをスクリーンで全体共有していました。そうすることで、子ども達は柔軟な考え方で積極的に考え始めました。このように個人で学習していながらも、情報端末を上手に活用することで、子どもたちによりよい刺激を与え、全体で楽しく学習することができることを知りました。

 私が実習に参加する前は、個人個人の考えを全体共有することに抵抗がありました。理由は、自分の考えを皆に見られて恥ずかしいという気持ちが先行してしまう子がいると思ったからです。ですが、子ども達の実際の様子を見て、他の子の考えを参考にすることで、自分なりに気づきが生まれたり、「分からない」という気持ちは自分だけではないと安心したりすることができることが分かりました。そのため、私の考えは変わりました。

 このように個別学習でも全体学習のように、皆で楽しく学びを深めるような授業ができるように情報端末を利用していきたいです。(吉久)

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2022年1月6日仕事日記

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 大学庶務課へ電話連絡。他はメールで連絡。いずれも重要連絡。17日の流山市教務主任研修会の資料データをEDUCOM担当へ送信。仕事をしている僕に家内が「高知に行く日ではないの?」と心配。まだ仕事をしていても大丈夫!と返す。

 10時15分ごろ家を出て、名古屋空港へ車で向かう。20分くらいで着。航空券を受け取り、出発までの1時間余、スマホでいくつかの返信。

 12時高知空港へ向けてフライト。13時5分着。お迎えの車で会場の高知県香南市立野市小学校へ10分くらいで到着。

 講演会場で機器設定後、講演開始時刻までその会場で仕事。大治小へは依頼電話連絡。

 15時、「香美市・香南市小中学校長会研修会」開始。主催者挨拶、来賓の教育長挨拶後に講演開始。参加者は市教委や教頭などの参加もあって50名ほど。

 演題は「GIGAスクール構想を実現するリーダーの在り方」。休憩なしの1時間40分の講演。GIGAスクール構想の伝え方、動画を使っての校内研修、学校運営を強化するICT活用例などを伝える。

 おかげさまで、とても好評をいただいた。校長会長さんらと夕食。「たたき定食」の旨さは格別。空港まで送っていただく。

 19時55分フライト。20時55分着。空港からは車で自宅へ戻る。自宅到着時刻はなんと21時25分。高知から自宅まで1時間30分!!!自分でもビックリ。

 研究室HP記事は、2本とも高橋さん。本人が記事に書いているが、実は年末に交通事故にあい、一時は生死をさまようという状態になった高橋さん。随分心配したが、若いこともあって、早期に自宅療養となり、その後の経過がしっかり観察されている状態。その中で、2本の記事、【ゼミ合宿】面接指導で学んだこと【ゼミ合宿】ゼミ合宿での学びを書いてくれた。こうしたことが可能になったことがなりより嬉しい。事故後の記憶は飛んでいるのだが、合宿のことは明確に覚えていて、しっかりと振り返っている。

【ゼミ合宿】ゼミ合宿での学び (高橋)

 こんにちは。7期生の高橋奈優です。

 年越し入院をすると病院食ですが年越しそば、お雑煮、おせちを食べることができます。また、謹賀新年というメッセージカードももらうことができます。

 2021年で最も学びが多かった二日間といっても過言ではないゼミ合宿での学びを綴ります。

 まず、一日目で味岡児童館の坂本さんと学校心理士の稲田さんの二人のゲストの先生からお話を聞くことができました。二人の先生方から共通して学んだことは、現場の最前線で活動をしている方しか見ることのできない子供の姿がたくさんあることです。

 特に、坂本さんからは、子供の気持ちを真剣に受け止めているのかどうかは良くも悪くも子どもにすぐ伝わるのだということを学びました。坂本さんは、子どもとの信頼関係を「音楽」を共に生み出すという方法で気づかれていました。私も、「子どもだからできない」と見くびるのではなく、子どもたちと一緒に問題を解決し、お互い高め合っていく関係でいたいと思いました。

 また、稲田さんからは、学校生活に困難を抱える子どもたちとどう向き合っていけばいいのかを学びました。7期生の質問に応答してくれるという形での学びの場で、たくさんの知識を得たと思っていますが、そのような子こどもたち一人につき何通りものたくさんのかかわり方があるのだということがわかりました。そのため、今回の話で得た知識を参考にこれから出会うであろう子どもたちに一番適した策をとっていくことが特別支援であることを学びました。

 二日目は、面接練習と卒論のはじめにを書くことが主な活動でした。面接練習の学びは、前回の記事にも書かせてもらったので割愛します。

 そして、もう卒論を書き始めるのかとびっくりしておりましたが、無事に「はじめに」を書くことができました。「はじめに」は、その研究をしたいと思った動機が、主な内容だったのでそこまで時間はかかりませんでした。しかし、大切だったのは、ゼミ生同士で発表会をした時の質疑応答の内容だったと思います。自分では、理解していると思ってもいざ質問されると曖昧な答えしかすることができなかったので、これからもっと詰めていきたいです。

 最後に、まだまだコロナ禍真っ只中でしたが二日間のゼミ合宿に参加できて本当に良かったです。また、7期生の仲間ともここまで長い時間共に過ごしたことがなかったのでより結束を高めることができて良かったです。いよいよ受験の年なのでみんなで頑張っていきたいです。(高橋)
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【ゼミ合宿】面接指導で学んだこと (高橋)

 こんにちは 7期生の高橋奈優です。

 新年あけましておめでとうございます。もう2021年かあと思っていた束の間もう新年を迎えてしまい時の流れの速さにびっくりしております。実は、年末に交通事故に巻き込まれてしまい生死をさまよっておりました。私はどのような事故だったのか記憶がないのですが遠いものと感じていた「死」が身近に感じた不思議な冬休みでした。

 それはさておき、12月18,19日に玉置ゼミ伝統の「ゼミ合宿」が行われました。

 全体の学びは、また別の記事で綴りますが、今回は、酒井先生と齋藤さん・6期生の先輩方からご指導を頂いた「面接指導の学び」を綴ります。

 教員採用試験内容である「面接」。そもそも、教採対策を何一つせずこの合宿に挑んだため、とにかく緊張しておりました。

 まず、教員採用試験の面接で私たちは、何をみられているのでしょうか。答えは、筆記試験で見ることができない「人物的な側面を総合的に評価する」ためだそうです。具体的に「人物的な側面を総合的に評価する」とは、面接官が受験生に対して直接質問を投げかけ、その応答の中から、「教師としての資質・能力」をどれだけ余裕持ち合わしているか判断することだそうです。限られた時間で「教師としての資質・能力」を初対面の人に伝えることはそれなりのテクニックが必要だと思います。
 
 では、酒井先生、齋藤さん、6期生の先輩方から教わったテクニックを2つ紹介します。
 
 一つ目は、相手に伝わる話し方を意識することです。初めて会った人に自分の人間性を伝えることは簡単なことではありません。いいことを話していても評価してくださる面接官の方に伝わらなかったら何も意味がありません。きっとここで伝わらなかったらこれから出会うであろう子供たちにも伝わる話ができないと教わりました。そのため、緊張して焦ってしまいましたが、ゆっくりはっきりとした声で堂々と「私を見て!絶対採用するべき!」と言わんばかりの態度で挑みたいと思います。
 
 二つ目は、話の内容を端的にし、一文を短く言うことです。口頭で話しているとたくさん話さなければと思い、気づいたら何を話しているのかわからないということがよくあるので普段の生活から意識していきたいと思います。

 指導を受ける前までは、面接内容をもっと詰めなければと思っていましたが、内容の前に教師になるという風格や態度を体で表現していくことが大切だと思いました。しかし、6期生の先輩方が内容を直前まで練り続けたと言っていたのでやっとスタート地点に立てたことを意識して頑張っていきます。(高橋)

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【面接回答】情報端末を活用してどのような授業をしたいか(岡)

 みなさんこんにちは!7期生の岡です。

 今回は情報端末を活用してどのような授業をしたいかについてお話させていただきます。

 私は情報端末を使って子どもが発言やわからないところを自分で気づいて発信できるような授業がしたいです。今までの授業であれば、先生の話をしているタイミングでは子どもはすぐにわからないと言うことができませんでした。

 しかし、これからは1人1台端末があるため、その端末に書き込んでメッセージを送る形にすれば、授業中に声で聞こえにくくなることも減ると思います。また、わからなかったところで、合図を送る形にすれば、先生が端末を見た際にどれくらいの子がわかってわからなかったかがわかるので、このようなやり取りを増やすことのできる生徒主体の発信が増えればいいなと思いました。(岡)
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2022年1月5日仕事日記

 7期生作成の動画が送られてきたので、さっそく確認。素晴らしい内容で承諾。

 昨晩送った日本教育新聞の「提言」。さっそく高橋さんから返信あり。いつも納得の修正案あり。もちろん了承。

 月刊プリンシパル連載中の「校長の裏ワザ」原稿書き。テーマは「引継ぎ時の裏ワザ」と決めて書く。さらに依頼を受けた特集の原稿を書く。こちらは「やってみなけりゃわからない」をタイトルとする。二つとも完成したので編集部へ送信。
 
 18日に伺う安城市立今池小学校から送られてきた研究主題文書と指導案。主題文書をもとに若干のプレゼンづくり。授業参観後の指導助言がメインなので、まずはここまで。

 17日には流山市から依頼を受けて、スクールライフノートの活用推進のための講演をする。そのプレゼン作成開始。今日は構想を練る段階で終了。事前資料提出の約束日までには、余裕があることが救い。心配なのは予定通り対面講演となるかどうか。

 研究室HP記事は1本は、池戸さんの【面接回答】情報端末を活用してどのような授業がしたいか、もう1本は、吉久さんの【ゼミ合宿】分からないということが分かったゼミ合宿。以前紹介したように、ここをクリックすると、【面接回答】と【ゼミ合宿】の情報を一元化している。同期が、また後輩が参考になるように配慮。

 18時から東洋館出版主催のオンラインセミナーに参加。「個別最適な学びと協働的な学び刊行記念イベント」と題した奈須正裕先生、堀田龍也先生、合田哲也さんの豪華メンバーによるミニ講演と対談。2時間余。どの方の主張も大いに納得。無料で聞けるのが申し訳ないと思う内容。しっかり学ぶことができた。これまでの自分の主張にも自信をもつこともできた。

 今日も並行読書が進む。加わったのは、奈須正裕さんの「資質・能力と学びのメカニズム」。セミナーと一部再読でより理解が進んだ気持ち。
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