2021年12月31日仕事日記

 早いもので今年も大晦日。玄関、トイレ、ファミリールームなどの掃除をいつもより丁寧に行う。

 今日は6冊の本の並行読み。1冊に飽きてくると、別の本を手にして読む。集中力が欠けてくると別本を読むという感じ。とりあえずのインプットタイム。その中でも佐伯胖がやはり面白い。佐伯本3冊目に入る。

 書籍「GIGAスクール・マネジメント」でのメモをKeepに入力。kindleで無料本ダウンロード。こちらも読み始める。

 研究室HP記事は2本。1本は、下野さんの【面接回答】情報端末を活用してどのような授業をしたいか、いよいよこのシリーズ最終回答発信開始。もう1本はゼミ合宿のまとめ記事。丹羽さんが【ゼミ合宿】"学"びが盛り沢山のゼミ合宿を発信。濃縮ゼミがよくわかっていただける内容。

 大晦日なので簡単に2021年の締めくくりをしておきたい。

 大学人として7年目を迎えた今年。より高次な講義ができたように思う。深く考えざるを得ない問いを投げかけ、良い意味で受講生を苦しめたととらえている。実習委員長としては6年目。長年続いているクリスタルプランをこのまま続けるのには無理があると判断して、勝手にボタンをかけたことがきっかけとなり、11回22時間に及ぶCP委員会を経て、学部長が教授会提案していただくまでになったことは、僕にとってはとても大きい出来事。

 ゼミは8期生を迎えることになった。おかげさまでたくさんのゼミ加入希望者があって、嬉しい悲鳴。ここのところのアセスメントWGの話し合いに参加していると、ますますゼミ生の力を高めたいと強く思う。6期生も7期生もさらなるまとまりを見せてくれて、彼らと一緒に学び、挑戦できていることで、大学人生活を楽しめている。

 コロナ禍の中、講演依頼へは昨年以上に対応できて、テーマも広げることができた。機会を与えていただくことに感謝するばかり。原稿もたくさん書かせていただいた。書籍も単著2冊、共著1冊、編集3冊と形に残すことができた。

 僕がアイデアを出した「スクールライフノート」は、一気に一人一台端末が導入されたこともあって、1000校を超える学校で採用されているとのこと。1校で100人の子どもが活用しているとすると、1日に10万人が入力していることになって、自分でも驚くばかり。

 おかげさまで家族も、時々体調がすぐれないことはあっても、元気で今日を迎えている。有難い2021年。

 このようなことを書けるのも、支えて励ましていただける皆さんがいてくださるからこそ。大晦日を迎えて、皆さんの支えを強く感じられる幸せ感は言葉にできないほど。もう少し、この立場を続けてみようと思える2021年最終日。

【ゼミ合宿】"学"びが盛り沢山のゼミ合宿(7期生丹羽)

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 こんにちは!7期生の丹羽です!今年も残り1週間ですね。私は、年末になると1年間の振り返りをよくします。

 そこで、私の今年、1年を1文字で表すと" 学 "だと思いました。1番は教育実習や大学、玉置ゼミなどの様々な場所で学び、将来のための学びが深まったと感じたからです。また、ボランティア活動で先輩という立場にもなり、先輩という立場の視点で学んだことも沢山ありました。そして、ボランティアを通して、自分の弱みを見つけることもできました。そこで人との向き合い方、自分との向き合い方を学びました。このように自分の中で沢山の学びがありました。学んだからこそ、来年度は、自分をパワーアップしていける、変化させていける1年ていきたいです。

 先週末、12月18日、19日の2日間で"7期生ゼミ合宿"が行われました。たくさん"学"ぶことができました。今日は、その振り返りを記事にしていきたいと思います。稲田さんの講義での学びについては別の記事があるので、そちらを読んでいただけたら嬉しいです。

 1日目に、味岡児童館(ぱるもあじおか)の坂本陽さんに講義(公演?!)をしていただきました。子供たちがつくった一つ一つの想いが込められた素敵な詩と、坂本さんが作り上げた一つ一つのメロディーが掛け合わされた、そんな歌が、私の心にぐっときました。詩を書いた子どもの背景やエピソードも語ってくださいました。自分の伝えたい想いを自分の言葉で表現しており、私たちに、その思いが自然と届いてきました。そして、"子どもの力はすごい"と思いました。子どもをなめてはいけないし、こどもは沢山の可能性をもっています。子どもたちと向き合うための、自分だけのオリジナルなやり方、見つけていきたいと思いました。

 2日目は、酒井先生も斉藤さん、6期生の皆さんが来てくださり、面接練習をしてくださいました。初めてやってみて、伝えたい想いを端的にそして具体性をもって、言葉にして話すことは本当に難しいと感じました。自分の想いがわからなくなってもしまいました。それでも、酒井先生、斉藤さん、6期生の皆さんは、あたたかく、明確なアドバイスをくださったり、指導をしてくださいました。自分が不安なことやできていないところが明確になったからこそ、意識して進んでいきたいです。

 書いたこと以外にも、2日間で学んだことは沢山ありました。ゼミ合宿は、未来へ踏み出す第一歩になるものとなりました。2日間を通して、「やっと、教員採用試験のためのスタートラインに立てたな」と思いました。玉置先生、このような機会を設けてくださって、本当にありがとうございました。

 これからは、本格的に勉強が始まります。自分の中で、先生になりたいという強い想いをもち続け、ありたい未来や教師像を描き続け、これからに挑んでいきたいと思います。そして、みんなと一緒に、進んでいきたいです。(丹羽)

【面接回答】情報端末を活用してどのような授業をしたいか(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。

 コロナ禍、沢山のWeb会議システムを利用しました。世の中には、こんなにも沢山のシステムがあるのだなと実感する日々。Withコロナの時代、今後オンライン上のシステムはさらなる発展を遂げるのだろうと思っています。そして、それは教育現場も同じ。いつ感染が拡大するか分かりません。その際、オンライン授業は必須になることでしょう。

 ゼミ合宿課題の第4段!4つ目の課題は、「情報端末を活用してどのような授業をしたいか」。実は、玉置先生がフェローとして入っていらっしゃる【☆みんなで輝くGIGA活用楽会】にて議事録を担当させていただいております。本セミナーでは、現場の先生方が情報端末を用いて子ども達に「夢」と「期待」が膨らむ授業を届ける願いが込められています。まさに、勉強の連続です。そして、その学びは今綴ろうとしている課題に直結!そのものです。本当に良い経験をさせていただいてるのだと、感謝でいっぱいです。

 私は、情報端末を活用して子ども達の「夢」と「期待」が膨らむ授業をしたいです。情報端末は、特別なものではありません。筆記用具と同様、文房具の一つとして用いる時代がもう教育現場には訪れています。
 
 情報端末を用いることで出来ることは、情報の比較や収集、全体への見通し等多岐に亘ります。主に、「比べる」「集める」といった点において、情報端末は大きな役割を果たすでしょう。
 
 従来の授業法に加え、「比べる」「集める」場面においてより効率的に、視覚的にも理解しやすい授業を作りたいと考えております。子どもがワクワクするようなあっ!!!と思わず声が出てしまうような楽しい授業が情報端末を効果的に活用することで実現できると思います。(下野)
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2021年12月30日仕事日記

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 9時からのKumamoto Education Weekの収録準備で、冒頭タイトルづくりなどをする。

 9時からセクション1「心の天気実践から学ぶ」の収録開始。かつてのゼミ生である早川君、遠藤さん、現役ゼミ生の久野さん、下野さん、そしてコーディネート役の和田先生に参加いただいた。

 打ち合わせ、簡単なリハーサル後、本番収録。学級の子どもたちのエピソードによる「心の天気」の価値づけは抜群。将来、教師を目指しているゼミ生からの質問もいい。それぞれの発言を上手につないでいただく和田先生も申し分なし。「『心の天気』はチェックするのではなく、キャッチする」という和田先生のフレーズは、ぜひともあちこちで広げたい。ほぼ1時間で完了。

 「落語流 教えない授業のつくりかた」(立川談慶・玉置崇 共著)の再校正紙投函。これで来年2月の発刊を楽しみに待つのみ。

 午後は、これまでの収録をつなぎ合わせる編集作業。コロナ禍となってやむを得ず始めた動画編集。慣れてきたこともあって、ほぼトラブルなしで完了。年末の大仕事が完了。熊本市教育委員会の担当の方へ動画作成完了のお知らせも終了。

 本学1年生の丸山君が訪問。丸山家とは、お父さんに我が家を設計していただいたことから縁ができて、つながりは15年目。折々に律儀な訪問あり。感謝。

 佐伯胖「わかるということの意味」再読終了。この時期にこの本を再読して本当によかった。来年2月の小牧文化協会主催での講演でも生かせそう。「文化的実践」という言葉を久しぶりに思い出す。

 「まんがで知るデジタルの学び」(前田康裕著、さくら社)を読了。今まさに読むべき本。GIGAスクール構想がめざしていること、教員として、そして学校としての取り組み方などがよくわかる本。ゼミ生にさっそく勧める。

 研究室HP記事は、4本。6期生金子さんの「ありがとう2021年!」、7期生岡君の【面接回答】これからの子どもに必要な力吉久さんの【面接回答】いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと田中君の【ゼミ合宿】感謝、学びのゼミ合宿!。いずれもぜひご一読を。

【ゼミ合宿】感謝、学びのゼミ合宿!(田中)

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 こんにちは。7期生の田中です。今日は12/24、クリスマスですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?クリスマスは元々、キリスト教の文化で、海外では教会などで盛大にお祝いしている様子がニュースなどで取り上げられているのを目にします。日本では、キリスト教の文化のクリスマスをお祝いしたり、冠婚葬祭は仏式でやったりと色々な宗教文化が入り交じっていて、不思議な感じがします。

 今日は、12/18.19に行われたゼミ合宿での学びについて振り返り、まとめていきたいです。ゼミ合宿では、本当に多くのことを学びました。全て書くことは出来ないので、学校心理司の稲田さんからの学び、面接練習での学びについてまとめていきます。ぱるも味岡の坂本さんのお話からの学びについては別の記事があるので、もしよければそちらをお読み下さい。

 まず、学校心理士の稲田さんからの学びです。稲田さんには、ゼミ生から質問をし、それに答えて頂く形で交流させて頂きました。学校心理士というご職業で、教員とはまた違った視点、知識のなかでご活躍されていることがよくわかりました。

 学校では教員が主となって子どもたちの前に立ちます。しかし、稲田さんのような心理士さんや、カウンセラーさんの陰の支えがあるからこそ、子どもたちのことをサポートすることが出来ると感じました。お話を伺うなかで、教員にも心理士にも共通していることがあると思いました。それは、子どもたち1人1人をしっかりとみて、寄り添っていくことです。立場は違えど、この気持ちをベースにして連携していくことが大切だと思います。自分が教員になったら、心理士さんやカウンセラーに沢山お世話になると思うので、子どもたちの力になれるように一緒に頑張っていきたいです。

 次に、面接練習についてです。面接練習をやってみて感じたことは、自分の思いを端的に具体的にかつ、どのように実践にうつしていくかを伝える難しさです。自分のなかである程度なりたい教員像や、きっかけ、作りたい学級についての考えはもっているつもりでした。

 しかし、いざそれを言葉にするとなると、中々思うように喋ることが出来ませんでした。60秒前後という時間感覚もなく、そのため、喋りすぎてしまったり、足りなかったりとなってしまいました。加えて、話があっちにいったり、こっちにいったりと、バラバラになってしまいました。試験本番までに、自分の芯になるものをしっかり考えて、沢山練習してと、ぬかりのない準備をしていきたいです。酒井先生、斎藤さん、6期生の先輩方に貴重なアドバイスを頂いたので、感謝して活かしていきたいです。

 他にも多くのことを学びました。本当に充実した2日間でした。勉強的な部分だけでなく、みんなでご飯を食べたり、お菓子パーティーをしたりと学びの中に楽しみもありました。7期生としての絆がより一層強くなったように感じます。いよいよ、教採にむけてスタートです。ゼミ生一丸となって頑張っていきたいです。このような機会を下さった玉置先生をはじめとする多くの先生方、6期生の先輩方、7期生のみんな、本当にありがとうございました。(田中)

【面接回答】いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと(吉久)

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 こんにちは。7期生の吉久明日実です。前回の記事の写真の答えは、「因」でした。深い意味は全くありません。ただ白い囲いが国構えみたいだなと思って私なりに表現しました。

 さて今回は、合宿事前課題の第3弾「いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと」の回答を書いていこうと思います。

 私が、いじめのない学級づくりのために心得ておきたいことは2つあります。それは、「学級の始めの段階で相手に思ったことが素直に言える環境を作ること」と「子どものことをよく観ること」です。

 いじめが起きてしまう理由は、相手に思っていることを素直に言えない場面が度重なってしまうからだと思います。

 この素直に言えないということは、いじめている人もいじめられている人、いじめを見ている周りの人全員に該当すると思います。

 いじめられている人は、どうして自分がいじめられているのか等と聞くことができないと思います。ですが、自分の思いが素直に言える学級であれば、いじめに発展する前にお互いの思いを伝え合うことができると思います。

 いじめを見ている周りの人は、自分もいじめられたくない、そもそも周りに無関心など、色々な理由があると思います。ですが、このような傍観者がいることが、どのような理由であれ、いじめを助長してしまうと思います。

 いじめをしている人は、家庭環境に何か悩みを抱えていたり、自分自身も同じような経験をしていたりと、自分の暮らし方に満足できていない人なのではないかと私は考えました。そのような状況であれば、自分の本当の思いを伝えることもできず、このような行動をしてしまうのではないかと思いました。

 そのため、学級全員が自分の気持ちを素直に言える環境をすぐに作り上げることが大切だと思いました。それと同時に、教師は生徒のことをよく観る必要があると思います。

 どの立場の人も、それぞれの気持ちがあるので、教師は子ども一人一人の行動の背景まで観る必要があると思います。一人一人の行動の背景や気持ちに気づき、寄り添えるような教師になりたいと思います。(吉久)

【面接回答】これからの子どもに必要な力(岡)

 みなさん、こんにちは!7期生の岡です。

 今日はこれからの子どもの大切な力についてお話させていただきたいと思います!

 私はこれからの子どもに必要な力は自立する力だと思います。中学生実習の担当の先生が「中学生までは学生だけど、高校生からは社会人だよ」と言うお話をよくされていました。理由は中学3年生の時には高校を自分で選んで、受験するため、将来のために何か自分で決めることが社会人だということだからです。私はこの考えがとてもしっくりきました。中学3年生の段階では自分で将来について考えなければならない時がやってくるので子どもにとって親や教師からの自立する力はとても大切だなと思いました。

 さらに最近ではネットが普及して学校外にコミュニティが増えている子もいます。このこと自体はいいことですが、トラブルに巻き込まれる可能性も増えていると思います。そのため、より一層自分の行動に責任が持てる力が必要だなと思ったので、自立する力はとても大切だと思いました。(岡)
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ありがとう2021年!(金子)

 こんにちは、玉置ゼミ6期生の金子です。2021年が終わろうとしています。コロナやオリンピックなど多くの出来事があった年でした。私自身にとっても教員採用試験という将来に向けたスタートをきるような大切な経験をしました。

 教員採用試験では、人との出会いや繋がりの大切さを実感しました。2022年は新たな場所でまた多くの人と出会う年になると思います。これまで関わってきてくれている人たち、これから関わる人たち、多くの人との出会いや繋がりに感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。2021年!ありがとう!(金子)
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2021年12月29日仕事日記

 今日やり終えようと思っていた「落語流 教えない授業のつくりかた」(立川談慶・玉置崇著)の再校正終了。

 かつてのゼミ生の訪問あり。近くのレストランで昼食。我が家でしばし憩う。別のゼミ生からは仲間を深く想う温かい電話あり。

 昨日知った心配事がよい方向に向かっているとの連絡ありで、胸を撫で下ろす。

 夕食は「かつ条」。今日までが期限のドリンク券があっての外食だが、ここのかつの味は我が家にはぴったり合う。

 研究室HP記事は2本。1本は吉久さんの【ゼミ合宿】稲田さんのご講演から学んだこと、もう1本は岡君の【面接回答】いじめのない学級作りのために心得ておきたいこと。今日も研究室HPアクセス数は400超え。
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【面接回答】いじめのない学級作りのために心得ておきたいこと(岡)

 みなさんこんにちは!7期生の岡です。今日はいじめない学級作りのために心得ておきたいことについて、書かせていただきます。

 いじめのない学級作りのために心得ていきたいことは、クラスが始まった最初の日からどんな場面に置いても先生はいじめを許すことはないという立場をはっきりとさせることだと思います。また、いじめを見た人や、聞いた人は必ず先生に言うようにと言った傍観者を作らないことも大切だと思います。

 いじめは首謀者だけによって拗れていくわけではなく、いじめを止めることができないクラスの状態もいじめを助長させるもとだと思うので、先生はいかなる場合でもいじめは許さないと言う立場をはっきりさせることと、いじめを見たり、聞いた人は必ず言わなければならないと言うことをしっかり伝えることが大切だと思います。また、いじめを見て言った人はなにも悪くない。むしろ、いじめを防ぐために行動しているのだという、傍観者もよくない立場だということも明確に伝えていくことが大切だと思いました。(岡)
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【ゼミ合宿】稲田さんのご講演から学んだこと(吉久)

 こんにちは。7期生の吉久明日実です。12月20日、21日にゼミ合宿がありました。1日1日がとても濃くて2日間であることが未だに信じられません。

 1日目は、学校心理師・公認心理師である稲田康代さんのご講演があり、私は学校心理専修であるためとても楽しみにしていました。今回は、そこでの学びを記していきたいと思います。

 稲田さんから、「小中学校の通常学級で見かける気になる子へのアプローチについて」のご講演をして頂きました。私達7期生が疑問に思うこと・気になることについて一つ一つ丁寧に教えて頂きました。

 私が1番大切だと感じたことは、子どもに「寄り添う」ということです。正直な気持ち、気になる子へのアプローチはとても難しく、どうすればいいのだろうと思いました。

 私は、気になる子にどのようなアプローチをするかについて、他の場面で学ぶ機会があり、アプローチの仕方は目の前の子ども一人一人違っていて、知識を得るだけでは対応できるわけではないことを理解していたと思います。

 ですが、どのように声をかければよいのか、どのように課題などを設定すればよいか、わからないからこそ、基準となる目安、型があれば教師も行動することができるのではないかと考えました。ですが、その時点で自分中心であり、相手のことを考えられていない。寄り添えていないと思いました。無意識のうちにしてはいけない考えをしているのだと今回のご講演で気づかされました。

 目の前の子どもの得意・不得意とするもの、癖などを把握したうえで、適切な言動をすることが大切です。それでもやはり不安な気持ちは強いです。どうすればいいのだろうと深く深く考えることになりました。

 考えていた時に、ふと思いました。その子ども自身も不安なのではないかということを。むしろ、その子どもの方がずっと前から不安を抱え、悩まされ続けていたのかもしれない。そのように思うと、私は自分の不安を気にするより先に、その子がどのような困難さを感じているのかいち早く気づかなければならないと思いました。そのうえで、その子と一緒に考えていくことが大切だと思いました。どうすればその子どもは不安を感じないか、どのように課題の範囲や設定を工夫すればよくなるか考えていきたいです。このような考えのもと「寄り添うこと」の大切さを再度実感しました。

 稲田さんは最後に「不安を持ちながら教壇に立つことに自信を持ってください」とおっしゃいました。その言葉をお聞きして私は心が軽くなりました。失敗を恐れずにどのような工夫をすればよいのか試行錯誤し、その子に合ったものをできるようにしていきたいです。

 今回のご講演をお聞きして、より一層寄り添うことのできる教師になりたいと思いました。お忙しいところ、心に残るお話をありがとうございました。一生心に残る体験でした。このような場を設けてくださった玉置先生ありがとうございました。(吉久)
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2021年12月28日仕事日記

 朝早くに驚く出来事連絡の電話あり。さっそく対応。ドキドキが止まらない。祈るばかり。

 ゲラ「落語流 教えない授業のつくりかた」(立川談慶・玉置崇共著)の精読。

 書籍「GIGAスクール・マネジメント」を読みながら、管理職の在り方をメモする。時々、佐伯さんの「わかるということの意味」も読む。充実のインプットの時間。

 19時ごろから、さんまのゲストとのトーク番組を観る。さんまの切り返しのうまさを少しでも盗みたい気持ちで3時間弱を観てしまう。

 研究室HP記事は2本。1本は高橋さんの【面接回答】どのような学級を作りたいか。子どもの主体性を育むことに言及。もう1本は合宿振り返りシリーズ第1弾。下野さんの「ゼミ合宿を振り返って」。「凄い人に出会わせる」というゼミ方針をしっかり受け止めてくれる。

 このごろの研究室HPへのアクセス数は400超で安定。多くの皆さんが訪問していただいていることで、ゼミ生の大いなる励みになっている。もちろん私のエネルギー源にもなっている。感謝。

【ゼミ合宿】ゼミ合宿を振り返って(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。12月17日、18日の2日間で7期生ゼミ合宿が行われました。全てに全力投球の7期生の合宿は、笑いあり、学びあり、高め合いあり、つながりありの盛り沢山な合宿となりました。

 玉置ゼミ7期生ゼミ合宿を一言で表すのなら、「濃密」ではないでしょうか。「濃密」過ぎて、記事がパンパンになってしまいそうです(笑)そんな気持ちをグッと堪えて、私がこの「濃密」な時間で学んだことを綴ります。

 玉置先生が出会わせてくださる人は、「すごい人」です。本合宿でも「すごい人」に出会わせて頂きました。私は、様々なセミナーに参加させて頂いておりますが、「すごい人」は同じこと仰られます。勿論、お一人お一人キャラクターは相違するのですが、根幹は同じなのです。人として大切にすべきことが同じなのだと思います。では、なぜ玉置先生は私達ゼミ生に「すごい人」と出会わせてくださるのか。その答えが本合宿で私は分かりました。教師は、人を育てる職業だから。

 私達は、まだまだ未熟です。でもこの未熟な時に「すごい人」の本質や「すごい人」の人間性に触れたのなら、大きく人生は好転します。実際私は、沢山の「すごい人」のお話を聞き、学び、うんと視野が拡がりました。真似たい、こうなりたいと強く願うようにもなりました。こうした視野の拡がりは、子どもの前に立った時大きく役立つと感じます。人を育てる職業を目指すからこそ、本物のすごい人と接するその意味を本合宿では気づきました。

 玉置ゼミの代名詞「書くことによって学ぶ」。本合宿では、この代名詞を改めて認識しました。卒論執筆の時間は、「はじめに」を書きました。論文は記事と違います。端的に述べながらも、的確さが求められます。より高度な文章は、精査していくことでより良いものへと変貌を遂げます。卒論テーマは、明確にして合宿に臨んだはずなのに、帰る頃にはテーマの認識や見え方が合宿前とまるで違うのです。この事実に気づいた時、「書くこと」の素晴らしさに感動しました。「書くこと」で人は、学びを深められるのです。

 私は、書くことが好きです。学ぶことも、成長することも好きです。だから、玉置ゼミの学びの形が好きなのです。「書くこと」の意味をこれまでも充分に理解していたつもりでした。しかし、今はもっとその意味が分かるような気がします。

 私達7期生は、このゼミ合宿でやっと教員採用試験のスタートラインに立ちました。それと同時に卒論もスタートダッシュを切ったところです。ここからは、あっという間なのだろうなと予想がつきます。そんなあっという間の時間を7期生みんなで学び合って、高め合って、いつものように大笑いして大事に過ごしたいと思いました。
 
 玉置先生、先生の下で出会った私達は、まだまだ成長します!私達を出会わせてくださってありがとうございます。7期生のみんな、この2日間みんなと一緒に学ぶことができて本当に幸せでした。ありがとう。これからも7期生の色を大切にいっぱい笑っていましょう!!(下野)
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【面接回答】どのような学級を作りたいか(高橋)

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 こんにちは。七期生の高橋奈優です。またまた、ゼミ合宿の事前課題についての記事です。七期生の仲間の思いを読んで刺激を受けています。

 では、今回のお題は、「どのような学級を作りたいか」です。

 私の作りたい学級は、子供たち一人一人が主役の学級です。固く言えば、自治力のある学級です。

 先生が課題を見つけ、子供たちが「先生に言われたから…」と受身で活動する学級や、一部のリーダー層だけが活動をし、周りの子どもたちが他人事のように言われたことをそつなくこなす学級ではなく、子どもたち自ら頑張りたい!やってみたい!これは解決しないといけないのでは?と一人一人が考えることのできる学級を作りたいです。そのために教師がしなければいけないことは、個を認め合う雰囲気作り、意見交流をする場を設けること、何より大切なことは、子ども達が成し遂げたいと思ったことを必ず達成出来るように全力で協力し、環境を整えることだと思います。(高橋)


2021年12月27日仕事日記

 今朝はコメダでモーニング。朝刊を読んですぐに帰宅。EDUCOM内田さんを通してある相談。嬉しい返答があり、さっそく8期ゼミ生へ伝達。ビックニュース!

 10時から小学館総合教育技術に連載中の「笑顔でつながる学校づくり」のzoom取材を受ける。今回は「教育と笑いの会」がテーマ。なぜ教育に笑いが必要かなどを伝える。話題を一つに絞れず、インタビュアーの林さんには申し訳ない気持ちになりつつ、どのような原稿にしていただけるかを楽しみにする自分(笑)。

 13時から「第3次アセスメントWG」にmeetで参加。前回よりはこのWGのねらいを把握して発言できたつもり。第1次から関わってこられた先生方の見識に頷くことばかりで、僕は必要かしら?と思う2時間30分のオンライン会議。
  
 17時からzoomで全国フレンドシップの運営について、主体となっている萩野さんや岡君から質問を受けたり、アイデア提供を求められたりした1時間。いつのまにかフレンドシップ担当になっている自分(笑)。

 岡君には来年1月26日の6期生卒業論文発表会の運営について指示。合宿を通して団結力を高めた7期生に大いに期待。

 Amazonprimeで映画「アルゴ」を見る。1979年のテヘランで起きたアメリカ大使館人質事件と、その裏で敢行されたCIAによる救出作戦の実際を映画化したもの。実写映像もあり、映像に集中。

 研究室HP記事は、1本は丹羽さんの【面接回答】情報端末を活用してどのような授業をしたいか、もう1本は今井さんの【ゼミ合宿】オヤカタのト・リ・コ。丹羽さんは教育実習での体験も踏まえての内容。今井さんは、すぐにでもオヤカタに会いたくなる内容。

 週刊「教育資料」の第75回の原稿校正完了。これで年内の原稿すべて終了。

【ゼミ合宿】オヤカタのト・リ・コ(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。先日行われた7期生ゼミ合宿にて、味岡児童館(ぱるもあじおか)の坂本陽さんに講義をしていただきました。講義ではなく、公演という表現が正しいかもしれません(笑)とても素敵な公演でした。感謝の気持ちを込めて、感想を書かせていただきます!

 第一印象。「わー、オヤカタだ〜」でした!
 溢れ出る親方オーラ(褒めてます)。そして、絶対に良い人だ〜と会った瞬間から感じ取ることが出来ました。良い人って何?と思われるかもしれません。私も、直感です!でも、坂本さんと会った瞬間に感じた、この感覚、とても大切だと思うのです。どんな人かはわからないけど、自分の言ったことを受け入れてくれそう。悩みの相談は、そういう人にしたいし、そういう人と仲良くなりたいと思いませんか?坂本さんは子どもから好かれている方なのだろうなというのが一瞬でもわかりました。

 このような印象から始まった公演。児童館の子どもたちと坂本さんで作った歌を沢山紹介していただきました。坂本さんの素敵なギターと歌声に、思わずうっとり。歌詞を書いた子どもの背景やエピソードを語っていただきました。子どもの想像力って凄いなと思いました。そして、子どもも子どもなりに考えを持っているということを学びました。大人が当たり前に従っているルールに疑問を抱いたり、自分自身で葛藤したりして、様々な感情を持っているのだと思いました。その思いが素直に表現されている歌詞に心打たれていました。

 私たちの心に歌詞が刺さったのは、坂本さんが作ったメロディーがあるからです。同じメロディーに歌詞を乗っけるなんてことはしないで、1曲1曲ちゃんと作り込まれたメロディーでした。ここから、坂本さんは子どもと本気で向き合っているのだと、その姿勢を見習おうと心に誓いました。私が最初に感じた、良い人感、それはここから来るのだと思いました。子どもと真剣に向き合う、受け止める、受け入れる、日々の行動が自分を作るのだということを学ばせていただきました。

 私たちも楽器を持って演奏に参加させていただき、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。1時間では足りないと全員が思っていました。そして、ある想いが沸々と湧き上がりました、、、、、(次の記事へつづく)

 改めまして、お忙しい中、玉置ゼミ7期生の合宿のためにお時間を空けてくださった坂本さん、ありがとうございました。玉置ゼミ7期生全員、オヤカタの虜です(笑)。素敵な歌と素敵な時間を共有出来たこと、とても嬉しく思います!また、坂本さんとの出逢いの場を設けてくださった玉置先生にも感謝です!
 本当にありがとうございました😊(今井)


※ 写真は坂本さんが勤めておられる味岡児童館訪問時のものです。(玉置)

【面接回答】情報端末を活用してどのような授業をしたいか(丹羽)

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 こんにちは。7期生の丹羽真琴です!

 私はスターバックスが大好きで、よく通っています。勉強するときも、スターバックスへ行くし、休日も、まったりとしにスターバックスへ行きます。あの落ち着いた空間が本当にだいすきです。これから、勉強づくしの日々が始まるので、スターバックスにお世話に時間も増えるでしょう。

 今日は前回に引き続き、教採面接の定番4題への回答を記事として書くという課題の、第3弾!!
「情報端末を活用してどのような授業をしたいか」

 私は、子ども同士が学び合いができる授業をしたいです。

 意見交換や発表などお互いを高め合う学びを通じて、思考力、判断力、表現力などを育成していきたいです。

 発表や話し合いでは、相手に伝えるために、視覚的にわかりやすい資料を作ることを学び合得るようにしていきたい。意見交換では、複数の考えをみて学んだり、それに対して議論をしたり、意見を整理して並び替えたり、グループに分けたりして、学び合えるようにしていきたいです。

 そして、今までは、情報の共有をすることに時間がかかりましたが、情報端末一台あれば、すぐに共有ができるようになりました。流れている時間の中で、グループの意見を共有して見合ったり、いい意見の人を書いていた人をディスプレイで写したり、共有することができるようになりました。そのように他の人の意見から学ぶ機会を与えたいです。

 情報端末を使った授業をすることで、子どもたちの楽しいという気持ちや、学びたいという気持ちを引き出していきたいです。

 しかし、情報端末を使うことの難しいさも沢山あると、教育実習で感じました。また、先生方もすごく悩んでいました。子どもたちが正しい使い方ができるよう、規律をしっかりすること、みんなでルールを決め、守っていくこと、大切にしていきたいです。(丹羽)

2021年12月26日仕事日記

 9時から「みんなで輝くGIGA楽会」に参加。僕は算数・数学授業づくりのメンバーに入れてもらう。小中連携を意識した関数教材における授業を検討。教材研究から授業づくりへの段階で熟考。子どもが考えてみたい教材にするために思い悩む。これまで誰もやったことがないことだからこそ検討する価値がある。大いなる刺激を受ける。

 連載中の週刊「教育資料」の75回目の原稿書き。来年度も引き続き連載依頼を受けていて嬉しい限りだが、ネタ探しに必死(泣)。「教育資料」をもとに今年は講演依頼をいくつかいただけた。これからもこの原稿を書いている本人から直接話を聞いてみたいと思っていただけるように頑張りたい。そのためにはあちこちでインプットが必要と自覚。「子どもを見ていると対話のきっかけがわかる」ことを原稿にまとめて完成。編集部へ送信。

 17時前に地元駅乗車。伏見の「御園座」へ向かう。楽しみにしていた「大名古屋らくご祭2021」を楽しむ。1300人満席状態。

 開口一番「初天神」、三遊亭萬橘「猫と金魚」、立川生志「悋気の独楽」、三遊亭円楽「ずっこけ」、立川志の輔「はんどたおる」、柳亭市馬「掛け取り」。やはり生落語はいい。

 志の輔の「はんどたおる」は、「こういうことはあるよね!」という日常を落語風に仕立てた大爆笑の一席。市馬の「掛け取り」は、まさに落語だから描ける非日常の大笑いの一席。期待通り、最後は三波春夫を超える熱唱で会場を沸かせる。生志のオリジナルくすぐりも気に入った。大満足の公演。

 気分がいいので、御園座近くの居酒屋へ。いきなり入った店だが大正解。美味しい料理ばかりで、ここでも満足。

 23時ごろ帰宅。録画しておいた「笑点」を見て、1日の最後も笑いで締めくくり。

 研究室HP記事は、1本は久野さんの【面接回答】いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと、もう1本は岡君の【ゼミ合宿】面接練習での学び。まだまだ続くこのシリーズ。今後もご期待を。
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【ゼミ合宿】面接練習での学び (岡)

 みなさん、こんにちは!もう、今年も10日を切りましたね。1年ってはやいですね。7期生岡です。

 今日は、19日の日曜日に行っなゼミ合宿の面接練習についての学びをあげたいと思います。

 まず、面接練習を始める前は正直前の日から憂鬱でした。内容を細かく突っ込まれたらどうしよう?内容が薄いと言われたらどうしよう?という不安が溢れてきて止まりませんでした。だから、いざ始まる時はドキドキが止まりませんでした。

 いざ、始まると酒井先生も斉藤さんも6期生の皆さんも1から優しく教えていただきました。緊張してうまく答えが出てこない時などもありましたが、そんな時も良かったところと改善点を的確に教えていただけたおかげで今の自分に足りないところしっかりと把握することができました。
 
 今回面接練習をして気づくことができた課題は一文の長さが長いと言うことです。面接練習ということで、しっかりと想いを伝えようとする気持ちが聞き手にとっては聞きにくい話になっていました。これは私の記事にも多いことかなと感じました。日頃話す時や、文を書くときから聞き手や読み手にとって程よい長さを意識したいです。
 
 さらに、早くから面接練習を始めたことで面接に対しての意識が変わりました。これまではその場での答え方が重要だと思っていましたが、練習をしっかりする必要があると痛感しました。しっかりとした答えやぶれない考えは練習で考え続けることで身につくものだと思いました。だから、これからは面接について知ることができたので、日頃から自分が教職を目指した理由などを考えていきたいです。(岡)
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【面接回答】いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと(久野)

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こんにちは。7期生の久野舞菜です!ゼミ合宿まで、残り数日となりました。当日は、ゲストの方々と6期生の先輩方が来てくださいます。お忙しい中、わたしたちゼミ生のために時間を割いてくださることに心から感謝し、精一杯学びを吸収したいと思います。

前回に引き続き、玉置先生からご教授いただいた、教採面接定番4題への回答を記事として書いていきます。今回は第3弾!「いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと」について綴ろうと思います!

いじめのない学級づくりのためには、一人ひとりが素敵な存在であり、先生は一人ひとりが大好きなんだ!ということを児童たちに伝えることが大切だと考えます。いじめは、相手の存在の大切さに気づけないことから生まれると思うからです。

教師の姿は児童のモデルとなります。クラスのみんなを愛し、大切にする教師の姿から、児童たちもクラスメイトを大切にしようとするのではないかと思います。

その方法として、一人ひとりを全体の前でたくさん褒めたり、学級通信などを使って児童の素敵な姿を紹介したり、児童の得意なことから学級内の役割をつくったりすることが有効だと思います。

児童一人ひとりを誰よりも大切にし、個性を楽しむ!そんな愛し上手な教師でありたいです。(久野)
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