2021年12月23日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。写真を整理して仕事日記発信。下野さんの久しぶりの朝の来研。四方山話が楽しい。

 9時から第13回・第14回教育課程論。第13回は前回に続いて「教育課程編成は校長にあり」をテーマ。「堀川の軌跡」と呼ばれた京都市立堀川高等学校の「探究」映像を見て、この授業を実現するために考えなくてはいけないことをグループで論議。そして発表。

 第14回は「社会に開かれた教育課程」がテーマ。元小牧市教育長の副島孝先生のホームページの在り方を書かれた文章をもとに話し合い。その後、2001年NHKで放映された小牧中学校の「学校を開く取組」を視聴。学生から質問を受けて応答。

 12時20分ごろから研究室で、8期生に「スクールライフノート」の活用レクチャー。下野さん、池戸さんにこの取り組みの良さを話してもらい、8期生もいよいよスタート。

 13時から14時まで、Kumamoto Education Week の収録。大治町立大治小学校から、峰村先生、土岐先生に登場いただく。ゼミ生から名桐君、中野さんが登場。進行役は山田貞二先生。簡単なリハーサルの後、本番開始。さすが地に着いた実践をされている大治小学校。すべてが説得力がある発言。ゼミ生からの素朴な質問で深掘り、山田先生の温かい進行で、申し分ない20分間の録画ができた!

 講義振り返りをしっかり読む。多面的によ〜く考えている学生多数で、ワクワクして読む。

 夕方に大学を出る。メール処理。「れいろう」の巻頭に掲載された「ユニークで楽天的だった母の思い出」発信。

 研究室HP記事の面接回答シリーズは吉久さん。写真でクイズあり。ゼミ合宿シリーズは下野さんの面接練習での学び。言語化の難しさを書いてくれた。ますます充実の我が研究室HP。

 第5回「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」の議事録アップ完了。この議事録も下野さん作成。いずれ書籍にして発刊したいと思うほどの内容が話し合われていると自負。

【面接回答】これからの子どもに大切な力をどう考えるか(吉久)

 こんにちは。7期生の吉久明日実です。突然ですが、実は、私は自分の考えを言葉にすることが苦手です。そのため、記事を書くときは、悩んだり文章を推敲したりと時間がかかってしまいます。「書く」だけでなく「話す」ことにも共通しているため人との対話で言葉選び、返事の遅さなどで、自己表現力が低いなと感じてしまうときがあります。

 さて、今回は合宿事前課題の第2弾「これからの子どもに大切な力をどう考えるか」の回答を書いていこうと思います。

 私は、「自己表現力」がこれからの子どもに大切な力だと考えます。自己表現力がなければ、自分自身もどのようにしていいのかわからないですし、周りの人にも自分の考えや気持ちを適切に伝えることができません。最悪の場合、自分の意にそぐわないように相手に解釈されてしまう恐れもあります。この力は、生きていくうえで必ず求められるものなので、子どもの段階で身に着けなければならない力だと思います。

 この記事の冒頭で私事を書きましたが、続きがあります。私はこのような自分を変えたいと思い色々なことに挑戦し続けてきました。その結果、少しずつですが、日に日に進化していっているのではないかと感じております。

 自己表現が苦手な人には、今までの経験や性格などいろいろな要因があると思います。
もし失敗を恐れているのであれば、行動しなければ物事を変えることはできない。自分のペースで少しずつでいいので、「失敗してもいい」という気持ちで「挑戦し続けていく」ことが大切であるということを伝えていきたいです。もし周りの目を気にしているのであれば、普通な人なんていないですし、「皆一人一人違う」ので堂々と胸を張って自分の考えや気持ちを伝えていけばいいのだということを伝えたいです。

 自己表現の方法は、話す書く以外にも、表情であったり行動であったり、何かモノを通して伝えることもできると思います。自己表現の方法もたくさんあることを子どもたちにも伝えていきたいです。

 私の経験談と共に、自己表現の仕方を伝えていくことで、その子なりに自己表現ができる力が身につけられればいいなと思います。(吉久)

ps.写真は佐久島に行ったときです。有名なスポットですが、私は一目見てこれだ…!と思いました。恥ずかしいですが載せてしまいます。(笑)
皆さんは、この写真が何を表しているかお分かり頂けますでしょうか。
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【ゼミ合宿】面接練習での学び(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。12月17日、18日の2日間で7期生ゼミ合宿が行われました。7期生らしさ全開の全力で笑い、全力で学び、全力で高め合う濃密な2日間を過ごしました。下野担当の記事は、2日目に行われた【面接練習】での学びです。

 玉置ゼミ専属講師 酒井先生、玉置ゼミ専属お母さん 齋藤さん、6期生の先輩方 のご指導の元、私達7期生の初めての面接練習が開幕しました。率直な感想を一言で表せば「唖然」だと私は位置づけます。こんなにも頭は真っ白になるものか、こんなにも目線は泳いでしまうものなのか、こんなにも表情は強張ってしまうものなのか。挙げ始めたら、キリがありません。「こんなにも○○できないのか」の事象ばかりです。

 面接は、「人間性」を精査される試験項目です。面接の質問項目は、まるで、「貴方はどんな人生を歩んできましたか?」「そういった人生の中でどうして貴方は教職に就きたいと思ったのですか?」「貴方は何を大切に生きているのですか?」と問いかけてくるようです。

 自分がなんとなく人生を歩んでいたとは思いません。それなりの決意と意志とを持って人生を歩んできたと自負しています。しかし、それ等を言語化することは難しいのだと面接練習で感じました。冒頭でも述べた通り、初めての面接練習は、「唖然」そのものです。一方で、人生を魅せ、教職への決意と情熱を自分の納得する形で表現したいという強い願いも生まれました。

 現段階での自分の面接の対応力を知れましたのは、紛れもなく酒井先生の的確で実践的な指導、齋藤さんの包み込まれるような温かい指導、6期生の先輩方の激励とアドバイスのおかげです。私達は、このゼミ合宿でやっと教員採用試験のスタート地点に立ったように思います。皆様のおかげで、今の自分の力と伸びしろをしっかりとらえることが出来ました。

 酒井先生、「教師力アップセミナー」の運営のお手伝いは今後7期生が現役生として携わらせていただきます。面接練習よりもうんと力をつけていくその過程をお見守り頂ければ幸いです。

 齋藤さん、ゼミのお母さんと予てから先輩方にお話を伺っておりました。初めてお会いさせていただき、今は先輩方の仰る意味がよく分かります。次にお会いする時は、もっともっとシャキッとした7期生をお届け出来ますよう人間力を皆で高め合います。

 6期生の先輩方、同じ目線に立って、私達の不安を払拭してくださる的確なアドバイスと激励がとても嬉しかったです。付箋は、ずっとずっと宝物にします!

 面接は、自分探しの旅です。これほどまでに、自分自身を見つめる機会はもう二度と訪れないようにも思います。だからこそ、チーム7期生で頑張りたい!と強く願います。玉置先生、先生の下で出会った私達は、先生のおかげで素敵な大人と出会い、学び合っています。こうした機会を与えてくださり、ありがとうございます。(下野)

2021年12月22日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。いつも通りの動き。よい意味で安定(笑)。

 9時から今年度最後のグループ別教職実践演習。「保護者対応」をテーマに、ロールプレイ。それを受けて、僕の体験談から何を大切にしなければいけないかを伝える。この講義もよい意味で安定。

 10時40分から6期生ゼミ。必死に見た卒業論文の添削結果返し。赤が入っている意味を確認後、年明けまでに修正するように指示。提出や卒業論文発表会の指示。

 その後の玉置企画は、学校を社会に開く意味をとらえてもらうために「NHK2001 こんな学校に行きたい」を視聴。感想交流。学びの天気へ記入。

 12時30分から教職専修オンライン会議を30分間。教採についての相談学生来研。30分間ほど対応。

 14時から教授会。教育実習委員長と報告。新クリスタルプラン提案の一人として補足説明。16時30分まで。

 研究室に戻り、大学入試説明会にオンライン参加。18時まで。

 18時から「文部科学省 先端技術・教育データの利活用推進事業(学びにおける先端技術の効果的な活用に関する実証事業)〜マイナンバー制度活用方策も含めた教育情報システムの在り方に関する調査研究」の検討委員としてオンライン会議参加。前回の提案より、より現場のことを踏まえての提案となっていて、僕は大賛成。とはいえ、システム構築を考えると問題山積。だからこその研究会。濃厚な会議でヘトヘト。

 20時30分ごろ大学を出て、途中で夕食をとって帰宅。やらなければいけないことを気にしながら、そのままダウン。

 研究室HP記事は面接回答シリーズ2本。1本は、今井さんの「情報端末を活用してどのような授業をしたいか」、もう1本は、池戸さんの「】いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと」。二人ともよく考えている!

【面接回答】いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと(7期生池戸)

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 こんにちは!7期生の池戸美遥です。先日、久しぶりに玉置先生の研究室で卒論の相談や実習の話などをして、こうやって自分の出来ごとや考えを人に伝えること、話すことはとても大切だと気が付かされました。一人暮らしをしていると、人と会いたくなる欲が高まりますね。

 さて本日もゼミ合宿の課題について自分の考えを綴りたいと思います。


『いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと』

 教育現場において、このいじめ問題は一生考えていかなければいけない課題だと思います。

 まず、教師として忘れてはいけないのが、『見えないいじめ』が存在することです。SNSという便利な情報ツールが発達し便利な世の中になりました。しかし一歩間違えばSNSが凶器となります。一つの言葉でも捉え方は人それぞれなのです。このSNSの恐ろしさを教師としてではなく、目の前の子供たちより長く生きる人生の先輩として、伝えたいです。

 そしてもう一つ伝えたいことはいじめが起こる空気が存在することです。『クラスがこういう空気になりかけている時が一番危険だと、そういう時には先生はみんなととことんその理由を考えます。』といじめを絶対許さないと言う自分の意思を子供たちに伝え続けます。

 いじめは空気。誰が悪くて誰が被害者、、という犯人探しではなくそういうクラスの空気がいじめの始まりだということ。そんなことで傷つく人を作ってはいけないんだという私の考えを真剣に伝えます。

 生徒は教師の鏡であるように、その時の自分の態度が生徒たちの姿に大きく映し出されると思います。いじめ問題には教師としてではなく、同じ人間として、子供たちと対等な立場で向き合い続けていきたいです。(池戸)

【面接回答】情報端末を活用してどのような授業をしたいか(今井)

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【面接回答】情報端末を活用してどのような授業をしたいか(今井)

 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。最近、新しいリュックを買ってもらいまして、それが結構気に入っていて、そのリュックを背負って出かける時はワクワクします。ノートの1ページ目に文字を書こうとする時、最後のページの最後の行の最後の1文字を書く時のあの感覚と同じです。

「教採面接の定番質問の回答」今井美羽第4弾!!「情報端末を活用してどのような授業をしたいか」について回答していきたいと思います。

 情報端末を活用して、子どもが、自分はこの授業に関わっているのだと感じることの出来る授業をしたいです。授業の中で、全ての問いで毎回学級全員の意見を発表してもらうことは不可能です。発表した他者の意見に、自分と同じ意見がない場合もあります。意見に偏りが出てしまうと、そこから外れた子どもは、授業からどんどん離れていきます。しかし、情報端末を活用すれば、多くの子どもの意見をリアルタイムで、全員に共有することが出来ます。学級全員の意見が、授業全体で共有されることで、子どもは自分の意見がこの授業に関わっていると感じると思います。普段のグループでの会話で、他の人たちが自分の知らない話題を話している時、話の内容から耳はどんどん離れていきますよね。情報端末を活用し、子どもの授業に参加しているという意識を高めることで、もっと考えよう、自分の意見を持ち、伝えようという授業参加への意欲を引き出したいです。(今井)

2021年12月21日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。珈琲とサンドイッチで朝食。いつものルーティン。

 9時から2コマの教育課程論。教育課程編成は校長の責任であることを押さえて、1コマ目は藤原和博さんの「よのなか科」の資料や動画を見て、「ハンバーガー屋の店長になろう」の追実践。2コマ目は「人のいのち」の追実践。2コマ目は教職員支援機構提供の動画「自殺予防」も見せて、実態をしっかりとらえさせて考える展開。いずれも手応え十分。

 研究室に戻り、振り返りを読む。いつも以上に濃い内容が多く、自問自答している振り返りも多く嬉しい。

 8期生の安藤さん、前野さん、芝田君、来研。年末年始に読む教育書探し。まずは僕がお勧め。そして四方山話。

 13時から15時まで「授業と学び研究所」オンライン会議。新昇格主任研修の内容について協議。難産の末、次回提案ができるところまで進む。

 卒業論文赤入れ。7人分完了。ふ〜う。考えてみたら、昨年度は14人。今年は半分なので楽なはずだったが、やはり・・・(笑)。

 第13回・第14回教育課程論の内容を熟考。これまでの流れを考えると、シラバスの若干の修正が必要と考えて、「高等学校総合的な探究の時間」と「社会に開かれた教育課程の在り方」に決めて資料作りと印刷まで完了。

 帰宅。熊本のイベント収録日時がなかなか決まらず。最後は調整アプリを使っての依頼。

 昨日訪問した清須市立西枇杷島小学校ホームページには僕の記録あり。有難い。

 研究室HP記事は2本。7期生面接回答シリーズで、今井さんの「これからの子どもに大切な力をどう考えるか」。的確な記事。もう1本は久野さんの「安達さんのご講演から学んだこと」。「寄り添うことはどういうことか」の久野さんが言及が素晴らしい

【ゼミ合宿】稲田さんのご講演から学んだこと(久野)

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 こんにちは。7期生の久野舞菜です!先週末、7期生ゼミ合宿に参加させていただきました。学び盛り沢山の超贅沢な2日間を味わうことができました。玉置先生をはじめ、ゲストでお越しいただいた先生方、6期生の先輩方、ともに学びを共有してくれた7期生の仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

 合宿一日目に、公認心理師、学校心理士である稲田康代さんからご講演をいただきました。今回は、その学びについて記したいと思います!!(ゼミ合宿全体での学びについては、また後日綴らせていただきます!!)

 本講演では、「小中学校の通常学級で見かける気になる子へのアプローチ」をテーマに、ゼミ生の教師になる上での悩みについてお答えいただきました。短い時間の中でしたが、ゼミ生一人ひとりの不安に真摯に寄り添って下さったこと、また、豊富な知識と経験から教師として必要な事柄を伝授してくださったこと、とても感激でした。多くのことを学ばせていただきましたが、その中でも、私が特に大切にしたいと感じる事柄について挙げたいと思います。

 それは、子どもに寄り添うことです。“寄り添う“は、月並みで曖昧な表現です。これまで私は、子どもに寄り添うことが大切だということは知っていても、「”寄り添う”って具体的にはどうすればいいんだろう…?」「“寄り添う“ってそもそも何…?」と、意味や具体的な方法について理解できずにいました。しかし、今回のご講演以来、“寄り添う“の正体が掴めたような気がします。

 “寄り添う“とは何か。それは、「この歳の子どもはこう」「この障がいをもつ子どもはこう」などという枠に嵌めず、一人ひとりのよさや苦手さを見ること。それを知ろうと努めること。その上で、一対一の関係で接すること。…というように捉えるようになりました。

 それは、稲田さんのお話の内容からはもちろん、稲田さんの素敵な姿からも学ばせていただきました。目を見て、名前を呼んで、1対1で話をしてくださる。私たちの細かな言動に誉め言葉をかけてくださる。ゼミ生それぞれの話を真摯に聞いてくださる。ああ、これが”寄り添う“だ!と感じました。初対面であるはずなのに、勝手ながら、「稲田さんは自分にとって絶対的な味方だ!!」という心持ちがしました。”寄り添う“ことは、味方だという絶大な安心感、信頼感を与えることに繋がるのだと実感しました。

 私も、稲田さんのような、寄り添うことができる教師になりたい!と強く思います。そのためにまず、人との関わりの中で、相手の目を見て、名前を呼ぶことに心がけたいです。「寄り添うってなんだっけ…?」と迷ったときは、今回の稲田さんのお話、稲田さんの素敵な姿を思い出そうと思います。


 最後に、稲田さんからいただいた素敵なお言葉を共有させていただきます。
  「不安を持ちながら教壇に立つことに
            自信を持ってください。」
不安を抱くということは、それだけ真剣に向き合おうとしていること。そんな自分に誇りを持っていいのだと教えていただきました。一生不安を抱え、悩み続け、学び続ける、そんな教師になりたいです。

 お忙しい中お越しくださり、心に残る素敵な学びをくださった稲田さん、このような場を設けてくださった玉置先生には感謝の気持ちでいっぱいです!!本当にありがとうございました!!
(久野)

【面接回答】これからの子どもに大切な力をどう考えるか(今井)

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 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。寒い寒い冬は大嫌いですが、寒くなると、夜ごはんがお鍋になるので好きです。

 前回に引き続き、「教採面接の定番質問の回答」です。
 今井美羽第2弾!!「これからの子どもに大切な力をどう考えるか」について回答していきたいと思います。

 これからの子どもに大切な力は、「自分で判断し、行動する力」であると考えます。2020年の4月、緊急事態宣言が発令されました。そこから、1年と8か月が経った今、まだコロナウイルスに苦しめられる日々が続くとは、誰が予想できたでしょうか。今、私たちは1年先はもちろん、1か月先も予測することが出来ない社会を生きています。また、スマートフォンが普及し、様々な情報に溢れています。正反対の情報が、どちらも正しいことのように提供されます。その情報を、誰かの意見に流されるのではなく、自分の目で見て、どうすべきか判断し、行動できる力が、予測不能な現代社会を生き抜く上で、大切な力だと考えました。(今井)
 

2021年12月20日仕事日記

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 今日は今年最後の講演日。午前・午後のダブル。

 午前中は、愛知県教育会館で、「教育相談こころの電話」の「電話相談ボランティア」の皆さんへの講演。いただいた演題は「変わりゆく学校教育」。1時間30分話して、30分間の質問会。講演で出した項目は「コロナ禍でわかった学校の価値、いじめ、不登校、自殺、主体的・対話的で深い学び、GIGAスクール構想、心の天気」など。とりわけ「心の天気」を絶賛いただいたことが嬉しい。たくさんの質問をいただき、僕自身も深く考えることができた。皆さんに感謝。

 午後の清須市立西枇杷島小学校へ向けて移動。スシローで昼食。久しぶりのスシロー。なかなか美味しい。

 コンビニで時間調整をして、学校へ到着。14時45分から15時55分まで講演。依頼を受けた演題は「学習評価で子どもを育てる」。最新の情報も織り込んでの話。講演後の質問多数。皆さんの高い意欲のおかげで、今年最後の講演は濃密な話となった。聴き手の皆さんに感謝。

 帰宅。19時30分から、オンライン「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」を1時間30分間。このまま有料で広く公開しても十分に喜んでいただける内容と今回もなった。僕の新たな学びも多数。

 Kumamoto educatin week では、2022年1月29日19時から「一人一台端末を活用で子ども一人一人の心をつかむ」と題して実践発表をさせていただく。その段取り。

 研究室HP記事は7期生面接回答シリーズで、下野さんの「いじめのない学級作りのために心得ておきたいこと」。合宿学びシリーズは、池戸さんの「坂本さんの講義を受けて」。いずれもお勧め。ぜひご一読を。

【ゼミ合宿】坂本さんの講義を受けて(7期生池戸)

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 こんにちは!7期生の池戸です。先日ゼミ合宿を無事に終えました。学びが止まらない、濃い時間を過ごし、7期生の絆も一段と深まりました。

 ゼミ合宿の振り返りはまた後日詳しく記事に書かせていただきます!本日は、ゼミ合宿1日目での学びを記事にします。

 味岡児童館(ぱるもあじおか)のオヤカタこと坂本陽さんが1時間講義をしてくださりました。児童館の子どもたちが作詞した素敵な歌を坂本さんの素敵なギターの音色とともに何曲も聞かせ頂く、まるでLIVEのような講義でした。
 
 出会ったこともない、顔も知らない子どもたちの歌のはずですが、気がついたらとても温かい雰囲気が曲と共に部屋中に溢れていました。幸せの共有ですね。私たちが忘れてしまっていた純粋な心を子どもたちは持っている。そんな子どもらしさを引き出せる大人になりたいと感じました。

 坂本さんの言葉の中に『信頼貯金』という素敵な言葉がありました。信頼は少しずつ築いていくものなのです。そして時に崩して相談に乗る。この場面で自分らしいアプローチが必要なのだと学びました。そのアプローチの仕方は人それぞれでいい。坂本さんは子どもの素直な想い、純粋な願いを曲にするという方法で子供とのつながりを築いています。

 では、私は何で子どもたちとつながり、信頼貯金をするのか。まずは自分が自分を知るところからですね。そして、教える前に子どもから学ぶ。自分の姿で子どもを育てる。この姿勢を大切にして、子どもとつながれる教師になりたいです。これらを積み重ねた先に私が目指す『愛し、愛される学級』作りができるのではないでしょうか。

 時間が足りない!まだ聞きたい!そんな思いで溢れた濃い学びが広がった1時間でした。このような貴重な経験ができたのも坂本さん、玉置先生のおかげです!!お忙しい中来ていただいた坂本さん、このような場を設けてくださった玉置先生、本当にありがとうございました。 (7期生池戸)

【面接回答】いじめのない学級作りのために心得ておきたいこと(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。

 実習が開けて、大学に久しぶりに登校した際、一体何日ぶりだろうと数えているとなんと35日ぶりでした(笑) 教育実習は、大学生でありながらやはり大学生ではなかったなと35日という日数を認知して改めて実感しました。子どもの前に立つ時は、教育実習生であっても、教師としてのプライドと覚悟を持って取り組むことを求められます。実習で学んだことを最大限に活かすときが刻々と迫っています。実習にて出会った先生方の熱意あるご指導と子ども達の笑顔に恥じぬよう精一杯努力しなければなりません。

 ゼミ合宿課題の第3段!3つ目の課題は、「いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと」。いじめは、いけません。これは、社会的に共通事項です。いじめは、至るところに存在します。なぜ、いじめが存在するのか。それは、いくら定義付けても答えは見つからないと思います。しかし、いじめはいけない。そんな摩訶不思議な理論を子どもに理解させるのなんて無謀だと考える人も世の中にはいることでしょう。
 
 教師としての人生を歩むに当たり、「いじめのない学級づくり」は、永遠のテーマになるとも言えます。人としての大切なことを子どもに教えなければなりません。そのために、心得えたいことを以下に綴ります。

 いじめのない学級づくりは、教師の考えを魅せることだと考えます。子どもの行動に対して、教師はある一定の枠組みや考えを持って指導します。教師の考えを魅せるとは、この指導基準を明確にするという意味です。
 
 私は、「人を馬鹿にすること」「人を傷つけること」「人をいじめること」この3つは絶対に許さないという姿勢を子どもに魅せ、そして、一貫性を持って魅せ続けようと考えています。いじめを許さないという強い考えを魅せることを心得たのなら、子どもにもまた伝わると思うのです。子どもは、大人の真似をする天才ですから、先ずは教師が考えを魅せ、いじめのない学級を当たり前とする空気感を作る必要があると考えます。(下野)
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2021年12月19日仕事日記

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 7期生合宿二日目。小牧勤労センターへ移動。昨日に続いて詳細は、ゼミ生が記事発信をするので、そちらに譲るとして、ここでは簡単に。

 9時から12時過ぎまで、例年通り、酒井先生、斎藤さん、4年生ゼミ生による面接指導。3つのグループに分かれての熱い指導。このスタイルがすっかり定着したことが嬉しい。僕は様子を見ているだけの3時間。

 昼食は酒井先生、斎藤さん、6期生とともに「かつ条」さんへ。喜んでいただけなりより。

 6期生の我が家訪問も実現。癒し係の七がよく頑張ってくれた。

 再び小牧勤労センターへ。個々に卒業論文の「はじめに」の相談を受ける。15時50分には全員合格!

 それぞれが卒論の概要説明。それを受けての3つの質問会。会議室使用終了時刻となったので、ロビーでその続き。17時過ぎまで。最後に僕の思いを聞いてもらい、無事、合宿終了。

 夕食で久しぶりにビールを飲む。合宿終了の一人祝い(笑)。M1を見て楽しむ夜。

 研究室HP記事は、7期生面接回答シリーズはまだまだ続く。今回は高橋さんの「いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと」。立ち止まり振り返ることの大切さを強調。8期生自己紹介シリーズは最終の10人目。柴山君が発信。革ジャン好きの大学生。ちなみに柴山くんは、今期一番にゼミ加入希望を伝えにきた学生。

〔面接回答〕いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと (高橋)

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 こんにちは!七期生の高橋奈優です七期生ゼミ合宿まであと一週間となりました!今回の記事もゼミ合宿の事前課題の一つである「いじめのない学級づくりのために心得ておきたいこと」について考えていきたいと思います。私が、教師を目指したいと思ったきっかけも友人からの仲間外れだったので特に真剣に考えたい内容です。
 
 では、本題に入ります。私が心得ておきたいことは、相手の気持ちになって考えることの大切さを伝えることです。

 いじめの定義は、した人が決めるものではなくされた人の気持ちによって決まると思います。した人は、「これはいじめではない。ただのいじりだ」や「ノリや面白半分でやっていた」と言ってもされた人が嫌な気持ちになっていたらそれは、れっきとしたいじめです。皆さんもそうだと思いますが、楽しくなると周りが見えなくなるものです。されている側が嫌といえばいいという意見も聞いたことがありますが、そんなこと簡単にできることではありません。そのため、日頃の生活から常に少し立ち止まって自分の行動を見つめ直し、相手の気持ちを考える習慣を作ることを心掛けていきたいです。
 
 最後に、いじめは絶対に許されないことです。ある日突然友達が0になり、登校してから誰とも一切話すことがなく下校をしていた私だから本当にそう思います。これから出会うであろう子供たちが悲しい思いをしませんように!(高橋)

玉置ゼミ第8期生 自己紹介 柴山輝大

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 はじめまして!玉置ゼミ8期生の柴山輝大(しばやまてるひろ)です。
初めての記事ということで、まずは軽い自己紹介とゼミへの意気込みを書かせていただきたいと思います!

 所属は特別支援教育専修で、教科免許は理科です。愛知県の春日井市出身で、片道2時間以上かけて大学まで通学しています。

 趣味は色々ありますが、とにかく野球が大好きです! 中日ドラゴンズの大ファンで、シーズン中は暇を見つけては試合観戦に行っています。やるのも大好きで今は地元の草野球チームに所属しています!(絶望的に下手ですが笑)

 周りからはよく時代がズレてると言われがちですが、昭和風のファッションが好きで、俳優の藤岡弘さんを意識した服装でいることが多いです。こいつ革ジャン以外に着る服無いのか!ってくらい革ジャンもよく着ています(笑)。また、地元愛が爆発しており、名古屋飯がとても好きです!

 さて、少し真面目な話になってしまいますが自分の創りたい学級像、教員像や玉置ゼミへの意気込みをお話させていただきます。

 綺麗事や理想ばかり言うなと言われてしまうかもしれませんが、私はどんな子でも楽しく、安心して過ごせる、笑いと学びのある居場所となる学級を創りたいです。同じような障がいのある子、同じように見える不登校の子、外国籍の子、様々な貧困に苦しんでいる子であっても、その背景にある困り感はそれぞれの子どもによって違っています。

 また、どんな子であっても学校や友人関係、勉強、将来のことなどで多かれ少なかれ困り感を抱えて生活しています。もちろん、1つのクラスであれば、人数分それぞれの困りごとがあり、行動の背景にある事、生活環境も人数分あります。

 そのクラスの中で、全員が特別であり、特別ではないことを自然と感じられるような学級を創りたいです。互いの個性を認め支え合うことができ、全員が楽しみながら前へ進んでいける、学校へ自然と行きたくなるような居場所をクラス全員で創る方法を玉置ゼミで学び、自分なりに見つけていきたいです。

 また、私はそれぞれへの特性や困り感を理解することを大切にしたいです。もちろん、理解,把握した上でそれらへの配慮は必要ですが、特定の子が「特別」になってしまわないような接し方、例えるなら「鼻水が出ている人がいたからティッシュを渡す」くらいの自然な感覚の延長線のような接し方で子どもに寄り添っていける教員を私は目指しています。その寄り添い方、言葉がけやアプローチの方法についても玉置ゼミで学んでいきたいです。

 玉置ゼミの8期生として、自分の理想の教員像に近づけるよう、誇りを持った2年間全力で学ばせていただきます!よろしくお願いします!(柴山)

2021年12月18日仕事日記

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 昨晩の雪を心配したが、岐阜も予報よりは少なめだったようで一安心。

 立川談慶師匠との共著で、「おわりに」が必要となったとの指示があり、300ワード程度であることもあって、一気に書き上げて編集の山本さんへ送信。

 今日は7期生合宿1日目。今回は小牧勤労センターでの二日間。早々に移動。

 8時45分開始。僕から、合宿をスタートとして7期生にこれから強く望むことを伝える。20分間。その後、歴代のゼミ生から引き継がれている「新版 大学生のためのレポート・論文術」(小笠原喜康著)をもとに、卒業論文執筆開始におけるレクチャー。

 その後、一人一人と面談。実はこの企画は初めて。あらためて現状の大学生活を振り返り、今後の決意を聞く。こうしたことも必要と実感。並行してゼミ生は「はじめに」を書き始める。

 11時から味岡児童館にお勤めの坂本陽さんから「こどもをみくびるんじゃねええええ」と題した講話。子どもたちが作ってきた心の叫びの詩に、坂本さんがメロディーをつけての歌を聴きながら、子どものとらえかたを学ぶ。

 12時からは、くじを引いた上でのお弁当タイム。好企画で盛り上がる。

 13時から、公認心理士師、学校心理士である稲田康代さんから1時間学ぶ。「小中学校の通常学級で見かける気になる子へのアプローチ」と題した講話。ゼミ生からの質問をもとに稲田さんの豊富な経験をもとにした話をお聞きする。

 14時から16時30分までは、卒業論文作成タイム。僕は質問を受けながら、並行して6期生の卒業論文赤入れ。会議室借用時間ギリギリまで頑張って、センターを出る。

 急遽、味岡児童館へ向かい、児童館を見学。百聞は一見に如かずというわけ。

 僕の家で、愛犬・七と戯れてもらってから、近くの店で夕食。20時近くに解散。

 21時30分ごろから、かつてのゼミ生から相談電話。じっくり話を聞くために年末に会う約束をする。

 とっても濃厚な1日。学びの記録はいずれゼミ生が発信。楽しみにしてお待ちください。

 研究室HP記事は8期生自己紹介シリーズ。第9弾は村松さん。よい意味での自己開示。教師になるためにゼミでしっかり学んでほしい。面接回答シリーズは田中君の「これからのこどもに大切な力をどう考えるか」。一人の記事をきっかけにみんなが学びを広げ深めてほしいと願う。

[面接回答]これからのこどもに大切な力をどう考えるか(田中)

 こんにちは。7期生の田中です。今日も昨日に引き続き合宿に向けて面接回答記事を書いていきます。よろしくお願いします。今日は、「これからの子どもに大切な力をどう考える」というテーマで書いていきます。

 私は、これからの子どもに大切な力とは、自分が担任をもった時に1年間で子どもたちにつけたい力でもあると解釈をしました。そのため、自分が担任をもった時に子どもたちにつけたい力という視点から考えてみました。

 私が、子どもたちに身につけて欲しいと考えた力は、「自分で生きる力」です。「自分で生きる力」と一口に言っても沢山の意味があると思います。例えば、コミュニケーションをする力、周りと協力しながら、協調していく力。他にも様々なことがあると考えられます。このような力を身につけることで、社会に出てから困った時に周りを頼ったり、仕事をする際も周りと協力、協調することでしっかりと社会の一員として過ごしていくことができると思います。学問の勉強をして知識を身につけることも勿論大切であると考えます。しかし、いくら学力があっても、コミュニケーション能力や協力、協調する力がないとなかなか厳しいのが現実のように感じます。

 そのため、私はこれからの子どもたちに大切な力を「自分で生きる力」と考えました。現在、不登校や、勉強が苦手で学校があまり好きでないという子どもが増えているように感じます。しかし、勉強以外にも大切なことがあり、その力を身につけられるように子どもの力を引き出せる先生になりたいです。(田中)
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8期生自己紹介(村松)

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 はじめまして!この度玉置ゼミ8期生になった国語専修2年の村松咲です。

 静岡出身で地元が大好きです(すきあらば実家に帰ってます。)食べることが大好きなのでなんでもよく食べますが、1番好きな食べ物は白米です!オンライン授業の時は一日中食べててものすごく太っちゃったのでオンラインはもうこりごりです、危険です...笑笑 岐阜や名古屋で美味しいお店を開拓することにはまっているので美味しいお店があったら教えてください-_-b アニメや漫画が大好きで、なかでも進撃の巨人が1番すきです!もし好きな人がいたらめちゃくちゃ語り合いたいです(笑)。

 ここからは真面目な話になります。私の座右の銘は「質実剛健」と「温故知新」です。過去の実践例から学び、そうして得られた知見を生かし、主体的に学ぶことができる環境を生徒に与えられる教師でありたいと思います。教育者でありながらも、生涯自分自身も学習者として学び続け、常にアップデートしていきたいです。

 そのため、玉置ゼミでは学びの機会があれば積極的に参加し、自分個人でも教師としての専門性を高めていきたいです。玉置ゼミでは、1、アクティブ・ラーニングについて2、これからの時代の学校と教師のあり方3、こどもも共に学ぶ教師について学びを深めていきたいと思っています。

 極度の人見知りなので最初はなかなか自分から話しかけにいくことができないと思いますが、皆さんと仲良く楽しく高め合っていきたいと思っているので、仲良くしてもらえたら嬉しいです。宜しくお願いします(*^^*)


2021年12月17日仕事日記

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 とても嬉しいことから紹介。ベストセラー作家の志賀内泰弘さんから「徒然草子」(2021、99号)が届いたからだ。毎回、中身を楽しみにしているが、今回は格別に嬉しい。というのは、志賀内さんが「心の天気」に関心を寄せていただき、コラムを書いていただいた上に、開発会社のEDUCOMパンフレット(スクールライフノート=心の天気&学びの天気)を同封していただいたからだ。「徒然草子」は800人ほどの方に郵送されているという。きっと大きな反響をいただくに違いない。まずもって、志賀内さんがご自身の過去を踏まえて、こんなに絶賛していただけたことがなりより嬉しい。僕にとっては最高のクリスマスプレゼント!ありがとうございます。

 9時30分からルネック勝川で、春日井市ICT支援員研修。皆さんの活動を参観。最後に動画コンテンツの重要性と作成する上で忘れていけないことを動画で紹介。

 久しぶりにフェローの皆さんで昼食。13時からEDUCOMスクールwebアシストプロジェクトメンバーからのヒアリングに対応。14時からセキュリティ訓練。15時から授業と学び研究所会議。一番心配していた来年度の研究所会議日程(時間帯の変更)の了解を得て、ほっとする。

 会社から貸与されたPCのいくつかの設定に悩むが、内田さんの完全サポートで助かる。一人ではとてもできない。わからないときにわからないと言える環境がありがたい。

 17時ごろから、「豊かな人生とよりよい社会の創造 みんなの夢が未来を創る kumamoto Education week 2022 1/22〜1/30」のコンテンツ作りの相談。松本さん、和田フェロー、山田先生から助言をもらい、コンテンツの作成方針が決まる。

 帰宅して、しばらく休んで、さっそくコンテンツの具体化のための依頼連絡。また、来年度のスケジュール調整のための様々なお願いメール発信。

 研究室HPには、7期生面接回答シリーズで、池戸さんの「これからの子供に大切な力をどう考えるか」。なるほど!そこに焦点を当てたかと感心。8期生自己紹介シリーズは第8弾で安藤さんが発信。安藤さんから「8期生ゼミ長として頑張ります」と連絡あり。これで8期生ゼミが本格稼働ができる。

【面接回答】これからの子供に大切な力をどう考えるか(7期生池戸)

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 こんにちは!7期生の池戸美遥です。

 先日、6期生の先輩方から教員採用試験についてお話をしていただいて、いよいよ自分たちの番がやってきたのだとしみじみ実感しています。やる気が入ったところで本日もゼミ合宿の課題への考えを記事にします。


『これからの子供に大切な力をどう考えるか』

 私は話す力が大切だと思います。ここでの話す力はコミュニケーション力に似ています。SNSが当たり前になった今、簡単に世界中の人と繋がれて、顔も名前も知らない人と話すことができます。しかし、その中に直接会った時に会話ができる人は何人いるでしょうか。

 コロナ禍という時代を生きる子供たちは、マスクをつけているのが当たり前で、授業も1人一台端末となり、相手の表情を気にしなくても情報の交換ができてしまいます。相手の表情を見ながらコミュニケーションを取るのとそうでないのでは、感じ方や話し方も変わってくると思います。

 実際に私が教育実習に行った際も、クラスの子供たちのマスクを外した顔を見ることができたのは給食の時間の数分でした。やはり、目だけではその人の今の気持ちを全て読み取ることは難しいことです。私たち大人ですら難しいと感じることは子供にとっては相当難しいでしょう。

 今すぐマスクを外すことはできませんが、表情の見えないSNS上での会話ではなく、目の前の人の表情を見て、色々なことを感じながら話すことを大切にして欲しいです。そこから生まれるコミュニケーションが友達同士の関係を築くのはもちろん、子供たちの新たな発見につながると考えました。
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教育資料

一人で抱え込まないで

卒業論文