2021年4月29日仕事日記

 思いもしなかった休講日。4月早々から蓄積している疲れを幾分減らすためには、ありがたい休み。朝からゆったりとした気分。

 昨日の小学校教育実習事前指導の担当分「教育実習生としての心得」を録画作業。まず昨日のプレゼンを再構築。そしてzoomで録画。ここまでできると、芳賀先生がクリスタルプランからリンクを貼って学生への周知をしていただける。いつも感謝。動画ファイル保存に際して初めて知ったことがあって、自分でなるほど!と深く納得(笑)。

 22日教育課程論欠席者からレポートが続々届いていて、内容確認。そのつどユニバーサルパスポートで出欠記録変更。

 教採願書指導依頼が何人かから届く。ここまでする必要はないかと迷いながらの返信。

 ネット環境のバージョンアップを試みる。まずは成功。もう少し調整が必要であることも判明。日々学び。

 明日も休講だが、ゼミだけはオンラインで行うことに。6期生はすでに予告してあるので準備完了。7期生は、新たなネタが浮かび、その準備。

 研究室HP記事は、下野さんの「人と人との繋がり-『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』を読んで」。読み手に深く考えさせてくれる濃厚な記事!「フツウの多様性」というキーワードが光ります。皆様、ぜひご一読を。

人と人との繋がり-『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』を読んで-(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。昨日(4/21)『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』を同期の丹羽さんから受け取りました。(現在、7期生は研究室本棚に在る3冊の本書を回付しています。)

 棚園先生の前作『学校へ行けない僕と9人の先生』を読んだ際、私は「フツウとちゃんと」という記事を書かせていただきました。

 前作から一貫して、本書に綴られていることは「フツウの多様性」だと私は感じています。「フツウ」と「多様性」、一見相反する言葉に見えます。しかし、この世界は多様な「フツウ」があり、人は生きていく中で自分なりの「フツウ」を獲得していくのではないでしょうか。人は一人一人身なりも心も相違していますから、同様に「フツウ」も一人一人相違します。つまり、「フツウ」は「多様性」に溢れていると思うのです。

 では、人はどの様にして自分の中の「フツウ」を獲得していくのか。それは、沢山の人に出逢うこと。考え方も生きてきた道も違う沢山の人の「フツウ」に出逢ったのならば、自分の中にある「フツウ」が変容していくのだと思います。

 私も学校へ行けなくなったことが何度かあります。一人の方が心が落ち着いて、ずっと家に居たいと思っていました。しかし、やっぱり「フツウ」を追い求めていた様に今は感じます。それも、自分で作り上げた「フツウ」ではなくて、誰かの作りあげた「フツウ」にです。

 時は経ち、家族の温かさを改めて知り、友人にも恵まれました。一人で良いとは思い諦めた時にも、人は知らず知らずのうちに繋がっていくのだと思います。誰かに支えられ、一方で知らぬ間に誰かの支えになっているのかもしれない。そんな繰り返しで世界は繋がっているのでしょう。

 前作『学校へ行けなかった僕と9人の先生』から、教師を目指す私は、私の持つ「フツウ」が子ども達それぞれの持つ「フツウ」の変容に少しでも良い働きかけとなれば良いなと思いました。教師の持つ「フツウ」が子どもを救い、時には傷つけてしまうことを知ったからです。

 続く本書『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』には、9人の友だちの様々な「フツウ」が描写されます。本書を読み前作の考えに新たな目標ができました。子ども達が関わり交わりながらそれぞれの「フツウ」を形作る過程を「みんながそれぞれのフツウ」を持っていて良いのだと、それが「フツウ」なのだと見守り支援できる教師をとなりたいということです。子ども達が出逢い、過ごす日々がどうか自分なりの「フツウ」見つけられる日々となる様、授業や学級経営に取り組みたいと思うのです。

 棚園先生をお迎えする会は、7期生が初めて企画する会です。皆の学びが深まると共に、笑顔で溢れる素敵な会にしようと準備も着々と進んでおります。7期生のみんなが同じ本を読み、沢山の捉え方をお互いに分かち合う、これもまた人と人との繋がりによる「フツウ」の変容なのでしょう。

 棚園先生、お会いできる日を楽しみにしております。元気いっぱい笑顔いっぱい、学びの連鎖が絶えず広がる7期生です!玉置先生、こうしていつも私達に人と人との繋がりの大切さを教えていただきありがとうございます。今回もまた、感謝でいっぱいの心で記事を綴らせていただきました。ご高覧いただきまして、ありがとうございました。(下野)

2021年4月28日仕事日記

 今朝も自宅でモーニング(笑)。7時30分頃に研究室着。明日、明後日が休講となったので、先を見ての仕事段取り。

 9時から依頼を受けて愛知県グループ5名に面接指導。50分間ほどでシャープに。改善案も提示。

 教務課課長と佐藤さんにある相談。手続きでミスをしたために、その善処方法について指示を仰ぐ。

 10時40分から6期生ゼミ。教採過去問と面接指導。教師を一生の仕事にしたいということはわかるが、視点を変えて質問するとシャープさに欠ける。教師とは何か!を深く考えるゼミ展開。松浦さんのゼミ記録をぜひ参照。

 山浦君来研。願書助言。1限に面接指導をした学生も来研。

 保育専修のお二人の先生来研。幼稚園実習を踏まえて計画変更の依頼。もちろん了解。いつも学生ファーストで考えられている保育専修。忘れてはいけない我々の大切な視点。

 7期生・下野さん、高橋さん来研。四方山話の連続。明日からこうした時間がしばらくとれないことが寂しい。

 4限、小学校教育実習事前指導。石原先生、山田先生、芳賀先生、僕とで、4つの教室で受講している学生へ巡回講義。これは、ふと浮かんだアイデアだが、我ながら良案だったと評価。僕は「教育実習生の心得」と題して、学校現場に目にしてきた事実を伝えながら、実習生として高評価を受けるための重要事項を講義。

 5限、学校ふれあい体験配当校別指導。高木先生と共に23名の学生を担当して指導。班長、副班長への立候補もあり、テーマに対する考えもそれぞれがしっかりしていて、とても気持ちが良いスタート。

 大変有り難かったことは、教育実習課が昨日急遽のスケジュール変更を受けて、学生用に資料を新たに作成していただけたこと。指導する私たちのことを考えて、すぐにこうした資料を用意していただける実習課のみなさん。先生方はこの配慮に気づいておられるだろうか。

 18時30分ごろ、大学を出る。帰るのも嫌になっているほどの全身疲労を感じながら帰宅。7月発刊予定の新書のゲラが届いていて、ファイトが湧く。我ながらつくづく単純な性格だと思う。だから頑張れる(笑)。

ゼミでの学び(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です。今回はゼミでの学びを記事にまとめます。

 先日のゼミでは、集団面接に向けた面接練習を行いました。今までは全員が同じ質問に答えるというシステムでしたが、今回は玉置先生が1人ずつに質問を変えて、練習をしてくださいました。そのおかげで、本番のような緊張感があり、集団面接において大切なことがいくつかわかりました。

 まず1つ目に自分の考えを明確にしておくことです。どんな質問であっても、その人の人間性や教師像、子ども観が伝わります。そのため、自分の中で考えが曖昧であるとそれが面接官にも伝わってしまいます。自分の理想とする教師は?どんな学級をつくりたい?などということを、より具体的な姿でイメージできるくらい、考えをまとめておきたいです。

 2つ目に端的に伝えることです。集団面接であるので、1人で長々と話しすぎることは面接官に対しても、他の受験者の方に対しても、失礼です。短い時間の中でも自分の考えを端的に話すことが大切です。結論から具体例を簡潔に伝えられる練習をしておく必要があると感じました。

 まだまだ学んだことは沢山ありますが、特に大切にしたいと思った2つを取り上げました。ゼミでは、毎回本当に多くの学びがあって、とても楽しいです。全員合格を目指して、コツコツと頑張ります!玉置先生、ご指導よろしくお願いします!(松浦)

2021年4月27日仕事日記

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 昨晩の学校ふれあい体験主担当者での話し合いを受けて、その文書作成に取り掛かったのが遅くなったこともあって、明け方4時30分頃まで仕事。起きれるだろうかと心配して横になったが、あっという間に熟睡(した模様)。

 7時頃に目覚めて、午前、午後のプレゼンを確認したり、メール返信をしたり。

 9時30分ごろ、EDUCOM愛知本社へ。ICT支援員研修会講師。今日はスクールライフノート(心の天気・学びの天気)の価値について。1時間30分、栗木フェローと共に熱く語る。

 犬山中へ移動。昼食、休憩をして、13時15分頃に到着。かつてのゼミ生・江口さんと久しぶりの再会。岡崎で3年間頑張ってのこの4月からの異動。

 1・3年生の社会科授業を参観。授業アドバイスツールをフル活用。二つの授業を見ての共通点。出力型で生徒の言葉を進行する授業が実現していて、あとは4人での話し合いの質を高めることが課題。ここまで来ているので、この点を強調することに決める。

 研究協議会前には、校長先生、教頭先生と懇談。全体会で、動画を見せながら、先に示した課題を提示し、そのための手立てを少し提案。

 校長室で授業の二人に再度動画を見せながら、指導助言。この段階まで来ているので、あと少しのバージョンアップでよいと話す。

 帰宅。19時からEDUCOMの服部さん、伊藤さん、松本さんと名古屋市教育委員会の部長と懇談したビデオ編集について協議。さすがにしんどい。明け方まで仕事をしていたことを伝え、今後の方向を決めて終了。20時過ぎ。

 ようやく夕食をとって、横になったらそのまま。こんな生活をしていてはいけないと思いつつ、原稿以外で追い込まれつつある日々。

 研究室HP記事は今井さんのエッセイ「みうのひとりごと」。これは志賀内泰弘さんがお好みの内容と思い、届いてすぐに志賀内泰弘さんに転送。思った通りで、メルマガで紹介していただけるとのこと。ということで、皆さん、必読ですよ。

 写真は本日訪問した犬山中の正門。伝統が感じられる写真。

まねっこ。(今井)

 おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。今日の「みうのひとりごと」お食事中の方は、読まない方が良いと思います。

 先日の朝、犬の散歩をしている人とすれ違いました。可愛いな〜と思って見ていたのです。飼い主さんは、大きなビニール袋とトングを持っていました。小型犬なのに、とても大きなpooをするのだなと思いました。でも、よく見てみると、袋の中には赤色や黄色の何かが入っているのです。あれ?茶色じゃないの?と不思議に思っていたら、飼い主さんが道に落ちているゴミを拾ってビニール袋に入れました。犬の散歩をしながら、ゴミ拾いをしてくれていたのです。

 私は、少し恥ずかしい気持ちになりながらも、朝からとても素敵な光景を見ることができたなと思いました。誰が捨てたかわからないゴミを、誰に頼まれたわけでもなく、拾ってくれているのです。心の中で、ありがとうございます。とお礼を言いました。

 真似しようとも思いました。私も犬を飼っています。今度からお散歩に行く時は、ビニール袋とトングを持って行きます。

 「良い行いをしなさい。」という言葉。「お利口さんになりなさい。」と言われているようで、あまり好きではありませんでした。でも、その行い自体が誰かの役に立っていることはもちろん、その行いで誰かの気持ちを穏やかにしたり、誰かの行動を変えたりすることができる、だから、「良い行いをしなさい。」と言われるのだなと思いました。

p.s.登山では、トイレに行くことを、女性は「お花摘み」、男性は「雉打ち」と言うそうです。(今井)
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2021年4月26日仕事日記

 今日もたくさんのメールが届いていて、その対応でかなりの時間をかける。もっとも予定通り、長野県に移動していれば、こうした対応はできなかったわけで、ある意味、オンライン講演となったのは幸運。

 午後はオンライン講演。長野県教育委員会学びの改革支援課、ならびに信州大学センターから依頼を受けての「次代を担う中核教員養成研修」の第1回目「スタートアップ研修」講師。

 演題は「これからの学校におけるミドルリーダーシップ」。55分間の講演後、6つのブレイクアウトルームで、僕が出した課題協議を20分間。各グループからの発表を聞いて、僕がまとめた25分間。

 画面越しに見る参加者の表情から、僕の主張を受けて入れていただいているととらえ、プラス思考の僕は気持ちよく話す(笑)。

 大学危機管理委員会から、新たな通知が届く。それを受けて、実習課長と相談。20時から学校ふれあい体験主担当者(宮野先生、加藤先生)とzoomで急遽相談。早急に変更を提案した方がよいと考え、話し合いをまとめた文書作成開始。睡魔に襲われながらの仕事(泣)。

 昨日のことで書き忘れていたことをここで追記。味岡児童館で聞いた、とてもステキな子どもたちの話。「DASH村計画」が子どもたちの発案で進んでいるとのこと。その企画書(写真参照)を見せてもらうと、とても小学生が考えているとは思えないほど、しっかりしている。驚きと感激!まさにこういう課題解決能力を育てたいのが今後の学校。その一端を見せてもらえた感じ。

 研究室HP記事は、人生初の授業をした7期生・高橋さんの記事を読んでの6期生・松浦さんの記事。こうした縦のつながりが玉置ゼミの特長の一つ。読んでいて、こちらの気持ちも洗われる良い記事。一読を。

 
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7期生高橋さんの記事から(松浦)

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 こんにちは!6期生の松浦です。先日、7期生の高橋さんの記事を読んで、自分の心に変化があったので、記事にしてみたいと思います!

 高橋さんの記事を読んで、人生初の授業、しかも道徳という、かなり難しく悩んだ様子が伝わってきて、1年前の自分を思い出しました。何も分からない状態ながらも、試行錯誤を繰り返し、先生や先輩方に必死に着いていけるように頑張っていた記憶があります。
 高橋さんの記事には「初めての授業で大失敗をした」と書いてあって、とても悔しい思いをしたのだなと思いましたが、それを何倍も超えるくらい、大切なことをたくさん学んでいて、とても良い刺激を受けたのだと思いました。私も昨年のゼミで算数の模擬授業が上手くいかず、すごく悔しかった経験があります。しかし、その失敗からの学びが教育実習でとても活きました。きっと、高橋さんも今回の学びを次に活かして、どんどん自分のものにしていくんだろうなと思いました。

 1年しか違いませんが、なんだか若々しくて、いきいきとした気力を感じて、記事を読みながらすごく刺激を受けました。今でも授業をするとなるととても緊張しますが、初めての授業をした時の、あの緊張感を忘れたくないな、と思います。そして、いくつになっても謙虚に、常に学び続ける姿勢を大切にしたいです。

 7期生の皆さんの活躍を見て、いつも刺激をもらいますし、尊敬しています。私たち6期生も負けないように頑張ります!7期生のみんな、ありがとう!6期生のみんな、頑張ろうね!!!(松浦)

2021年4月25日仕事日記

 昨日開催の「いのちの授業オンラインセミナー」でのゼミ生学び報告を読み、授業者として期待以上に熟考していることがわかり、朝から嬉しい気分になる。

 昨日届いたカメラZV−1の調整をYouTubeを見て行う。これで映像や写真撮影がこれまで以上に気軽にできるようになるはず。

 14時30分頃、いきつけの床屋さんへ。息子さんが大学生なので、今の大学事情について四方山話。教育に関わる大切な話もあれこれ。

 新年度となり、大学は新システムユニバーサルパスポートが稼働始めた。そのため講義連絡や出席確認など、ゼロから学び直すことが必要。共有ドライブにあるマニュアルを読みながら、初の講義連絡。なんとかうまくいった模様。

 7期生第1回ゼミで僕が行った道徳授業を編集して限定公開で観られるように作業。どういうわけか上手くいかず、苦戦の連続。ようやくできたときは寝落ち寸前。

 研究室HP記事は「人生初の授業を言えて」と題して7期生・高橋さんのふり返り記事。今後の授業づくりのための重要ポイントがしっかり書かれていて、本人ばかりではなく、だれもが参考となる良い記事。

人生初授業を終えて (高橋)

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 こんにちは。七期生の高橋奈優です。4月23日に行われたゼミでの学びについて話したいと思います。

 第二回目のゼミにして早くも道徳の模擬授業を行うことになり、トップバッターを担当させてもらいました。

 初めて授業を行ってみた感想は、授業は生き物だということです。正直に言うと自分の中で満足いく授業準備ができていなかったのですが、それでも児童の予想回答をいくつか考えてねらいに持っていくための展開を考えていました。しかし、予期していなかった考えがたくさん挙がりました。この時、私は授業は何が起きるかわからないものだということを身に染みて感じました。結論を言うと大失敗しました。

 では、本題の人生初授業で学んだことについて三つ話します。

 一つ目は、教材選びです。私が選んだのは、『文部科学省の小学校道徳読み物資料集』から「少しだけなら」という教材です。道徳のプロである山田先生によると、私が選んだ教材は結末を敢えて曖昧にする「未解決事件」というジャンルでした。教材を選ぶための基準を子供たちにも起こりそうな話であるかないかで決めていたので、次に道徳の授業を行う時には教材のジャンルに着目して、それぞれどのような展開ができるのかを考えて教材選びをしたいです。

 二つ目は、楽しい授業の鉄則は子供たちのエネルギーを高めることができるかであることです。授業というものは子供の声をたくさん出してもらってなんぼだと玉置先生の解説を聞いて思いました。私は、子どもたちのつぶやきを拾っていましたが、次はとにかくたくさんの子どもに発言をしてもらいクラス全員が参加できる授業を作りたいです。

 そのために気を付けなければいけないことが出てきました。一つ目は、たくさんほめることです。子供に限らず褒められていやな気分になる人はいないと思います。そのため、楽しい授業には褒めちぎることが必要不可欠だと学びました。私もそんな授業受けてみたかったです。二つ目は、たくさんの子供に答えてもらうために発問は明確に分かりやすくすることです。これらのことをこれから取り入れていきたいです。

 学んだことの三つ目は、子供がなんて言ったら授業成功かを考えることです。学習指導要領に書いてある難しい言葉ではなく子供の言葉で考えることによって授業のゴールがわかりやすくなり授業の展開を考えやすくなります。必死にねらいを達成するためにどうすればよいかと考えていたので、この先生の言葉で腑に落ちました。

 以上が模擬授業から特に学んだことです。何度も「次は〜」と言ってきましたが、現場に出たら子供たちにとってその日の授業は人生で一回きりです。今のうちにたくさん技を身につけて「先生の授業もっと受けたい!」言ってもらえるようになります。初めての授業ということもあってかなり長く語らせていただきました。拙い文章ですが最後まで読んでくださりありがとうございました。(高橋)

2021年4月24日仕事日記

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 6時頃に目覚めて、本日第1回目となるオンラインセミナー「いのちの授業を考えよう!何のために、何を、どう学ぶのか」の僕のプレゼンづくり開始。学習指導要領に記載された「命」の文言をチェックして、そこから展開することに決めて1時間ほどで作成。

 落ち着いたので自宅モーニング。今日はちょっと豪華。

 9時から鈴木さん、金子さん、松浦さん、池戸さん、吉久さんと僕とで事前打ち合わせ。ゼミ生には最初の質問のみ予告。

 9時30分から第1回目のセミナー開始。鈴木中人さんのミニ講演30分間は、オンラインでもしっかり伝わってくる「いのち」を授業で取り上げることの重要性と難しさ。鈴木さんの提言もあり。続いて僕が「学習指導要領からみるいのちの授業」を提示。そして4人のゼミ生が小中高での「いのちの授業体験」を語り、いのちの授業づくりを作るときに大切なことは何かに焦点を当てて、40分間ほどの話し合い。

 鈴木さんの講演をもとに、様々な角度から「いのちの授業」実践に向けて方向性を示すことができたと自負。初試みで心配していたが、案ずるより産むが易し!

 大きな仕事が終わったので、気持ちはゆったり。次から次へ届くゼミ生からの本日セミナーでの学び。「学びの天気」のよさを実感。彼らも読み合っているわけで、さらに学びが深まっているはず。

 午後からはのんびり。夜は久しぶりにAmazonprimeで映画「告白」を観る。重い内容。23時から田畑校長の漫才教育実践ドキュメンタリー、続いて「今夜も生でさだまさし」も観て横になる。

 研究室HP記事は2本。23日の6期生ゼミ記録は金子さん7期生ゼミ記録は久野さんが発信。充実してきたゼミを感じていただけることと思う。お読みください。

ゼミで学んだこと(久野)

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 こんにちは。7期生の久野舞菜です。本日は、4月23日に行われたゼミについてお話しします。

 今回は、道徳の模擬授業を行いました。先生役を務めてくれた高橋さん、久野さんお疲れ様でした!高橋さんは、発言のたびに子どもを褒めてくれる先生で、優しい雰囲気が素敵でした。ただ優しいだけでなく、ゆさぶりポイントや発問内容、授業のねらいが明確でした。久野さんは、堂々とした話し方と工夫の凝らされた授業組み立てが素晴らしかったです。真似したいポイントばかりでした。

 模擬授業後の意見交換会では、2つのことを学びました。

 まず、授業を構想する際には、ねらいを設定するところから始める、ということです。授業の最後に子どもに何を言わせたいのか。理想のゴールを明確にしてから、そのためにはどのような流れが必要なのか、逆算して授業を組み立てていきます。

 次に、はじめの導入の時点て子どもにたくさん喋らせる、そして褒める、ということです。誰でも答えられるような簡単な問いを、止まらずテンポよく聞いていくことで、子どもたちは授業に入り込みやすくなります。そしてその中での発言を褒めることは、子どもたちの自信にも繋がります。

 玉置ゼミは、吸収すべき学びが多くパンクしそうです。しかし、貴重な学びをひとつも取りこぼしたくないです!いつか自分のものにできるよう、一つ残らず着実に、大切に学んでいきたいです。(久野)

4月23日対面ゼミ(金子)

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 こんにちは。6期生の金子です。

 4年生が始まって1ヶ月が経とうとしています。大学には数ヶ月前とは比べものにならないくらいの人、人、人、で「大学ってこんな感じだったな、普通が戻ってきたな」と思います。1年生らしき子たちを見ると、「若いなあ」と感じます。心の中では私は19歳のつもりですが、甘えたことを言わず、現実を見て21歳を楽しみたいと思います!(笑)

 さて、23日に対面ゼミが行われましたので、そこでの学びをまとめます。今回は、集団討論を行いました。テーマは「1人1台のICT端末はなぜ必要か、どのように教育に活かしていくか」というものでした。私たちは一人一人この2点のポイントについて順番に意見を述べました。そしてそれを司会者がまとめました。

 この一連の流れを玉置先生から「集団討論は発表会じゃないよ」とご指導頂きました。私たちはただ自分の意見を喋って誰も質問することなく20分が過ぎていきました。集団討論の概念の認識とテーマに対する知識が足りていないことを痛感しました。お互いにつっこむからこそ新しい考えが生まれたり、考えが動いたりするのを楽しむのが討論だと改めて思いました。来週もう一度玉置先生がチャンスをくれたので、6期生ならではの元気で討論を楽しみながら、考えを深めていきたいです。

 知識不足に関しては勉強するしか方法がないと思います。教員採用試験の面接で聞かれても自信を持って答えられるように知識をつけていきたいです。玉置先生の著書でICTについての理解を深めていきます。

 いよいよ、ゼミで教員採用試験に向けた活動が始まりました。ゼミ後にはみんなで食堂のショートピアで勉強しています。昨年はコロナウイルスでしたが、一昨年4期生の先輩方が勉強しているのを見ていました。先輩たちの様子を思い出しながら、背中を追いかけたいと思います。(金子)

2021年4月23日仕事日記

 今朝も家でのモーニング。特別なサービスはない(笑)。

 7時30分頃、研究室。いつものルーティン。アロマの臭いとジャズがいい。金曜日はフル満タンの1日。覚悟を決めて、講義室に持っていくものなどを準備。

 9時から第2回「教師論」。教科書指定をした「まるごと教師論」販売は、ゼミ生・池戸君、金子さん、伊藤君にお願い。スムーズに終了。せっかくなので1年生にミニスピーチをしてもらう。

 講義内容は、山田洋一先生提唱の教師論から始め、「教師の名言」をいくつか。最後は野口芳宏先生の「信・敬・慕」でふり返り。

 10時40分から6期生ゼミ。今日は「GIGAスクール構想」を話題に討論をするように指示。ところが討論ではなく、意見発表会。だめ出しをして、僕の最新刊「学校が元気になる次世代学校ICTシステム活用術」を来週までに熟読して、知識をいれての討論をするように指示。

 12時30分から、小学校教育実習事前事後の展開について、石原先生、芳賀先生、山田先生と僕とで協議。ほぼ僕の提案を受けて入れていただけた。芳賀先生開発のシステムを引き続き使わせていただくことを改めてお願い。システム調整で土日もなくなっている芳賀先生には申し訳ないけれど、お願いするしかない。

 13時10分から、もう一つの第2回「教師論」。今回はゼミ生の名桐君、松浦さんが加わってくれて、池戸君、金子さんの4人で教科書販売。ミニスピーチも依頼。講義展開は1限と同様。

 14時50分から、看護学部学生対象の「生徒指導論」。学習指導と生徒指導の関係を深掘り。保健室に「お腹が痛い」といってきた子どもへの対応についてシミュレーション。

 ゼミ生・田中君、来研。本の返却。ちょっとした会話の中で、秘密事項を聞く。やはり僕の予想通り(笑)。

 16時30分から7期生ゼミ。山田ゼミとの合同。我がゼミからは高橋さんが授業提案。「少しだけなら」という題材を使って、「タイマー」が鳴る場面をゆさぶりにしての展開。人生初の授業。見ている方がハラハラドキドキ(笑)。フレッシュさがよくて、自分が初めて授業をしたときはどうだったのだろうかと思い出そうとするが、この年齢では不可能。

 山田ゼミからは久野さんが「知らない間に」という題材を使っての授業提案。複雑な話で、こうした題材に挑戦することそのもので、学びは大いにある。

 二人の授業を見て共通することは、子どもの声をもっと出させること。それを助言の中心にする。そして、この授業が大成功したら、子どもがどんなことを言ったり、書いたりするかを想像すること。そこから逆算の授業づくりをすることを指導。18時30分ごろ終了。

 研究室に戻り、講義ふり返りを読みチェック。学生のふり返りをよみ、自身の講義を振り返る。伝えたいことはしっかり伝わっていると自己評価。

 19時30分頃、大学を出る。外食をして帰宅。メール返信に集中。全身疲労でいつもの記憶なし状態がしばらく(笑)。

 研究室HP記事は池戸君の「放てば手に満てり」。志賀内泰弘さんの著書試読版を読んでの感想。自分事としてしっかり考えていることがよくわかる。

 「心の天気」の天気の一言にあった松浦さんの記録。6期生のつながりのよさが伝わる文章なので、本人の許可を得ず発信。写真も参考に。

 名桐くんが、社会を教えてくれました。ただ解説を見ているだけではなかなか覚えられないので、お願いしたところ、快く受け入れてくれました。私と金子さんと中江さんで授業を受けました。もうバッチリです!!!!ありがとう!なぎりん!!!
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放てば手に満てり (6期生 池戸)

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 「放てば手に満てり」。言い換えれば、「ギブアンドギブ」。ギブアンドテイクではなくギブアンドギブ。何かを人にあげたり、してあげるとき、無意識のうちに見返りを求めてしまっていることはないだろうか。それを裏切られるからこそ人は他人にがっかりするし、怒ってしまう。自分もそんな経験が多くある。それを避けるためには最初から見返りを求めず、「与えるだけ」。与えたらそこでおしまい。そんな風に生きることができたらと自分も考えたことはある。
 
 ただ、本当にそんなことができるのか?自分はそれが自分だけでなく、他人もギブアンドギブでなければ成り立たないのではないか、言い換えれば、ギブアンドギブとしつつも相手にもギブアンドギブというテイクを求めているのではないかと思う。
 
 自分が見返りを求めず相手に尽くし続けていても、相手がそれを「美味しい」と思い、甘え続けられていては絶対にどこかで嫌になる時が来るだろう。それでも本当にギブアンドギブでい続けられるのか。志賀内先生の「ギブ&ギブの法則」の試読版を読んでふと考えたことである。(池戸)

4月22日北名古屋市立栗島小学校で講演

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 北名古屋市教育委員会と本学はスクールパートナーシップを提携。それを生かしての僕への講演依頼。これまで何度も声をかけていただいていたが、ようやく日程調整ができての訪問。「先生のお話を10年前からお聞きしたいと思っていました。というのは講演が台風接近で途中で急遽中止になったからです」という言葉をいただく。確かにそのようなことがあったと思い出す。

 演題は「主体的・対話的で深い学びを実現するために」。先生方の反応を見ながら1時間少しの講演。よく聴き、よく反応していただける先生方で、ペースを上げてもしっかりついてきていただけるのが嬉しい。「学びの天気」の価値まで話すことができた!

 最後は書籍紹介。20人ほどの先生方なのに、持参した30冊ほどの書籍はほぼ完売。一人で3冊購入していただける方も多く、大感激!!

2021年4月22日仕事日記

 今朝は自宅でトーストと珈琲で朝食。研究室着は7時30分頃。いつものルーティン。

 9時から第2回目「教育課程論」。今日は法令と教育課程との関係をテーマに、用語を背景にあることまで深掘り。前半は固い内容が続いたので、後半は4月の2週間における教師と子どもとの関係を授業を通して深める動画を視聴させて展開。

 ゼミ生・松浦さん来研。撮影を依頼した授業構想についての相談。

 音楽専修の高木先生来研。今年度は二人で「学校ふれあい体験」担当。指導の詳細についての相談。そして教育に関わる四方山話。

 出席カードをもとにユニパに出欠席入力。なるほど!こうするのか状態(笑)。

 明日の「教師論」の内容を再度検討して、組み立て変更。新たな試み。

 大学を出て、北名古屋市立栗島小学校へ向かう。時間調整のためにマクドナルドで仕事。新たな情報をもとにさっそく各所へ連絡。

 学校着。北名古屋市教育委員会と本学はスクールパートナーシップを提携。それを生かしての僕への講演依頼。これまで何度も声をかけていただいていたが、ようやく日程調整ができての訪問。「先生のお話を10年前からお聞きしたいと思っていました。というのは講演が台風接近で途中で急遽中止になったからです」という言葉をいただく。確かにそのようなことがあったと思い出す。

 演題は「主体的・対話的で深い学びを実現するために」。先生方の反応を見ながら1時間少しの講演。よく聴き、よく反応していただける先生方で、ペースを上げてもしっかりついてきていただけるのが嬉しい。「学びの天気」の価値まで話すことができた!

 最後は書籍紹介。20人ほどの先生方なのに、持参した30冊ほどの書籍はほぼ完売。一人で3冊購入していただける方も多く、大感激!!

 帰宅。19時30分から、zoomで、文部科学省の武藤さん、4月に文科省から岐阜県教育委員会に出向された中村さん、そして僕とで懇談。中村さんは教職員課長。伝えたいことがいっぱいで(笑)、あっという間の1時間。

 例によって、いくつかの問い合わせ対応。講義座席表作り直し。来週のスケジュールを見て、やらなければいけないことの書き出し。

 研究室HP記事は、今井さんのエッセイ「田んぼのおしゃれ」。さてどのような内容でしょうか。ご覧ください。

田んぼのおしゃれ。(今井)

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 こんにちは。7期生の今井美羽です。「みうのひとりごと。」のお時間です。ん?と思ったそこのあなた!私の記事を読んでくださっている方なら、ピン!ときたのではないでしょうか。そうです。私が考えているラジオの番組名です。ついに解禁。(笑)

 大学の最寄り駅と大学までの往復は、自転車で、大学の周りの田んぼ道を通っていくわけなのですが、最近その道から春を感じることができます。たんぽぽや、シロツメクサ、名前のわからない花などが道に沿って咲いているのです。きれいだなーーと花に見惚れていると、田んぼに落ちてしまいそうになるので、要注意です(笑)

 帰り道、住宅街のアスファルトに咲いている一輪の花を見つけました。土に植えられた花より、確実に芽を出しづらく、花を咲かせにくい状況であるにも関わらず、力強く咲いている花を見て、とても力が湧いてきました。鉢に植えられたキレイな花も好きだけど、アスファルトに咲く力強い花のかっこよさも良いなと思いました。この花は、咲きたいという気持ちが強かったんだろうな、絶対咲いてやると思っていたのだろうな、なんて考えながら、自転車を漕ぎました。

 私もアスファルトに咲く花のように、苦しい環境や境遇に負けず、力強く、しぶとく生きていきたいです。

p.s.朝、もう少しで大学に着くぞという時、顔を少し上げると、大学の後ろにそびえ立つ荘厳な山々が見えます。冬は、頂上に雪が積もっていたりします。その山を見るのもお気に入りです。その山を見ながら、深呼吸をします。機会があれば、ぜひ見てみてください✌✌(今井)

2021年4月21日仕事日記

 いつもの喫茶店経由、研究室着は7時30分。今日も濃密な1日になりそう。

 研究室HP記事として投稿があった池戸君、今井さんの記事が志賀内泰弘さんが喜んでいただけるものだったので、先に転送。さっそく志賀内さんから返信あり。ゼミ生の感激が目に浮かぶ。

 9時から15分間ごとに、願書指導をしてほしいという学生が来研。土井さん、石川さん、山浦君、豊田君と続く。

 10時40分から6期生ゼミ。まずは勢いをつけるために記念撮影。さっそく過去問。そして面接練習を通して、学級を考える展開。詳しくは、中野さんの記録で

 12時30分からmeetで教職専修会議。ところが音が聞こえない。諦めて山田研究室で参加。途中で呼び出し電話があり、退室。

 恵那市教育長、副教育長さんら4名が来研。今年度の教育推進の5つの指針をお聞き、懇談。昨年1年の成果を受けての今年度。ますます楽しみになった。関わりが持てることが嬉しい。

 14時から教授会。長くなると思っていたが、終了はなんと18時。4時間の会議。僕は実習委員長として、今年度の変更点を中心に報告。コンパクトに話そうと思っても、内容が多いので、時間がかかる。実習課が作っていただいた文書にすべてに目を通したと思っていても、やはり目こぼしはあって、それがギャグにもなって、僕はラッキーという気分(笑)。

 急いで大学を出る。19時過ぎに帰宅。20時から今年度から関わらせていただく春日井市立藤山台中学校長・梶田先生と、間をとりもっていただいた水谷校長先生とmeet懇談。ネットが重くてカクカク状態とのこと。今日はどうもmeetがうまくいかない(泣)。

 僕の関わり方について、30分間ほど話して確認して終了。楽しみにして出かけたい。

 これで今日は終了と思ったら、極端なエネルギー低下。どうしても返答しなければならない問い合わせに対応して、そのままダウン。

 研究室HPトップ写真を5期生から6期生へ入れ替え。いよいよ世代交代。みんなとても良い笑顔。 

対面ゼミでの学び(6期生 中野 )

 こんにちは。玉置ゼミ6期生の中野です。

 今日は、4月21日に行われたゼミでの学びについて書いていきたいと思います。対面のゼミ活動が先週始まり、本日は三回目でした。やはり対面のゼミは、スピード感があり、言葉のキャッチボールをしっかりとすることができるなぁと嬉しく思います。
 
 本日は面接練習をしたのですが、やはり私は、極度の緊張しいで、言いたいことの半分も言えません。自分の中で何度もシミュレーションをし、完璧だと思っていても、いざ自分の番になると、自分が何を話しているかわからなくなってしまいます。

 これからゼミでたくさん練習をし、少しでもこの緊張しすぎる性格を治せたらいいなと思います。

 玉置先生からの自分自身へのコメントはもちろん本当にタメになりますが、それと同じくらいにゼミ生の子が玉置先生から色々なコメントをもらっているのを聞くのも、本当に勉強になります。その度にやはり、この先生を信じてこのゼミに入ってよかったと思います。そして、お互いのもらっているコメントでお互いに学び合うこと。これがまさに、「みんなで高めあう」ということなのかなと思いました。
 
 これからもたくさんゼミ生みんなで玉置先生にしっかりついていき、全員で合格を勝ち取りたいと思います。(中野)
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