2022年3月29日仕事日記

 久しぶりに喫茶店でモーニングをして、大学研究室に向かう。8時30分ごろ着。

 山田貞二先生と情報交流。昨晩の会の振り返り。結果としてよかったと自己評価。

 いくつかのメール処理。鈴木明裕先生からフォーラムの在り方についての質問をいただだく。良い機会なので、フォーラム開催の依頼を受けてから現在までの状況を整理して、自分の考えを加えて返信。質問によって原点から考えることができた。時々の原点回帰は重要。

 10時から木曾川中学校教務主任来研。5月の現職教育での打ち合わせ。「学習評価」についての依頼だが、状況を聞いていると、当然のことながら「授業づくり」の話もした方がよいと判断して、話の内容をほぼ決める。一昨年度の一宮市での講演を聞いていただいての依頼とのことで、縁をいただいたことが嬉しい。

 11時からある学生が教採相談に来研。把握している状況を詳しく伝えて、面接内容にコメントをしているうちに、話し方の技術の話になり、いつのまにか1時間30分。自分でもビックリ。

 お昼は、新作カップ焼きそば。湯を捨てずにスープに使うというのが新しい(笑)。

 午後は、ゼミ生の岡君や丹羽さんが来研。新たな本貸しや卒論相談に対応。

 講義や講演の準備。昨晩からの「週刊教育資料」の原稿書きの続き。

 16時に研究室を出る。帰宅。再度、原稿を熟読して編集部へ送信。

 月刊誌「プチ紳士からの手紙」に12回目の「玉置崇の教師奮戦記」が掲載される。タイトルは「なぜ、そういうことを相談していただけないのですか!」。今回は、ゼミ生の下野さんの原稿が掲載されている。なんと!その原稿からの文言が表紙にも掲載されている(写真)。

 研究室HP記事は一昨日から発信を始めた「こまきこども未来館」の「体験ひろば」取材シリーズ。下野さんによる記事。ぜひ、この記事の写真を見ていただきたい。最近のお気に入り写真!中央のノリノリの少年の写真をぜひ見ていただきたい

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3月27日 こまきこども未来館での学び ー川口侑大くんへの取材ー(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です!
桜が咲き始める季節となりました。鶴舞公園の桜を電車の窓から眺め、3月27日に「こまきこども未来館」を訪問しました。

 4年生の私達は、「こまきこども未来館」の有名人!川口侑大くんにお話をお伺いしました!侑大くんとってもお話上手なんです!まさに、名物元気っ子!!!といったところでしょうか。侑大くんの元気とお話の上手さに驚きが隠せない7期生今井、下野、、、(笑)

 侑大くんから伺ったお話で一番心に響いたこと、それは「新しい自分を見つけられる」と侑大くんがお話したことです。こまきこども未来館では、様々なワークショップが開催されます。ワークショップで見つける「新しい侑大くんの挑戦」やワークショップで関わる先生やコミュニケーターさんの導きや声掛けが「新しい侑大くんの創造」へと繋がっているのだと私は感じました。

 大人になればなる程、「新しい自分」を発見したり、織りなすことは難しくなっていきます。誰しも転びたくはないからです。でも、子どもは?子どもの新しい挑戦には、とてつもないパワーがあります。侑大くんは、「未来館への想いは、天井を突き抜けて、地球も飛び越えて、宇宙までいっちゃう!」とお話してくれました。素敵ですよね。「素敵」なんて言葉だけで表すには勿体無いぐらい、目を輝かせ、元気いっぱいに未来館への想いを伝えてくれた、侑大くん。私は、彼のその目の輝きが今でも忘れられません。これが「新しい自分」へのパワーか!と、私もまだまだ「新しい自分」を開拓していきたいなんてことまで思わせてくれました。

 こまきこども未来館を一言で表すのであれば、それは「新しい自分との出会い」だと、侑大くんのお言葉を借りて私はそう位置づけます。今まで思いつきもしなかったこと、ちょっと苦手だったこと、やってみたかったこと、子どものうちに叶えられていたら?そんな夢が詰まった場所でした。

 侑大くん、お話出来てとっても嬉しかったです。侑大くんのにっこり笑顔が大好き!!!!これからも沢山の「新しい自分」に出会い続けてください。お話をしてくれて、館内の案内もとっても上手にしてくれて、おかげで私達はこまきこども未来館が大好きになりました。また、いつの日か。DJ侑大にお呼ばれする日を楽しみにしています。ありがとう。

(下野)

2022年3月28日仕事日記

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 9時に行きつけの医院へ出かけ、診察を受ける。もうしばらく様子を見ることに。

 いくつかのメール対応。4月1日に急遽行うことにしたオンライン対談への参加申し込みが続いて嬉しい。

 13時10分ごろ、EDUCOM愛知本社へ到着。ある書類作成。新社屋イメージビデオを見せてもらう。凄い!

 「週刊教育資料」で新連載の「学習指導要領のイデアを実践する」の第3回原稿書き。読み手にやってみようという気持ちをもってもらう手立てを提示。

 19時30分から「新年度の学校づくりに勢いをつけるための気楽な情報交流会」開催。山田貞二先生と僕とで声をかけた管理職が参加。総勢9名。気楽に困りごとを出し合うことがねらいの会だったが、誰も困っていない(笑)。皆さん、しっかりした思いを持っておられて、予定したとおりの展開はできないと判断。

 そこで、自分の思いを具現化するためにどのような手立てをとっているかを情報交流することにして話し合う。21時終了。こうした時期だからこその有意義な会だったという声が届き、ほっとする。

 研究室HP記事は昨日に続いて寺尾さんの「こまきこども未来館」での学び。コミュニケーターの配慮がしっかり捉えられている。

3月27日 こまきこども未来館での学び(寺尾)

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 こんにちは!8期生の寺尾です!!前回に引き続き、こまきこども未来館での学びを記事にしていきます。

 今回はこまき子ども未来館を見学させていただいて学んだこと、そして考えたことを書いていきます。

 私は「桜の花を咲かせよう」というブースを見学しました。簡単に説明すると、折り紙で桜の花びらをつくり、みんなの作った桜の花びらを飾ろうというブースです。

 そこではコミュニケーターの方が子どもをサポートしていました。桜の花びらは3種類大きさが選べ、ホッチキスなどで自分だけのデザインを作ることができます。そこには答えはなく、学び方を提供する形でした。

 何でも教えて大人がやるのではなく、ある程度子どもに委ねてやってもらうことで、主体性のある子どもを育てることが出来るのではないかと考えました。

 このブースは対象年齢は4歳以上なので様々な子どもが来ます。コミュニケーターの方は子どもの発達段階や年齢を考慮し、どの作業を子どもに委ねてどの作業を一緒にやったり説明したりするかを判断していました。この場面から、子どもの発達段階を理解しておくことの重要さを学ぶことができました。

 また、子どもの自信に繋げたり達成感や満足感、充実感を味わってもらったりするために積極的にコミュニケーションをとり、上手くできた場面ではしっかりと子どもを褒めていました。そこから得られる自信が子どもを良い方向へと導いていると感じました。

 そして、サポーターの方は子どもたちがやってみたい、つくってみたいと思える環境づくりを心がけていて、常に机の上を整理し、環境を整えることが大切だと仰っていました。子どもの興味や関心を引くための工夫をここでも学ぶことが出来ました。

 このように、多くの方の関わりをみて様々なことを学べたとても良い機会でした。今回得た学びをどこかで生かすことが出来たらなと思いました。(寺尾)

2022年3月27日仕事日記

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 飯島康之先生が運営されているGCMLメンバー対象に、昨日、「算数・数学授業づくり研究会」で行った対談をすることにして、その連絡。さっそく参加表明があって嬉しいこと。

 9時20分ごろ家を出て、こまきこども未来館へ向かう。今日はゼミ生7名と「こまきこども未来館 体験ひろば」で活躍のコミュニケーターさんへの取材。裏のねらい(笑)は、学校外での子ども育てに関わっておられる方から学ぶ会。

 9時45分に古谷さんからコミュニケーターとゼミ生へのマッチングをしていただき、まずは15分間の未来館見学。

 10時10分から開始の「体験ひろば」のワークショップを5名が分かれて見学。2名は川口さん親子を取材。

 12時に再集合して昼食へ。すき家まで徒歩で向かう。途中の小牧小学校前の桜をバックに記念撮影(写真)。みんなで昼食。中央図書館を短時間で見学。今日のメイン、コミュニケーターの取材のコツを伝授して未来館へ。

 6つに分かれて取材。その内容は順次、研究室HPにアップしていくので、ぜひお楽しみに。

 まずは第1弾は寺尾さんの「こまきこども未来館のコミュニケーターについて」。

 研究室HPトップ写真は、訪問したゼミ生と僕との集合写真に入れ替え。どこで撮っても最適な撮影ポイントとなる未来館を実感。

 もう一つの記事は、3期生早川君による投稿。「3年目終了&司会の重要性」と題して、卒業生を初めて出す喜び、そして僕の司会技の価値づけをしてくれた記事。卒業ゼミ生からの投稿も、とっても嬉しい。

 さらに拙著「中学校学級経営本」の4冊を紹介。嬉しいことに卒ゼミ生から購入しました!との連絡あり。

3月27日 こまきこども未来館の「コミュニケーター」について(寺尾)

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 こんにちは、8期生の寺尾です!今回はこまきこども未来館の「コミュニケーター」という仕事についての記事を書いていこうと思います。

 こまきこども未来館は、「未来リテラシーを育む」というコンセプトのもとで、遊びを学びに繋げている施設です。

 その中で、体験ひろばのオープンスペースにいらっしゃったコミュニケーターの方にインタビューをさせて頂きました。

 その方は外国出身のため、子どもや保護者の方と日本語で会話をするときに通じないことがあると大変だと仰っていました。

 しかし、大変なことはそれだけで、さまざまな子どもと関わることが出来たり、日本の文化を知れたりすることがコミュニケーターのやりがいだそうです。

 また、恥ずかしがりやでなかなか自分から喋らない子どもがいた場面がありました。そのような子どもに接するコツとして笑顔で挨拶をし、とにかく優しく接することで信頼関係を築いていると教えて下さりました。そして、子どもと接する時には子どもの目線に合わせることも大切だと仰っていました。

 さらに、子どもを楽しませるコツとして、実物や作品を見せて子供の興味や関心を引くと良いということを学びました。

 このように多くの工夫のもとでこの仕事をされていることを学びました。

 そして最後に、これからは日本人はもちろんのこと、より多くの外国の方にもこの施設の楽しさを知ってもらいたい、子どもや保護者の方と関わる中で国際理解に関する話題を提示しコミュニケーションを図っていきたい、と仰っていました。

 こまき子ども未来館の皆様、本日はお忙しい中お時間を取っていただき本当にありがとうございました。また、そのような機会を設けてくださった玉置先生もありがとうございました。

 様々な子どもと関わることもできて嬉しく思いました。また、そこから多くの学びを得ることが出来ました。(寺尾)

新年度に向けての中学校学級経営本紹介

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 これまで写真のように中学校の学級経営本を4冊出しています。どれも重刷となっています。ありがたいことです。

 新年度に向けて、ご購入いただけるとありがたいです。お役に立つ本です。

2022年3月26日仕事日記

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 今朝は、研究室HP記事発信から。これまで発刊した数学本紹介記事を発信。8冊も紹介できる喜びは格別。

 12時4分、地元駅から犬山駅乗り換え、新岐阜駅へ。菜めし田楽定食を食べて、じゅうろくプラザへ。

 14時から3月例会の算数・数学授業づくり研究会創りMath開始。まずはゲストの飯島康之先生による講演。「数学教育でのICT活用」。模擬授業をしながら本題に迫る展開。素朴な教材から、こんなこと考えたことはなかったという発問で、ドンドン理解が深まっていくことを体感。

 後半は飯島先生と僕と対談。「対談で深める ICTで変わる数学的探究」と題して、参加の皆さんにも発言してもらいながらの展開。

 飯島先生の著書からの5つのテーマを決めて、書かれた文章をもとに、その意図を明確にして、授業づくり全般の心得へ広げることに注力。参加された愛知教育大学名誉教授の柴田先生が、FBに次のように書かれていた。対談を仕掛けた者として、とても嬉しい書き込み。

「創りMath」の例会。愛教大の、飯島先生の講義が有り、玉置先生との対談があり、話が参加者に振られ、私から見て、非常に有意義な会であった。
 数学教育での目標など、例えば「深い学び」などの表現を見ると、形容詞など原形で語られるが、関係者は、比較級の「よリ深い学び」としてとらえるべき、でと、話し合いの中身を捉え直してみた。授業の中で、問題を解けると、次の問題に取り掛かる学習活動に対して、飯島先生は、そこから、問題を見つけ取組む活動の意義を、タブレットを用いての活動を通して語られていると、理解した。やさしいと思われる材料から、このように多様に問題は発生するよ、と参加者に仕事をさせながら、小さいが問題を作る体験は、よりインパクトを持って理解をもたらしたことであろう。
 現代化の初期に、「数学とは、音楽や絵画と言った芸術と同様な審美的な、何処までも続く創造的な努力であることの理解を図ること」が、アメリカの大学入試局で、語られたが、その良き具体的な事例を飯島教授が示してくれた想いがして、感激し、嬉しかった。


 帰宅して、飯島先生にお礼とぜひGC研究会MLでも、この対談をしましょうと投げかけ。

 とっても嬉しい記事投稿があった。3期生の早川君からだ。3年受けもった子どもたちへの深い愛情が感じられる記事。そして僕の司会技を認めてくれる記事。さっそく早川君とやり取り。卒業したゼミ生とこうした内容で情報交流ができるのは、指導者として感激!

3年目終了&司会の重要性(早川)

 こんにちは。玉置ゼミ3期生の早川です。

 2022年3月18日、初任から3年連続で受け持った学年の子ども達が卒業しました。"してしまいました"という表現のほうが、しっくりくるかもしれません。今は自分にやれることは全てやり切ったという達成感よりも、毎日接してきた子たちだったからこそ、寂しさのほうがはるかに大きいです。心にもぽっかりと穴が空いているような感じです。卒業式後の教室では、自分でもびっくりするくらい涙を流してしまいました(笑)

 いかに子どもたちとの毎日に支えられていたかを実感させられました。それでも、卒業式後に保護者の方々に「ありがとうございました。早川先生で本当に良かったです。」という言葉をかけて頂いたときには、頑張りが認められた気がして、本当に嬉しかったです。次にどんな子達との新しい毎日が始まるかは分かりませんが、また感謝の言葉を頂けるよう、自分に出来る精一杯を日々続けていきたいと思います。

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 さて、今回の記事の本題に入ります。先日、とあるセミナーに参加しました。大きなテーマに沿って、2名の先生が学級経営や授業実践を紹介する形式で行われました。淡々と続いたスライド資料を用いた実践紹介後、実際の授業中の動画が流されました。その直後に総合進行係の先生が「それでは気づいたことなど、グループごとに話してみてください。」と言われました。

 セミナーには知り合いが多く参加しているわけではなく、私にとっては初対面の先生ばかりでした。そんな中、自己紹介をしあう時間もなく、"気づいたこと"というざっくりとした指示で、セミナーを進行されたことに戸惑いを隠せませんでした。実際、グループ内の会話もまばらで、特にその話し合いで何か深まったと感じることはありませんでした。

 そこで気づいたのです。玉置先生のセミナーの司会進行が当たり前だと思っていたことに。聞き手に小さな質問を投げかけながら講義を進め、何について隣同士やグループで話し合うのか明確にしているからこそ、聞き手も飽きることなくセミナーや講義に参加出来ていたのです。同時に、自分が大学生の頃、玉置先生の講義に魅力を感じゼミ加入を決めたことを思い出しました。

 今回のセミナーを受けていて感じた違和感を、自分の授業に重ね合わせると、自分も子どもを困らせた発問や指示をしていた場面が多くあったように思います。セミナーに参加する時には、セミナーの内容だけでなく、セミナー全体を授業だとしたら、どんな風にデザインされているのだろうと意識しながら参加することも大事なのかなと思いました。

 最後に、、、
 教員人生3年が終わろうとしていますが、少しずつ"慣れ"が自分を襲ってきているように感じます。一つ一つの授業や子どもたちとの関わりを、作業のように流してしまわないよう、再度意識し直しながら過ごしていける4年目にしたいと思います。また、初任校での折り返しの年でもあるので、学校全体に何をしたら貢献出来るか考えながら日々過ごしていけるように頑張ります。 (玉置ゼミ3期生 早川 聡)
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新年度に向けての数学本紹介

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 これまで写真のように中学校数学本を8冊出しています。どれも重刷となっています。ありがたいことです。

 新年度に向けて、ご購入いただけるとありがたいです。お役に立つ本です。

2022年3月25日仕事日記

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 いつもの通り、珈琲とパンで朝食。7時30分ごろに家を出て大学へ。まずは研究室の断捨離へ。ここ数年、手を付けていない資料は処理。これだけでも書棚はスッキリ。

 FBに小学館「総合教育技術」の特集掲載のことを投稿。できるだけ多くの方に知っていただきたいという思い。

 10時45分から10分間、15時15分から10分間、新4年生へ「子ども理解活動」の履修の勧めをするために5101へ。昨日と合わせると、新3年、新4年全員に話したことになる。思いが伝わっていることを願う。

 お昼ごろに7期生岡君、田中君、久野さん、吉久さん来研。久しぶりに雑談。といっても僕が話す四方山話。たっぷり(笑)。その前に下野さんも来研。

 新年度の講義準備。今日は講義振り返り&出席カードづくり。原本印刷まで終えて大学を出る。

 SAのスタバでカフェミストを購入。なるほどカフェオレという所か・・・。帰宅。夜オンラインプレゼンの最終確認。

 19時30分から妹尾昌俊さん主催の「学校をおもしろくする会 3月」で登壇。会のねらいをふまえて話のリクエストをもらって1時間30分間の展開。途中で参加者から質問ももらいながらやりとり。私にとっては、久しぶりの高座という感じ。画面を通しても大いに笑っていただいていることがわかって満足。声を掛けていただいた妹尾さんに感謝。

 5期生矢崎さんから電話。1年が終わりました!という報告。初任の1年は格別な思いとなる。この気持ちをぜひ忘れないでほしいと願う。やりとりする中で、子どもはもちろん、保護者からも大いに信頼を得た1年だったということがよくわかって、嬉しい限り。

 研究室HP記事は、「恵那未来キャンパス構想」に掲載された副会長としての巻頭言を紹介。本日、藤井会長は市長に報告。恵那市役所に掲載。

恵那未来キャンパス構想

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 1年間、恵那市サテライトキャンパスあり方検討委員会副委員長をさせていただいたが、そのまとめが冊子「恵那未来キャンパス構想」として届いた。その冊子の巻頭に掲載された副会長としての挨拶をここで紹介。

2022年3月24日仕事日記

 パンと珈琲で朝食。大学へ向かう。8時30分ごろ研究室着。

 来学された松本先生が研究室に顔を出していただける。山田先生とはいつもの情報交流。お二人にはいつも感謝。

 教務課へ本日オリエンテーションで話す「フレンドシップ」「学校インターンシップ」の移行についての確認。了解が得られたので、教育実習課へ向かい、本日の最終確認。

 鈴木中人さんとの共著本発刊にあたって、版元になっていただきたいとある会社に相談。何度かやりとりをして、zoomで打ち合わせをすることにまで進展。間に入った者として、まずはほっとする。

 10時から「授業と学び研究所」会議をオンラインで行う。11時30分まで。先日、僕が提案した事項を皆さんで検討していただく。よりよい方向に進んだことが嬉しい。提案してよかったと思えたこと多し。

 6期生金子さん来研。恵那の有名店でのお土産を持ってきてくれた。感謝。

 12時に5101講義室(大ホール)へ向かい、来年度から「フレンドシップ」を大変革することを伝達。

 下野さんが来研。次年度もいわゆるインターンシップを継続するための手続き後の来研。「こまきこども未来館」の「体験ひろば2021」を渡す。もちろん感激してくれた。27日の取材がますます楽しみになったに違いない。

 13時から午後の研究所会議開始。途中で、8期生柴山君、安藤さん、前野さん来研。この3人にも「体験ひろば2021」の冊子を手渡す。8期生ゼミ設定の依頼を安藤さんへ。

 午後の会議も充実。フェローが考えたことを率直に伝えたが、一つでも実現したい。

 17時に再び5101へ向かい、オリエンテーションで話す。その後、とても興味をもってくれた学生が、わざわざ来研してくれたことが嬉しい。
 
 7期生の前期ゼミ日程を決めて、全員に周知。思わず力が入る(笑)。

 18時から、「文部科学省 令和3年度オンライン学習システムの全国展開、先端技術・教育データの利活用推進事業(学びにおける先端技術の効果的な活用に関する実証事業)〜マイナンバー制度活用方策も含めた教育情報システムの在り方に関する調査研究〜」の最終会議にオンライン参加。「なぜこれをするのかが明確でない」といつもの主張を思い切ってしてしまった。前向きに受け止めていただけたようで、ほっとする。19時30分終了。

 5期生酒井さん来研。1年が終わりました!と元気な報告。こちらもエネルギーが高まる。

 日本教育新聞の高橋さんから締め切りが過ぎたが原稿が届いていないというメール。しまった。もう一つのアドレスへ送信することをうっかりしていたことに気づき、急いで再送。本日の22時までに校正原稿を届けるとの返信で、迷惑をかけていたことを改めて自覚。すぐに返信があり、見事な修正があって、そのまま校了連絡。

 ほっとして21時過ぎに外食。今日はいろいろあったが、すべてが良い方向に進んだので、格別美味しい。帰宅。そのままダウン。

 研究室HP記事は留学中の小林さんの「バンクーバー日記」の第6弾発信。40日目の記録。ますます世界が広がっているようで、嬉しい報告記事。それにしても、何度、涙を流したのだろう。

 ちなみにこれまでのバンクーバー日記は、ここからすべて読むことができる。時には一気読みをお勧め。心境の変化がよくわかる。

20220324バンクーバー日記(小林)

 今日でバンクーバーに来て40日です。もう「来たばかり」という言葉は通用しないですね。明後日には学校心理専修の友達がバンクーバーに来ます。実は一番辛かったとき、彼女に泣きながら電話をかけました。私の話を聞いてくれて、肯定してくれて、とても救われました。今考えたら、彼女は留学前なのに気分が下がることを言ってしまったなと反省しています。助けてもらった分、もし彼女が辛い気持ちになるときが来たら、私にできることは何でもしてあげようと思います。

 22日の火曜日には、アルバイト先の元中学校英語教諭の方とカフェでお話しをしました。初対面のときに「先生目指してるんだって?」と聞かれ、「今度お話ししようね」と言っていただきました。社交辞令なのかなと思いつつも、自分の空いている日を連絡したところ、わざわざお休みの日に2時間もお話しして下さいました。その方は大学生のときにバンクーバーに留学した経験をお持ちで、一度は日本で教員になったものの、教員の仕事へ疑問を抱えたことと、カナダに5年間遠距離恋愛をしていた彼氏がいることから、バンクーバーに移住することを決意したそうです。アドバイスしていただいたことは、「自分の行きたい道へ進むこと」「ひとつの仕事に固執する必要はないこと」「他人の意見を気にしないこと」です。自分に自信を持っている姿、そしてバンクーバーでの日々を楽しんでいる姿がとても素敵でした。そして何より私に対して「学生」として接するのではなく、同じ立場の「同僚」として接してくださったことがとても嬉しかったです。「今度一緒に勉強しよう」「またカフェに行こう」このようなお誘いもいただきました。最初に勇気を出して連絡をして本当によかったです。

 今週はブラジル人の18歳の女の子と仲良くなりました。彼女から聞いた話で印象に残ったことを紹介します。ブラジルの学校ではLGBTQ、セクシュアリティについてオープンなのだそうです。彼女曰く、クラスの7割の女の子がバイセクシャルだそうです。皆自分からセクシュアリティについて話すと聞きました。日本では考えられないようなことだけれど、日本もこんな風に受け入れられやすい雰囲気が生まれたら素敵だと思いました。

 私が約1ヶ月間バンクーバーで過ごしてみて感じた自分の変化は、他人、そして自分の外見をあまり気にしなくなったことです。学校の授業では、生徒が自分のタトゥーを見せ合う機会がありました。女性でも体毛の処理をしていない人が沢山います。男性は髭を生やしている人が沢山います。多くの女性が体型を気にせずにヨガパンツを履いています。私の目にはとても素敵な文化に映りました。バンクーバーの街を歩いていると、自分が満足していればどんな姿でもいいんだと思うことができます。

 これから残りの期間で自分の常識が覆されるような出来事に沢山出会うと思います。その出来事ひとつひとつを忘れないように、これからも毎週記事を出していきます!

 写真は学校の近くで見つけた桜です。満開が見れるのがとても楽しみです。(小林)
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2022年3月23日仕事日記

 「こまきこども未来館」の「体験ひろば」のことを取り上げてもらえそうな方に、僕の寄稿文をつけてお伝え。一人でも多くの方に知っていただきたいという一心。

 鈴木中人さんとの共著原稿書き。共にかなり出来上がってきたので、次の展開の相談をメールで送る。

 日本教育新聞社から依頼を受けた「提言」原稿書き。提案いただいたテーマは「心の天気」。有難い。

 明日の3年生オリエンテーションで話す履修の勧めプレゼン作成。

 恵那市から、市長に報告する「恵那市未来キャンパス構想」が届く。僕はこの1年間はサテライトキャンパスあり方検討委員会の副委員長を務めさせていただいた。副委員長としての挨拶文掲載あり。

 18時から1時間、「教育データマップ」をテーマにしたオンラインサロンに参加。チャットで質問したら、著名な玉置先生からご質問がありました、と振られ、一気に緊張。もう少し、らしい(笑)質問をすればよかった(泣)。

 研究室HP記事は、今井さんの「ヒト、ロボット、ヒト」。ファミレスでロボットが料理を運んできたことからの話題。

ヒト、ロボット、ヒト(今井)

みうのひとりごと。

今日は、ファミレスで勉強。

なんとびっくり。料理をロボットが運んでいるではないか。

障害物や人を避け、器用に料理を席まで運んでいた。

「おまたせしました。」「ごゆっくりお食事をお楽しみください。」

なんだか愛らしい。

ロボットだけど、感情があるように見えた。ネコの顔が画面に表示されていて、笑顔を絶やさない。自分はバイトの接客で、ずっと笑顔で対応出来ているだろうか。自分の方がロボットになっているのでは?と思った。

あらゆるものがデジタル化し、世の中は人と人の接触を避けるようになった。本当に人と人は離れてしまったのだろうか。

デジタルなものをどこか寂しく感じる風潮があるが、それはどうだろう。
コロナ禍になって、友だちとオンラインでお話をしたり、オンライン映画鑑賞会をしたりした。スマホやネット環境が普及していない時代にコロナが流行していたとしたら、出来なかったなのかな思うと、このコロナ禍に人と人とを繋いでおいてくれたのはデジタルのおかげといっても良いかもしれない。

でも、もし、こんなにもデジタル化が進んでいなかったら、手紙のやり取りをしてたりするのかなと想像すると、それもそれで良いかもなと思ってしまう私であった。

p.s.隣の席の女子3人衆の話が少し聞こえてきた。明らかに恋バナであった。楽しそうだなーと思いながら、役目を終えた紅茶のティーパックを眺める。(今井)

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2022年3月22日仕事日記

 4月から新たに連載再開となる「日本教育」の「GIGAスクール構想 一人一台時代の学校づくり」の校正。3行分加筆可能との連絡があり、前後の内容を踏まえて加筆。

 鈴木中人さんとの共著原稿書き。なかなかエンジンがかからず、午後3時ごろからようやく調子が出てきた。ゼミ生とslackでのやりとりでエネルギーをもらう。

 17時40分ごろに家を出て、「こまきこども未来館」へ出かける。「第2回こまきこども未来館講座運営会議」に出席。会長であるので進行役。とはいえ、委員が自分も含めて5名なので、思うことを発言。コミュニケーターの存在価値を確認。さらなるコミュニケーターの力量アップを願って発言。

 提出された資料冊子「こまきこども未来館 体験ひろば2021」が凄い!この冊子を見ただけでも、この「体験ひろば」が他に類がない遊びから学びへつなげる施設だと十分にわかっていただける。

 帰宅して、寄稿した文章に手を入れて記事を発信。ぜひご一読いただきたい。「こまきこども未来館」の「体験ひろば」は超お勧め。
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こまきこども未来館の「体験ひろば」の1年

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 3月22日(火)18時から、第2回こまきこども未来館講座運営会議の進行役を務めました。

 資料として、写真の「こまきこども未来館体験ひろば2021」が提出されました。コロナ禍での開館、わずか1年で、充実した報告がされたのに、正直感激しました。

 この冊子の最後に運営会議の会長として、「大いに期待できる こまきこども未来館 体験ひろばの未来!」と題して寄稿していました。一読していただけると有難いです。必ず未来館を訪問してみようと思っていただけると思います。

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 「こまきこども未来館」が開館してから1年ほどが過ぎた。未来館の「体験ひろば」には、立ち上げ前のワークショップ(企画や運営の在り方についての話し合い)にも関わらせていただいたので、とりわけ思い入れが強い。

 体験ひろばで行われるワークショップのコンセプトは、「遊びから学びへ、そして連続化へ」である。未来館には、近隣にはない大型遊戯施設を備えているので、そちらに注目が行きがちである。致し方ないことだ。しかし、遊戯施設だけに夢中になっていては、未来館を学びの一拠点にする子どもは生まれないと思っている。言い換えれば、遊戯施設だけではいずれ飽きられてしまうということだ。だからこそ、「体験ひろば」が存在する価値は大きい。

 この「体験ひろば」では様々なワークショップや交流・体験CAMPが開催されていて、多様な遊びができる仕掛けが満載だ。詳細を知られた方の中には、「このような体験がここでできるのか!」と驚嘆される方がおられる。こうした声を耳にするたびに、「ようやく気付いていただけましたか。凄い空間でしょ!」と、つい自慢したくなってしまう。

 「体験ひろば」が真に目指していることを知った方は、そのコンセプトに共感し、「ここは遊びから学びへ、そして学びを連続化させている」と言っていただける。もちろん、こうした気づきをされる方はけして多くはない。しかし、コロナ禍となり、施設の運営にもかなりの制限がされている中でさえ、ひろばの本質に気づいてくれる方がおられることは、とても嬉しいことだ。

 また、「体験ひろば」にはコミュニケーターという役割をもった人材がいることも特筆すべきであろう。私は、コンセプトを具現化してくれる存在がコミュニケーターだと考えている。近い将来、コミュニケーターの働きかけにより、遊びから学びへ、そして探究を日々続ける子どもが生まれるに違いない。体験ひろばの波及効果には、大いに期待して間違いないと確信している。

2022年3月21日仕事日記

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 午前中は鈴木中人さんから届いた修正原稿を読みながら、構成を再考。とっても良い感じになっていると思う。あとは僕の原稿だ。

 12時過ぎに家を出て、愛知県芸術劇場小ホールへ向かう。桂雀太独演会を楽しむためだ。帰宅後、FBには次のように書き込んで楽しかった時間を記録した。

 雀太のグッドタイミング

 挨拶で「超オモロい話」が聞けたのはグッドタイミング、古さを醸し出しながらも古さを感じさせない「天王寺詣り」が聞けたのもグッドタイミング、ニ席目はこれが聴きたいと念じた「宿屋仇」が聞けたのもグッドタイミング、そして写真を撮れたのもグッドタイミング。ああ楽しかった!


 早めの夕食(中華料理)を食べて帰宅。夕方から、ダラダラと過ごす。ふと思い出すのは、今日の雀太の「芸人は自由人でありたい」という思い。自由人は「自由、素直、どあほ」であることだと定義。

 研究室HP記事は、8期生柴山君の「こまきこども未来館」の下見記事。27日の本格取材を楽しみにしていることがよ〜くわかる内容。

こまきこども未来館の取材に出かけて(柴山)

 今日の午前中は時間があったので、こまきこども未来館の下見に行ってきました。ノンアポで行ったにも関わらず、サポーターの須崎さんが1時間ほどかけて施設の内部を丁寧に案内してくださいました。感謝の念に耐えません。

 なによりまず、限られたスペースに所狭しと並ぶアトラクションの数々と、スタッフさんの多さに圧倒されました。また、デジタルからアナログまで、五感をフル活用して1日楽しめる施設であり、こんな所が自分の子ども時代にあればな!というのが率直な感想です。

 各アトラクションに最低1人はスタッフさんがおり、さらに、体を使って遊べる広場では全体を見渡せる位置に複数人のスタッフさんがいました。そのため、保護者としても、子どもとしても、安心して思いっきり動き回って過ごせるよい場所と感じました。

 デジタルラボのプロジェクションマッピングについてのお話も伺ったところ、以前はマッピングを使った陣取りゲームや対戦ゲームがあったそうで、子どもからの評判もよく、高学年の子まで楽しめる催しだったそうです。

 しかし、子ども同士の接触で事故があったことから、現在では激しく動いたり、対戦するゲームは中止となってしまったそうで、今のところ中・高学年の児童には少し物足りない内容のゲームになってしまっているそうです。危ないから と言って制限し過ぎてしまうと、子どものワクワクや学びの機会を奪ってしまうことにもなると思います。

 学びは子どもの安全あってこそだと思うので、自分が担任を持った場合、「今のこの子達ならどこまで任せられるのか、事故を未然に防げるような対策として何が出来るのか」ということを常に考えていかねばならないなと思いました。学びと子どもの安全の調和、異学年同士での学びあいの難しさを肌身で感じた一幕でした。

 他にも、施設内には交流・体験キャンプなどもあり、月毎に工作のイベントも変わるらしく、子どもを楽しませる工夫がたくさんあるなと感じました。

 今月の工作は紙粘土キノコらしく、作られたキノコの多さからも子どもが楽しんで施設を利用している様子が伝わってきました。個性溢れるキノコがたくさんで見ていて楽しかったです(笑)。

 お忙しい中、時間をさいてくださったスタッフの方々にお礼させていただくと同時に、ボランティアのメンバー登録をさせていただきました。特技欄に、練習し始めて1週間も経っていないにも関わらず「バルーンアート」と書いてしまいました(笑)。練習しなければ!

 次のインタビュー(3月27日)では、iPad体験やドローン体験などのコーナーについてもより深く知れたら嬉しいです。(柴山)

 ※こまきこども未来館体験ひろばの内容は、ここをクリックするとご覧いただけます。(玉置)

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