2022年4月1日仕事日記

 今朝も珈琲とパンで朝食。8時ごろ大学研究室着。

 今日から大学人8年目を迎える。まさかこういう人生となるとは!校長を2年早く退いての転職。船井幸雄さんの言葉、「あなたの人生に起こることは必要・必然・ベスト」という言葉を噛みしめる。(桂雀太風にいえば「グッドタイミング」)もし大学への道を断っていたら、どのような人生になっていただろうか。

 大学へ来ての7年間で、様々な出会いがあった。多くの地域の方々に話をすることができた。28冊の拙著出版、月平均4本の原稿掲載という思ってもみない機会がいただけた。最新の教育情報を取り入れ、本質を考えてもらいたいと願っての講義も楽しく、我が心は充実している。(もちろんうまくいくことばかりではないけど(笑))。

 こうした8年目を迎えることができたのは、なんといっても1期生との出会いがあったからだ。ゼミ運営方針文書と「玉置崇」という名前だけで、ゼミ希望を決断してくれた12名のゼミ生。(ゼミを希望した段階では僕は大学には赴任していないので、迷いに迷っての判断だったと推測)もしこの12名がとんでもなく面倒がかかるような(笑)メンバーなら、きっと早々に大学を辞めていただろうと思う(笑)。1期生が玉置ゼミの流れを作ってくれて、幸いなことに8期生にもその流れは繋がろうとしている。家内には「第2の人生。ストレスを感じながら勤めることはしない」と言って、了解を得ている。新たな道に進む仲間が多く、自分も振り返ってみたくなり書いてみた(笑)。

 志賀内泰弘さんからずっと依頼をうけている「プチ紳士からの手紙」に掲載中の「教師奮戦記」の13回目の原稿書き。ようやくネタが決まって、書き始める。今日中に届けますという約束はなんとか果たす。

 山田先生との朝の定期交流。新たに教職専修の仲間になっていただいた福地先生から挨拶を受ける。教育実習課でお世話になった梅本先生からはオリジナルお菓子と手作りホルダーをいただく。

 教育実習課へ出向き、新たに赴任された元校長先生3人にご挨拶。さっそくお願いを伝える。

 14時から臨時教授会。その後、簡単な打ち合わせ。15時ちょっとすぎには大学を出る。

 19時30分から21時まで、緊急オンライン企画「対談で深めるICTで変わる数学的探究」開催。zoomで初めてスポット機能活用。これはいい!

 進行していた僕が知的興奮できたのだから、参加の皆さんもきっとそうだろうと判断(笑)。いやあ、面白かった!!!

 芝田先生や下野さんから議事録が早々に届く。議事録を目を通して、さらに楽しかった会の内容の細部を思い出して興奮。しばし眠れず(笑)。

 4月1日からとってもいい1日。皆さんのおかげ。

 研究室HP記事は、「こまきこども未来館」の「体験ひろば」取材シリーズの第6弾。下野さんがコミュニケーター古谷さんへの取材記事を発信してくれた。コミュニケーターの存在が大きいことがわかっていただける内容。
 
 
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3月27日 こまきこども未来館での学び ーコミュニケーター古谷さんへの取材ー(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。

 3月27日「こまきこども未来館」へ訪問させて頂きました。8期生5名、7期生2名の合計7名でお邪魔させて頂いたのですが、8期生のフレッシュさにあ〜もしかしたら私達もこんな感じだったのか!?なんて思いながら、、、午後の「コミュニケーター」さんへの取材活動へ。

 私達7期生は、古谷さんにお話を伺いました。古谷さんは、侑大くんの一番大好きなコミュニケーターさん!謂わば、「推し!?コミュニケーター!?!?」といったところでしょうか。

 そんな古谷さん、侑大くんの事前情報によれば、、、「元気いっぱいで明るくて、優しくって、面白くって、いつも笑顔で、大好き!」
 まさに、その通りのお方でした!!!!!

 取材の始まりは、「コミュニケーターとは」という議題から。
 実は、「コミュニケーター」とは、日本でこまきこども未来館にだけの存在です。その存在意義とは、子どもたちの学びを繋げ、新しいものへの出会いをサポートするといったことに有ります。コミュニケーターとして子どもに寄り添う中で、コミュニケーターの方々が子どもを理解し、尊重し、また変容されていってることを知りました。

 古谷さんへの取材活動で、私はどうしても聞きたくなったことがありました。それは、「ワークショップはどういった観点で企画されているのか」といったことです。こまきこども未来館には、様々なワークショップが企画されていることは、ご紹介したとおりです。尾西歴史民俗資料館で、企画展を担当した経験から私は、ワークショップの企画意図がどうしても気になったのです。

 「子どもには、宇宙人に出会わせたい。」古谷さんはこうお答えになりました。一見なんだって!?となるご回答。お話を聞く中で、分かりました。色んな大人がいて、色んな生き方や価値観が在る。それを子どもに感じてもらいたい。これがこまきこども未来館のワークショップの企画意図でした。
 
 私は、これを「生き方標本」と位置づけます。色んな大人が居ます。色んな人生があります。決まった生き方、決まった人生はありません。これからの未来を担う子どもにこんな生き方やあんな生き方を魅せられるこまきこども未来館。コミュニケーターさんの想いを乗せ、それは子どもたちにしっかりと伝わっているに違いありません。

 こんなに笑顔と学びに溢れた素敵な施設、そこで新しい自分に出会う親子、そこで働くコミュニケーターの方々に取材をすることが出来、光栄に思います。お忙しい中。私達の取材活動にご協力いただいた皆様本当にありがとうございました。

 一緒に取材をした今井さん、8期生のみんなありがとう。そして、私達をいつも奥深い学びの世界へと導いてくださる玉置先生、本当にありがとうございました。(下野)

2022年3月31日仕事日記

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 昨晩遅くに文部科学省の会議でお世話になった方から届いた、異動のお知らせと「心の天気」の評判情報がとっても嬉しくて、EDUCOMの皆さんやゼミ生などに伝達。喜びを分かち合いたいという気持ち。

 今日は東京在住の長男宅へ家内と訪問。最寄り駅は豊洲駅。8時30分ごろ家を出て、帰宅は17時ごろ。昼食は長男調理のカレー。初めての体験。高層アパート前の桜をしばし眺める。いろいろと状況を聞き、出かけてよかったなあと思えた日。とても良い1日。

 研究室HP記事は、「こまきこども未来館」の「体験ひろば」取材シリーズ。最近の記事発信に登場している侑大くんのお父さんへの取材記事を下野さんが発信。このように体験ひろばをとらえていただいているお父さんだからこそ、侑大君があるのだとわかる記事。
 

3月27日 こまきこども未来館での学び ー侑大くんのお父さんへの取材ー(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。3月27日に「こまきこども未来館」へお邪魔させて頂きました。未来館の有名人・侑大くんへの取材には、侑大くんのジャーマネ(マネージャー)のお父様にも取材させて頂きましたので、本記事はお父様から伺ったお話をご紹介します。

 侑大くんの底なしの明るさと元気、これはきっとお父様からの遺伝では!?と思う程、素敵な笑顔をお父様もお見せくださいました。侑大くんのお話を優しい眼差しで、頷きながら聞かれている姿が印象的です。

 私がどうしてもお父様にお聞きしたかったことは、「未来館を利用したことで侑大くんに変化がありましたか?」という質問でした。保護者から見て、未来館を利用することで感じる子どもの成長はあるのだろうかといった率直な疑問でした。

 「コミュニケーション能力が格段にアップした。」
 お父様は、こう答えられました。続けて。
 「ワークショップで得られる新しい視点や技能の成長は勿論感じられるが、それ等を獲得するためには、まず「自分が何をしたいか」「何が聞きたいか」という意思表示が必要です」と。

 ハッとしました。私がこの質問をお父様に投げかけた時、想定した答えは「学ぶ意欲」だったり、「考えの拡がり」「主体性」といった観点であったからです。成長の本質は、もっともっと奥底の根底に在る「コミュニケーション能力」でした。

 現代社会において、最も重要視されているといっても過言ではない「コミュニケーション能力」。コロナ禍、人間関係の希薄化が危惧される中、人と人との繋がりは一段と注目されることとなりました。未来館で遊び学ぶには、「自分が何をしたいか「自分は何につまづいているのか」そんなことの意思表示が楽しさを倍増させます。「新しい自分」と出会うための意思表示=コミュニケーション能力がどんどんと付いていくのです。

 「新しい自分と出会うための意思表示=コミュニケーション」の成長が保護者から見たこまきこども未来館の良さなのだと私は取材を通して感じました。そして、その成長を見守る眼差しも温かさに溢れ、心がほっこりする気持ちになります。こまきこども未来館では、子どもの成長と、それを見守る保護者の温かい眼差しが至るとこに有ります。この雰囲気が館内を温かくし、明るく安心する空間へと導いているのだと感じました。

 侑大くんのお父様、貴重なお時間を玉置ゼミ生に割いてくださりありがとうございました。侑大くんとお父様の笑顔でご一緒させて頂いた時間が明るく楽しく過ごせました。ありがとうございました。(下野)
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