2022年5月15日仕事日記

 沖縄本土復帰50年の記録映像を見て、いろいろと考える日。

 昨日の教師力アップセミナーを終えて、7期生・8期生にセミナーを始めたきっかけや、セミナーを継続する大変さ、玉置ゼミ生による功績などをslackで伝える。その上で、セミナー参加や学校訪問を紹介する思いを語った。それを受けて嬉しいコメントが届く。

 素晴らしい人との出会い。
 到底ただの大学生では、出会うことのなかった方々との出会い。
 ただの大学生では、一生門をくぐることのなかったであろう学校。そこでの授業やそこでの子どもたちの悩む顔、笑顔、先生方の熱意ある思い。

 教師として何が大切か、何を核にこれからを歩むのかが明確になります。教師には、一般企業とは違って研修が用意されていません。子どもの前に立てば、それはもう立派な教師。

 だからこそ、今、いいものに触れたいと思います。分かってはいたものの、改めて玉置先生の想いを伺って、とても納得というか、これからも頑張りたいという思いになりました。


 連載中の週刊教育資料「学習指導要領のイデアを実践する」の第6回原稿書き。完成して編集部へ送信。

 明日の午後は、岐阜市教育研究所から依頼を受けて「中堅教諭研修講師」。「ミドルリーダー力を高める」と題して講演。プレゼンを確認して若干の付け加え。

 今日中にやっておくと宣言したことがあるが、体調は芳しくない。ここのところの疲れがまったくとれていない感じ。日中に、思い切って横になる。

 研究室HP記事は5月11日8期生ゼミでの柴山君の模擬授業振り返り。自己分析がこれだけできていればいい。まずは己を知ることから始まるからだ。

 また4月2日に登壇した「GIGA×働き方改革で学校が変わる! 学校現場改善セミナー」の記録サイトを紹介。

GIGA×働き方改革で学校が変わる! 学校現場改善セミナー

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 内田洋行教育総合研究所「学びの場」で、4月2日開催の「GIGA×働き方改革で学校が変わる! 学校現場改善セミナー」の記録がアップされました。以下の内容です。

講座1:子どもも教師も笑顔になる!「GIGAスクール時代」の授業・学級づくり(玉置崇先生)

講座2:女性教師だからこその教育がある!これからの教師論(多賀一郎先生)

講座3:職場が明るく「上機嫌」になる!スクールリーダーの人間関係づくり(玉置崇先生)

対談:「今の学校現場を改善するためには?」(玉置崇先生×多賀一郎先生)

5月11日8期生ゼミでの学び(柴山)

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 こんにちは、8期生の柴山です。今回のゼミからはしばらく、8期生が7期生の先輩方の指導案を参考にして模擬授業を行います。その先頭バッターとして、私は道徳の授業をさせていただきました。その学びについて記事を書かせていただきます。

 「友達ってなんだろう」という話を用いて、思考にゆさぶりをかけながら、友達という存在についての考えを深める授業を進めていく予定でしたが、想像以上に難しかったです。率直に言うと、基本的な部分も含めて上手くいかず、玉置先生がおっしゃったように「ミステリーツアー」のような授業になってしまいました。

 ミステリーツアーとなってしまった大きな原因は、解答への導き方を誤った点だと思います。最初から「友達ってどんな存在だろう」と授業の答えが出てしまうような発問をし、いきなりゴールに連れて行ってしまいました。「友達は大切である」というゴールに連れて行った後に、「友達の存在について考えよう」という主発問となるめあてを掲示したため、主発問も曖昧となり、展開以降何を考えればよいかわからなくなってしまったのだと思います。やはり、授業の終末で子どもからどのような言葉が出たら成功なのかを考え、そこにどのような形でゆさぶりをかけながら導いてくのかを大切にしていかなければならないなと思いました。今回であれば、友達がいる場合、全くいない場合の良い事、悪い事を挙げてもらい、両方向の意見からゆさぶりをかけていくなどの流れも一つの方法だと考えました。

 欠けていた基本的な部分については、「全体を見る余裕をもつ」ことだと感じました。正直、緊張しすぎており、視野が狭くなっていました。次回以降、全員が答えられる質問を用意したなら全員にすること、資料提示は全員が見えるように行うこと、答えが出ても、他の挙手者にこれでよいか確認してから進めることを大切にしたいです。なにより、子ども達の方を向いて話すことは必要だと思いました。

 授業技術などについて言葉では理解しているつもりでも、実際に模擬授業を行うことで本当は理解できていない所や今の自分に足りていない部分が浮き彫りになってくることが分かりました。また、ゼミのメンバーや玉置先生にズバズバ指導してもらうことで、自分の改善点や方法が見えてきました。学びが本当にたくさんありすぎて、早くもう一度模擬授業をやりたいなという気持ちになっています!

 一緒に学んでくれた8期生のみんな、模擬授業を見に来てくださった先輩方、ご指導してくださった玉置先生、本当にありがとうございました!次の模擬授業では今回上手くいかなかったところも含めて改善してリベンジしたいです!(柴山)

2022年5月14日仕事日記

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 今日は2年ぶりの「教師力アップセミナー」。7期生・8期生は初の運営参加。自分もなんとなく落ち着かない朝。

 8時前には会場の大口町立大口中学校へ到着。駐車場でゼミ生の到着を待つ。8時30分までには、7期生・8期生全員集合。

 運営委員のかつてのゼミ生、加藤君と竹内君の指示で準備開始。僕は書籍販売の手はずをゼミ生に依頼。(書籍はおかげさまで18冊買っていただけた。参加者のほぼ3分の一)

 授業提案をしていただく栗木智美先生、和田裕枝先生、深掘り役の牧野さん(玉置ゼミ1期生)、大西さん、野木森教育長と、例によって簡単な打ち合わせ。

 10時から開始。前半は栗木智美先生が授業映像で国語授業を提案。後半は和田裕枝先生が算数模擬授業。詳細は、いずれゼミ生から随時報告があるので割愛。

 僕は深掘り進行役として、パネリストに次の投げかけ。

 「提案授業を見て、授業づくりにおける授業者の思い、考え方、配慮事項、工夫など、想像して話してください」

 この投げかけへの回答をもとに、授業者とやりとりして、提案授業の価値づけ。我ながら、この投げかけは成功だったと判断。

 終了後は、昼食会ならびに質問会。1期生3名、2期生1名、4期生2名、5期生2名、7期生9名、8期生9名の玉置ゼミ総勢26名の並びは壮観。

 帰宅。14時からの「情報リテラシー連続セミナー@東北大学」開始にぎりぎり間に合い、オンライン参加。ゲストは、合同会社かんがえる代表五十嵐晶子さん。「あなたの知らないICT支援員」と題した講演。実態や課題、願いを飾らない言葉でズバズバと提示していただけた。

 それ以後は、例によってヘトヘトで一寝入り。最近はまっている「桂二葉チャンネル」などでのんびり。

 研究室HP記事は、5月11日の7期生ゼミ記録。高橋さんが発信。宇野弘恵先生の著書での学びの記録

 研究室HPのトップ写真は、教師力アップセミナーの記録として、7期生・8期生全員写真に入れ替え。良質な学びで満足しているゼミ生!

5月11日 ゼミでの学び (高橋)

 こんにちは。7期生の高橋です。教採勉強真っ只中でヘトヘトな毎日を送っています。、

 5月11日のゼミの学びを綴ります。

 今回は、まずは恒例の教職教養プリント10枚に取り組みました。選択肢ではなく自分で空欄を埋める問題が多く、何となく把握しているだけのものが浮き彫りになりました。

 そして、次は宇野先生の「自立を促す未来志向の言葉がけ」について学びました。

 7期ゼミ生は、ゴールデンウィーク期間にチャットを使って、次のことを出し合いました。

 「算数の時間、練習問題を解いていると、Aさんがしくしく泣いています。なぜAさんは泣いているのか。そのわけ」

 一人一人からたくさんの理由が出されました。単に問題が分からないだけではなく、他にも様々な要因が考えられることを気づき合いました。

 今回のゼミでは、それを踏まえ、どのような言葉がけをすべきかを話し合いました。最後に宇野弘恵先生著「未来志向のことばがけ」から、それに該当するところを読みました。
 
 宇野先生の解説から学んだことは、体調などの命に関わることや人間関係のトラブルでない限り、自分から困っていることを伝える力を養うことです。

 私は、どんな理由であろうと泣いているのだから深く関わろうとしていました。しかし、自分から助けを求める力という、いつまでも先生がいる訳では無いということをもう一度考えた上で適した声をかけなければならないと思いました。教師は、ついつい子どもに関わりたくなってしまうと思いますが、自分たちがいつまでもそばにいる訳では無いということ、もっともっと先のことまで考えて、子供と関わっていくことが必要だと思いました。(高橋)
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2022年5月13日仕事日記

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 早朝から、様々な仕事。いつも追い込まれている(泣)仕事をなんとかしたいが、いただける仕事は野口先生の教え「断らない」に従っているので、なんともならない。自分が悪いのだけど。

 昨日は新たな依頼が4本も届いた。それへの可否や日程調整を依頼したメールの返信がいくつか届く。結局はありがたいこととして受けるのだけど「大丈夫か?俺」状態。

 12時に家を出て、愛西市立立田北部小学校へ向かう。13時ちょっと過ぎに到着。今日はゼミ生3名とEDUCOM3名の参加もあり。

 校長室で指導案をもとに授業の見方をEDUCOMの皆さんやゼミ生にレクチャー。自分も観察ポイントを確認。

 13時45分から4年生の算数授業開始。授業者は中園先生。教師と子どもたちの関係がよく、授業冒頭からとっても良い雰囲気。子どもたちも教師のボケに必死にそれではいけない!という主張をして、一気に本題に。

 特に感心したのは、授業の「ねらい」を子どもたちの言葉で作っていこうとする展開。よくあるのは、「ねらい」が書かれたカードを掲示する手法。それでは、子どもたちに課題意識を持たせたにも関わらず、結局は先生がやりたいことをするんだ!と思われる可能性がある。子どもの言葉だけで「ねらい」を完成することはできないが、教師がこのような姿勢であることがとても大切。

 子どもの言葉を最後までしっかり聞き、他の子どもの様子を見ながら意図的指名をしていく手法もごく自然で、日常的にされていることがよくわかる。

 後半、数字の冒頭に0を書くか、書かないかで論議が始まったが、惜しいのは時間をかけすぎてしまったこと。0の重要性を述べている子どもを認めながら、教師が指導すべき場面だった。ここだけが残念なところで、あとは子どもが主体となって授業展開がされていて素晴らしい授業。

 研究の柱に「子どもをつなぐ」ことが掲げられているが、それがこの教室では具現化されている。1か月でここまでできている教室。今後がより楽しみ。

 僕の講演まで1時間あるので、撮影動画を必死に整理。動画にミニタイトルをつけてシャープな提示ができるようにしている最中にPCが勝手に再起動(泣)。なんとか復活。

 講演ではまずは最新の教育情報(個別最適な学び、協働的な学び)を伝える。次に学級経営データから「心の天気」を紹介して、その価値を伝える。愛西市でも「スクールライフノート」を採用していただけることを願ってのこと。

 授業動画をもとに中園先生と時々やりとりをしながら授業価値づけ。映っている子どもの日常を聞くと、なぜ今日はこのような関わりをされたかがよくわかる。僕にとっても大切な学び。校長室では研究主任から質問もあり、動画を見せながら説明。17時ごろ終了。校長先生には「落語流教えない授業のつくり方」を10冊も購入していただけた。大感謝。

 相変わらずの雨の中、帰宅。さっそく立田北部小学校HPは授業研究の様子が記事になっていた。授業動画も発信されている。「全国的に有名な講師の先生をお招きし、授業研究会を行いました」の記述も嬉しい。
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5月11日8期生ゼミを終えて(芝田)

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 こんにちは。玉置ゼミ8期生の芝田です。今回の記事ではゼミでの学びについて書かせていただきます。

 今回のゼミでは、これまでの学びを踏まえ、7期生の先輩方の指導案を基に20分間の模擬授業を行い、その後全員で検討会を行いました。

 私は今回、小学校4年生の道徳教材「スーパーモンスターカード」を題材に模擬授業を行いました。ゼミの仲間や、先輩方の言葉、玉置先生からいただいた指導・お言葉を受け、考えた自分の課題について述べていきたいと思います。
 
 今の私の課題は、「聴くこと」にもっと目を向けることです。

 模擬授業後の検討会では、子供の意見や話をつなげることで頭が一杯で、子供の言葉に勝手に付け足しをしてしまう場面、子供の意見を最後まで聞き終えずにリアクションを起こしてしまう場面、聞き手・子供にとって凄く難解な問を投げかけてしまう場面について、特に強くご指導をいただきました。そのどれにも共通して「聴くこと・聴く態度」が欠けていると感じました。

 今後の生活、ゼミでの活動においても常に聴くことに重きをおいて行動したいと思いました。
 
 正直に言うと、思っていたよりもズバズバと切り込んで厳しいアドバイスをしてくださる玉置先生の言葉に涙が出そうになり、必死でメモを取ってこらえる瞬間もありました(笑)
 
 しかし後日、玉置先生から、「プロの教師になるんだという気持ちでいてほしい。」とのお言葉をいただき、ハッとしました。新任であろうと、実習生であろうと子供にとって私達は「先生」です。一つ一つの授業で学びや気づきをもたらせる存在でならなければならないんだ。と改めて認識する良い機会になりました。
 
 授業技術、教師になるという自覚、聴くことを改めて学び見つめ直し、次回模擬授業を行う際に、すごく良くなったな、化けたなと感じてもらえるように、また自分自身もそう実感できるようになりたいと思います。(芝田)

2022年5月12日仕事日記

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 昨日の8期ゼミ生の模擬授業への指導助言について、「玉置先生は思っていたよりもぐさぐさ刺さるように指導していただきメンタルが削られていきました」という記述があって、僕の思いをしっかり伝えようと、8期生slackにかなりの時間をかけて、思いを書く。伝わることを願う。

 9時30分から6月2日にオンライン講演の依頼を受けていることに関して、熊本市教育センターの林、前郷先生とオンライン打ち合わせ。「演習」の意味するところが先方と僕とでは違うような気がして、その突合せ。すでに準備がされていることを知って、そうであれば、そうしましょう!という展開に。ほぼできていたプレゼンを修正してデータ送付。

 5月27日は広島県公立中学校長研修会で講演。当日の打ち合わせもほぼ終わったので、講演データを送付。

 13時15分から2時間、新潟県立教育センター依頼の「中堅教諭等資質向上研修」をオンラインで。上越、中越、下越の各地区とオンラインで結び、180人ほどの方に講演。「学校運営に参画する中堅教員の在り方」と題して、できるだけインタラクティブな講演になるように、各会場の指導主事さんに発言指名をしてもらっての展開。これなら及第点をもらえるのではないかと思う2時間となった。

 16時から「国境なき医師団」の広報お二人の方とオンライン会議。昨年僕が行った国境なき医師団の貫戸さんの実録を基にした「いのちの授業」をメディアでご存じになり、授業づくりと周知について相談を受ける。僕ができることをお約束。こうしたつながりが生まれる時代になったことも驚異。

 19時30分から第2期「学級経営の困った!を一人で抱え込まないで」をオンライン開催。メンバーも増えて、新たな困りごとが出され、心新たにスタート。和田先生のいつもの的確なコメントに頷きながら、僕は大きな視点から述べる。少しでも役立ては嬉しい。終了後、嬉しいコメントをくれた参加者があって喜びが増す。

 溜まっていたメール処理。文部科学省からの依頼には快諾、指導訪問依頼がいくつかあって、もう無理です(泣)状態で、嬉しい悲鳴。それでも応えられそうなところは、そのお伝え。

 研究室HP記事は、5月11日8期生ゼミの振り返り。澤本君が素直に書いている
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5月11日8期生ゼミでの学び(澤本)

 こんにちは!8期生の澤本です。今回は5月11日のゼミの学びについて記事を書きたいと思います。


 今回のゼミでは、芝田君と柴山君が先輩が実際に実習で行った授業をもとに模擬授業を行いました。ゼミでは、はじめての模擬授業で二人も緊張していましたが、玉置先生・7期生の先輩方に見られていると思うと、子ども役の私たちまで緊張しました。

 芝田君は池戸さんの道徳の授業を模擬授業しました。前回に学習した「玉置先生流・道徳の授業」を踏まえつつ、チャットを用いて授業を行っていました。芝田君の授業は声が聴きやすく子どもに対しての反応が素晴らしく机間巡視で先生が子どもに寄り添っていてすごいなと思いました。
 
 柴山君は授業前から緊張しすぎているのがすぐにわかりました。芝田君の授業で出た反省点をしっかいりと意識して改善していたし、リアクションが良くて子どもも話しやすいだろうなと思いました。
 
 二人とも初回の模擬授業でしたが、一生懸命で授業の進め方や話し方、反応の仕方など真似したいな、見習いたいなと感じることが多かったです。

 ここからは、二人の模擬授業から生まれた学びについて書いていきます。

 今回は二人ともチャットを用いた授業を行っていたので、チャットを用いる注意点を学習しました。子どもがチャットに書いたことを予測変換せずにそのまま伝えること、チャットと板書を融合すること、チャットに全員意見を書けるように書き方に工夫することなどチャット授業の難しさを感じました。また、チャットではめんどくさいから書かない子や自信がないから書けない子など全員参加と言いつつも、本当にそれが実現できるかは難しいです。そこで、〇や×などの記号だけを書いてそこからつなげて発言させることや分からないことは分からないと書けるようにするなどを学びました。

 今回は模擬授業を行い、意見を出し合うことで多くのことを学ぶことができました。玉置先生は思っていたよりもぐさぐさ刺さるように指導していただきメンタルが削られていきました。自分が模擬授業を行うときには、ハンカチを忘れないようにしたいです(笑)これからも模擬授業を通していろんなことを8期生みんなで学んでいきたいです。(澤本)
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2022年5月11日仕事日記

 今日もとても忙しい1日。7時30分ごろ研究室着。珈琲とパンで朝食。メール対応や授業準備。山田先生といつもの情報交流。

 9時から看護学部「生徒指導論」。保健室でのある事例をもとに、養護教諭の対応を話し合う。不登校児童へ提示した「続きを書きましょう」プリントに実際に書き込みながら、子どもの心理状態を想像して話し合う。

 意図なく「このような授業でいいの」と聞いたとき、即座に「はい!これがいいです」と返答があって嬉しい限り。また、いろいろと考えてくるね!と伝えて終了。

 10時40分から7期生ゼミ。教採過去問は一巡目最終回。選択肢がない問題が多く、ゼミ生の苦悩が続く。

 教育問題協議は「授業中に急に泣き出した子どもへの対応」。宇野弘恵先生の著書を参考に学び合う。

 12時20分から13時まで、オンラインで大学評価のことに関する説明会を視聴。

 13時30分から14時30分まで第2回実習委員会。教育実習課による丁寧な資料、多大な配慮に感謝するばかり。委員長として、これまでの経験からトラブルになりそうなところを補足説明。

 14時50分から8期生ゼミ。いよいよ模擬授業開始。芝田君と柴山君がともに道徳授業提案。「先生のコメントが厳しいです」という感想が何人からあって(笑)、とってもいいことだと自負。slackで思いをしっかり伝えることを決意。模擬授業の報告はゼミ生の記録をお待ちください。

 来週の「教育課程論」「教師論」のワーク準備完了。

 16時30分からの1年生学校ふれあい体験の現場の校長先生を迎えての講義をちらりと参観。オンデマンド講義ではなく、対面講義はやはり伝わるものが大きいと体感。

 教育実習課長から相談事あり。僕が動くべきことだと考え、さっそくあれこれ動く。少し目途が立った。

 18時に2期ゼミ生の岩田さん来研。道徳授業相談。初の題材。さっそく僕なりに授業構想を練る。模擬授業をしながら僕の考えを伝える。自分でもやりたくなってしまった授業。ということは、かなり良い展開になった(と思う)。19時30分終了。

 帰宅。味岡児童館に出かけ、坂本さんと依頼しておいた大学講義「フレンドシップ3、4」のための動画撮り。子どもたちと一緒に創ったオリジナルソングは心打つ。いい収録ができた。

 再び帰宅。そのまま倒れこむ感じ(笑)。いつものように記憶なし。目覚めて風呂に入ってすぐに横になる。

 研究室HP記事は下野さんのエッセイ「失敗の反対」。いつものようになるほど!という内容。ぜひどうぞ。
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失敗の反対 (下野)

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 こんにちは、7期生の下野です!

 「教員採用試験まで残り○○日です!」の通知が枚私には届きます。アプリで設定しているのです。勉強を初めて、はや半年。きっと最初の頃よりは、うんと知識も技術も積み重なっていることを実感しつつも、ちょっとの不安も日に日に大きくなっているように感じる今日この頃。

 そんな教員採用試験の対策で、「小論文」を私は週に1本書いています。あるテーマで「失敗」について書くことがありました。

 ふと、書きながら思ったことがあります。
 「失敗」の反対は、本当に「成功」なのか。一般的には、そうでしょう。でも、私はどこか違和感を抱くのです。

 「失敗」の反対は、「挑戦」なのではないだろうか。「挑戦」をしなければ、「失敗」は訪れません。つまり、「失敗」は実は、「失敗」という言葉だけで表すには勿体ない。「栄えある失敗」とでも言い換えれるように思います。

 この小論文を私はこのように締めました。
「子どもたちに、挑戦する癖をつけさせたい。失敗に対して、ちゃんと悔やんでいけるように、ちゃんと傷ついていけるように。それでも尚、挑戦する力を持てるように。」

 多くの「栄えある失敗」は、人を強くします。成長させます。それは、「挑戦」をしたから。人には「大成功」に見えても、自分にとっては「栄えある失敗」の時だってあります。一方で、人には「大失敗」だと責められても、自分にとっては「大挑戦の結果の栄えある大失敗」だと思ってしまえばいい。そんな風に人生を生きたら、面白いじゃないか!と私はこんなことを思います。

 私は、「小論文」が好きです。自分が子どもに何を伝えたいか、どんな景色や考えを子どもたちに見せたいか。それらを言葉にできることが嬉しいのです。

 さあ、人生を賭けた大挑戦!教員採用試験へ!

(下野)

2022年5月10日仕事日記

 久しぶりの大学。7時30分ごろに到着。事務部長が出勤されていたので、時間外だが教育研究費の支出について相談。これで明日の取材ができる。

 1限、2限は第4回目の「教師論」。教科書「まるごと教師論」で国語教育のところを読むように指示。その後、言語感覚にこだわり、言語感覚を養う授業とは何かを具体的映像を見せて話し合う。今回も2つの講義とも、振り返りは充実。授業映像に学生は深く感動。

 12時30分から月東君の教採相談に乗る。本人の迷いがないようにモデル提案。よく把握してくれた模様。

 13時から授業と学び研究所会議。玉置&山田が開催する「モーニング情報交流会」の告知。

 教師論の振り返りを赤線を引きながら熟読。次回教師論の内容を精査してプレゼンづくり。教育課程論の5回目の内容も確認してプレゼンづくり。ともに印刷まで完了。

 研究所会議で話題となった小牧小学校への打診。さっそく動く。良いタイミングだったようで、非公式訪問を決める。

 就職課から依頼の小論文添削。力尽きて途中で断念。20時過ぎ大学を出る。吉野家に寄り新作の親子丼を食べる。この値段でこの味、吉野家頑張っていると思う(笑)。

 帰宅。今日もヘトヘト。とはいえ、メールや校正多数。必死に対応(泣)。善は急げで「モーニング情報交流会」の関係者への告知完了。

 研究室HP記事は今井さんのエッセイ「人にはヒトの乳酸菌」。タイトルからして魅かれる。

 連載中の週刊教育資料が届く。この原稿でなんと、大学人300本目掲載!!!

2022年5月9日仕事日記

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 6時24分、地元駅乗車、名古屋、新大阪、宝塚駅へ。9時5分着。姫路市立教育総合センターからお迎えをいただき、車でセンターまで。

 今日は午前10時から2時間は、校長研修会で講演。午後2時30分から2時間は、教頭研修会で講演。

 演題は「GIGAスクール構想を具現化するために」。学校運営の経験談は、それぞれの職に合わせた内容。

 持参した本をたくさん買っていただいたことで、僕の講演を受け入れていただけたものと判断。サインまで求められた(笑)。

 また教頭会研修の謝辞では、「心の天気」の価値を語っていただき全校で使えるように要望したいと言っていただけた。感激。

 17時40分くらいに宝塚駅。新大阪から名古屋着は19時ちょっと過ぎ。急に食べたくなった味仙の台湾ラーメン。いつもの美味。とはいえ、辛さが体にこたえるような感じで、選択ミス。

 21時前に帰宅。4時間の講演で、いつも以上のしんどさ。例によって記憶なし。

人にはヒトの乳酸菌(今井)

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おはようございます。こんにちは、こんばんは、7期生の今井美羽です。
電車に貼られている広告を見るのが地味に好きな「みうのひとりごと。」

今、教採に向けて勉強をしています。なんだかんだ楽しんでいる自分もいながら、もっとみんなやっているのではないか、合格できるのかな?と思ってしまう時があります。

中学,高校のテスト前、「勉強した?」と聞き合う風潮が結構嫌いでした。
でも、聞いてしまうんですよね。みんな「全然してない。」って答えるんです。それが嘘だということもわかっているのですが、聞いてしまいます。その言葉を聞いて、自分の中で安心したいのです。

今も、「一般教養勉強してる?」とか「バイトどのくらい入ってる?」「1日どのくらい勉強してる?」と聞いてしまいます。

みんな沢山やってるんだ、私もやらなきゃ。と思えるので、知ることで、良いこともあります。でも、友達のやり方を真似したって、自分に合うかどうかは分からない。ただ友達を真似ることはしないよう心掛けてます。あくまで、自分が良いと思ったことを。

題名に書いた「人にはヒトの乳酸菌」という言葉。

ビオフェルミン製薬が伝えてきた“人にはヒトの乳酸菌”とは、健康なヒトの腸を研究して生まれた、人のおなかと相性がいい乳酸菌を意味します。
(ビオフェルミン製薬HPからhttps://www.biofermin.co.jp/pdf/news_20210705.pdf )

本来の意味とは、少し違いますが、私はこの言葉を「人にはヒトそれぞれの乳酸菌」という意味で使っています。(笑)
私には私の、あなたにはあなたの、相性がいい乳酸菌がいるはずです!!

他人と比べて不安になったり、他人に安心を求めてしまうけど、自分の乳酸菌は自分の中にしかなくて、自分にしか見つけることはできない、それが「人にはヒトの乳酸菌」✌︎✌︎(今井)

※画像はビオフェルミン製薬HPから
岡田将生かっこいいなー(笑)

2022年5月8日仕事日記

 iPadアプリのGoodNotesデータの整理。かつてのゼミ生に役立つと思う記録や、現役ゼミ生と共有化しておきたいと思うものは提供。

 授業と学び研究所関連の仕事をいくつか。いろいろなアイデアが出されているので、その具現化に向けて、自分なりにあれこれ。偽らざる心境を会社幹部に発信。

 14時30分ごろ家を出て「市民四季の森」へカメラを持って出かける。その成果が今日の写真。バラ園でしばし撮影。

 帰路でTuLLY'sによって、新作ヨーグルトを味わう。連休最後のささやかな贅沢(笑)。

 ゼミ生から勧められたアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』を一気に1〜5まで観てしまう。なるほど!これは面白い。

 研究室HP記事は下野さんのエッセイ「言葉の引き出し」。下野エッセイファンは確実にいるので、今回も喜んでもらえるはず。
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言葉の引き出し(下野)

 こんにちは、7期生の下野です。
 教員採用試験まで残り2ヶ月と少しになりました。段々と詰めている勉強もたまには「はあ」と心が溜息をつく日がやってきたりもします。

 そんな時、「書くこと」が私を救ってくれます。ふと、私はいつから「書くこと」が好きになったのだろうと疑問が湧きました。読書感想文は、大の苦手。作文の授業では、ダメな書き方だ!なんてクラスみんなの前で言われたこともありました(笑) 今思えば、よくトラウマにならなかったなと思う程の出来事もあったはずなのに、今、私は「書くこと」で頭の中を整理しています。

 益々、いつからこんなに「書くこと」に重点を置いて生きるようになったのだろうと疑問は深まるばかり。特段、文章を褒められたことがなかった私ですが、「言葉」は好きでした。国語専修とは言えど、国語が好きというより、「言葉」が好きです。

 高校3年生の時、梶井基次郎の『檸檬』を学びました。作中、檸檬の果実は「黄金色に輝く爆弾」と表されています。心の鬱憤や焦燥感を込めた「黄金色に輝く爆弾」。檸檬の果実が「言葉」ひとつでこんなにも末恐ろしい物体に変わるのかとヒンヤリした気持ちは今でも忘れません。

 きっと私は、そこで「言葉」の面白さに気付いたのだろうと今は思います。「言葉」ひとつで、伝わり方は変わる。

 もうひとつ『檸檬』の冒頭で私の好きな「言葉」があります。


  えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終壓へつけてゐた。焦燥と云はうか、嫌悪と云はうか−


 なんだかよく分からないものが自分にのしかかり、焦燥感を募らせているのか、嫌悪感を募らせているのか、自分でも理解できない。そんな状況。人は、生きているうちに「えたいの知れない不吉な塊」に心飲まれる瞬間があります。そんな日もあっていい。でも、なかなか上手く「言葉」にできないから、心が余計に蝕まれていくのです。

 先人が上手に「言葉」にしてくれています。自分の気持ちが分からなくなった時、「言葉」の引き出しは、心を救ってくれるのです。だから、「書くこと」が好きなのだと。「言葉」の引き出しを少しずつ少しずつ増やしていく為に、私は、「書くこと」をこれからも大切にしたいと思います。

 子ども達が不安になった時、苦しくなった時、もし私の持つ「言葉の引き出し」が少しでも心を癒せたら。きっと私の「書くこと」の意味がそこにあるように思うから。

 「書くことによって学ぶ」玉置ゼミの伝統を受け継ぎながら、これからも「言葉の引き出し」を蓄えていきたいです。

(下野)
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5月7日仕事日記

 iPadを再購入して、ますます便利さを感じる日々。今日も一つ新たな使い方がわかって心躍る。なぜしばらく手放していたのかを悔やむほど。

 10時から、かつてのゼミ生から学級経営の相談があって、コメダで話を聞く。できる限り、その状況を把握することが大切だと考え、自分の中に映像が浮かぶまで聴き取り。今、その子どもに達成してほしいことは、本当に必要なことなのかと何度も問いかける。

 その上で、これまでの知見を踏まえて精一杯助言。試みてほしいことも具体的に伝える。教育には正解がないので、まずは動いてみること。うまくいかなくて当然。その子どものために動いている事実の積み重ねこそ、相手に誠意が伝わることになるとも話す。90分間ほどの相談会終了。とても良い学びをさせてもらった。この連休中、これほど頭をフル回転させたことはない(笑)。

 親父と回転寿司へ。94歳となっても、僕と変わらない量が食べられるのが嬉しい。中ジョッキも軽く空けてしまう親父に安心。

 YouTubeで「べ瓶と小痴楽の破門対談」を5本も視聴。コロナ禍となり、落語家によるオンライン発信も増えていて、高座ではけっして聴けない話を耳にできることが、落語ファンとしてはたまらない。へえ、そんなことがあったのかと驚きのことばかり。それにしても二人とも師匠に恵まれている。人に恵まれている。

 行きつけの床屋さんへ。今回はこれまでの失敗(笑)を生かして、前回から短めの間での訪問。いつものように四方山話。

 山田貞二先生と始める「モーニング情報交流会」のチラシを作成。関係者へ送り、意見をもらうように段取り。

 研究室HP記事は4月28日に犬山中を訪問した8期生新谷さんの学び記事。授業を見る際に僕が先生方に伝えたかったことがしっかり書かれている。よくとらえてくれたと嬉しい内容。
 
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4月28日(金)犬山中学校での学びについて (新谷)

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 こんにちは、八期生の新谷です。ここ数日はゴールデンウイークでしたが、私のゴールデンウイークはバイト三昧(汗)な日々でした。そんなこんなで、日付が経ってしまい、先日行かせていただいた、犬山中学校での記事を書くのが遅くなってしまいました。
 
 先日、犬山市犬山中学校へ訪問させていただきました。犬山中学校では、中学一年生の英語の授業を観た後、研究協議会に参加させていただきました。研究協議会に参加させてもらえる機会になど、滅多にない光栄なことで、大変貴重な経験をさせていただきました。
 
 英語の授業では、ものや人を紹介する表現の用法を理解するという内容で、生徒同士で紹介しあったり、3ヒントクイズを行っていたりしました。

 まず、率直に思った感想は、生徒と先生がお互いに楽しそうに授業をしているなと思いました。四月の時点で、生徒と先生の信頼関係ができているクラスの雰囲気を見て、本当にすごいと思ったし、本当に素晴らしい人なのだろうなと思い、私もこのクラスのような明るく楽しそうな雰囲気のあるクラスを作れるようになりたい!と強く思いました。

 また、授業のほとんどが生徒主体の授業で行われており、生徒が楽しみながら英語を学んでいける工夫がされていました。特に3ヒントクイズでは、生徒自身がそのお題のヒントになるような単語(danger、School drink など)をスラスラ言えていて、そんな即座にその単語が出てしまうのか!と驚きました。たまに、he is イケメンといった面白いヒントもありましたが(笑) 

 そんな中で、玉置先生に言われた一言があります。それは、「授業を観るだけでなく、生徒の表情や動きもみるといいよ」という言葉です。私はそのことを言われるまで、生徒の表情をほとんど見ていないことに気が付きました。その後、生徒の表情を見てみると、笑顔で元気に相手を紹介している子や、必死にジェスチャーや単語を探り探りしながら紹介をしている子、表情が暗い子、授業に参加できているのか?というような表情をしている子がいることに気が付きました。このように先生は全体ではなく、個を見ることが大切であることがわかりました。

 また、このことは、研究協議会での題材となった、「見取る力、つなぐ力」にもつながります。見取る力とは、生徒一人一人を見ること、そして、一人一人に対してどのようなアプローチをしていくべきなのかを考えていく力のことです。生徒はみんな同じではなく、一人一人違うのです。生徒一人一人を理解し、個々の課題を追究していくことが見取る力であることがわかりました。

 生徒一人の疑問を全体に共有することや、生徒同士でその疑問を解消しあったり、生徒自身が他の生徒に聞く力(繋がっていく力)の大切であることがわかりました。この繋ぐ力ということは、以前行った八期生のゼミでも話題に上がったものです。国語の授業の中で、生徒が他の生徒全員に意見を投げかけている動画を視聴しましたが、生徒が自ら他の生徒とつながっていく姿に感動したのを思い出しました。私が教師になって目指していきたいクラスの在り方です。今回の授業協議会で、つなぐ力がどういうものなのか少し理解できた気がします。

 私たちの学年は、ふれあい体験や、教育実践観察がコロナウイルスの影響で中止になってしまいました。今回、犬山中学校の授業を観るというとても貴重な経験をすることができて本当にうれしかったです。これからも玉置ゼミでたくさん現場に行かせていただき、二年間で多くのことを学んでいきたいです。参加させていただきありがとうございました!(新谷)

2022年5月6日仕事日記

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 早朝から仕事。30日午後の奈良県立教育研究所での新任教頭研修会のプレゼン。6月2日の熊本市教育センター依頼オンライン研修会のプレゼンがほぼできる。

 11時39分に地元駅乗車、名古屋、大阪、吹田へ移動。お迎えをいただき、メイシアターへ14時ごろ到着。13時から市教委主催の校長会が開催されている。控室で読書。

 15時から16時30分まで「スクールリーダーのためのコミュニケーション力向上のために」と題した講演。最初に野口芳宏先生の動画を見せて、話術の素晴らしさを紹介。僕が講話の折に心掛けていたことを7つにまとめて紹介。

 いわゆる新ネタでこちからの気持ちが高ぶりすぎていたのだろうか、もう少し笑ってもらってもいいのに(笑)と思いながらの数々のコミュニケーション手法の実例紹介。もし次回同様な講演をするとしたら、参加者同士のやりとりをなんとしてもいれないといけないと実感。

 持参した書籍は割合で言うと5分の1ほどの方が購入していただけた。サインも求められたことは、僕の講演を受け入れていただけたことと判断。

 終了後、10年目研修の内容について相談を受ける。うむ、すぐに良策が浮かばず、お引き受けしたが、帰路の新幹線の中でも要項を眺めてもんもんとする。

 名古屋駅到着。こういうときは美味しい物でも食べて、講演で笑いが少なったことでの落ち込みと改善策が浮かばないことのいらだちを吹き飛ばそうと初のお店へ入る。人気店だろうが、僕にはごく普通。何事も期待しすぎてはいけないということ。

 帰宅。さっそくいくつかのメール処理。Lineで「学びの天気G」立ち上げ。「困ったを解決する学級経営」Lineグループには第1回目の開催予定を届ける。

 考えてみたら、かつてのゼミ生の多くといろいろなところで会ったり、繋がったりすることが多くなった。卒業しても助けてもらっていることに感謝。

 待っていたバンクバー日記が届き、ほっとする。さっそく読んでみる。なるほど!小林さんの心境が素直に書かれている
 
 研究室HPトップ写真は7期生苦悩(笑)シーンの組み写真。ご覧ください。

20220506バンクーバー日記(小林)

 最近はテスト週間とアルバイトでなかなか自分の時間が取れないことが続いていました。そんな中、アルバイト先の先輩やシェアメイトに精神的にとても支えられました。例えば私が元気がないことに気づいて、シェアメイトがアルバイトに行く前にお散歩に誘ってくれました。アルバイト先の先輩は、夜ご飯を食べに連れて行ってくださいました。お金を稼ぐためにアルバイトを出来るだけたくさんしなければいけないことと、最終テストに向けて勉強しなければいけないことが今の私には少し辛かったです。

 けれどこんなことで辛くなっている自分に情けない気持ちになりました。私の考えでは、教師は子どもたちに自分の機嫌を感知されてはいけないと思います。私が子どもたちの気持ちを繊細に感知するべきです。もっと常に心に余裕を持てるようにならなくてはいけなかったと反省しています。

 昨日ついにテストが終わり、日記を書くことが出来ました。1週間に一回書こうと決めていたのに、続けられなかったことが悔しいです。

 昨日はホームステイのときのルームメイトに最後にカフェで会いました。明日9日に彼女は日本に帰ります。彼女は日本人ですが、ホームステイ期間、毎日英語でコミュニケーションを取っていました。彼女の英語に対する姿勢に私も良い影響をたくさん与えてもらいました。彼女は大学四年生の前期を終えて休学してバンクーバーに来ていました。彼女の目標は教科書出版会社に入社することで、留学と同時に就職活動もオンラインでしていました。私は夢に向かってまっすぐな彼女を応援していました。しかし昨日、二社どちらも不採用であったと聞きました。でも後悔はしていないと彼女は言いました。きっと、後悔はしていないと言い切れるほど、たくさんの努力をして多くの時間を費やしたのだと思います。きっと彼女なら、新たな縁で結ばれた会社で輝けるのだろうなと確信しています。

 もうすぐバンクーバーで過ごして3ヶ月が経過するので、今の心境を書き留めておこうと思います。たった3ヶ月ですが、今までの人生で一番辛い、一番楽しい、両方の気持ちを経験した気がします。初めての海外でクラスに馴染めない、家が見つかるかどうかの不安、家族に会いたい。この三つが重なっていたときは本当に辛かったです。そして夢だった海外での生活、初めての自炊、新たな仲間との出会い、全ての新しい経験が本当に楽しいです。心配しながらも留学に行くことを許してくれた両親に心から感謝しています。

 私は周りの人に恵まれて毎日とても幸せです!

 写真は20時40分に撮った写真です。夜なのにまだ明るいです。
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