2022年6月5日仕事日記

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 早朝に目覚めたので、今週訪問する一宮市立瀬部小学校での資料作りをする。瀬部小学校では、先生方に子ども役になっていただき、2つの模擬授業をしながら、瀬部小学校の研究主題に迫るための指導助言をすることになっている。そのためいただいた本年度の研究概要からポイントを示した資料、玉置流道徳授業の作り方を2種類、算数ワークシートを作成して、送信。

 先日訪問した味岡小学校での指導助言の追記資料を作成して送信。

 9時ごろに家を出て大学へ向かう。9号館へ出向き、特設スタジオを確認。さすがプロ!教育実習課も万全の準備をしていただいている。感謝するばかり。

 12時30分ごろからフォーラム全体の流れ、シンポジウムの展開について相談。自分としては珍しい事前打ち合わせ(笑)。

 13時30分から学長挨拶。13時35分から14時35分まで、文部科学省学校デジタル化プロジェクトチームリーダーの板倉寛さん講演。続いて、シンポジウム。14時43分開始。パネラーは板倉さん、秋山先生、石原先生、山田先生の4人。15時50分予定通り終了。

 詳細は、いずれ大学ホームページで発信。アーカイブで見ることもできるので、ここでは報告まで。

 板倉さんをお見送り。ようやく神経が開放されて、疲れがドッと出る。帰路のSAのスタバで、先日、ゼミ生から差し入れてもらった「キャラメルクリーム、氷少なめ、ミルク多く」を注文。例によって頑張った自分を褒める(笑)。

 帰宅。原稿を1本書いて力尽きる。

 研究室HP記事は、愛知県教育委員会事業である「ホームフレンド」に関わっている下野さんの所感。ぜひお読みください。
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ホームフレンド(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。私は、大学3年生から愛知県教育委員会のホームフレンド活動というボランティアをさせて頂いています。今回は、このホームフレンド活動について、綴りたいと思います。

 ホームフレンド活動とは、不登校の子どもの遊び相手や話し相手になる活動です。私は、子どもたちの最高のフレンド(友達)になることだと活動意義を位置付けています。

 ホームフレンド活動では、たくさんの子どもたちと出逢います。一期一会です。

 私がホームフレンド活動で大切にしていることは、「貴方と出会えたことがとっても嬉しい」という気持ちを活動時間に目一杯伝えること。伝え方は、様々ですが私が主に大切にする伝え方は「言葉」です。

 「言葉」には、大きな力があります。思っているだけでは伝わりません。「言葉」で必ず伝えること。私は、ホームフレンドで出会った子どもたちには、必ず帰り際「会えて嬉しかったよ。ありがとう。」と伝えるようにしています。そうすると、パッと子どもの顔が明るくなることがよく分かります。私はその瞬間がたまらなく嬉しいです。私のありがとうの気持ちが伝わったのだなと僭越ながら思っています。

 ホームフレンド活動では、子どもに笑顔になる瞬間に出会うことができます。目の前でパッとにっこり笑顔を見せてくれる時、少しでもホームフレンド活動が子どもの心に光をもたらしているのでしょうか。それは、子どもたちにしか分かりません。それでも、私は子どもたちがにっこり笑顔になる輝く姿がとても好きです。

 ホームフレンド活動。それは、子どもがにっこり笑顔で輝く姿を、見取り、ホームフレンド自身もにっこり笑顔で輝ける時間です。

 学生だからこそ、子どもたちの隣に居られて、見られる景色があります。私は、もう来年の3月にはこのホームフレンド活動を卒業しなければなりません。

 「どんな敏腕教師もずっとは側には居られないのだから、子ども自身が人生を歩めるようにしなければならない。」と、玉置先生は仰られます。まさしく、私は今そんな活動の仕方を模索中です。私が敏腕ホームフレンドだとは、そんな烏滸がましいことは思いません。それでも、私が居なくとも子どもたちがにっこり笑顔で輝けるように。出会った子どもたちが「あんなお姉さんも居たなあ」とどこかで少しの勇気づけになるように。今はそんなことを思いながら活動を続けています。

 ホームフレンド活動に携わり、子どもたちの心を癒し、にっこり笑顔に立ち会える瞬間の感動をこの先も誰かが感じてくれたら嬉しいなと思い、この記事を綴りました。

 これからも子どもたちの最高のフレンドが子どものそばに居ますように。(下野)

2022年6月4日仕事日記

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 明日は本学・岐阜聖徳学園大学 教育フォーラム2022「令和時代の教育をリードする」(LIVE配信)を開催。シンポジウム進行役として、ゲストの板倉さんから届いたプレゼンを見ながら、その展開を考える。とはいえ、「令和時代の教育をリードするために」をもう一段階絞り込んだだけ。

 明治図書数学本の原稿書き。締め切り日を考えると、このペースでは厳しいと思いながらも進まず。何か落ち着かない。

 19時から21時まで、『教室マルトリートメント』刊行記念イベント―居心地のいい学級経営を考える― 赤坂真二、川上康則対談 を視聴。職員室内人間関係作りの重要性も語られ、この分野だからこそ自分も深掘りできそうだと刺激を受ける。

 研究室HP記事は更新順を間違えたので、記事の入れ替え。7期生ゼミ5月23日の記録を岡君5月25日の記録を田中君が発信

 研究室HPトップ写真は、8期生ゼミでのワンシーンと入れ替え。

5月25日 7期生ゼミでの学び(田中)

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 こんにちは!7期生の田中です。最近は教採に向けて日々勉強と面接練習、考えの整理の繰り返しです。正直、何をどこまでやったら終わりという出口がないので不安や時にはマイナス思考になってしまいますが、絶対合格する!!!!!!という強い気持ちで最後までやり遂げます!!!!!!!

 今日は記事を書くのが遅れてしまいましたが、5/25のゼミでの学びについて記事にしていきます。この日は、多忙な玉置先生がお疲れのご様子で、自分たちだけでゼミに取り組みました。(先生、お身体に気をつけてあまりご無理なさらないでください…汗)

 いつも通り、教職プリント7枚を30分で取り組み。時間との闘いで、瞬時の判断力と正確性が求められるプリントタイム。2周目に突入しているので、1周目に比べて丸が増えていて少し嬉しいです。しかし、2回とも間違えているところは自分の弱点なので、しっかりと復習したいです。

 続いて、ペアになり、面接で聞かれた項目の出し合いっこ。酒井先生がまとめて下さったプリントを元にして、ペアで質問に対するキーワードを出し合いました。自分の考えはあるものの、人の考えや視点を聴くと「なるほど!」となります。自分の糧にできるようにしっかり心に留めておきたいです。加えて、考えていることも実際言葉にしてみると案外上手く伝わらないものでした…考えをもつ、整理・まとめる、伝わるように話す。このサイクルを練習して本番に備えたいです。

 一次試験までいよいよ残り半月となりました。「できる・できる・絶対大丈夫」と日々自分に言い聞かせてながら、前向きに試験本番まで準備を続けていきます。

(田中)

5月23日 7期生ゼミでの学び (岡)

 みなさんこんにちは!いよいよ教員採用試験まで、2か月を切って焦りがある一方、1日1日の大切さを感じている7期生の岡倖太郎です。

 今日は5月23日に行ったゼミでの学びについて、書かせていただきます。

 まずは、恒例となっている過去問演習です!2週目に突入したこともあり、スラスラ解けるところも出てきました。しかし、同じところを間違えてしまったり、1週目より枚数が増えたことにより、時間が足りなくなったりすることも出てきました。そのため復習方法についても間違えた問題を復習するだけでなく、関連知識の確認も怠ってはいけないなと感じました。
 
 次にいきなり面接を行いました。これは、玉置先生から面接の質問を受けてキーワードを答えていくというものでした。これは過去にゼミの先輩が実践していた方法だったそうです。実際に行っていくと難しさを感じました。キーワードだけというので端的に答えればいいのではないかと考えていましたが、実際は逆でした。なかなか質問に対する一言が浮かびませんでした。キーワードを答えるということは自分の考えをまとめていないと出てこないため、あらかじめ自分が質問に対して明確な考えを持っていることが大切だと思いました。だから、これからは酒井先生からいただいた質問集の中から、毎日自分の考えをまとめる練習を行う必要があると思いました。 (岡)

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2022年6月3日仕事日記

 今日は終日、小牧市立味岡小学校で指導助言の日。関わらせていただき、8年目となるだろうか。校長先生は三代目。

 8時15分ごろ、学校着。校長先生、教務主任から今年度の重点事項などを聞き、僕の関わり方を確認。

 1限は4年生全クラス、2限は3年生全クラス参観。3限から特設授業で、3限は1年生国語、4限は3年生理科、給食後の5限は4年生国語。

 例によってカメラを持って、授業の価値づけ並びに助言ポイントと思われるところを動画撮影。休憩時間にはひたすらその動画整理。つまり見てもらう動画選択とタイトル付け。

 先生方の研究協議後、僕からの指導助言。1時間。始めに「個別最適な学びと協働的な学び」、「主体性を育てる手立てとしての振り返り」の説明。その後、動画を見てもらいながらのコメント。1分延長。

 終了後、校長室で特設授業者3名に再度の指導助言。「教師が子どもの言葉を受け取る姿勢のよさ」「文章に戻るという定石の価値づけ」「同じパターンが続いたときの子どもの集中力の実際」「様々な動物になりきる楽しさから味わわせるよさ」「発問は子どもの立場にたって」「発問をぶらさない」「言葉の揺れに注意」「大きく構えてとらえる」「意図的指名のよさ」「子どものつなぐよさ」「ゆさぶりの重要性」「待つ姿勢の素晴らしさ」などを話す。

 参加したゼミ生3名(今井さん、下野さん、丹羽さん)とブリックカフェでゼミ振り返り。あるエピソードを話し始めたら止まらず。かなりいろいろな話をしてしまった(笑)。さっそく届いたゼミ生の記事にあった一文「偉い立場でも、嘘がなく本音を言える人間らしい玉置先生が私は好きです(笑)」に、話の内容が表されている。

 研究室HP記事は5月25日7期生ゼミ記録。田中君が発信
 
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2022年6月2日仕事日記

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 今年度、ぎょうせい「教育実践ライブラリ」に新たな原稿掲載の機会をいただいている。与えられた連載タイトルは「玉置崇の教育放談」。第1回は、「『どうですか?』『いいで〜す!』の教室文化への疑問」と題して書いた。それが昨日届いた。「放談」という雰囲気を出すためだろう。他の方は著者写真なのに、僕は着物姿のイラスト。まあ、これもいい(笑)。

 かかりつけの医者へ。いわば定期報告。ある相談で銀行へ。やっとこうしたことができる時間がとれた。

 14時から令和4年度熊本市立幼稚園、小・中・特別支援学校教諭及び養護教諭、栄養教諭中堅教諭等資質向上研修第2回研修講師のため、オンラインで接続。120名を超える皆さんとつながる。

 演題は「ミドルリーダー力を高める」。前半は中堅教諭として最新の教育情報を知るべきと題して、令和の日本型学校教育などの深掘り。時々、指名発言をしてもらいながらの展開。後半は、私が出会ったミドルリーダーを紹介しながら、優れたミドルリーダーのイメージを高めてもらい、ブレイクアウトルームで「課題見付け」。最後に2グループに発表してもらい終了。

 担当者との事前打ち合わせをもとに構成した1時間30分。受講者の反応が楽しみ。

 今日締め切りの日本教育新聞社からの依頼原稿書き。日が変わる2分前ほどに送信(汗)。ギリギリでごめんなさい。

 研究室HP記事は、昨日に続いて5月21日「学び合う学び研究所」でのセミナーでの学び発信。前野さんと安藤さんが発信。春日井市内学校でのICT活用に驚いた心境がよくわかる。

5月21日 学び合う学び研究所セミナーでの学び(前野・安藤)

【前野】
 こんにちは、8期生の前野佐歩です!5月21日に愛知文教大学で開かれた学び合う学び研究所セミナーに参加してきました。今日はこのセミナーでの学びについて書いていきたいと思います。

 今回のセミナーでは春日井市の学校のICT活用の事例を参考に、ICTを活用した学習について学びました。

 春日井市では、現在小学生も中学生も学校生活のあらゆる場面でICT機器を活用しています。子どもたちがICTを活用している場面を動画で見せていただいたのですが、子どもたちが当たり前のようにICTを使いこなしている光景はかなりの衝撃でした。

 いくつかの授業でのICT活用例を学んで感じたことは、ICTは個別学習にも協働学習にも大きな効果をもたらし、子どもたちの問題解決能力を育てていく上で重要なツールになりそうだということです。

 国語や社会の授業で、個人で情報を収集し思考を整理していく時には、ICTを使うことで、扱うデータ量が増え、児童生徒の活動時間も増えるので段々と情報活用能力が育成されていきます。また、その整理した情報や思考を周りと簡単に共有出来るのでアウトプットの量・質が向上します。このような効果によって主体的な協働学習が可能になっているのだということを学びました。

 また、数学の授業等子どもたちの知識・技能の習得状況別に個別学習を進めたい場面では、ICTで様々な教材を配信し子どもたちがその中から自分に適している教材を選んで取り組むことで、主体的且つ個々に寄り添った学習が可能になっているのです。
ICTの活用で「自ら学ぶ」体験を実現し、子どもたちが自分の力で課題を解決していくことで、問題解決能力が育っていくのだと思いました。

 今回のセミナーでICTを活用した学びの例をたくさん知り、果たして私にもこのような授業が出来るようになるのだろうかという不安も感じましたが、お話の中にもあったように、まずは自分がICTを活用してみてその便利さを味わうことが必要だと思います。ゼミでもICTを使った新しい企画が始まりそうなのでとってもワクワクしています!

 この度は、とても学びの多いセミナーに参加させていただき、ありがとうございました。(前野)


【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!5月21日に第2回目の学び合う学び研究セミナーに参加させていただきました。セミナーでは春日井市での実践状況からGIGA環境を活用した学びについて議論を深めました。3時間はあっという間でしたが、変わりつつある教育の実態を知り、さらに先生方との話し合いで内容を深められて、とても濃い時間でした!

 では、さっそく記事にしていきたいと思います!

 まず、実際にICTを活用している様子を見させていただいて、子どもたち自身で授業を進めたり、活動に取り組んだりする姿がとても印象的でした。特にJamboard活用することで自分や友達の思考が可視化され、対話へつながり、アドバイスをし合って思考を深めてくというサイクルが出来あがるので思考の質、聴き合う力のアップに有効だと思いました。

 子どもたちにICTをとりいれた活動を行うために、まずは私たちが日常的に活用し、活用のイメージをつかむことが大切だと学びました。

 ICTの活用によって話合いに参加しづらかった子もチャットや共有スペースを活用して話し合いに参加しやすくなり授業参加しやすくなると思います。加えて、自ら情報を集めることは、多くの情報が溢れている社会の中で暮らしていくために必要な力を身に着けられると思います。

 今回のセミナーの内容から、スプレッドシードを教育で活用できないか、まずはゼミの中で試してみることにしました。私はスプレッドシートを使う機会があまりなかったので、実際に使ってみる中でメリット・デメリットを把握し、活用イメージをつかめるよう挑戦します。

 このセミナーはお菓子も頂けて、先生方ともお話しでき、さらにとてもアットホームな空間なので大好きです。かりんとう饅頭美味しかったです。参加させていただき、ありがとうございました!(安藤)

※写真は春日井市立高森台中学校ホームページからです。

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2022年6月1日仕事日記

 昨夜遅くに送っておいた日本教育新聞連載中の「提言」原稿。さっそく高橋さんが手をいれていただいて校正確認メールが届く。高橋さんのおかげで、いつものようにより読みやすくなった原稿。校了連絡。

 1限は看護学部「生徒指導論」。今回は「治療的予防」と「教育的予防」の理解と深掘り。ロールプレイは保健室で泣きじゃくる女子生徒への対応。体験的(笑)とらえがあって、よい話し合いとなった。

 2限は7期生ゼミ。6月に入ったこともあって、短い訓示(笑)。教採過去問と「こんな面接官は嫌だ」と声が出る事例で学ぶ。

 12時30分ごろ大学を出て、岐阜市役所へ向かう。13時10分ごろ会場着。

 13時30分からの岐阜市教育振興基本計画検討委員会に参加。冒頭で委員長を仰せつかり、水川教育長から諮問書をいただく。10名の委員のうち、本学の福地先生も委員のお一人。心強い。

 事務局提案を受けて、2つの議題について審議。とはいえ、今回は各委員の思いを聞くことが中心。進行役を仰せつかった自分は、委員の発言から計画に大いに反映すべきことと判断することを価値づける意味でのまとめをさせていただいた。

 会議終了後、最上階18階の教育長室を訪問させていただき、しばし懇談。

 大学へ戻る。途中のデニーズでしばし休憩。大学着。実習課から相談メールが入っていて詳細を聞いて、実習委員長として判断。

 17時45分ごろ、6期生伊藤君来研。19時ごろ金子さん来研。19時30分ごろ酒井さん来研。かつてのゼミ生で賑わう研究室。楽しい話、苦しい話などをいっぱい聞いて、元気を出させてもらう。

 20時15分ごろ大学を出る。ナビにしたがって一般道を使って帰宅。明日は午後のオンライン講演だけだと思うと、気力が抜けてのんびりできた夜。

 研究室HP記事は、5月21日学び合う学び研究所セミナーでの水谷校長講演から学んだことを今井さんと柴山君が発信。異なる視点での記録で、良い意味で面白い。

5月21日 学び合う学び研究所セミナーでの学び(今井、柴山)

 こんにちは、7期生の今井美羽と8期生の柴山輝大です。先日行われた、学び合う学び研究所第2回セミナーに参加させていただきました。今回は、1人1台クラウド環境を活かした学びについて、春日井市の実践から、水谷年孝先生の講話を聞かせていただきました。その時の2人の学びです。

【今井】
 今回のセミナーを通して、改めてICTを活用する意義を知ることができました。私が最も有効だと感じたことは、データを共有できるということです。

 ICTを活用することで、授業中に提示する資料、動画を共有することができます。そうすると、子どもが必要に応じて、再度見ることができるのです。「必要に応じて」というのが重要で、これは個別最適な学びに繋がると思いました。

 さらに、欠席した児童生徒や学校に通うことが難しい児童生徒にも、資料や動画を共有できます。インフルエンザで1週間程欠席した時、机の中にプリントが大量に入っていて、泣きそうになったことを思い出しました。何の授業か分からないし、友達のプリントを写すしか方法がありませんでした。次の授業はこの続きだけど、大丈夫かな?と。

 データの共有によって、このような児童生徒が、自宅で取り組むことができたり、後から自分で資料や動画を見ながら授業で何やったか知ることができます。「遅れ」は、学校が嫌になるきっかけになります。「遅れ」を感じさせないようにすること、これは凄く重要です。

 ICTを活用することは、授業中の活動だけでなく、授業外での学習にも有効であるということを感じました。(今井)

【柴山】
 「教えるという意識を捨てる」
 今回のセミナーで一番印象に残った言葉です。確かに、先生が準備した情報以外のことを生徒が集めてくることは、授業の展開的に不安だと思います。

 しかし、それを恐れるのではなく、子どもと一緒に学びを楽しむ姿勢が大切なのです。教科書を軸の資料として使い、自然と情報を集めたくなるような課題設定を授業で行っていけば、本筋から外れた情報収集は行われにくくなると思います。結果として、先生からの情報も減り、自ら情報を集め、活用する力をつけることにも繋がるのではないかとも考えました。

 子ども達をICTの海に放つには勇気がいりますが、自分も「多少の事故はしかたない」くらいの心の余裕を持ち、子どもに任せる場面を子どもの実態に応じて増やして行けたら良いなと思いました。そのために、まずは自分達が様々な ツールや活用法を試し、知識の引き出しを増やしていきたいと思います。

 また、これからは子どもが興味を持てる課題設定についてや、情報の正誤性を判断する力は日頃からどのように育んでいけばよいのかについても考えていきます。(柴山)

 このセミナーを紹介してくださった玉置先生、セミナーに関わってくださった先生方、そして共に学んだゼミ生、本当にありがとうございました。(今井、柴山)

※写真は春日井市立高森台中学校ホームページからです。
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2022年5月31日仕事日記

 今日も予定はびっしり。忙しい1日になりそう。7時ちょっとすぎにいつものように研究室着。

 1限・2限の第7回「教師論」は、自分自身をフューチャー。僕へのインタビューをもとに教師観を書いていただいた記事読みから開始。その後、「子どもの言葉で創る数学授業」と依頼を受けて行ったセミナーでの記録映像をもとに、子どもとともに創る授業について深掘り。授業を受けている身になったことで、発問に込めている僕の思いもしっかり読み取る学生が多数いて、嬉しいこと。

 1年生教師論受講している学生が来研。希望を聞いて教育書を紹介。7期生岡君来研。自分の考えを改めてしっかり伝えてくれた。頑張れ!

 福地先生とフレンドシップ3・4の打ち合わせと依頼。

 13時から明日の岐阜市教育振興基本計画検討委員会の事務局による事前説明をオンラインで受ける。

 13時30分から吹田市教育センターの米田さんらと夏の研修の内容についてオンライン協議。

 14時50分から8期生ゼミ。今日は安藤さんと前野さんが模擬授業。前回の二人の模擬授業での学びと事前レクチャーを活かして、参観した7期生の下野さんから及第点がもらえた授業。同感。詳しくはこれからのゼミ生の記事にご期待を。

 16時45分から17時30分まで、今年度2回関わる稲沢市立牧川小学校の校長先生らが来研。今年度の研究内容をお聞きして、訪問日にどのような助言をすべきかを協議。動画を見てもらいながらの僕の説明には大いに納得していただけた。

 17時30分から本学サークル笑タイムの二人が来研。落語の稽古依頼を受けて、冒頭のくだりだけで20分間ほど稽古をつける。宿題を出して終了。

 18時から名古屋市立露橋小学校の教頭先生とズームで訪問内容を協議。ほぼ固まる。

 教師論の振り返りを読み、赤入れ。回を重ねるごとに教師の在り方や授業の構成についての捉え方がよりよくなっている記述ばかりで、授業者としての喜び十分。

 ナビで高速渋滞情報を把握して、一般道で21時に自宅着。

 本日締め切りの日本教育新聞社の「提言」を書き上げて送信。綱渡りの日々。

 研究室HPは昨日に続いて、春日井市立藤山台中を参観した記事を丹羽さんが発信。かつての恩師に出会えた喜びも記されている。

5月20日 春日井市立藤山台中学校での学び(丹羽)

 こんにちは。7期生の丹羽真琴です。5月20日に、春日井市立藤山台中学校での校内授業研究会に7期生の今井さんと共に参加させていただきました。数学と体育の授業を見学させていただきました。

 沢山学んだことはありますが、特に学んだこと2点を書かせていただきます。

 1つ目は、ICTの利用の仕方とそのメリットです。
 
 数学の授業では、フラッシュカードを利用して用いていました。ICTを用いることで教師は、簡易に全生徒分作れることがとてもいいと思いました。また、めあてを考える時間では、自分の考えるめあてを打ち出し、先生は全員の回答をスクリーンに写していました。そこから意図的指名で生徒に考えていたことを発表していたので、とてもいいなと思いました。
 
 体育の授業では、振り返りを書く時にChrome Bookを利用していました。自分たちの時代は体育に振り返りの時間などはなかったのでびっくりしました。(笑)

 2つ目は、子供たちのファーストタッチを大切にするということです。
 
 数学の授業についての研究協議をしたときに、「教科書の例題はたまに難しいものがあるから、例題よりも簡単にしたものをやることがある。それができてから例題をやる。」という意見を聞きました。確かに、子供たちにとって、はじめのハードルが高いと、それだけで「もう数学いいや。」というマイナスな気持ちにもなってしまうだろうと思いました。教科書の流れ通りやるものだと思っていたので、子供たちに合わせた、子供たちのために行う工夫はとても大切だと思いました。

 学んだこととは、別になりますが心に残ったことがあったのでそれも書きたいと思います。
 
 なんと中学校の頃2年間お世話になった先生に会いました。担任をしてもらったわけではなく、音楽の先生でした。8年以上経った今でも、自分のことをみて「丹羽さんかな?って思ったよ」と伝えてくれて覚えてくれていました。また、「音楽の先生じゃないの?あなたの歌ってる姿素敵だったのになぁ。」ということまで伝えてくれました。そこまで覚えてもらっていて、とてもとても嬉しかったです。今日まだ覚えてくれるほど、担任を持ってもらったわけでもない自分に沢山愛情をかけてくださっていたんだなと思いました。また先生になって会えたらいいです。

 今回、現場にいくからこそ見られたこと、感じられたことが沢山ありました。学生の間に現場に沢山いける機会、そしてたくさんの先生の授業を見て学べる機会、玉置ゼミだからこそ経験できることを大切にしていきたいし、残りの学生生活で積極的に学んでいきたいなと思いました。

 玉置先生、このような貴重な機会を本当にありがとうございました。春日井市立藤山台中学校の先生方も本当にありがとうございました。(丹羽)
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2022年5月30日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。いつものルーティン。朝食もルーティンに入りつつある。明日締め切りの重要な大学文書作成。送信。

 1限第7回教育課程論。今回は「主体的」に焦点を当てる。「主体性がある子どもの姿」をそれぞれが思い描き、そのような子どもにするにはどうしたらよいかを全体で考える。「主体性」を育んだ学校研究を紹介して、視野を広げさせる。講義振り返りには、これまで何度も「主体的」という言葉を使ってきたが、初めて理解できた感じがするといった記述多し。具体化させたことがよかったと自分で振り返り。

 岐阜羽島駅へ向かう。11時35分乗車。京都駅から笠縫駅へ。奈良県立教育研究所の方にお迎えをいただき、研究所到着は講演時間の20分前。今回は新任副校長・新任教頭研修講座の講師で60名ほどの方が対象。

 演題は「学校を元気にする副校長・教頭の在り方・心得」。1時間40分。教頭就任2か月が経ち、疲れもピークに来ていると思って、つかみは「元気になるために皆さんで寝ましょう」と呼びかけから。よく聞いていただけ、笑いのポイントも外さない一流の聴き手の皆さんで、気持ちよく話すことができた。

 笠縫駅へ送っていただき、京都から岐阜羽島駅へ。19時少し前着。自宅へ戻ろうとしたが、ナビを見るとトンデモナイ時間がかかる表示。名神集中工事で渋滞中だと把握。

 自宅ではなく大学へ向かう。というのも20時から「いのちの本」について、20時から鈴木中人さんとさくら社さんと僕とで打ち合わせだからだ。自宅へ向かっていたら、到底、間に合いそうにない。自分の判断に拍手。

 この打ち合わせは、僕にとってはとても嬉しい時間となった。「脱稿です」という編集の方からの言葉でほっとできたからだ。

 21時20分ごろ、大学を出る。外食をして高速に乗る。さすがにこの時間は渋滞はしていない。22時30分ごろ帰宅。あとは例によって記憶なし。今日もおかげさまの1日。

 研究室HP記事は、5月20日に春日井市立藤山台中学校で同伴した7期生今井さんの記事。藤山台中ではどれほどICTが日常化しているかがよくわかる記事。どうぞ。
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5月20日 春日井市立藤山台中学校での学び(今井)

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 こんにちは、7期生の今井美羽です。5月20日に、春日井市立藤山台中学校にお邪魔させていただきました。今回は、数学と体育の授業を見学させていただきました。

 多くのことを学ばせていただきましたが、2点に焦点を当てて書いていきます。

 まず、1点目に、ICTを活用するメリットの1つとして「簡単に共有できる」ということを学びました。

 数学の授業では、めあてを生徒自身が入力しており、それがリアルタイムに前のプロジェクターで共有されていました。紙媒体だと、教師が机間巡視をして把握しなければいけないですが、生徒が課題を掴んでいるか教師が一瞬で把握することができます。

 体育の授業では、ふりかえりをICT機器を使って入力していました。そもそもふりかえりを書く体育の授業を受けたことがあったっけ?という感じなのですが、体育の時に紙を配って、書いて、回収というのは中々面倒です。特に外では風で飛ばされたり、破れたりします。回収しなくても、生徒のふりかえりを先生が見れることも魅力的だと思いました。さらに、他クラスの様子を映像で共有できるのは、教師が「他のクラスでは〜」と話すより、イメージが湧きやすく、とても良いなと思いました。
 
 2点目の学びは、教員なってからも、成長し続ける気持ちを忘れないようにしたいと思えたということです。授業を見させていただいたあと、先生方との協議会にも参加させていただきました。私が偉そうに言える立場ではありませんが、とても良い授業をされていて、私からしたら十分素晴らしい授業なのです。しかし、藤山台中の先生方は、現状で満足するのではなく、もっと良い授業にするには、 良い教育をするにはどうしたら良いかを考えているように感じました。
 
 良い部分を賞賛し、次の課題を見つけていく。良い部分だけでなく、課題点も言い合える関係性や雰囲気も素敵だと思いました。先生方の姿を見て、教員になってからも、成長し続けたいと改めて感じました。

 先週と今週、現場の小中学校に足を運ばせていただきました。玉置先生がいつもおっしゃっていることが、現場の先生方と児童生徒を通して、自分の目で実際を確かめることができているという感覚です。この経験は今しかできません。出来る限り、多くの現場をこの目で見たいです。

 改めまして、私たちゼミ生を参加させてくださった春日井市立藤山台中学校の皆様に感謝申し上げます。この経験が出来ているのは、玉置先生のおかげでしかないです。いつもありがとうございます。今日は、7期生丹羽さんとの参加でした。ありがとう✌︎✌︎(今井)

2022年5月29日仕事日記

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 まずは昨日までに届いたいくつかの問い合わせや確認対応。これだけでけっこうな時間がかかる(泣)。

 高知県教育センターから依頼の指導主事研修会(ICT活用推進)のプレゼン作成開始。これまで手に入れた様々な知見を指導主事の立場で教職員に語るとしたら、と考えてのプレゼン完成。いわゆる新作。担当へ送信。

 今月中に詳細を連絡すると学生に約束していた今年度から開始した「フレンドシップ3・4」のオンデマンド講義2回分のプレゼンを作る。動画作成。2回目は味岡児童館の坂本さんのミニコンサートも入れての動画。反響は大きいと思う。ユニパに課題入力をして完了。とっても重要な仕事ができた。

 18時30分から1時間30分、みんなで育てよう!こまきこども未来館ワークショップに参加で、こまきこども未来館へ。主体性を育てるしかけを考えるグループ進行役を仰せつかる。参加した未来館ヘビーユーザーのゆうた君が大活躍。すべての発言に価値があるといってもいい。圧倒されつつ、なんとか進行。グループ発表を聞きながら、我がグループも良いアイデアが出せたと判断。皆さんのおかげ、そしてなりよりゆうた君の率直な意見のおかげ。

 帰宅。いのちの授業本の原稿書き。鈴木さんの依頼で「いのちの授業」実践を追加。深夜に完成。編集部へ送付。これで今日のオンライン会議に間に合う(笑)。日曜日もよく働いた。

5月18日7期生ゼミでの学び (7期生 丹羽)

 こんにちは。7期生の丹羽です。

 教員採用試験まであと2ヶ月ほどになりました。学校に来ると、ゼミのみんなや同じ学年のみんなが勉強を頑張っているので、「自分も頑張ろう!」って引き締まった気持ちになります。
 
 今日は、5/18(水)のゼミの振り返りをしたいと思います。
 
 ゼミでは、最初に教職教養の問題をやりました。2周目ということで丸の数が増えた人も沢山いました。そして、わからないところとかはゼミ生のみんなで話して解決しました。やっぱり、"一緒に学ぶ仲間がいることっていいな"と感じました。

 ゼミの後半では、特別支援学校の先生から話をきき、沢山のことを学ばせていただきました。まだ現場にでていない私たちが、先生方から学べる機会は本当に貴重なものです。ありがとうございました。
 
 これまでもゼミを通して、沢山の先生から話をきいてきて、自分のやりたいという思いだけでは難しいことも沢山あるんだなと感じました。それでも、そんな状況のなかでも、一人一人の子供たちの夢や思いを叶えれるように、一人一人にあった教育が少しでも行われるように、愛する子供たちのために全力を尽くしていきたいものです。

 まずは教師になれるよう、残り2ヶ月勉強をがんばっていきます!!!(7期生 丹羽)
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2022年5月28日仕事日記

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 今朝は、6月8日海部地区女性役職者会研修会でのプレゼンづくりを進める。いわゆる新作完成(笑)。資料を送付。

 今日は本学初の出張オープンキャンパスin名古屋「教員になるなら岐阜聖徳」が開催される。僕は卒業生によるシンポジウムの一員として登壇するために会場へ向かう。9時56分地元駅乗車。国際センター駅下車。徒歩で2分ほどで会場到着。

 11時からシンポジウムの打ち合わせ。進行役の今枝先生から提案されたものは、参加者のニーズからやや外れていると思い、もっとストレートに卒業生3名に語ってもらった方がよいと提案。受け入れていただき、結果として、実に説得力があるシンポジウムになった(と思う)。卒業生から語られた本学の教育実習体制を始め、サポートのよさ、高い仲間意識などは、実に説得力があった。僕は大学人として価値づけとプラスαの情報提供。興味深く聞き入ってくれている皆さんにも感動。

 会場出口で、ある親子から「とってもいい大学ですねえ。ぜひ入ってほしいです」と言っていただけた。こうした声は初企画の成果を証明していると受け取りたい。

 帰宅。6月8日オンラインで土岐市校長会研修会で「学校運営におけるICT活用の方法」と依頼をうけて講演する。そのプレゼンづくり。GIGAスクール構想だけではないことを踏まえて、学校HPの苦い思い出から入って情報発信の重要性を再認識してもらってから、GIGAスクール構想の具現化のための校長の在り方を伝える内容に決定。資料ができたので、担当者へ送付。

 常用しているPCの具合がよくない。無駄なデータを削除して軽くする作業を数時間。少しは快適さが戻った感じ。

 研究室HP記事は5月16日7期生ゼミの記録を下野さんが発信。充実したゼミがよくわかる記事。

5月16日7期生ゼミでの学び(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。
 教師力アップセミナーを終え、来たるべく教員採用試験にもう一段階ギアを上げて望もうと7期生は、今日も学びを深めています。

 5月16日のゼミは、お馴染みの教職教養プリントからスタート。
 もう2周目となりました。随分と知識が定着していることを実感すると共に、シュッと丸を打つ音が大きく鳴るあのゼミの空間は、まさに一緒に学んでパワーアップしているなと思うばかりです。

 今回のゼミでは、「教育問題」について皆で面接練習。玉置先生の的確で鋭い追質問に私達は頭を悩ませ考え深める時間です。
 様々な「教育問題」が挙げられました。私達7期生が挙げた主な「教育問題」は以下です。

 ●外国籍児童の日本語指導
 ●いじめを相談できない子どもたち
 ●いじめを原因とする不登校
 ●不登校
 ●コロナ禍の子どもの無気力感
 ●いじめの被害者を守る制度
 ●時間外労働

 こうして可視化すると沢山の「教育問題」がゼミ内で話し合われたことがよく分かります。私は、「不登校」を取り上げましたが仲間の意見や考え、視点を知ることで「私もその教育問題についてもっと知りたいな」という想いが湧いてきます。やはり、学びはみんなで!なのです。一人だけでは、考えを比べることも、広げることも、深めることもできません。だから『学び合い』『聴き合い』なのかとゼミを通して改めて実感しました。

 個性豊かな7期生がみんなで深め合う時、とっても素敵な色を出すことができます。また、次回も笑いあり学びありの7期生で頑張って行きましょう!

 玉置先生、お忙しい中私達ゼミ生に沢山の時間を設けてくださりありがとうございます。一瞬一瞬の学びを大切に、今を過ごしていきたいと思います。

 (下野)

2022年5月27日仕事日記

 早朝から6月講演のプレゼンづくりを頑張る。6月6日の金沢市21年目教員研修「若手教員から頼りにされるミドルリーダーとなるために」、6月11日日本教育会愛知県支部研修会「令和の日本型学校教育を踏まえたこれからの教師のあり方」が完成して、担当者に資料送付。

 今日は広島県公立中学校長研修大会で講演。そのため9時56分に地元駅乗車。名古屋へ向かう。JRから新幹線遅延、途中で運行見合わせとのお知らせがあり(汗)。ネットでみると75分以上の遅れや表示すらない状況。困った(泣)。まずは名古屋駅に着いて判断することに。

 駅員に状況を伝え、「まずは新大阪に向かった方がいいですよね」と確認して、ホームに止まっている新大阪行きに乗車。早く出てくれ!と祈るばかり。

 無事、新大阪着。駅員さんに確認。「新大阪発で広島へ向かうことができるので、それに乗車してください」との案内。直後、臨時列車が運行されることを知り、お勧めより早い新幹線に乗車。臨時なので席指定はできない、グリーン車はない、車内販売もないとの案内。僕は広島に着けばいい(笑)。

 ということで広島駅着。結果として、ほぼ予定通り。お迎えをいただき、タクシーで広島県民文化センターへ。会長さんが玄関でお迎え。「実は最悪の場合、新幹線の中から講演をしてもらえないかとも考えていました(笑)」とコメントをいただく。

 しばし懇談して、講演「新時代の学校経営」と題して、「令和の日本型学校教育」をもとに、校長としてどのようにとらえ、どう教職員や保護者などに伝えるとよいかを軸に1時間30分間の講演。冒頭のつかみで大いに笑っていただき、皆さん、とっても良く聴いていただき、気持ちよく講演。持参した書籍も完売。

 終了後、少々懇談をして、広島駅までタクシーで向かう。まだまだ乱れている新幹線で、帰路も臨時列車。とはいえ、この時間の臨時だからサービスはいつもの通り。

 車内では、6月8日海部地区女性役職者会研修会でのプレゼンづくり。「明日も元気で働ける!教務主任の仕事術 〜授業力向上をめざす教務主任として〜」との依頼を受けて内容を熟考。授業助言のためのポイントと学習評価の本質を伝えることに決めて作成開始。

 20時少し前に名古屋駅着。矢場とんで丼。帰宅。考えてみたら、今日もおかげさまの1日。有難いばかり。

 研究室HP記事は5月13日愛西市立立田北部小学校での学びを吉久さんが発信。車が壊れてきっと冷静に授業を見ていられなかっただろうが(笑)、しっかり記録されている。
 
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5月13日愛西市立立田北部小学校での学び(吉久)

 こんにちは。駐車場でシフトレバーをパーキングに入れた瞬間車を故障させた7期生の吉久です。

 今回は、愛西市立立田北部小学校に訪問させていただきました。
4年生の算数の授業を見させていただいたのですが、担任の先生はとても笑顔で子どもとお話されていて、子どもたちも活気溢れるような学級でした。
 そこでの学びを記したいと思います。

 私が印象に残ったことは、子供の考えを大切にされていて、教師と子供が一緒に授業を作っているように感じられたことです。

 授業の初めに、提示された問題を解くことが大変だったかどうか「気持ちを聞く」場面がありました。すると学級皆が気軽に参加し、発話していたので素敵な授業だと思いました。

 課題設定においても、子供と話したり、子供の呟きを拾ったりしながら、「子供の言葉で作る」姿が印象的でした。中々子供の言葉で課題を設定することは難しいと思いますが、私も現場に出た時に子供の言葉で作ろうという姿勢は常に意識していきたいと思います。

 また授業の展開の場面でも、「子ども同士の言葉を繋げる」姿が印象的でした。ある一つの問題について、どのようにすれば良いのか話し合う場面で、いくつかの意見が飛び交う中、先生は子供の様子を見ながら指名し子供の発言を繋げていました。発言する子どもも、前の子の話を踏まえた上で、自分の考えを述べていました。このように教師が子供の発言を繋げることで、子供同士も自然と繋げることができるということを学びました。

 立田北部小学校の先生方、ゼミ生の訪問を快く引き受けてくださりありがとうございました。現場での様子を実際に見させていただく経験は中々ないので最初から最後まで貴重な時間でした。

 玉置先生、私達に学びの場を与えてくださりありがとうございました。講話では、大事な点を話されつつ、最後には笑いが起きる締め方をされていてとてもおもしろかったです。
 今井さん、下野さん、ゼミ生で一緒に参加できて最高です!トラブルが起きたとき、自分のことのように心配してくれて嬉しかったよ。ありがとう^^(吉久)
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