2022年6月9日仕事日記

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 9時、我が家から道路1本隔てた銀行へ。その銀行は自称我が家の金庫(笑)。先方からいくつかの提案があり、納得の上でいくつかの契約。

 11時20分ごろ一宮市立瀬部小学校着。25分開始の授業に間に合い、ほっとする。すぐに教務主任に案内してもらい、全学級の授業参観開始。いくつかのメモ。この学校の授業がさらにバージョンアップするために見えてきた一つの事柄。このことを伝えるにはどうしたらよいか熟考。

 給食後の時間で、校長、教頭、教務主任に授業での気づきとここに重点をおくとよいことを動画を見せながら提示。日ごろのスクールリーダーの在り方も伝授。

 13時45分から16時5分まで、先生方に子ども役になってもらい模擬授業。全学級を見ての共通改善点(授業における子ども同士の関係を作る)を意識して、授業技術も解説しながら、概論、算数授業、道徳授業2本を行う。

 7期ゼミ生4名、8期ゼミ生4名の参加もあって、模擬授業では子ども役。意図的指名などしっかり伝えたいところでは、ゼミ生にも協力してもらっての展開。

 正直、かなり疲れたが、校長先生が最後の冒頭に「今までの中で一番よかった現職教育だったように思います」と言われ、ほっとする。午後をすべて研修時間と設定された学校の意気込みになんとか応えることができたようだ。

 ここで僕が強調したことは、いずれゼミ生が記事にするので、そこでお読みいただければありがたい。夕刻には瀬部小学校長が僕の訪問を記事発信。感謝

 こうしたことのあとは、恒例のゼミ生との振り返り。久しぶり。近くの喫茶店で美味しいものをみんなで食べて解散。振り返りはどうした?(笑)。

 帰宅。19時30分から「学級経営の困ったを一人で抱え込まないで」をオンライン開催。今日もハイレベルな悩みが出され、聞き取りを重ねながら、熟考。最後は和田裕枝先生にまとめていただけるので、僕は地ならし。終了後、早々に下野さんから議事録が届く!

 メール処理。添付文書をGOODNOTE5に保存。なんて便利なiPadアプリ!いつも感激。

 研究室HP記事は、8期ゼミ模擬授業での学びを寺尾さんが発信。8期ゼミも濃厚になってきた!よし!
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5月31日 8期生ゼミでの学び(寺尾)

 こんにちは!!8期生の寺尾です!あっという間に6月になってしまいましたね。今回は、5月31日のゼミでの学びを記事にしていこうと思います。前回に引き続き模擬授業をもとに学びを深めていきました。

 まず、安藤さんの模擬授業は2年生の「漢字の仲間分け」という内容でした。2年生を対象にしていたので、めあてを簡潔に書き、めあてを板書している時も子どもの様子を見ている点が良かったです。また、子どもが分からないと言ったことを他の子に繋いで解決している点も良いなと思いました。

 ここで学んだ大切なことは、「授業者が〇〇というゴールを持って授業を行うこと」です。つまり、もし授業が大成功したら子どもたちはどのようなことが言えるかを考えたうえで授業づくりを行うことが大切なのです。ここでは「めあて」と「ゴール」の大切さを改めて学ぶことが出来ました。

 また、板書に関して「仲間分け」のあとに「仲間見つけ」をするのであれば、仲間分けしたときの枠を大きく書いてここを空けておいてねと指示することが必要だということを学びました。そうすることで、振り返った時に何をやったかがよりわかりやすくなるのではないかと思いました。

 これらを通して、自分の板書が子どもにとって分かりやすいのかを今一度考えることが大切だと考えました。板書計画を見直したり他の方に意見を貰ったりして、分かりやすい板書をつくっていきたいです。

 そして前野さんは、4年生の「昔話をつくろう」という内容でした。子どもの活動レベルに合わせた丁寧で明確な指示をしていたところが良かったです。また、子どもの発言をそのまま繰り返して伝えていたところも良かったと思います。

 ここでは、メインにしたい所まではスパッと進めることが大切だということを改めて思いました。主にやりたいことに時間をかけるために、どのように授業を進めれば良いのかをじっくりと考えることが必要なのではないかと考えました。

 また、接続詞を変えて〇〇ならどう?と、揺さぶりをかけることが大切だということを学びました。そうすることでつなぎ言葉についての理解も深めることが出来るのではないでしょうか。

 そして、言葉をぶれないように伝えることが大切であることも学びました。例えば「仲間分け」と「グループ分け」や、「おにぎり」と「おむすび」など、似ている言葉でも子どもたちが混乱してしまう可能性があります。そのため、使う言葉を統一していけるよう頑張りたいと思いました。

 今回のゼミでもいくつかの授業技術を学ぶことが出来ました。私も模擬授業まであと1ヶ月を切ったので、今まで学んだことをできる限り活かせるよう、入念な準備をして模擬授業にのぞみたいと思います。(寺尾)
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2022年6月8日仕事日記

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 高速道路は岐阜羽島から大垣までの工事のため、岐阜羽島IC付近で渋滞(泣)。7時20分ごろ研究室着。朝はいつものとおり。

 1限は看護学部「生徒指導論」。今回はいじめ件数への正しい認識、いじめを起こしにくくする風土づくりについて。今日もしっかりと考える安定の授業。

 2限は7期生ゼミ。いつもの取組をしてから、不適切な面接回答をもとに3グループに分かれて論議。発表。今回の新形式もよし!

 久しぶりにお昼をとって、しばし休憩。

 13時から土岐市校長研修会でオンライン講演。いただいた演題は「学校運営におけるICTの活用方法」。時々、ペア交流と指名。1時間でかなり濃い内容を伝える。

 14時50分から小学校教育実習担当校別打ち合わせ。今年度は岡崎市内の2校を担当。4名の学生に書類作成指示や詳細な指導。すでに緊張している模様。

 片付け物をして大学を出る。海部地区女性役職者会から依頼を受けた教務主任対象の研修会のため、七宝焼アートビレッジへ。高速渋滞情報をもとにしたナビ情報にしたがって動いたが、ナビに翻弄された感じ(笑)。30分間は無駄な時間があったような気がしている。会場近くまで来たので、喫茶店でしばし休憩。17時45分ごろ会場到着。

 かつて教育事務所長をさせていただいた地。温かいお心遣いをたくさんいただく。

 18時30分から19時45分ごろまで「明日からも元気で働ける!教務主任の仕事術 〜授業力向上をめざす教務主任として〜」と題した講演。女性ばかりの会場での対面。マスクをしておられても笑い声は弾け、気持ちよく話す。タイトル通り、明日からすぐに動くことができる技術をたっぷり伝授。

 持参した書籍もほぼ完売。一人一冊は購入していただいた感じで30冊余を購入していただけた。大感謝。

 帰宅。1日2本の講演で体の疲れはやはり(笑)。でも心は充実。

 ゼミ生の「心の天気」を読むと、いろいろとあった模様。明朝、コメントをすることに決めて横になる。

 研究室HP記事は、8期生前野さんの模擬授業振り返り。これだけしっかり把握できていれば、次に生きるはず。

5月31日 8期生ゼミでの学び(前野)

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 こんにちは、8期生の前野です!今日はゼミで模擬授業を行って得た学びについて書きたいと思います。

 今回、小学4年生の国語でつなぎ言葉を使って昔話を作るという内容の模擬授業を行いました。

 模擬授業を行う上でこれだけは最低限気をつけて進めようと決めていたことが2つあります。1つは小学4年生の行動レベルに合った発問、指示をすることです。小学生の理解できるレベルまで指示の難易度を落とすには、教師は常に頭を働かせて、これなら子どもに伝わるのかと考えながら言葉を発しなければいけないことを強く感じました。もう1つは、子どもの興味を引き出せるような発問をすることです。今回は導入から20分の授業だったので、導入で昔話の絵を見せて子どもたちに「この絵何の絵だろう?」と問いかけ全員に発言してもらったことで、子どもたちの興味が湧くようにしました。

 この2点については、模擬授業後のフィードバックで良い評価を頂けたのでこれからも意識して授業を行いたいと思います。

 今回の模擬授業で得た反省点は、授業内で1番深めたい内容に入るまでに時間がかかってしまったことです。つなぎ言葉を使うことで文と文の繋がりが生まれることを子どもたちが理解することが授業の1番メインになる予定でしたが、つなぎ言葉を深めるところまで進められずに授業終了となってしまいました。

 このような結果になった理由として「この授業で子どもたちが何と言ったら成功なのか」をしっかりと掴みきれていなかったことが挙げられると感じています。限られた授業時間の中で何に学びの重点を置くかを教材研究によって見定め、授業内容のペース配分を考えるべきだったと思いました。

 また、もう1つ大きな課題だと感じたことは授業中に同じ内容を言っていても言葉がブレてしまうことです。「おむすび」なのか「おにぎり」なのか、「お話」なのか「文章」なのか、教師自身では分かっていても子どもを混乱させてしまうこともあると思いますし、授業中に子どもに突っ込まれてしまう可能性もあると思います。教師が発する言葉には改めて責任を持たないといけないのだなということを学びました。

 最後に、お忙しい中沢山のアドバイスをくださった玉置先生、本当にありがとうございました!今回の模擬授業で基礎の基礎から学ぶことができ、自分にどんな力が足りていないか明確になりました。

 同じ日に模擬授業を行った安藤さん お疲れ様でした!わざわざ模擬授業を見に来てくださった7期生の下野さん ありがとうございました!事前にアドバイスをくれたり、授業後にコメントしてくれたりした8期生のみんなもありがとう!今回の学びを糧に教育実習に挑みたいと思います!(前野)

2022年6月7日仕事日記

 7時ごろ研究室着。いつものルーティン。下野さん来研。四方山話で心身が安らぐ。本日の教師論で見せようと思っていた動画が見当たらない。探しているより、再度、DMした方が早いと判断してその作業。終わったころにありかを思い出す(笑)。

 1限・2限「教師論」は、二人の理科教師の動画を見せて、何を大切にしているかを話し合うという流れ。良質の理科授業映像からは、理科授業の構築にあたって重点をおいていることがよくわかる。

 13時から授業と学び研究所オンライン会議。1時間ちょっとで終了。その後、初企画「見えてるラジオ」(社内限定公開)の収録。土田さんと10分間の実に楽しい会話。

 「教師論」の振り返り熟読。1限・2限合わせて150名近くの学生の振り返りを読み、◎であっても書くことは、かなり時間がかかる。自身の授業の振り返りでもあるので、いい加減にすることはできない!

 来週の授業ワークシート印刷完了。いよいよ後半戦。今日も届く講演依頼。野口先生の教えを守って、声がかかるうちが華とは思いながら、なんとしてもスケジュール調整ができず、お断りが続いている。

 18時30分ごろ帰宅。20時から、かつてのあるゼミ生から学級経営の相談があり、zoomで面談。メールと文書処理。ようやく昨日の仕事日記書き。原稿書きを少々。明日は講演ダブル。土岐市校長会と海部地区女性役職者会。そのプレゼンのチェック。

 研究室HP記事は、安城市立安城東部小学校を訪問した久野さんの学び。僕の講演のポイントもしっかりまとめていてくれる。感謝。

 6月5日開催の岐阜聖徳学園大学教育フォーラム2022「令和時代の教育をリードするために」のYouTube視聴数は、すでに650を超えている。文部科学省の板倉さんのおかげ。
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5月26日 安城市立安城東部小学校での学び(久野)

 こんにちは、7期生の久野舞菜です。

 先日、安城市立安城東部小学校にお邪魔させていただきました!リアルな授業や子どもの姿を観察させていただき、さらに、玉置先生の講話をいただくという、学びあふれる超贅沢スケジュールを堪能させていただきました。訪問を受け入れてくださった東部小の先生方、お話をくださった玉置先生には感謝でいっぱいです!今回は、特に心に残っている事柄を2点綴ります。

 まず、「教師はわからず屋であれ」。

 これは、先日の玉置先生のお言葉です。子どもの発言に、すぐ理解を示すのではなく、わからないフリをする。そして、「え?どういうこと?」「教えて?」ととぼけることで、周囲につなげていく。さらに、つながろうとする子どもを価値づける。

 そうすることで、教師と子どもという一対一の関係で解決させることなく、子ども同士の関係で学び合いを広げることができます。

 東部小の子どもたちは、つながり上手、聴き合い上手です。教室には、「ぼくもそう思った!」「へえ〜!」「たしかに!」「あの子の意見を短くまとめると……」という言葉が飛び交っていました。周囲の意見に耳を傾け、自分なりの言葉で反応を示す。子どもたちの大人顔負けの聴き上手さには、教師の「わからず屋でいる」という育て方が隠されていたのだと感じました。

 次に、主体的・対話的とは何か。

 「主体的・対話的な学び」。教員採用試験に向けて勉強中の私は、このワードを嫌というほど(笑)目にします。

 この言葉を頭では理解しているつもりでも、正直なところよくわからない、というのが本音です。主体的とは?対話的とは?具体的にはどうすればよいのか?勉強中、この言葉に出会うたびに、疑問で頭がグルグルしてきます(笑)

 しかし、先日のお話から、主体的・対話的な学びの本質について掴めたように感じます。

 主体的・対話的な学びを生むのは、「振り返り」と「自己選択」だというお話がありました。

 「振り返り」とは、その一回の授業、その時間だけの心の動きを記すこと。「不思議だった!」「難しかった!」「あれ知りたい!」という子どもの純粋な心の動きから、課題発見と次の学習への意欲が生まれます。そんな振り返りが授業をつくる。授業からまた振り返る。このサイクルが主体的な学びをつくるのだと感じました。

 また、「自己選択」を取り入れる。自己選択を迫られることで、人は自ずと選択肢の内容を吟味し、自分なりの考えを巡らせます。理由を持たないと選ぶことができないからです。ここに自ら考え、そのうえで選択という行動をする主体性が生まれます。

 さらに、自分とは異なる選択があることから、「隣の人はどっちにしたのだろう?」「なんでそっちにしたの?」と聴きたくなります。ここに、対話が生まれます。

 主体性というと、一から子どもに考えさせたり、アイデアを出させたりするイメージがあります。ハードルが高いなぁ、全員ができるのかなぁ、というのが正直な気持ちです。
しかし、自己選択なら誰もが気軽にできそうな気がします。些細なこと、毎日できることから、コツコツ主体性を育てることが重要だと感じました。

 学びあふれる贅沢で貴重な機会をいただけたこと、本当に有り難く感じております。お忙しい中、学生である私の訪問を受け入れ、時間を割いてくださった東部小の先生方には感謝でいっぱいです。

 元気いっぱいに一生懸命学び合う子どもたちの姿が本当に輝かしく、「絶対に絶対に教師になる!!」という決意がより一層固くなりました。東部小の先生方のように、子どもの学び合いを引き出せる素敵な教師になるべく、今は採用試験に向けて、勉学に努める所存です!いつか、同じ職場に配属となりましたら、後輩としてご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!

 玉置先生、貴重な学びの機会をありがとうございました!「玉置先生のもとで学べるだなんて羨ましい!」との声をたくさんいただきます(笑)まだまだ玉置先生のもとで学びを吸収する所存ですので、これからもご指導よろしくお願いいたします!(久野)

※写真は安城市立安城東部小学校HPより
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2022年6月6日仕事日記

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 仕事日記は遅くなっても翌日午前早々には入力していたが、とうとう昨日から今日にかけて、それができず。あるゼミ生から「仕事日記が更新されていません。生存確認」メッセージが届く(笑)。

 気づいたことがある。1日以上経っていると、記憶がかなり薄れていること(泣)。思い出しながら綴る6日の1日。

 コンビニでパンを買って、7時過ぎに研究室着。アロマを焚き、BGMをかけて珈琲を飲む。

 1限「教育課程論」は、「対話的な学び」がテーマ。動画を多用。自分の考えを広げ深めた姿は、観察によってはとらえられないことから深掘り。振り返りでも対話について熟考していることがよくわかる。授業者として手ごたえ十分。

 2限は7期生ゼミ。教採過去問後、授業のワンシーン動画を見せながら、子どもの姿から教師側の対応を考える展開。ゼミ生の授業を見る目の高まりが嬉しい。

 12時30分から、ある学生から依頼を受けて相談。来研当初はかなり悩んでいる様子だったが、研究室を出るときには晴れやかな表情となったといってもいい。思い込みすぎの悩みが解消した模様。

 14時15分からオンライン接続。14時30分から16時30分まで、金沢市教職員研修20年経験者研修「学校組織マネジメント」の講師。担当者と相談して決めた演題は「若手教員から頼られるミドルリーダー力をつける」。前半はミドルリーダーのイメージを高めてもらう私が出会った素敵なミドルリーダー紹介。後半は11グループに分かれて、僕が提示した二つの課題検討。グループでの話し合いの報告まで終える。

 16時40分から石川県教員採用試験を受ける3名から模擬授業の指導依頼に応える。指導をしながら、もし自分が模擬授業試験管なら・・・と考えていると、ポイントはこれだ!という確信ができて、熱く助言。

 大学を出る。ナビは名神ルートの指示。集中工事での渋滞なしで帰宅できた。

 一旦横になって体を休める。目覚めて本日の締め切りの週刊教育資料原稿を書く。日が変わってから原稿完成(泣)。編集部へ送信。

2022年6月5日仕事日記

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 早朝に目覚めたので、今週訪問する一宮市立瀬部小学校での資料作りをする。瀬部小学校では、先生方に子ども役になっていただき、2つの模擬授業をしながら、瀬部小学校の研究主題に迫るための指導助言をすることになっている。そのためいただいた本年度の研究概要からポイントを示した資料、玉置流道徳授業の作り方を2種類、算数ワークシートを作成して、送信。

 先日訪問した味岡小学校での指導助言の追記資料を作成して送信。

 9時ごろに家を出て大学へ向かう。9号館へ出向き、特設スタジオを確認。さすがプロ!教育実習課も万全の準備をしていただいている。感謝するばかり。

 12時30分ごろからフォーラム全体の流れ、シンポジウムの展開について相談。自分としては珍しい事前打ち合わせ(笑)。

 13時30分から学長挨拶。13時35分から14時35分まで、文部科学省学校デジタル化プロジェクトチームリーダーの板倉寛さん講演。続いて、シンポジウム。14時43分開始。パネラーは板倉さん、秋山先生、石原先生、山田先生の4人。15時50分予定通り終了。

 詳細は、いずれ大学ホームページで発信。アーカイブで見ることもできるので、ここでは報告まで。

 板倉さんをお見送り。ようやく神経が開放されて、疲れがドッと出る。帰路のSAのスタバで、先日、ゼミ生から差し入れてもらった「キャラメルクリーム、氷少なめ、ミルク多く」を注文。例によって頑張った自分を褒める(笑)。

 帰宅。原稿を1本書いて力尽きる。

 研究室HP記事は、愛知県教育委員会事業である「ホームフレンド」に関わっている下野さんの所感。ぜひお読みください。
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ホームフレンド(下野)

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 こんにちは、7期生の下野です。私は、大学3年生から愛知県教育委員会のホームフレンド活動というボランティアをさせて頂いています。今回は、このホームフレンド活動について、綴りたいと思います。

 ホームフレンド活動とは、不登校の子どもの遊び相手や話し相手になる活動です。私は、子どもたちの最高のフレンド(友達)になることだと活動意義を位置付けています。

 ホームフレンド活動では、たくさんの子どもたちと出逢います。一期一会です。

 私がホームフレンド活動で大切にしていることは、「貴方と出会えたことがとっても嬉しい」という気持ちを活動時間に目一杯伝えること。伝え方は、様々ですが私が主に大切にする伝え方は「言葉」です。

 「言葉」には、大きな力があります。思っているだけでは伝わりません。「言葉」で必ず伝えること。私は、ホームフレンドで出会った子どもたちには、必ず帰り際「会えて嬉しかったよ。ありがとう。」と伝えるようにしています。そうすると、パッと子どもの顔が明るくなることがよく分かります。私はその瞬間がたまらなく嬉しいです。私のありがとうの気持ちが伝わったのだなと僭越ながら思っています。

 ホームフレンド活動では、子どもに笑顔になる瞬間に出会うことができます。目の前でパッとにっこり笑顔を見せてくれる時、少しでもホームフレンド活動が子どもの心に光をもたらしているのでしょうか。それは、子どもたちにしか分かりません。それでも、私は子どもたちがにっこり笑顔になる輝く姿がとても好きです。

 ホームフレンド活動。それは、子どもがにっこり笑顔で輝く姿を、見取り、ホームフレンド自身もにっこり笑顔で輝ける時間です。

 学生だからこそ、子どもたちの隣に居られて、見られる景色があります。私は、もう来年の3月にはこのホームフレンド活動を卒業しなければなりません。

 「どんな敏腕教師もずっとは側には居られないのだから、子ども自身が人生を歩めるようにしなければならない。」と、玉置先生は仰られます。まさしく、私は今そんな活動の仕方を模索中です。私が敏腕ホームフレンドだとは、そんな烏滸がましいことは思いません。それでも、私が居なくとも子どもたちがにっこり笑顔で輝けるように。出会った子どもたちが「あんなお姉さんも居たなあ」とどこかで少しの勇気づけになるように。今はそんなことを思いながら活動を続けています。

 ホームフレンド活動に携わり、子どもたちの心を癒し、にっこり笑顔に立ち会える瞬間の感動をこの先も誰かが感じてくれたら嬉しいなと思い、この記事を綴りました。

 これからも子どもたちの最高のフレンドが子どものそばに居ますように。(下野)

2022年6月4日仕事日記

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 明日は本学・岐阜聖徳学園大学 教育フォーラム2022「令和時代の教育をリードする」(LIVE配信)を開催。シンポジウム進行役として、ゲストの板倉さんから届いたプレゼンを見ながら、その展開を考える。とはいえ、「令和時代の教育をリードするために」をもう一段階絞り込んだだけ。

 明治図書数学本の原稿書き。締め切り日を考えると、このペースでは厳しいと思いながらも進まず。何か落ち着かない。

 19時から21時まで、『教室マルトリートメント』刊行記念イベント―居心地のいい学級経営を考える― 赤坂真二、川上康則対談 を視聴。職員室内人間関係作りの重要性も語られ、この分野だからこそ自分も深掘りできそうだと刺激を受ける。

 研究室HP記事は更新順を間違えたので、記事の入れ替え。7期生ゼミ5月23日の記録を岡君5月25日の記録を田中君が発信

 研究室HPトップ写真は、8期生ゼミでのワンシーンと入れ替え。

5月25日 7期生ゼミでの学び(田中)

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 こんにちは!7期生の田中です。最近は教採に向けて日々勉強と面接練習、考えの整理の繰り返しです。正直、何をどこまでやったら終わりという出口がないので不安や時にはマイナス思考になってしまいますが、絶対合格する!!!!!!という強い気持ちで最後までやり遂げます!!!!!!!

 今日は記事を書くのが遅れてしまいましたが、5/25のゼミでの学びについて記事にしていきます。この日は、多忙な玉置先生がお疲れのご様子で、自分たちだけでゼミに取り組みました。(先生、お身体に気をつけてあまりご無理なさらないでください…汗)

 いつも通り、教職プリント7枚を30分で取り組み。時間との闘いで、瞬時の判断力と正確性が求められるプリントタイム。2周目に突入しているので、1周目に比べて丸が増えていて少し嬉しいです。しかし、2回とも間違えているところは自分の弱点なので、しっかりと復習したいです。

 続いて、ペアになり、面接で聞かれた項目の出し合いっこ。酒井先生がまとめて下さったプリントを元にして、ペアで質問に対するキーワードを出し合いました。自分の考えはあるものの、人の考えや視点を聴くと「なるほど!」となります。自分の糧にできるようにしっかり心に留めておきたいです。加えて、考えていることも実際言葉にしてみると案外上手く伝わらないものでした…考えをもつ、整理・まとめる、伝わるように話す。このサイクルを練習して本番に備えたいです。

 一次試験までいよいよ残り半月となりました。「できる・できる・絶対大丈夫」と日々自分に言い聞かせてながら、前向きに試験本番まで準備を続けていきます。

(田中)

5月23日 7期生ゼミでの学び (岡)

 みなさんこんにちは!いよいよ教員採用試験まで、2か月を切って焦りがある一方、1日1日の大切さを感じている7期生の岡倖太郎です。

 今日は5月23日に行ったゼミでの学びについて、書かせていただきます。

 まずは、恒例となっている過去問演習です!2週目に突入したこともあり、スラスラ解けるところも出てきました。しかし、同じところを間違えてしまったり、1週目より枚数が増えたことにより、時間が足りなくなったりすることも出てきました。そのため復習方法についても間違えた問題を復習するだけでなく、関連知識の確認も怠ってはいけないなと感じました。
 
 次にいきなり面接を行いました。これは、玉置先生から面接の質問を受けてキーワードを答えていくというものでした。これは過去にゼミの先輩が実践していた方法だったそうです。実際に行っていくと難しさを感じました。キーワードだけというので端的に答えればいいのではないかと考えていましたが、実際は逆でした。なかなか質問に対する一言が浮かびませんでした。キーワードを答えるということは自分の考えをまとめていないと出てこないため、あらかじめ自分が質問に対して明確な考えを持っていることが大切だと思いました。だから、これからは酒井先生からいただいた質問集の中から、毎日自分の考えをまとめる練習を行う必要があると思いました。 (岡)

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2022年6月3日仕事日記

 今日は終日、小牧市立味岡小学校で指導助言の日。関わらせていただき、8年目となるだろうか。校長先生は三代目。

 8時15分ごろ、学校着。校長先生、教務主任から今年度の重点事項などを聞き、僕の関わり方を確認。

 1限は4年生全クラス、2限は3年生全クラス参観。3限から特設授業で、3限は1年生国語、4限は3年生理科、給食後の5限は4年生国語。

 例によってカメラを持って、授業の価値づけ並びに助言ポイントと思われるところを動画撮影。休憩時間にはひたすらその動画整理。つまり見てもらう動画選択とタイトル付け。

 先生方の研究協議後、僕からの指導助言。1時間。始めに「個別最適な学びと協働的な学び」、「主体性を育てる手立てとしての振り返り」の説明。その後、動画を見てもらいながらのコメント。1分延長。

 終了後、校長室で特設授業者3名に再度の指導助言。「教師が子どもの言葉を受け取る姿勢のよさ」「文章に戻るという定石の価値づけ」「同じパターンが続いたときの子どもの集中力の実際」「様々な動物になりきる楽しさから味わわせるよさ」「発問は子どもの立場にたって」「発問をぶらさない」「言葉の揺れに注意」「大きく構えてとらえる」「意図的指名のよさ」「子どものつなぐよさ」「ゆさぶりの重要性」「待つ姿勢の素晴らしさ」などを話す。

 参加したゼミ生3名(今井さん、下野さん、丹羽さん)とブリックカフェでゼミ振り返り。あるエピソードを話し始めたら止まらず。かなりいろいろな話をしてしまった(笑)。さっそく届いたゼミ生の記事にあった一文「偉い立場でも、嘘がなく本音を言える人間らしい玉置先生が私は好きです(笑)」に、話の内容が表されている。

 研究室HP記事は5月25日7期生ゼミ記録。田中君が発信
 
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2022年6月2日仕事日記

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 今年度、ぎょうせい「教育実践ライブラリ」に新たな原稿掲載の機会をいただいている。与えられた連載タイトルは「玉置崇の教育放談」。第1回は、「『どうですか?』『いいで〜す!』の教室文化への疑問」と題して書いた。それが昨日届いた。「放談」という雰囲気を出すためだろう。他の方は著者写真なのに、僕は着物姿のイラスト。まあ、これもいい(笑)。

 かかりつけの医者へ。いわば定期報告。ある相談で銀行へ。やっとこうしたことができる時間がとれた。

 14時から令和4年度熊本市立幼稚園、小・中・特別支援学校教諭及び養護教諭、栄養教諭中堅教諭等資質向上研修第2回研修講師のため、オンラインで接続。120名を超える皆さんとつながる。

 演題は「ミドルリーダー力を高める」。前半は中堅教諭として最新の教育情報を知るべきと題して、令和の日本型学校教育などの深掘り。時々、指名発言をしてもらいながらの展開。後半は、私が出会ったミドルリーダーを紹介しながら、優れたミドルリーダーのイメージを高めてもらい、ブレイクアウトルームで「課題見付け」。最後に2グループに発表してもらい終了。

 担当者との事前打ち合わせをもとに構成した1時間30分。受講者の反応が楽しみ。

 今日締め切りの日本教育新聞社からの依頼原稿書き。日が変わる2分前ほどに送信(汗)。ギリギリでごめんなさい。

 研究室HP記事は、昨日に続いて5月21日「学び合う学び研究所」でのセミナーでの学び発信。前野さんと安藤さんが発信。春日井市内学校でのICT活用に驚いた心境がよくわかる。

5月21日 学び合う学び研究所セミナーでの学び(前野・安藤)

【前野】
 こんにちは、8期生の前野佐歩です!5月21日に愛知文教大学で開かれた学び合う学び研究所セミナーに参加してきました。今日はこのセミナーでの学びについて書いていきたいと思います。

 今回のセミナーでは春日井市の学校のICT活用の事例を参考に、ICTを活用した学習について学びました。

 春日井市では、現在小学生も中学生も学校生活のあらゆる場面でICT機器を活用しています。子どもたちがICTを活用している場面を動画で見せていただいたのですが、子どもたちが当たり前のようにICTを使いこなしている光景はかなりの衝撃でした。

 いくつかの授業でのICT活用例を学んで感じたことは、ICTは個別学習にも協働学習にも大きな効果をもたらし、子どもたちの問題解決能力を育てていく上で重要なツールになりそうだということです。

 国語や社会の授業で、個人で情報を収集し思考を整理していく時には、ICTを使うことで、扱うデータ量が増え、児童生徒の活動時間も増えるので段々と情報活用能力が育成されていきます。また、その整理した情報や思考を周りと簡単に共有出来るのでアウトプットの量・質が向上します。このような効果によって主体的な協働学習が可能になっているのだということを学びました。

 また、数学の授業等子どもたちの知識・技能の習得状況別に個別学習を進めたい場面では、ICTで様々な教材を配信し子どもたちがその中から自分に適している教材を選んで取り組むことで、主体的且つ個々に寄り添った学習が可能になっているのです。
ICTの活用で「自ら学ぶ」体験を実現し、子どもたちが自分の力で課題を解決していくことで、問題解決能力が育っていくのだと思いました。

 今回のセミナーでICTを活用した学びの例をたくさん知り、果たして私にもこのような授業が出来るようになるのだろうかという不安も感じましたが、お話の中にもあったように、まずは自分がICTを活用してみてその便利さを味わうことが必要だと思います。ゼミでもICTを使った新しい企画が始まりそうなのでとってもワクワクしています!

 この度は、とても学びの多いセミナーに参加させていただき、ありがとうございました。(前野)


【安藤】
 こんにちは、8期生の安藤です!5月21日に第2回目の学び合う学び研究セミナーに参加させていただきました。セミナーでは春日井市での実践状況からGIGA環境を活用した学びについて議論を深めました。3時間はあっという間でしたが、変わりつつある教育の実態を知り、さらに先生方との話し合いで内容を深められて、とても濃い時間でした!

 では、さっそく記事にしていきたいと思います!

 まず、実際にICTを活用している様子を見させていただいて、子どもたち自身で授業を進めたり、活動に取り組んだりする姿がとても印象的でした。特にJamboard活用することで自分や友達の思考が可視化され、対話へつながり、アドバイスをし合って思考を深めてくというサイクルが出来あがるので思考の質、聴き合う力のアップに有効だと思いました。

 子どもたちにICTをとりいれた活動を行うために、まずは私たちが日常的に活用し、活用のイメージをつかむことが大切だと学びました。

 ICTの活用によって話合いに参加しづらかった子もチャットや共有スペースを活用して話し合いに参加しやすくなり授業参加しやすくなると思います。加えて、自ら情報を集めることは、多くの情報が溢れている社会の中で暮らしていくために必要な力を身に着けられると思います。

 今回のセミナーの内容から、スプレッドシードを教育で活用できないか、まずはゼミの中で試してみることにしました。私はスプレッドシートを使う機会があまりなかったので、実際に使ってみる中でメリット・デメリットを把握し、活用イメージをつかめるよう挑戦します。

 このセミナーはお菓子も頂けて、先生方ともお話しでき、さらにとてもアットホームな空間なので大好きです。かりんとう饅頭美味しかったです。参加させていただき、ありがとうございました!(安藤)

※写真は春日井市立高森台中学校ホームページからです。

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2022年6月1日仕事日記

 昨夜遅くに送っておいた日本教育新聞連載中の「提言」原稿。さっそく高橋さんが手をいれていただいて校正確認メールが届く。高橋さんのおかげで、いつものようにより読みやすくなった原稿。校了連絡。

 1限は看護学部「生徒指導論」。今回は「治療的予防」と「教育的予防」の理解と深掘り。ロールプレイは保健室で泣きじゃくる女子生徒への対応。体験的(笑)とらえがあって、よい話し合いとなった。

 2限は7期生ゼミ。6月に入ったこともあって、短い訓示(笑)。教採過去問と「こんな面接官は嫌だ」と声が出る事例で学ぶ。

 12時30分ごろ大学を出て、岐阜市役所へ向かう。13時10分ごろ会場着。

 13時30分からの岐阜市教育振興基本計画検討委員会に参加。冒頭で委員長を仰せつかり、水川教育長から諮問書をいただく。10名の委員のうち、本学の福地先生も委員のお一人。心強い。

 事務局提案を受けて、2つの議題について審議。とはいえ、今回は各委員の思いを聞くことが中心。進行役を仰せつかった自分は、委員の発言から計画に大いに反映すべきことと判断することを価値づける意味でのまとめをさせていただいた。

 会議終了後、最上階18階の教育長室を訪問させていただき、しばし懇談。

 大学へ戻る。途中のデニーズでしばし休憩。大学着。実習課から相談メールが入っていて詳細を聞いて、実習委員長として判断。

 17時45分ごろ、6期生伊藤君来研。19時ごろ金子さん来研。19時30分ごろ酒井さん来研。かつてのゼミ生で賑わう研究室。楽しい話、苦しい話などをいっぱい聞いて、元気を出させてもらう。

 20時15分ごろ大学を出る。ナビにしたがって一般道を使って帰宅。明日は午後のオンライン講演だけだと思うと、気力が抜けてのんびりできた夜。

 研究室HP記事は、5月21日学び合う学び研究所セミナーでの水谷校長講演から学んだことを今井さんと柴山君が発信。異なる視点での記録で、良い意味で面白い。

5月21日 学び合う学び研究所セミナーでの学び(今井、柴山)

 こんにちは、7期生の今井美羽と8期生の柴山輝大です。先日行われた、学び合う学び研究所第2回セミナーに参加させていただきました。今回は、1人1台クラウド環境を活かした学びについて、春日井市の実践から、水谷年孝先生の講話を聞かせていただきました。その時の2人の学びです。

【今井】
 今回のセミナーを通して、改めてICTを活用する意義を知ることができました。私が最も有効だと感じたことは、データを共有できるということです。

 ICTを活用することで、授業中に提示する資料、動画を共有することができます。そうすると、子どもが必要に応じて、再度見ることができるのです。「必要に応じて」というのが重要で、これは個別最適な学びに繋がると思いました。

 さらに、欠席した児童生徒や学校に通うことが難しい児童生徒にも、資料や動画を共有できます。インフルエンザで1週間程欠席した時、机の中にプリントが大量に入っていて、泣きそうになったことを思い出しました。何の授業か分からないし、友達のプリントを写すしか方法がありませんでした。次の授業はこの続きだけど、大丈夫かな?と。

 データの共有によって、このような児童生徒が、自宅で取り組むことができたり、後から自分で資料や動画を見ながら授業で何やったか知ることができます。「遅れ」は、学校が嫌になるきっかけになります。「遅れ」を感じさせないようにすること、これは凄く重要です。

 ICTを活用することは、授業中の活動だけでなく、授業外での学習にも有効であるということを感じました。(今井)

【柴山】
 「教えるという意識を捨てる」
 今回のセミナーで一番印象に残った言葉です。確かに、先生が準備した情報以外のことを生徒が集めてくることは、授業の展開的に不安だと思います。

 しかし、それを恐れるのではなく、子どもと一緒に学びを楽しむ姿勢が大切なのです。教科書を軸の資料として使い、自然と情報を集めたくなるような課題設定を授業で行っていけば、本筋から外れた情報収集は行われにくくなると思います。結果として、先生からの情報も減り、自ら情報を集め、活用する力をつけることにも繋がるのではないかとも考えました。

 子ども達をICTの海に放つには勇気がいりますが、自分も「多少の事故はしかたない」くらいの心の余裕を持ち、子どもに任せる場面を子どもの実態に応じて増やして行けたら良いなと思いました。そのために、まずは自分達が様々な ツールや活用法を試し、知識の引き出しを増やしていきたいと思います。

 また、これからは子どもが興味を持てる課題設定についてや、情報の正誤性を判断する力は日頃からどのように育んでいけばよいのかについても考えていきます。(柴山)

 このセミナーを紹介してくださった玉置先生、セミナーに関わってくださった先生方、そして共に学んだゼミ生、本当にありがとうございました。(今井、柴山)

※写真は春日井市立高森台中学校ホームページからです。
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2022年5月31日仕事日記

 今日も予定はびっしり。忙しい1日になりそう。7時ちょっとすぎにいつものように研究室着。

 1限・2限の第7回「教師論」は、自分自身をフューチャー。僕へのインタビューをもとに教師観を書いていただいた記事読みから開始。その後、「子どもの言葉で創る数学授業」と依頼を受けて行ったセミナーでの記録映像をもとに、子どもとともに創る授業について深掘り。授業を受けている身になったことで、発問に込めている僕の思いもしっかり読み取る学生が多数いて、嬉しいこと。

 1年生教師論受講している学生が来研。希望を聞いて教育書を紹介。7期生岡君来研。自分の考えを改めてしっかり伝えてくれた。頑張れ!

 福地先生とフレンドシップ3・4の打ち合わせと依頼。

 13時から明日の岐阜市教育振興基本計画検討委員会の事務局による事前説明をオンラインで受ける。

 13時30分から吹田市教育センターの米田さんらと夏の研修の内容についてオンライン協議。

 14時50分から8期生ゼミ。今日は安藤さんと前野さんが模擬授業。前回の二人の模擬授業での学びと事前レクチャーを活かして、参観した7期生の下野さんから及第点がもらえた授業。同感。詳しくはこれからのゼミ生の記事にご期待を。

 16時45分から17時30分まで、今年度2回関わる稲沢市立牧川小学校の校長先生らが来研。今年度の研究内容をお聞きして、訪問日にどのような助言をすべきかを協議。動画を見てもらいながらの僕の説明には大いに納得していただけた。

 17時30分から本学サークル笑タイムの二人が来研。落語の稽古依頼を受けて、冒頭のくだりだけで20分間ほど稽古をつける。宿題を出して終了。

 18時から名古屋市立露橋小学校の教頭先生とズームで訪問内容を協議。ほぼ固まる。

 教師論の振り返りを読み、赤入れ。回を重ねるごとに教師の在り方や授業の構成についての捉え方がよりよくなっている記述ばかりで、授業者としての喜び十分。

 ナビで高速渋滞情報を把握して、一般道で21時に自宅着。

 本日締め切りの日本教育新聞社の「提言」を書き上げて送信。綱渡りの日々。

 研究室HPは昨日に続いて、春日井市立藤山台中を参観した記事を丹羽さんが発信。かつての恩師に出会えた喜びも記されている。

5月20日 春日井市立藤山台中学校での学び(丹羽)

 こんにちは。7期生の丹羽真琴です。5月20日に、春日井市立藤山台中学校での校内授業研究会に7期生の今井さんと共に参加させていただきました。数学と体育の授業を見学させていただきました。

 沢山学んだことはありますが、特に学んだこと2点を書かせていただきます。

 1つ目は、ICTの利用の仕方とそのメリットです。
 
 数学の授業では、フラッシュカードを利用して用いていました。ICTを用いることで教師は、簡易に全生徒分作れることがとてもいいと思いました。また、めあてを考える時間では、自分の考えるめあてを打ち出し、先生は全員の回答をスクリーンに写していました。そこから意図的指名で生徒に考えていたことを発表していたので、とてもいいなと思いました。
 
 体育の授業では、振り返りを書く時にChrome Bookを利用していました。自分たちの時代は体育に振り返りの時間などはなかったのでびっくりしました。(笑)

 2つ目は、子供たちのファーストタッチを大切にするということです。
 
 数学の授業についての研究協議をしたときに、「教科書の例題はたまに難しいものがあるから、例題よりも簡単にしたものをやることがある。それができてから例題をやる。」という意見を聞きました。確かに、子供たちにとって、はじめのハードルが高いと、それだけで「もう数学いいや。」というマイナスな気持ちにもなってしまうだろうと思いました。教科書の流れ通りやるものだと思っていたので、子供たちに合わせた、子供たちのために行う工夫はとても大切だと思いました。

 学んだこととは、別になりますが心に残ったことがあったのでそれも書きたいと思います。
 
 なんと中学校の頃2年間お世話になった先生に会いました。担任をしてもらったわけではなく、音楽の先生でした。8年以上経った今でも、自分のことをみて「丹羽さんかな?って思ったよ」と伝えてくれて覚えてくれていました。また、「音楽の先生じゃないの?あなたの歌ってる姿素敵だったのになぁ。」ということまで伝えてくれました。そこまで覚えてもらっていて、とてもとても嬉しかったです。今日まだ覚えてくれるほど、担任を持ってもらったわけでもない自分に沢山愛情をかけてくださっていたんだなと思いました。また先生になって会えたらいいです。

 今回、現場にいくからこそ見られたこと、感じられたことが沢山ありました。学生の間に現場に沢山いける機会、そしてたくさんの先生の授業を見て学べる機会、玉置ゼミだからこそ経験できることを大切にしていきたいし、残りの学生生活で積極的に学んでいきたいなと思いました。

 玉置先生、このような貴重な機会を本当にありがとうございました。春日井市立藤山台中学校の先生方も本当にありがとうございました。(丹羽)
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